私的良スレ書庫
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元スレ新ジャンル「ともだち」
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一話完結型じゃないみたいだし、疑問は書き終わってから聞けばいいじゃないか
>>48
それはおいおい
・・・
女「今日放課後遊びにいかない?」
男友「いいね」
女友「行こー!男君も行くよね?」
男「ああ、どこいく?」
女「えっとねー…!男君危ない、前階段…」
男「え?…っうわ!!」
ごろごろごろごろがっしゃあん!!!
それはおいおい
・・・
女「今日放課後遊びにいかない?」
男友「いいね」
女友「行こー!男君も行くよね?」
男「ああ、どこいく?」
女「えっとねー…!男君危ない、前階段…」
男「え?…っうわ!!」
ごろごろごろごろがっしゃあん!!!
>>47
俺はもっとショッカーされても良い
俺はもっとショッカーされても良い
・・・
男「いてて…」
女「男君大丈夫!?」
男「あぁ…って女!なんで裸!?」
女「そりゃさっきまでしてたんだし…男君頭打った?ベッドから床まで1メートルもないよ?」
男「…俺、ベッドから落ちたのか?階段じゃなくて?」
女「ベッドからだよ…ねえ病院行く?」
男「いや…大丈夫…」
男(なんだよ…あっちが夢か?)
男「いてて…」
女「男君大丈夫!?」
男「あぁ…って女!なんで裸!?」
女「そりゃさっきまでしてたんだし…男君頭打った?ベッドから床まで1メートルもないよ?」
男「…俺、ベッドから落ちたのか?階段じゃなくて?」
女「ベッドからだよ…ねえ病院行く?」
男「いや…大丈夫…」
男(なんだよ…あっちが夢か?)
・・・
男「あ…おはよ」
女友「!………」プイ
男「………」
男友「喧嘩でもした?」
男(そっか…ひっぱたかれたんだっけ)
男「あ…おはよ」
女友「!………」プイ
男「………」
男友「喧嘩でもした?」
男(そっか…ひっぱたかれたんだっけ)
男友「そういえば女友ちゃんってガード固いよなー。友達になって結構たつのにまだやってねえや」
男「…!そうなんだ」
男(やっぱりここはそういう風な感覚なのか)
男(女友だけは…普通?)
男「…!そうなんだ」
男(やっぱりここはそういう風な感覚なのか)
男(女友だけは…普通?)
支援を打ち間違えたけどそのまま送信した。後悔はしていない。
やるんだったら最後までやれよ・・・
やるんだったら最後までやれよ・・・
>>67
そこから現実世界で女とセックスすると現実世界と夢世界があやふやになり、ついにはどちらともつかない世界を過ごし始める男。
ある日その世界が自分の思うままの世界になることに気づく。
鬱の日は人という人からさげすまれ、暴言を浴びせられ、エロい気分の日は欲にまみれて暮らす。
そんなアップダウンの激しい日々を苦しそうだったり楽しそうだったりする充実した日々を暮らす男がある日想像してしまった世界は
自分一人しかいない世界。コンビニにも秋葉原にもどこにも人はいない。
裸で町中を歩いても、学校の校舎に侵入してオナニーしても、何も反応もなく、時間も過ぎているのか過ぎていないのか分からない世界に
一人男のみがいる。
言葉すら忘れ、本能でしか生きられない世界をもはや思考とも呼べないその時々の感情のみで動物のように暮らす男の前に
急に人々が姿を現す。
女は変わり果てた男の姿を見て驚き、男友は男を遠ざけ、女友はまるで害虫を扱うかのように石を投げる。
その環境の変化で男に残る最後の人間としての意識も壊れ、ただの動物と化す。
という妄想に監獄の中でふける男、いつからが妄想でいつからが現実か分からず、ただただ糞尿をまき散らしわめき自慰をする
てな展開を期待していたんだが・・・
そこから現実世界で女とセックスすると現実世界と夢世界があやふやになり、ついにはどちらともつかない世界を過ごし始める男。
