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    元スレ新ジャンル「構っちゃうちゃん」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    151 :

    書き手のために恥ずかしさを押し殺して投下したのに、書き手が来ないと言う現状…

    152 :

    >>144 あ~…。確かにそうかも……。個人的にはオナマスの滝川とかが最たる構っちゃうちゃんだと
    >>145 とてもいいじゃないか! 俺好みの激甘で!!
    >>148 それ未だに俺が後悔してるところなんだから……。あんまり突っ込まないでよ……orz
    >>151 俺だって恥ずかしいよ。文才無いのに偉そうにのっとっちゃってるんだから……orz


    「あ~……。制服が汗でびちゃびちゃに……」
    「お風呂入ってきたら?」
    「……そう、か。じゃあ…入ってくる……」
    「?」
    (男に限って、覗きとかしねえよな……。男は絶対にねえよな……)


    (まぁ、こいつは絶対にそんなことするタマじゃねえよな……)
    (って……ん?)
    「……」
    子猫「ナー?」
    「何読んでたの? お前」
    「ふぇ?! いきなりびっくりしたぁ……」
    「まぁ……。目が別世界行ってたしな……」
    「んと……。これ? 坊っちゃん」
    「純文学か……。あいにく読む気がしないんだよな」
    「いやいや~。夏目漱石の作品は読んでて楽しいよ?」
    「……。まぁそれは個人の主観だしな」
    「それに! 夏目漱石って人物。いろいろと面白い話がたくさんあるんだよ!」
    「ふーん……」
    「『反射』って言葉があるでしょ。あれを作ったのって夏目漱石なんだよ」
    「へー……」
    「それ以外にも彼が作った言葉はたくさんあるんだよ」
    「へー……」

    (なんだ!? いきなり目の色が思いっきり輝きだした!!!?)

    153 :

    >>142なんだけどさ、書こうとしても既出作品と被っちゃうんだがwwwwww
    やっぱジャンル自体が一方通行になりやすいからかな・・・・・・

    これじゃ保守的なの書くより不良男や不良女に次ぐ構われキャラ出して長いの書いた方がマシかも分からんね、俺の場合。

    で、それでいいならまじでやるけど

    154 :

    男、漱石好きなのか
    漱石と言えば学生の時代に「こころ」を読んで鬱になったな…

    155 :

    女子高で構っちゃうちゃん出てて嬉しかったけど、あんなん見せられたらもう投下できねーわww
    ネタも無いしなww

    156 :

    やっぱり過疎ったか

    157 :

    過疎覚悟で立てたとかなんとかのたまってたからね
    ま、なんとかしてくれるでしょ

    158 :

    女友「じゃーねー」
    不友「またな!」
    「うん、またねー!」

    「ね、楽しかったね!」
    不良「………(ガサガサ)」
    「んー?どしたの、不良ー?」
    不良「や、その、これ…」
    「わわわっ!何これー!…ペンダント?」
    不良「ち、ちげーよ!その、なんだ、間違って買ったのがたまたま女モノで…」
    「…えへ…ありがとー(ニコニコ)」
    不良「べ、別に礼なんていらねーよ!じゃあな!」
    「(ニコニコ)」

    159 = 158 :

    「えへへ…不良に、プレゼント貰っちゃったー…(ニコニコ)」
    「嬉しいな。他の誰に貰うよりも、不良からのプレゼントが、なんだかすごく嬉しい…」
    「…なんでかなー?」

    不良「あー…寝れねぇ」
    不友「女にプレゼント渡してドキドキして寝れねーんだろwwお見通し…」
    不良「てめーが横でうるさいからだっつの。なんで居んだよ。帰れよ。」
    不友(顔、赤いぞ。ツ・ン・ド・ラ☆)

    160 = 158 :

    「そろそろ年賀状出さなきゃー」

    女友「そろそろ年賀状書かなきゃね」

    不良「年賀ハガキ買わねーとな」

    不友「みんなー、住所教えてー!」

    161 :

