元スレ【量子のもつれ】すべての物理現象に原因はあるのか?量子技術の核心に迫る大実験
物理news覧 / PC版 /みんなの評価 :
1 :
量子力学の理論によると「量子もつれ」状態にある粒子ペアは、一方の粒子を状態を測定すると、互いがどんなに離れていても、ただちにもう一方の粒子の状態に影響を及ぼす。直感に反するこの特性の根底に「隠れた変数理論」があるのかどうかを調べるため、前例のない規模の実験が実施された。もし、隠れた変数理論が存在すれば、量子暗号は完全に安全とは言えないことになる。
好奇心をそそられる質問がある。物理現象には原因のないものがあるのだろうか、それとも、すべての作用には理由があるのだろうか?
この難問は基礎科学の最も奇妙な分野の1つである量子物理学における核心的な質問だ。科学史上最大級の人物たちを悩ませてきた質問でもある。
この問題はまた、量子コンピューターや量子暗号などの新テクノロジーにとって重要な意味を持つ。もしかすると、原因と結果についての人々の理解を変えかねない、全く新しい科学分野の核心となる問題かもしれない。
今日、この質問に対する1つの答えが得られている。スペインのバルセロナ科学技術研究所(Barcelona Institute of Science and Technology)のモーガン・ミッチェル博士と数十人の共同研究者、および量子理論の最も混乱を呼ぶ予測に関するかつてない実験に参加した、世界中の10万人を超えるボランティアのおかげである。
ミッチェル博士らの結論は、すべての作用に説明が必要なわけではないというものだ。ミッチェル博士と共同研究者たちは、「もし人間の意思が自由だとすれば、原因のない物理現象が存在します」という。実証に基づく科学的手法を使って、自由意思という形而上学的概念を初めて基礎物理学とリンクさせた研究と言える。
まず、背景について少し説明しよう。量子力学の奇妙な特性の1つに、空間的、時間的に同じポイントに生成された複数の量子粒子が同じ存在を共有できることがある。このような関連は「量子もつれ(エンタングルメント)」と呼ばれ、粒子同士が動いてどれだけ離れても相互の関連は損なわれない。
量子もつれに関して不思議なのは、宇宙のある1点に置かれた粒子が、他の点に置かれた粒子と、両者間の距離に関係なく関連し合うことだ。このため、一方の粒子を測定すると、どれだけ離れていようとも、ただちに、もう一方の粒子の測定値に影響を及ぼす。
この特性は長い間、難問とされてきた。一方の粒子が光より速い信号を送らない限り、遠方にあるもう一方の粒子に瞬時に影響を及ぼすことは不可能であるからだ。物理学者たちはこんなことは起こっていないと信じていた。
しかし、光よりも速い信号伝達手段を使わなくても、説明を付ける方法がある。つまり2つの粒子は、物理学者がまだ把握していない隠された方法で相互に関連しているのだ。だが、もしこの隠れた変数を測定できたら、両方の粒子の振る舞いがどのように決められているのかがわかるはずだ。
この考え方では、量子の振る舞いは完全に決定論に基づいており、量子スケールにおいて起こるすべてのことに理由があることになる。この隠れた変数は、現実を表すより深い理論の一部をなすものに違いない。
ここで当然の質問が出てくる。もし現実を表す深い理論があるのなら、どうすれば証拠を見つけられるのだろうか?
1960年代に、当時、欧州原子核研究機構(CERN:European organization for nuclear research laboratory)の無名の物理学者だったジョン・ベルはこの問題に関心を抱いた。アインシュタインが1930年代にこの問題に取り組み、納得できる答えを出せなかったが、それ以降の世代の物理学者たちは問題を棚上げしてしまっていた。量子力学よりさらに根本的な理論があるかもしれないという考えに向き合いたいとは思わなかったのだ。
対照的に、ベルはこの問題の襟首をつかんだ。ベルは、もし「隠れた変数理論」が量子力学よりさらに根本に存在するのなら、宇宙は量子力学が根本原理である場合とは微妙に違った振る舞いをすることを示した。
http://www.technologyreview.jp/s/88840/how-the-nature-of-cause-and-effect-will-determine-the-future-of-quantum-technology/
2 :
量子ともつれたい
3 :
>>2 武:嫁貸すよ
4 :
モーガン博士
5 :
これを利用すれば、遠距離でも光の速さを超えた通信が可能に。
ハヤブサ3ではリアルタイム制御を可能にしてほしいわ
6 :
全然分からん
7 :
http://www.youtube.com/watch?v=vnJre6NzlOQ
8 :
すべての可能性が存在していて
そのどれかに属している
ことを認めれば、
何の不思議でもない
世界観が変わるから
認められん
という人が多いだろうが
9 :
>>6
つまり量子力学から視ても説明できないような奇妙な振る舞いを行う物理現象が
あるならば、量子力学より上位の理論や変数があるはずだって事。
しかしその上位理論の哲学を人間が理解可能かどうかが最大の問題だと思うけどね。
10 :
光の二重スリット実験という単純なものすら
全く説明できていないもんな
12 :
過去・現在・未来は全て同時に存在してる。みたいな説があったじゃん?
