元スレリンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 :
352 :
今日の夜投下します
待ってた人はほんとごめん
353 :
1がいるぞ!逃がすな!
355 :
夜に書くって言ったけどやっぱ無理だったよ。
ほんとごめんなさい!
357 :
ちょっと投下します
358 :
きた
359 = 1 :
リンク「んで、スノーヘッドの神殿ってのはどこにあんだ?」
長老「お、おう……ここから北西へずっとだ。だ、だが今神殿に行くのは危険すぎる!」
チャット「なんでよ」
長老「謎の猛吹雪によって押し返されてしまうんじゃ。屈強なゴロン族でさえ吹き飛ばす強風ではいくらお前さんでも……」
リンク「わかった、それだけ分かりゃ十分だ。そんじゃちょっくら行ってくるか!」スタスタ
長老「ちょちょちょ待てい! 話を聴いとったのか!? 谷に落ちれば御陀仏じゃぞ!?」
リンク「大丈夫だって! オラこう見えても結構頑丈だからさ、任しといてくれよ」
チャット「まあ確かに、アンタが谷に落ちたくらいで死ぬとは思えないわね」
リンク「ははは」
長老(こ、こやつらのこの緩さは一体……?)
360 = 358 :
お前寒さで死にかけたことがあっただろ
361 = 1 :
里の入口
リンク「さてと……早く呪いを解いてやんねえとな。こう寒くちゃかなわねえ」
チャット「早く行くわよ! ……って、あれ? なにかしら、これ……」
大きな茶色い羽
チャット「おっきな羽? でも、こんなにサイズの大きい羽を持ったトリなんてタルミナにいたかしら?」
リンク「こいつは……はて……?」
リンク「……!!」
チャット「どしたの?」
リンク「妙な気を感じる……。前に会ったユーレイのおっちゃんと同じ感じだ」
362 = 1 :
ダルマーニ「……もしかして、オラの姿が見えるゴロ?」
リンク「おー、またユーレイに会えるなんてな。しかもダルニアそっくりのゴロンじゃねえか」
チャット「なに? アンタ誰と話してるの?」キョロキョロ
リンク「あれ? チャットおめえ見えてねえのか? まあ確かに心の目を鍛えてねえから仕方ねえっちゃ仕方ねえか」
ダルマーニ「見えてるなら付いてきてほしいゴロ!」スイーーーーッ
リンク「あ、飛んでった……。ユーレイって飛べんのか」
チャット「どこ!? ユーレイどこ!?」
リンク「あっちだ。ちょっと飛んでくぞ」フワッ
363 = 1 :
ゴロンの墓
ダルマーニ「大翼のダンナの言った通りだったゴロ。オラの姿が見えるやつってのはお前だったゴロか」
リンク「そうみてえだな。で、なんでおめえ死んでんだ?」
チャット「ちょっとアンタ! もう少しオブラートに包んで聞きなさいよ! あたしには見えてないけど!」
ダルマーニ「ゴロンの里に悪さをする魔物を懲らしめようとスノーヘッドへ行ったのは良いものの……」
ダルマーニ「谷に落ちて……このザマだゴロ」
ダルマーニ「このまま里が氷漬けになっていくのを見てるだけなんて、死んでも死にきれないゴロ!」
リンク「そっか、おめぇ苦労したんだなあ」
ダルマーニ「そういえば大翼のダンナが言ってたゴロ。アンタ魔法が使えるんだったな? だったらオラを生き返らせてくれ!」
リンク「へ? い、いや流石におっ死んじまったヤツを生き返らせんのはムリかなー? トライフォースもねえし……」
ダルマーニ「だ、だったらせめてオラの報われない魂を癒してほしいゴロ! 頼むゴロー!」
リンク「癒す……あ、そういうことなら任しとけよ」
リンク「このオカリナで吹くトドメの歌ならおめぇの魂を癒せるかもしんねえぞ」
ダルマーニ「物騒な歌ゴロ」
364 = 1 :
リンク「んじゃ、いくぞ……」つオカリナ
♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~
『いやしの歌を吹いた!』
ダルマーニ「お、おお…… これは……」
――――ダルマーニ!
――――ダルマーニ!!
――――ダルマのにいちゃーん!