    うはwwwwww


    本編ktkrwww


    登校中にwktkwww

    162 :

    女友「それね、恋」
    「こ……こい?」
    女友「うん。あんた不良のコト好きなんじゃないの?」
    「それはそうだよー、女友ちゃんも不友くんも…」
    女友「だーかーら!そうじゃなくて!」
    「ふぇ…?」
    女友「はぁ…」

    163 = 162 :

    女友「『恋…特定の異性に深い愛情を抱き、その存在が身近に感じられるときは、他のすべてを犠牲にしても惜しくないほどの満足感・充足感に酔って心が高翌揚する一方、破局を恐れての不安と焦燥に駆られる心的状態。』By三省堂新明解国語辞典」
    「別に私、不良に深い愛情を抱き、その存在が(ryじゃないよー?」
    女友「…私も不友に深い愛情を(ryじゃないわ…」
    「………………」
    女友「………………」

    164 :

    何気に不友がを凄く好きな俺ガイルwwww


    165 :

    究極の本編のターンktkrwww

    俺は黙ってみてることにするるるる

    166 :

    さあ

    2日ほど空いたわけだが

    167 :

    >>166ごめんなさい。
    高校って思ってたより忙しくて...
    気長に待っていただきたい。
     
    後、立てた人は一体どこに行ってしまったんでしょうか?
    彼の投下、すごく楽しみなのにな。

    168 :

    大風呂敷を広げすぎて収拾つかなくなって逃げたとか?

    という現役高校生の書き込み

    169 :

    ま…気長に待つよ。
    高校が忙しいのも同感だしね。
    諦めないで続けてくれればそれでいいよ。
    頑張ってね.楽しみにしてるよ.

    170 :

    うん。なんだか書けなかった。思い通りのが全然書けなかった。
    需要があるのに書けなかった。
    みんなごめん……。とりあえず、女子校で感覚を若干取り戻してきたから書いてみる。



    ~~~
    (コイツ……。我を忘れて、夏目漱石語りを長々と……)
    「でもさ! でもさ! 何よりも面白いのは、漱石自身そのものなんだよ!!」
    「はぁ……」
    子猫「ナー?」
    「イギリスから大量のジャムを家に仕入れて一ヶ月で全部一人で食べちゃったんだよ!」
    「どうせ? その甘党ゆえに死んだとか?」
    「もしかしたらそうかもね」

    (作品語りがやっと終わったと思ったのが十二時……。んでもって今五時……)

    「でさ! 一番僕が好きな話があるんだ!!」
    「はぁ? ふぁ~……」
    「あ……。ごめんごめん! 僕ハメ外しちゃうとこんな風にたくさんいろんなこと喋っちゃうんだ~」
    「ふーん……」
    「で! 一番面白い話っていうのがね」





    「漱石が学生時代に『I love you.』を和訳しろっていわれて、なんて和訳したか知ってる?」
    「ふつーに「私はあなたを愛しています」じゃねーのか?」
    「普通はそうでしょ。でも漱石は『今夜は月が美しいですね』って訳したんだよ~」
    「なんで?!」
    「さぁ? でもすごく奥が深いって思わない?」
    「しらねー……」


    (まぁ……。コイツの本当に活き活きとした目を見た暁にゃ、話を止めるのは無理だろうがな……)

    171 = 170 :

    トリ使い忘れてたwww


    「時間も時間だし、朝飯作るか」
    「もうそんな時間か……。なんかごめんね」
    「べつにぃー。私はそんなことじゃ怒りませんもーん!!!」
    「はいはい……。本当にごめんなさい」
    「あ…! 謝んなっての!!」


    「そういえばさ」シャッシャッ
    「ぁん?」ぐつぐつ
    「さっきの漱石の和訳の話があるでしょ」トントン
    「ぁあ」かっかっか
    「二葉亭四迷にも似たような話があってさ」シャーシャー
    「ふーん」どばー
    「なんでも二葉亭四迷は『あなたのためなら[ピーーー]る』とかなんとかって……」ジュージュー
    「まぁ、そっちの方が解りやすいだろうがな……」ずずっ
    「まぁ、愛にはいろいろあるってことだね♪」ジャー
    「あ……。あぁ…そうかもな」がしゃがしゃ
    「?」パッパッ


    (目の前でしゃあしゃあと愛を語るなっての……///。ってなに恥ずかしがってんだ!? 私は!!?)

