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元スレ新ジャンル「日陰ごっこ姉妹」
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男 「それじゃ、行くから……オレ」
姉 「行かないで、ああ行かないで」
妹 「女の情念、ここに咲き乱れり、縋り付くも、見送るも切なき乙女の女心」
男 「は?」
姉 「もう一時間だけ、いえ、もう五分だけ」
妹 「言わないでお姉様、あの人には帰る所があるのです」
男 「……ここ、オレの家なんだけどなぁ」
姉 「恋に咽びし、姉妹の叫び」
妹 「聞いてください、霞み姉妹……ああ、私達、日陰の姉妹」
男 「コンビニだってば……」
姉 「行かないで、ああ行かないで」
妹 「女の情念、ここに咲き乱れり、縋り付くも、見送るも切なき乙女の女心」
男 「は?」
姉 「もう一時間だけ、いえ、もう五分だけ」
妹 「言わないでお姉様、あの人には帰る所があるのです」
男 「……ここ、オレの家なんだけどなぁ」
姉 「恋に咽びし、姉妹の叫び」
妹 「聞いてください、霞み姉妹……ああ、私達、日陰の姉妹」
男 「コンビニだってば……」
男 「ん……こんな時間か」
姉 「行くのですか?」
男 「ああ」
妹 「私たち二人を置いて……?」
男 「もう、時間が無いからな。裾を離せ、姉貴」
姉 「いや……」
妹 「もう、ちょっとだけ……ダメですか? もうちょっとだけ」
姉 「そう言うと、私の妹は、男の背中に抱きつき、背中に顔を埋めたまま、ひとしきり囁く」
妹 「判っています……判ってはいるんです! 貴方には……帰る家がある、でも、でも!
週に一度の限られた逢瀬の今……ほんのちょっとの我侭さえも罪でしょうか!?」
男 「……また、ここに帰ってくるだろう」
姉 「それでも、私の妹は、男の背中を離す事は出来ず、ただただそこに立ち尽くし、身を震わせる
行かないで、行かないでください。その想いは男の背中に人差し指で皺を作るだけ」
妹 「……私、我侭ですよね!? 御免なさい……本当に、ごめんな、さい……」
姉 「そう言うと、彼女はそっと膝を折り、肩を震わせながら、男の出て行った玄関に背を向け、一人」
妹 「泣くのであった……まる」
姉妹「萌ぉーぇるぅー! やっほー!」 ぱちーん
男 「じゃあ先に学校へ行くからな、遅刻するなよ、バカ姉妹」
姉 「行くのですか?」
男 「ああ」
妹 「私たち二人を置いて……?」
男 「もう、時間が無いからな。裾を離せ、姉貴」
姉 「いや……」
妹 「もう、ちょっとだけ……ダメですか? もうちょっとだけ」
姉 「そう言うと、私の妹は、男の背中に抱きつき、背中に顔を埋めたまま、ひとしきり囁く」
妹 「判っています……判ってはいるんです! 貴方には……帰る家がある、でも、でも!
週に一度の限られた逢瀬の今……ほんのちょっとの我侭さえも罪でしょうか!?」
男 「……また、ここに帰ってくるだろう」
姉 「それでも、私の妹は、男の背中を離す事は出来ず、ただただそこに立ち尽くし、身を震わせる
行かないで、行かないでください。その想いは男の背中に人差し指で皺を作るだけ」
妹 「……私、我侭ですよね!? 御免なさい……本当に、ごめんな、さい……」
姉 「そう言うと、彼女はそっと膝を折り、肩を震わせながら、男の出て行った玄関に背を向け、一人」
妹 「泣くのであった……まる」
姉妹「萌ぉーぇるぅー! やっほー!」 ぱちーん
男 「じゃあ先に学校へ行くからな、遅刻するなよ、バカ姉妹」
男 「おい、そういえば母さんが八百屋でピーマン買ってきてくれって」
姉 「私たちは日陰姉妹」
妹 「私たちは日陰姉妹」
男 「……何やってるんだ、八百屋のおっさん困ってるぞ」
姉 「つれづれなるままに」
妹 「血の繋がりし、兄を影からそっと、見守るだけの姉妹」
姉 「その愛は報われる事も無く」
妹 「夜な夜なむせび泣くだけの日々に、身を焦がし」
八百屋「ずずっ!」
男 「何で泣く」
姉 「ふと触れる、僅かな時間のみ」
妹 「せめて兄の好きなモノを作って差し上げましょう」
姉 「それが妹の唯一許された恋の時間」