ある日その世界が自分の思うままの世界になることに気づく。
鬱の日は人という人からさげすまれ、暴言を浴びせられ、エロい気分の日は欲にまみれて暮らす。
そんなアップダウンの激しい日々を苦しそうだったり楽しそうだったりする充実した日々を暮らす男がある日想像してしまった世界は
自分一人しかいない世界。コンビニにも秋葉原にもどこにも人はいない。
裸で町中を歩いても、学校の校舎に侵入してオナニーしても、何も反応もなく、時間も過ぎているのか過ぎていないのか分からない世界に
一人男のみがいる。
言葉すら忘れ、本能でしか生きられない世界をもはや思考とも呼べないその時々の感情のみで動物のように暮らす男の前に
急に人々が姿を現す。
女は変わり果てた男の姿を見て驚き、男友は男を遠ざけ、女友はまるで害虫を扱うかのように石を投げる。
その環境の変化で男に残る最後の人間としての意識も壊れ、ただの動物と化す。
という妄想に監獄の中でふける男、いつからが妄想でいつからが現実か分からず、ただただ糞尿をまき散らしわめき自慰をする
てな展開を期待していたんだが・・・
>>69
鬱過ぎるwwwwwwwwwwww
鬱過ぎるwwwwwwwwwwww
「友達で」
なんて都合の良い言葉でしょう。
私は目の前に広がった夕日を見つめる振りをして彼を必死で見ないようにしていた。
「ともだち……ですか。そうですね」
可もなく不可もなく、平々凡々なこの人は男というらしく、恥ずかしい話だが私に一目惚れをしたらしい。
「好きになってもらえるように頑張ります」
私の死刑宣告に対し恥ずかしげもなくただただ純粋に彼はこう言った。
全く殊勝な奴であるね。私には少し理解できそうにないけれど。
「じゃあ一緒に帰りましょう、女さん」
そう言い私の手を掴み階段を下りた。積極的なやつなようだね。
なんて都合の良い言葉でしょう。
私は目の前に広がった夕日を見つめる振りをして彼を必死で見ないようにしていた。
「ともだち……ですか。そうですね」
可もなく不可もなく、平々凡々なこの人は男というらしく、恥ずかしい話だが私に一目惚れをしたらしい。
「好きになってもらえるように頑張ります」
私の死刑宣告に対し恥ずかしげもなくただただ純粋に彼はこう言った。
全く殊勝な奴であるね。私には少し理解できそうにないけれど。
「じゃあ一緒に帰りましょう、女さん」
そう言い私の手を掴み階段を下りた。積極的なやつなようだね。
一日目
どうやらこいつ、男は同じクラスだったようだ。
「知らなかったの?さすがに悲しいね」
控え目に笑っている様子はどこか楽しげだがね。
「てか馴れ馴れしい。」
昨日の私の"ごめんなさい"をこの男はきちんと得心してないようだ。
「ひどいなぁ。でも良いじゃないか、ともだち」
苦手だ。
「君と僕はきっとすごく相性が良い。そうに違いないよ。」
「とりあえずあなたがおめでたい人だってことはわかったわ。しっしっ」
「ふふ。じゃあ退散するよ。」
それから私はいつものように一人で過ごした。
どうやらこいつ、男は同じクラスだったようだ。
「知らなかったの?さすがに悲しいね」
控え目に笑っている様子はどこか楽しげだがね。
「てか馴れ馴れしい。」
昨日の私の"ごめんなさい"をこの男はきちんと得心してないようだ。
「ひどいなぁ。でも良いじゃないか、ともだち」
苦手だ。
「君と僕はきっとすごく相性が良い。そうに違いないよ。」
「とりあえずあなたがおめでたい人だってことはわかったわ。しっしっ」
「ふふ。じゃあ退散するよ。」
それから私はいつものように一人で過ごした。
二日目
「理由はほんとに一目惚れ?」
「まぁそうだね」
熱心に話かけてくるこいつに私は質問を投げかける。
「あんた友達いないでしょ」
「まぁそうだね」
彼はたじろぎもしない。嗚呼欝陶しい。
「だから友達ができて嬉しいんだ。」
私は溜め息をつく。鳴らないかね始業ベル。
