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    元スレ新ジャンル「構っちゃうちゃん」

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    251 = 248 :

    何気に男友、性格イケメン?wwww

    252 = 249 :

    男友いいやつだなwwここにきて株急上昇wwww

    253 :

    不良「……俺は……」
    担任「今すぐ決めろ、とは言わん。ただ……出席日数や内申点を考えると、この並下高校が限界だ。」
    不良「…………」
    担任「上辺は、あそこはお前には無理だ。」
    不良「当日の筆記試験があるじゃねーか!!」
    担任「例え全教科満点とっても……その、残念だが…」

    「私?上辺受けるんだー」》

    不良「……でもいいよ」
    担任「は?」
    不良「どこでもいいよ」
    担任「……考えて来い」
    不良「並下だっけ?そこ受けるわ」
    担任「あぁ、わかった。変更あるなら明日までに言えよ」

    254 = 253 :

    不友「は!?並下行くの!?」
    不良「ああ」
    不友「なんでだよwwwwwwwwお前頭良すぎだろwwwwwwwwww」
    不良「ああ」
    不友「認めちゃったよwwwwwwwwwwwwww」
    不良「ああ」
    不友「……なあ、俺の話聞いてる?」
    不良「ああ」
    不友「…………」
    不良「…………」

    255 = 253 :

    親父「え?私立受けんの?」
    不良「え?私立って何なの?」
    親父「やたら金がかかる学校」
    不良「じゃあどれが私立じゃねーの?」
    親父「バッカお前、今回の受験は全部私立だっつのwwwwwwwwww」
    不良「ふーんww」
    親父「……なあ、なんかお前丸くなったな」
    不良「ん?」
    親父「何も言ってねーよ、飯にすんぞ」
    不良「あいよー」

    不良「よくわかんねーけど、俺並下やめるわ」
    担任『mjsk』
    不良「mjsy」
    担任『私立受けないのか?』
    不良「ああ、じゃ。」
    担任『ってか何で俺の電話番号知』ガチャ ツーツー…

    担任「……………」

    256 = 248 :

    え?これ本編来た?!

    作者当分来れないって言ってなかったっけ?

    とりあえずwwktk

    257 :

    休み時間中にwktk

    258 :

    勉強の休憩中にwktk
    っつーか、数学ワカンネorz



    「じゃ! どこから周ろうか!」
    「あ? お前考えてなかったのか!?」
    「うん。だって女の回りたいところを一緒に見ようと思ってたから……」
    「そうか……。じゃあ、この映画を見にいこうかな……」
    「映画?」
    「これこれ、二年の創作映画」
    「あ~! これ? いいよ、見に行こう」



    in 二年教室
    「しかし、教室にイスを並べて……。どうやって映写するんだ?」
    「教室の後ろって真っ白でしょ? そこにあの映写機の光を当てて撮影するんでしょ?」
    「なるほど……」
    「でも、思ったよりも人が多いね」
    「! 空席みっけ!」
    「隣失礼します」
    「おうよ!」



    「う……ん。終わったね」
    「ああ、まぁ、個人撮影でやる映画にしてはなかなか面白かったな」
    隣の席の人「あれ? そのこえ……」
    「ん? お前……」
    女友「女!?」
    「女友!?」
    「ふぇ!? え!? え!?

    259 = 1 :

    「ふぇ!? え!? どちら様?!」
    「ん? ああ……。こいつは中学のときのダチで……」
    女友「女友って言います」
    「こいつは、男」
    「あ……。どうも……」

    「なんだってお前がいるんだよ?」
    女友「いや~。ここにきた友達にメールで呼ばれてさ~。んでもって、待ち合わせの時間まで時間つぶそうと思ってたらあんたがいたわけ」
    「中学のときの……か」
    --------------------------------
    「女友ちゃーん! このあとカラオケいかない?」
    「うん! いいよ! あ、ちょっとまって!」
    「一緒に行かない? 女ちゃん?」
    ━う、うん 別にいいけど……
    「じゃあ、一緒にいってもいい?」
    「う……。うん! いいよー!」
    --------------------------------
    「……」
    「女?」
    「……! ああ、わりい、ちょっと昔のことをな……」

    女友「? で、その隣の子は、誰? もしかして彼氏?」
    「な! ば!! 違えよ!!!///」
    「ふぇえ!? え!? ええ!!?」
    女友「くふふふふ……。慌ててる慌ててるぅ~♪」
    「う! うるせえな! 男行くぞ!!!」
    「え!? あ!? ちょっと!!?」
    女友「女ちゃ~ん♪ 耳の付け根までまっかっかですよ~♪」
    「~~~!!!!///」

    女友「でも、こっちでもうまくやれてるみたいだね」
    「へ?」

    260 :

    >>259
    予想ガイの時間に更新だww!

