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    元スレキョン「お前、誰だ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - キョン子 + - 七夕 + - 朝倉 + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    201 = 122 :

    残ってますよーに><

    おやすみノシ

    202 = 37 :

    ついに来たか、だが眠い

    203 = 1 :

    みんな無理しないで寝てくれ。今来たとこだけど俺も眠い



    「……長門」
    安心した。
    そこには、一度見たことがある光景が広がっていた。
    本棚と数個のパイプ椅子、長テーブルとその上に置いてある旧式のデスクトップパソコン。
    本を読む長門有希。
    長門は膝元に置かれた分厚い本から顔をあげ、俺を見た。

    …………あれ?

    204 = 1 :

    長門は眼鏡をかけていた。ここまでは予想通りである。
    しかし、眼鏡の奥にある瞳はとても見慣れたものだった。
    「待ってた」
    落ち着いた声で呟いた長門は、昨日も一緒にSOS団部室に居た、長門有希そのものだった。

    205 :

    あれ?とはなんだ!
    気になるではないか!

    206 = 1 :

    思い出した。
    短針銃を撃ったんだ。
    俺の前で頬を紅く染め、微笑むような長門有希を、
    俺の良く知っている宇宙人・長門有希が撃った。
    そうだった……。

    またあの長門に会えるかもしれない、と心の片隅で楽しみにしていた俺を誰か殴ってくれ。
    むしろよかったじゃないか。こっちの長門のほうが頼りになる。
    頼りになるから……。

    目の前で項垂れている俺を見て、眼鏡をかけた長門は首をかしげた。

    207 = 205 :

    >>205
    みなさーん。ここに馬鹿がいまーす。
    スルーでお願いしまーす

    208 = 6 :

    ほう

    209 = 118 :

    ふむ

    211 = 1 :

    「どうしたの」
    長門の声で我に返った。
    そうだ。こんなことで落ち込んでいる場合ではない。なんてお気楽野郎だ俺は。

    しかし2回目ということもあってか、
    何があっても結局は元の世界に戻れるんじゃないかという余裕が俺の中にはあった。
    この世界には俺の知っている長門も居る。案外簡単に戻れるんじゃないか?

    コン、コン

    長門が俺に向かって何かを言おうと口を開いた、ちょうどその時だった。
    「長門さん、わたしよ」
    朝倉の声だ。

    213 :

    おお、帰ってきてる

    215 :

    反射で背筋が伸びる。
    いかんな。こんな調子では朝倉の思う壺ではなかろうか。

    長門は朝倉の声を受け取り、俺のほうに目をやった。
    ……俺の了解を待っているのか、これは。
    試しにうなずいてみる。
    それを見て、長門は扉に向かって「入って」と呟いた。

    「お邪魔するわよ」
    両手でドアノブを持って扉を開ける朝倉の顔には、委員長スマイルが広がっていた。
    「キョン君ったら、置いて行っちゃうなんて酷いんじゃない?」
    「朝倉涼子」
    パタン。
    長門が膝元で開かれていた本を閉じた。
    「何しに来たの」
    バタン。
    朝倉が微笑んだまま後ろ手でドアを閉めた。
    「その言い方は酷いんじゃないかしら、長門さん」

    217 = 215 :

    「2人っきりで居るところをお邪魔したのは悪かったわ」
    「朝倉涼子」
    長門の顔には「これ以上喋るな」と書かれていたようだ。
    朝倉は長門の顔を見て、笑顔で肩をすくめた。

    「さっきの質問だけど」
    朝倉はドアの側に立てかけてあったパイプ椅子を長門の隣に持って行き、広げた。
    「このキョン君に話があるの」
    あなたも座ったら?と朝倉。
    俺はそれに従った。
    パイプ椅子を、机を挟んで長門の正面になる位置へ持っていく。
    「そういえば、俺のことが分かるか?長門」
    我ながら可笑しな質問だと思ったが、長門には意味が通じたようだ。
    「……あなたはこの世界のあなたではない」

    218 = 215 :

    「確認するがお前は、えっと……対有機生命体」
    「コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース」

