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    元スレ魔王「ふふふ……待っていたぞ、勇者……よ?」

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    みんなの評価 : ★★
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    101 = 1 :

    「男さ~ん!!」 ダダダダダダ

    「……?」 サッ

    「あれは敵じゃないよ」

    「お、脅かさないで下さい」 ハァハァ

    「……誰?」 スッ

    「いや、どう見ても重臣でしょう」

    「今流行りの転職して薔薇色人生!って奴です」

    「それで何故こっちに?」

    「実はですね……」

    「何か理由が?」

    「転職したのいいですけど雇い先が無かったんですよねぇ」

    「あるある」

    「と言う訳で連れてって下さい!!」

    102 = 1 :

    男【明らか過ぎる嘘だ】

    女【まぁ、自らを慕ってくれる人間が居るのは良い事ですよ】

    男【ところでどうする?】

    女【何がですか?】

    男【この空気だともう国に帰れないだろ?】

    「あ……」


    「え?え?何ですか!?」

    103 = 1 :

    「とりあえず一番近い国に勇者名義で突撃するしかないな」

    「騙せるんですか?」

    「勇者パスポート(略してYP)が必要だったはず」

    「……YPって何だよ 聞いてないよ」

    「そこら辺の管理は私達の役目でしたからねー」

    「ですねー」

    「……くっ」

    「とりあえず行きましょう」

    104 = 1 :

    「俺の装備:鋼の剣 布の服」

    「私は:キレイな石をはめた杖 聖なるドレス」

    「えーっと:オニキスの杖 魔導ローブ」

    「俺だけ貧弱じゃないか?」

    「貧者貧弱ゥ」

    「ま、装備が弱くても大丈夫でしょう」

    「本当か?」

    「だって私達何の職業にもついてないじゃないですか」

    「あ、魔に守ってもらうって事か」

    「え?えぇぇぇ……」

    105 = 1 :

    -----------------

    「炎渦ver1.2!!」

    「倒しましたっ!」

    -----------------



    「……」 キュー

    「ま、実質一人でこの広大なる草原を進んでるに等しいからな」

    「荷物を持ってあげてるんだからこの程度で音を上げるなんて」

    「ひんじゃくひんじゃくー……」

    「ま、休憩しようか」

    「そうですね」

    106 = 1 :

    「グルルルルルルル」


    「……」チャッ

    「……強いでしょうか?」 サッ

    「……」スースー

    「寝てる」キュイーン

    「やってみますか」 ダダダダダ




    --------------------------------

    108 = 1 :

    「おはようごz……きゃぁっ!!」

    「……」 ドクドク

    「……」 ダクダク

    「え?え?こ、こういう時は止血系の魔方陣?あれ?あれ??」

    「だ、大丈夫……」 バタッ

    「すぐには死なないはず……」 ヘタッ

    「誰かーーー!!誰かーーーーー!!!」

    109 :

    ぱなく面白くないね

    110 = 1 :

    -----------------------

    「…ん、んん」

    「気がつきましたか!?」

    「ここは誰の家だ」

    「通りすがりの僧侶さんの家です」

    「…? まぁいい、女は何処に?お前は大丈夫だったか?そして俺は何日寝てた?」

    「一遍に聞かないで下さい。女さんは近くのベットで寝てます。
    私はずっと元気でした。男さんはまだ一日しか寝てません」

    「そ…そうか、良かった」

    「私は回復させられないし薬草の存在忘れるし、本当は僧侶さんが居なかったらちょっと危なかったです」

    「えーえぇぇ……」

    111 = 64 :

    >>109
    日本語でおk

    しえん

    112 = 1 :

    「女はまだ起きてこないか……」

    「ちょっと心配です」

    「その前に僧侶って人に礼を言わなければな」

    「そうですねー」

    113 :

    かわいくておもしろいです

    114 = 1 :

    僧侶「こんにちわ」

    「お世話になりました」

    僧侶「いいえ、気にしなくていいんですよ困ったときはお互い様です 王様」

    「流石僧侶とだけはあって言う事が……今何と?」

    僧侶「困ったときはお互い様です」

    「もうちょっと後」

    僧侶「王様」

    「……何故名前を?お前は僧侶だったか?」

    僧侶「えぇ、そうです 自分で言いましたよね それ」

    115 :

    重臣が魔となっているのを見て魔族に転生したのかと思った
    お馬鹿さぁんは俺だけに相違ない

    116 = 1 :