「私もいないわよ。友達」
「知ってる」
思いっきり足を踏ん付けてやった。
「理由はほんとに一目惚れ?」
「まぁそうだね」
熱心に話かけてくるこいつに私は質問を投げかける。
「あんた友達いないでしょ」
「まぁそうだね」
彼はたじろぎもしない。嗚呼欝陶しい。
「だから友達ができて嬉しいんだ。」
私は溜め息をつく。鳴らないかね始業ベル。
「私もいないわよ。友達」
「知ってる」
思いっきり足を踏ん付けてやった。
>>68
臭い妹が懐かしい
臭い妹が懐かしい
三日目
「なんでいないの友達」
「ははっ。なんでかな」
こいつは今日も当然のように私の隣にいる。
「コミュニケーション能力がないのね」
私が言えた事ではない。むしろこれは私に言いたい言葉だ。
「そうだね」
「しかたないから構ってやるわよ」
「ありがとう」
本当にそう思っているのか。何故この男は常に笑顔でいられるのかね。
「なんでいないの友達」
「ははっ。なんでかな」
こいつは今日も当然のように私の隣にいる。
「コミュニケーション能力がないのね」
私が言えた事ではない。むしろこれは私に言いたい言葉だ。
「そうだね」
「しかたないから構ってやるわよ」
「ありがとう」
本当にそう思っているのか。何故この男は常に笑顔でいられるのかね。
四日目
「周りのやつは馬鹿ばっかよ」
「なんでだい」
「さっき教室の前で馬鹿二人が、私達は無二の親友だね。恥ずかしげもなくこんな事を言っていたわ。」
無二の親友。私にもそう思う人は確かにいた。だが今はいない。
「その人たちが言うならそうだよ。それにさ」
男が顔をあげてこちらを見る。私は目を背ける。人の目は、見れない。
「僕達お互い一人ずつの友達だ。ほら。ここにも……て聞いてよ」
私は無視した。確かに孤独は嫌。でも友達はもっと嫌。あなたは他人。
「そうやって人を避け続けるんだね。」
私には届かない言葉だった。
「周りのやつは馬鹿ばっかよ」
「なんでだい」
「さっき教室の前で馬鹿二人が、私達は無二の親友だね。恥ずかしげもなくこんな事を言っていたわ。」
無二の親友。私にもそう思う人は確かにいた。だが今はいない。
「その人たちが言うならそうだよ。それにさ」
男が顔をあげてこちらを見る。私は目を背ける。人の目は、見れない。
「僕達お互い一人ずつの友達だ。ほら。ここにも……て聞いてよ」
私は無視した。確かに孤独は嫌。でも友達はもっと嫌。あなたは他人。
「そうやって人を避け続けるんだね。」
私には届かない言葉だった。
五日目
体育。二人組。誰も私を見てない。周りも私など石ころよりどうでもいいみたいね。
「あの」
「……ぁ」
突然話し掛けられて驚く。今日は男とも話てないから使っていない喉は私の意思に反して働こうとしない。
「私女友。よ、よかったら組まない?私、昨日友達と喧嘩してね……」
友達。そうね。そんなものよ。恐らくあなたもすぐ私を忘れてしまう。男はどうなのだろう。とりあえず無難に挨拶をしよう。
「よろしく」
「ところであなたって男君と付き合ってるの?」
この人も苦手だ。
体育。二人組。誰も私を見てない。周りも私など石ころよりどうでもいいみたいね。
「あの」
「……ぁ」
突然話し掛けられて驚く。今日は男とも話てないから使っていない喉は私の意思に反して働こうとしない。
「私女友。よ、よかったら組まない?私、昨日友達と喧嘩してね……」
友達。そうね。そんなものよ。恐らくあなたもすぐ私を忘れてしまう。男はどうなのだろう。とりあえず無難に挨拶をしよう。
「よろしく」
「ところであなたって男君と付き合ってるの?」
この人も苦手だ。
六日目
「それでね。あのテレビでね」
女友が私に話をする。昨日から彼女は友達、らしい。
「アハハ。そうなんだ」
私は合わせて笑う。これは私の笑顔?違う、と思う。
「女ちゃん話易いね。もっと早く仲良くなってればよかったよ」