――――勇者ダルマーニばんざい!!
ダルマーニ「想いが溢れてくるゴロ……」
ダルマーニ「レースで優勝したときもこうだったゴロ……懐かしいゴロ……」スーーーー
カランッ
チャット「これは……!」
オラの魂を癒してくれてありがとうゴロ。おめぇにオラの力を貸してやるゴロ
『ゴロンの仮面を手にいれた!』きんのごまだれー!
後は任せたゴロ、ゴロンの里を頼んだゴロ……
365 = 1 :
チャット「アンタ、魂を癒してあげたのね。この仮面からスゴい力を感じるわ」
リンク「ああ、デクナッツの仮面と似たような気を感じるぞ。もしかしたら……」カチッ
リンク「……ハァアアアーーーーーーーーッッッ!!!」ゴォオオオ!!!!
ゴロリンク「ふいー、ずいぶんとまあゴツくなったな」ゴゴゴゴ
チャット「スゴいド迫力……。ね、ねえ、触っても大丈夫?」
ゴロリンク「ん? いいぞ、ほれ」タクマシイジョウワンニトウキン
チャット「わー固ーい。岩みたいな筋肉……!」
ゴロリンク「パワーは十分みてぇだな……フン!」ゴロンパンチ!!
ドッッガァアアアアアアン!!!
ゴロリンク「うし! そんじゃそろそろ神殿へ行くか!!」
366 = 1 :
スノーヘッド
ビュオオオオオオオオオ!!!
チャット「うわ……!? す、スゴい吹雪……! これじゃ前に進めないわ!」
ゴロリンク「……妙だな、吹雪にしちゃ間隔が一定過ぎるぞ。もしかして……」キッ
大ゴロン「ビュオオオオオオオオオ!!!」
ゴロリンク「そういう仕掛けか! だったら話は早ええな!」バッ
チャット「何が見えたの?」
ゴロリンク「でけえゴロンが邪魔してるんだ! ちょっと痛ぇけど悪く思うなよ!」
ゴロリンク「ずあっっっっ!!!!!」カッ!!!!!
ドオオオオオオオオッッッ!!!!
大ゴロン「ぼえええっっ!?」
ヒューーーーーーン………ズズン
チャット「大丈夫かしら?」
ゴロリンク「気合い砲で吹っ飛ばしただけだからたぶん大丈夫な筈だ。あれだけデカけりゃ頑丈だしな」
ゴロリンク「よし、神殿に乗り込むぞ!」ドスドスドス
ゴロリンク「……やっぱちょっと重てぇなこの体」ドスドスドス
367 = 1 :
次回予告
オッス! オラ リンク!
ゴロンの体は今までの倍以上のパワーが使えるみてぇだな。でもスピードが殺されちまうのが難点ってとこか? でも人間じゃできねえ動きが出来て結構楽しいぞ!
次回、トライフォースZ Sparking!
氷の暴れ牛!? 仮面機械獣ゴート!
見てくれよな!
368 = 1 :
たいへんお待たせしましたがなんとか投下できました。これからちょくちょく投下していきたいと思います。
369 = 358 :
ムキンクスか
370 :
久しぶり乙
ゴートも瞬殺される予感
371 :
おつ
ゴロンのララバイの気が消えた……
373 :
エタってくれるなよ…
374 :
今日の悟空すごかったな
375 :
未完成の極意兆し
377 :
ノーテン ピーカン アタマ サエテ
ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ
セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール
we gotta power!
トライフォース……Z!!
雪山に着いたリンクたちは寒さに苦しむゴロン族を目の当たりにする。原因であるスノーヘッドの神殿に赴く途中、無念の内に死んだゴロンの勇者ダルマーニの霊をいやし、ゴロンの仮面を手にいれるのだった……
氷の暴れ牛!? 仮面機械獣ゴート!
378 = 1 :
スノーヘッドの神殿
メキゴシャア!!!
