元スレ貴音「これが……恋患いでしょうか……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
アイドルマスターのキャラクター、四条貴音のSSです。
また、この物語はフィクションであり、登場する団体・人物などの名称はすべて架空のものです。
ご了承の上、お読みください。
4 = 1 :
10月上旬/14:00/765プロ事務所
貴音(わたくしは、どうしてしまったのでしょう)
貴音(プロデューサーの顔を思い浮かべると、胸がしめつけられる様に痛みます……)
貴音(もしや……これが恋煩いというものでしょうか……?)
貴音(…………)
7 :
できる>>1がいると聞いて
8 :
やよい、美希書いた?
9 :
いいネタだ
10 = 1 :
真「あっ! 貴音! ちょっとこっち来てよ」
貴音「……はて? 皆で顔を寄せあって、何を……?」トテトテ
春香「実は、みんなで雑誌を読んでるんです~」
美希「貴音! これ見て? ここのケーキ、とっても美味しそうなの!」
響「まあまあ、貴音も座ってすわって」
貴音「は、はあ……」チョコン
真「やっぱり、こんなお店に行くなら……彼氏とだよねっ!」
春香「そうだね~。ま、実際はそんな男の人も、居ないんだけど……」ガクン
美希「ミキ的には、真くんとなら行ってもイイと思うなあ」
響「なら自分は、ハム蔵たちを連れて行ってみたいぞ!」
真「ね、猫カフェとかじゃないんだからさあ……」
11 :
期待せざるをえない
12 :
スレタイだけでおっきしちゃった///
13 :
響可愛い
14 = 1 :
>>8 はい。書きました!
貴音「……ここは、喫茶店、なのですか?」ハテナ
真「そうだね。最近オープンしたらしくってさー」
春香「なんてゆーか、とってもオシャレで、大人なカンジだよね~」キラキラ
美希「ミキもハニーと行ってみたいの~」キラキラ
真「まあ、記事にも書いてあるけど、さっそくデートスポットとして注目浴びてるみたいだね」
貴音「でーと……つまり、男女が仲を深め合うために逢瀬を重ねるという……」
響「まあ要は、好きな人と出かけることだぞ」
美希「あーあ、ミキもハニーとデートしたいなあ」
15 :
響、美希に次いで貴音か
フェアリー好きとはよくわかっていらっしゃる
16 :
響卑屈過ぎんだろ・・・
17 :
貴音に「どこにKisSして欲しい?」って囁かれたい支援
18 :
できればいままでのタイトルを聞いてよいでしょうか?
19 = 1 :
真「あはは。プロデューサー、忙しそうだもんね~」
貴音(でーと……。なるほど、誘ってみるのも良いやもしれません)
春香「……貴音さん、どうかしたんですか……?」
貴音「い、いえ……。それでは、わたくしはこれで」タタタ
響「あ、行っちゃったぞ……」
美希「貴音、何か変だったよー?」
真「へ? そうかなあ。あ、見てよ春香! この服可愛いよ!」パアア
…………
……
20 :
お姫ちんとご飯食べに行きたいよ
21 :
やったー!支援
22 :
久々の貴音SS
23 = 1 :
>>18
真美「ほんとに美しいもの、見つけたよ」
やよい「でーと、してくれますか?」
美希「プラネタリウムで好きして!」 です。
24 = 1 :
貴音(果たして、でーととは、何をするものなのでしょう?)
