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    元スレリンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」

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    101 = 1 :

    強盗「まさかこうも簡単に引っ掛かるとは思わなかったぜ」

    追い剥ぎ「ガキが一人旅なんて襲って下さいって言ってるようなもんだしな」

    ならず者「しかも馬に剣に盾まで持ってるぞ、こりゃ売ればかなりの儲けだ」

    旅人「と言うわけで、痛い目に遭いたくなかったら言うことを聞けよな? ん?」

    リンク「なんだおめぇら、追い剥ぎっちゅうやつらだったんか? 悪いけどオラおめぇらにやる物なんて持ってねぇぞ」

    強盗「んだとこのガキ! 人が優しくお願いしてやってると思ったら嘗めやがって!!」

    リンク「頼まれなくてもそんな顔舐めたくねぇぞ」

    ならず者「とぼけたガキだな……この状況がわかってるのか?」

    旅人「構わねえやっちまえ!」

    102 = 1 :

    リンク「一応いっとくけどやめといた方がいいぞ。オラ手加減はちょっとニガテだからな!」

    強盗「ざけんなクソガキ!」ぐわっ

    追い剥ぎ「死にさらせぇえええ!!」

    リンク「しょうがねぇな……。エポナ、ちょっと待ってろよな」

    エポナ「ブルルッ!」

    強盗「うらぁっ!!」ブンッ

    リンク「」ニヤ


    シュン!!


    ならず者「何!? 消え……」

    リンク「こっちだよ!」

    ならず者「へ? っっっぼう!?」

    バキィイイン!!

    キーン……ドォオオン

    強盗「な、なんだ!?」

    追い剥ぎ「消えてまた出てきやがった!?」

    リンク「あらら……やっぱ少しやりすぎちまったかな? あんなに飛んじまったぞ」

    103 :

    バカなことやってねぇで働け!

    104 = 1 :

    旅人「気をつけろ! こいつただのガキじゃねぇぞ!」

    強盗「そのようだな。……まさかガキ相手に光モン抜くとは思わなかったぜ」スラリ

    追い剥ぎ「もう後悔しても遅いぞ!」スラリ

    リンク「おっちゃんたちまだやんの? やめといた方がいいって言ったんだけどなぁ」

    リンク「……んじゃ、ちょっくら相手になってやっか! 最近運動不足だったしな!」

    強盗「うるせえええええ!!」

    追い剥ぎ「くたばりやがれえええええ!!」

    パシッパシッ

    強追「「!!!???」」

    リンク「ダメだぞそんな振りじゃ、全然腰が入ってねぇ」

    強盗「な、なんだこりゃ……?!」

    追い剥ぎ(ビクともしねぇ!!)

    105 = 1 :

    リンク「ほい」

    バギッ

    強盗「お、折れたぁ!?」

    リンク「どうする? まだやんのか?」

    追い剥ぎ「ぐぬぬぬぬ」

    旅人「そこまでだクソガキ!!」つ弓矢

    リンク「ん?」

    旅人「この至近距離では避けられまい! 死ねぇ!!」バシュッ!!


    パシッ


    旅人「はい?」

    リンク「返すぞ……って返しちまったら死んじまうか。これ、どうしよっかな?」つ矢

    旅人「バ、バケモンか……?!」

    リンク「おめぇ失礼だな! オラ宇宙人だけどバケモンじゃねぇぞ!」すっ

    リンク「はっ!!」ボウッ


    ドオゥン!!


    旅人「ぼえ!?」
    追い剥ぎ「ぽう!?」
    強盗「ぶらっ!?」

    キーン……ドォオオン


    リンク「あ、そっか。気合い砲使えばいいんだったな」

    106 = 1 :

    ハイラル軍駐留所


    兵士長「いやーまさか最近ここらを荒らし回ってる盗賊を捕まえてくれたのがこんなチビッコだとはな!」

    リンク「がつがつがつ!! んーうめぇ! おじちゃんお代わり!」

    兵士「すげぇ食いっぷりだな」
    兵士「もう十杯は食ってるぞ」

    兵士長「最近は平和になってきたせいか悪事を働くものが増えてきてな……。まじめに働くようになったゲルドを見習ってほしいものだ」

    リンク「オラ働いてねえけふぉわりいことはしてねえふぉ」もがもが

    兵士長「わはは、おぬしほど強ければ自然でも真っ当に生きていけるだようよ。それよりこれから何処へ行くんだ?」

    リンク「ん、オラ樹海に行こうと思ってんだ」

    兵士長「何、樹海だと?」

    107 = 1 :


    兵士長「まさか、この先にある樹海か? あそこはやめとけ、一度入ったら二度と出てこられなくなるぞ」

    リンク「いや、それくらいじゃねぇと多分修業になんねえからな。少しでも自分を追い込みてぇ」

    兵士長(……こいつ……さっきと空気が違う。修業のなんたるかを知っているのか? 何度も死線を潜って来たような風格がある。まだこんなにちっこいのに……)

