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    元スレ★★ウミガメのスープ★★708杯目 母の愛情味

    ウミガメ覧 / PC版 /
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    601 = 545 :

    >>598 NO! 父の音色よりはまだまだ劣っていました
    >>599 YES!!

    基質がいいかもです

    602 = 495 :

    父の音を大分聞いていなかったから?

    603 = 556 :

    その日の笛の演奏の出来が悪かった理由は重油?

    605 = 546 :

    感情をうまくこめられるようになっていた?

    606 :

    オカますか?って出てたっけ

    607 = 495 :

    父が演奏していたことを思い出して子泣いてしまう→母に悟られる?

    609 = 606 :

    子供が父親殺した?

    611 = 556 :

    父の霊をおろす霊媒術が上手になった?

    612 = 135 :

    父は僕に乗り移りましたか?

    613 = 546 :

    悲しみで震えて微妙なビブラートが出せるようになっていた?

    614 = 545 :

    >>611 NO!
    >>612 NOですが大体そんな感じ!GJ!
    >>613 ビブラートって何ですかNO

    615 = 556 :

    笛に父の魂が宿ってましたか?

    616 = 545 :

    >>615 NOですが「父の笛の音が流れた」であれば何でもおkなのであんまり掘り下げなくてもいいです

    617 = 556 :

    笛は普通の笛ですか?

    618 = 606 :

    父の霊が一緒にアンサンブルしてくれた?

    619 = 545 :

    >>617 YES
    >>618 大体YES!! GJ!

    で、問題文に立ち返ってください。

    620 = 556 :

    父の笛は僕にも聞こえましたか?

    621 = 545 :

    >>620 YES

    622 = 556 :

    僕がついていた嘘は「父の笛の音が聞こえる」という感じのものでしたか?

    623 = 545 :

    >>622 NO

    父の笛>僕の笛

    624 = 556 :

    う~ん…父の霊は毎晩一緒に笛を吹いてくれていましたか?

    625 = 545 :

    >>624 YES!!

    何かまた間違った誘導をしたかな……

    626 = 546 :

    僕が少し音を外していたため、いい具合にハモってる形になってた?

    627 = 545 :

    >>626 NO

    訂正すると、>>624は「一緒に」ではありません。吹いてくれてはいましたが

    628 = 556 :

    僕の演奏が不調で音量下げてた時に「上手だった」って事は、
    普段僕の演奏は父の演奏の邪魔してる?ガ~ン
    ですか?w

    629 = 545 :

    >>628 NO >>586がさりげなく核心だったり

    630 :

    僕は生きていますか?

    631 = 545 :

    >>630 YES

    632 = 546 :

    笛の音量は重油ますか?

    633 = 556 :

    いつもは父の霊が吹いてるのを「僕が吹いてる」と嘘をついていた。
    ある日父が成仏してしまいその日の演奏は自力で吹いた、いつのまにか体が笛を覚えてしまっていた。
    演奏を誉めた母は僕の嘘を知っていた?

    634 = 545 :

    >>632 NO
    >>633 YES!! 正解とします


    なんか今回は色々ごめんなさいなスープでした
    次で解説です

    635 = 545 :

    【解答】
    僕の父さんは笛吹きだった。ただの笛吹きじゃない、この街一番の笛吹きだった。
    父さんは毎晩母さんに笛を吹いてあげて、それを聴きながら僕も眠っていた。
    母さんの好きな曲に抱かれてゆっくりと目を閉じる瞬間が他の何よりも心地よかった。

    静かな雪の日に、父さんは死んでしまった。病気だった。
    父さんの笛の音が聞けなくなったことも、母さんの微笑む顔が見れなくなったことも、同じように悲しかった。
    しばらくして母さんは附し、やがて部屋から出なくなった。

    父さんの形見の笛が出てきたのはその更にしばらく後だった。
    毎晩聴いていたあの曲の楽譜を本棚から引っ張り出して、僕は何かに取り憑かれたように練習を始めた。
    だけど素人の僕でも、僕の短い指ではまだ到底吹きこなせそうもないことはすぐにわかった。


    一月程たって、僕は一度母さんにあの曲を聴いて貰おうと思った。
    母さんの前で、台の上に楽譜を置いて慣れない手つきで笛を吹き始める。
    するとどうしたことだろう、まるで父さんが吹いているような滑らかなメロディが響き始めた。
    母さんは一瞬驚いたようだったけれど、その後は目を閉じて穏やかに微笑んでいた。
    ろくに指も動いていない僕の後ろに、背の高い誰かが笛を持って立っているような気がしたけれど、僕は振り向かなかった。

