元スレ新?ジャンル「盲目スナイパー」
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みんなの評価 : ○
251 = 1 :
男「――それで、どうやって蘇生させるんですか?」
老人「遺伝子って言ったじゃないか」
男「だから遺伝子をどうするんですか。それにこのまま生き返らせても彼女は盲目のままだし…」
老人「そこで君の遺伝子を貰うんだよ」
男「どういうことですか?」
老人「私がなぜ君の脳を採取すると言ったのかわかるかい?」
253 = 1 :
男「俺の脳の遺伝子と彼女の遺伝子…」
老人「なあに、変に考えないでいいんだよ」
男「俺の遺伝子で彼女の盲目が治るとでも?」
老人「君の言う『確実』はないがね」
男「……確実ねぇ」
254 = 1 :
飯ね
・・・dat落ち覚悟で保守を
255 :
盲目の狙撃手なんかふざけてんのか
狙撃手は風・高度・湿度・温度その他諸々を計算しなきゃならないんだぞ
狙撃手舐めすぎ。ゴルゴ読んだくらいでスナイパー知ったかしてんじゃ無ぇよ
256 = 181 :
保守してやんよ
257 = 162 :
落ちたらパー速で待ってるからなw
259 = 181 :
ほ
260 = 181 :
ほほ
261 = 1 :
飯終了
>>255
そんなこと言ってたら他のとかきりがないと思う
文中に書いたかもしれないけど、自分はただの一般人。
そういう所まで意識して書いたら余計変になると思うのだが
262 = 162 :
>>261
あっちのスレでも感じたんだが
2ちゃんは全部のレスに反応せずにスルーも必要だぞ
俺も他板で痛感したが、めんどくさいことにしかならんw
こういうスレではよくある事だし気にせず続きを頼むよ
263 = 1 :
老人「そう、君の言う『確実』はないけど、助けたいよね?」
男「それはそうだけど…」
老人「君は私たちが何をしたかったのか、わかるかい?」
男「?」
老人「クローンだよ。世界にクローンを普及したいんだよ」
老人「私たちの技術を世界に認めさせたいんだよ」
男「それって…」
老人「そう、革命を起こしたいんだよ」
男「…現実を見てくださいよ」
老人「現実を見てそう言ってるのだよ」
264 = 1 :
男「それはおかしいだろ」
老人「いまの技術を甘く見てはいけないよ。いずれは君にもわかると思うよ。同じ同族だからね」
男「お前と…同族だと?」
老人「医学……という名、そして彼女を助けたいという同族だ」
男「……一緒にするな」
265 = 1 :
老人「ほほう、抵抗ですか」
男「こんなことくらいで抵抗とか…廃ってるな」
老人「お互い様ですよ」
男「…そうかもな」
男「で、クローンを造るとか言って高額な料金を要求とかないよな?」
老人「そんなことはない。ぷらいすれすだ」
男「プライスレス・・・か」
266 = 1 :
男「ここか?その組織の本部っていうのは」
老人「本部はここじゃあない。だがここもクローン養殖並みの設備は整っている」
男「養殖・・・、まるで大量生産みたいな言い方だな」
老人「実際一人の遺伝子から大量のクローンを造っている時だってあるんだ」
男「ふーん」
267 = 1 :
老人「――ここだ。ここで彼女の遺伝子を採取する」
男「研究室?にしては何もないな」
・・・・・・
老人「…どうかね?」
男「へぇ、からくりねぇ」
268 = 1 :
男「女をどこに置くんだ?」
老人「そこのベッドがあるだろ」
男「ここに置けというのか?」
老人「そうだ」
男「そんな扱いはないだろ・・・」
269 = 1 :
老人「――では、今から彼女から遺伝子を採取する」
男「どの部分から採取するつもりなんだ?」
老人「君の採取場所と同じ場所にする。……普通に腕からだ」
男「普通に採るのか」
老人「何か問題でもあるのか?」
男「いや、なんでも」
270 :
ふぅ…
ほらよ つ@ ←ティッシュ
271 = 1 :
老人「――次は君の遺伝子を採取する」
男「ほらよ」
男「…彼女はどこに保管するんだ?」
