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    元スレ提督「安価で艦娘の相談に乗る」

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    151 = 135 :

    五十鈴「五十鈴よ」

    提督「よう。来たか。まあ座れ」

    五十鈴「……」

    提督「……どうしたの?」

    五十鈴「本当はあなたに相談すべきことではないんだけど……」

    提督「かまわねえよ。今日はそんな相談ばっかだ」

    五十鈴「む……」

    提督「……?」

    五十鈴「む、胸の成長が止まらないんだけど」カアア

    提督「本当に俺に相談すべきことじゃねえな」

    152 = 135 :

    提督「で?」

    五十鈴「だから胸の成長が止まらないって話よ! ちゃんと聞いててよね!」

    提督「聞いた上で言ってんだよ! そもそもそんなこと俺に相談しにくるんじゃねえよ!」

    五十鈴「だ、だって……あなただったら何とかしてくれるかなって」

    提督「できるわけねえだろ……。無茶振りにもほどがあるよ……」

    五十鈴「大声出したり、呟いたり。テンションの浮き沈みが激しい男ね」

    提督「いまだにちょうどいいリアクションに悩んでんだよ! どうすりゃいいんだよ!」

    153 = 135 :

    提督「あー、えーっと、五十鈴は、その、大きいのがコンプレックスなのか?」

    五十鈴「そうだけど……、セクハラよ」

    提督「えぇ……。判定厳しくない?」

    五十鈴「厳しくない。それで?」

    提督「そうだな。……五十鈴は英国王のスピーチって映画知ってる?」

    五十鈴「イギリス王のジョージ六世と言語療養士の友情物語だっけ。最後の『まだちょっとつっかえてたな』『あえてそうしたんだ。僕とわかるようにね』って言うシーンは映画界屈指の名シーンね」

    提督「……まあ思ったより知ってんだけど。俺が言いたいのはそういうことだよ」

    五十鈴「……?」

    提督「世の中往々にしてコンプレックスを乗り越えて武器にした人間が成功してんだよ。お前の体も然りだ」

    五十鈴「セクハラよ」

    提督「もう俺はどうすりゃいいんだよ……」

    154 = 135 :

    提督「後生畏るべしですなあ。主に胸がな」

    ↓1 艦娘

    ↓3 相談内容

    155 :

    若葉

    156 = 150 :

    初霜

    157 :

    最近Mに目覚めかけてる

    159 :

    最近…?

    160 = 135 :

    若葉「提督。最近私の出撃の機会が多いようだが」

    提督「悪いな。負担になっているようだったら減らすが」

    若葉「いや戦いは別に嫌いじゃないし、24時間寝なくても大丈夫だ。だがそれに伴って被弾も増えてきてな」

    提督「お前には苦労をかけてるな。助かってるよ。今度間宮でもおごってやるよ」

    若葉「いや、そういう話でもない」

    提督「……?」

    若葉「戦いは嫌いじゃないが、被弾すると痛い。痛いのは嫌いだ。だからどうしたものかと思っていた」

    提督「ん? ああ」

    若葉「だが、最近この痛みすら悪くないと思えるようになってきたんだ……」

    提督「何の話だよ」

    若葉「率直に言おう。Mに目覚めかけているかもしれない」

    提督「ほんとに何の話だよ!」

    161 = 135 :

    提督「Mに目覚めかけてるって……。ほんとに?」

    若葉「そうだ」

    提督「まじかよ……」

    若葉「ああ。恥ずかしながらな」

    提督「さっきからなんなんだよもう……。何でちょいちょいパンチの効いた相談が混じってんだよ。ししとうかよ」

    若葉「ししとう? 食いたいのか? あの油断しきったところにくるあの辛さは……悪くない」

    提督「しかも相当ハイレベルのMだよ……。もう俺はどうすりゃいいんだ……」

    162 = 135 :