    172 :

    今更帰ってきても遅いからwww



    ゆとり書き手(笑)糞憐れwwwwww

    173 :

    >>172ごめんなさい。
    遅くなったのは謝ります。
    言い訳をする気はありません。
    つまらなかったら、どうぞ、別スレへ。
    もっと良スレがたくさんあります。
    本当にごめんなさいでした。


    担任「おぅ!皆冬休みはしっかり勉強したか?この冬休みの努力の差はでかいぞー!」
    不友「俺全然勉強してねーしww」
    「駄目じゃない不友くんっ!受験落ちたらどーするの?」
    不友「や、俺落ちたら就職するから」
    女友「言っとくけど年収350万以内の奴とは結婚しないからね」
    不友「えっ……」
    「あははっ!そーいえば不良は勉強したー?」
    不良「うん?……まあな」
    「えらいえらいー(ニコニコ)」

    不良「勉強なんかしてねーよ…どーせ女が行く様な高校には内申書で落とされるだろ…」

    174 :

    >>173 いやいや……。こういう人に頭下げなくちゃ生けないのは俺なんだよ……。俺は今までかかなかったんだもん……。


    「さて……と」
    「では」

    「いただきます」

    ガチャ!

    「ただいま~」

    「あ! お邪魔してます」
    「おかえり」

    「ん? 見たところ眠ってないみたいだね~」

    「ええ。ちょっと今晩とめてもらったんですけどね、寝てないんですよ~」
    「ふぅ~……ん」ニヤニヤ
    「おい! なに勘違いを招くようなこと言ってんだ!!!!?」
    「まぁ、若いお二人さんが一つ屋根の下にいたんだから、それなりのことは……」ニヤニヤ
    「?」
    「おい!! なに言ってんだお前!!?」
    「まぁ~。お母様にお前だなんて~。ううう……」
    「下手な芝居をするんじゃねえ!!!///」
    「???」
    「お前もボヤボヤしてるんじゃねーよ!!///」
    「え? え?? え???」


    (でも……。久しぶりに見た気がする……。女のあんな昔みたいな可愛いらしい表情)

    175 :

    まぁ・・・さ。
    とりあえずここに一人は,確実に一人は楽しみにしてる人がいるから。
    だからさ、続き。頑張ってね。
    遅くてもいいよ,待ってるから。
    やめなければ、それでいいよ。

    176 = 1 :

    >>175 需要があるのに書かなくて本当に申し訳ない……orz



    「さてと……」
    「じゃ、着替えてくらぁ」

    「ちょっと男くんいいかしら?」
    「はい。なんでしょう」



    「あなた自身が気付いているかどうかは解らないけど……。あの娘はあなたによって変わってきたのよ♪」
    「え?」
    「あの娘の笑顔を久しぶりに見ている気がするの。あなたが毎朝家まで来てあの娘を起こして、朝ごはんを作って、毎朝学校まで送っていって……。そのたびにあの娘は笑顔になっているの」
    「……」
    「それまでの生活のあの娘の顔は……。まるで氷の様だったわ……。冷たい表情しか出来なくて、怪我ばっかりして、誰とも関わろうとしないで……。
    だけどね……」
    「だけど……?」

    「あの娘ね。私にだけは手を出さなかったの」

    「それってどういう……」
    「あの娘は本当の根は優しくて、笑顔が似合う娘だったの」
    「あの! おばさん!! こんなこと聞いても良いのか解らないけど……!!
    女は……。 女には何かあったんですか!?」


