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元スレ超王道ジャンル「恋ノ病」
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ガチャッ キィ
女友「フウ…フウ…」 キョロキョロ
女友「…ッ」
―――おかしい。今確かに『あの声』が…。
女友「ハア…ハア…」
―――男クンの妹だったのか、昨夜のやつは。
女友「…殺した、確かに私は殺したはず」
―――なのにどうして生きてるのよッ!?
女友「フウ…フウ…」 キョロキョロ
女友「…ッ」
―――おかしい。今確かに『あの声』が…。
女友「ハア…ハア…」
―――男クンの妹だったのか、昨夜のやつは。
女友「…殺した、確かに私は殺したはず」
―――なのにどうして生きてるのよッ!?
-女の部屋-
ガチャッ キィ…
女友「ハア…ハア……」 ヒタヒタ…
―――まだあるはず…女の部屋に死体が…。
女友「だって…確かに首を切り落としたはず…確かに…」
―――間違いなくこの手で…。
ギイイイイッ…
女友「……う、うそ」
―――どうして?どうして死体が女の部屋にないのよッ!?
ガチャッ キィ…
女友「ハア…ハア……」 ヒタヒタ…
―――まだあるはず…女の部屋に死体が…。
女友「だって…確かに首を切り落としたはず…確かに…」
―――間違いなくこの手で…。
ギイイイイッ…
女友「……う、うそ」
―――どうして?どうして死体が女の部屋にないのよッ!?
女友「嘘…嘘でしょう!?だって…だって確かにこの手で…!」
―――………ッ!
女友「…誰?誰かこの部屋の中にいるの?」
―――視線を感じる…私を見てあざ笑うかのような視線…。
女友「誰がいるのよッ!?ねえ、誰なのッ!?」
シーン…
―――気のせい、か…私、何かおかしくなっていってる?
女友「…何なのよ、一体何がどうだって言うのよ!」
ガチャッ バタンッ!
―――………ッ!
女友「…誰?誰かこの部屋の中にいるの?」
―――視線を感じる…私を見てあざ笑うかのような視線…。
女友「誰がいるのよッ!?ねえ、誰なのッ!?」
シーン…
―――気のせい、か…私、何かおかしくなっていってる?
女友「…何なのよ、一体何がどうだって言うのよ!」
ガチャッ バタンッ!
-同時刻 アパート前街路-
妹「………」
―――女さんの部屋から誰か出てきた?
妹「………?」
―――何か叫びながら?何あの人、頭おかしいんじゃない?
妹「………ッ」
―――あ、こっちを見てる。てゆーかもしかして睨まれてる?
妹「………」
―――女さんの部屋から誰か出てきた?
妹「………?」
―――何か叫びながら?何あの人、頭おかしいんじゃない?
妹「………ッ」
―――あ、こっちを見てる。てゆーかもしかして睨まれてる?
妹「………?」
―――何か必死にこっちに向かって叫んでる…けどよく聞こえない。
妹「………」
―――とりあえず、微笑み返しておきましょう。
妹「…ニッコリ」
―――さ、いったん帰りましょ。『確証』は得たから。
妹「ふふっふふふふふふふふ…」
―――さて、どうやって調教しようかしら、ね?
―――何か必死にこっちに向かって叫んでる…けどよく聞こえない。
妹「………」
―――とりあえず、微笑み返しておきましょう。
妹「…ニッコリ」
―――さ、いったん帰りましょ。『確証』は得たから。
妹「ふふっふふふふふふふふ…」
―――さて、どうやって調教しようかしら、ね?