    若葉「提督。それで私はどうすればいい?」

    提督「好きにしろよ」

    若葉「……? このままMに目覚めてもいいのか?」

    提督「いやだから好きにしろよ。個人の性癖まで気にしねえよ。いや多少はするけど」

    若葉「いや、駄目だろ。Mだぞ? 変だろ。痛いのが悪くないなんて」

    提督「何で変なとこ常識的なんだよ」

    若葉「やはり、変、なのか?」

    提督「いや、別に変じゃないだろ。Mなんてそこら中にいるわ」

    若葉「そ、そうか……。変じゃないか」

    提督「……それに、Mってのは戦場において大きなアドバンテージなんだぜ」

    若葉「……? そうなのか?」

    163 = 135 :

    提督「だって普通は負傷したら痛くて動きが鈍くなるだろ?」

    若葉「確かに、そうだな」

    提督「そりゃそうだ。誰だって痛いのは嫌いだ。痛がって転げまわることだってあるだろう。その一瞬の痛がりで生死をわけることだってある」

    若葉「ああ」

    提督「でもそこへ行くとお前は痛いのすら平気だ。痛がる隙なんてない。何だ。最強じゃないか」

    提督(まあ多分アドレナリンの多量分泌で痛みを感じてないだけだろうが)

    若葉「おぉ……」

    提督「痛がるみんなと痛がらない若葉。どっちが有利なのかは明白だ。そう思わないか?」

    若葉「……」

    提督「もうわかっただろ? Mだろうが変じゃないし、おかしくない。むしろ強みだ。もっと誇れ」

    若葉「……確かに! 提督! 私が間違っていた!」

    提督「よかった。わかってくれてうれしいよ」

    若葉「私は、これからは堂々とMを名乗ろう!」

    提督「それは頼むからやめてくれ」

    164 = 135 :

    今日は終わる。お疲れ様でした

    168 :

    結構相談が的を得てる

    169 :

    的を貰ってどうするんですかねぇ…

    170 :

    「的を得る」が誤用というのは間違いだって公式に発表されたぞ

    171 :

    正確には「正鵠を得る」と「的を射る」の混同による誤用だね
    でも勘違いとはいえ多くの人が使っちゃってるしもう正しいってことにしない?
    っていうノリで"間違いではなくなった(なくした)"みたい

    「飛ぶ鳥跡を濁さず」と一緒だね
    たとえ"間違いじゃなくなった"としても、個人的にはこういう元誤用は恥ずかしい気もするけど

    172 :

    もっと恥ずかしい奴がいた

    173 :

    提督「得るものはある。それがなんであれ」

    ↓1 艦娘

    ↓3 相談内容

    174 :

    龍驤

    175 :

    胸ネタに反応すんのつかれた

    176 :

    何と最近胸が膨らんできて他のフラット5のメンバーにどう説明しようか悩んでる

    177 = 173 :

    龍驤「おー、ちゃんとやってるみたいやなあ。邪魔するでー司令官」

    提督「邪魔すんなら帰れ」

    龍驤「ドリフか。……ところで司令官。今日のウチいつもと違う感じせん?」

    提督「くそめんどくせえな。彼女か」

    龍驤「ええやんええやん。ほらほらどう?」

    提督「……いつもと髪型変えた?」

    龍驤「適当か。変えてへんわ」

    提督「あ、前髪軽くすいたのか。印象少し変わったね」

    龍驤「すいてへんわ」

    提督「わかった。シャンプー変えたのか。こいつは一本取られましたなあ」

    龍驤「たしかに変えたけど! というかなんでわかるん!? 怖っ!」

    178 = 173 :

    提督「全然わかんねえよ。そろそろ怒髪、天を衝くぞコラ」

    龍驤「えぇ……。その髪に対する執着はなんなん……」

    提督「答えなんてお前の胸三寸だろうが。わかんねえよ」

    龍驤「……」

    提督「……?」

    提督(……妙だな。いつもなら『誰の胸が三寸やねん!』ってツッコミが入るはずなんだけどな)

    龍驤「……ふっふっふー」ニンマリ

    提督「……!」

    龍驤「いつまでも甘いなあキミは。ウチをこれまでのウチと思ったら大間違えやで」

    提督「どしたの? あ、もしかしてドライヤー変えた?」

    龍驤「全然ちゃうわ! 少しは髪から離れろや!」

    179 = 173 :