妹 「それが姉の唯一許された恋の時間」
姉 「泣かずとも良い、私の妹。せめて作ってやれぬなら」
妹 「泣かないでお姉さま、せめて料理も出来ぬのなら」
二人「「最早、生まれ変わるしか道は無し」」
男 「……あ、あのな」
八百屋「てやんでぇ! むくわれねぇ恋に生きてるんでぇ! ラッシャイ! ピーマン持っていけ!」
男 「それもどーかと」
姉 「私たちは日陰姉妹」
妹 「私たちは日陰姉妹」
男 「……何やってるんだ、八百屋のおっさん困ってるぞ」
姉 「つれづれなるままに」
妹 「血の繋がりし、兄を影からそっと、見守るだけの姉妹」
姉 「その愛は報われる事も無く」
妹 「夜な夜なむせび泣くだけの日々に、身を焦がし」
八百屋「ずずっ!」
男 「何で泣く」
姉 「ふと触れる、僅かな時間のみ」
妹 「せめて兄の好きなモノを作って差し上げましょう」
姉 「それが妹の唯一許された恋の時間」
妹 「それが姉の唯一許された恋の時間」
姉 「泣かずとも良い、私の妹。せめて作ってやれぬなら」
妹 「泣かないでお姉さま、せめて料理も出来ぬのなら」
二人「「最早、生まれ変わるしか道は無し」」
男 「……あ、あのな」
八百屋「てやんでぇ! むくわれねぇ恋に生きてるんでぇ! ラッシャイ! ピーマン持っていけ!」
男 「それもどーかと」
女 「それじゃっ! いただきまぁす」
男 「お前は本当に美味しそうにメシを食うなぁ……」
女 「えへへ……男ちゃんと始めてのお昼ご飯なんだもの」
男 「……そ、そっか、その何だオレも――」
姉 じー
妹 じー
男 びくっ!
女 「どしたの?」
男 「な、何でもない……」
妹 「お姉さま! どうして……どうして私たちは、あの兄と血が繋がってるのでしょう!」
姉 「泣くのはおよし、この恋は実ってはならぬもの、呪われし忌み子の最もとなり」
妹 「判っております……だけど、だけどせめて……この手作りのお弁当だけでも!」
姉 「ああ……私の可愛い妹や、いくら身を費やそうが……けして報われぬ恋なのに」
妹 「お姉さま、お姉さまのその胸に抱えし、お兄様の為の紅茶花伝……私にお分けになって」
姉 「ああ妹よ……ならば私がそなたの手作り弁当を食べようぞ、ああ……カロリーオーバー」
男 「判ったから! 構うよ、構うってば!」
二人「「わーい♪」」
女 「あ、あれれ……?」
男 「お前は本当に美味しそうにメシを食うなぁ……」
女 「えへへ……男ちゃんと始めてのお昼ご飯なんだもの」
男 「……そ、そっか、その何だオレも――」
姉 じー
妹 じー
男 びくっ!
女 「どしたの?」
男 「な、何でもない……」
妹 「お姉さま! どうして……どうして私たちは、あの兄と血が繋がってるのでしょう!」
姉 「泣くのはおよし、この恋は実ってはならぬもの、呪われし忌み子の最もとなり」
妹 「判っております……だけど、だけどせめて……この手作りのお弁当だけでも!」
姉 「ああ……私の可愛い妹や、いくら身を費やそうが……けして報われぬ恋なのに」
妹 「お姉さま、お姉さまのその胸に抱えし、お兄様の為の紅茶花伝……私にお分けになって」
姉 「ああ妹よ……ならば私がそなたの手作り弁当を食べようぞ、ああ……カロリーオーバー」
男 「判ったから! 構うよ、構うってば!」
二人「「わーい♪」」
女 「あ、あれれ……?」
男 「お、こんな時間か……ちょいとチャンネル変えるよっと」
ぽち
妹 「恋は盲目」
姉 「愛は猛毒」
男 「……は?」
妹 「ああ……お姉さま、私には耐えられない」
姉 「耐えるのよ、それが貴方のお兄様の望み」
妹 「でも、これ以上は、お体がどうにかなってしまいそう」
姉 「震えているのね、我が愛しき妹よ、せめてもの癒しに抱きしめてあげる」
男 「あのー」
妹 「ああっ! はぁ……はぁ……お兄様お喜びになるかしら」
姉 「ええ、きっとあの方の、未来の糧となるでしょう」
妹 「ならば私耐えて見せます、この身が焼け落ち、崩れ、灰に帰ろうとも」
姉 「ならば私も耐えてみせよう、そなたのいまわの時まで、抱きしめてあげる」
男 「……9時からドラマが見たいと言えばいいだろうが」
ぽち
妹 「恋は盲目」