    兵士長「……うーむ気に入った! おい、もっとくってけ、飯を食わないと力がでないぞ!」

    リンク「ほんとか! ありがとなおっちゃん!」ガツガツ

    --

    練兵所



    兵士「ボウズ、珍しい剣だな? 銘は何て言うんだ?」

    リンク「これか? コキリの剣っつってミドから貰ったんだ。ちっと軽いけど使いやすいぞ」

    108 = 1 :

    数ヵ月前 コキリの森


    リンク「そういうわけだからさ、オラまたちょっと旅に行ってくる。しばらくは帰ってこねぇからな」

    ミド「は、はあ!? おまえ今度はどこに行くんだよ!」

    リンク「さあ……? どうしよっかな? できればつええ奴が居るとこがいいんだけどな」

    ミド「考え直せバカ! おまえがいない間誰がサリアの相手するんだ!?」

    リンク「へ? なんでサリアが出てくるんだ?」

    ミド「お、おまえなー! ……ああ、もう! ちょっと待ってろよ!」ダダダ

    リンク「?」

    ミド「ほら、これ持ってけ!」


    『コキリの剣を手にいれた!』ごーまーだーれー!


    ミド「いいか! その修業ってのが終わったらそれを返しにこい! ……それまで帰ってくんなよ」

    リンク「お、いいのか? サンキューミド!」

    ミド「は、早くいっちまえ! サリアが来る前に」


    がちゃん!


    ミド「!」
    リンク「あ」








    サリア「また……いっちゃうのね……」ハイライトナシ

    109 = 1 :

    ミド「サ、サリア? なんでここに」

    サリア「リンクが帰って来たって聞いたからお菓子とお茶持ってきたの……」

    サリア「でも……そっか……リンク、またあたしを置いていっちゃうのね……」

    リンク「おう、今度はいつ来るかわかんねえけど修業が終わったらちゃんと帰って来るからな!」

    サリア「……ふふ、ふふふふふふふふ♪ うん、あたし、ずっと待ってるからね♪」

    リンク「そっか、じゃあな二人とも、元気でいろよな!」ボッ

    ズヒューーーーン!!

    110 = 1 :

    サリア「……」

    ミド「サ、サリア?」

    サリア「また牧場の子の所にいくのかなあ? それとも、村のお姉さんの……」ブツブツ

    ミド「」ガタガタガタ

    サリア「リンク、がんばってね♪ あたしはずーーーーーーーーーーーっと待ってるからね……♪」

    ミド「モ,モウダメダ……オシマイダ……」

    111 = 1 :

    リンク「ってことがあったんだ」

    兵士「お、おう、そうか」
    兵士「難儀だな……おまえのガールフレンド」

    リンク「んじゃ、オラそろそろ行くから! じゃあなおっちゃんたち!」

    兵士「おーう、頑張れよボウズ」
    兵士「死ぬんじゃねーぞー」


    --


    樹海


    リンク「霧が深くなってきたな……迷いの森とはちっと違う感じだ」

    エポナ「ヒヒン」

    リンク「だいじょうぶだ、近くに魔物の気配はねぇぞ」ヨシヨシ

    リンク「……ん?」


    リンク(気が3つ……け、けどなんだ? 1つすげぇイヤな気を感じるぞ……?)

    112 = 1 :

    「いたわよ! 間抜けそうな顔!」

    「ね、ねぇちゃん……ぼくこわいよ……」

    「だいじょうぶよ! ほんとあんたって臆病ねえ……」


    チャット「ほら、いくわよ!」シュイイイン
    レイ「う、うん」シュイイイン


    エポナ「?」クルリ

    チャット「わあっ!!」
    レイ「わ、わあっ……!」

    エポナ「……」

    チャット「……」

    レイ「……」

    113 = 1 :

    レイ「ね、ねぇちゃん……こいつ、全然驚かないよ?」

    チャット「な、なんでよ……。こら、バカ馬! 少しは驚きなさい!」バシバシ

    エポナ「ブルッ!!#」

    バシッ!!

    チャット「きゃん!?」

    レイ「ねぇちゃーーーーん!?」

    リンク「なにやってんだおめぇら?」

    114 = 1 :

    レイ「あ、ああああ」

    リンク「3つのうちの2つはおめぇらか。ここにも妖精がいるんだなあ」

    チャット「あばば……! こ、このウマ、見かけによらず強い……」

    リンク「エポナはオラと一緒に修業してっからな。そこらの魔物じゃ相手になんねぇ」


    ヒヒ、それじゃ俺が相手になってやるよ


    エポナ「!!」ビクッ

    リンク「……でやがったな、イヤな方の気!!」



    スタルキッド「ヒヒヒヒヒッ!!」


    115 = 1 :

    チャット「スタルキッド! こいつ、生意気よ!」

    リンク(こいつがイヤな気の正体か……。ま、待てよ? あのお面、どっかで見たような……?)

