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    元スレ新ジャンル「家」

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    801 = 778 :

    「のう、其方」
    「なんだ」
    「"ぷりん"はまだかえ?」
    「・・・」


    保守

    802 :

    >>800
    新聞紙「わ、私も仲間に入れてほしいの…」

    804 :

    追いついた
    なんか書き手のレベルが高いなこのスレ
    >>800の長編も見てみたい気がする
    と言いつつ保守しとく

    805 = 657 :

    >>800
    ダンボールにも魂が…

    806 = 654 :

    ごめんなさい
    誰かまとめに新作、貼っていってくれませんか?

    パソコンの電源、親に切るよう言われて切ってしまったので、お願いします!

    807 = 654 :

    808 = 715 :

    811 = 802 :

    「……」
    「……」
    「……」
    「……なあ、どうしたんだよ。ずっと黙り込んで」
    「……不潔」
    「は?」
    「不潔よ……あんな……雑誌」
    「……? あ、まさかお前、俺の秘蔵のアレを見たのか?」
    「……いやらしいよ、あんな隅々まで……」
    「い、いや、しかしだな。俺も雄である以上、欲求解消は必要なわけで、」
    「そんなの知らない……男のばか」

    812 = 715 :

    家ごめんねエロ本ばかりでごめんね家

    813 = 802 :

    「……二度とあんなもの買わないで」
    「……じゃあビデオとかDVDなら?」
    「! そ、そんなのまであるの!? そんな……」
    「泣くほどのことなのか? これまでの住人だってそれくらい持ってただろう」
    「ビデオは初めてよ……雑誌は何人かいたけど」
    「そいつらにも文句言ったのか?」
    「……あなたが初めて」
    「差別かよ!」
    「区別よ!」

    814 = 802 :

    「っ、区別って、」
    「こんなに親しくなった住人なんてあなただけだもん……特別扱い、したいじゃない」
    「……」
    「と、とにかく、雑誌もビデオも全部ダメ」
    「……わかったよ」
    「今すぐ捨てに行って」
    「今から!? っておい、勝手に机の中あさるな!」
    「ここに隠してるんでしょ? 知ってるんだから!」
    「や、やめ――」

    815 = 802 :

    「――――ろ?」
    「あったわ……こんなもの、さっさと捨ててよ!」
    「…………」
    「……な、なんで急に黙るのよ」
    「なんだそりゃ」
    「何って、い、いやらしい――」
    「引っ越しのときに持ってきた物件カタログじゃねーか」
    「……カ、カタログ?」
    「ああ。それでここを見つけて引っ越してきたんだ」
    「嘘よ! だってこんなに、は、裸の写真とか載って、」
    「カタログなんだから内部構造とか間取りくらい載ってるだろ」
    「――――」

    816 :

    隣で寝てる彼女が起きるまで屋敷云々


    新メ「ふ、ふれぇぇ、ふぇぇっ」
    「もっと脚を高くっ」

    メ長「お仕置きの回数、減りませんねぇ」
    先メ「そうだなあ。特にクセみてえなもんは無いんだけどな。落ち着きがないっていうか」
    メ長「もう少し指導、お願いできますか?」
    先メ「任せろ。先輩風吹かすのは嫌いじゃねえ」
    メ長「あらあら」

    「お、重いぃぃ……!」

    先メ「……ま、こっちは何とかなるだろ」
    メ長「あらあら」

    817 = 816 :

    食事の準備中

    「……」

    「ヒソヒソ(も、物凄い集中力ですね。燭台の位置だけで五分以上も)」
    先メ「ヒソヒソ(本場、英国仕込みらしいからな。アタシもああやって準備してる時は声をかけられねえ)」
    「ヒソヒソ()

    シェ「HAHAHA-! 今日のカレーが出来たぞコノヤロー! さっさと持っていけクソヤロウドモー!」

    「本当にアメリカ人ですか? ってか人間ですか?」
    先メ「多分違うと思う」

    818 = 802 :

    「だ、だって、屋根裏とか床の下まで載ってるのよ? そんな隅々まで、」
    「……見られたくないのか?」
    「……た、大切な人には……見せてもいいけど」
    「俺ならどうだ?」
    「……………………ん」
    「じゃあ問題ないじゃん。これで一件落着だな」
    「…………うん」




    「……ん?」


    「だ、だめえ――――っ! 他の娘の写真載ってるんだから! やっぱり捨ててきてよー!」


    こんなんで

    819 = 816 :

    「お前が寝坊とは珍しいな」
    メ長「申し訳ございません」

    「(メ、メ長さんのお仕置きってどんなのだろう)」


    先メ「おお、お帰り」
    「……」
    先メ「どうだった? メ長のお仕置きは?」
    「リアルで秘打をする人を初めて見ました」
    先メ「たしか前は通天閣打法やってたな」

    821 = 816 :

