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    元スレ魔王「ふふふ……待っていたぞ、勇者……よ?」

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    みんなの評価 : ★★
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    601 = 544 :

    スーパーサイヤ人だと

    602 = 560 :

    サウンドステージ

    603 = 1 :


    老人「おはよう」

    「んーおはようござ……あれ?」

    老人「どうかしたかね」

    「ご老人ですよね?」

    老人「何が言いたいのかよくわからないのだが」

    「失礼、何でも無いです」

    老人「そうか」

    605 = 1 :

    老人「私はすることがあるので失礼するよ」

    「あ、はい」




    「と、いうことが今朝方ありまして」

    「ふーん……何故?」

    「わからない」

    「完全に全てを忘れてしまう訳ではないんでしょうね」

    「おかしい」

    「……おかしいだけなら今まで通り」

    「それもそうか」

    「毎回言ってません?」

    「そうだっけか」

    606 = 1 :

    「覚えてるとなると長期滞在は不自然になりますね」

    「個人宅だからね」

    「考えがないでもないです」

    ------------------------------------

    キィ

    老人「おや、魔法使い君かな」

    「こんにちわ」

    老人「何か用かね」

    「この家にある本で興味があるのが沢山あるんです」

    老人「本読むのは大いに結構だ」

    「ありがとうございます。と、いう訳でもう少し滞在させてもらって良いですか?」

    老人「ふむ……構わないよ」

    607 = 556 :

    原作つきならサイドストーリーとも言うね。
    英語的に正しいかは、どうなのかな。

    608 = 1 :


    「そういう訳なので私は本を読んでますね」

    「戦力一人減かな」

    「ま、聞きたい事があったら魔法使いのところまで行けばいい」

    「そうだね」

    「申し訳ないです」

    「どうせ俺の仕事だからな」

    「早めに決着がつくように頑張ろう」

    「だな」

    609 = 544 :

    ほむ

    610 = 1 :

    「聞きたい事があるのですが」

    老人「何でも答えてあげよう、覚えている事ならの」

    「ありがとございます。昨日は日記をどうしましたか?」

    老人「日記……?あぁ、すっかり忘れておった。物忘れが激しくていかん」

    「つまり昨日は日記が見つからなかったんですか?」

    老人「そういうことじゃ」

    「そうなんですか」

    老人「後でもってきてあげよう」

    「いえ、やはりいいです」

    老人「そうかね」

    「あ、それから。その日記は特別な日記なのですか?」

    老人「特別か…?いたって普通の日記だと思うのじゃが」

    「そうですか」

    老人「ごほっ ごほっ…… すまないが席を外させてもらうよ」

    「体にお気をつけて」

    613 = 421 :

    なんどでも支援する
    それがサカの掟

    614 :

    支援

    一緒に呪いに立ち向かってくれる僧侶ちゃんマジ健気

    魔法使いには呪いの影響無いんだろうか

    615 = 427 :

    2冊の本の内容も気になるよな・・・

    最初の本は僧侶に関する事にが書いてあるのだろうか?



    耳が弱点とか

    616 = 556 :

    落ちるの早すぎだろ…と思ったら

    >>614
    sageてんじゃねーよwww

    617 :

    しえーん

    618 :

    最終的に
    僧侶が
    「淫乱悪魔プルプルプリン」
    に変身するってのは予想出来た。

    「金玉刈るぞコラー!」

    周囲を威嚇して

    完結。
    チャンチャン

    619 = 1 :

    「日記の場所は聞けそうに無い」

    「何故?」

    「日記を見つける→記憶が消える」

    「なにそれこわい」

    「どうしようかね……面倒だな」

    「まだだよ、日記は利用したい」

    「わかってる。毎回回りくどすぎる」

    「落ち着いて」 ナデナデ

    「……」 ナデラレ

    「……」

    「落ち着いた」

    「怒らないんだ」

    「なんで?」

    620 :

    なぞなぞ

    621 = 420 :

    勇者狂ってきたね

    622 = 1 :

    「なぁ僧侶」

    「何でしょうか」

    「何故ご老人はあんな危ない日記を持っているんだろう」

    「それは私が知るはずの無い事です」

    「そうだな……本……んー」



    「ちなみに愛読書は週刊外道」

    「週刊誌なんて定期的に買える訳無いだろ 嘘乙」

    「……」

    623 = 1 :

    「おはよう」

    「おはようございまーす」

    「何か面白いものあった?」

    「ありまくりですよー、例えばほら『禁書目録』ってすごいんですよ」

    「何がだよ」

    「これさえあれば何でも出来るような気がしてくるんです」

    「そげぶ」

    「?」

    「ま、引き続き粘っててくれ」

    「了解しましたー」

    624 = 1 :

    「そうだ……これを持っていこう……」

    「何をしているの?」

    「んーご老人と今日もお話するから、その準備」

    「頼んだよー」

    「おうよ」

    「おうよ 似合わない」

    「何で」

    「それは私にわかるはずが無い」

    628 = 1 :

    老人「客人か」

    勇 (えぇー) 「朝早くに勝手に上がってしまい申し訳ありません。勇者といいます」

    老人「勇者君か……人が来るのは久しいな」

    「国外れに家があるのは珍しいと思ってつい」

    老人「ほっほっほ、そうかそうか」

    「少し家の中を見てもよろしいでしょうか」

    老人「構わんよ、物によるが気に入ったのがあればもっていってもよい位だ」

    「ありがとうございます」

    629 = 1 :

