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    元スレ新ジャンル「創造主」

    新ジャンル覧 / PC版 /
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    151 = 130 :

    >>146
    というか俺にもお前にも神様が付いてるって感じだな

    152 = 10 :

    (一方そのころ)

    先輩「いまここに男君来なかった?」

    「えっと……今帰って行きましたけど……何してるんすか、先輩は」

    先輩「え、ああ、いや、ちょいと聞きたいことがあってね……じゃあ!」

    「あ……あの!」

    先輩「なんだい?」

    「先輩が私と仲良くしてくれるのって、やっぱりオカ研だからですか?」

    先輩「は?」

    「いや、だから私の後ろにある新興宗教がきになるだとか……」

    153 :

    なんというラブやん

    154 = 10 :

    先輩「何言ってんのさ。普通に友達だと思ってるよ。新興宗教はオマケみたいなもんよ。
       友達の家に遊びに行ったら、偶々自分の好きなゲームが置いてあった、とかそんな感じ」

    「でも……男君は……」

    先輩「あー。あの子、そういうのあまり好きじゃなさそうだしね。むしろアンチ創価じゃん」

    「…………脱退すれば、いいんでしょうかね」

    先輩「信仰を捨てちゃうの?」

    「そうじゃなくて、馴れ合いを。
      ……やっぱりああやって男君を宗教に呼んだのは、私が寂しかっただけなのか、
      それともあの宗教の変わりに成ってくれることを望んでるのか……。
      どっちにしろ、男君には私の価値観を押し付けたことになるんだけど……」

    先輩「大丈夫大丈夫」

    「へ?」

    先輩「だってあの子、神様が憑いてる」

    「??」

    先輩「そんな気がするの。……結構具体的にね」

    155 = 48 :

    これはコインか

    156 = 44 :

    157 = 119 :

    草加だったのかよ

    159 = 10 :

    「最近疲れがとれません」

    「ですよねー」

    「だから何であんた俺が風呂入ってるのにお構いなく居るのここに。全裸で」

    「いや、風呂入るときはみんなそうでしょ」

    「しかも目の前湯気で真っ白」

    「いや、そうでもしないとあんた見てくるし」

    「とりあえずどうするよ」

    「なんで君はそう人に相談したがるかねえ。私ぁ神だよ。
      確かに君をデザインしたのは私だけど、君が今の人格に育ったのは私の責任じゃない」

    「じゃあ一柱の神としてでなく、普通のオーディエンスとしての意見で」

    「うーん。君は女々しいと思う」

    「ですよねー」(ぶくぶく)

    「信頼の拠り所を神って言うなら、君はいわば彼女の神になるつもりじゃないと」

    「……宗教作れって事?」

    「いや……違うけどさ」

    161 :

    >>146
    つまり俺たちはいつも神様にぶっかけてるわけか

    162 :

    >>161
    >>146は拡大解釈杉だろwwwwwww

    163 = 158 :

    神様が神様で神様をしごき、神様から出てきた神様を神様にぶっかける。

    全部神様にしてみたぜ

    164 = 10 :

    「ほい。君の寝巻き」

    「さんくす」

    「やっぱりね、君の考えはちょっと歪んでると思う。
      例えば君がいくら宗教を否定しようともね、そんなの教義決めた教祖だけでいいじゃん。
      信者は別にそれを信じて従っただけなんだから、巻き添え食っただけじゃないかな」

    「……それはどういう意味で? 神、というか人間をデザインした創造主として?」

    「それもあるけど、立場としては中立だよ。当然だけどさ。
      神様だって自分の作った生き物らが、自分の解釈で争われたらそれはそれで嫌なんだから」

    「信者を倒しても、どうせ内側から同じ思想を持った奴が出てくるだろ。
      崩しても崩しても、頂上なんてすぐに入れ替わるだけでさ」

    「でもね、神様が必要ないって事じゃないって事は分かるでしょう?
      殺人が何故駄目かっていうのを人道的に説明するのと、宗教的に説明するの、
      どっちが簡単か、そんなことは明白でしょう」

