私的良スレ書庫
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元スレ超王道ジャンル「恋ノ病」
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-3月7日昼 自宅アパート 男の部屋-
妹「はいお兄ちゃん!親子丼できたよー」
男「おお、サンキュー!ほかほかじゃん」
妹「どうせ普段ロクなもの食べてないんでしょ?」
男「お察しの通りで。いただきまーす!」
妹「あ!粕汁も作ったから…はい!」
男「おお、気が利くなあ」
妹「てへへっ/////だってお兄ちゃんの妹ですからっ」
妹「はいお兄ちゃん!親子丼できたよー」
男「おお、サンキュー!ほかほかじゃん」
妹「どうせ普段ロクなもの食べてないんでしょ?」
男「お察しの通りで。いただきまーす!」
妹「あ!粕汁も作ったから…はい!」
男「おお、気が利くなあ」
妹「てへへっ/////だってお兄ちゃんの妹ですからっ」
妹「ねえ、どう!?美味しい!?」
男「ツユの甘さと鶏肉の旨味が絶妙で、卵がフワトロ…文句の付け所がないな」
妹「そ、そんなに誉めなくてもっ//////」
男「いやいや、上出来だよ!ありがとうな」
妹「ま、まあ私が来たときくらいは美味しいもの食べてもらわないとねっ」
男「だな。一人暮らしはやっぱダメだ」
妹「…なんか変わったね。お兄ちゃん」
男「…へ?」
男「ツユの甘さと鶏肉の旨味が絶妙で、卵がフワトロ…文句の付け所がないな」
妹「そ、そんなに誉めなくてもっ//////」
男「いやいや、上出来だよ!ありがとうな」
妹「ま、まあ私が来たときくらいは美味しいもの食べてもらわないとねっ」
男「だな。一人暮らしはやっぱダメだ」
妹「…なんか変わったね。お兄ちゃん」
男「…へ?」
妹「なんか一人暮らし始めたお兄ちゃん、家にいた頃より雰囲気が変わった気がするよ」
男「そうかぁ?別に何も変わったことはないけど…」
妹「ねえ、家に帰って来ないの?お金キツイんじゃない?」
男「まあでもこっちの方が自由きくからな」
妹「そう…やっぱり戻ってきてくれないんだ…」
男「…どうした?」
妹「ううん…何でもない」
男「そうかぁ?別に何も変わったことはないけど…」
妹「ねえ、家に帰って来ないの?お金キツイんじゃない?」
男「まあでもこっちの方が自由きくからな」
妹「そう…やっぱり戻ってきてくれないんだ…」
男「…どうした?」
妹「ううん…何でもない」
男「ん?そういやお前昼から用事あるんじゃなかったっけ?」
妹「あ!忘れてた」
男「早く行かないといけないんじゃないか?」
妹「…もう行かないでおこっかな」
男「おいおい」
妹「だって…お兄ちゃんと一緒にいる方が楽しいし」
男「何言ってんだよ、途中まで送ってやるからさ」
妹「あ!忘れてた」
男「早く行かないといけないんじゃないか?」
妹「…もう行かないでおこっかな」
男「おいおい」
妹「だって…お兄ちゃんと一緒にいる方が楽しいし」
男「何言ってんだよ、途中まで送ってやるからさ」
男「じゃあ駅まで一緒に行く―――」
妹「いいよ、玄関で」
男「い、いいのか?」
妹「うん…いい」
男「そ、そうか…じゃあ、またな。親子丼と掃除サンキュ」
妹「うん、じゃまた来るから。あ、あとゴミ捨てとくね」
男「何から何までゴメンな。じゃ、バイバイ」
妹「…バイバイ」
キィ… バタン
妹「………」
―――お兄ちゃんは全然私の気持ちに気づいてくれない。
妹「いいよ、玄関で」
男「い、いいのか?」
妹「うん…いい」
男「そ、そうか…じゃあ、またな。親子丼と掃除サンキュ」
妹「うん、じゃまた来るから。あ、あとゴミ捨てとくね」
男「何から何までゴメンな。じゃ、バイバイ」
妹「…バイバイ」
キィ… バタン
妹「………」