    どんどんどん

    「あー……。女ちゃん着替え終わって下りてきたみたいね」
    「あ……」
    「大丈夫よ♪ あなたなら、いつか知るわ。 あなたにしか今のあの娘の笑顔は作れないもの」
    「……はい」
    「ん? どうした? おまえら?」


    (なんだろう……。なんか……。へんな感覚がする……。なにか、僕が何かをしてあげないといけない……)
    (でも……。それがなんなのか……。 僕にはどうすればいいのかが……。 わからない……)

    177 :

    >>173-174
    おめーらイチャイチャしてんじゃねーよ
    青春しやがって

    178 :

    >>177
    別にイチャイチャしてません!
    今から仕事の契約なので失礼します><

    本当にイチャイチャしてたワケじゃないですから!

    179 :

    >>177 してませんよ~。だって悪いのはこの僕なんですから……orz だって>>178で二回も拒否してるし。

    うん。仕事がんばれ~



    「あ~……う~……」
    男友「よ! 男!! いつに無く気だるそうな顔してるな」
    「そうかな~……。ちょっと寝不足で……」
    男友「珍しい。どうした?」
    「実はさ……。家に誰もいないのに鍵無くて家に入れなくなって……」
    男友「ほうほう。それはそれはお気の毒に」
    「んでもって、女の家に泊めてもらったんだけど」
    男友「ほうh なん……だと……!?」
    「うん。だからほとんど寝て無くてさ……ふぁ~……」
    男友「なるほど、お前等二人はそういう関係に……」

    ポカッ

    男友「え……?」
    「なわけねーだろ……」
    男友「あ……あぁ……」



    男友「初めて……。アイツからしゃべりかけられた……」
    「……。彼女自身もなにか変わりつつあるってことじゃないかな?」
    男友「……」

    (別に何か変なことしてねーよな私!? なんだ今考えると起こる凄まじい違和感のようなものは!!?)

    180 = 1 :

    屋上

    「……」
    「おんなー? 起きてるでしょー?」
    「……なんでわかるんだよ?」
    「鼻息でわかるよ」
    「……ち」
    子猫「ナー?」

    「で? なんの用だ?」
    「女自身が気付いているか解らないけどさ。すごい進歩だと思うよ?」
    「……い、いきなりなんだよ?」
    「男友に自分から話しかけたこと」
    「な……なぁ!?」
    「うすうすと自分で気付いてたみたいだね」
    「……」
    子猫「ナー?」
    「少しずつだけどさ? なんか表情が柔らかくなってるよ」
    「え……」
    「このまま行けばさ。女の周りにもたくさんの人間がいるようになるよ♪ きっとね」
    「周りに……。たくさんの……。人間……」
    --------------------------------
    「アンタさぁ? 結局此処で強がっても負け組みじゃんwww」

    「おいwww そこの女よぉwww 調子ぶっこいてんじゃねえよwww」

    「やっぱり、不良はどうがんばっても不良ね……」ひそひそ…
    --------------------------------
    「……」
    「……んな!? 女!?」

    「!?」
    「大丈夫?! 顔色悪いし、小刻みに手とか震えてるよ?」
    「ぁ……ぁあ!!! 問題ねえよ!!」

    「なぁ……」
    「ん? 何?」

    「周りにたくさんの人間がいることって、幸せなのかな?」

    181 = 1 :

    「……」

    「なぁ? どうなんだろう? 周りのたくさんの人間がいる奴のほうが、孤独な人間よりも幸せなのか?
     教えてくれよ……」

    「……。一人の人間の幸せが、この世の中にいる人全員の幸せだとは思わない」
    「━━」
    「だけど……。僕は"幸せ"だと思う」

    「偉そうなこと言うつもりないけどさ。確かに人間って生まれたときは独りで死ぬときも独りでしょ?
     だけどさ? そのとき以外には同じ運命を歩いた、歩くことになる人間がいるんじゃないのかな?」
    「……」