貴音(まずは知識を得るべきでしょうか。今事務所に居る者で適任は……)
貴音「…………」トコトコ
貴音「あの……もし……?」
あずさ「あらあら貴音ちゃん。どうしたの?」
貴音「実は……三浦あずさを見込んで、話があるのですが」
あずさ「わたしに? いいわよ~。何でも言ってね?」
貴音「それでは……。三浦あずさは、『でーと』なるものを経験したことがあるのですか?」
あずさ「デート? う~ん、まあ……この歳にもなるとねえ」
貴音「そ、それは誠ですか? ならば、幾つか質問を……」
あずさ「ええ。どーんときなさい♪」
25 :
響の口調がおかしい
28 = 1 :
貴音「三浦あずさが『でーと』をするのなら、何処へ行きたいと考えますか……?」
あずさ「う~ん、そうねえ~」
あずさ「……わたしなら、『カラオケ』ね」ポンッ
貴音「からおけ……。皆で宴のように歌い踊り、すとれすを発散させるというアレですか……?」
あずさ「ちょっとそのイメージは違うと思うけど。そうね、男の子と行くなら、可愛い曲をいーっぱい歌いたいわ~」
貴音「なるほど……。女性らしい一面を見せることにより、相手を魅了する、という算段なのですね」
あずさ「算段というわけではないけれど……。やっぱり、女の子としては、『可愛い』って言って欲しいじゃない?」
貴音「たしかに、世の女性のほとんどが、そのように思っているやもしれません」
29 = 18 :
>>23
ありがとうございます
30 = 17 :
貴音のスタ→トスタ→で大体の男はイチコロだと思う、うん
31 = 1 :
あずさ「ねえ、貴音ちゃん。どうしてこんな事聞くの?」ニコッ
貴音「……! そ、それは……とっぷしーくれっとです……」モジモジ
あずさ「うふふ。冗談よ♪ それじゃ、わたしはお仕事に行ってくるわね」
貴音「は、はあ……。それでは」ペコリ
扉「ガチャ」
あずさ(……ごめんね。貴音ちゃん)
あずさ(…………)
あずさ(わたし……21になってもデート、したことないのよね)ホロリ
…………
……
32 = 1 :
貴音(もう少し……下調べをするべきでしょうか……)
貴音(むむむ……)
雪歩「あれ? 四条さん、どうかしたんですか?」トコトコ
貴音「……! 萩原雪歩。丁度よいところに現れましたね」
雪歩「へ……? 何の話ですかあ?」
貴音「萩原雪歩。『でーと』なるものを、知っていますか?」
雪歩「で、デートですかあ? まあ、人並み程度には……」
33 :
まさか
34 :
ゆきたかは正義
36 = 1 :
貴音「それでは、雪歩は男性と『でーと』をするのなら、何処へ行きますか?」
雪歩「お、男の人とですかあ!? うう~、二人っきりでなんて考えられないです~」アセアセ
貴音「ふむ。それでは……真との『でーと』と仮定した場合……」
雪歩「ま、真ちゃんとデートですか!? それなら……」ポワン
雪歩「…………」
貴音「……雪歩?」ツンツン
雪歩「はっ! す、すみません四条さん。妄想の世界にトリップしてしまいましたあ……」
貴音「いいのです。それで、理想ではどのようなデートがしたいと思いますか?」
雪歩「そうですね~。やっぱり私は『映画』が良いと思います」キラキラ
37 = 1 :
貴音「映画、ですか……?」
雪歩「はいっ! 暗い空間の中で、真ちゃんと2人……。最高ですねっ」ギラリ
貴音「そ、そうなのですか……。はて、映画と言えども、幾つもあるでしょう? 萩原雪歩はどのようなものを選ぶのですか?」
雪歩「うーん……。ホラー系の映画で真ちゃんの腕に抱きつくのもイイし……。感動系のストーリーで一緒に泣くのもイイと思うけど……」
貴音「……?」
雪歩「やっぱり、恋愛ものかなあ? あ! 最近観たもので、オススメがありますよ~」ピラッ
貴音「ほう……これはラヴ・ストーリーですか。なるほど、男女の仲をより深めるには相応しいやもしれませんね」
38 = 1 :
雪歩「ロマンチックですよね~。ところで、四条さんはどうしてそんな事を聞くんですかあ?」キョトン
貴音「そ、それはとっぷしーくれっとです。故に、お話できません」カアア
雪歩「……四条さん? 顔赤いけど、大丈夫ですかあ?」
貴音「い、いえ……。わたくしはこれで……」タタタ
雪歩「あっ……。行っちゃった。なんだったんだろ?」
社長「ああ、萩原君。悪いんだがね。ちょっとお茶を持ってきてくれるかな?」
雪歩「あ、お疲れ様です。ちょっとだけ、待っててください。すぐに用意しますね」トテテ
社長「いつもすまんね。萩原君は『お茶汲み系アイドル』として売り出しても良いかもしれないなあ。はっはっは」
小鳥(社長……。新しいけど、それ、何か間違ってますよ……)
…………
……
39 = 1 :
貴音(さて……『でーと』については、ある程度の知識が得られました)