―――お兄ちゃんは全然私の気持ちに気づいてくれない。
タタタ…
妹「…ここなら見えないよね」
―――このゴミ袋はお兄ちゃんの部屋から出たゴミばかり。
ガサゴソ…
妹「………」
―――でも全部持ち帰ると怪しまれるから…。
妹「…ふふ、うふふふふふっ」
ガサゴソ…
―――だから少しだけ持って帰るの。
妹「…オ兄チャン…うくっうくくくくっ」
―――大好きなお兄ちゃんのゴミなら何でも欲しい。何でも、なーんでも。
妹「…ここなら見えないよね」
―――このゴミ袋はお兄ちゃんの部屋から出たゴミばかり。
ガサゴソ…
妹「………」
―――でも全部持ち帰ると怪しまれるから…。
妹「…ふふ、うふふふふふっ」
ガサゴソ…
―――だから少しだけ持って帰るの。
妹「…オ兄チャン…うくっうくくくくっ」
―――大好きなお兄ちゃんのゴミなら何でも欲しい。何でも、なーんでも。
妹「…あはっ、お兄ちゃんてば、パンツそのまま捨てちゃって」
妹「ハアハア…わあ、これ割り箸…あ、ティッシュもある…」
妹「えへ、えへへへへへっ///////大好き、お兄ちゃん」
ガサゴソ…
―――お兄ちゃんのものなら何でも欲しい。全てが欲し…。
妹「…何これ?」
―――どういう…こと…?
妹「…生理…用品?」
妹「ハアハア…わあ、これ割り箸…あ、ティッシュもある…」
妹「えへ、えへへへへへっ///////大好き、お兄ちゃん」
ガサゴソ…
―――お兄ちゃんのものなら何でも欲しい。全てが欲し…。
妹「…何これ?」
―――どういう…こと…?
妹「…生理…用品?」
妹「………っ」
―――お兄ちゃん、まさか女を連れ込んでる?
妹「へえ…」
―――そっか、そういうことなんだ。
妹「へえー、そっかそっか」
―――私以外の女があの部屋に、ね。
妹「…許さない」
―――お兄ちゃん、まさか女を連れ込んでる?
妹「へえ…」
―――そっか、そういうことなんだ。
妹「へえー、そっかそっか」
―――私以外の女があの部屋に、ね。
妹「…許さない」
―――そんなのダメ。だってお兄ちゃんは私のもの。
妹「…あはっ」
―――いいわ。そんな女がいるのなら排除するから。
妹「うく、うくくくくく…」
―――私以外の女は絶対に許さないんだから。
妹「ふふっ…ふふふふ。あははははははははははっ!!」
―――どんな手段を使っても排除してやるわ。
妹「…あはっ」
―――いいわ。そんな女がいるのなら排除するから。
妹「うく、うくくくくく…」
―――私以外の女は絶対に許さないんだから。
妹「ふふっ…ふふふふ。あははははははははははっ!!」
―――どんな手段を使っても排除してやるわ。
-3月7日夕方 自宅アパート前-
ガチャッ
男「さて新聞新聞っと」
女友「あ、男クンじゃん」
男「おおっす女友。なんだ、買い物帰り?」
女友「うん、1週間分の買いだめ」
男「だろうな、すげえ量だ」
女友「あ!部屋が隣だからって食料たかりに来ないでよね」
男「…ちっ、いま言おうとしてたところなのに」
女友「だから先に言ったのよっ」
ガチャッ
男「さて新聞新聞っと」
女友「あ、男クンじゃん」
男「おおっす女友。なんだ、買い物帰り?」
女友「うん、1週間分の買いだめ」
男「だろうな、すげえ量だ」
女友「あ!部屋が隣だからって食料たかりに来ないでよね」
男「…ちっ、いま言おうとしてたところなのに」
女友「だから先に言ったのよっ」
女友「そういえば昼間、妹さん来てたよね」
男「声聞こえたか?うるさくてすまんな」
女友「いえいえ、仲睦まじいようで」
男「まあ、ちょっとシスコンじみてるかもしれんな」
女友「やだーきもーい(棒読み)」
男「そんなリアクションいらねえから」
女友「そういえばさ、男クン彼女とかいないの?」
男「声聞こえたか?うるさくてすまんな」
女友「いえいえ、仲睦まじいようで」
男「まあ、ちょっとシスコンじみてるかもしれんな」
