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元スレ新ジャンル「薬使い」
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女「男、新薬できた新薬」
男「で、俺で実験か」
女「ああ、今回のは便利な薬だぞ」
男「ふうん、どんな薬なんだ?」
女「身体中のフェロモンを調整することによってモテモテになる」
男「すげえ!飲ませろ!」ゴクリ
女「問題は男性ホルモンと女性ホルモンどちらを調整するかランダムだから、どの性別にモテモテになるか不確定なんだ」
男「え」
男友「ハァハァ…男、ちょっと連れション行こうぜ」
男「で、俺で実験か」
女「ああ、今回のは便利な薬だぞ」
男「ふうん、どんな薬なんだ?」
女「身体中のフェロモンを調整することによってモテモテになる」
男「すげえ!飲ませろ!」ゴクリ
女「問題は男性ホルモンと女性ホルモンどちらを調整するかランダムだから、どの性別にモテモテになるか不確定なんだ」
男「え」
男友「ハァハァ…男、ちょっと連れション行こうぜ」
女「薬(くすり)って体に良さそうよね」
男「ん? 当たり前だろ」
女「薬(やく)って体に悪そうよね」
男「そうだな、読みの違いでだいぶ印象が変わるもんだな」
女「ここに私特製薬があります」
男「待て、どっちだ」
女「どっちって、薬よ。ちゃんと聞いてた?」
男「頼む、文章なのをいい事に変な物を飲ませようとしないでくれ」
女「メタ発言をした男君には劇薬を飲ませます」
男「それは文章でもやくって読む上に凄く危ないですよ!?」
男「ん? 当たり前だろ」
女「薬(やく)って体に悪そうよね」
男「そうだな、読みの違いでだいぶ印象が変わるもんだな」
女「ここに私特製薬があります」
男「待て、どっちだ」
女「どっちって、薬よ。ちゃんと聞いてた?」
男「頼む、文章なのをいい事に変な物を飲ませようとしないでくれ」
女「メタ発言をした男君には劇薬を飲ませます」
男「それは文章でもやくって読む上に凄く危ないですよ!?」
女「男さん、これ、飲みたくないですか?」
男「……実験台にしようとしてるわりには消極的な誘い方だな」
女「だって自分から飲ませようとして何かあったら私の責任になっちゃうじゃないですか!」
男「そんな事を聞いて飲める訳がないだろ!」
女「飲んだら億万長者になれますよ」
男「マジで!?」
女「マジです」
男「でも薬を飲んだだけで何で億万長者に?」
女「不老不死になるので長いスパンで考えればいつか億万長者です」
男「絶対飲まない!」
女「ついでに私も億万長者です」
男「納得いかねえ!」
男「……実験台にしようとしてるわりには消極的な誘い方だな」
女「だって自分から飲ませようとして何かあったら私の責任になっちゃうじゃないですか!」
男「そんな事を聞いて飲める訳がないだろ!」
女「飲んだら億万長者になれますよ」
男「マジで!?」
女「マジです」
男「でも薬を飲んだだけで何で億万長者に?」
女「不老不死になるので長いスパンで考えればいつか億万長者です」
男「絶対飲まない!」
女「ついでに私も億万長者です」
男「納得いかねえ!」
女「授業でクッキー作ったんです、食べてみて下さい」
男「うん、旨いな」
女「でしょう?」
男「……あれ、俺とお前って同じクラスだよな」
女「はい」
男「俺、家庭家なんて受けてないんだけど」
女「私も無いですよ」
男「……このクッキーは?」
女「化学の時間に作りました!」
男「食わせるな!」
男「うん、旨いな」
女「でしょう?」
男「……あれ、俺とお前って同じクラスだよな」
女「はい」
男「俺、家庭家なんて受けてないんだけど」
女「私も無いですよ」
男「……このクッキーは?」
女「化学の時間に作りました!」
男「食わせるな!」
男「女、実はな、俺、毒薬を飲むと死なないんだ」
女「なんですって!?」
男「ああ、だからどんだけ盛ってくれても構わない」
女「男さん!」
男「ハッハッハッ」
女「という夢を見ました」
男「一行目で夢落ちだと解るのも珍しいな」