ウィズローブ(青)「ぺぽぅ!?」メリメリ
ウィズローブ「ぎゃああああああ!?」キーン……ドォオン
ゴロリンク「……」プシュウウウ
チャット「すげ……」
ウィズローブ「な、な、な、何故だ!? どうして私の分身殺法が通用しないのだ!?」
ゴロリンク「そりゃおめぇ分身しても気がバラけてねぇから丸分かりだぞ。ちゃんと分身体まで気を持たせねぇと」
ウィズローブ「なにい!?」
ゴロリンク「分身ってのはこうやるんだ。ほれ」ヴ……ーーーーン……
ウィズローブ「げっ!?」
チャット「そ、そんなあっさりと……!」
ゴロリンク「んで、あくまで囮に使ってこうやって後ろに回り込むんだ」シュン!!!
ウィズローブ「はや……」
ゴロリンク「フン!!!」ドゴァ!!!
ウィズローブ「ブルァアアアアアアア!?」チュドーン
379 = 1 :
ゴロリンク「ふい~! この重てぇ体にもだいぶ慣れてきたなぁ。パワーだけならすげぇんだけどな」ドスドスドス
チャット「ア、アンタ見かけによらず多彩よね。魔法つかいより魔法つかいっぽいわよ」
ゴロリンク「へへへ、こう見えても色んなやつのところで修業したからな」ドスドスドス
チャット「……」
チャット(いや、こいつのスゴい所はその魔法の力を普段通り冷静に使ってる所なんだ……。月が落ちるって分かった時もすぐにスタルキッドの魔法だって気付いたし、こういう実戦だと滅法強いわね)
ゴロリンク「えっきし!! ぶるる……!」ズズ
チャット「……いつもはこんなマヌケっぽいのに」
ゴロリンク「なんだ?」タラー
チャット「なんでもないわよ。ハナたれてるわよ!」
380 = 1 :
2階 中央の柱
チャット「行き止まり……? でも、道は無効まで続いてるわよ?」
ゴロリンク「この壁……いや、こいつは柱か? ちょっと押してみるぞ」ググ
ゴロリンク「フン!!」ゴゴゴゴ
チャット「う、動いた!?」
ゴロリンク「思った通りだ。だったら……!!」ゴォオオオオオオッッ
ゴロリンク「だりゃっ!!」バゴーン
チャット「はー、柱の一部が吹っ飛んで……道が出来た!?」
ゴロリンク「どうやらこうしねぇと前に進めねえみてぇだな。なかなか面倒だぞ」
ゴロリンク「んじゃ、上に行くか」フワッ
チャット「」ガクッ
チャット「前に進むんじゃないんかい!?」
ゴロリンク「ん? 上から飛んでった方が早ぇえじゃねえか?」
チャット「こ、コイツ……」
381 = 1 :
最上階
チャット「ここが一番上みたいね……! 何があるかわからないから気をつけて……って」
ゴート「」カチーン
チャット「なによこれ」
ゴロリンク「ひゃ~でっけぇウシだな~! ステーキなん皿作れっかな?」
チャット「そういう問題じゃないでしょ……コイツ、ボスじゃないの? このままちゃっちゃとぶっ壊しちゃいなさいよ」
ゴロリンク「へ? で、でもよ、まだ戦ってもいねぇのに倒しちまうのはちょっと……」
チャット「んな呑気な事言っとる場合か!? 倒せる時にぱーっと倒しちゃった方がいいの! 全く筋金入りの戦闘脳ね!!」がああ
ゴロリンク「わ、わかったって……」
ゴロリンク「おめぇ、悪く思うんじゃねぇぞ」ギュイィイイイイン……
ゴロリンク「波ッッ!!」ポーヒー!!!
ズドォオオオオオン!!
ゴロリンク「ふー、呆気なかったな……!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ
382 = 1 :
ブモォオオオオオオオ!!!
チャット「きゃっ!?」
ゴロリンク「へー! オラの攻撃を受けて耐えられるなんておめぇやるじゃねえか!!」
仮面機械獣 ゴート
デンッデン デンデンデンデン デーン
デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン
383 = 1 :
ゴート「ブモォオオオオオオオ!!!」ズドドドドド
ゴロリンク「あれ、おめぇ何処行くんだ? おーいオラはこっちだぞ~!」
ゴート「ブモモモォオオオオオオオ!!!」
チャット「なによアイツ……壊れてんじゃないの?」
ゴート「」ピタッ
チャット「あれ、止まった」
ゴート「ブモ!!!」バチバチバチ
チャット「ま、まさか……」
ゴート「ボオオオオオオオオオ!!!!」ズァオオオッ!!!!