    スタルキッド「ヒヒ、おまえ、見ない顔だな? どこから……」

    スタルキッド「……あ」

    リンク「なんだ?」

    スタルキッド「……ふん、まあいいか。それよりおまえ、少し強いからっていい気になんなよ」

    リンク「オラ別にいい気になんかなってねぇぞ」

    スタルキッド「そういうのがムカつくんだよ! そらっ!!」

    ヴイイイイイイイン……

    リンク「!? な、なんだこりゃ、体が動かねえ!」

    スタルキッド「ヒヒヒ、そうだ、どんだけ強くてもオイラには敵いっこないのさ」

    スタルキッド「さてと……おまえ、なんかいいもん持ってそうだよな」ごそごそ

    スタルキッド「……おっ! これなんかいいな!」

    リンク「あ! それは……!」


    『時のオカリナを奪われた!』

    116 = 1 :

    レイ「キッ……キレイなオカリナ……ねぇ、スタルキッド……ぼくにも……さわらせて」

    チャット「あんたはダメよトレイル! 落として怪我でもしたらどうするの。あぶないからさわっちゃダメ!」

    レイ「だ、だけどねぇちゃん……」

    スタルキッド「ヒヒヒヒヒ! いいなコレ、気に入ったぜ」ピーピピー……♪

    リンク「このっ……! おめぇら、それをかえせっ!」ぐぐぐ

    スタルキッド「ヒヒヒ、ムダムダ。ついでにこのウマももらってやるよ。ほら、こっち見な」

    ヴイイイイイイイン……

    エポナ「……」トローン

    リンク「エポナ!?」

    スタルキッド「よーしおまえら、戻るぞー」パカポコ

    チャット「うん、ほら、さっさと行くわよトレイル!」

    レイ「ま、待ってよ……」

    117 = 1 :

    リンク「ぐぎぎぎ!? な、なんだこのヤバイ魔力は!? す、すげえパワーだ……!」

    リンク(こうなったら気を一点に集中して……!)

    リンク「……ハァアアアアアアア……!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


    リンク「ずあっ!!」カッ


    ドオオオオオオオオ!!


    リンク「ふうっ! あぶねーあぶねー! 動けねえまま死ぬところだった!」

    リンク「……さて、あいつらの気は……こっちか!」ボッ

    ズヒューーーーン!!

    118 :

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1473167709/

    119 = 1 :

    スタルキッド「……!」

    チャット「どうしたの? スタルキッド」

    スタルキッド「ちっ、あいつってばけっこうやるみたいだな……おい、飛ばすぞ!」パシッ

    エポナ「ヒヒン!!」


    --


    キーーーーーン


    リンク「そう遠くには行ってねぇはずだが……」

    リンク「……あ! 見つけたぞ! こらーおめぇら、オカリナとエポナ返せ!」

    チャット「わっわっ!? あいつ、飛んでる!?」

    レイ「ね、ねぇちゃん、待って……」

    リンク「このっ!!」がしっ

    スタルキッド「うわっ! しつこいやつだなおまえ!!」

    リンク「この……! ……!!」

    リンク(エポナの気が乱されてる……魔法か何かで操ってんのか?)

    リンク「エポナ、正気に戻れ! ……はっ!!」ズオッ


    エポナ「……!」
    エポナ「ヒヒーン!!」


    スタルキッド「ちぇっ、つまんねーの! もう元に戻しやがった」





    120 = 1 :

    リンク「よし、エポナ! そのまま止まって……」

    スタルキッド「いつまで引っ付いてンだ! 落ちろ!」ゲシッ

    リンク「うわっ……!!?」ドサッ

    スタルキッド「バーカ! ……ってお、おい! こら!? 暴れんなバカ馬!!」

    エポナ「ヒヒーン!!」


    --


    リンク「あ、あだだ……! あのやろーけっこういい蹴りやんじゃねぇか……」

    リンク「でも、エポナはけっこうなじゃじゃ馬だかんな。一度火が着いたらとまんねぇぞ……大丈夫かなあいつら?」

    121 = 1 :

    洞窟

    リンク「ここか……!?」

    リンク(なんだ、この不思議な感覚は……? こ、こんな気はオラ初めてだ)


    リンク「……へへ、なんだかわからねぇけど久しぶりにワクワクしてきやがった……! よし、行くか!」


    --


    チャット「あいつ、まだあきらめてなかったの?」

    レイ「うう、し、しつこい」

    リンク「見つけたぞ! エポナを何処へやった!?」

    スタルキッド「ああ、あのバカ馬か? ちっとも言うこと聞かないから捨てといてやったよ。ヒヒッ」

    リンク「なんだと!!」

    スタルキッド「……なんだ、その顔は?」

    スタルキッド「せっかく遊んでやろうと思ったのに……」

    スタルキッド「今のオイラに勝てると思っているのか? マヌケめ!」


    カタカタカタカタカタカタカタ!!