    「それにさ。 何かの自分の感情を自分自身が本当に理解するために必要なんじゃないのかな。とも思うんだ。
    うれしいことがあったり、つらいことがあったとき。 その感情を誰かに分かち合うことが大切なんじゃないのかな」
    「え……」
    「つらいことがあったときにさ? 全部それを吐き出せて、受け止めてくれて、一緒に泣いてくれる人がいる。
    それだけでも良いことだと僕は思うんだ」
    「……」

    「確かにさ。いろんな人間がいるよ。合う人もいれば合わない人だって当然いる。
    だけどさ? 合わない人を怖がってちゃ、ダメだと思うんだ。 それでも合う人を見つけようとすることが……。

    なんというか、大切なことなんじゃないかな? って思うんだ」

    「━━!」

    「あ~……。なんか偉そうなこと言ってた。ごめん」

    「あはは……。アッハハハハハハハハ!!!」

    「ふぇ!? え!? え!?」

    「そうか…! そうだよな……!! アッハハハハハ!!!」


    「ありがとうな!! なんか気分が久々に晴れたわ」ニコッ!!
    「……!」


    (なんとなく……。なんとなくだが、こいつがなんでそんなに構ってくるのかが解ってきた気がする!)

    (……あれ? なんだろう……。 生まれて初めてあんなに輝いた女の表情見た気がする……。 なんか、不思議な気分がする……。胸の奥が変にもやもやする……)

    182 = 1 :

    キーンコーンカーンコーン……

    「あ! もうHRの時間だ! 行かなくちゃ」
    「そだな……」



    「おっとこくーん! おひさしぶりー!!」バシッ!

    「いてッ! って、君は確か……」
    生徒「よ! クラス変わってから全然会ってなかったけど、今元気にやってんの!?」
    「うん。おかげさまで。 そっちは友達たくさん出来た?」
    生徒「うん! 毎日学校が楽しいくらい!!」
    「じゃあ、急いでるからさ」
    生徒「じゃーねー!」



    「おい」
    「ん?」
    「今の女誰だ?」
    「前に同じクラスだった子。彼女もクラスの大グループに交わりきれてなかったからさ」
    「でも、今は……」
    「うん。自分が中心になって本当の友達の集まってるグループに入ってるみたいだね」

    「なぁ? 今までお前が構ってきたやつってみんなどうなっていった?」
    「どう……って?」
    「その……。今はさ、私のこと構ってくれてるけど、昔は……、他の人も構ってたってことだろ?」
    「う~ん。まぁ今のみたいにグループが出来てそこを居場所にしてる人がほとんどだよ。 あ、でも男友はそれでも僕とずっと仲良いけどね」
    「ずっと?」
    「うん小一のころから」
    「ふぅ~ん……」

    183 = 1 :

    放課後……

    男友「さて、日誌も書き終えたし、教室の鍵を……っと」
    「おい」
    男友「え!? あ!? はい!!? なんでしょうか!!?」

    「なぁ……。アイツってなんなんだ?」
    男友「アイツ……。男か? 何なんだって何が?」
    「昔からアイツってああいう性格だったんだろ? そこんところ」
    男友「あ~……。確かにそうだな……」



    男友「アイツは確かに孤独の人間を放っておけない、そいつを構ってやるって奴だ。今までずっとそうだった」
    男友「自然にアイツの周りには人がたくさんいた」
    男友「その中でグループがぽつぽつと出来上がってきて、アイツのもとから巣立つ。そんな感じだ」

    「巣立つ……?」

    男友「ああ、そうだ。 理由はどうあろうと、あいつは孤独を作らない。 自らのぞんで孤独に走っている奴もな。
    ヲタク、不良、口下手……。たくさんいたけど、そんな中でもなんかしらの話題をきっかけにグループとなっていく」



    男友「アイツにはその手のカリスマ性があったってわけだ」



    「じゃあ、お前は……」

    男友「ん? 俺がなんだって?」

    「じゃあ、なんでお前はアイツのところにずっといるんだよ?」

    男友「俺はアイツの友達になりたいって思ったから」

    「え……」

    男友「小学校のときの唯一の親友がアイツだったからさ。今でさえ学級委員になって、そうでなくとも人縁は深くなったさ。
     だけどもさ、俺はアイツと……。あの世話好きで何でもできるアイツの親友で俺はいたいのさ」