女友「やだーきもーい(棒読み)」
男「そんなリアクションいらねえから」
女友「そういえばさ、男クン彼女とかいないの?」
男「…彼女?」
女友「そ、彼女。いたら妹さんじゃなくて彼女にやってもらえばいいのに」
男「…いねえよ」
女友「いないんだ?へー」
男「何だよ、そのどうせ知ってましたけど的な顔は」
女友「おほほほほっ!いえいえこれは失敬失敬」
男「どうせ俺はモテないっつの」
女友「―――じゃあさ、好きな人とかは?」
女友「そ、彼女。いたら妹さんじゃなくて彼女にやってもらえばいいのに」
男「…いねえよ」
女友「いないんだ?へー」
男「何だよ、そのどうせ知ってましたけど的な顔は」
女友「おほほほほっ!いえいえこれは失敬失敬」
男「どうせ俺はモテないっつの」
女友「―――じゃあさ、好きな人とかは?」
男「は?」
女友「いるでしょ?好きな人くらい」
男「いや特には…」
女友「たとえばさ…女とかは?」
男「えっ…女っ!?」
女友「ほれほれぇ!声が裏返ってますぞよ?」
男「ち、違うって…これはそのっ」
女友「いるでしょ?好きな人くらい」
男「いや特には…」
女友「たとえばさ…女とかは?」
男「えっ…女っ!?」
女友「ほれほれぇ!声が裏返ってますぞよ?」
男「ち、違うって…これはそのっ」
女友「だって男クンがこのアパートに決めたの、女が住んでるからでしょ?」
男「違うって!大学で女がストーカーに悩んでるって聞いたから、その…」
女友「それを理由に家を探してるフリをして見事隣の部屋をゲットした、と」
男「い、言いがかりだ!」
女友「そしてそのまた隣に私も引っ越してきましたよっと」
男「ど、どうでもいいっつの!お前の話は」
女友「いいねえ、両隣に女の子なんて、男クンは日本中の童貞から殺意の念を送られること必至だねぇ」
男「…ちっ、言ってろ」
男「違うって!大学で女がストーカーに悩んでるって聞いたから、その…」
女友「それを理由に家を探してるフリをして見事隣の部屋をゲットした、と」
男「い、言いがかりだ!」
女友「そしてそのまた隣に私も引っ越してきましたよっと」
男「ど、どうでもいいっつの!お前の話は」
女友「いいねえ、両隣に女の子なんて、男クンは日本中の童貞から殺意の念を送られること必至だねぇ」
男「…ちっ、言ってろ」
女友「…そういえばさ、ここんとこ女のこと見ないんだけど…知ってる?」
男「へ?俺、昨日見かけたぞ?」
女友「たまたまかぁ、私あんまり見かけないんだよね」
男「まあもともと引きこもりがちなヤツだからな」
女友「4回生ともなると大学にも行かないしね」
男「電話でもしてみたら?」
女友「そうね、今夜にでも電話してみよっかな
男「へ?俺、昨日見かけたぞ?」
女友「たまたまかぁ、私あんまり見かけないんだよね」
男「まあもともと引きこもりがちなヤツだからな」
女友「4回生ともなると大学にも行かないしね」
男「電話でもしてみたら?」
女友「そうね、今夜にでも電話してみよっかな
男「…うう寒っ!じゃあ俺もう部屋入るぞ?」
女友「じゃね!」
男「うーい」
ガチャッ バタン…
男「………」
男「…女のことが好き、か」
女友「じゃね!」
男「うーい」
ガチャッ バタン…
男「………」
男「…女のことが好き、か」
-3月7日夜 男自宅-
ピリリリリッ ピリリリリッ
男「…はいもしもし?」
『私だけど』
男「ああ、妹か」
『今、家からかけてるんだけど、私、携帯電話忘れてない?』
男「携帯電話…?いや別にないけ―――」
『明日、探しにに行ってもいいかな?』
男「いや、だからないって―――」
『探しに行くね?いいでしょ?』
男「えっ…あ、ああ、まあいいけど」
『分かった。じゃあ明日行くから』
ピリリリリッ ピリリリリッ
男「…はいもしもし?」
『私だけど』
男「ああ、妹か」
『今、家からかけてるんだけど、私、携帯電話忘れてない?』
