元スレ範馬勇次郎「おう、また会ったな」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×6
101 = 81 :
竹田「バ!バキ!!大変だ!警察を!!」
??「やめな・・・」
竹田「へ?」
振り向くと、そこにはいつかの白い壁が立っていた
竹田「あ!あんたは!!」
花山「・・・・・」
竹田は白い壁さんに「あんた」と言った事を後悔した、なんていうか、その・・・怖すぎたんだ
とりあえず逆らって警察に通報したら、握り潰される気がしたので何もしなかった
102 :
竹田復活ッッッ!!!
103 = 81 :
視線をバキに戻すと、二人の男はバキを前にひれ伏していた
バキ「立て!!!!!!!」
ここ最近、幾つかの化け物を見たが、バキもその中で充分通用する「あっち側の人間」なんだと認識した
小柄な男「痛いのはお好きかな?」
バキ「嫌いだよ」
竹田「好きな奴いるのか?」
花山「黙ってろ」
竹田「サーセン」
104 = 81 :
バキに鞭のようなパンチ?チョップ?が直撃
凄く痛そうだ、バキ、大丈夫なのかよぉ・・・
かと思ったらバキも鞭みたいなパンチをやり返した
バキ「鞭打だろ?知ってるぜ」
竹田「ああ、鞭で打つ、で鞭打ね、なるほど」
その後、バキは何か話し出したかと思ったら女性を抱えて逃げて行った
105 = 81 :
と同時に私の後ろにいた白い壁さんも荒地に入って行った
私も雰囲気で着いて行った
花山「やらねぇよ」
とか言って白い壁さんは帰って行った
小柄の人凄い泣いてる
私は黙ってポッケの中のハンカチを差し出した
左手がサツマイモみたいな色になって腫れている、何があったんだろう
106 = 81 :
私は家に帰って、風呂に入り、ここ最近の出来事、範馬について、頭の中で整理してみた
まず、バキと白い壁さんはお友達で
バキは何かと戦っていて、最近童貞を卒業した
次に虐められっ子、彼は中国人に叩きのめされ、次に神心会の人間に虐められていた
バキ、白い壁に対して、黒い壁と小柄おっさんとフシュルー
虐められっ子に対しては、極悪非道のチャイナ、神心会の最終兵器みたいな人
107 = 81 :
そしてあの人間離れした戦闘レベル、これは何か関連してるのではないだろうか?
最後に、当初からの疑問だった「範馬」という苗字
私のクラスメイトが絡んでなかったらいいが、いい年こいて喧嘩なんてクラスメイトとしてやめてもらいたい
私は風呂からあがり、家族と夕食を楽しみ、中間テストの製作に取り掛かった、来週中には仕上げなければならない
108 = 98 :
サツマイモ支援
109 = 81 :
数日後、私はテストを仕上げるために夜を徹してテストを作っていた
時計を見ると12時を回っていた
私は小腹が空いたのでキッチンに行くと、特に食べたいものが無かった
竹田「コンビニ行くか・・」
というわけでコンビニに向かった
110 = 81 :
季節は秋、随分涼しくなった事に気付いた竹田は、深夜という事もあってかテンションが上がっていた
コンビニでビタミンC組と肉まん、あんまん、からあげクンのレッドを買った
季節の変わり目を感じると、ついついシュールな気分になってしまうな
そんな事を思った竹田は帰り道に公園に寄って、コンビニで買った物を公園で食べる事にした
公園の入り口を通過し、娘をよく遊ばせたジャングルジムを見ると、そこには信じられない光景があった
111 = 81 :
この前、はらっぱのど真ん中で大声出して泣いてたオッサンが鎌の付いた鎖を振り回している
それに向き合ってるオッサンはジャングルジムの前で棒立ち
え?何してんの?
私も棒立ち状態になっていると、肉まんの熱が私を我に返させた
何かの芸の練習でもしてるんだろう、二人とも年近そうだし
私はベンチに座って肉まんを頬張った
112 = 81 :
あの小柄のオッサンの持っている鎌の速度が少しずつ上がっていっている
竹田「おおっ、凄い大道芸だな」
食糧をぺろりと平らげた私はゴミ箱にゴミを捨てた
ベンチに戻り、ささっ大道芸の続きを見ようと思い、小柄なおっさんの様子を見てみると
小柄なおっさんの左手が無くなっているではないか
113 = 81 :
ジャングルジムの前で立っていたおっさんは日本刀を持って「その左手が悪い」的な事を言っている
悪いからって切り落としたらダメだろ
よく見たらサツマイモ色した方の手だ、あの手に何か問題があったのか
しかし、これは立派な傷害事件だ、警察を呼ぼう
だが家に携帯電話を置いてきた
この辺に公衆電話があっただろうか?その前に交番無かったかな?
114 = 96 :
竹田の復活に――――謝謝ッッ!!
115 :
待ってたぞ竹田ッッ
116 = 99 :
…寝落ちか?
117 = 98 :
規制じゃないか
118 = 96 :
おや…竹田が来ねぇな…
119 = 99 :
さるさん?
120 = 96 :
夜叉猿さん
121 = 99 :
>>120
だれがうまいことを
122 = 98 :
ハラショー>>1ッ! ハラショー竹田ッ!