    日曜に勉強とは偉いな

    261 = 1 :

    女友「こっちでもちゃんとやれてるか心配だったんだから~」
    「……そうか」
    女友「スカートかなり短くしてるし、ぱっと見結構はっちゃけてたからさ」

    女友「だけど、まぁ、彼と一緒に仲良くやれてるようなら別にいいんだけどさ」
    「彼って!! 別に、こいつとはなんか話しやすいからよく一緒にいるだけで、別に好きだとかそういう変な感情は━━」
    女友「クスッ! やーね、三人称の「彼」よ。だれも彼氏の意味で言ってないって♪」
    「ぐ!!!」
    女友「くふふふふ♪ 本当にわかりやすいわね~。昔っから」

    「もういい! ほら! 男も! とっとと行くぞ!!」
    「ふぇ!? あ! え!?」
    「コイツと話してると言いくるめられる!!」
    女友「へぇ~。彼に関しての私の想像は否定しないんだ?」
    「! るせえな! もう!!!」

    「ちょっと!? どこ行くの!?」
    「屋上! ちょっと頭冷やしてくる!」

    「行っちゃった……」
    女友「くふふふふ♪ 本当に昔から面白い子だわ」
    「屋上……か」
    女友「おっと、そろそろ待ち合わせの時間だ。じゃあね、男くん」
    「あ、はい」

    女友「男くん……。女ちゃんと仲良くやってあげて。ね?」
    「あ、はい!」
    女友「くふふふふ。よろしい」

    (なんか含みのある言い方だったな……。なんだったんだろう……)

    262 = 260 :

    >>261
    男相変わらず鈍感すぎwwww

    自分の気持ちに対してもwwww

    もう犯罪レベルだなwwww

    263 = 1 :

    >>260 だって、今週の火曜日から金曜日まで考査なんだもん(´・ω・`)
    もう駄目かもしれないけどorz




    かんかんかんかん……
    「ハァ! ハァ! ったく、あいつ!!」
    --------------------------------
    「やった! 女ちゃん! 合格ったよ!! 女ちゃんはどうだった!?」
    ━……ふるふる。
    「女ちゃん……。ごめん……」
    ━いや! べつに女友が誤る必要は━━
    --------------------------------
    「『こっちでも仲良くやれてる』 か……」

    ばん!

    「女!!」
    「なんだよ……。騒々しい」
    「いきなりいなくなるからでしょ。もう!」
    「ははは……。その、悪かったな……。ただ、アイツといるとどうもな……」

    女友「男くん……。女ちゃんと仲良くやってあげて。ね?」

    「……。ねえ? 女?」
    「ん? なんだ?」

    「女って……。中学時代に、なにかあったの?」

    264 = 1 :

    「中学……時代……」

    「女? どうしたの?」
    (中学……校のころ……!?)
    --------------------------------
    「本当に女ちゃんは頭がいいのね~」
    「やっぱり、女ちゃんって偏差値高いよね~」
    「う~ん。女と女友がやっぱりぶっちぎりで上位をあらそってるよな~」
    ━嫌だ! 思い出したくない!!
    「で、どうだったの!?」
    「そ……そうか……。ごめん!」
    「聴きました? あそこのお嬢様、……」ヒソヒソ
    ━嫌だ! 嫌だ!
    「おい! てめーなめた口きいてんじゃねえよ!」
    「いつも一人でなに? かっこつけてるつもりなの?」
    「そんな頭がいいのに、なんでこの学校にきたんですか!? ねぇ!! マジムカつくんだけどォー!」
    ━嫌だ! やめてくれ!!
    --------------------------------
    「女? 震えてる……」
    「あ……あああ……。ちょっと……、寒いからかな? 曇ってるし……、屋上だし……」
    「泣い……てるの……?」
    「え……? 嘘……? どうして、私ないてなんか……」

    「はい! ハンカチ、ちょっとまってて今したの自販機であったかい飲み物買ってくるから」
    「お……おい」

    (くそ! 明らかに墓穴をほってしまった! 触れちゃいけない古傷だった!!!!)