    提督「胸が?」

    龍驤「そう。おっきくなったんや」

    提督「……」

    龍驤「……」

    提督「よかったなあ。ほんとに。おめでとう龍驤」

    龍驤「お、おう。ありがとな。まさかまっすぐ祝われるとは思わんかったけど」

    提督「よし。今夜はパーティだな。いやってほど祝ってやる。任せておけ」

    龍驤「……」

    提督「どうかしたの?」

    龍驤「いやな、胸が大きくなったのは喜ばしいことやけどな」

    提督「あー、他のフラット5にどう説明しようか悩んでんのか」

    龍驤「そうやけど、さっきからキミ察しよすぎちゃう? 名探偵か」

    180 = 173 :

    龍驤「そうなんよ。どう説明したらええもんかと思ってな」

    提督「何で?」

    龍驤「え? だってウチもしかしたらフラット5から外れるかも知れんし……。ウチだけ勝手に大きなってしもうたし、もしかしたら他の連中に嫌われるかも知れんなー思たらな」

    提督「……アホかお前は」

    龍驤「……あ?」

    提督「アホかお前は。何勝手に人の気持ちを分かった振りしてメソメソしんだ。アホか」

    龍驤「……それ、どういう意味なん?」

    提督「人の胸中を勝手に推し量って嫌われるかもしれないだ? そんなのはその人に対する侮辱だろうが。それともお前はフラット5のやつらがこんなことで怒るくらい狭量だとでも思ってんのか」

    龍驤「……」

    提督「そもそもフラット5の連中なんてアホみたいなお人よし共だろうが。こいつらに嫌われようと思うほうが難しいわ」

    龍驤「……せやな。あほやなあウチは。ウチらは永遠の友情を誓ったはずなのになあ」

    提督「そうだろ。桃園の誓いをした仲だろうが。あ、桃ほどないか。がはははは!」

    龍驤「しばくぞ」

    181 = 173 :

    龍驤は書いてて楽しいから時間使うな。見つけたから誤字直しとくか。

    >>180

    ×提督「アホかお前は。何勝手に人の気持ちを分かった振りしてメソメソしんだ。アホか」

    ○提督「アホかお前は。何勝手に人の気持ちを分かった振りしてメソメソしてんだ。アホか」

    182 = 173 :

    提督「しばかれた」

    ↓1 艦娘

    ↓3 相談内容

    183 :

    扶桑

    184 :

    リットリオ

    185 :

    最近山城が急に幸運になってきた

    186 = 173 :

    扶桑「提督。最近気になることがありまして」

    提督「抜かしてみろ」

    扶桑「妹の山城のことなんです」

    提督「……山城がどうしたの?」

    扶桑「私もこの目で見るまでは信じられませんでしたが。……山城が急に幸運になってきた気がするんです」

    提督「……なんで? 何でそう思うの?」

    扶桑「ええ。提督の信じられないという気持ちは分かります。ですが先ほど私は見てしまったんです」

    提督「何を?」

    扶桑「驚かないでくださいね? 一億万円の遺産が相続できるとしたり顔で話す山城をです!」

    提督「……やっぱかー」

    187 = 173 :

    扶桑「そんな莫大な遺産を相続できるなんて……! なんて豪運なの……! 津波……! まるで津波のような強運……!」

    提督「俺は不幸どうこうよりお前らのチョロさの方が心配だよ」

    扶桑「どうしましょう提督!? 山城が不幸戦艦じゃなくなったら!」

    提督「どうしよっかな。とりあえず俺の心労は減るな」

    扶桑「うふふふ。あら、嫌だわ。山城が幸せだと思ったらつい」

    提督「今のとこただ妹が幸福ってだけで、自分は不幸のままだろ? それはいいの?」

    扶桑「……? 何いってるんですか提督? 山城が幸せだったら私が不幸なわけないじゃないですか。おかしなことを言うのね」

    提督「……確かにそのとおりだな。あいかわらず仲いいなお前らは」

    扶桑「当たり前よ。扶桑型は超ド級戦艦だもの。姉妹仲も超ド級よ」

    提督「そうだな。ド肝はよく抜かれるよ」

    扶桑「いやだわ。提督ったら。うふふふふ」

    188 = 173 :