姉 「愛は猛毒」
男 「……は?」
妹 「ああ……お姉さま、私には耐えられない」
姉 「耐えるのよ、それが貴方のお兄様の望み」
妹 「でも、これ以上は、お体がどうにかなってしまいそう」
姉 「震えているのね、我が愛しき妹よ、せめてもの癒しに抱きしめてあげる」
男 「あのー」
妹 「ああっ! はぁ……はぁ……お兄様お喜びになるかしら」
姉 「ええ、きっとあの方の、未来の糧となるでしょう」
妹 「ならば私耐えて見せます、この身が焼け落ち、崩れ、灰に帰ろうとも」
姉 「ならば私も耐えてみせよう、そなたのいまわの時まで、抱きしめてあげる」
男 「……9時からドラマが見たいと言えばいいだろうが」
女 「へぇ~姉妹そろって仲良しさんだね!」
男 「……意図的に邪魔しとるんじゃなかろーかと」
女 「そんな風に言っちゃダメだよ、私は一人っ子だから、少し羨ましいかも」
男 「隣の芝生は青いどころか、黄金色だわ……げ」
二人 じー
男 「……後ろの電柱の影、こっち見てる」
女 「……見てるね」
妹 「お兄様、お兄様ァ!!」
姉 「これっ! 大声出すんじゃないよ!」 ぱちーん!
妹 「ああっ!」 ばたり
姉 「ああ……見送るのです……見送るのです」 だきっ
妹 「行かないで、行かないでお兄様ァ! 私を、私を置いていかないで!」
姉 「この戦いに……貴方のお兄様を連れて行くわけにいかないの、お願い」
男 「……#」
女 「あ、あはは」
妹 「ですが! こたびの戦……夕方セールの一人卵が2パック聖戦」
姉 「私が、彼の代わりを務めます、ですから耐えて、私の可愛い妹や」
妹 「お姉さま、こんなにやつれて……やはりお姉さまもお兄様のこと」
姉 「言うでない……言ってはならぬその言葉、私はもはや女を捨てた」
男 「道端で何コントやってるんだっ! 判ったって、行くよ行きます!」
二人「「早くしないと売り切れちゃうよぅ♪」」
男 「……意図的に邪魔しとるんじゃなかろーかと」
女 「そんな風に言っちゃダメだよ、私は一人っ子だから、少し羨ましいかも」
男 「隣の芝生は青いどころか、黄金色だわ……げ」
二人 じー
男 「……後ろの電柱の影、こっち見てる」
女 「……見てるね」
妹 「お兄様、お兄様ァ!!」
姉 「これっ! 大声出すんじゃないよ!」 ぱちーん!
妹 「ああっ!」 ばたり
姉 「ああ……見送るのです……見送るのです」 だきっ
妹 「行かないで、行かないでお兄様ァ! 私を、私を置いていかないで!」
姉 「この戦いに……貴方のお兄様を連れて行くわけにいかないの、お願い」
男 「……#」
女 「あ、あはは」
妹 「ですが! こたびの戦……夕方セールの一人卵が2パック聖戦」
姉 「私が、彼の代わりを務めます、ですから耐えて、私の可愛い妹や」
妹 「お姉さま、こんなにやつれて……やはりお姉さまもお兄様のこと」
姉 「言うでない……言ってはならぬその言葉、私はもはや女を捨てた」
男 「道端で何コントやってるんだっ! 判ったって、行くよ行きます!」
二人「「早くしないと売り切れちゃうよぅ♪」」
男 「……はぁ、ごめんね女さん、買い物につき合わせちゃって」
女 「い、いいよぉ……一人2パックなら人が多いほうが」
男 「こんな数の卵をどうするのかは知らないけど」
女 「あ、あはは……それにしても、お二人さん……何で後ろを歩いてるんだろ」
姉 「……」
妹 「……おに」
姉 「言ってはなりません! 妹よ!」
妹 「あ、ああ……」
男 「また始まった」
姉 「私たちの関係は……けして世間に知られてはならぬのです」
妹 「お兄様、お兄様……せめて、お兄様の横を歩くのくらいは」
姉 「なりませぬよ、あのお方を……世間の笑いものにするわけにはいかぬ」
妹 「……」
女 「あ、あの……世間に知られてはならない事とか、その」
男 「あれは姉貴が徹夜で書いた台本だ」
姉 「こうすればよい……せめて今だけは」
妹 「あ……お兄様の伸びた影と、お姉さまの影が、まるで寄り添って!」
姉 「これが……私の愛」
妹 「そのお姉さまのお姿は、悲しくも誇りに満ち溢れ、たたずまいに、威厳すら感じさせるものでした、まる」