チャット「きゃああああああ!?」
ズドォオオオオオ!!!!!
チャット「う、あ、あれ? 生きてる……」
ゴロリンク「よう、だいじょうぶか?」シュウウウウウウウ……
チャット「ア、アンタ……あれを素手で受け止めたの?」
ゴロリンク「ん? そうだけどどうかしたか?」
チャット「い、いや……」
ゴロリンク「ちょっと下がってろよ。ハデに暴れるからな。……さーて、どうやっかな……」コキッカキッ
384 = 1 :
ダルマーニ(ゴロンの戦い方を見せてやれゴロ……)
ゴロリンク「ん! ……そっか、だったら……」
ゴロン
チャット「丸まった?」
ギュォオオオオオオオオオオ……!!!!!
チャット「ど、どんどん回転が増していって……これは!」
ゴロリンク「よーい!」ジャキィイイン!!!!
ゴート「ブモ……!?」
ゴロリンク「どん!!!」
ギャオッッッ!!!!!
385 = 1 :
ズガァアアアアアアアアアア!!!!!!
ゴート「ボフッッッッ!?」
ゴロリンク「うぉおおお……!!!!」ギャリギャリギャリ!!!!!!
チャット「と、トゲで削ってる……えげつな……」
ギュルン!!
ゴロリンク「ハァァアアッッッ!!!!!!」バキィイイイイン!!!
ゴート「ブモ!!」バチバチバチ
チャット「浮いた!? ダ、ダメ! 狙い撃ちにされるわ!」
ゴロリンク「」ピタッ
チャット「!?」
ゴート「!?」
ゴロリンク「」ゴゴゴゴゴゴゴゴ……
チャット「空中で止まっ……」
ゴロリンク「ゴロンプレス!!!!!!」ズォアッッッ
ズドォオオオオオン!!!!!!
ゴート「ブギャアアアッッ!?」
386 = 1 :
クルルルルルルルル………シュタッ!
ゴロリンク「よーし、いい感じだ!」ブンブン
ゴート「ブ、モ、オオオオ」バチバチバチ
ゴロリンク「ん? なんだ?」
ゴート「ブギイイイイイイイイイイ!!!!!」ズドドドドドドドドドドド!!!!!!
チャット「こ、壊れたの!? 今までよりずっと速い!」
ドガアアアアアアアア!!!!!!
ゴロリンク「むおっっ!? く、うううっ!」ゴォオオオオオオッッ
ドッギャアアアアアアアアン!!!!!
チャット「きゃああああああ!? か、壁に……!!!」
ゴート「ブォオオオオオオオ!!! ……オオ!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
チャット「な、なに……? 地震?」
「ハァアアアアアアアアアア……!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
387 = 1 :
カッッッッ!!!!!
ゴロリンク「ハァアアッッッ!!!!!」ズォアアアッッッ!!!!
ゴート「ブモ!?」
チャット「出た! スーパーサイヤ人!!!」
超ゴロリンク「………」ブ………ウゥウウン……
ゴート「ブオ……!!!!」グググ
ゴート「……!!!!????…………ブ、オオオオ……!!!!」ググッグググ……!!!!
超ゴロリンク「今度はこっちの番だ」
ゴート「!?」
388 = 1 :
超ゴロリンク「りゃッッッ!!!!!!」ググッ
ゴート「ブ、オオオオ……!?」ググググググ
ズ、ズズズズズズ……
チャット「ウソ……あの巨体が浮いてる……!?」
超ゴロリンク「ハァアア……!!!! ……だりゃあああああああああああああ!!!!!!」ポーイ
ゴート「ブオオオオオオ!?」ドッギャアアアアアアアアン!!!!
超ゴロリンク「排球拳行くわよーーーーーーッッッ!!!!!」カッ
チャット「な、なに……?」
超ゴロリンク「ハァアアアアアアアアアアイ!!!!!」ドギャオオオオオオオッッッッ
超ゴロリンク「ワン!」ドギャン!