    「……」

    男友「お前が何を思っているのかはわからん。だがな、アイツは何もお前を切り捨てたりは絶対にしないからさ。お前がそう望むんならな」

    「……」

    184 = 1 :

    「……。時間割いちまって悪かったな……」

    男友「いいって! いいって!! 別にコレくらいどおってことないさ」

    「じゃ、……じゃーな」

    男友「おう。じゃーな」

    ガラガラ ピシャッ!

    男友「ふぅーぅ……」

    ガラガラ

    「あれ? 今女が向こうに行こうとしてたのが見えたんだけど、何はなしてたの?」
    男友「べつに。まぁわりと大事なことをちょっと。な」
    「割と大事なことってなーにー?」
    男友「それは話せねえよ。大事なことだもん」
    「え~~! 教えてよー!!」
    男友「断固お断り~♪」

    「ははは……はぁ……」
    男友「ん? 珍しいな。お前が溜息だなんて」
    「ちょっと……ね」
    男友「よかったら、話くらいは聞いてやるよ」
    「いいよ。別に……」
    男友「お前が昔から言ってただろ? 思ってることや悩んでることを全部吐き出したほうが絶対に楽になるんだって」
    「……うん。じゃあ、ちょっと良いかな?」
    男友「もちろん」


    男友(ああ……。これは日誌提出遅れるな……)

    185 = 1 :

    「なんだかね……。いつもと違うんだ……」
    男友「いつもと……。違う? なにが?」
    「女のことでちょっとね」
    男友「ほうほう」

    「なんか、今までの人はみんな僕が構っても、構ってできた人たちの中で友達になって僕の近くから離れていったじゃない」
    「別にそれはそれでもよかったんだよ」

    男友「ほう」

    「僕が放っておけないのは『孤独』の人。だからこそその中で友達が出来て仲良くやっていけるんなら。って思ってたんだ」
    「だけどね……。女の場合はちょっと違うんだ……」

    男友「違うといっても、まだアイツは友達がいないだろう?」

    「そうなんだけどね……。もし、いつか彼女が僕のところから離れて遠くへ行ってしまう……。この感情だけは今まで味わったことがない……」
    「なんだろう……。恐怖ではない。だけど不安ともまた違う……」

    男友「……」

    「いつかは……。彼女は僕のところから離れていくだろう……。だけどそれを僕は受け入れられるんだろうか……」
    「ただただ……。それだけが……怖い」

    男友「……。なぁ? 俺のほうから聞いてみても良いか?」
    「…あ! うん! なに?」

    男友「ひょっとしてなんだけど、アイツと関わっているときに、なにか特別な感情が脳裏を過ぎってたりしてないか?」
    「特別な感情?」

    男友「なんつったら良いんだろ……。たとえばさ、このペンケースの中にはシャーペンがたくさん入ってるじゃん」
    男友「どれのシャーペンも同じ扱いなんだけど、一本だけ。お気に入りはちょっと変わった丁寧な扱いをしてるっていうのかな……」

    「……! その感情あるかもしれない……」

    186 = 1 :

    「今までは孤独の人の笑顔が見れればそれで良かった……」
    「だけど……。女だけは違った……」

    男友「どう……。違った?」

    「彼女の冷たい表情のまなざしの奥に、さびしいって叫んでいる何かがあるっていうのは手に取るように把握してたつもりなんだ」
    「だからこそ、孤独の彼女を放っておけなかった」
    「だけど……。彼女と関わっていくうちに不思議な感覚が芽生えた……」
    「笑顔だけじゃない……。もっといろんな表情を見てみたい、もっと守ってあげたい。 そう思えてきたんだ……」
    「生まれて初めてじゃないのかな……。この不思議な感覚……」