男 「だぁー!!! 帰り道くらい一緒に歩いてもいいだろうが! 後ろでコントすんな!」
二人「「らっきー♪」」
女 「い、いいよぉ……一人2パックなら人が多いほうが」
男 「こんな数の卵をどうするのかは知らないけど」
女 「あ、あはは……それにしても、お二人さん……何で後ろを歩いてるんだろ」
姉 「……」
妹 「……おに」
姉 「言ってはなりません! 妹よ!」
妹 「あ、ああ……」
男 「また始まった」
姉 「私たちの関係は……けして世間に知られてはならぬのです」
妹 「お兄様、お兄様……せめて、お兄様の横を歩くのくらいは」
姉 「なりませぬよ、あのお方を……世間の笑いものにするわけにはいかぬ」
妹 「……」
女 「あ、あの……世間に知られてはならない事とか、その」
男 「あれは姉貴が徹夜で書いた台本だ」
姉 「こうすればよい……せめて今だけは」
妹 「あ……お兄様の伸びた影と、お姉さまの影が、まるで寄り添って!」
姉 「これが……私の愛」
妹 「そのお姉さまのお姿は、悲しくも誇りに満ち溢れ、たたずまいに、威厳すら感じさせるものでした、まる」
男 「だぁー!!! 帰り道くらい一緒に歩いてもいいだろうが! 後ろでコントすんな!」
二人「「らっきー♪」」
男 「ふぃー! 一日を疲れを癒すには、やっぱ風呂じゃのう」
こんこん
男 「んあ? どした……シャンプーでも切れてたか?」
妹 「声を上げないで!」
姉 「風呂の扉の向こうから、男の耳を突く妹の叫ぶような声、その声に男は身を硬くする」
男 「な、何で二人して……」
妹 「お兄様、お兄様……私の、この高ぶりを抑えるには、もはやこれしか」
姉 「妹はそう呟くと、自らの幼いながらも、女に彩られた肉体を惜しげもなく晒し、扉に手をかける」
妹 「お兄様、どうかお兄様。今宵の罪は私が背負います故、どうか、どうか三点リード」
姉 「ばっ、バカ! 三点リードをそのまま読むお間抜けさんがどこにいるのよっ!」
男 「し、新作かよぅ……つーか離れろって! 出られないじゃねーか!」
姉 「……」
妹 「……」
男 「な、何だよッ! 急に黙りやがって……」
姉 「はぁ~何だか萎えたわぁ、妹、今日の所は撤収ね」
妹 「ごめんなさい、お姉さま、私の凡ミスでこんな羽目に」
男 「とっとと戻れ! 莫迦姉妹!」
こんこん
男 「んあ? どした……シャンプーでも切れてたか?」
妹 「声を上げないで!」
姉 「風呂の扉の向こうから、男の耳を突く妹の叫ぶような声、その声に男は身を硬くする」
男 「な、何で二人して……」
妹 「お兄様、お兄様……私の、この高ぶりを抑えるには、もはやこれしか」
姉 「妹はそう呟くと、自らの幼いながらも、女に彩られた肉体を惜しげもなく晒し、扉に手をかける」
妹 「お兄様、どうかお兄様。今宵の罪は私が背負います故、どうか、どうか三点リード」
姉 「ばっ、バカ! 三点リードをそのまま読むお間抜けさんがどこにいるのよっ!」
男 「し、新作かよぅ……つーか離れろって! 出られないじゃねーか!」
姉 「……」
妹 「……」
男 「な、何だよッ! 急に黙りやがって……」
姉 「はぁ~何だか萎えたわぁ、妹、今日の所は撤収ね」
妹 「ごめんなさい、お姉さま、私の凡ミスでこんな羽目に」
男 「とっとと戻れ! 莫迦姉妹!」
女 「……あはは」
男 「……#」
妹 「どうかここから」
姉 「見つめてよろしいでしょうか?」
妹 「せめてここから」
姉 「恋焦がれて宜しいでしょうか?」
女 「な、何か二人がじっと見詰めてくるんだけど」
男 「……#」
妹 「明日の同じ時間は、そちら側へ1インチ」
姉 「そのまた明日も、そちら側へ1インチ」
妹 「この想いだけは、既に寄り添って」
姉 「この恋だけは、もはや捨てられぬ」
男 「判ったから! 廊下からじっと見つめられると居た堪れないわい! こっち来い!」
二人「「わーい♪」」
女 「えぅ……」
男 「……#」
妹 「どうかここから」
姉 「見つめてよろしいでしょうか?」
妹 「せめてここから」
姉 「恋焦がれて宜しいでしょうか?」
女 「な、何か二人がじっと見詰めてくるんだけど」
男 「……#」
妹 「明日の同じ時間は、そちら側へ1インチ」