    「……はい、珈琲。……その……ごめん!」
    「へ!? い、いいよ! 頭なんか下げなくて!」
    「本当に!!! ごめん!!!」
    「いいから! 別にそんな、気にしなくても!!  もう、落ち着いたからさ!!」
    「ごめん……」
    「ああ、大丈夫だ。ちょっと昔を思い出して、泣けてきただけだ……」

    「無理しなくてもいいよ?」
    「してねーよ。 お前にはな……。
    順を追って話してやる……」

    ━彼女は口を開いた。

    265 = 260 :

    >>264
    女の言葉が女の子っぽくなってきてるwwww

    私とか言ってるし、これはデレ来た?

    266 :

    >>265
    あれ? 最初から女の一人称は「私」じゃなかったけか?

    267 = 260 :

    >>266
    あれ?おれの勘違いか

    本編と混同したかも、スマソ

    268 :

    現段階で読み手何人くらいおるん?

    269 :

    少なくとも5~6人は居ると思われ

    270 :



    読んだ時はなるべく書きこむようにしてるけど

    272 :

    考査\(^о^)/オワタ 二つの意味で



    「信じられないかもしれないけど……。昔は優等生のお嬢様ってことで通ってたんだ……」

    --------------------------------
    「あ! お隣のおばさん! おはようございます」
     「あらぁ~、女ちゃんおはよう。 今から学校?」
    「はい! ちょっと、友達と待ち合わせしているので」

    女友「おーい! おーんな!」
    「あ! きた! それじゃ、失礼します」ペコリ

     「やっぱり、あそこのお嬢さんは礼儀もしっかりしてるし、成績も優秀だそうじゃない」
     「さすがよね~。最近本当にああいう子が減ってきてるから~」
     「本当にいい子よね~」
     「ね~」

    女友「あ! 昨日さ、偏差値水準テスト帰ってきた?」
    「うん! きたよ」
    女友「どうだった?」
    「大して変わってないってば~」
    女友「それでも70超えてるんでしょ?」
    「それは女友もでしょ~」

    女友「あっはっはっは~。やっぱりわかる?」
    「ん~……。ちょっと上がったとみた!」
    女友「ビンゴ! 先月偏差値70だったのが昨日ので73になっててさ~」
    「すごい! よかったじゃない!」
    女友「でも、どうせ女は75くらいでしょ?」
    「ん~。前と変化無しだって~」
    女友「それでも私より高いじゃない!」
    「えへへへへ~」

    273 = 1 :

    女友「で? 結局高校どこいくつもり?」
    「ん~。全然考えてないなぁ~……」
    女友「そんなに偏差値あるなら選びたい放題じゃないの」
    「でも、そういわれてもどこも一長一短が……」
    女友「そんなこといったら、偏差値に泣いた人間におこられるわよ?」
    「は~い」

    ━なんだか不思議な感覚が起こっていた

    ━なんで皆こんなに偏差値という数値で苦しむんだろう

    ━なんで出来ないんだろう

    ━どうして皆必死になっているのだろう



    ━じゃあ、私だけがみんなとちがうの?

    女友「おーんなちゃーん?」

    「……!! なに?」

    女友「なにぼーっとしてるの。 次体育だから教室出て着替えないと」

    「あ……。うん、そうだね……」

    274 = 1 :

    「次の体育って、なんの競技だったっけ?」
    女友「まだバレーボールだったと思うけど……」



    「アターック!」

    「ボレェェェェエエエ!!」
    女友「トス! 女!!」

    「アタアアアアアアアアアアアアアアアアアッック!!!」

    女友「しかしまぁ、よくバレボール部顔負けのプレイをできるわよねー」
    「そう?」
    女友「頭はいい。運動神経抜群。そしてなにより顔がいい! 才色兼備とはうまいことをいったものよね」
    「そんなんじゃないってばー!」
    --------------------------------

