元スレキョン「ハルヒに……キス?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
52 = 1 :
キョン「とりあえず俺は帰ります……もうやだ」
みくる「明日も頑張ってくださいね」
キョン「まず登校するのが嫌ですよ」
みくる「……あと最後に……」
キョン「?」
みくる「ど、どうでした?」
キョン「どうって、なにがです?」
みくる「その……涼宮さんの……」
キョン「ビンタですか。リアルで☆が飛びましたよ」
みくる「そうじゃないです! キスです! あっ、言っちゃった」テレテレ
キョン「……どうもなにも、それどころじゃなかったから覚えてないですよ」
みくる「そうですかぁ。残念ですね」
キョン「そんなこと聞いてくるってことは、案外朝比奈さんもまだ」
みくる「禁則事項です! しっ、失礼しまう!」タタッ
キョン「あ、ちょっと! 大事なとこ噛んでる……行っちまった」
キョン「…」
キョン「甘いっていうか……ルマ○ドっていうか……ぷにっていうか……」ボソボソ
54 :
しえん
56 :
つまんね
続けろ
57 = 1 :
キョン妹「キョン君どうしたの? お腹いたい?」
キョン「お腹じゃないよ。心が痛いんだ……」
キョン妹「おかーさーん! キョン君が病気ー!」
キョン「やめなさい!」
キョン「はぁ……」
キョン「…」
キョン「……うわぁ」モゾモゾ
キョン「冷静に考えると俺はなにおぉぉぉ」モゾンモゾン
ピリリリr
キョン「あっ、電話……古泉か」
キョン「もしもし」
古泉「ちょっと! なにしたんですか! ものっすごい閉鎖くうか」
キョン「頑張れ! どうにかしろ! ざまぁ!」ピッ
キョン「……ぬおおおおおおっ」モゾゾン
58 = 1 :
【二日目】
チュンチュン
キョン「……眠れんかった」
キョン「…」ジー
キョン「疲れてるのに元気だなお前……そりゃそうか、ずっと考えてたもんなぁ」
キョン「おはよう」
谷口「おう、おはようキョン」
国木田「どうしたのキョン? 凄く疲れてるみたい」
キョン「そうだな……全然眠れなくてな」
谷口「昨日頑張りすぎたんじゃないのかぁ? 自家発電をよ?」
キョン「うっさい! そんなんできんかったわ! クソ野郎!」
谷口「ひいっ」
62 :
続けたまえ
63 = 1 :
ちょっとまってね
64 :
またん
65 :
嫁
66 = 1 :
岡部「よーし、HR始めるぞー」
キョン「……あれ?」
国木田「珍しいね、涼宮さん休みなのかな?」
キョン「おいおい、まさか」
谷口「なんだキョン、お前なにも聞いてないのか?」
キョン「……むしろ原因? いや、それは」
谷口「おーい」
キョン「! って、ちょっと待て! あいつが来なければ俺は」
国木田「どうしたのキョン?」
キョン「いっ、いや別に」(……休まれるとマズいんじゃないか?)
68 :
なにこのキョン変
支援
69 = 1 :
キョン「そんなわけだ長門! この場合どうすればいい?」
長門「……結果が欲しければ過程を大事に」
キョン「ほら。マーブルチョコだ、好きなだけ食え」ポロポロ
長門「大丈夫」モゴモゴ
キョン「大丈夫だって? でもあいつが学校に来てないと」
長門「家にいけばいい」
キョン「いきなりキスした次の日に家まで行って更にキスしてこいと」
長門「ユニーク」モッシモッシ
キョン「ふざけんな。あと一粒ずつ食え」
長門「でも心配ない。彼女は登校している」
キョン「え?」
長門「あなたと会うのが恥ずかしいらしい。部室にいる」
キョン「な、なんだ……そうなのか」
長門「…」モグモグ
70 = 26 :
長門とキョンが部室以外でしゃべるのが想像できない
71 = 1 :
キョン「そこまで来たなら教室に来れば……来れんか。そうだよな」
長門「二時限目もサボるかもしれない」
キョン「だろうな。早くしないと帰ってしまうかもしれん」
長門「ふぁいと」グッ
キョン「どこで覚えてきたんだそんなの……」
キョン「しかしあいつも……堂々とサボるとは、中々だな」
キョン「……部室。開いてるか?」キィ
キョン「おー……い、ハールヒィ……」
ハルヒ「zz」
キョン「あっ、寝てる。こいつも寝不足か……」
ハルヒ「くぅ……すー」
キョン「…」
キョン「チャンスじゃないか? これ」
72 = 12 :
面白いな
支援だ
キョンは何日目に死ぬかな?