姉 「そのまた明日も、そちら側へ1インチ」
妹 「この想いだけは、既に寄り添って」
姉 「この恋だけは、もはや捨てられぬ」
男 「判ったから! 廊下からじっと見つめられると居た堪れないわい! こっち来い!」
二人「「わーい♪」」
女 「えぅ……」
男 「zzzzz」
妹 「私たちは」
姉 「私たちは」
妹 「デートを欲しています」
姉 「イチャラブを欲しています」
男 「zzzzz」
妹 「フラグ、ルート、高感度がマックスになれば」
姉 「フラグ、ルート、高感度がマックスになれば」
男 「……」
妹 「この国の法律なんぞ蹴散らして、姉の恋は大空に舞い上がる事でしょう」
姉 「この国の法律なんぞ蹴散らして、妹の恋は大空に舞い上がる事でしょう」
男 「……」
妹 「睡眠記憶法、有効かな?」
姉 「睡眠記憶法、有効よきっと、明日からもう男がこっち向いてキャーな事態が」
男 「ねぇーよ! 人が寝てる時に耳元でブツブツ言うなッ!」
二人「「ぶぅー」」
妹 「私たちは」
姉 「私たちは」
妹 「デートを欲しています」
姉 「イチャラブを欲しています」
男 「zzzzz」
妹 「フラグ、ルート、高感度がマックスになれば」
姉 「フラグ、ルート、高感度がマックスになれば」
男 「……」
妹 「この国の法律なんぞ蹴散らして、姉の恋は大空に舞い上がる事でしょう」
姉 「この国の法律なんぞ蹴散らして、妹の恋は大空に舞い上がる事でしょう」
男 「……」
妹 「睡眠記憶法、有効かな?」
姉 「睡眠記憶法、有効よきっと、明日からもう男がこっち向いてキャーな事態が」
男 「ねぇーよ! 人が寝てる時に耳元でブツブツ言うなッ!」
二人「「ぶぅー」」
男 「……さてと、それじゃ」
妹 「もう……行っちゃうのですか?」
男 「へ? ああ……もう遅いしな、部屋に」
妹 「外は酷い雨、どうか今宵は、ここでお宿を御取りあそばせ」
姉 「妹はそっと男の袖口を掴み、部屋の中へ招き入れる、その手にはうっすらと汗がにじんでいた」
男 「引っ張るなって、宿題をせねばならんし、そもそも外が雨だろうが関係ないわい!」
妹 「……えっと」
姉 「妹はそっと男の袖口を掴み、部屋の中へ『強引に』招き入れる、その手には以下略」
男 「いっ!? だ……から、引っ張るな、とっ……」
妹 「そっ、外は強いあめぇーーー!!!」
姉 「妹は思いっきり男のシャツの背中を引っ張り、引っ張りぃぃぃ!!!」
男 「二人で引っ張ってるじゃねぇーか! ぬぎぎぎっぎ……」
妹 「だってだってだって! 今日はっ……パパもママも……ぬぎぎぎぎ」
姉 「居ないっ……日なんだ……よっ! こっち来なさいよっ!」
男 「ぎゃああああああ!」
妹 「もう……行っちゃうのですか?」
男 「へ? ああ……もう遅いしな、部屋に」
妹 「外は酷い雨、どうか今宵は、ここでお宿を御取りあそばせ」
姉 「妹はそっと男の袖口を掴み、部屋の中へ招き入れる、その手にはうっすらと汗がにじんでいた」
男 「引っ張るなって、宿題をせねばならんし、そもそも外が雨だろうが関係ないわい!」
妹 「……えっと」
姉 「妹はそっと男の袖口を掴み、部屋の中へ『強引に』招き入れる、その手には以下略」
男 「いっ!? だ……から、引っ張るな、とっ……」
妹 「そっ、外は強いあめぇーーー!!!」
姉 「妹は思いっきり男のシャツの背中を引っ張り、引っ張りぃぃぃ!!!」
男 「二人で引っ張ってるじゃねぇーか! ぬぎぎぎっぎ……」
妹 「だってだってだって! 今日はっ……パパもママも……ぬぎぎぎぎ」
姉 「居ないっ……日なんだ……よっ! こっち来なさいよっ!」
男 「ぎゃああああああ!」
男 「むまむま」
女 「きょ、今日はちゃんとお昼食べれるねぇ……あはは」
男 「毎度毎度邪魔ばかりされてるからなぁ……場所を目立たない場所にして正解――」
ガガッ ピー! ぴんぽんぱんぽーん
男 「ん……校内放送?」
女 「みまみま、美味しー♪」
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……?』
姉 『ああ、可哀想な私の妹……もはや私たちの男は居ないのだよ?』
男 ブーッ!!!!