123 = 96 :
竹田なくしてこのスレのカタルシスはありえねぇ…
124 = 81 :
規制にやられた・・・
今からラストスパートで書いて寝る
俺明日朝から仕事(24時間勤務)だけど携帯からの書き込みを敢行する
仕事が終わった頃には前スレ分をコンプリートしてるはずだから気長に待ってて欲しい
あと、お願いが一つ
「べ、別に竹田君が心配だったから保守したわけじゃないわ」
的な感じでたまに保守を、そしてジーフィーを(ry
125 = 81 :
竹田は公衆電話か交番を求めて公園を出た、しかし、見当たらない、現在地から交番までは距離がある
どうするか、そうだ、とりあえず腕を切り落とした方のおっさんの特徴とかを覚えて、警察に説明出来る態勢を整えよう
というわけで竹田は公園に戻った
入口に差し掛かると
長髪の大男が小柄なおっさんをフルスイングビンタしてた
痛そう、っていうか虐待だ
126 = 81 :
私は言葉を失っていると、その大男はこちらに向いて歩いてくる
暗くて表情はわからないが、その男の雰囲気といったらもはや人間のレベルでは無かった
しかし、この時、私は感じた、この雰囲気・・・知っている
8年間同じクラスだったあいつに・・・そっくりだ
これに、これに私は苦しめられていたんだ
竹田「は、範馬君か?」
しかし今の私は違う、私だって40年近くの人生経験を積んできた
ここ最近に至っては人生に一度あるかという経験を何度もした
これが2回目だな、話しかけるのは
範馬勇次郎「おう、また会ったな」
127 = 81 :
竹田「久し振りだね、覚えてるかな?僕の事」
勇次郎「貴様に一言だけ言っておく」
竹田「な、なにかな?」
勇次郎「刃牙に、女を喰らう事の骨頂を諭してくれた事、礼を言う、竹田」
本当に一言だけ言い放つと、範馬はその場で消えた
辺りを見渡しても、いない、どういう原理なんだ・・・
128 = 81 :
公園に目を移すと、倒れてるおっさん、手を切ったおっさん、そして倒れてるおっさんを見ているおじいちゃん
でかした、おじいちゃん、
竹田「おじいさん!この人、大丈夫ですか!?」
渋川「あのオーガの一撃をくらってしまっては、誰も助かるまいよ」
何を言ってるんだこのじいちゃんは
129 = 81 :
その後、渋川と名乗るじいちゃんは
渋川「こやつは死刑囚じゃ、殺しても問題ない」
竹田「いや、あるでしょう!」
渋川「大丈夫じゃ、ここは任せておけ、今警察が来るから」
竹田「警察が来るならいいですけど」
そして警察が来た、園田と名乗る警察は渋川さんに深々と頭を下げた
131 = 81 :
渋川「なぁに、やったのは本部さんとオーガじゃよ」
園田「オーガ!?範馬勇次郎ですか!?」
なに!?オーガ!?範馬はそんなあだ名付けられてるのか?
そもそも有名人過ぎる
しかし、クラスメイトが世間から鬼と呼ばれているのは・・・少々複雑だ
私は範馬について色々と聞いてみたが
渋川「オーガのクラスメイトか~色々苦労したじゃろう?ヒャッヒャッヒャ!」
園田「彼について一般人に語るのはちょっと・・・」
本部という男は、雰囲気が怖かったので話しかけなかった
結局何もわからなかった
132 = 81 :
竹田は家に帰り、冷えた体を温めるため、風呂に入った
竹田「オーガ・・・か」
小学校からのクラスメイトが目の前で人を殺めた・・・だが不思議と動揺は無かった
それよりも、自分の名前を覚えていてくれた事
それを初めて呼んでくれた事
それが嬉しかった
竹田「そういえば、凄く薄着だったな、範馬の奴・・・風邪引いてないないだろうか」
133 = 81 :
先程の出来事で竹田の頭の中で大体話の筋が通った
バキと勇次郎、白い壁に渋川、ダメなものはすぐ切り落とすおっさん
対して、黒い壁、サツマイモ号泣おっさん、フシュルー
空手家、中国人、虐められっ子はまだわからないが、この戦いに関与してると見て間違いないだろう
そしてバキと勇次郎が親子だという事が確定した、私の勘も捨てたものではない
しかし、なぜ戦うのだろう、親子揃って喧嘩とは、一体何を考えているのか
明日、バキと直接話をしてみよう
勇次郎についても色々と知りたいし、バキなら話してくれる気がした
134 :
うわぁぁぁぁぁぁ!前の見てたwwwww
待ってたよ!
135 = 96 :
保守しろって言われてもなぁ…私は一向に構わんッッ!!
136 = 81 :
翌日
竹田はバキを探した、しかしバキは学校を休んだらしい、あの野郎
次の日、再びバキを探した、しかしバキはまた休んだらしい、あの野郎
更に次の日、また休みやがった、これは家庭訪問しかないだろうJK
というわけで竹田はバキの担任から住所を聞いた
139 :
するとバキの担任が妙な事を言った
担任「バキの家は二つあるんすよ、で、一つは落書きだらけでわかりやすいんですけ
ど、一つは人の家に居候しているらしくて場所はわかりません」
なんで寝床が二つもあるんだ?一つがわからないなら仕方ない、その落書きだらけの
方に行こう
というわけで到着
なんだこの家は、ホントに落書きだらけじゃないか、これは介入の余地がありそう
だ、さぁ中へ入ろう
バキ宅の玄関に手をかけようとした、その時
女の声「病院よ!!!!!!」
140 = 139 :
なんてヒステリックな声だ
やはり家庭に問題があるんだな、うん
しかし揉めている中に入って行っても冷静に話が出来ないだろう、今日はやめておくか
部活を休んで来たので時間を持て余した
妻にスイーツでも買って帰るか
141 = 115 :
142 = 96 :
ハァ~~なんて刺激的なんだ
143 :
保守に比べたら…最強なんて…
144 = 96 :
愚地克巳、21歳、夏
―――――灼熱の保守
149 = 96 :
保守でしょう…
みんなの評価 : ★★★×6
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