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    元スレ新ジャンル「パー速に集合」

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    1 : 以下、VIPにか - 2008/10/10(金) 22:15:14.42 ID:JOYTMQo0 (+125,+30,-225)
    「ここはスレタイの通り、新ジャンル集合系のスレッドよ」
    「…新ジャンル学園には書きにくい、あまり学園と関係ないような
      ジャンルも、ここで書くといい…私はそう思う…」
    「べっ、別にパー速にスレッド立てるほどじゃないわ! 新ジャンルは
      一期一会だし…で、でも、もう一度くらいなら書いてもいいな…って
      ジャンルなら、ここで書けばいいじゃないの!」
    「VIPに立てても長続きしそうにない、出オチになりそうな新ジャンルも、
      ここに立ててみるといい。そして納豆を練るか練らないかは君の自由だ」
    「巻き添え規制を食らった書き手も集まれええええーッ!!!」
    「パー速に集合っつうか、女一人の中に集合!?」
    「私の体を、みんなに貸すわ!!」
    3 : 以下、VIPにか - 2008/10/10(金) 23:30:04.68 ID:B3iPhwAo (+30,+30,-155)
    「随分重いね」

    「何でしょうね、サーバの調子でも悪いんですかね?」

    「今日は様子見だけだからいいか」

    「名乗らなくて良いんですか?」

    「名乗っても分からないって、誰も」

    「俺には、ここで何すれば良いんだろうとか、色々疑問があるんですが」

    「普段通りで良いんじゃない? そうだ、道具持って来てコーヒー淹れようか」

    「店と変わりないじゃないですか、それ」

    「色々なお客さんが来るかもしれないよ。ま、今日は帰ろうか」

    「そうですね、お邪魔しました」
    4 : 以下、VIPにか - 2008/10/10(金) 23:40:27.71 ID:/WcGJ3ko (+25,+30,-93)
    「こんな場所があったとはな」
    「新しい看板とかけまして、通る度に青信号と解きます」
    「その心は?」
    「あかがついていません」
    「ふむ……」
    「機嫌を損ねてしまわれましたか」
    「いや別に」
    5 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 01:38:31.08 ID:tmLPRNM0 (+30,+30,-181)
    「時は満ちた。スレが立った。
      一期一会の名のもとに、潔くパート化を拒否した新ジャンル達が、
      一抹の未練を原動に生き返る力場が発生した。
      それは人々の過去を呑み込むブラックホールか、新たなジャンルを
      産み出すホワイトホールか…。
      次回、新ジャンル『パー速に集合』。今宵も新ジャンルのスレタイに
      惹かれて、危険な奴らが集まってくる」
    6 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 02:04:20.85 ID:AdbSHvg0 (+25,+30,-35)
    椎茸とか変態蟷螂とか来たらどうすんだよおまえ……
    7 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 02:10:40.29 ID:uZ.4f2go (+1,+16,-1)
    迎撃します☆
    8 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 02:21:12.31 ID:ba86JNwo (+24,+29,-10)
    それはさておき、お題は無題で縛りが一切ないっつうことか
    9 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 07:48:37.70 ID:gjUzxgo0 (+30,+30,-90)
    「やれやれ『お題がない』のが『お題』なのね…『新ジャンル・
      パー速に・集合』ッ!」┣¨┣¨┣¨┣¨ド
    「今の女は何だっけ? ジョジョオタかな? なんかもう
      中の人にもわからんな」
    「『中の人』などいないィィ――ッ!!」ゴゴゴゴゴ
    10 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 10:16:33.99 ID:Kl5F/gDO (+24,+29,-10)
    なんとなくどのジャンルなのか分かる自分を
    誇りに思えばいいのでしょうか



    いいぞもっとやれ
    11 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 19:34:27.58 ID:SJUwX4ko (+35,+30,-193)
    「集合といいつつ、私とお兄ちゃんしかいない! ふしぎ!」