女 「うえっ!? こ、この声……男君の」
男 「何考えてるんだ……あの莫迦姉妹は」
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……?』
姉 『ああ、可哀想な私の妹、もはや同じ言葉を繰り返すのみか、ああ』
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……』
姉 『神よ、ああっ! 神よ、どうか、どうかこの哀れな妹に、もう一度幻でも良いから
この妹の兄のお姿を! そしてこの私の男の姿をここへ、ああっ! 神よ!』
男 「ぎゃああああ! やめろぉぉぉぉぉ!!!」 だだだだだだ
女 「あっ……行っちゃった」
男 『何しとんじゃーーーーーーーい!!!!』
二人『『わーい♪』』
女 「きょ、今日はちゃんとお昼食べれるねぇ……あはは」
男 「毎度毎度邪魔ばかりされてるからなぁ……場所を目立たない場所にして正解――」
ガガッ ピー! ぴんぽんぱんぽーん
男 「ん……校内放送?」
女 「みまみま、美味しー♪」
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……?』
姉 『ああ、可哀想な私の妹……もはや私たちの男は居ないのだよ?』
男 ブーッ!!!!
女 「うえっ!? こ、この声……男君の」
男 「何考えてるんだ……あの莫迦姉妹は」
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……?』
姉 『ああ、可哀想な私の妹、もはや同じ言葉を繰り返すのみか、ああ』
妹 『お姉さま……お兄様はいずこへ……』
姉 『神よ、ああっ! 神よ、どうか、どうかこの哀れな妹に、もう一度幻でも良いから
この妹の兄のお姿を! そしてこの私の男の姿をここへ、ああっ! 神よ!』
男 「ぎゃああああ! やめろぉぉぉぉぉ!!!」 だだだだだだ
女 「あっ……行っちゃった」
男 『何しとんじゃーーーーーーーい!!!!』
二人『『わーい♪』』
>>24で男は色々大事なものを失ったんだね・・・
男 「……早く行けって」
妹 「お姉ちゃん! お兄ちゃんも止めてよ! お姉ちゃん行っちゃうよ!」
姉 「いいの……妹、これが、これがきっと一番正しい形なの」
妹 「お姉ちゃん! 何でそんな嘘をつくのさ! だって、だってお姉ちゃんもお兄ちゃんの事!」
男 「妹! いい加減にしろ……姉貴、さっさと行くんだ」
姉 「……うん、行くね、二人とも、体に気をつけてね」
妹 「お姉ちゃん、おねえちゃぁぁん!! 止めて、お姉ちゃんを止めてよ、おにぃーーーちゃん!」
姉 「……私の可愛い妹、お兄ちゃんの事……お願いね、私の分まで、幸せになるのよ」
妹 「お姉ちゃん、お姉ちゃん……いや、いやぁ、イヤなの、私」
男 「……」
姉 「ああっ! 私の可愛い妹! 最後に、最後に抱きしめさせて!」
妹 「ああっ! 私の自慢のお姉ちゃん! 最後なんて、最後なんて言わないで!」
男 「はぁ……」
父 「そ、そんなにパパとお出かけするのイヤかい……?」
妹 「お姉ちゃん! お兄ちゃんも止めてよ! お姉ちゃん行っちゃうよ!」
姉 「いいの……妹、これが、これがきっと一番正しい形なの」
妹 「お姉ちゃん! 何でそんな嘘をつくのさ! だって、だってお姉ちゃんもお兄ちゃんの事!」
男 「妹! いい加減にしろ……姉貴、さっさと行くんだ」
姉 「……うん、行くね、二人とも、体に気をつけてね」
妹 「お姉ちゃん、おねえちゃぁぁん!! 止めて、お姉ちゃんを止めてよ、おにぃーーーちゃん!」
姉 「……私の可愛い妹、お兄ちゃんの事……お願いね、私の分まで、幸せになるのよ」
妹 「お姉ちゃん、お姉ちゃん……いや、いやぁ、イヤなの、私」
男 「……」
姉 「ああっ! 私の可愛い妹! 最後に、最後に抱きしめさせて!」
妹 「ああっ! 私の自慢のお姉ちゃん! 最後なんて、最後なんて言わないで!」
男 「はぁ……」
父 「そ、そんなにパパとお出かけするのイヤかい……?」
父 「と、とりあえず三者面談の時間だし行くぞっ!」 ぐいっ
姉 「あーん! 私は男の愛人になるのぉー!」 ずりずりずり
妹 「おねえちゃーーーん! 帰ってきたら私の台本だからねぇー!」
男 「こ、こいつらは……いい加減にしろ」
姉 「あーん! 私は男の愛人になるのぉー!」 ずりずりずり
妹 「おねえちゃーーーん! 帰ってきたら私の台本だからねぇー!」
男 「こ、こいつらは……いい加減にしろ」
妹 「……女ちゃん、お兄ちゃんの事、どう思う?」
女 「へっ!? いきなりその……ぐびぐび」
姉 「その、変なお願いだけど……男と付き合ってあげて!」
女 ブーッ!!!