ゴート「ブモッッッ!」
超ゴロリンク「ツー!!」ドギャ
ゴート「ボッ……」フワッ
超ゴロリンク「アターーーーーーッッッック!!!!!!」グワッッ
超ゴロンパンチ!!!!!
ドッギャアアアアアアアアン!!!!!!!
ゴート「ギャアアアアアアァァァァァァァ…………………!!!!!!」キーン……ドッゴォオオン
デーン デーン
デッデッデーン デーン
デーンデーン
389 = 1 :
チャット「ス、スゲー……なんだかわからないけどスゲー……」
ゴロリンク「……ふぅうっ!! これで充分だろ?」
ダルマーニ(おう……満足だゴロ……)
ダルマーニの無念をゴロン流の技の応酬で晴らしたリンク。これで神殿の呪いは解かれたのだろうか……?
390 :
天さん交じってんぞww
391 = 1 :
次回予告
オッス! オラ リンク!
雪山を後にしたオラたちは今度は海に行ったんだけど、そこには死にかけのゾーラ族が浮いてたんだ! なに? カイゾクに負けたって? カイゾクってのがなんだかわからねぇけどちょっと許せねぇな!
次回、トライフォースZ Sparking!
海辺の天才ギタリスト ミカウ!
見てくれよな!
392 = 1 :
オッス オラ 作者!
今日はまだ続きます。
夕方頃もいっぽん投下の予定
393 :
舞ってた
394 = 1 :
ノーテン ピーカン アタマ サエテ
ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ
セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール
we gotta power!
トライフォース……Z!!
スノーヘッドの神殿に乗り込んだリンクたちは神殿のボス、ゴートを倒した。これで雪山の呪いが解ければいいのだが……?
海辺の天才ギタリスト ミカウ!
395 = 1 :
雪山
ピュオオオオ
ゴロン「さ、さみーゴロ……。このままじゃ死んじゃうゴロ……」ブルブル
ゴロン「」カチーン
オオ……
ゴロン「あれ?」
ゴロン「……」シュォオオオオ
ゴロン「んあ? オラはいったい……」
ゴロン「あ、おめぇ氷が溶けたゴロ!? よかったゴロ!」
--
リンク「ようやく春が戻ったみてぇだな。よかったよかった!」
チャット「これでこの地方の呪いも解けたし、後は二つね! ……それにしても」
--
巨人『ヴォー……ヴォヴォー』
チャット『守る者? じゃあ、アンタたち守護神なの?』
巨人『…………』
チャット『ねえちょっと、聞いてる? ねえちょっと……』
--
チャット「どうもアイツらはタルミナの守護神らしいわね! 神殿に住んでたのも元々はアイツらだったんじゃないの?」
リンク「そのわりにゃサイズが合ってねぇなあ」
396 = 1 :
チャット「守護神ってことは、残りの二人を助ければスタルキッドに対抗できるはずよ! これで目的がハッキリしたわね!」
リンク「うへえ……あの変な顔が後二人もいるんか……。あんまり会いたくねえなあ」
リンク「んで、次は海ってのに行くんだったな? オラ海ははじめて行くから今から楽しみだぞ」
チャット「そうねー、私も久しぶりだからちょっとワクワクしてきたわ。でも日焼けがしんぱいね……」
リンク「おめぇ妖精なのに日焼けするんか? 変わってるなあ」
チャット「なによ! 私だってオンナノコなんだからそういうのを気にするの!」
リンク「よくわからねえけど、日焼けがイヤならオラのボウシの中に入ってろよ。ナビィもよく入ってたしな」
チャット「……入っていいの?」
リンク「いいぞ。ほれ」
チャット「……」シュイイン
チャット「スゴい癖っ毛! たまには手入れしたら?」
リンク「ハハハ、よく言われるなそれ!」
397 = 1 :
海岸
リンク「うひゃー! これが海かー! ほんとにでっけぇ水溜まりじゃねえか!」
チャット「もう、田舎者丸出しね。いちいち驚かないの!」
チャット「……でも、やっぱりおかしいわ。沖の方があんなに霧が出て……。呪いの影響かしら?」
リンク「うーん、沼と山みてぇにイヤな気が立ち込めてんな。ってことはどっかの神殿から出て来てるってことだけどよ……」
チャット「神殿の場所がサッパリわからないからねぇ……どうしよっか」
リンク「そうだな。……ん? なんだありゃ」
ミカウ「」プカー
リンク「いけねえ、ありゃドラ○もんだ! 早く助けねえと!」
チャット「ドザエモンでしょ!」
398 = 1 :
リンク「おい、おめぇだいじょうぶか!? しっかりしろ!」フワー
ミカウ「ぐふっ、ひ、人が空を飛んでる……いよいよ幻覚が見えてきやがったか……ごふっ」
チャット「早く岸まで運んであげましょ!」
リンク「おう。ちょっと手荒に扱うけど悪く思うんじゃねぇぞ」ガシ
ミカウ「うおお……オレ、空を飛んでる……」
--
チャット「思ったより深い傷ね……」
リンク「こりゃちょっとダメかもしれねえな……」
ミカウ「い、いいんだ……手遅れなのはわかってる……。そ、それよりオレの最後のメッセージを聴いてくれないか……?」
チャット「メッセージ?」
ミカウ「オレはゾーラバンドのギタリスト、ミカウ。これでも十年に一人の天才と謳われた男だ……」スック
リンク「おい、おめぇあんまり動くなよ」
ミカウ「ワン トゥー スリー!」ジャン!