    「いきなり失礼な事を言うんじゃない。暗闇から出た後もテンション変わらんな、お前」

    「今まで暗かった分、明るい性格をアピールしないと」

    「ひとつも暗くなかったろお前。これ以上狂うな」

    「お近づきのしるしに、誰かと交流を持とうか、お兄ちゃん」

    「手をわきわきさせるな。何をする気だ、ここに居れなくなるぞ」

    「すいません、卑猥な発想しか出来ないんです、この人」

    「消すぞてめぇ……。えーと、で、ここで何をすればいいのかな?」

    「部屋の隅で体育座りする」

    「お前は反省の為にもそうしておけ。……やることないし、俺も座ってじっとしていよう」
    12 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 19:48:03.74 ID:k1K3txUo (+33,+30,-99)
    「この場に来る羽目になったのはどうしてなんだろうか」
    「愚者の脳は考えるためにあるのではなく従うためにあるの」
    「と言われても」
    「古人曰く『考えるな、感じろ』と」
    「空気読め、か」
    「だから私が為になる話をしてあげてもいいわ」
    「長話になりそうだからやめておこうぜ」
    「空気を読んで制止するとは……やるようになったわね」
    「おかげさまでな」
    13 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 19:56:10.19 ID:c53VqSI0 (+35,+30,-167)
    「お~い男ぉ、久方ぶりにわらわが遊びに来てやったぞ。
      どこにおるのじゃあ?」
    「…この部屋から気配とにおいがするのう。男か? なにゆえ
      返事をせぬ? …むむう、焦らしよるのう。おい、開けるぞ」

    がらっ

    「うひゃああ~っ!!?」
    「ちょ待っ!? 今、息子と男同士のコミュニケーション中
      なんだよ! 返事なんてできるかーっ!!」
    「け、けけけけしからん!!」
    「早く戸を閉めてくれぇ!」
    「…い、いいぞ、もっとやれ(///)」ドキドキ
    「なぬぅ!?」
    「…かまわん、続けろ(///)」ハァハァ
    「おまっ、どこで覚えたんだそんな言葉ぁ!」
    14 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 19:59:18.71 ID:c53VqSI0 (+30,+30,-78)
    「椎茸からミルクティーが出る」
    「何だそれ」
    「シュールな新ジャンル二つを合わせてみた」
    「あんまり想像したくない味だな」
    「そして私はクールに去るぜ」
    「いやいやお前も十分シュールだよ」
    15 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 21:54:18.81 ID:c53VqSI0 (+28,+30,-166)
    「規制に巻き込まれてパー速に来たけど、意外と居心地が
      いいわねぇ。放っておいても落ちないのが気楽だわぁ」
    「そうだ、せっかくだからVIPで立てるほどじゃない、
      一発ネタの新ジャンルでも書き込んでみようかしら」
    「創作意欲がムラムラと湧いてきたわぁ! 爆発寸前よ!」
    「…ふう、何かもうどうでもよくなってきた…。貴重な
      睡眠時間を削ってまで書くようなことじゃないわね…」

    新ジャンル「書き手のオナニー」
    16 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 22:20:42.13 ID:c53VqSI0 (+35,+30,-64)
    「自由なんて嫌だああああ! 束縛されたいっ!
      拘束されたい! ご主人様に命令されたいい!!」
    「落ち着け女っ。お題ってほどじゃないが、どういう
      ものを書けばいいのか>>1に書いてあるじゃないか!」
    「この程度の制限で、私が満足するかあああ!!!」
    17 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 22:39:34.33 ID:SJUwX4ko (+35,+30,-164)
    「こうも自由だと、逆に困るね」