    掃除中

    「(そういえば、この前見た隠し部屋のアレって……)」

    『そんなに気になるか?』

    「……やめよ」
    「賢明で助かります」
    「ひっ!? きゅ、急に出てこないでください」
    「失礼いたしました。ただ、野暮な詮索だと思っていただけたようで」
    「別に私はただ、その……この屋敷の、信頼出来る人間になりたいんです」
    「……それで十分でございます」
    「……」

    822 = 802 :

    ドカベンww

    823 = 816 :

    「そういえば先メはどうした? 姿を見んが」
    「先メでしたら今、逃げております」
    「フッ、盛んな奴らじゃ」
    「?」



    百合メイド「先メお姉さま~♪」
    先メ「だからいちいち抱きついてくるんじゃねえー!」
    百メ「そんなことおっしゃらずに~!」
    先メ「うわぁぁぁ!」

    「は、はは……って、あれ? 新メちゃん?」
    新メ「……」
    「ちょっ、どうしたの? そんな、泣い」
    新メ「ごめんなさいなんでもないです」

    タタッ

    「……」

    824 = 816 :

    >>823続き

    メ長「新メちゃんね……嬢様のお気に入りのカップを割ってしまって、嬢様も虫の居所があまり良くなかったから」
    「はあ」
    メ長「あ、先メさんはまだ追いかけられてる?」
    「あ、はい」
    メ長「あらあら。大変ね」
    「……あのっ」
    メ長「新メちゃんをどうにかしたいと思うなら、見守ってあげなさい。こればかりは本人の問題よ?」
    「……はい」
    メ長「賢明で助かるわ」

    825 = 816 :

    「また、失敗したようじゃの」
    「うぅ……重いコンダラ……」
    「それはもう飽きた。新しいのをする」
    「え?」


    ギギギ

    「ぬ、おおお……!」
    メ長「懐かしいわね。大リーグボール養成ギブス」
    先メ「まあそれで本当に投げれるのはお前ぐらいだけだろうけどな」
    メ長「あらあら」
    「ぐぅぅ……!」

    ギギギ

    826 = 820 :

    あれって現実じゃバネがまったく役に立たないんだよな。

    827 = 816 :

    「ふむ。最近は巷で強盗団が暴れてるらしいの」
    「……」

    『いかがですか?』
    『だから急に出てこないでください!』

    メ長『あらあら』
    『黄金の左足!?』

    先メ『うぉぉぉ!』
    『応援団旗をあんな軽々と……』

    「……」
    「今、うちなら大丈夫とか思ったろう?」
    「いえいえ」

    828 = 809 :

    あえて言わせてもらおう

    家がメインじゃないのかと

    829 = 816 :

    >>826
    金持ちの道楽は漫画も超えたみたいな感じで

    厨房

    シェ「相変わらず上手いなコンチクショー! 厨房裏で百合メイドをファックしていいゾー!」
    「はは……」
    百メ「ここにはもう慣れましたか?」
    「あ、はい」
    百メ「ここは何かと大変ですけど、良い人たちばかりですから」
    「……そういえば、先メさんのこと、好きなんですね」
    百メ「あら、お分かりですか?」
    「ええ、バッチリ……」
    百メ「元々、女子高出身で箱入りで育てられてきましたから。今はメイドしてますけどね」
    「あ、なんか聞いちゃまずいような……」
    百メ「いえいえ、新メちゃんとかとは違って、私はやりたくて来ただけです。旗振りの先メお姉さまに惚れて……ポッ」
    「はは……」
    百メ「そちらはどうしてか、お聞きになっても?」
    「あ、私はただ給料につられて。家にいても楽しくないし」
    百メ「そうですか」

    830 = 816 :

    やめとく? ちょともう起きそうだし

    831 = 816 :

    ここでやめておきます。残ってたらまたノシ

    832 = 684 :

    >>811
    さあ早く続きを書く作業に戻るんだ。

    とはいえおれもう見れないかも。さすがに夜までは残ってないよなぁ…

    833 = 802 :

    屋敷云々はまだ序盤て感じだな

    834 = 820 :

    「また隣からJPOPかよ……」
    「気になる?」
    「壁が薄いのは分かるがうるせーよ。少しは気遣いするんだ隣人」
    「文句言い放題ね」
    「お前は気にならないのか?」
    「あんたの前の住人の時はこっちから隣に喘ぎ声だったし、その前は部屋の中でバスケだったかな?」
    「よく文句言わなかったな。不快だとは思わないのか?」
    「思っても仕方ないでしょ。あんたみたく意思疎通できないし、色んな人がいるんだし」
    「我慢するしかないのか。大変だな」
    「まあ、言うまでもなく静かな人の方が多いけどね。で、文句言いに行くの?」
    「面倒だから遠慮する。そのうち大家に指摘されるだろ」
    「文句言う割には何もしないのね」
    「問題あるのか?」
    「特にない」
    「どうした? ため息まで出して」
    「世の中色んな人がいるもんね。今は天井に向かってあたしと話す変わり者がいるし。常人が見たらあんたは気が狂っていると思うだろうね」
    「誰が嫌味なオチをつけろと言った」