妹 「ああ……泥棒猫がお茶ぶっかけられる心境ってこんな感じなのね……はぁ」
姉 「きっと最終的には鈍器ね、鈍器。やぁん♪ 私の胸もドンキドンキ」
女 「いいいいい、いきなり何を言いやがりますか! だっだだだ大体男君は二人の管轄で」
妹 「だから、女ちゃんと、お兄ちゃんが付き合ってね、一週間に一度くらいかな?」
姉 「密やかに私とも、逢瀬を重ねるの、いやぁんもう! そして女ちゃんの下に帰ろうと
部屋を出て行く男の、足元にすがって……『行かないで、行かないで』 なんてなんて!」
女 「……わ、私、浮気は認めないタイプだと思うんだけどなぁ」
妹 「だからぁ! そこは密やかに忍ぶ恋みたいなぁ」
姉 「ええ、男が私たちの家を出て、駅へと歩く背中を、部屋の窓から見つめる、やぁん」
女 「わ、私にそれ言ったら全然密やかでもなんでもねぇーですよぅー!」
女 「へっ!? いきなりその……ぐびぐび」
姉 「その、変なお願いだけど……男と付き合ってあげて!」
女 ブーッ!!!
妹 「ああ……泥棒猫がお茶ぶっかけられる心境ってこんな感じなのね……はぁ」
姉 「きっと最終的には鈍器ね、鈍器。やぁん♪ 私の胸もドンキドンキ」
女 「いいいいい、いきなり何を言いやがりますか! だっだだだ大体男君は二人の管轄で」
妹 「だから、女ちゃんと、お兄ちゃんが付き合ってね、一週間に一度くらいかな?」
姉 「密やかに私とも、逢瀬を重ねるの、いやぁんもう! そして女ちゃんの下に帰ろうと
部屋を出て行く男の、足元にすがって……『行かないで、行かないで』 なんてなんて!」
女 「……わ、私、浮気は認めないタイプだと思うんだけどなぁ」
妹 「だからぁ! そこは密やかに忍ぶ恋みたいなぁ」
姉 「ええ、男が私たちの家を出て、駅へと歩く背中を、部屋の窓から見つめる、やぁん」
女 「わ、私にそれ言ったら全然密やかでもなんでもねぇーですよぅー!」
姉 「男、男さん……起きて、起きてください、もう朝ですよ
早く起きないと、遅刻しちゃいますよ」
男 「んー、おお……起きる……ん、っしょ」
妹 「ふふ、お寝坊さんなお兄様ですこと」
男 「……何している、早く出て行け」
妹 「え……お兄様」
姉 「もう、もう……ちょっとだけ、ダメですか?」
男 「あのな」
妹 「判っています、判っていますけど! これが……許されない愛だって
でも、でも……一週間に一度、いいえ一ヶ月に一度だけでも……ほんのちょっと」
姉 「我侭は言いません! ただ、ただ今ここに居る間だけでも……貴方の一番でいさせて」
男 「だから」
妹 「判っています、これは私の我が侭だって、ごめんなさい。だけど、だけど今は
今はもう少しだけ……こうして」
姉 「ああ……この時が永遠なら良いのに……すりすり」
男 「着替えるから出て行け! 何が一週間に一回だ! 毎朝じゃねぇーか!」
姉 「もう……ノリが悪いんだからぁ」
妹 「えー! ここからが盛り上がるのにー!」
早く起きないと、遅刻しちゃいますよ」
男 「んー、おお……起きる……ん、っしょ」
妹 「ふふ、お寝坊さんなお兄様ですこと」
男 「……何している、早く出て行け」
妹 「え……お兄様」
姉 「もう、もう……ちょっとだけ、ダメですか?」
男 「あのな」
妹 「判っています、判っていますけど! これが……許されない愛だって
でも、でも……一週間に一度、いいえ一ヶ月に一度だけでも……ほんのちょっと」
姉 「我侭は言いません! ただ、ただ今ここに居る間だけでも……貴方の一番でいさせて」