    「そうですね。といっても俺らの場合、やってることあまり変わらないですけどね」

    「何も飲んでない」

    「いっそ持ってきたらどうです? なんでもありっぽいですし」

    「そうだね、ちょっと屋台みたくしておこうかな」

    「まさか本気で店構える気ですか?」

    「そういう訳じゃないけどね。同窓会的な展開を期待してたから」

    「誰か友達でも来るんですか?」

    「どうだろう? 何人かは来るかもしれない」

    「……普通の人ですか?」

    「私の友達が普通じゃないと、そう言いたい訳だ君は」

    「痛っ! いたたた! 悪気はないですから! 耳痛いって! ごめんなさい許して!」
    18 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 22:58:13.67 ID:c53VqSI0 (+35,+30,-85)
    「何を書いても自由というスレは、言葉で言うほど
      自由ではないのだな」
    「既出ジャンルの書き込みにまぎれて、新出っぽい
      ジャンルが混ざってきている…目の錯覚か?」
    「ならばっ、書き込み・コンフューズ!!」
    「直訳すると『書き込みで混乱させる』!? えぇい、
      それにしても日本語が成立しなくなるな、ガンダムを
      意識すると!」
    19 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:05:28.50 ID:k1K3txUo (+33,+30,-77)
    「速報っ、速報だよっ!」
    「まーた慌てて……どうかしたのか?」
    「新しい場所が増えた!」
    「もうちょっとわかりやすく」
    「私たちのお家が出来た!」
    「できれば常識的な言い方で」
    「とうとう出番が来たんだってば!」
    「それが速報?」
    「そ!」
    「ま、めんどくさいけど行きますかね」
    20 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:13:10.13 ID:c53VqSI0 (+33,+30,-50)
    「私達、極悪非道のageシスターズ!」
    「今日もネタもないのにageちゃうよ!」
    「お、いつもの姉妹か。今日も元気だなぁ」
    「…っ!(///)」
    21 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:18:06.04 ID:hLhc6Rgo (+24,+29,+0)
    >>20にだけ萌えた
    22 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:24:53.21 ID:c53VqSI0 (+30,+30,-32)
    「あたい達、残虐極道sageシスターズ!」
    「萌えないスレなんてsageちゃうぜ!」
    「萌えばかりが新ジャンルではないんだがなぁ」
    「…っ!?」
    23 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:35:59.65 ID:SJUwX4ko (+35,+30,-175)
    「萌えないのは下げないといけないみたいですね」

    「そういう要素は皆無だからね、私たちには」

    「あれ? 帰っちゃうんですか?」

    「萌え要素がない身としてはね。友達に会う事は出来なかったけど、機会はまたいつかあるさ」

    「あんまり気にしなくても良いと思うんだけどなぁ」

    「様子見でgdgdし過ぎたのも原因だね、私たちの場合」

    「ブランクがあるってのも大きいですよ、やっぱり」

    「最初から友達も連れてくれば良かったな。さ、準備出来た」

    「んじゃ行きますか。女さん、帰りどこかで軽く飲んでいきません?」

    「そういえば、君とお酒を飲んだことがなかったね。丁度良い、友達の店に行こうか」

    「いいですね、どんな店なんですか?」

    「それが、変わってるんだよ。喫茶店なのに――」
    24 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:45:41.17 ID:SJUwX4ko (+35,+30,-283)
    「おっと、あちらさん達もお帰りのようだ」