    「今の私から想像できないだろ? そんなかつては優等生だっただなんて……」

    ズズピッ

    「あったかい……」
    「……それで……?」

    「お嬢様だの、優等生だの、才色兼備だの……。あのころの私はとにかくたくさんの人間にチヤホヤされてた……」



    だめだ……。つかれて頭がクラクラする……。
    ごめん、今日はつづきちょっと無理……。

    275 :

    考査お疲れ~

    無理せず書いてくれ

    276 :

    まず体調を整えてくれよ?
    ゆっくり休んでくれ

    277 :

    >>275-276 お心使い感謝いたす。
    さっきまで文芸部の冊子用にSS書いてたから遅くなった。



    「それから私は受験を向かえた……」
    --------------------------------
    先生「お前は偏差値いいからな、どこを受けるつもりだ?」
    「いや……。まだ考えてないんですよ……」
    先生「もう十二月だぞ? どこを狙うかしっかり考えておけよ?」
    「……はい」

    「ごめん! 待たせちゃった?」
    女友「別に~。でも、アンタくらいよ? この時期に進路決まらないからって二者面談するの」
    「うん……」
    女友「まぁ、アンタもそろそろ身の振り方考えておくべきよ?」
    「……ねぇ? 女友はどこ受けるの?」
    女友「アタシ? アタシは第一志望が最超難関校受けるけど……」
    「私もそこにしようかな……」
    女友「え゙ぇ゙!!?」
    「だめ……かな?」
    女友「ダメじゃないけど……。なんかそれはそれで複雑な気分ね」

    278 = 1 :

    「ねぇ、お母さん」
    「ん? どうしたの?」

    「私、最超難関高校受けたいんだけど、いいかな?」
    「そう。あなたの行きたい高校なんだから、あなたの好きなようにすればいいと思うわ」

     「聞きました? あそこのお嬢さん。最超難関高校お受験なさるんですって~」
     「まぁ、あそこは最超難関大学の付属だから、エリートコースまっしぐらじゃない」
     「あんなお嬢様みたいにうちの子もなってくれるといいんだけどね~」
     「本当よね~」

    先生「ほう! あの最超難関高校を受験するのか! がんばれよ!!」

     「女ちゃん! すごい! あそこ受験するの!?」
     「女さんは偏差値も俺等とは比べ物にならないくらい高いもんな~」
     「がんばってね! 女!!」

    「うん……」
    --------------------------------
    「だけど……。今女は……」
    「ああ……。そうだ……」

    279 = 1 :

    「入試勉強に難しいといわれてる、過去問だってやって。あっという間に入試の日になった」
    --------------------------------
    女友「難しかったね~」
    「うん、そうだね~」
    女友「だって、過去問やってたってどうしようもない問題ばっかり出てきて……。ねえ?」
    「うん、そうだよね」
    女友「まぁ、女は確実だろうケド~」
    「そ! そんなこと解らないよ!」

    ━私はここに受からないといけない
    ━ここにしかみんなの思っている”私”の居場所はない

    280 = 1 :

    合格発表の日

    女友「やった……。番号が……あった……!!!」
    「……」
    女友「やった! 女ちゃん! 合格ったよ!!」
    「よかったね……! 良かったね……。ほら、涙を拭いて」
    女友「女ちゃんはどうだった!?」
    「……」ふるふる
    女友「嘘……」
    「本当……」
    女友「女ちゃん……。ごめん……」
    「いや! べつに女友が誤る必要は━━」

    ━居場所が……。なくなった?
    ━みんなの中にある”私”はここに通っていなくちゃいけない
    ━みんながみんな。そうだって思っている

    ━みんなに……あわせる顔が……。ない……。
    --------------------------------
    「女……」
    「母さんはあの性格だから、仕方ないよね って、何事もなかったかのようにいつもの様に振舞ってくれた……。
    その後みんなからも、励まされ続けた……」

    「だけど……」

    281 = 1 :

    --------------------------------
    先生「前の最超難関高校の話は、本当に残念だと思う。だが、これにくよくよしないでしっかり前をみることが大切だと思う」
    「はい……」
    先生「だから……。ちゃんと次にどこの公立をうけるかはしっかり決めておけよ」
    「はい……」