彼女の笑顔は偽物だ。畜生、見下されている。明るい彼女を見ると惨めさしか沸かないわね。
「じゃ、私○○ちゃんたちと話てくるね。」
「友達、できたんだね」
今度は男が近づいてくる。表情は……見えない。
「それでね。あのテレビでね」
女友が私に話をする。昨日から彼女は友達、らしい。
「アハハ。そうなんだ」
私は合わせて笑う。これは私の笑顔?違う、と思う。
「女ちゃん話易いね。もっと早く仲良くなってればよかったよ」
彼女の笑顔は偽物だ。畜生、見下されている。明るい彼女を見ると惨めさしか沸かないわね。
「じゃ、私○○ちゃんたちと話てくるね。」
「友達、できたんだね」
今度は男が近づいてくる。表情は……見えない。
七日目
女友が死んだ。自殺、らしい。
「友達ってなんだろう」
「欝陶しいわね」
「君は僕が好きかい」
「気に入らないわ」
機嫌の良い男、機嫌の良い私。
女友が死んだ。自殺、らしい。
「友達ってなんだろう」
「欝陶しいわね」
「君は僕が好きかい」
「気に入らないわ」
機嫌の良い男、機嫌の良い私。
屋上に出る。ロープが張り巡らされ、立入禁止の札が下がっている。
女友の自殺は、屋上からだ。
コンクリートにたたき付けられあらぬ方向を向いた首。飛び出た腸、足はすねの辺りから骨が飛び出していた。
美しかった。
私はしばらく目を奪われ、警察に連絡をした。
私は女友は自殺ではないと思う。今時屋上から自殺なんてありえない。
話したい。
犯人と。
どんな気持ちで突き落とすに至り、どんな気持ちで逃げ、今どんな気持ちなのか。
女友の自殺は、屋上からだ。
コンクリートにたたき付けられあらぬ方向を向いた首。飛び出た腸、足はすねの辺りから骨が飛び出していた。
美しかった。
私はしばらく目を奪われ、警察に連絡をした。
私は女友は自殺ではないと思う。今時屋上から自殺なんてありえない。
話したい。
犯人と。
どんな気持ちで突き落とすに至り、どんな気持ちで逃げ、今どんな気持ちなのか。
はちにちめ
男が、最近ニヤニヤしている。
「君は人の死ってどう思う?」
「どうでもいいわ。私には関係ないもの。」
男は少し落胆した顔をしている。
「女友の死は確かに少し残念かもしれないけどね」
「友達の死だものね」
男の目が少し真剣になっていた。
男が、最近ニヤニヤしている。
「君は人の死ってどう思う?」
「どうでもいいわ。私には関係ないもの。」
男は少し落胆した顔をしている。
「女友の死は確かに少し残念かもしれないけどね」
「友達の死だものね」
男の目が少し真剣になっていた。
証拠は、ない。
女友が死んだ後に誰にも見られずに家に帰った。
友達とはなんだろう。
私がしたことはなんだろう。
後悔は、ない。
これは全て自分の為にしたことだ。
そう。なんて自分本意なんでしょう。
女友が死んだ後に誰にも見られずに家に帰った。
友達とはなんだろう。
私がしたことはなんだろう。
後悔は、ない。
これは全て自分の為にしたことだ。
そう。なんて自分本意なんでしょう。
九日目
「人を殺した時ってどんな気持ちなんだろう」
男が真剣に聞いてくる。
「そうねぇ、……気持ち良いんじゃない?殺したい相手を殺したんでしょ?」
男がすごく嬉しそうな顔をする。
「そっかぁ。成る程、そういうものなのかなぁ。」
何故こんな事を聞くのかしらね。
「人の死って、どう思う」
「欝陶しいわね。あなた。」
男は嬉しそうだった。
「人を殺した時ってどんな気持ちなんだろう」
男が真剣に聞いてくる。
「そうねぇ、……気持ち良いんじゃない?殺したい相手を殺したんでしょ?」
男がすごく嬉しそうな顔をする。
「そっかぁ。成る程、そういうものなのかなぁ。」
何故こんな事を聞くのかしらね。
「人の死って、どう思う」
「欝陶しいわね。あなた。」
男は嬉しそうだった。
僕は非常に興奮していた。
もう少しだ、もう少しだ。
きっと彼女は僕を殺してくれる。
しかしだ。その前にどうしても聞かなくてはならない。