    「くくく……雑魚が」

    「お前が言うな」

    「……頭が殴られたかのように痛いぞ、お兄ちゃん」

    「そりゃ殴ったから、そういう風に感じるだろう」

    「で、何か用かな? 無いなら私は日本経済について考えなければいけないんだが」

    「その前に、人生について考え直したほうがいいぞ。そうじゃなくてだな、帰るぞ」

    「こんなに萌え要素だらけな私が、なぜ?」

    「新ジャンルキャラには、少なくても一つは萌え要素がありそうなもんだが、お前はなぁ……」

    「お褒めに預かり光栄だ」

    「いや、うん、逆に凄いわ。ある意味」

    「帰るとして、どこに?」

    「暗闇に帰るか、精神と時の部屋に帰るか、だな」

    「元の世界に帰りたい訳だが」

    「お前がまともな事を言い出したって事は、いよいよ持ってまずいな、俺ら」

    「なにやら不名誉な言われよう……」

    「ほれほれ、立った立った、帰るぞ」
    25 : 以下、VIPにか - 2008/10/11(土) 23:48:22.79 ID:c53VqSI0 (+30,+30,-86)
    「私達、極悪非道のageブラザーズ!」
    「べっ、別に萌えなくたって、面白かったら
      ageちゃうよ!」
    「そこんとこ勘違いしないでよね!」
    「私達は今まで…」
    「そうやってageてきたんだから…」
    「健気だなぁ、あの姉妹」
    「…っ!!(///)」
    27 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 00:34:40.80 ID:6IF3mjg0 (+30,+30,-167)
    「私が新ジャンルだ!」
    「新ジャンルって自称するだけで新ジャンルに
      なれるなら、誰でも新ジャンルになれるわな」
    「私は…新ジャンルになれない…っ!」
    「いや、そのネタが新ジャンルで使われるのは
      珍しいし、そこそこ新しいかな?」
    「私達が新ジャンルだ!!」
    「見ていて面白いなぁ、女は」
    28 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 12:14:39.03 ID:lsHX5/Uo (+35,+30,-93)
    「触り甲斐のある新天地を見つけましたよ」
    「人様に迷惑かけることだけはするんじゃねえぞ?」
    「ご安心を。私は
    「巻き添え食うのも御免蒙る」
    「むう……相変わらず冷たいですね、男くんは」
    「あんだけやばいことに巻き込まれりゃ当然だろうが」
    「ん~、まあ逆鱗に触れたのでよしとしましょう」
    「うるせえ!」
    29 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 12:34:55.32 ID:kP44TaY0 (+29,+29,-27)
    >>25
    うわああシスターズがブラザーズになってる!?
    30 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 23:07:32.19 ID:lsHX5/Uo (+35,+30,-119)
     「なんで俺らはここに召喚されたんだ?」
    女友「女の希望は断れないでしょうが」
    男友「長いものには巻かれちまえよ。楽になるぜ」
     「……」
     「召喚といってもファンタジー的な意味はなくてですね」
    女友「あんたは何を弁明してんのよ」
    男友「男に二言はないんだぜ?」
     「おい、今のは女のセリフだ」
    女友「はいはい。男がゲーム好きだってことはよーくわかったから」
    男友「安心しろ。俺もゲームは大好物だ」
     「お前は黙ってろ」
    31 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 23:25:20.15 ID:lsHX5/Uo (+30,+30,-68)
    「季節は変わっても」
    「だるいものはだるい」
    「年中無休でだるいんだけどね」
    「そうだねー」
    「なにしようか」
    「決まってるさ」
    「床をひたすらゴロゴロ」
    「そのとおりー」
    32 : 以下、VIPにか - 2008/10/12(日) 23:39:10.82 ID:lsHX5/Uo (+35,+30,-60)
    「ということみたいだ」
    「どうせ何も考えてないだけなんでしょ?
      会う度同じことばっかり繰り返して。
      器がしれるわね。
      あんたよ、そこのあんた。
      少し何かうみ出す努力をしたらどうなの!?」
    「う~む、どうしたものか」
    33 : 新ジャンル「脆過 - 2008/10/13(月) 01:14:24.22 ID:Px3JXVAo (+35,+30,-83)
    「ちくしょう!」
    「唐突にどうした?」
    「カッターで紙を切ろうとしたらカッターの刃が崩れた」
    「なんだまたか」
    「面倒な体質だな」
    「いやお前が言うなよ、てかそうなるの分かってて使われるカッターの身にもなれよ」
    「そうだな……それにこれ君のだし」
    「おい!」
    34 : 新ジャンル「脆過 - 2008/10/13(月) 01:15:17.09 ID:Px3JXVAo (+35,+30,-150)
    「そこの君! 私の為に死んで!!」
    「えぇ!? って、お前誰だよ!」
    「私は私よ!」
    「答えになってねぇよ」
    「うるさい! 死んで貰うよ!」 キチキチキチッ
    「カッターの刃を伸ばすな、しまえ!! そんなもんで死にたくねぇ!!」
    「にゃー!!」ブンッ
    「うわぁ!!」

    ボロボロ……

    「空中分解!?」
    「はっはー、びびったろ?」


    「っていう、君との出会いだったね」
    「そうだったな」
    「君の驚いた顔最高だった」
    「ああ、お前の今の表情見てると良く分かるぜ……Sめ」
    「くはは」
    35 : 新ジャンル「脆過 - 2008/10/13(月) 01:16:24.70 ID:Px3JXVAo (+35,+30,-206)
    「うわー…… なんかさっきから付けられてる」
    「……」
    「なんなんだよ? こえー……」

    タッタッタ
    「え?」

    キラッ ドン

    「くっ、……ナイフ……か」

    「そうだね! ナイフだね!」

    ボロロッ

    「ん? 崩れた?」
    「いや~、その顔良いね、最高だよ」 カシャッ カシャッ
    「!? てめぇ、悪ふざけが過ぎるぞ!」
    「はっはー、平凡な日々にちょっぴりのスパイスだよ」
    「効き過ぎなんだよ貴様のスパイスは」
    「その怒り顔も頂きぃ」 カシャッ
    36 : 以下、VIPにか - 2008/10/13(月) 01:29:13.91 ID:Px3JXVAo (+35,+30,-229)
    「くふふ、男の奴に弁当を作っていって驚いた顔ゲットだぜ」

