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    元スレ新ジャンル 「妖怪 濡れ女」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    401 = 400 :

    「ねえ、冬ってヤダよね?」

    「いや、別にそうでもない」

    「ホントのことを言っても良いんだよ?」

    「実は結構好きだ」

    「……いっ、いきなり言われると照れるじゃんか!」ジュンッ!

    「お前には言ってねえ」

    「何よそれ……濡れ損じゃん」

    「濡れ得って言葉は聞いたことがねえ」

    402 = 400 :

    「雪女って冷たいよ?」

    「良いじゃないか、クールビューティー」

    「はぁ!? 良くないって! 全然良くない!」

    「まあ、実際には見たこと無いから何とも言えないな」

    「実物を見たらガッカリするって!」

    「ま、大抵のことはそうだよな」

    「クールビューティーより、ウェットビューティーだよ!」

    「“濡れ”と“女”の間にさりげなく“美”を挟むな」

    403 = 400 :

    「よく考えてみてよ」

    「何をだ」

    「雪女の手って、冷たいんだよ?」

    「まあ、雪女だしな」

    「それに比べてアタシの手は!」

    「……湿ってて生暖かい」

    「ほら、こんな所でもアタシの勝ちでしょ!」

    「不快指数が高いし価値がわからん」

    404 = 400 :

    「……」

    「なんだ、その不満そうな目は」

    「なんか、アタシより雪女の方が良いみたいじゃんか」

    「思ったことを言ってるだけだ」

    「ふん! だったら、雪女に会ってみなよ!」

    「会えるもんなら一度だけ会ってみたい、かな」

    「待ってて。ちょっと大きい冷凍庫行って来る」

    「氷付けになって終わりだろうな」

    405 = 400 :

    「それじゃあ、アタシが雪女に勝ってる所を言うね」

    「ほう」

    「まず、アタシの方が断然可愛いっしょ」

    「えっ、何? 聞こえない」

    「まず、アタシの方が断然美人っしょ」

    「言い換えんな」

    「天使の様な微笑みも、小悪魔的な事も出来ちゃう」

    「お前は妖怪だろ」

    406 = 400 :

    「もしもアタシが雪女だったら!」

    「お前の、妖怪濡れ女としてのプライドはどうした」

    「……」

    「……もしもお前が雪女だったら!」

    「! え、えっと、あ~……」

    「考えてなかったのかよ」

    「ぬっ、濡れない! 凍る!」

    「ああ、うん」

    407 :

    久々に来たらまだ頑張ってる人がいた!

    濡女が居れば乾燥はしないから冬は便利かもwww
    あ、でもあんまり寒いと凍るのか…やっぱ邪魔か…w

    実は男って一回雪女に会ってたり…→>>39
    まぁ気付いてないかwww

    408 :

    >>407
    地味に1000までいきたいんだぜ!

    409 :

    おぅよ!もとよりそのつもりよ!!

    410 :

    「このスレが立ってからもうすぐ1年ですよ。僕にまとわりつくのもいい加減あきらめたらどうですか」

    「やだね。でもまこのスレが1000までいったらあきらめても良いかな」

    『テテテテーン』←PCの起動音

    「ちょ え なに!?おもむろに創発板ひらいて!?」

    「規制食らう前にどれだけ連投できるかな…」カタカタ

    「2chで荒しやる男のひとって…」

    411 :

    濡れ女の他に今、何と何の妖怪がいるっけ?
    河女と雪女、あと…。
    何かいたっけ?