-3月8日夜 女友自宅-
トゥルルルル トゥルルルル
『もしもし?』
女友「…私」
『女友…?どうしたの?』
女友「あは…あはははは…」
『ちょっ何?何かあったの…?』
女友「もう…何が何だか分からない」
『何のこと…?』
女友「ねえ…聞いてよ女」
『う、うん…』
女友「幽霊って本当にいるのかな?」
トゥルルルル トゥルルルル
『もしもし?』
女友「…私」
『女友…?どうしたの?』
女友「あは…あはははは…」
『ちょっ何?何かあったの…?』
女友「もう…何が何だか分からない」
『何のこと…?』
女友「ねえ…聞いてよ女」
『う、うん…』
女友「幽霊って本当にいるのかな?」
『ゆ、幽霊…?な、何の話…?』
女友「生きてたのよッ!この手で確かに殺したはずなのにッ!」
『こ、殺した…?ちょ、ちょっと何のこと…?』
女友「アイツ、男の妹よッ!昨夜確かに首を切り落としたのにッ!なのに今日の昼間歩いていたのよッ!?」
『男クンの妹を殺したって…どういうこと?』
女友「そうよ殺したの!鉈みたいなので襲ってきたから…あはははっ!
返り討にしちゃった!ざまーみろよねッ!ぎゃはははははははっ」
『あ、えっと…女友?』
女友「なのに…なのに今日の昼間、私に笑いかけてきたのよ!」
女友「生きてたのよッ!この手で確かに殺したはずなのにッ!」
『こ、殺した…?ちょ、ちょっと何のこと…?』
女友「アイツ、男の妹よッ!昨夜確かに首を切り落としたのにッ!なのに今日の昼間歩いていたのよッ!?」
『男クンの妹を殺したって…どういうこと?』
女友「そうよ殺したの!鉈みたいなので襲ってきたから…あはははっ!
返り討にしちゃった!ざまーみろよねッ!ぎゃはははははははっ」
『あ、えっと…女友?』
女友「なのに…なのに今日の昼間、私に笑いかけてきたのよ!」
女友「おかしい!何かがおかしい!だって生きているはずがない!そんなのおかしいじゃないッ!」
『いや、だから…』
女友「アイツ妹のくせにアンタに嫉妬してたっぽいよ?気持ち悪い、吐き気がするわ!
だって男クンは私のものよ?」
『………ッ』
女友「私が目をつけたの!私が好きなの!だから男クンの隣に引っ越したのに…」
『いや、だから…』
女友「アイツ妹のくせにアンタに嫉妬してたっぽいよ?気持ち悪い、吐き気がするわ!
だって男クンは私のものよ?」
『………ッ』
女友「私が目をつけたの!私が好きなの!だから男クンの隣に引っ越したのに…」
女友「まあそりゃあね。男クンは女目当てで引っ越したんだけど、そんなの関係ないわ。
いずれ私の方に振り向かせたらいいだけだもの」
『………』
女友「でもね、私がこんなに好きなのに、昨夜留守中の女の部屋に忍び込もうとするなんてどういうこと!?」
『…それで?』
女友「だからね、私も行ったの!弱み握ったら言いなりになるかもなーって!
きゃはははっだってチャンスじゃん」
『その後は?』
女友「そしたら部屋中ハトの死骸だらけで…いきなり後ろから男クンの妹に襲い掛かられたのよ」
いずれ私の方に振り向かせたらいいだけだもの」
『………』
女友「でもね、私がこんなに好きなのに、昨夜留守中の女の部屋に忍び込もうとするなんてどういうこと!?」
『…それで?』
女友「だからね、私も行ったの!弱み握ったら言いなりになるかもなーって!
きゃはははっだってチャンスじゃん」
『その後は?』
女友「そしたら部屋中ハトの死骸だらけで…いきなり後ろから男クンの妹に襲い掛かられたのよ」
女友「アイツ、本当に頭おかしいんじゃない?よかったね、女が家にいなくて!アイツ鉈振り回してたからさぁ」
『それで…どうなったの?』
女友「だから私が返り討ちにしたの。鉈でバッサリ首を切り落としてやったんだから…なのに…なのに昼間生きていて私に…!」
『…るよ』
女友「えっ?なんて聴こえない―――」
『生きてるよ。だって本当に男クンの妹、昼間にアパートに来てたし』
『それで…どうなったの?』
女友「だから私が返り討ちにしたの。鉈でバッサリ首を切り落としてやったんだから…なのに…なのに昼間生きていて私に…!」
『…るよ』
女友「えっ?なんて聴こえない―――」
『生きてるよ。だって本当に男クンの妹、昼間にアパートに来てたし』
女友「違うのよ!私は確かに殺したの!この手で!ちゃんと確認もした!