男「携帯電話…?いや別にないけ―――」
『明日、探しにに行ってもいいかな?』
男「いや、だからないって―――」
『探しに行くね?いいでしょ?』
男「えっ…あ、ああ、まあいいけど」
『分かった。じゃあ明日行くから』
男「つーか、なんかお前声のトーン低くないか?」
『そう?気のせいじゃない?』
男「いや、なんか言葉の端々にトゲがあるっていうか…」
『とにかく、明日行くから』
男「あ、ああ…分かった」
『…じゃ』
ブチッ ツーツーツー…
男「何なんだ一体…?」
男「………」
『そう?気のせいじゃない?』
男「いや、なんか言葉の端々にトゲがあるっていうか…」
『とにかく、明日行くから』
男「あ、ああ…分かった」
『…じゃ』
ブチッ ツーツーツー…
男「何なんだ一体…?」
男「………」
-3月7日深夜 女友部屋-
トゥルルルル トゥルルルル
『もしもし?』
女友「あ、女?私だけど。久しぶりっ」
『久しぶりだね。そういえばしばらく会ってないカモ』
女友「今どこ?」
『い、いまっ!?え、えっと…』
女友「部屋にいる?行ってもいい?」
『あ!いまは部屋にはいないの!実家に帰省中だからっ』
トゥルルルル トゥルルルル
『もしもし?』
女友「あ、女?私だけど。久しぶりっ」
『久しぶりだね。そういえばしばらく会ってないカモ』
女友「今どこ?」
『い、いまっ!?え、えっと…』
女友「部屋にいる?行ってもいい?」
『あ!いまは部屋にはいないの!実家に帰省中だからっ』
女友「そういえば女の実家、めちゃくちゃ遠いよね」
『う、うん…そうなの…あはははは、しばらく戻らないって感じ』
女友「ま、でもそっちの方がたぶん安全だよ」
『どういうこと…?』
女友「だって男と離れてられるじゃん」
『………』
女友「絶対ストーカーの犯人、アイツだよ」
『う、うん…そうなの…あはははは、しばらく戻らないって感じ』
女友「ま、でもそっちの方がたぶん安全だよ」
『どういうこと…?』
女友「だって男と離れてられるじゃん」
『………』
女友「絶対ストーカーの犯人、アイツだよ」
『そ、そうかな…?』
女友「決まってるって!アイツ、人の良さそうな顔してるけど、内心何考えてるか分かんないし!」
『い、いい人だと思うケド…』
女友「ストーカーの話をダシに都合よく女の隣室に引っ越してくるし!絶対にアイツしかいないって!」
『…う、うん』
女友「ま、男のヤツは私が監視してるから心配しないで!
もし留守中の女の部屋に入ろうとしたりしたら、警察呼んでやるからっ」
女友「決まってるって!アイツ、人の良さそうな顔してるけど、内心何考えてるか分かんないし!」
『い、いい人だと思うケド…』
女友「ストーカーの話をダシに都合よく女の隣室に引っ越してくるし!絶対にアイツしかいないって!」
『…う、うん』
女友「ま、男のヤツは私が監視してるから心配しないで!
もし留守中の女の部屋に入ろうとしたりしたら、警察呼んでやるからっ」
『あ、ありがと…ハア…ハア…』
女友「ね、ねえ。なんか息荒くない?調子悪いんじゃ…」
『ハア…ハア…ゴ、ゴメン!私…ちょっといま忙しいの!で、電話切っていい?』
女友「へ?あ、ちょっと…」
『フゥ…フゥ…じ、じゃあね、電話ありがとっ』
女友「あ、ちょっと女―――」
ブチッ ツーツーツー…
女友「切れちゃった…」
女友「………」
女友「ね、ねえ。なんか息荒くない?調子悪いんじゃ…」
『ハア…ハア…ゴ、ゴメン!私…ちょっといま忙しいの!で、電話切っていい?』
女友「へ?あ、ちょっと…」
『フゥ…フゥ…じ、じゃあね、電話ありがとっ』
女友「あ、ちょっと女―――」
ブチッ ツーツーツー…
女友「切れちゃった…」
女友「………」
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