女「ということで、この毒を飲んでください!」
男「断る! もはや薬でもねえじゃねえか!」
女「そんな! あのベッドの上での約束は嘘だったんですか!?」
男「何やってんの、夢の中の俺!?」
女「なんですって!?」
男「ああ、だからどんだけ盛ってくれても構わない」
女「男さん!」
男「ハッハッハッ」
女「という夢を見ました」
男「一行目で夢落ちだと解るのも珍しいな」
女「ということで、この毒を飲んでください!」
男「断る! もはや薬でもねえじゃねえか!」
女「そんな! あのベッドの上での約束は嘘だったんですか!?」
男「何やってんの、夢の中の俺!?」
俺「なかなか皆、書いてくれないな」
女「こんなこともあろうかと」
俺「誰!?」
女「あ、私、女といいます」
俺「俺といいます」
女「変わった名前ですね」
俺「貴女こそ」
女「貴方がつけたんですよ」
俺「僕の名前も親が付けたんです」
女「俺なのに僕って言うんですね」
俺「ええ、まあ」
女「……」
俺「……」
女「こんなこともあろうかと」
俺「誰!?」
女「あ、私、女といいます」
俺「俺といいます」
女「変わった名前ですね」
俺「貴女こそ」
女「貴方がつけたんですよ」
俺「僕の名前も親が付けたんです」
女「俺なのに僕って言うんですね」
俺「ええ、まあ」
女「……」
俺「……」
俺「そういえばさっき」
女「はい?」
俺「こんな事もあろうかと、って言ってませんでした?」
女「ああ、言いました言いました」
俺「一体、何が」
女「いや、たいしたことじゃないんですけどね」
俺「ならいいです」
女「ええ、ただ貴方の昼食にちょっと」
俺「えっ?」
女「はい?」
俺「こんな事もあろうかと、って言ってませんでした?」
女「ああ、言いました言いました」
俺「一体、何が」
女「いや、たいしたことじゃないんですけどね」
俺「ならいいです」
女「ええ、ただ貴方の昼食にちょっと」
俺「えっ?」
女「書きたくなーるを少々」
俺「うさん臭い名前ですね、でも僕はずっとかいてますよ?」
女「飛沫感染です」
俺「はい?」
女「貴方に盛った後、貴方の飛沫、つまり書き込みによって周りにもその気になってもらうんです」
俺「もう薬じゃなくて菌ですね」
俺「うさん臭い名前ですね、でも僕はずっとかいてますよ?」
女「飛沫感染です」
俺「はい?」
女「貴方に盛った後、貴方の飛沫、つまり書き込みによって周りにもその気になってもらうんです」
俺「もう薬じゃなくて菌ですね」
女「さて男、この薬を飲んで欲しい。」
男「何を企んでいる?」
女「実は笑いを忘れた子に笑いを取り戻す薬をあげようとしてるんだ。」
男「珍しくまともな話だな。」
女「だから試しに飲んでみてくれないか?毒物や危なげなものは入ってない。」
男「……事情が珍しくまともだから仕方ないな。」
女「どうだ?」
男「……。」クスリ
女「ん?」
男「笑ってるんだが……。」クスリ
女「クスリと笑う薬になってしまったか。」
男「何を企んでいる?」
女「実は笑いを忘れた子に笑いを取り戻す薬をあげようとしてるんだ。」
男「珍しくまともな話だな。」
女「だから試しに飲んでみてくれないか?毒物や危なげなものは入ってない。」
男「……事情が珍しくまともだから仕方ないな。」
女「どうだ?」
男「……。」クスリ
女「ん?」
男「笑ってるんだが……。」クスリ
女「クスリと笑う薬になってしまったか。」
男「薬ってさ」
女「ん?」
男「使えば使うほど、人には耐性ってヤツができて効きづらくなるんだよな?」
女「うん、そうだね」
男「じゃあさ、もしかして毎日食ってるこの弁当もさ、」
女「あぁ、それは心配しなくていい」
男「え?」
女「いくら惚れ薬を強くしたところで効果がないのは実証済みだ」
男「あ、え、いや、えーっと、女さん? 今、何て言いました?」
女「……! 二度は言わん!」
女「ん?」
男「使えば使うほど、人には耐性ってヤツができて効きづらくなるんだよな?」
女「うん、そうだね」
男「じゃあさ、もしかして毎日食ってるこの弁当もさ、」
女「あぁ、それは心配しなくていい」
男「え?」
女「いくら惚れ薬を強くしたところで効果がないのは実証済みだ」