    412 :

    従姉妹的な磯姫と妹的な濡れめちゃんがいたかな

    413 :

    猫又(猫耳ロリ女)と九尾(狐目の大人女)と磯女(水気のある濡のライバル)も追加してくれ

    猫又と九尾は男に興味無いレズキャラにしてくれ

    414 :

    「なにっ!濡れ女が、人間と同居しているだと!」
    猫又「はい、人間を殺す事を忘れているようです」
    「猫又、濡れ女を殺せ」
    猫又「承知っ!」ハッ
    「ねー男ー」
    「???」
    「ねーたらねー」
    「???」
    (ベトッ)
    「うわーー!」
    「うわっ!」
    「いきなりなんだよ!」
    「いきなりおどろくなよ!」
    「ハーなんのようだ?」
    「ねーあそ???」
    「?」
    「こっこの妖気は???」ガタガタ???
    「???」
    (この妖気は???猫又???)
    (ハッ???)
    「濡れ女俺にも感じたぜ???この妖気」
    続く




    415 :

    突然ひでー神だなw
    続き期待

    416 :

    妖気感じ取るとかw男はいつの間に霊能力者になったんだw

    418 :

    419 :

    「萌えコピペを読んだんだが」
    濡れ「ふんふん」
    「俺の所もああだったなら・・・(血涙)」
    濡れ「どういう意味よ!!」

    420 :

    遅れてスイマセン
    いまから書きます

    「なんだこっこの妖気は・・・」
    「この妖気感じた事がある・・・」
    「え?」
    「でも思い出せない・・・でもとてつもなく怖い・・・」
    「いってみよう」
    「えっ?」
    「この妖気の発信現の所へ」
    「うん!」
    続く

    あーつかれるわー
    自分DSiでしてます
    ガンバリマス

    421 = 420 :

    質問タイムー

    416番の質問
    いつ霊能者になったか
    人はしらないうちにもってるもんです

    自分の質問
    なんで西洋悪魔なんですか
    すきだからです

    質問まってます

    422 :

    414で?マークありますよね
    あれ間違いです
    ほんとは・のマークです

    424 = 422 :

    (妖怪解説コーナー)
    今回の妖怪はー・・・
    「私でーす」
    そうです今回は、濡れ女さんですそれでは解説します


    濡れ(ぬれおんな)濡れ女子(ぬれおなご)とも言う

    濡れ女子は、漁師の妻の集合霊である

    海で夫を亡くし悲しみのあまり死んでいった女の霊である

    濡れ女は集合霊でもあるが取り憑く霊でもある

    海・川・池などに現れ笑い

    笑い返したら取り憑くそうゆう霊である

    通常は人型をしているが本当はへびみたいな形をしている

    一様いっときますが普通の除霊は効きません

    425 :

    プァー、プシー……
    『えー、上野ー上野ーお降りの際には……』

    「っくぁー、やっとついたー」

    「母ちゃんへ。たった今上野につきました。これから、下宿先に向う予定です。
      PS弁当うまかったよ……っと。送信!」

     ワイワイガヤガヤ……

    「田舎を離れて早数時間。今日から俺の一人暮らしが始まる……」

    「ふ、ふふふふ……ふはーははは! そして夢の大学生活の始まりでもあるのだ!」

    「うっひょー! まじかよ、東京だぜ!? 東京のキャンパスライフだぜ!? ナンパされまくりかー!?」
     ママー、ヘンナヒトガイルー  シッミチャイケマセン
    「そこの老婆に問おう! あなたは今幸せですか!?」
     オイオイ、バアサンガカラマレテルゼ  ダイジョウブカヨ
    老婆「え? あんだって?」
     ケイサツヨブ?  アア、ヨンダホウガイイナ
    「ふはは! 残念! 俺の方が数倍幸せだ!」
     ドウシマシタ? ア、チョウドイイトコロニ……
    老婆「あ? しわくちゃ?」
     ホラホラ、アンナトコロニ  マッタク、ハルニナルト、マイトシコウダ
    「そうだろうとも。悔しがるのは分かる。だけどな、安心しろ老婆よ。あなたの大学生活は俺が代わりに謳歌してやるとな!」
     オバアサンカワイソウ   ワタシニマカセテクダサイ
    老婆「元気だねぇ、あんた」
     テクテク
    「さぁ、いざゆかん我が根城へ!」

    警備員「ちょっと君、いいかい?