彼女はどんな気持ちで人を殺したのか。
僕は彼女の弱々しい目を思い出す。
あの目で僕は殺されるのか。あんな目でどうやって人を殺すのか。
聞きたい。知りたい。そして最後に彼女に僕は
もう少しだ、もう少しだ。
きっと彼女は僕を殺してくれる。
しかしだ。その前にどうしても聞かなくてはならない。
彼女はどんな気持ちで人を殺したのか。
僕は彼女の弱々しい目を思い出す。
あの目で僕は殺されるのか。あんな目でどうやって人を殺すのか。
聞きたい。知りたい。そして最後に彼女に僕は
四十八日目
男が自殺した。首を吊っていたらしい。
「何を考えていたのだろうね」
私は一人だ。
男が自殺した。首を吊っていたらしい。
「何を考えていたのだろうね」
私は一人だ。
男「一目惚れしました!付き合ってください!」
女「ええっ!? とー、びっくりした…。
でも…その…私たち、まだ出会ったばかりだよね?」
男「そうなんだけど、出会った瞬間に惚れちゃって。
想いだけでも伝えておこうかなと…」
女「あーえっと…その…」
女「ご、ごめんなさい」
男「あ、うん。やっぱそうだよなー。
……じゃあ『ともだち』…ってのはどうかな…?」
女「それぐらいなら、…いい…かも…」
男「お、おう、これからよろしくな!」
女「…………」
男「? どうかした?」
女「んー。……ねぇ、ちょっと聞いてもいいかな?」
男「…いいけど、やっぱ『ともだち』もダメとかそういう系か…?」
女「ううん。そういうことじゃなくてね。根本的な質問なんだ」
女「私とあなたの今後の人間関係が、円滑にいけるかどうか。
あとは──」
男「あとは?」
女「ほんの少しの…興味心っていったところかな」
男「はあ…」
女「えーと、笑わないで真剣に聞いてね」
女「そのー…」
女「あなたの言う『ともだち』ってなに?」
・
・
・
先生「だからさ、お前が幾ら言ったって本人の自己申告がない限り、
こっちは動けないのよ。
そもそも本当にそれが事実なのかも微妙だし」
男「俺が嘘を付いてると? 先生はそう言いたいんですか?」
先生「いや、男じゃなくてなー。
その本人が嘘言ってる可能性だってある、“可能性”ね。
間に立たされる身としてみれば、慎重にならないとダメなわけ」
男「それで教師って言えるんですか? 慎重になるとか、
以前の問題だと思う…。俺にはただの惰性にしか見えません」
先生「はは、厳しい事言うねー。確かに惰性と見られても仕方がない。
でもね、これだけはよく理解して貰わないと困る」
男「何です?」
先生「男の言う仮定が正しかったとして。
私がその問題に介入して、傍からは解決したように見えた。
けどね、結局は変わってるようで、何も変化してないのよ」
男「…意味がわか──」
先生「続けるわよ。話を聞く限り、
その問題は表面下で起こってはいない。
飽くまでも、彼女たちの意識上でのお話。だから、ね」
先生「──そこをきちんと紐解かない限り、何の解決にもならない」
男「そ、それでも!」
先生「本人が私に助けを求めるんだったら、それは紐解く鍵となる。
でも彼女は望んではいない。
それなのに…君が勝手なことしたら本末転倒でしょ」
男「…ッ」
先生「いいか、男」
男「…………」
先生「本当にお前がアイツのことを考えてるんだったら、
今最もすべきことがあるんじゃないの?」
男「……俺のすべきこと?」
先生「考えな。そんなに難しいことじゃない。
やれることは限られているけれど、すべきことも必ずある。男」
男「はい…」
先生「お前は、アイツの何?」
男「…………」
男「…『ともだち』です」
先生「じゃ、答えはある程度、理解出来たんじゃない?」
>>1あまり完璧を意識しなくていいよ。完璧になると、宇宙になっちゃうから。
知りたいなら私を信じなさい
知りたいなら私を信じなさい
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