男「あ、え、いや、えーっと、女さん? 今、何て言いました?」
女「……! 二度は言わん!」
男「惚れ薬とか薬関係のネタじゃ鉄板だけどあったりするのか?」
女「掘れ薬か?あるぞ」スッ
男「ちょっと待て今何かニュアンスが違った気がする」
女「気のせいだ気のせい、飲め飲め」
男「嫌な予感しかしねぇよ」
女「掘れ薬か?あるぞ」スッ
男「ちょっと待て今何かニュアンスが違った気がする」
女「気のせいだ気のせい、飲め飲め」
男「嫌な予感しかしねぇよ」
男友「聞いてくれ。女から惚れ薬貰ったんだ」
男「ん? ちょっと待て」
男友「ははっ。もう遅い。これで俺もモテモテだ」
男「あ、ゴメン、俺、ちょっと用事思い出した。じゃあな!」
男友「む? 男め、いきなりどうしたんだ……っていうか、あぁ、あぁっ!」
女「チッ。男め。掘れ薬だって気付きやがったか」
男「ん? ちょっと待て」
男友「ははっ。もう遅い。これで俺もモテモテだ」
男「あ、ゴメン、俺、ちょっと用事思い出した。じゃあな!」
男友「む? 男め、いきなりどうしたんだ……っていうか、あぁ、あぁっ!」
女「チッ。男め。掘れ薬だって気付きやがったか」
男友「男……」
男「ん? 男友、どした?」
男友「男……! 男……っ!」
男「うわ、何すんだキメエ近付くな!」
男友「あぁ、あぁぁっ!」
男「何なんだよ、うりゃあ」
男友「ぐぁっ……」
男「うぉ、大丈夫か男友? モロに鳩尾入ったけど」
男友「いや、男の腕の中でイけるなら、本望、だ……」ガクッ
女「あぁ、美しきかな男同士の友情」
男「ん? 男友、どした?」
男友「男……! 男……っ!」
男「うわ、何すんだキメエ近付くな!」
男友「あぁ、あぁぁっ!」
男「何なんだよ、うりゃあ」
男友「ぐぁっ……」
男「うぉ、大丈夫か男友? モロに鳩尾入ったけど」
男友「いや、男の腕の中でイけるなら、本望、だ……」ガクッ
女「あぁ、美しきかな男同士の友情」
女「たららんたんたらんらんららん~♪」
男「何その鼻歌」
女「調合中の音楽」
男「ふーん。で、今度は何作ってんの?」
女「願いの叶う薬」
男「何じゃそりゃ?」
男友「ほぅ、それは良いことを聞いた!」
男「うわ、いきなり大声で出てくんなよビックリするだろ」
男友「女、是非ともその薬を俺に譲ってくれ!」
男「おまえ、相変わらず懲りないなぁ。この前もコイツの薬でヒドイ目にあっただろうに……」
男友「何とでも言うがいい。さぁ、その願いが叶う薬を、さぁ、早く!」
女「誰もあげるなんて言ってないけど」
男友「何!? そこを何とか、頼む!」
女「うーん、それじゃ、条件があるわ」
男友「何でも言ってくれ!」
男「何その鼻歌」
女「調合中の音楽」
男「ふーん。で、今度は何作ってんの?」
女「願いの叶う薬」
男「何じゃそりゃ?」
男友「ほぅ、それは良いことを聞いた!」
男「うわ、いきなり大声で出てくんなよビックリするだろ」
男友「女、是非ともその薬を俺に譲ってくれ!」
男「おまえ、相変わらず懲りないなぁ。この前もコイツの薬でヒドイ目にあっただろうに……」
男友「何とでも言うがいい。さぁ、その願いが叶う薬を、さぁ、早く!」
女「誰もあげるなんて言ってないけど」
男友「何!? そこを何とか、頼む!」
女「うーん、それじゃ、条件があるわ」
男友「何でも言ってくれ!」
男「明らかに怪しいんだが、今度は大丈夫か……」
男友「さぁ、早く条件を教えてくれ」
女「ちょっと耳貸してくれる? ごにょごにょ……」
男友「ふむ、なるほど、男を、ふむ……」
男「何だよおまえらなんでこっち見てんだよキモチ悪い」
女「別にー」
男友「別にー」
男「……」
数日後
男友「見てくれ、願いが叶ったぞ」
男「はぁ、えーっと、いつもと変わらんが」
男友「何言ってんだ、この肉体美を見てくれ」
男「いきなり服を脱ぎだすんじゃねーよ。露出狂か!」
男友「いいじゃないか、俺とオマエの仲じゃないか!」
男友「さぁ、早く条件を教えてくれ」
女「ちょっと耳貸してくれる? ごにょごにょ……」
男友「ふむ、なるほど、男を、ふむ……」
男「何だよおまえらなんでこっち見てんだよキモチ悪い」