絶対に…生きてるはずなんて!」
『だって…本当に昼間、男クンの部屋を訪れてたし…間違いないよ』
女友「うそ…?じゃあ本当に…えっでもそんなことあり得るはずが…」
『ふふ…ふふふふっ。ねえ、女友本当に頭おかしいんじゃない?』
女友「ちょっ!アンタ親友の私に何てこと―――ッ!?」
―――ちょっと待って。女はどうしてアパートに男クンの妹が来たことを知ってるとか言い出すの?
絶対に…生きてるはずなんて!」
『だって…本当に昼間、男クンの部屋を訪れてたし…間違いないよ』
女友「うそ…?じゃあ本当に…えっでもそんなことあり得るはずが…」
『ふふ…ふふふふっ。ねえ、女友本当に頭おかしいんじゃない?』
女友「ちょっ!アンタ親友の私に何てこと―――ッ!?」
―――ちょっと待って。女はどうしてアパートに男クンの妹が来たことを知ってるとか言い出すの?
『あはっ…あはははははははははははッ!狂ってるわね、女友っ!きゃははははははははははッ!!』
女友「ね、ねえ…女は本当に実家に…」
『ねえ、私はいまどこにいると思う?』
女友「どこって…ね、ねえどういうこと―――」
『ハア…ハア…かわいいね、女友。ふふっ、ふふふふふ…』
女友「いや…何どういうこと!?全然意味が分からな―――」
『そろそろ終わりにしましょう?今から女友に会いに行くね』
女友「ね、ねえ…女は本当に実家に…」
『ねえ、私はいまどこにいると思う?』
女友「どこって…ね、ねえどういうこと―――」
『ハア…ハア…かわいいね、女友。ふふっ、ふふふふふ…』
女友「いや…何どういうこと!?全然意味が分からな―――」
『そろそろ終わりにしましょう?今から女友に会いに行くね』
ブチッ ツーツーツー
女友「ちょっと、もしもし!?もしもしっ!?」
女友「どういうこと…?もう何が何だか分からない!
私は男クンが好きで、男クンの妹を殺して、でも実は生きてて、女が今から私に会いに来る、の…?」
女友「いや…何これ!?もう気が狂いそう!怖いっ寒いよ!誰か…誰か助けてよぉッ!!」
ガチャッ バタンッ!!
女友「ちょっと、もしもし!?もしもしっ!?」
女友「どういうこと…?もう何が何だか分からない!
私は男クンが好きで、男クンの妹を殺して、でも実は生きてて、女が今から私に会いに来る、の…?」
女友「いや…何これ!?もう気が狂いそう!怖いっ寒いよ!誰か…誰か助けてよぉッ!!」
ガチャッ バタンッ!!