    「はい、お弁当♪」
    「え? マジで」
    「マジなのだよ! そして、その顔頂きます」 カシャッ
    「これは嬉しい、さっそく頂きます」
    「どうぞどうぞ」

    シュル

    「って、おい!」
    「うひひ、ゲットゲット」 カシャッ
    「おい! 聞けよ、貴様!」
    「なんだい、今忙しいんだが」 カシャッ
    「弁当は弁当でもコンビニ弁当じゃねーか!
      貴様は男のロマンを踏みにじる気か!」
    「包丁が崩れて使えないのに作れと?」
    「それもそうなんだが、しかしだn…」
    「これでも一応早起きして頑張ろうとしたのだよ」
    「え? ……ありがとう」
    37 : 以下、VIPにか - 2008/10/13(月) 01:32:48.57 ID:yKIAd9oo (+30,+30,-75)
    「うう……」
    「何があった!?」

    『格言辞典』

    ・われに自由を与えよ、しからずんば死を与えよ。byヘンリー

    「大丈夫だお前は十分自由だよ」
    「よかったぁ、そう言ってもらえてすごくほっとした」
    (こいつの生き方は自由奔放そのものだからな)
    38 : 新ジャンル「脆過 - 2008/10/13(月) 01:34:05.13 ID:Px3JXVAo (+33,+30,-197)
    「そうだよ、幼女の頃から大変だった」
    「幼女言うな」
    「ハサミを使おうとすると崩れるし、親はびびるし」
    「そりゃびびるだろうよ」
    「まぁ、母親がヒスった時は流石に私もびびった」
    「お前の家族びびりまくりだな」
    「ま、君程のびびりは今まで見たことが無いが」
    「いやいや、刃物向けられれば誰だってびびるって」
    「……うりっ」
    「ぬぁああ!!」
    「にしし、分かっててこれだからなぁ。
      あぁ、私のナイフが崩れていく」
    「つか、ナイフを持ち歩かないでください」
    「馬鹿か君は、これを持ち歩かない事にはネタが」
    「ネタの為に持ち歩くな!」
    39 : 新ジャンル「脆過 - 2008/10/13(月) 01:35:19.11 ID:Px3JXVAo (+35,+30,-143)
    「カッターはいいね」
    「なに藪から棒に物騒な事言ってんだ」
    「確かに、藪から棒をいきなり突き出すってのは物騒な話だね」
    「上手い事いったつもりか!
      まあいい、で、なんでカッターがいいんだ?」
    「崩れるのは刃の部分だけだから交換するればいい」
    「そうだな、替刃もまさか崩れたから交換とは思うまい」
    「まぁ、なんにしろ使えないから交換する意味はないけど」
    「確かに……
      そうなると分かっていて、なんで使おうとするかは聞かない事にする」
    「ネt」
    「あーあー、聞こえません、あー」
    40 : 以下、VIPにか - 2008/10/14(火) 03:02:01.21 ID:429ux860 (+33,+30,-263)
    「う~ん、何だか調子悪いなぁ。保健室で診てもらうか」
    保険医「だ、駄目よ男君っ! ごほっ、ごふっ…はぁはぁ…
        は、入ってきちゃ駄目ぇ!」
    「ど、どうしたんですか先生!?」
    保険医「この保健室の中には、悪性の風邪のウィルスが蔓延
        しているの…はぁはぁ…今は私に構わないで、あなたの
        やるべき学業に専念して…! ごふあっ!?」
    「先生こそ危険なフラグ立てちゃ駄目ですよ! フラグうんぬん
      抜きにしてもヤバそうだし、中に入りますよ?」
    保険医「こ、こんな不甲斐ない私を心配してくれるなんて…男君、
        優しい…でも…感染しちゃうっ!」ビクビク

