元スレキョン「お前、誰だ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
501 :
SSまとめサイトはたくさんある
http://punpunpun.blog107.fc2.com/
http://www25.atwiki.jp/haruhi_vip/
http://wikiwiki.jp/haruhi/
http://vipss.main.jp/
502 :
………
……
…
「キョーンくぅーん、おーきーてー!ちこくだよぉー」
妹の声で目を覚ます。朝か。
「でんわ、ぶーぶーってなってるよ?」
電話?
枕元で手を動かす。あった。
ディスプレイには「古泉一樹」の文字。通話ボタンを押す。
『僕、朝一番に部室で、って言いましたよね』
忘れてた。
どうやら一晩では世界は元に戻らなかったらしい。
『詳しい時間を伝えなかった僕も悪いです。とにかくできるだけ急いで学校に来てもらえませんか』
電話の向こうではすでに俺以外のメンバーは揃っているらしい。
急いで来いと言われたので急いで行く。
俺は今までにこんなスピードで着替えが終わっただろうかと思うほどの速さで制服に着替え、
妹の「ごはんたべないのー?」という言葉を背に家を飛び出した。
504 :
ヤベェ、電池切れそうだし眠みぃ。
朝まで残ってる事を信じ、支援
505 = 500 :
>>504
>>494と>>500の俺たちと共にがんばろうぜwww
さぁ、ケーブルを使うんだ!w
保守
506 :
落ち着け、新参臭く見えるぞ
507 = 499 :
どう見ても新参ですどうもありがとうございました
508 :
>>1にはどうか無理をしないでほしいがwktkがとまらない
509 = 502 :
「…………」
これほど坂道がキツイと思ったことはない。
あのハイキングコースを走ったのは初めてかもしれないな。
文芸部室の扉を前に、俺は何故こんなに必死になっているんだろうと思う。
2回ノック。
「おはようございます」
笑顔の朝比奈さんが出迎えてくれた。なんだこれ、癒される。
部室には長門、古泉と他にもう一人居た。後ろを向いていて顔は把握できない。
……というかなんだこの部室は。やたらめったら物が多いな。
「やっと来たの!?遅いじゃない!」
部室の中を眺めていると、後ろを向いていた女が振り向いた。
驚愕した。えらい美人がそこに居たからだ。
これが涼宮ハルヒなのか。
512 :
514 = 502 :
「古泉君、本当に記憶喪失なの?」
「ええ、先ほどご説明したとおりです」
涼宮ハルヒが俺の前まで歩いてきた。
「キョン、あたしのことが分からない?」
俺のほうが背が高いので、自然と見おろす形になる。
「あ、ああ。何も覚えてないんだ。すまないな、えっと……涼宮、さん」
俺の言葉を聞いた涼宮ハルヒは目を大きく見開いた。
「……本当に記憶がないのね」
その目の中には明らかな落胆の色が浮かんでいる。
「もしかしたら古泉君とキョンがグルになってあたしをドッキリに仕掛けようとしてるのかと思ったけど」
どうやら違うみたいね、と呟いた直後、チャイムが鳴った。
「そろそろ教室に戻ったほうがよさそうですね」
古泉が席を立った。
「また放課後に会いましょう」
516 :
俺、アホだな、まだ友達から借り途中で2巻までしか読んでねえのに、ここまで読んでしまった……
517 = 508 :
このキョンはハルヒと二度目の遭遇でいいんだよな。
518 :
>>516今からでも遅くない
今すぐ全巻借りて読む作業に戻るんだ
519 = 516 :
>>518
今は手元に3巻までしかない。で、昨日1巻、今日2巻を読み終えた。
まあ今までも幾つかネタバレ要素的なのを見かけてたから、消失がどんな話か何となくは知っていたんだが。
520 :
とりあえずこのスレのログだけは残しておいて、明日になったら全力で4巻を読むんだ
521 = 502 :
教室の俺の座席は、俺の記憶のものと同じだった。
涼宮ハルヒは俺の後ろの席らしい。
俺の記憶の中では、俺の後ろは委員長の朝倉の席だったな。
「いつから記憶がないの?」
古泉から聞いたんじゃなかったのか。
「昨日の夕方、自分のベッドの上で目が覚めた時からだ」
これは本当である。
「……じゃあ早退した後ね。ベッドの上ってあんた、階段から落ちたんじゃなかったの?」
「階段から落ちた後、家族がベッドに運んでくれたらしいんだよ」