    「へ?」

    426 = 425 :

    警備員室
    「え……はい、そうです……」

    「ええ、今年から大学に……」

    「僕も少しはうかれてたかなーなんて……はい」

    「そんな! シャブなんてやったことありません」

    「シンナー? 何に使うんですか。そんなもん」

    「あ、いや、ちょっと何処触ってるんですか!」

    「もってないもってない! ポケットには何もはいってませんよ!」

    「え、これですか……? ええ、ハッピーターンです。ええ、母が持たせたお弁当の中に……」

    「大好きですから、後で食べようと……え、粉? これはクスリじゃありませんって!」

    「もう、かえっていいですか……?」

    427 = 425 :

    エエ、タイヘンゴメイワクヲオカケシマシタ……ハイ、サヨウナラ

    「まったく、ひどい目にあったぜ」

    「さーて、とっとと下宿先に向うかな」

    老人「もし……」

    「あ? ……占い屋? どうした、じいさん」

    老人「お主には水運の相がでておるぞ……」

    「なんだよ突然。水運?」

    老人「近いうちにお主にはとてつもない水害がおそいかかるだろう……気をつけなされ」

    「水害って……空を見ろよ、かんかん照りじゃねか」

    老人「気をつけなされ気をつけなされ……」

    「なんだよ、気味悪いな……」

    428 = 425 :

    「とまぁ、無事に下宿先についたわけだが」

    「1Kの風呂付きのトイレ付き……一人暮らしにはちょうどいいかな」

    「ふぅー、それにしても疲れた……今日は荷物整理した後に散歩でもして地理を把握しておかねぇと」

    ぴちょん……

    「ん、なんだ……?」


    「キッチンの洗面台に備え付けてあったタライに水が溜まっている……」

    「しかも、表面張力ぎりぎりに……」

    老人『気をつけなされ……』

    「まさか、この水を飲むと……死……」
     ゴクリ
    「なーんてね! 荷物整理めんどくせっ。先にスーパーを探しに行こう」

    「こんな水なんて」
     バシャー……
    「んじゃ、行ってくっか」

    429 = 425 :

    「ただいまー。っと、誰もいないんだった。一人暮らしはこういうところが寂しいな」

    「さっそく、買ってきた食材を調理……っ」

    ぴちょん……

    「流し捨てたはずの水がまた溜まってる……」

    「…………」
     バシャー……
    「きっと、気のせいだな。さ、今日はふんぱつしてとんかつだ!」



    (気のせいだよな)

    430 = 425 :

    「……」

    「一人暮らしを始めて、数時間がたちました。夕食も大変おいしいとんかつが出来上がって
      大変満足です」

    「……」

    「こうして今は食後の食休みと言ったところでしょうか。テレビもなく俺はとても退屈です」

    「……」

    「そ、そうだ。今日は風呂入って寝よう! 明日も早……くはないけど、やることはたくさんあるんだし」


    風呂場
    「掃除して~♪」
    ゴシゴシ
    「お湯入れて~♪」
    ドボボボボ
    「あ、やべ。シャンプーがねぇ。買ってこよ」

    「財布もって鍵もって携帯もって、と」

    「……いってきまーす」キィー、バタン

    ドボボボボボ……チョボボボ

    431 = 425 :

    ガチャ
    「ふぃー、ただいまっと」

    「コンビニのレジの子、可愛かったな。話しかければよかったな」

    「おおーっと、今の大胆発言。聞き捨てなりせんぞ、男さん♪」

    「東京に来て、気が強くなったのはいいですが、少しは自重したほうが身のためですぞ♪」

    「いやいやー、お恥ずかしいところをお二方にきかれてしまいましたなー♪」

    「…………」
    ドボボボボ
    「あ、お湯とめてこねぇと」


    風呂場
    「さぁ。第一回、全国素潜り選手権大会が始まりました。トップバッターは男さん!」

    「俺、いきまーす!」
    ドボン!
    「冷たひぃっ!」
    ザッパーン
    「何コレ、何コレ!? 水!? 俺、お湯入れたはずだぞ!」

    「寒い寒い寒い……そうだドライヤーで!」
    カチッブオオオー
    「ああ、あたたか……」
    ばちんっ!
    「うおおお!? ブレーカーが落ちたぁ! 暗っ、何も見えん!」