老人「……君に任せる」
男「そうか…。彼女が腐る前にしておきたいことがあるんだ」
老人「ほう…。好きにするがいい」
272 = 1 :
男「ごめんよ…俺のせいで…」
男「痛かっただろう…。俺の……馬鹿……」
男「俺があんなことしなけりゃよかったんだ……」
男「もう遅いんだ…。ここで足掻いても何の意味がない…」
男「ここで生まれるのはあくまでクローンなんだ…。君自身じゃないもんな…」
男「この無能な俺を許してくれ……」
273 :
ゴルゴ13ですでに出てたきが。
盲導犬つれた暗殺者。
274 = 1 :
老人「…これでよかったのかい?」
「いいんですよ。彼女は仕方がなかったんです。それより貴重な材料をありがとうございます」
老人「そうか。よろこんでくれるのか。それはこちらも嬉しい」
「私たちの本来の目的、言ってないですよね?」
老人「私がそんなことをすると思ってるのか?」
「いえ、失礼なことを聞いてしまった。すまない」
老人「本来の目的を言ったら彼はここに来るとおもうか?」
「はぁ…、たぶん来ませんね」
老人「それは『確実』か?」
「何がです?」
老人「いや、独り言だ…」
276 :
ジョジョにもいたな
盲目の狙撃手
277 = 1 :
老人「おい、そろそろ始めるぞ」
男「……はい」
老人「では、まず原型を殺さないようにこの人工子宮に注入」
老人「この人工子宮の中だと約三日で『赤ん坊』になる」
老人「そして―――」
278 = 1 :
男「――これでいいのか?」
老人「あぁ、大丈夫だ」
男「これで、蘇生…いや、クローンはできるんだよな?」
老人「あぁ、『確実』を望んでくれ」
男「そっかぁ・・・」
279 = 1 :
三日後
男「大丈夫…なんだろうな?」
老人「ここまで成長したんだ。成功だ」
男「それで、あの姿になるには後何日なんだ?」
老人「彼女の年齢があやふやだからいつごろになるかは・・・」
男「生前の記憶はどうなんですか?」
老人「記憶はオリジナルのままかもしれないし、全くゼロかもしれない」
男「そんなぁ…。じゃあ眼は治るんですよね?」
老人「自信がある」
男「自信があるだけで『確実』ではないんですか?」
老人「……そういうことになるな」
281 :
そして...
男「もういいよな?」
老人「ここまで成長した。もう伸びることはないだろう」
男「てことはこれで終了ですか?」
老人「そういうことになる」
男「そうですか。どうもありがとうございます」
282 = 1 :
男「おかえり」
クローン「……」
男「…覚えてるかな」
クローン「……」
男「…怯えているんだな」
クローン「……」
男「………もう、大丈夫だ」
クローン「……」
284 = 1 :
一日後
男「大丈夫か…?」
クローン「……」
男「大丈夫でよかった…」
二日後
男「まだ食べられるか?」
クローン「……」
男「そっか、もういいんだな…」
三日後...
296 = 1 :
男「いつになったら話すんだよ!」
老人「そんなことを私に言われましても…」
男「ここまで我慢してきたのによぉ!」
老人「私たちの技術はこれが限界でして…」
男「じゃあなんのためのクローンだったんだよ!」
老人「だから…」
男「ここのクローンは失敗しかできないのか!?」
老人「その…」
男「なんだよ!言い訳か!?」
老人「こちらの言い分も聞かないんですか」
男「だったら早く言えよ!」
297 = 1 :
クローン「……」
男「あ…、驚かせたな。ごめんな」
クローン「……」
ヒュッ
男「さっき、何したんだ…?」
クローン「……」
男「あ、ゴキブリがいたのか…。もしかして勘が戻ってきたのかい?」
クローン「……」
298 = 1 :
男「…喋られるか?」
クローン「……」
男「駄目か…」
クローン「……」
男「…見えるか?」
クローン「……」
男「…駄目か」
299 = 1 :
少し保守タイム
みんなの評価 : ○
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