ふーん、と涼宮ハルヒ。なにか気になる点でもあるのか。
「おはようキョン」
「おーすキョン」
谷口と国木田だ。こっちの世界にもちゃんと居るんだな。
軽く手を上げて答える。
「ちょっとキョン」
右腕をシャープペンシルの先で突かれた。結構痛いぞそれ。
「あいつらのことは覚えてるの?」
と、谷口と国木田を指差す。
「ああ、なんとなくだがな」
522 = 512 :
523 = 502 :
「記憶がないのはSOS団のメンバーだけなのね」
涼宮ハルヒは紙切れを机の中から取り出し、そこに書き出し始めた。
・SOS団のメンバーを覚えていない
・SOS団以外の人物は覚えている
「涼宮さんさ」
「涼宮でいいわよ」
紙切れに視線を固定したまま返された。
「あんたに涼宮さんって呼ばれるとなんだか鳥肌が立つのよね、気色悪くて」
そりゃ悪かったな。
「記憶喪失だからって、あたしは態度を変えたりしないわよ。いつも通りで居たほうが早く思い出すかもしれないでしょ」
荒治療だな。
「うるさいわね」
涼宮はまだせっせと紙にシャープペンシルを走らせていた。
526 = 508 :
書き溜めて後日またスレ立てすんのも悪くないと思う。
無理せずがんばってくれ
528 :
追いついた。そして力尽きた
支援
529 = 512 :
530 = 502 :
午前中の授業もつつがなく終了して、昼休み。
振り向くと涼宮の姿はなかった。学食か?
「あー飯だ飯だ」
谷口が弁当片手に俺の元へやってきた。
国木田がハルヒの席に座る。
やっぱりこの3人で昼飯を食べているのか。
「何やってるの?キョン。早く食べようよ」
国木田に促され、俺は鞄から弁当を取り出した。
何の問題もなく昼休みも終わり、午後の授業も終了。
「涼宮、放課後って……」
後ろを振り向くと涼宮の姿はない。デジャビュ。
あいつは瞬間移動でも使っているのだろうか。
とりあえず俺は朝と同じ場所に向かうことにした。
531 :
>>510
ニコ厨帰れ
532 :
ビュッ
534 = 520 :
わっほーわっほー
このスレが落ちるまでに書き終わらないんならパー速に移った方がいいかもね
パー速なら目を離した隙にdat落ちする心配もないし、>>1の好きなペースで執筆できるし
536 = 502 :
「やぁ、どうも」
文芸部室には古泉しか居なかった。
「他は?」
「先ほど涼宮さんが、朝比奈さんと長門さんを連れてどこかお買い物に行かれましたよ」
なんだそりゃ。
「いつもこんな感じなのか?」
「いつもこんな感じですよ」
オセロでもいかがですか
と、古泉は部室の隅からオセロの箱を取り出した。
古泉はオセロが弱かった。
「もしかしたらと思ったのですが、やはりダメでしたね」
3戦3勝0敗である。俺はいつもこんな感じで古泉とボードゲームを嗜んでいたのか。
勝敗が決まったボードの上のコマを片付けているところで、部室の扉が開いた。
スレが落ちるまでに書き終わらなそうなので
パー速に移ったほうがいいのかな。そこまでして読みたいかこれ
538 = 508 :
まぁ>>1の好きなようにすればいいさ
オレは死んでも読みたいがな、良い終わり方を期待してるぜwww
539 = 499 :
読みたい
読みたいさ
540 :
オチがつくまで読みたいぜ
むしろこのスレ内で完結程度でもいいんだが1に任せる
541 = 499 :
2日ルールだっけか?それが有るなら今日の13時頃に落ちるな
あと12時間と8分くらいか?
542 = 512 :
543 = 512 :
読みたくなければ保守などしてはいないさ
どうでもいい作品ならROMすらしんねえよ
544 = 502 :
なんとなくパー速は苦手なんだなぁ
まさかここまで伸びるとは思ってなかった
面白いって言ってもらえてものすごく嬉しかったです
眠い
もう一度出直してくることにします
自分勝手で本当に申し訳ない
545 = 506 :
自信を持て、面白いから
546 = 508 :
読みたいし>>1を応援したいが、
もう寝させてもらうわ
548 = 540 :
おやすみ
549 = 531 :
読みたいから次どうするのか決めて欲しいんだが・・・
パー速?VIP?
とりあえず次スレ立てんの?
550 :
今北産業
みんなの評価 : ★★
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