男 「だから」
妹 「判っています、これは私の我が侭だって、ごめんなさい。だけど、だけど今は
今はもう少しだけ……こうして」
姉 「ああ……この時が永遠なら良いのに……すりすり」
男 「着替えるから出て行け! 何が一週間に一回だ! 毎朝じゃねぇーか!」
姉 「もう……ノリが悪いんだからぁ」
妹 「えー! ここからが盛り上がるのにー!」
姉 「……お野菜、安いんですね、今日」
八百屋「へいらっしゃえい! どうした、今日はこいつが安いよ!」
姉 「そうね……あの人も、ナスのお浸し好きなのよね」
八百屋「はい? ま、まあ恋人に作ってやるのも一興ラッシャイ!」
姉 「……何時来るかも判らないあの人に、か」
八百屋「え……」
女 「ごめんなさい! ふふ、やだ、目にほこりが、もう……それじゃ
これ、三つほど包んでもらえるかしら?」
八百屋「……ヘイ! わかりやした! 嬢ちゃん、何があったか判らないけど
元気だしなよ、こいつはオマケしとくぜ!」
女 「ありがとう、八百屋さん、また来るわね」
男 「……随分遅かったな、何かあったのか?」
女 「ん? ふふ、いーえ、特に何も無いわよぅ」
男 「まぁた店の前で寸劇しやがったな、このバカ」
八百屋「へいらっしゃえい! どうした、今日はこいつが安いよ!」
姉 「そうね……あの人も、ナスのお浸し好きなのよね」
八百屋「はい? ま、まあ恋人に作ってやるのも一興ラッシャイ!」
姉 「……何時来るかも判らないあの人に、か」
八百屋「え……」
女 「ごめんなさい! ふふ、やだ、目にほこりが、もう……それじゃ
これ、三つほど包んでもらえるかしら?」
八百屋「……ヘイ! わかりやした! 嬢ちゃん、何があったか判らないけど
元気だしなよ、こいつはオマケしとくぜ!」
女 「ありがとう、八百屋さん、また来るわね」
男 「……随分遅かったな、何かあったのか?」
女 「ん? ふふ、いーえ、特に何も無いわよぅ」
男 「まぁた店の前で寸劇しやがったな、このバカ」
妹 「行くのですか? お兄様……」
男 「……ああ」
妹 「この、私を……置いて?」
男 「お前を連れて行くわけにはいかないからな」
妹 「いやっ! お願い……ッ! 行かないで! あの人の、あの人の所に」
男 「だから」
妹 「貴方という、お兄様の甘味を……この体に刻み付けておいて今更! お願いっ
行かないで、行かない……でっ。お願い、ですから」
友 「……おーい、先に行くぞ、もう」
男 「だからぁ! トイレに行くだけだって! 離せよ! はーなーせぇっ!」
妹 「もう……友さんは少し空気を読んでくださいよ」
男 「……ああ」
妹 「この、私を……置いて?」
男 「お前を連れて行くわけにはいかないからな」
妹 「いやっ! お願い……ッ! 行かないで! あの人の、あの人の所に」
男 「だから」
妹 「貴方という、お兄様の甘味を……この体に刻み付けておいて今更! お願いっ
行かないで、行かない……でっ。お願い、ですから」
友 「……おーい、先に行くぞ、もう」
男 「だからぁ! トイレに行くだけだって! 離せよ! はーなーせぇっ!」
妹 「もう……友さんは少し空気を読んでくださいよ」
げ、35の姉表記が途中から女になってる、すまん
もう限界w後は誰か乗っ取ってっぇwwwwwうぇwっうぇっうぇw
もう限界w後は誰か乗っ取ってっぇwwwwwうぇwっうぇっうぇw
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