    男友「その不思議な感覚はいつごろから?」

    「……。よくわかんないや」
    「ついさっき強くなったような気もする。けれど、彼女と関わり始めてからあったような気もする……」

    男友(……! そうだったのか……。コイツ……、本当は一(はじめ)から……)

    「だからかな……? 女がいつか今僕が隣にいてももう隣にいなくなっちゃうのが怖いっていうのは……」

    男友「……。俺はアイツがどう思っているかは解らない」
    男友「だけどさ 誰もお前と関わって縁を断とうとするやつなんていなかったと思うぜ?」

    「え……」

    男友「確かにさ、お前が関わってお前中心の寄せ集めの集団からグループが出来て、独立していったやつはたくさんいたさ」
    男友「だけどさ、そのあとお前が構ってくれたことを無かったことにした輩なんて今までいたか?」

    「━━!?」

    男友「みんな、心の中お前には感謝しているんだよ」
    男友「お前がただ単にそれは知らなかっただけだ」

    「で……でも……」

    男友「その証拠にさ……」


    男友「俺は今でもお前の親友だろ?」


    「━━━!!!」

    187 = 1 :

    男友「お前はお前だ。そのお前の親友になりたいって俺は望んだんだ」
    男友「だれかがそうしてくれと頼んだわけでも、頼まれたわけでもない」

    「……」

    男友「だからさ。そうお前が先のことを悲観するな」
    男友「それでも怖いんだったら、絶対に後悔しないようにすれば良いさ」

    「後悔しないように?」

    男友「ああ。お前は満足いくまでアイツに尽くせば良い」
    男友「遊びたいなと思ったら、あいつと一緒に遊べば良い」
    男友「遠い未来に別れが来るんなら、近い未来を存分に楽しめば良いさ」
    男友「臭いこというかもしれないけれど。


     過去は確かに変えられないけど、未来を変えるのはたやすいんだよ」


    「……ふふ」
    「なんだか、少し心が軽くなったよ。 ありがとうね」

    男友「なに、礼には及ばん」

    「じゃ、女のところいってくる」

    男友「おう! じゃーな」

    ガラガラ

    男友「ふぅ……。日誌だし損ねちまった。 今日起こられるかもな……。はぁ……)


    久々に一気に長文投下した。すごい疲れた。
    なんというか、目がおかしい。シパシパして活字とかが浮いて見えるwww

    188 :

    お疲れちゃーん
    構っちゃうちゃんの”ちゃうちゃん”でゲシュタルト崩壊起こさない?

    189 :

    今更ノコノコと……



    こんだけ過疎って読んでる奴なんていんのか?

    190 :

    いるぞ~
    楽しみにしてるから書いてくれ。

    191 :

    俺もいるぞー
    だから早 く 書 け。
    特に男構っちゃうちゃん。
    俺はお前にwktkしすぎて干からびそうだ/(^o^)\

    193 :

    >>190-192
    お前等……。俺は書けなくなって逃げたんだぞ? それなのに待っててくれたのか……?
    あれ? おかしいな? 疲れてるのかな? 
    目から汗がとまんねえやwwww

    高校の課題がまだ終わってないけど書くぜwww



    「私が望む限り……。男は私を見捨てない……か」
    「確かに……。人から言われてみるとそう思えてくるな……」

    「未来を変えるのは……たやすい……か」
    「えへへ。なんか本当にそう思えてきた♪」

    「あ!」
    「へ?」

    「屋上行ってなかったんだ……」
    「あ……ぁあ。ちょっとな……」


    (あれ? なんか意外に……)
    (気まずい……?)