    新ジャンル「病弱保険医」
    41 : 以下、VIPにか - 2008/10/14(火) 10:15:44.26 ID:mLC8hTwo (+24,+29,-14)
    >>40
    赤ずきんチャチャにいたな
    42 : 以下、VIPにか - 2008/10/14(火) 23:41:21.38 ID:q31sSP20 (+30,+30,-94)
    「先生みたいな人って、赤ずきんチャチャにいたような」
    保険医「ごふう!? そ、そんな10年以上前に放送していた古いアニメ、
        私は知らないわ!…はぁはぁ…だって私、17歳だもの…」
    「ああ、熱で頭まで…」
    保険医「私は正常よ!…うっ、けほけほ」
    43 : 以下、VIPにか - 2008/10/15(水) 01:19:52.46 ID:eYEpiZs0 (+35,+30,-46)
    「我が名はクロノス・トッキング。冥府魔道より仕わされた、
      汝のミア・フィダンツァータ(婚約者)なり」
    「邪気が濃すぎて何を言っているのかわからんが、
      黒のストッキングは俺の大好物だ」
    「クロノス・トッキングだ。二度も言わせるな」
    44 : 以下、VIPにか - 2008/10/15(水) 01:32:14.17 ID:OkN7Hz.o (+33,+30,-93)
    「今の俺は眠気がノンストップだぜ」

    「ちゃんと起きてなきゃだめだよ」

    「そうは言ってもザザッザザザー襲われるのは仕方ない」

    「え、襲われ……る?」

    「抗えないぞザザッザザザーだから諦めるのが賢明ってもんだ」

    「ば、ばかーっ!」

    「?」
    45 : 以下、VIPにか - 2008/10/15(水) 01:47:08.31 ID:eYEpiZs0 (+35,+30,-128)
    「黒き旋風、その身に刻め! ブラッディ・ブラック・シザース!!」
    「なっ、何だ!? 急に目の前が真っ暗に…この柔らかさ、ぬくもり、
      肌ざわり、香り…まさか、黒いストッキングをはいた女の太ももに
      挟まれているのか!? ぐおお鼻血がああ!!」
    「今宵も返り血を浴びてしまうか。だがしかし、それでこそブラッディ・
      ブラック・シザースの名を冠するにふさわしい」
    46 : 以下、VIPにか - 2008/10/15(水) 02:09:16.19 ID:OkN7Hz.o (+33,+30,-146)
    「ふっふっふっ、年貢の納め時が来たようね!」
    「まだ諦めてなかったのか」
    「当然! 絶対に諦めないのがこの私!」
    「今までの経験を踏まえないから始末が悪い」
    「うるさい! 出でよ! 犬!」

    「……」
    「ま、予想通りですな」
    「折角の晴れ舞台なのにぃ!」

    プルルルル

    「もしもし! え? 恥ずかしくて出られないですって!?」

    ピッ

    「うぬぬぬぬ! 何もかも台無しにしてくれやがって!」

    だっ

    「相も変わらず台風みたいなやつだ」
    47 : 以下、VIPにか - 2008/10/15(水) 06:46:43.23 ID:eYEpiZs0 (+35,+30,-158)
    「オーバーニーソックスって格好いいと思わないか?」
    「オーバー二ーソに萌えや色気は感じるけど、格好いいって?」
    「オーバースキル『オーバー・ニーソ』ッ!!…みたいな」
    「オーバーってつければ何でも格好よく感じるのか、女は」
    「オーバーオーバー連呼しすぎてオーバーって何だか混乱してきた」
    「オーバーがゲシュタルト崩壊してきたな」
    「オーバースキル『ゲシュタルト・ブレイカー』ッ!!!」
    「オーバーに反応しすぎだよ。何でもかんでも必殺技みたいにして」
    48 : 以下、VIPにか - 2008/10/16(木) 18:21:31.03 ID:SmoZAE6o (+25,+30,-57)
    新ジャンル「ベタ下手さん」

    「夜の山道は怖いな…。 それにしてもさっきから後をつけてくるのはなんだ…?」
    「メガネ…メガネ…。」


    「きよし師匠!? いやそれ違う、ケミストリーだ!」
    「?」
    49 : 以下、VIPにか - 2008/10/17(金) 01:21:48.03 ID:mxdOZcE0 (+25,+30,-53)
    ベタ下手さん?…べたべたさん…べとべとさん!
    学校の怪談がブームだった時代を思い出すな
    50 : 以下、VIPにか - 2008/10/18(土) 04:11:04.78 ID:nOg2qIko (+30,+30,-101)
    「誰もいないな……よし、いいぞ」
    「私に何をさせようっての?」
    「お前、この場の空気を回収しろ」
    「ええ!?」
    「お前ならできる。いいや、お前がやらねば誰がやる!」
    「そりゃ無茶ってもんだよ!」
    「成功した暁には極上の秘蔵っ子をくれてやろう。それなら文句あるまい?」
    「そんなのいらないよ!」
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