    僧侶「あ、そんな身構えないで下さい。私は貴方を殺すつもりはありません」

    「そ、そうか」

    僧侶「ゆっくり休んでいってくださいって構いませんよ、部屋が四つ以上空いてるので」

    「すまない……あ、そうだ」

    僧侶「何でしょうか」

    「勇者が持っていたYPをお前は持っていないのか?」

    僧侶「持ってますね」

    「頼む、くれ!」

    僧侶「今はお断りしますね」

    117 = 100 :

    >>115
    もう、お馬鹿さぁん

    118 = 1 :

    「何故だ?」

    僧侶「んー何故だ、と聞かれましても」

    「俺たちの行く手を邪魔する理由は何だ?」

    僧侶「気分ですかね」

    「は?」

    僧侶「ま、自力で探すと言うのなら止めませんが。では私はこれで」

    「……なんなんだ」

    119 = 1 :

    「男さーん、女さんは起きる気配0です」

    「そうか……しばらく滞在する理由が出来たな」

    「滞在したくなるような何かがあったんですか?」

    「あの僧侶は勇者一行の僧侶らしい」

    「……あ、あぁなるほどー あるんですね?YP」

    「何か探知系魔法とかないの?」

    「それほど便利なものはまだありませんね」

    「どうするかな……」

    120 = 1 :

    「……」ガサゴソ

    「……」ガサゴソ

    「…りんご」 バッタン

    「…ごま」 ガタン

    「…ママレード」 ガサッ

    「…ドーナツ」 バサッ

    「…ツンデレ」 バコッ

    「…レモン   あ」 ガラッ

    「…… 無いな」

    「ありませんね」

    「またやるのか……」

    「何をですか?」

    「何でも無い、でも長い事泊まることになるかも」

    121 :

    俺は寝るぞ>>1ー!

    122 = 1 :

    僧侶「こんにちわ」

    「やぁ世話になってるよ、ところで」

    僧侶「YPの場所は教えませんが」

    「……くっ」

    僧侶「それ以外でしたら何でも答えますよ?」

    「……風呂場はどっちだ?」

    僧侶「あっちです  また明日」

    123 = 1 :

    「……魔も女も居ないな」

    「……風呂場だから居たら困るけど」


    ガララッ


    (!?)

    僧侶「どーも」

    「何しに来た」

    僧侶「何って……湯浴みに」

    「そうか」

    124 :

    謎が多すぎてよくわかんないのは俺がバカだからか?

    125 = 1 :

    僧侶「~♪」バシャッ

    「……」ジーッ

    僧侶「~~♪」 ジャブジャブ

    「……」ジーッ

    僧侶「~~~♪」 チャポン

    「……」ジーッ

    僧侶「―――♪」 パシャッ

    「……」ジーッ

    僧侶「何もしませんよ」

    「知ってるよ  お先」 ザパァ

    126 = 1 :

    >>124 謎をkwsk
    ちなみに女と僧侶が意味不なのは仕様です
    それ以外は俺の説明不足です

    127 :

    王様がパターンを解いていく
    わかってるのはこれくらいよね?

    128 = 93 :

    >>115
    ふっ俺は随分馴れ馴れしい魔王だなって思ったぜ

    129 = 1 :

    「カードは見つかりそうですか?」

    「さっぱりだ」

    「私も頑張っては見たんですけどよくわかりませんでした」

    「夕食を作って食べたらもう一度部屋中探すか」

    「そうしましょう」


    「でも一番怪しいのはあいつの部屋だな」

    「それはそうなんですよねぇ」

    130 = 124 :

    >>126第二章が全般的に謎なんだが…
    戦士のパターンや自殺の原因、王と紀はどこへ行ってのか、とか…

    131 = 1 :

    僧侶「昨晩はお楽しみでしたか?」

    「生憎浮気はしない主義でね」

    僧侶「それは神の道に仕えるものとして喜ばしい限りです」

    「ところでお前の部屋って何がある?」

    僧侶「そうですねぇ……色々です」

    「いいよ全部言ってくれ」

    僧侶「え、全部ですか?長いですよー」

    「構わん」

    僧侶「羽ペン 紙 羊皮紙 インク 赤インク パン 棚 椅子 机 丸椅子 揺り篭 ランプ ランタン
    毛布 掛け布団 ……」


    -------------------------------




    僧侶「――――B玉 あのときの思い出……」

    「すまん もういい」 グッタリ

    僧侶「あれ?そうですか」

    132 = 1 :