貴音(あとは……そうですね。『でーと』における、女性の嗜みを知っておかねばなりません)
貴音(はて……誰に聞くべきでしょうか)キョロキョロ
亜美「あれ? お姫ち~ん! どしたの? キョロキョロしちゃって」トコトコ
真美「あっ! 亜美ぃ、まだゲーム途中だよ~」
貴音「亜美に、真美も……。そうですね、今二人とも、空いていますか?」
亜美「んー? 暇でしょーがないカンジだよ? ね、真美」
真美「うん。そだね。ゲームも飽きて来ちゃったトコだしね」
貴音「それでは……」ゴニョゴニョ
40 = 1 :
亜美「……へ? デートしたことあるかって?」
真美「ほほー。お姫ちんもついに恋愛に興味を持ち始めたという事ですな?」ニヤリ
貴音「だ、断じてそのようなこと……」アセアセ
亜美「亜美たち、まだデートしたことないケド、マンガとかいっぱい読んでるから、けっこー知ってるよね、真美!」
真美「ま、真美は……、デートの経験あるよ?」
亜美「どーせ嘘っしょ→? 見栄はっちゃダメだよ真美ぃ」
真美「むむむ。まあ、ないケドね……」ズゥーン
42 :
SPでは亜美真美すっぽかして貴音とデートしてた兄(c)
44 = 1 :
貴音「……亜美、真美。わかる範囲で答えて欲しいのですが……」
貴音「『でーと』における、女性の嗜みとして、どのような事が挙げられますか?」
亜美「たしなみ~? 亜美、難しいことわかんないけど、とりあえず大人の魅力は大事っしょ→」
貴音「大人の……魅力?」ハテナ
真美「うんうん。お姫ちんみたいな、ぼん、きゅ、ぼんの人は……、キワドイ服来て、誘惑しちゃえばイチコロだよ→」
貴音「ぼん……きゅ? 誘惑、ですか?」
亜美「そだ! お姫ちん! デートするなら、可愛い服買わなきゃダメだよっ!」
真美「んっふっふ~。なんなら、エロエロな洋服を真美たちが選んじゃうよ~?」
貴音「なるほど……。少々不安ですが、わたくしよりは精通しているようですね……。頼みますよ、亜美、真美」
亜美「よーっし、んじゃ明日、お姫ちん改造計画、スタ→トだねっ!」
真美「なんだか、楽しくなってきたね! 亜美!」
…………
……
45 = 1 :
翌日/午後/女もの洋服店
貴音「それで……どういった衣装を選ぶべきでしょうか?」
亜美「まあまあ。ここは亜美と真美にどーんと任せて!」タタタ
真美「そだよ。お姫ちんは、そこのイスでゆっくりしてて!」ダダダ
貴音「は、はあ……」チョコン
―20分後―
亜美「お姫ちん! お待たせ」トテテ
真美「可愛くってサイコーのやつ、持ってきたからねっ!」
貴音「こ、こんなにたくさん……。試着が大変そうですね」
亜美「ねね、早く着てみてよ~」
真美「むふふ。楽しみですなあ」
46 = 1 :
ヌギヌギ……ヌギヌギ……。
貴音「ど、どうでしょうか……」モジモジ
亜美「お、おおお……ダァイナマァイトボデー」パチパチ
真美「ん~、お姫ちんの太ももはエロエロですな」キラーン
貴音「こ、こんなに短いワンピースがあるのですね……」クルリ
貴音「む、胸元も……。こんなに……」
亜美「だいじょーぶだよお姫ちん。似合ってるよ→」
真美「もう秋だし、夜はすこーし冷えてくるから、薄手のカーディガンを羽織ればおっけーだねっ!」
47 = 1 :
貴音「そうでしょうか……。いえ、ありがとう。亜美、真美」
亜美「同じ事務所の仲間っしょ→? それに、亜美たちも楽しかったよね、真美?」
真美「うん! ところで、お姫ちん誰かとデートするの?」ワクワク
貴音「……!? いえ……、それは……」
亜美「へ? 違うの?」キョトン
貴音「……まだ、誘ってはいないのです」
真美「……? まあ、お姫ちんならだいじょーぶだよ!」ニパ
亜美「そおだよ! 自信持って、お姫ちん!」グッ
貴音「……そう、ですね……。何事も、挑戦です!」キリリ
…………
……
49 :
>>23
やよいのはリアルタイムで読んだ
でーとの人とでも呼べばいいのかな?
嫌だったら止めとくが
50 = 1 :
翌日/19:00/765プロ事務所
春香「あれー? 貴音さん、帰らないんですか?」
千早「春香。みんな先に行っちゃうわよ」
貴音「え、ええ。少し、プロデューサーにお話が……」
春香「そうなんですかあ。それじゃあ、お疲れ様ですっ!」ペコ
春香「千早ちゃーん、待ってえー」トテテ
貴音「……ふう。誰も、居ませんね」キョロキョロ
貴音「……意識すると、どうも緊張してしまいます。何か、気を紛らわす方法は……」
貴音「…………」トコトコ
貴音「…………」ヌギヌギ
貴音「…………」スポン
貴音「……ゲロゲロ」
みんなの評価 : ★
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