    俺が最後まで言い終わる前に言われてしまった。
    ここに居る長門は宇宙人らしい。
    「お前もだよな?朝倉」
    俺の問いに朝倉は笑顔で答えた。朝倉も宇宙人、と。

    俺は長門に向かって聞いた。
    「一体どうなっているんだ?説明してくれ」
    「他人に答えを請う前に少しは自分で考えろって教わらなかったのかしら」
    すかさず朝倉が口を挟んだ。ぐ、その言葉は痛い。
    怯んだ俺を見てニヤリと笑った。長門は朝倉を見ている。
    「わたしが説明するわね」

    219 :

    wktk
    きっと>>1はバイト帰りで疲れてるだろうに…

    220 :

    wktkせざるを得ない

    224 :

    保っ守シュッシュ!!

    226 = 215 :

    「あ、その前にひとつ。言おうと思ってたことがあったんだわ」
    ぱんっと両手を合わせて、俺を見てにっこり笑った。
    「わたしね、もうあなたに殺意なんて抱いていないのよ」
    それだけよ。朝倉は言った。

    「はぁ?」
    おっと、思ったことがそのまま口に出てしまった。
    「じゃあ、さっきのは」
    「さっきって言うのは教室で話してたことかしら、あれね」
    長門が不思議な表情で朝倉を見ていた。この表情は、見たことがないな。
    「あなたの反応がとっても面白かったから、ついからかってみたくなっちゃって」
    ウインクから星が出そうな勢いである。随分楽しそうだな。
    勘弁してくれ。

    227 :

    かわいいよ朝倉

    228 :

    みんな保守頼んだ
    おやすみ

    230 = 215 :

    「だから、これからもうあなたの命を狙うようなことはしないわ。安心して」
    そうは言われても、俺は既に朝倉に2度も殺されそうになっているのである。
    易々と信じられる自信はないな。
    「約束するわ」
    朝倉は寂しそうに言った。
    その目は「わたしのことを信じられないのね」と言っているようだ。
    「……分かったよ」
    何が分かったんだろうな、俺。

    「大丈夫」
    聞き役に徹していた長門がようやく口を開いたようだ。
    「朝倉涼子の言葉が嘘であったとしても、わたしがあなたを守る」
    俺をまっすぐに捕らえる長門の瞳。
    「必ず」
    それは見たことがあるようで、見たことのない瞳だった。
    この世界の長門は、やっぱり俺がよく知る長門ではないようだ。

    232 = 215 :

    「そんな怖い顔をしないでよ、長門さん」
    朝倉はきゃぴきゃぴという擬音が似合いそうな仕草で長門の肩をつついた。
    対して長門は無表情……いや、拗ねているような、呆れているような顔をしている。
    それは完全に、俺の知らない長門有希だった。

    この世界の長門は、俺の知っている長門よりも感情豊かなのかもしれない。
    というか、そうである。先程から驚かされてばかりだ。
    俺の知っている長門も、初めて会った頃に比べれば、随分人間くさくなったもんだ。
    冗談を言ったり、朝比奈さんの台詞を真似たりな。

    この世界の長門は、それよりも一段階も二段階も人間に近いのかもしれない。
    俺はこの長門ともっと喋ってみたいと思った。

    233 :

    こんなにwktkするのは久しぶりだ

    234 :

    朝倉可愛い

    235 = 215 :

    すまん、もう寝る
    ところどころ文章がおかしくなっている所があるかもしれない。ごめん。

    支援ありがとう。明日の昼ごろまた来ます。
    それまでよろしくお願いしたい。

    236 :

    ばかやろおおおおおおおお

    238 = 220 :

    ばああああああかああああああああやろおおおおおおおおおおおおおおおお

    ほしゅううううう!!

    239 :

    >>1おつかれ

    240 :

    追いついたと思ったらなんてこったい
    保守する作業にはいるか・・・

    243 = 224 :

    保ち、そして守る!!

    247 = 233 :

    ねるほ

    248 :

    ふ・・・保守

    249 :

    追い付いた
    まゆ毛かわいいよまゆ毛

    250 :

    ほっしゅ


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