73 = 1 :
キョン「いやいや! それは……でも」
ハルヒ「ぬぅ……zz」
キョン「いいのか? やるなら今だよな?」
キョン「でもこれ」
キョン「そもそもハルヒが無意識でもいいのか?」
キョン「それに……口じゃなくても」
長門(大丈夫)
キョン「!?」
長門(怖がらないで。脳に直接囁いている)
キョン「怖いだろうよ……で、大丈夫?」
長門(別に、彼女の、もしゃ、意思も部位も多分関係ない。あなたは、んぐ、キスをすれば、生き残れる)
キョン「多分て。あと喋るときはモノ食べるのやめなさい」
長門(それに……)
キョン「?」
キョン「…」
キョン「……それになんだよ。言えよ。大事なとこじゃないのそれ?」
74 :
おそいっ
75 = 1 :
キョン「まあいい、とにかく今だ。今しかない」
ハルヒ「…」
キョン「……頬でいいだろ、口はムリだ」
チュ
キョン「……ふぅ」
ハルヒ「…」
キョン「寝顔は可愛いな。おとなしくていい」
ハルヒ「……バカ」
キョン「ん?」
ハルヒ「あんたまた……なにしてんのよ!」
キョン「ええっ!? お前、起きて、ぐはっ」ボゴォ
ハルヒ「人が寝てるからって……この変態! ドスケベ! キョン!」バシバシ
キョン「ちょっ、まっ、最後は別にっ、いやーっ!」
ハルヒ「はぁ、はぁっ……このバカキョン、ふざけんなアホ!」タタタッ
キョン「……ぐはっ」
キョン「なっ、長門……聞こえてるだろお前……」
長門(……○)
キョン「お前、あいつ起きてるのしって……うあっ」ガクッ
長門(ユニーク)
76 :
あぁ、確かに遅いな……これでは支援ができずに……
78 = 1 :
キョン「それで、部室で倒れてたのか俺は」
みくる「はい。忘れ物を取りに寄ってよかったです」
キョン「俺の顔どうなってます?」
みくる「……キョン君じゃないみたいです」
キョン「これはアレですよね」
みくる「…」
キョン「詰み……ですよね?」
みくる「どうでしょう」
キョン「どうもこうも、これじゃ俺唯の変態じゃないですか」
みくる「うーん、涼宮さん起きてたんですよね?」
キョン「はい」
みくる「じゃあ……別に嫌だったってわけじゃ」
キョン「…」
みくる「……どうなんでしょうね。わからないです」
キョン「もうやだ死にたい」
みくる「あっ、ならキスしなければ」
キョン「どっちにしろ死にたい……そして死にたくない……」
79 = 1 :
谷口「どうしたキョン、なんか倒れたって。いいなぁ、保健室で寝れるなんて」
キョン「ボコボコにされたんだ。いや、されに行ったというか」
国木田「?」
国木田「あ、なんか涼宮さん来てたよ」
キョン「知ってるよ」
国木田「教室でずーっと顔伏せて寝てて……なんか恥ずかしそうだった」
キョン「…」
谷口「なんかあったのかお前ら?」
キョン「なんでもない。なんでも……ああっ」モゾモゾ
谷口「はぁ?」
80 = 1 :
キョン「もう俺帰る。カバン持ってきてくれない?」
谷口「嫌だね、自分で取りに来い」
キョン「ムリなんだって……教室にはハルヒが」
国木田「あっ、そうだ。うん、取ってきてあげるよ。行こう谷口」
谷口「あ、おい国木田!」
キョン「…」
キョン「暖かいな……日の光が暖かい」
キョン「なにもない平凡な一日だ……アハハ」
キョン「…」
キョン「明日からどうしよう」
ガラッ
キョン「あっ、持ってきてくれ……!?」
ハルヒ「…」
キョン「なっ、何故お前が!?」
82 :
この遅さ
83 :
話が動くとなかなか面白いな
84 = 1 :
ハルヒ「あんたが話があるって……国木田が」
キョン「もうやだ、誰も信じられない」
ハルヒ「なによ話って。この変態」
キョン「違う! そうじゃないんだハルヒ!」
ボフッ
キョン「ちょっ、カバン投げんなよ」
ハルヒ「うるさい」
キョン「……怒ってる?」
ハルヒ「当たり前じゃない! あんなの……うぅ」
キョン「ご、ごめん。正直スマンカッタ」
ハルヒ「ああっ、謝ってどうこうじゃないでしょ! あんないきなり……しかも不意打ちで」
キョン「仕方なかったんだ」
ハルヒ「仕方なくキスするてどんな状況よ!?」
キョン「……すんません」
ハルヒ「もぅ……で、話って?」
キョン「なんだろうな」
ハルヒ「本気で殺されたい?」
85 = 60 :
殺される?