    -----------------------------




    「リセットされた」

    「リセット?」

    「記憶がまた無くなってる」

    「はぁ……わざとだったりしないよね」

    「それはわからないさ」

    「準備は無駄に?」

    「残念ながらね」

    「大変だろうけど、頑張って」




    -----------------------------

    630 = 1 :

    「ご老人、少し質問が」

    老人「何かな」

    「この本が何なのか知っていますか?」

    老人「それは……知らないな?」

    「そうですか……」

    老人「待てよ……君はひょっとすると 勇者かね?」

    「はい」

    老人「勇者か、懐かしい響きだ。」

    「それがどうかしたのですか?」

    老人「その本を貸してみなさい」

    「は、はい」

    631 = 597 :

    これいつ終わるの?
    このジジイじゃないけどいい加減長すぎて最初のころの記憶が㌧できた

    632 = 1 :

    老人「ここにもう一冊の本がある」

    「もう一冊?」

    老人「この本は三部作らしかったのでな」

    「はぁ」

    老人「私は勇者だった」

    「そうなのですか……」 (知ってるけど)

    老人「そしてある日、偶然洞窟の奥底でこの本を見つけたのだ」

    「私にはさっぱりその本の文字が読めなかったのですが」

    老人「魔導の心得があるものなら読めるかもしれぬ」

    「無いので無理です」

    老人「そうか」

    「で、どうすれば良いんでしょうか?」

    老人「三冊纏めて燃せば良い」 ボッ

    「えっ?」


    パチパチパチパチボワッ

    633 = 429 :

    しえん

    634 = 1 :

    プスプス

    「燃え尽きちまった……真っ白にな」

    老人「もう少し見ておれ」

    「……」

    老人「……」

    「……」

    老人「……」

    「あの」

    老人「なんじゃ?」

    「何かありましたか?」

    老人「……すまぬ」

    「えぇぇぇぇ」

    老人「お詫びに夕食でも作ろうかの」

    「……過ぎた事は仕方ない、お願いします」

    老人「ほっほっほ」

    635 = 556 :

    しえん

    636 :

    記憶が飛んだら最初から読めばいいじゃない

    637 = 427 :

    燃やされたのは洞窟で取ったやつ?

    幽霊からもらったやつ?

    638 = 427 :

    >三冊纏めて

    ごめんどっちも燃やされたんだね

    639 = 1 :

    「ただいまー……って何してるの?」

    「……」 ガクガクブルブル

    「布団に包まって、大丈夫?」

    「む、無理」

    「何があった?しっかりしろよ」

    「変なものが見える……」

    「は?」

    641 :

    「何かありましたか?」

    老人「……すまぬ」

    「えぇぇぇぇ」

    この流れで吹いたwwww

    642 = 1 :

    「変なものって?」

    「お化け……」

    「……は?」

    「いや、だって、お化けが見えるんだもん」

    「本当に大丈夫か?」

    「布団から出たくない」

    「俺には何も見えないんだけど」

    「……え?」

    「ちょっと顔出してみてよ」

    そーっ

    「あれ?」

    「大丈夫? 頭」

    「失礼な」

    「元気なら何より」

    「でもさっきは……何だったのかな」

    643 = 1 :

    「……」ぼーっ

    「ちょっと心配した」

    「ごめんなさい」

    「全く……杖まで投げ出して……」 ヒョィ

    「あ、ごめ

    「!!!!!!」 ブンッ

    「危なっ!!」

    「うわぁぁ」 ポイ ドス

    「な……今度は何?」

    「あの杖……何?」

    644 = 1 :

    「幻覚が見える杖だったのか、あれ」

    「そんな事は無いけど……」

    「持ったら何か見えたぞ」

    「……確かにさっきも私は杖を握ってた」

    「原因に心当たりは?」

    「無いよそんなの」

    「何故……」

    「持つの怖い」

    「……あ」

    「え?何?」

    「あれだ」

    「どれ!?」

    646 = 1 :

    「……この杖どうしよう」

    「捨てるか?」

    「でも貰った大切そうな杖だよ?」

    「俺は真っ先に鋼の剣を売ったからな」

    「……もう一度触ってみる」




    「あぁ……やっぱり何かがこっちをみてる~~」

    「頑張れー」

    「怖いよ、消えてよ、居なくなれっ」

    「そんなにお化けが嫌いか」

    「……あ」

    「どうした?」

    「居なくなった」

    647 = 1 :

    「ただいまです」

    「おかえり」

    「……何だか疲れてません?私が居ない間に何やってたんですか?」

    「ちょっと妄想に走りすぎだ」

    「ちゃんとご老人から日記の事を聞き出してくださいよ?」

    「ん、もうちょっとだから頑張る」

    「ちなみに見つける君弐式は活用してますか?」

    「あ」

    「あ、じゃありませんよ」

    「まぁまぁ、今日は何を読んでいたの?」

    「今日は鎧の衣服への定着法についての報告書を読んでました」

    「……魔法使いは何を目指しているんだ」

    648 = 427 :

    聖職者なのにお化けが恐いとは…

    まったく、けしからん

    まったく……



    僧侶かわいいよ僧侶ぉ

    649 = 1 :

    「なぁ僧侶」

    「何でしょうか」

    「何故ご老人はあんな事を知っていたんだろう」

    「それは私にわかるはずが無い事ですよ」

    「そうだな……勇者、研究者?……んー」



    「ちなみにあんな事ってまだ私何のことだか聞いてないんですけど」

    「あんな事やこんな事は一杯あるからな、説明するの面倒」

    「……」


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