リンク「!?」
チャット「!?」
oh ベイベェー聞いておくれ もうすぐ ごきげんなカーニバル みんな俺たち待っている
だけど ボーカルのあの娘は変なタマゴを産んで声をなくしちまったのさ~
oh oh近頃グレートベイで何かが何かが起きている~(そうなの?)
ohベイベェー 聞いておくれ そしてあの娘のタマゴはみんな海賊ゲルドに盗まれた
すぐにオレは岬を飛び出し 海賊ゲルドを追いかけたが のされちまって このザマさ~
oh ohベイベェー このままくたばっちゃ 死んでも死んでも死にきれね~(そりゃそうだ!)
誰かあの娘のタマゴを取り戻しておくれ~
誰かオレの魂を癒しておくれ……
ミカウ「ゴパァッッ!? あ、ありがと~……!」ブッシャー
ドサ
リンク「お、おい」ユサユサ
ミカウ「」チーン
チャット「死んでる……」
399 = 1 :
リンク「な、なあ、コイツムチャしなきゃ助かったんじゃねぇか?」
チャット「わ、私に聞かないでよ……。それより、海賊なんてのがいるなんてね……ゾーラのタマゴなんて盗んでどうするつもりなのかしら?」
リンク「食うんじゃねぇのか? オラ イクラ丼なら何杯でもいけるぞ!」
チャット「そりゃアンタだけよ! ほら、早くその人のお墓作ってあげなさいよ。さすがに野晒しはヒドイでしょ?」
リンク「それもそうだな。んじゃ、コイツは餞別だ」
♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~
『いやしの歌を吹いた!』
--
ミカウ……もうコンサート始まるよ
おう、もうそんな時間か? それじゃ張り切って弾いてこうか……ってあれ? ルル、声が出るようになったのか
何言ってるの? 私はボーカルだから声が出なきゃおかしいでしょ?
そ、そりゃそうか……ありゃ夢だったのかな。君がタマゴを産んで、急に声が出なくなって……そんな夢を見たんだ
タマゴ? ねぇ、そのタマゴって私たちの……
あー、ちょっと早かったかな? うん……なあルル、このコンサートが成功したら、オレと……
……いいよ、私スゴくうれしい。だったら必ずコンサート成功させなきゃね
そうだな。じゃ、行くか
うん……
400 = 1 :
ミカウ『……ボーヤ……最期にいい夢……見させてもらったよ……』
オレの歌を墓に刻んでくれ……あの娘の事……たのんだぜ……
カランッ
『ゾーラの仮面を手にいれた!』きんのごまだれー!
チャット「新しい仮面……。もしかしなくてもこれを着けたら……」
リンク「こりゃ神殿探す前にやることができちまったなー。そういやルトもオラのタマゴ産んでたから他人事じゃねぇぞ……」
チャット「へ?」
リンク「はええとこタマゴをカイゾクっちゅーのから取り戻さねぇとな」
チャット(……コイツ、もしかして既婚者?)
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