     「ちょっと、お聞きになりました? あそこのお嬢さん」
     「本当に気の毒よね~。絶対に合格できると思ったのに」

     「女ちゃん……。そんなに気を落とさないで?」
     「そうだよ、公立でレベルの高いところ受ければいいじゃん!」
     「過去を気にしちゃだめだよ! ね?」
    「うん……」

    282 :

    辛いな

    女・・・

    283 = 1 :

    「ごめん! ちょっとトイレ行ってくる」
    女友「へ? あ、うん」

     「なぁ? ……いた? お……が、最…………高校……落ちたって?」
    (ん……? この声は……)

    ~ドア越し~
    スイーツ(笑)「聞いた聞いたwww あの女が最難関高校落ちたんだろwwwwwww」
    ビッチ「マジざまぁwww いつも寝てるくせに偏差値いいんだもんなwwwwwwwww」
    スイーツ(笑)「だいたいなんか、あいつの態度がウチは気に入らないんだよなwwww」
    ビッチ「わかるわかるwww すっげぇ人を小ばかにした態度www」

    ━違う! そんなことはしてない!!

    スイーツ(笑)「才色兼備(笑) 才色兼備(笑) 言われまくったからって調子ぶっこいてまじざまぁwwww」
    ビッチ「作り笑いに簡単に騙されてさwwwww」

    ━作り……笑い……? 私は……今まで……

    スイーツ(笑)「身の程を知れっつーのwwww」
    ビッチ「マジであの人気なかったらいまごろフルボッコだっつのwww」

    ━私は……。誰にも好かれてなんかいない……。

    ━私が今まで見てきたのは、全部偽りの笑顔だったってこと……?

    284 = 1 :

    先生「なぁ? そろそろ落ちたことを引きずってないで、公立どこを受けるかきめないか」
    「……」
    先生「お前の学力なら、どこの公立にだっていけるって!」

    「……近場高校……」
    先生「え!?」
    「近場高校をうけます……」
    先生「いやいや!? 確かにお前の家から一番近い高校だけど、学力が……」
    「近場高校を受けます」
    先生「お! おい! どこへいく!?」

    先生「そりゃ、高校落ちればトラウマになるか……」



    女友「近場高校?」
    「うん……」
    女友「あそこは女の学力に……」
    「もう、いい……」
    女友「女……」
    --------------------------------
    「結局、私は無気力のままここを受けて、普通に合格した」

    285 = 1 :

    「私には全部が偽りで、本当はみんな私を忌み嫌ってるって思ってた……」
    「……」
    「だけど……、あいつは違った」
    --------------------------------
    「……」

    級友「女友ちゃーん! このあとカラオケいかない?」
    女友「うん! いいよ! あ、ちょっとまって!」

    女友「一緒に行かない? 女ちゃん?」
    「う、うん 別にいいけど……」
    女友「じゃあ、一緒にいってもいい?」
    級友「う……。うん! いいよー!」

    ━まただ……。女友は、いつもとなにも変わらない目で接してくれてる……。
    ━女友は私を認めてくれてるんだ……。
    --------------------------------
    「そう……だったんだ……」
    「だけど、問題はそのあとだった」
    「問題?」

    「卒業してあいつと進路が別れちまったことだ……」

    286 :

    「アイツは最難関高校に行って、私は……ここに来た……」
    --------------------------------
    ━どうして、私はここにいるんだろう?
     「女ちゃんっていうの? よろしくね」

    ━本当なら私はここにいるような存在じゃないハズだった
     「女ちゃん?」

    ━一体私は何をやっているんだ?
     「……、おい! コイツに関わってもおもしろくねーよ」ヒソヒソ
     「そうだね……」ヒソヒソ」

    --------------------------------
    「レベルの低い授業、レベルの低い連中……。私はすべてを投げ出していた……」
    ズピピッ!
    「あ……。珈琲なくなっちまった……」
    「買ってくるよ」
    「え? べ、べつに……」
    「じゃ、ちょっと待っててね!」

    「あ! おい!」

    (あいつ……、次に私が何を言おうとしたのか察したのか?)

    (今、女の顔色が突然変わった……。なにか嫌な感じだった……。アレは……)

    287 :

    書き手放置プレイktkrwww

    288 :

    >>287
    あ、ほんとだ;

    レスすんの忘れてた;

    読んではいるからな~!!