    「勇者の時は単一の回答だけだった」

    「戦士さんは質問を質問で返すことでしか会話が出来なかった」

    「そして二人とも死んだ、戦士の自殺の理由は不明」

    「……やはり僧侶さんも死んでしまうんでしょうか」

    「かもな」

    「その言い方はちょっと酷いです」

    「……僧侶は何がおかしいんだろうか」

    「会話が普通に成り立ちますからね」

    「女に頼れないと辛いな」

    「……もう」

    「あ、悪いな」

    「……私も頼りにして下さいね」

    「現在十二分に頼りにしてるよ」

    「無茶しちゃ駄目ですからね」

    133 :

    YPがヤンデレポイントとしか思えないから寝る

    134 = 1 :

    「女が何時まで経っても起きないからつい事情をしゃべってしまったけど……」


    女【頼りにして下さいね】


    「といったような事を言われてはせざるをえない」

    「……YPに関係する事は絶対にしゃべらないんだよな 何故か」

    「どうしようか」

    135 = 1 :

    「勇者パスポートは何処だ!!」

    僧侶「……」

    「お前の元パーティーリーダーが持ってた身分証明書は」

    僧侶「……」

    「見知らぬ人間が他の町に入るのに必要な!!」

    僧侶「……」


    「正面突破は無理だ…」

    136 :

    独特だな

    137 = 1 :

    「……」

    「……」ナデナデ

    「……どーしよ」

    「……」ナデナデ

    「柔らかいなー」

    「……」ナデナデ

    「流石に体を拭いてるだけだからちょっと臭いがなー」

    「失礼な」 ガバゥ

    「!!」 ビクッ

    138 = 124 :

    王紀=男女で今二章から読み直して来たらバカな俺でもわかったよサンクス

    つ支援

    139 = 1 :

    「おはよう」

    「良かったです」

    「丸三日か」

    「そんなにかな」

    「嘘をついても仕方ありません」

    「……迷惑かけたね」

    「大丈夫ですよ」

    「お前が無事なら何よりだ」

    「ありがとう……ありがとう……」 ポロポロ

    「?? な、泣かないで下さい」

    140 = 1 :

    「……なるほど 状況はわかったよ」

    「僧侶の口をいかにして割らせるか」

    「でも場所は絶対に言わないのでしょう?」

    「そう」

    「ちなみにまだ襲って縛ったりはしてません」

    「ま、それは返り討ちにされるだけだと思いますよ」

    「やっぱりか」

    「どうしましょう」

    「本当にな」

    「三人集まればモンジャの知恵だ」

    「ボケ?」

    「……ちょっとお風呂入ってこようかな」

    「入水自殺を図らないように私も入ってきます」

    「あ、いってらっしゃい」

    141 = 127 :

    重臣も女だったのか…

    142 = 1 :

    僧侶「何だか久しぶりな気がするよ」

    「私としてはさっさとここを離れたいところなんだけどな」

    僧侶「いつでもどうぞ」

    「ま、そういうわけにも行かないわけだ」

    僧侶「お互い様ですね」

    「やはり迷惑だったのか」

    僧侶「そうですねぇ。公然と大自然の中で公開自……」

    「それは私達が居なくても自重して欲しいものだな」

    僧侶「で、質問は?燃えないゴミは自力で捨てて下さい」

    「お前と戦士は何が違うんだ?」

    僧侶「呪いの影響度合いじゃないですか?」

    「そしてその呪いって何だ?」

    僧侶「それは私の知るところでは無いです」

    「……」

    僧侶「聞きたい事はそれだけですか?  では失礼」

    143 = 1 :

    「……もう一度手探りで言ってみるか」

    「ただいま戻りましたー」

    「ごちそうさまでした」

    「……もう」

    「な……まぁいいや」

    「どうだった?」

    「ごめん いい文句が思い浮かばない」

    「私は男を助けられない」

    「だろうな」

    「何でですか?」

    「それは俺にわかるはずが無い事だ」

    「そして私も答える気は無い」

    「…………」

    「なんにしてももう一度探そう」

    144 :

    追い付いた
    これは良スレ

    145 = 1 :

    ごめんなさい
    さるさんくらいまして現在pspより書いてます
    いつ溶けるか知らないのですが
    もしとけたら書きます
    二時間くらいおやすみなさい

    146 = 1 :

    あれ?書ける?

    147 :

    おやすみなさい では

    148 = 1 :

    えーっと……さるさんって15分位で解けるようなものでしたっけ?
    もうお風呂入る気まんまんだったのでちょっと中断です

    149 :

    まってるぞ。こういう不思議なの好きだ。

    150 :

    電車の中から支援


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