-3月8日深夜 男の部屋-
ダンダンダンッ ピンポーン ピンポーン
女友「ねえ男クン!開けて!助けて!もうワケが分からないの!」
女友「返事してよ!?開けて!?私もう頭がおかしくなりそ―――きゃあッ!?」
ガチャッ ドサドサッ
女友「痛いッ!?と、扉が開いてる!?」
ダンダンダンッ ピンポーン ピンポーン
女友「ねえ男クン!開けて!助けて!もうワケが分からないの!」
女友「返事してよ!?開けて!?私もう頭がおかしくなりそ―――きゃあッ!?」
ガチャッ ドサドサッ
女友「痛いッ!?と、扉が開いてる!?」
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: 何 : /:|::',:ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´ : : :
: が : //:/:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\ : : :
: 何 : /!::|::l::::/|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄ : : :
: だ : |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\. : : :
: か : |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄ : : :
: : }//l::|:::|{(:::)ヾ、:::ヽ \!(:::) ヽ,:::ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾ、 : : :
: わ :. |/l::|::|:::|ヽ==''" \:ヽ、ヽ=='" |:::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ、::::\
か / ',|::|:::| / `゛ |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
ら l::!::::ト、 '、 _ ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
な r'"´||',::::', |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | | / / \
い / ll ',::', 、 ーこニ=- /!::/ ヽ:::| ヾ、 ノ ノ / ,イ ヽ、
,' | '、:, \ -- ,. '´ |;' l ヾ、. // / | l: l
| |! ヽ; ヽ /.: i! / ゛// |l / | | |
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: 何 : /:|::',:ト、::::::ヽ、:.\:.:.:.\:.:.ヽ:.:.:\.:.:.:.:.:::.:.:.:.:::.::::_;:-'´ : : :
: が : //:/:::|::',|::'、:::::::::\:.:\.:.:.ヽ:.:.:\:.:..\::::::::::::\、::::\ : : :
: 何 : /!::|::l::::/|:::l:ヽ:\::ヽ:.:\:.:\.:::ヽ:.:.:ヽ:.:.:.:\::::::::::::\ ̄ : : :
: だ : |/l::|::|::|:ト、:::::::::、、:ヽ、:.:.:.:::::::::::::::ヽ::::.:ヽ:.:.:.:.\:.:.:.ヽ:::\. : : :
: か : |::|::/l::|::|r‐ヽ:::::ヽ(ヽー,―\::::::、::::::::::ヽ::.:.::::::.:::::::ヾ. ̄ : : :
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か / ',|::|:::| / `゛ |!::::::::::::::::::::::::::::ト、::ト、_` ゛`
ら l::!::::ト、 '、 _ ||::::::::::::::::::::::::ト:ヽヾ| | ̄ ̄ ̄`ヽ、
な r'"´||',::::', |:::::/l:::::|\:::ト、ヾ | | / / \
い / ll ',::', 、 ーこニ=- /!::/ ヽ:::| ヾ、 ノ ノ / ,イ ヽ、
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| |! ヽ; ヽ /.: i! / ゛// |l / | | |
ドタドタドタッ
女友「助けて男クン!」
シーン…
女友「どこ!?どこにいるの!?ねえ、どこにいるのよおおッ!?」
ガタン バタン
女友「私、もう何も分からない!何も分からないの!」
女友「どこ!?どこなの!?どこにいるのよ男ク―――ッ!?」
―――バスルームから…血のニオイ?
女友「助けて男クン!」
シーン…
女友「どこ!?どこにいるの!?ねえ、どこにいるのよおおッ!?」
ガタン バタン
女友「私、もう何も分からない!何も分からないの!」
女友「どこ!?どこなの!?どこにいるのよ男ク―――ッ!?」
―――バスルームから…血のニオイ?
女友「ハア…ハア…」
―――全身から汗が吹き出ている。
女友「…ゴクリ」
―――本能が危険だと叫んでいる。
女友「違う…そんな、そんなはずは…」
―――この扉の向こうには見てはならないものがあると確信している。
女友「そんなの…そんなの絶対に…!」
―――それでもこの扉を開けなくてはならない。
―――全身から汗が吹き出ている。
女友「…ゴクリ」
―――本能が危険だと叫んでいる。
女友「違う…そんな、そんなはずは…」
―――この扉の向こうには見てはならないものがあると確信している。
女友「そんなの…そんなの絶対に…!」
―――それでもこの扉を開けなくてはならない。
ガチャッ キィッ
女友「うぐッ!?きゃあああああああああああッ!?」
ドサッ ガタン バタン
女友「いやッ!?いやだッ!?そんなのッ!?
意味が分からない!そんなのあり得るわけがないッ!」
―――そこに吊るされていたのは。
女友「うぐッ!?げえぇぇぇッ!?がふっごほっ!?」
―――いつ死んだのかも分からないくらい腐りきった男クン。
女友「うぐッ!?きゃあああああああああああッ!?」
ドサッ ガタン バタン
女友「いやッ!?いやだッ!?そんなのッ!?
意味が分からない!そんなのあり得るわけがないッ!」
―――そこに吊るされていたのは。
女友「うぐッ!?げえぇぇぇッ!?がふっごほっ!?」
―――いつ死んだのかも分からないくらい腐りきった男クン。
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