    289 :

    >>287 (´;ω;`)泣いてなんかないもん! 目から出てるのは汗だもん!!



    「はい……これ」
    「んっ……」

    「すべてを投げ出した私は、いつの間にやら孤立して、孤高になっていった……」
    --------------------------------
    DQN「ねぇ? アンタさ? いつも独りで何? かっこつけてんの?」
    ━違う! そんなんじゃ……

    スイーツ(笑)「唯一の親友が最超難関高校に行っちゃったんだもんね~www」
    ━だから……ッ!

    ビッチ「もう気がついてるんだろ? お前にはもう誰もいないんだよ!」
    ━……ッッッッ!!


    DQN「[ピーーー]よ! ブス!!」

    ビチャ!

    DQN「ごめんねー! 手元にあったコーラこぼれちゃったーwwww」
    スイーツ(笑)「きゃははははは!! 頭っからかぶってやんのwwww キメェwwwwwww」
    ビッチ「オメーなんか所詮転落人生がお似合いなんだよ!!」

    ━━プッツン!


    「おい!!」

    DQN「あ? ぁんだよ!? ごr……」

    ドキャッ!!!!!!

    290 = 74 :

    スイーツ(笑)「ちょ━━!?」

    ドガッッッッ!!

    ビッチ「へ━━!?」

    バキッッッッ!!


    「ハァッ!……ハァッ!……」

    ━私が殴ってしまった……

    「ハァッ!……ハァッ!……」

    ━私が蹴り飛ばしてしまった……

    「ハァッ!!……」

    ━私が……。やってしまった!



    DQN「テメー! ざっけんなよ!! ウチにてぇだしておいて、ただで済むとか思ってんじゃねーぞ!! おい!!」

    「……」
    ━ただで……。済む……?






    「知ったことか……。ねっころがってふざけたこと抜かしてんじゃねえよ!! おい!!!」


    291 = 74 :

    ざわ……ざわ……

     「聞いた? あの女ちゃんの話?」
     「もちろん。あの三人に呼び出されて逆にぼこぼこにしたってんでしょ?」
     「あーあ、あとが怖いぞー……。特にDQN女の後ろは……」

    「……」
    ━どうして? どうして私なの? どうして私が煙たがられるの? どうして?

    DQN「おい! このクラスに女ってやつぁいるか!?」
    DQN「いたいた! アイツだよDQN君!!」

    「……!」

    DQN「てめーか? 俺の女の顔に傷つけた女子ってのは? ぁん?」
    「……だったら、なんだ?」
    DQN「顔は女の命 って言葉をしらねえのか? あ?!」
    「髪じゃねーのか? しかも、顔は人形だ。 バカが……」
    DQN「知ったこっちゃねーよ! テメー! 俺の女の顔に傷つけときながらその言い分はねえんじゃねーのか?! ああ!!?」
    「……どっちが先なんだか……」
    DQN「はぁ!?」
    「原因がどっちが先だっつってんだよ!! 屑が!!」
    DQN「んだとごるぁ!!!」

    先生「おーい! なにやってるんだ? HRできないんだがー?」

    DQN「っち……」

    DQN「てめー! 放課後屋上こいよ。俺の女に土下座で勘弁してやっからよ!!」

    293 = 74 :

    DQN「おい! この糞女とっととヤッちまおうぜ!!」

    ダッ!!

    DQN1「まずぁー! フルボッコば相場ダァーッ!」

    ドュグシッ!

    DQN1「ぐほぁ!?」ドタッ!


    DQN2「おとなしくしt━━」

    ズドンッ!

    DQN2「あべしっ!」ドタッ!


    DQN3「[ピーーー]や!!」
    DQN4「黙って俺等におk━━」

    「オラァァァアアア!」

    DQN3「ぐぶぁああ!」ドサッ!
    DQN4「べふぉああ!」バタッ!

    「はぁっ! はぁっ!」

    DQN「っち……、どいつもこいつも……」

    「!?」

    294 = 74 :

    DQN「けどもー! 俺キレたわwww!!! [ピーーー]やごるぁぁあああ!!!」ひゅっ!
    「!? サバイバルナイフ!?」
    DQN「黙って[ピーーー]ええええ!!」
    「この……くそがぁぁぁぁあああああ!!」

    ズドンッッッッ!!