    扶桑「あ、すみません提督。山城と約束がありますのでこの辺で失礼いたします」

    提督「ああ、あんまり相談に乗れなくて悪かったな」

    扶桑「いえいえ、相談というよりも話を聞いてほしかっただけですので」

    提督「……」

    扶桑「どうしました?」

    提督「いや、お前らはほんとに幸せものだなーって」

    扶桑「……ええ。そうでしょう? なんてったって私たちは」

    扶桑「扶桑型戦艦、なんですもの」

    189 = 173 :

    提督「遺産は転がり込まないということをいつ教えるべきか。そもそも一億万円って何だ。お助け料か」

    ↓1 艦娘

    ↓3 相談内容

    190 :

    191 :

    酒保のウオッカが酒飲み勢の手によって速攻で売り切れてしまう

    192 :

    同志ガングートから同志ちっこいのとしか言われないから名前を覚えてほしい

    193 = 173 :

    「やあ司令官。順調かい?」

    提督「最高の滑り出しだよ。着地も満点だ」

    「よくわからないけど、それはよかった。でも珍しいね司令官が相談に乗ってくれるなんて」

    提督「普段は忙しくてなかなかみんなの話は聞けないからな。たまにはこんなのもいいだろ。いや俺が設けたわけじゃないけど」

    「それじゃあ私の相談も聞いてくれるかい?」

    提督「もちろんだよ。なんだい?」

    「最近、ロシアから新しい戦艦娘がきたんだが」

    提督「ああ、ガンちゃんね。あいつがどうかしたの?」

    「実は同志Гангут、失礼。ガングートから同志ちっこいのとしか言われないんだ」

    提督「そういやそうだな」

    「でも私には響という名前がある。出来ることなら名前を覚えてほしいんだ」

    提督「……あー」

    194 = 173 :

    提督「なるほどな。確かにそれは辛いよなあ」

    「……別に辛いというほどでもない。ただなぜか胸の辺りがもやもやするんだ」

    提督「もやもや?」

    「ああ、もやもやだ」

    提督「もやもやかあ」

    「これいったい何なんだろう司令官?」

    提督「……考えられるのは、恋の病とかそっち系だけどなあ」

    「そのほかにも食欲不振、頭痛吐き気のどの痛みなどなど」

    提督「あ、違うわ。それただの風邪だ」

    195 = 173 :

    提督「そうだな。まだ付き合いは浅いが、あいつはどこか武骨というか粗野なところがあるからなあ」

    「……そうなんだ。悪気はないのは分かってはいるんだが」

    提督「……うーん。よし伝えてみるか」

    「は? え?」

    提督「あーもしもし。ガンちゃん? 俺俺。提督だよ。今から司令室これる? いいから来いよ。大事な話があんだよ。おう。ダッシュで来いよ。じゃねー」

    「し、司令官、いったい何を……」

    提督「だからその気持ちを伝えてみろって。それで終わる話じゃないか」

    「で、でも……」

    提督「大丈夫だ。あいつは粗にして野だけど、卑ではないよ。きっとニカッって笑って『そうか。悪かったなあ! 同志響よ! 許せ!』って言ってくれるに違いない。そうだろ?」

    「……そうだね。Спасибо司令官」

    提督「お前も知ってのとおりあいつは意外と優しいやつだぞ。俺だってもう10回は銃殺刑になってるのにいまだに猶予してくれてるもんな」

    「それは良かった。11回目も無事だといいね」

    提督「……? どういう意味だ?」

    「だって私今、風邪引いてるから、同志ガングートに会うわけにはいかないんだ。うつすわけにはいかないからね。だからこれで失礼するよ。またね司令官」ガチャ バタン

    提督「え……?」

    提督「……」

    提督「……」

    提督「どうしよ」

    196 = 173 :

    今日は終わる。二万字超えたしそろそろ終わるかな

    お疲れ様でした

    197 :

    おつ

    198 :

    提督「3日ぶり11回目の『次はないぞ』を頂いた」

    ↓1 艦娘

    ↓3 相談内容

    199 :

    リベッチオ

    200 :

    どんな香りのコロンがいい?


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