あれが比喩的な表現でなければ、全ての物質はそう動く事が前々から決まっていただけじゃね
13 :
けったいな言葉で言えば
それは運命と言う奴だよ
14 :
量子レベルでの理論と、量子から見たら圧倒的にマクロな現実世界(人間が認知している範囲)の現象を同じ次元で捉えるのはアホ
この量子理論からなにかブレイクスルーする超科学技術はあるかもだが、この現実世界と人間は何一つ変わらないよ
15 :
日本は国の借金を返さんといかんから欧米中国に頑張ってもらわんとな。
16 :
量子もつれが超光速で伝搬するってどうやって確認すんだよ
現状ではそうにちがいないって状態で実験で答えは出てないんよね
17 :
相関関係があったことを実際に確認とる作業をするには少なくとも光速で古典的通信手段でやりとりせざる得ない。
18 :
この変数が見つかれば超光速通信が可能になるんでしょ?
でもそうなると因果律が壊れてしまうんで答えがわからんのじゃないの?
21 :
昔から言うだろ
因果応報って
22 :
>>6
それが普通
23 :
人類まだまだだな量子コンピューターの実用化もあと300年くらいはかかっちゃいそう
24 :
>すべての物理現象に原因はあるのか?
中世に先祖返りしているんじゃね。
神の意志は見たまんま、あるいは置いておいてが科学の出発点でしょ。
隠れた変数理論と神の意志は同じ立ち位置でもいいんじゃね。
25 = 21 :
>>19
ペアになってる相手(彼女か奥さん)とのみ絡れてok
26 :
この問題に思考停止になってきた、物理学業界の意味がわからん。
逃げずに頑張ってほしい。
28 :
>>6
そりゃこの記事の要旨はまだまだ先だからな。
この板の記事引用はみんなそう。
しかもこの記事は有料記事の公開部分。
要するに鰡は記事を全く読まずに作業コピペしてる。
29 :
因みにアメ語の釣り(吊り?)はtroll...
アメの中の人は大漁狙いでつね
30 :
時間の概念から考え直す必要がありそう
31 :
しょせんこの世はシャボン玉🎵
32 :
空間的時間的に同じポイントに生成された複数の量子粒子って書いてあるけど
同じ時間同じ場所なら同じ物質じゃないの?
33 :
もつれと時空が同じ物だと薄々気がついてはいるけれど
34 = 23 :
量子にとっちゃ空間なんて屁みたいなもんだからな
36 :
隠れた変数はあったのかなかったのか
37 :
>>36
今のところ見つからなかった、が結論
38 :
>>1
トカナソースではなかったのか?
最近ではこの種の話はすべてトカナか月刊ムーのネタ話に思える。
39 :
量子もつれを上手く説明できる可能性がある
それは相対性理論でも存在が許されるワームホールです
40 :
>>39
ワームホールは存在を確認されていない。
ブラックホールは質量をホーキング放射以上に失っていない。
相対性理論でも量子重力理論でもホワイトホールがあるとはされていない。
量子もつれは観測されてるし応用されてもいる。
41 :
あっしが変数の上位概念でござる
君らは結果ね(^v^)
43 = 33 :
量子もつれを相対論で説明するよりも相対論を量子もつれで説明するほうがいいね
44 :
変数は人間であると
ダニエル・ファラデーが
言ってた。
45 :
>>1http://www.technologyreview.jp の記事をはるなよ
無駄に長い文章だし、続きが有料だから
46 = 31 :
これだけ凄まじい不可解さと隣り合わせなんだから
もうちょっと人生観にも深みが出てきそうなもんだが
47 :
余剰次元の座標では同一
48 :
>物理現象には原因のないものがあるのだろうか、それとも、すべての作用には理由があるのだろうか?
「原因」「理由」は日常的概念であって、厳密な学問的概念ではない。
実在するのは“一連の作用”のみであり、これを恣意的に切断して「原因」などと呼んでも意味がない。
49 :
すべての粒子はビッグバン以来、まだ発見されていない未知の“糸”で
ずっとつながっていたということなのですか?
50 = 40 :
関連性から仮説を導き出すのはよくある話。
当時学問的に全く違う世界と思われてた、
複素数平面で扱うトポロジーから、ガロアは
五次方程式の解法、それから解が導ける導けない
条件の仮説を立て、それが後の世に応用されている。
それどころか、その仮説の中で想定された平面
展開による方程式の構造を探る手法は、後に複素数
という世界にとどまらない群論という一分野まで広がることとなった。
関連性を探ることは別に無意味なことじゃない。
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