    書いてみたが保守にしちゃ容量でかすぎだな……

    835 = 820 :

    >>832
    いくらなんでも無理だろ……

    836 = 802 :

    >>832
    あ、書いた方がいいのかな?
    少しやってみるか

    837 :

    838 = 802 :

    「おーい、家。一緒にDVD見ようぜ」
    「何借りてきたの?」
    「ホームアローン」
    「? どんな話?」
    「コメディだよ。子供の頃大好きでさ、懐かしくてつい借りてしまった」
    「ふうん……。そんなに言うならちょっと見てみようかな」

    「いやあああ――――――――っ!!」
    「な、なんだ? ど、どうした、家」
    「やめて、それ以上家を壊したら……やめてええええええええ!」



    「あ、あんたねえ! スプラッタならスプラッタって最初から言いなさいよ!」
    「いや、コメディだが」

    839 :

    まだ残ってたのか

    842 = 802 :

    「他のやつ観たい」
    「じゃあ呪怨観るか」
    「これは?」
    「ホラーだよ」
    「またスプラッタじゃないでしょうね……」
    「なんだよまたって……やめとくか?」
    「う、ううん。せっかく男が借りてきたんだもん。観る」
    「よし」


    「……陰気な家ね。もっとしゃきっとしなさいしゃきっと」
    「……」

    「ああもう、もっと住人にはうまく話しかけないと。友達になれないわよ」
    「……」

    「いたずらばっかりするのねこの家は。ツンデレかしら?」
    「……」



    「結構おもしろかったなあ。コミュニケーションがいかに大事か、っていうのを教えてくれるわ」
    (わ、わからん……)

    843 = 654 :

    やっぱり徹夜無理だった

    844 = 802 :

    「なあ。お前って、旅行とかできるのか?」
    「へ? 旅行?」
    「少しくらいなら建物から離れられるんだろ?」
    「うーん、あんまり離れるのはよろしくないんだけど……まあ少しなら」
    「じゃあさ、次の日曜、日帰りでどこか行こう」
    「どこかって……どこ?」
    「お前の行きたいところ。地図やるから自由に決めてくれ。たまにはいいだろ」
    「……ありがとう、男」



    日曜日。

    「うわあ、本物だぁ……話には聞いてたけど……かっこいい……」
    「…………」
    「見て見て男ー! 写真よりも生の方がずっとかっこいいわー、姫路城!」
    「……ああ、よかったな……」

    (くっ……、嫉妬なんかしてない! 相手は城だぞ……っ)

    845 = 802 :

    「や、ちょ、このっ」
    「何踊ってるんだ」
    「踊ってないわよ! 屋根の上のカラスが変なところつついて……うひゃうっ」
    「……俺が追っ払おうか?」
    「そこまでしてもらう必要ないわよ」
    「でも」
    「ちょっとくすぐったいだけよ。すぐどっかに行くでしょ」



    「あれ、家はどこ行ったんだ? ……ん、風呂場からシャワーの音が」

    ザアアアアア……

    『うう、においつきすぎだよぅ……』

    「……カラス避けの道具でも買ってきてやるか」

    846 :

    >>844
    城にジェラシってる男w

    847 = 802 :

    「痛っ!」
    「え? どうした」
    「男! 壁に画鋲刺さないでよ。痛いじゃない」
    「うえ? 駄目なのか?」
    「当たり前よ。人間だってトゲとか針が刺さったら痛いでしょ?」
    「確かに。気を付けるわ」
    「ホントよ。気を付けてよね」


    「……柱に刺さっている釘は痛くないのか?」
    「ふあっ!?」
    「なんだその声。いや、それよりおかしいだろ。画鋲が駄目で釘はオッケーって」
    「……」
    「何か言えよ」
    「……に」
    「に?」



    「人間だってピアスつけたりするじゃない! あれと同じよ――――っ!」

    「いやいやいやいやいやいやいやいや」

    848 = 802 :

    「なんで画鋲嫌がるんだ?」
    「……だって」
    「なんだよ」
    「へ、変な気持ちになっちゃうんだもん……」
    「…………お前にそんな趣味があったとは」
    「違ぁ――――うっっ!」
    「違わないだろ。要は画鋲の刺激に敏感になってるんだから」
    「…………私のせいじゃないもん」
    「? じゃあ誰のせいだよ」
    「前住んでたやつのせいよ……。画鋲で壁にたくさん書類を張り付けていくの」
    「……それでか」
    「私自身は嫌なのに、体が慣れてしまって……だから画鋲刺されるとつい……その……感じちゃって……」


    (やべえ……興奮してきた)

    849 = 802 :

    もう自分だけしか残ってないのかな……誰かいる?

    850 :

    >>849
    書き手じゃないが楽しく読ませてもらってる。


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