    「……もう寝たい」

    「そうね。お休み」

    166 :

    ここまで話しっかりしてるともう新ジャンルとかではない気がうわなにをするやめr

    167 = 10 :

    「チュン……チュチュン……チュバ……チュバババババ……」

    「あ、おはよう……」

    「うん……」

    「……えっと……、ここんところ良く会うね!」

    「まあ……家が近くだし……」

    「で、ですよねー! ……」

    「…………」

    「きーんこんーんかーん」

    「あ……一時間目始まっちゃった」

    「走るか」

    「待って!」

    「?」

    168 = 10 :

    「三丁目の方に、新しい喫茶店が出来たの知ってる?」

    「知ってる」

    「そこ、行ってみない?」

    「サボれってか? どうして」

    「面倒だからよ」

    「宗教家ってのはもっと勤勉なもんだと思ってたけどな……」

    「ウチの所にはそんな教義は無いから安心しなさいよ」

    「神様は何処からでも見てるんだけどねー。いーけないんだーいけないんだー」

    「部屋の壁一面に御札貼りたい気分だ」

    「すいません……それは困るんで……いや、結界とか張るのマジ勘弁してください」

    169 = 10 :

    からんからーん

    「らっしゃーい」

    「奥の席いこっか」

    「うん……」

    「おしぼりどうぞ」

    「あれ……一個多いですよ」

    「あれ? 三名様じゃ……先ほど居た女性の方は何処へ?」

    「(しまった! 気が緩んでた!)」

    「き……きの所為じゃないですか?」

    「おっかしーなー。一体なんだったんだろう……」

    「なるほど。神様が憑いてるってか」

    「?」

    170 :

    >>167
    雀がゴムフェラしてるように聞こえたwww

    171 = 10 :

    「……宗教についてどうおもう?」

    「新興宗教ってのは、ぶっちゃけ俺の性にあってないのかも。
      宗教ってのは本来ストイックで有るべきで……、
      例えば、賽銭は直接神に働きかけるわけじゃなくて、
      神を奉る神社を修築したりするのに使われるわけで……、
      新興宗教ってのはそれが本末転倒してる気がする」

    「人間らしい価値観で神様の価値観かたるなんて、人間らしい事するね」

    「……私、宗教やめようと思ってるんだ」

    「どうして」

    「男君の言うように、私はやっぱり、宗教ごっこに興じていたのかも。
      馴れ合いというかなんというか。
      別にあの宗教の神様に魅力を失ったわけじゃなくて、
      なんていうか、私の中に分祀されたっていうか……」

    「それでいいのか?」

    「よくない……よくないから……寂しい。
      だから、男君が、傍に居て欲しい…………」


    「先手を打たれちゃったね。どうする?」

    「断らない訳がないけど……」

    「……けど?」

    172 = 23 :

    >>153
    どうでもいいが
    ソレは既に俺が言った

    173 = 119 :

    >>163のせいで
    神ですらナンバーノーンかもしれないって思ってしまった
    誰かナンバーノーン教作ろうぜ

    174 = 10 :

    「どうして俺に?」

    「だって、男君くらいだもの、小学校から一緒なの。一番相談しやすかった」

    「それ以外にも有るだろう、なんか、こうさ」

    「だってさ、神様信じてるって言ってくれたし、
      私と同じで、何かを信じてるって言う割りには寂しそうにしてた」

    「…………そうなの?」

    「修行が足りないなあ」

    「だから、私の考えてる事も理解してくれると思ってたし、
      なにより、神様が憑いているって先輩が言うもんだから」

    「……そうか。神様に感謝しとくよ」

    「え? マジ? じゃあ後でなんか美味しいもん奢ってよ」

    「今日神棚の掃除でもするか」

    「え? そんだけ? 私こんなにやったのにそんだけ? もっと物質的な何か頂戴よ!」

    175 :