86 = 1 :
キョン「話……はなし」
ハルヒ「…」
キョン「……えーと」
ハルヒ「言いたいことがあったんじゃない?」
キョン「いや、別に」
ハルヒ「あるでしょ! あんな……こと、したんだからっ」
キョン「?」
ハルヒ「……なによ、あんた……」
キョン「なんだよ?」
ハルヒ「やっぱり変態! 盛ってたのこのクソキョン!」
キョン「なんだよ、何故怒る!? いや、まあ怒るか」
ハルヒ「もしかして、あたしじゃなくて誰でもよかったってこと!?」
キョン「いいや、お前じゃないとダメなんだ」
ハルヒ「えっ」
キョン「えっ」
88 = 68 :
ニヤニヤ支援
89 = 81 :
なにそれこわい
90 = 83 :
えっ
91 = 12 :
えっ?
92 = 1 :
ハルヒ「それは……」
キョン「いやすまん、こんなこと言ってもわからんわな」
ハルヒ「…」キュン
キョン「え? なに今の音」
ハルヒ「ああ、あたしじゃないとダメって」
キョン「まあ……うん」
ハルヒ「それじゃ、昨日の質問もアレも……」
キョン「?」
ハルヒ「なら先に言いなさいよ!」
キョン「ビックリするだろ。そんなこと言われても……信じないだろうし」
ハルヒ「信じるわよ! すっごい信じる!」
キョン「ウソだ。絶対信じない!」
ハルヒ「だっ、だってあたしも……あたしもそうだもん!」
キョン「え? ハルヒも? なら話が早い! 互いの為だ、これから毎日――」
ハルヒ「あっ、あたしもキョンのこと……すっ、好きだったから……」テレテレ
キョン「えっ」
ハルヒ「えっ」
キョン「なにそれこわい」
94 = 12 :
えっ
95 :
えっ
96 :
はやくはやく
97 = 1 :
キョン「……好き……だと?」
ハルヒ「うん……」
キョン「オマエガー、オレヲー?」
ハルヒ「もう、キョンったら子供ね! 言う前に行動するなんてバカじゃないの?」
キョン「イヤイヤ、オチツイテクダサイヨ」
ハルヒ「でもまあ……いいわ、許してあげる」エヘヘ
キョン「うっ、そんな笑顔で」
ハルヒ「でもね、あたしだからよかったけど……いきなりキスしたら普通ビックリするわよ?」
キョン「そ、そうですよね。あははっ」
ハルヒ「だから……ん」
キョン「?」
ハルヒ「ほら、もうビックリしないから……もう一回ちゃんとしなさいよ」
キョン「!?」
98 = 87 :
待ってる時間のこのlive感がたまらん
99 = 1 :
キョン「えーと、何故そうなる?」
ハルヒ「なんでって……あんな急にされたのが最初ってなんか嫌じゃない?」
キョン「そう……かなぁ」
ハルヒ「だーかーら、これが最初! 今までの二回は見過ごしてあげるわ」
キョン「……なにこの流れ」
ハルヒ「?」
キョン「あの、一つ確認していいか」
ハルヒ「なに」
キョン「もしかして俺、ハルヒに……ハルヒの」
ハルヒ「なっ、なによ改まって。恥ずかしいから言わないでよ」
キョン「そういう関係なの? もしかして俺、告白しちゃったってノリ?」
ハルヒ「なによ、嫌なの? もしかしてウソ……」
キョン「ちょっ、違う! ウソじゃない!」
ハルヒ「やっぱり! そうよね、幾らキョンでもこんなウソつかないわよね!」
キョン「……マジか」
ハルヒ「早く、早くしないと先生来ちゃうわよ?」
キョン「お、おぅ」
100 = 30 :
ルルーシュ「・・・間違っているのは流の方だ。」
みんなの評価 : ★★★×4
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