    それから毎日、僕は母さんの前で笛を吹いた。流れてくるのは父さんのメロディ。
    僕は母さんに優しく褒められた。僕はたくさん練習したから、と答えた。
    少しだけ罪の意識は感じた。でも母さんの微笑みを見る方が、僕にはずっと大事だった。

    636 = 545 :

    だったら何故その後も練習を続けていたのかと今でも時々思う。
    僕は、いつか僕の音色を母さんに聴かせたかった。
    毎日毎日、母さんに聞こえないところで必死に練習した。


    僕の指が少しだけ長くなった頃、僕は初めて、僕だけで笛を吹こうと思った。
    決心したその夜母さんの前に立ったとき、後ろの気配は消えていた。
    父さんが死んだ時のように静かな雪の降る夜の中、僕は吹き始めた。
    父さんみたいに流れるようには吹けない。だけど僕は、それに近づこうと必死に楽譜を追った。

    曲が終わり、僕はゆっくりと顔を上げて母さんの方を見る。誰の耳にも、僕の演奏は父さんのそれより劣っていた。
    母さんも顔を上げ、僕の方を見て言った。「随分上手になったわね」
    僕は気づいた。母さんは、きっと全部知っていたのだ。今までの曲が僕の演奏でなかったことも、僕が隠れて練習していたことも。
    気がつくと涙が頬を伝っていた。後ろから背の高い誰かが僕の頭を優しく撫でた。雪はもう止んでいた。

    637 = 135 :

    乙です。イイハナシダナー(´;ω;`)
    前までは父が後ろに→問題の日は居なかった っていうのがミソだったんですね。
    楽しかったです。

    638 = 546 :

    夜・寝室・笛吹き…
    どうしても最後までエロを切り離せずにいました

    乙でした!

    639 = 556 :

    乙様でした~、難しかったよ~。
    オカ=イエスになってからこんがらがってまた大変。
    そうか最初から自力で演奏するつもりだったのか…。
    「とても悲しかった」は父の死の事だろうか?
    問題文を読み返して一言「こんなの瞬殺できるか~!」w。
    出題お疲れ様でした、もう少し勘が良ければなぁ(苦笑。

    640 = 495 :

    うーん、今回はいつにもましていい話
    乙でした。

    641 = 545 :

    >>637 ですね。ありがとうございました。
    >>638 なんてことをそうぞうさせるんですか!きゃーえっち!
    >>639 「オカ」「笛の音の主」が出れば即解答かなあと予想しておりました
    >>640 そういっていただければ本望ですですありがとうございました。

    この出題は雑談板における企画に基づき、
    三つのお題を使って出題するものです。
    http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1446/1213619022/81-89
    <三題話のお題> 【幽霊】【先輩】【後ろ】

    ↑先輩の幽霊にしておけばよかったなあと今更ながら思いました
    今回は序盤~中盤gdgdで大変申し訳なかったですorz

    643 :

    曲その物でなくクリップですな

    644 :

    三題話の企画スープあります。

    645 = 478 :

    ノシ

    646 = 644 :

    ではよろしくお願いします。

    この出題は雑談板における企画に基づき、
    三つのお題を使って出題するものです。
    http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/1446/1213619022/81-89
    <三題話のお題> 【幽霊】【先輩】【後ろ】

    【問題】「後ろの先輩」

    幽霊が出る屋敷の一番奥の部屋まで来ると、
    ウミ男は一息ついて後ろを振り返った。
    数秒後、ウミ男は慌ててカメ男先輩から目をそらしたが、もう遅かった。

    カメ男が何もかもを見透かしたような冷ややかな声で言った。
    「ウミ男。見えているのか、見えていないのか、どっちだ?」

    ウミ男は、この後に起こることを予想して恐怖した。


    状況を補完してください。

    647 :

    始めてのリアルタイムスープだ。いつも見たら全部飲み干されてるんだよなぁ・・・
    それはカメ男先輩しか見れなかったものですか?

    648 :

    カメ男は幽霊ですか?

    649 = 341 :

    >>647 はい  この場にいる者ではカメ男だけが見えています。

    >>648 いいえ

    650 :

    いただきます。ノシ

    基質。オカますか?


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