女「別にー」
男友「別にー」
男「……」
数日後
男友「見てくれ、願いが叶ったぞ」
男「はぁ、えーっと、いつもと変わらんが」
男友「何言ってんだ、この肉体美を見てくれ」
男「いきなり服を脱ぎだすんじゃねーよ。露出狂か!」
男友「いいじゃないか、俺とオマエの仲じゃないか!」
男「だからキモイんだっての。……ハッ、もしや!?」
女「じゅるり」
男「女、テメエ、今度は男友に何の薬を盛りやがった!?」
女「じゅるり」
男「じゅるり、じゃねーよ!」
女「じゅるり」
男友「じゅるり」
男「え?」
女・男友「じゅるりじゅるりじゅるり」
男「うわああああああああ」
男「ハッ、夢、か……」
女「ああそうだ、夢だぞ、だから大丈夫だ」
男友「そうそう、大丈夫だぞ」
女「じゅるり」
男「女、テメエ、今度は男友に何の薬を盛りやがった!?」
女「じゅるり」
男「じゅるり、じゃねーよ!」
女「じゅるり」
男友「じゅるり」
男「え?」
女・男友「じゅるりじゅるりじゅるり」
男「うわああああああああ」
男「ハッ、夢、か……」
女「ああそうだ、夢だぞ、だから大丈夫だ」
男友「そうそう、大丈夫だぞ」
保守代わりに…
女「このままじゃ遅刻するー!」
女「こういうときは…」ゴソゴソ
女「この、世界がスローモーションに見える薬で…!」
ゴクリ
―――
キンコンカンコーン
女友「アラ、遅かったわね」
女「“見える”だけじゃダメだ…。実際には速く動けないじゃん…」
女友「…?」
女「このままじゃ遅刻するー!」
女「こういうときは…」ゴソゴソ
女「この、世界がスローモーションに見える薬で…!」
ゴクリ
―――
キンコンカンコーン
女友「アラ、遅かったわね」
女「“見える”だけじゃダメだ…。実際には速く動けないじゃん…」
女友「…?」
女(眠い…)
女「今…眠るわけには…」
女「こんなときは…」ガサゴソ
女(眠くなくなる薬ー…)
ゴクン
―――
女「…あれ?」
女友「アラ、やっと起きたの?」
女「たしかに…たしかに今は眠くないけど…」
女友「…?」
女「今…眠るわけには…」
女「こんなときは…」ガサゴソ
女(眠くなくなる薬ー…)
ゴクン
―――
女「…あれ?」
女友「アラ、やっと起きたの?」
女「たしかに…たしかに今は眠くないけど…」
女友「…?」
女(駄目だ…さっぱり分からない…)
ゴソリ
女(頭の働きが良くなる薬ー)
ゴックン
女(よーし、飲んだぞ!これで何を言ってるのか分かるように…)
女(おっとならないぞー?なんでかな?どうしてかな?)
女(そう、これは多分時間差。効果が出始めるまでに多少のタイムラグが出る薬)
女友「…?」
女(おーっと、マイフレンドに不審な目を向けられてしまった)
女(しかし、大丈夫。薬の効果が現れればあなたも意識の外へ飛んでいく)
女(それまでせいぜい…待てよ?何だかいつもより色々考えてるのはなぜ?)
女(薬の効果はもう出てる?ではナゼ相変わらず何を言ってるのか分からない?)
女(答えは簡単。頭の働きが良くなっても頭の良さは変わらないから)
女(…もういいや。居眠りして…出来ない?ナゼ?なぜなら頭が働きすぎて休めないから)
女(…なんてこった)
ゴソリ
女(頭の働きが良くなる薬ー)
ゴックン
女(よーし、飲んだぞ!これで何を言ってるのか分かるように…)
女(おっとならないぞー?なんでかな?どうしてかな?)
女(そう、これは多分時間差。効果が出始めるまでに多少のタイムラグが出る薬)
女友「…?」
女(おーっと、マイフレンドに不審な目を向けられてしまった)
女(しかし、大丈夫。薬の効果が現れればあなたも意識の外へ飛んでいく)
女(それまでせいぜい…待てよ?何だかいつもより色々考えてるのはなぜ?)
女(薬の効果はもう出てる?ではナゼ相変わらず何を言ってるのか分からない?)
女(答えは簡単。頭の働きが良くなっても頭の良さは変わらないから)
女(…もういいや。居眠りして…出来ない?ナゼ?なぜなら頭が働きすぎて休めないから)
女(…なんてこった)
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