    「と、とりあえず毛布と服!」
    ガサゴソ

    432 = 425 :

    「母さんへ、無事に下宿先にもつき、先程荷物整理もしました。こちらは一人で不安な部分も多少ありますが、
      なんとか一人でやっていけそうです。送信っと」

    「へっきし! うー寒……。とりあえず布団にくるまったはいいがどうしよう。このまま寝るか」

    「まったく、春でよかったよ。風邪引くところだった」

    「それにしても、なんで風呂の中身が水になってたんだ? 入れ始めたときは湯気がでてたはず」

    「そして、なんで俺は止めた後に、お湯加減を確かめなかったんだ?」

    「……」

    「もういい。今日は寝よう」
    パチッ










    クスクス……

    433 :

    おお、新連載か?

    って想像以上に怖いよ!?
    こんな時間に読んだからもうトイレ行けないのをどうしてくれる!
    続き期待してるぞコノヤロー!

    434 = 425 :

    チュンチュン
    「……あー、朝か。若干頭痛い気がする……」

    「でも、寝てるわけにも行かない。昨日の風呂の原因を調べないと」

    「いてて……まだ春休みでよかったよ」


    風呂場
    「確か、昨日は風呂にふたをしてあって……」
    ガララララ
    「うおおっ! なんだこれ!」

    「髪の毛だ……すっげえ長い。え、ていうか俺は昨日コレに気付かずに入ったわけ?」

    「……」

    「うおおお! 気味悪ぃ!!」
    ダダダバタンッ





    クスクスクス……

    435 = 425 :


    「じいさんじいさんじいさん!」

    老人「おお、若者よ……って、ふおぉ!!」

    「な、なんだよ。びっくりした」

    老人「おぬし。昨日何があった。水運の相がさらに濃くでているぞ!」

    「そうなんだよ。昨日の夜から冷たい風呂に入っちゃうし。俺、何かに憑かれてるの?」

    老人「わからん。わしは霊能力者じゃないんでな……しかし、気をつけなされ。今後は今以上に水に関する不幸が……」

    「恐いこというなよ……こっちにきてからまともに話してんのじいさんだけなんだからさ」

    老人「そんなこといわれてものぅ。いいか。とりあえず水には気をつけることだ。ワシからいえるのはそれだけじゃ」

    「あ、ああ」

    436 = 425 :

    下宿先
    「ただいまー……」キィー……

    「何かこの家にとり憑いてんのか? おい、やめてくれよ……」

    「案の定、洗面台のタライには水が溜まっている。別にこれぐらいじゃ驚かないけど、やっぱ気味悪いな」

    「風呂は……いいや、見たくねぇ」

    「とりあえず、今日は風呂に関しては銭湯に行こう。んで、今から荷物整理だ」

    「ここは俺の家なんだ。何かがいるったって俺が追い出してやるまでよ!」

    437 = 425 :

    六日後。
    「母さんへ。ここへきてから早いものでもう一週間がたちました。ここでの生活はもう慣れ、早く大学に行ってサークル活動などをしてみたいです。
      知り合いもぼちぼち出来始め、最近では朝早くに散歩に出かけると途中、占いのおじいさんと出会うので、その人とはもう大の仲良しです。またメールします。
      送信っと」

    「……はぁ」

    「もういやだ。帰りたい……」

    「というか、引越ししたい……」

    「水の被害はどんどんでかくなるし、今じゃコップ一杯異常の水を見るのが怖い……」

    「じいさんも気をつけろしか言わないし、どう気をつければいいんだっつうの」

    「……はぁ、飯食うか」









    クク……プププ

    438 = 425 :