    あれ、ラブやんがラノベになってる。

    176 = 10 :

    「あははは、悩みもわりかし取れたし、学校サボっていい気分だね」

    「神様的にどうなの? 神道ってリベラルすぎじゃね?」

    「近親相姦したら奇形児産まれるのは仕方ないと思うよ」


    「ところでさ、女は、本気で俺に神様が憑いてると思ってる?」

    「どうだろうね。コイン投げで奇跡を起こしたって話なら先輩から聞いた」

    「じゃあ面白いもの見せてやるよ。ここにサイコロがあるだろ。
      好きな目言ってみろ。一発でだしてやんよ」

    「何言ってんの。神様はサイコロ遊びをしないって話じゃない」

    「………」

    「そういう事だね。じゃあ、私はばいばい」


    「そういえばそうだな。神様はサイコロなんて振らないね」





    おわり

    177 :

    終わったwww

    178 :

    え!?終わり?

    179 = 44 :

    あれ?終わりですか

    180 = 10 :

    ごめんね。ぐだぐだでごめんね。
    いきあたりばったりで書いてたからもう自分でも収拾つかなくなって、
    もう無理だよ。なんだよこの展開。

    ごめんね。長い間付き合わせてごめんね。

    181 = 177 :

    >>180
    乙です
    楽しましてもらいました

    182 = 175 :

    男の勇気が女を救うと信じて。ご愛読ありがとうございました。
    >>1先生の次回作にご期待ください。

    183 = 158 :

    男×神様フラグ・・・

    とりあえずお疲れさんw

    184 :

    >>180
    乙だ!

    185 :

    >>180
    乙でした

    186 = 165 :

    >>180
    お疲れ

    187 = 74 :

    お疲れ様。面白かったよ
    次は俺×神様で書いてくだしあ><

    188 :

    まあ問題は
    あの団体は
    一度浸かったら財産しゃぶりとられるし
    ほとんど抜け出せないってことだな・・・

    189 = 10 :

    あの団体は実際大作が妙な事ばっかするから駄目なんだとおもう。
    友人に学会員がいるんだけど、そいつは至って普通で、
    寧ろ学会の事をギャグにしたりするほどだが、
    やっぱり、自分が学会員だと他の人に知られるのには抵抗があるらしい。

    そんなわけでこんな生ぬるい内容になっちまったのかな。

    あとなんでみんな男×神様なの。僕としては先輩が書いてて一番萌えた。

    190 = 178 :

    昔たてたとこでも男×神が人気だった。
    不思議!

    191 = 10 :

    昔にも似たようなのが立ってたのか。
    どんな風に最後まとめたのかがきになるところ。

    192 = 178 :

    それいったら9割バレル
    神様が女のが多いから男が神様なのやりたいと思う

    193 = 130 :

    >>1さん乙!
    こんなに話がしっかりした新ジャンルは初めて読んだ
    …気がする
    とりあえずその文章力を分けてください

    194 = 130 :

    ところで八百万以上神様がいるんなら
    ひとりくらいどうでもいい力しか持ってない神様がいてもいいよね
    爪が伸びる程度の力とか

    195 = 98 :

    >>194
    爪を伸ばして回転させて発射して、更に爪を伸ばして…みたいな?

    ジョニィ!

    196 :

    >>194
    神の定義がそもそも違う。
    八百万の神理論はアニミズムのステレオタイプ。
    何かが出来るとか出来ないとかってレベルの話じゃない。

    197 = 130 :

    >>196
    そうか
    爪が伸びる事に対する神様はいても
    爪が伸びる能力の神様はいないわけか

    198 :

    >>196
    つまりはたくさんの神それぞれに色んな力があるって訳ではなく
    木にも虫にも動物にも神がある、むしろそれ自体を神として見ている、と言うことですか先生?

    199 = 196 :

    >>197-198
    そんなもんだよ。
    神は宿るだけ

    200 :

    >>1乙です、たのしませてもらいました。


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