    子猫「ナー?」

    「こ!! こら!! 出てくんなっての!!」
    子猫「ナー! ナー!?」
    「あはははは。そんなところに隠してたんだ~」
    「しゃーねーだろ。 こいつ一人でほっとけないんだから……」

    「……」
    「……」

    (何だろう。急に心配事が軽くなったからといっても、変な違和感があるだけだ……)
    (何なんだろう。変な不安は解消されたはずなのに……。心地悪いな……)

    「ねえ?」
    「うぉ!? なんだ?!」
    「その……。よかったらなんだけど? ここの図書館行かない?」
    「図書……館?」
    「うん……。このごろいってなかったし……。どうかな……?」
    「まぁ……。別に良いけど……」


    (なんでこんなこといってんだ僕は!?)
    (あー……。またコイツに流されちまった)

    うへー……。なんか自分で書いててgdgdに感じる……。
    なんでか首の裏が痛む……。 んでもって、活字が飛び出して見える……

    194 :

    スランプくらい誰にでもあるだろwwwwww
    きにすんな。
    過疎ろうがなんだろうが自分のペースで書いてくれればいいんだぞ

    195 :

    構っちゃうちゃん、まだあったんだね!

    VIPで見てたけど見失っちゃって、こっちで昨日見つけたよ

    今追いついた!

    ペースが遅くともどんなに過疎ってるように見えても、これからチェックするようにするから

    自分のペースで書き続けてほしい!

    書き主、二人ともガンバ!!

    俺はwktkして待ち続けます

    196 :

    >>194 自分のペースというか、どうやったら皆が「面白い」とか「読みやすい」とか「続きが気になる」ってなるのかを考えるのに時間とかを取られるんだ……。

    >>195 うん。 なんかこんな下手な文読んでくれる人がいるだけで俺はうれしいよwww ちょっと満足いく形になるまで時間かかるだろうケド気長に待ってて。



    校内図書館
    「あ~……。此処来るのも久しぶりだな~」
    「……私初めてなんだけど」
    「あれ? 入学して早々にガイダンスなかったっけ?」
    「たぶんそんときサボってた」
    「あ~……。なるほど」
    「っつっても、すごい数の本だな……」
    「うん。たしか県内の高校でもどこの学校よりも本を持ってるらしいから」
    「ふ~ん……」

    「さて、何読もうかな」
    「……」
    「ああ……。女ってさ?」
    「ん?」
    「好きなジャンルとかある?」
    「ま……。まぁ……。ない……。というと嘘になるんだけど……」
    「なに? 探しといてあげるよ」
    「いいよ! 別に!! そんな!!」
    「女。図書館内ではお静かに♪ まぁ誰もいないけど」
    「そうかい。 べつにいいよ。余計なことしなくても」
    「いやいや、女全然どこに何があるのかとかちんぷんかんぷんでしょ?」
    「るせぇな! もう……!!」

    「……恋愛小説……」ボショボショ
    「へ?」
    「れ……恋愛小説だ! って言ってんだろ!!////」
    「はいは~い♪ とびっきりの甘いやつ探してくるよ~」
    「な━━!! 誰もそこまで言ってねえだろ!!!!/////」



    「まぁ……。ハッピーエンドの激甘恋愛小説好きだけどさ……///////」

    197 :

    きたきたきたーーー!!!
    まってたぜーーー!!!

    198 :

    >>196
    どんどん女がデレていくなぁww
    wktk

    199 = 1 :

    >>197 お待たせさん。 やっと休日が俺にもきたぜ……
    >>198 どんどん……。 なんか書いてて実感ねえやwww



    「おまたせー」
    「……。なんだ? その本の山は?」
    「だから。 女が好きそうな感じの恋愛小説を探してたんだよ」
    「は……はぁ?!」
    「だって、好きなんでしょ? 甘い恋愛小説」
    「ま……まぁ! 否定はしねーけどよ……///」
    「?」

    「でさ! 女にはコレがいいんじゃない?」
    「これは?」
    「あんまり有名な本じゃないんだけどね、結構読みやすいと思うよ」
    「見たことねーな……」
    「まぁ、こっちの本の山にあるのは知ってるやつもおおいとおもうけどさ」
    「ふーん……」ぺら……



    「さて……。僕もなにか読むか……」

    200 = 198 :

    >>199
    今日は連投あり?


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