    「目玉焼きをつくろうかな……ああ、いやだ。蛇口をひねりたくない。なんであそこから髪の毛の束がでてくるんだよ……」

    「他には、パンしかない。あ、カビ生えてる……。最近この家の湿度が異常な気がするしな。三月でむしむしするってどんだけ~……はは」

    「まぁ、カビパンでいいか。調味料もすでにかかってるっぽいし」

    「……はぁ」



    プププ、プヒッ。ククク……



    439 = 425 :

    クククク……

    「……」

    「あ、洗濯物はどうしようか。なんか外に干しても乾かないんだよな」


    ププ、プハッ  ウクククク


    「……」

    「こんな水っぽい部屋じゃいつまでたっても電化製品が買えないよな。テレビすら見れない」

    「ああ、アニメをどんどん見逃してるなぁ」


    ウ、ククククク
    バンッバンッ

    「……」

    「気晴らしにコンビニにでも行こうかな。甘いものでも食おう」


    ……ザワッ

    「……」

    440 = 425 :

    「財布持った鍵もった携帯もった。よし」

    「あ、そうだ風呂は……よしよしお湯になってる」


    ……


    「あー、コンビニから帰ってきたら風呂にはいろっかなー!」


    ……


    「……よしっ行くか」キィーバタン
    タッタッタッタッタ……


    ……ゴソゴソッ

    シュル、パサ、パサ……

    ……チャポン、フゥ……


    タタタタダダダダだだだだだ! バターン!
    「と、みせかけてぇ!」


    ッ!!

    441 = 425 :

    風呂場
    「はっはぁ、犯人追い詰めたりぃ!! 」
    バターン!

    「……っへ?」

    「フェイントのまんまとひっかかりやがっ……て」

    「……」

    「お、女ぁ? しかもはだ……」

    「いやあああ! でてってでてってー!」

    「あだっ! も、物を投げるな。ていうか服を着ろ! ていうか、なんで人んちに風呂に入ってんの!?」

    「きゃああああああ!」

    「と、とりあえず一回でるから! やめてやめて!」

    442 = 425 :

    限界。超眠い。明日また書くかも。
    需要ないなら今の内に言ってくらはい。

    443 = 425 :

    「とうとう犯人を捕まえたわけだが」

    「ねぇ、この縄といてよー。跡ついちゃう」ポタポタ

    「とりあえず、水を滴らせるのをやめてくれないか? つうか、なんで風呂から出てそのまま服着てんだよ」

    「あ、これ体液。拭いても拭いても、もう体からでるわでるわ」

    「なにその全身嫌がらせ凶器……。東京に着て二分以上話す女がこんな人間とは」

    「あ。あたし人間じゃないよ。妖怪妖怪」

    「ああ、うすうすそうだと思ってたよ。この部屋にいて一週間も気付かず一緒に暮してたんだもん。普通の人のわけがない」

    「へへへー、あたしすごい?」

    「褒めてるわけじゃねぇんだよっ!」

    444 = 425 :

    「はぁ、妖怪を警察につきだしてもな……」

    「~♪」

    「和服の黒髪美女が正座をしながら縛られて、水を滴らせながら窓の外で飛んでいる蝶を眺めている。これほどシュールな光景があるだろうか」

    「ねぇ」

    「あ?」

    「あんた、どれくらい驚いた?」

    「驚く?」

    「あたしがこの一週間。さんざんあんたを驚かしたじゃん。見る限りそうとう驚いてたっぽいけど……。あ、もしかして漏らしちゃった?」

    「馬鹿が。男がそう簡単に漏らすか」

    「でも、二日目の水風呂を見たとき……ぷぷぷ、あんたびびって逃げ出しちゃったじゃない」

    「ちっげーし! びびってねーし! あれだし! お、お腹が痛くなって薬局いっただけだし!」

    「『うおおお! 気味悪ぃ!!』……だって、うぷぷぷ」

    「……。そ、そうだお前あんとき髪が湯船の中に大量に入ってたんだけどあれ、どうやったんだ?」

    「あ、それ? あたしが湯船に入って体を水に溶かしたの。いやー、びびってくれてよかったわー。流されたら溜まったもんじゃなかったわね」

    「気持ち悪っ!!」

    445 = 425 :