    DQN「か……は……!?」

    ドタンッ




    「ハァッ!……ハァッ!……」

    ━空は紅い
    ━周りの景色も、淀みきった血で赤い
    ━私がやったんだ……

    ━私が、やってしまったんだ……。

    295 :

    おぉ、こんな夜中に更新が

    しかし女強すぎwwww

    296 = 74 :

    「結局……。私は中学生から高校になるまでの短期間で、人生転落したのさ」

    「あったはずの学力なんて、本当に無駄なものになっちまった」
    「加えてあった、運動神経だって。違った方向で使っていくハメになった……」
    「後はもう、お前も知ってるだろ? 『血で血を洗う毎日』だ……」

    「女……」


    ずぴぴっ



    「なぁ? 私って何が悪かったんだろうね?」
    「へ?」
    「確かにさ、女友は周りがどうみても。本当に一途にがんばる奴だったんだ」
    「一途に?」
    「ああ……。勉強にしても、スポーツにしても、人付き合いにしても……。アイツは全部に全力を注いでがんばった……。だからこそ、アイツは報われた」
    「報われた……」
    「だけどさ? 私は昔からそういうことをやってなかったんだ。授業中何してても、試験じゃ点取れるし、皆が必死こいて練習してるときでも、私はスポーツで活躍できて……」
    「それは……」
    「やっぱり、私って疎まれるためだけに生まれてきたのかな……」
    「そんなことは……!!」

    「じゃあ!? なんで!? なんでなの!?」
    「なんでって……」

    「どうして私は『何もしてないのに出来る人』として、この世に生まれてきたの!?」

    298 :

    「……」
    「ねぇ? どうして? どうして私はみんなから疎まれるような存在として生まれてきたの? ねぇ……どうして……?」

    ぽたっ……

    「ふぇ……?」
    「なんで……。どうして……?」
    「泣い……てる?」
    「はぁ? な……なんで……、涙が……? あれ? おかしいな……?」
    「……」
    ぐぐ…
    ━━僕は……。無力だ……

    299 :

    ━━今、僕の目の前で、大切な人が泣いている
    ━━でも、僕はなにもしてあげられない……


    「なぁ? 私は……、見捨てられて生まれてきたの? みんなに疎まれるためだけに生まれてきたの?」

    「ほんとうは、生まれてこないほうが幸せだったんじゃないの!?」


    ガバッッ!


    「違うッッッッ!!」
    「へ!? へ!!?」
    「そんなことはない……。そんなことはない……」
    「ちょ!? へ!? なに抱きついて……」
    「女はきっと、神様に見捨てられて、そんな風に生まれたんじゃない……。
    むしろ、神様に愛されて生まれてきたんだ」
    「へ……?」
    「だからこそ、皆嫉妬をしているんだよ……。だけどね……」
    「……」

    「それは、女が生きてきた社会がまだまだ小さすぎて、幼すぎるだけなんだよ」

    300 = 1 :

    「小さくて。幼い? グズッ! それって、どういう……」

    「女が『出来るから』『何もしなくても優れてるから』 それは、きっと本当にすごいことなんだと思うんだ」
    「だけどね、それを否定している人間も『嫉妬』しているだけで、それが幼いってことなんだよ」
    「だからこそ、それもぜんぶひっくるめて、認めてくれる人間だって……。今はいるじゃない」

    「認めてくれる……グジュッ! 存在……?」

    「うん! あのおばさまだって、女のことをいつだって気にかけていてくれてるよ」

    「……」

    「それに、初めて女に話しかけて、女に『何で関わってこようとする?』って訊かれたときだってさ、『女がさびしそうだったから』って答えたと思うんだ」
    「本当に、そうだったんだよ? だって、女。出し物準備でみんなの役に立っているとき。本当にうれしそうだったんだもん」

    「……!」

    「女友だって、未だに気にかけて、心配してくれてるんだよ?」
    「男友だって、あいつは、いわずもがな。 女のことも大切な友達として気遣ってくれてるんだよ?」

    「……」グジュ! ヒック!

    「それにさ……」

    「なんていうか……。僕だって、今。一番女のことを思っているし、一番大切な友達なんじゃないかな。なんて思ってたりもするんだ」

    「お……とこぉ……」

    「それじゃ……。ダメ……かな?」


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