    「つーか、そろそろマジで縄といてくれない? 腕が本格的にしびれてきた……」

    「やだね。さんざん人をおちょくりやがって。そのうちに粗大ごみ置き場にポイしてやる」

    「ちょっとー。人をごみ扱いしないでよー」

    「お前、妖怪だろうが。そうだな、なんならダンボールもつけてやる。『拾ってください』とでも書いておけば誰か拾ってもらえるんじゃないか?」

    「あたしゃ、捨て猫か。ねぇ、謝るから縄解いてよー」

    「そうだな。んじゃ、その姿勢で土下座したらいいぞ」

    「腕しばられてるんだっつの! 早く縄解け!」

    「だから、そのまま頭を床にこすり付けるまで下げたらいいんだっつの」

    「そんなことできるか! 人間なんかに!」

    「あ? 人間ばかにしましたね? 全世界最強の生物をばかにしましたね?」

    「くらえっ!」ペッ
    ビシャッ
    「うお、汚っ! つば吐くな! ていうか、つばかコレ!? 尋常じゃねぇ量だぞ!」

    「あたしの口内の唾液量を甘く見ないことね!」

    446 = 425 :

    「さぁ、どうするの? 早く縄を解かないと部屋中が水浸しになるわよ」

    「もう、あんた付近は水浸しなんですけどね。ああ、カビできちゃうよ……」

    「いいから早く解きなさい。さもないとそこの乾かしている最中の洗濯物に水鉄砲が飛ぶわよ」

    「わーった。分かりましたよ。解けばいいんでしょ。解けば」
    シュル
    「はぁ、腕がじんじんするわ。まったく、人間に捕まるなんて」

    「愚痴はいいから、さっさと出てってくれ」

    「は? なんで?」

    「なんでって、ここは俺の家だ。妖怪を住まわせるほどのスペースなんかない」

    「あんたがここに来る前から私、ここに住んでたんだけど」

    「は? だってここは不動産で見たとき……っは!」


    不動産『ここはいいですよ~。何がいいかってとにかくいい! ここにしときなさいよ。ね? ほら、ここからなら大学も近いようだし、ね! ここにしなよ! お願いだから!」



    「そういって破格の値段でここを借りたんだっけか……つまり」

    「あんたが引越してきて何こいつと思ったんだけど、ちょうどいい暇つぶしが来たって事で、あたしはあんたに部屋を貸してるのよ。あ、ということはあたし、あんたの貸主? 家賃もらえるの?」

    「いわく付きの物件……てことか……」

    447 = 425 :

    「もういいよ。疲れたよ。ようするに一人暮らしなんかむりってことだろ」

    「何? 何すんの」

    「寝る。なんかこのまま泥のように眠りたい。んで、全てを夢だと思いたい」

    「ねね、寝る前にさ」

    「……あぁ?」

    「家賃ちょうだいよ」

    「……なんでお前にあげなきゃいけないんだよ」

    「だって、ここはあたしの家よ? それなのにあんたがずかずかと入ってきたんじゃない。家賃をもらうのは当然よ」

    「あのな……。はぁ、勘弁してくれよ。これでも結構ぎりぎりの生活を送ってるんだよ」

    「いいじゃない。少しでいいからさー」ユサユサ

    「揺らすな揺らすな。水滴が飛ぶ。分かったよ、ほらよ五百円」チャリン

    「え……」

    「(さすがに少なすぎたか?)まったく、いくらはら……」

    「うっそ! マジで? こんなくれんの!? やった、みねらるうぉーたー買ってこよ!」
    ダダダダ
    「なんちゅう安上がりな……」

    448 :

    >>425>>447
    久々覗いたら何かオモロー 続き楽しみにしてるお☆


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