    リンク「ま、またこのイヤな気……!!」

    リンク「う、うぐぐ……!」

    122 = 1 :

    ワシャワシャワシャワシャ……


    な、なんだこりゃ……? オラ、何を見てるんだ?


    ヤメテ コロサナイデ


    誰かの声……?
    く、くるしい、息がつまる……!!


    タスケテ オトウサン タスケテ


    う、うわあああああああああ………………


    シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ シニタクナイ
    シニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイシニタクナイ


    ダレカ タスケテ


    123 = 1 :

    リンク?「う、うううう……」

    スタルキッド「ヒヒッ! なかなかユニークな姿だ!」

    リンク?「うう……!? こ、こりゃ一体……」ペタペタ

    スタルキッド「水面を見てみなー」



    デクナッツリンク「……ぎゃあああああああ!? な、なんじゃこりゃあああ!?」


    スタルキッド「おまえはその姿でずーっとここにいろ!!」スーーーッ

    デクリンク「あ、こらまて!! オラを元に戻せ!!」バッ


    ビターン!!


    デクリンク「へぶっ」

    デクリンク(飛べねえ!?)


    124 = 1 :

    チャット「あはは、なによそのカッコ! みっともないわね!」

    デクリンク「き、気が上手く使えねえぞ!? どうなってやがるんだ……!?」

    チャット「この! この! さっきはよくも怖がらせてくれたわね! このっ!」

    デクリンク「おめぇちょっとしつけぇぞ」ペシッ

    チャット「へぷっ」キーン……ドォオン……

    レイ「ねぇちゃん!! 早くこっちに!」

    チャット「あ、あばば……!? って待ってよスタルキッド! 私がまだいるのにー!」


    ズズン……


    チャット「あーーーーー!?」

    125 = 1 :

    チャット「あ、ああ……そんな、スタルキッド! トレイルー! おいてかないでー!!」

    チャット「……ちょっと! アンタの相手してたら弟とはぐれちゃったじゃないの! どうしてくれるのよ!」

    デクリンク「はー、まさかデクナッツになっちまうなんてなー。体が木みてぇに固ぇや」コンコン

    チャット「ちょっと! 話聞いてンの!?」

    デクリンク「なんだおめぇ、まだいたんか?」

    チャット「きーーーーーっっ!! なんでそんなにポケーっとしてられるのよ!!」ポカポカ

    デクリンク「ははは、くすぐってぇぞおめぇ」

    チャット「こ、こいつ……。ま、まあいいわ! それよりあの扉、どうにかして開けなさいよ!」

    チャット「かよわい女の子がたのんでるのよ! 早くしてよ!」

    デクリンク「ん? なんだおめぇ女だったのか」すっ

    チャット「な、なによ」


    126 = 1 :

    ぱんぱん


    チャット「!?」

    デクリンク「うーん、やっぱ妖精じゃわかんねぇや。ま、いっか! 女が困ってたら助けてやれってサリアやナビィが言ってたもんな!」

    チャット「こ、ここここここここ」

    デクリンク「なんだ? コッコの真似か?」



    チャット「こここここここここのヘンタイ! 死ね!! 女の敵ーーーーーーっっっ!!!」ペチペチ

    デクリンク「わっわっ! なんだおめぇ、ナビィみたいなこと言うなぁ?」




    謎の仮面の少年、スタルキッドによってリンクはなんとデクナッツにされてしまった!!
    一体これからどうなるのだろうか……!?





    127 = 1 :

    次回予告


    オッス! オラ リンク!


    デクナッツになったのは驚いたけど、まあなっちまったもんはしょうがねぇよな

    スタルキッドを追って着いた先はオラの知らない街、クロックタウンだった! この街のどっかにスタルキッドはいるんか?

    何だかんだでついてきた妖精、チャットと一緒にスタルキッド探しを始めるぞ!

    いやーオラ大変な目にあってるけど久しぶりにワクワクしてきたぞ!


    次回、トライフォースZ Sparking!


    新たな街クロックタウン スタルキッドを探せ!


    見てくれよな!

    128 = 1 :

    オッス! オラ 作者!

    今日はここまで
    ……ですが、夜にまた書くかも……

    130 :

    おっつ!

    131 :



    DBキャラは魔法とか搦め手に弱いんだよなぁw

    132 :

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1471596620/

    133 :

    これから投稿します

    134 :

    やっと来た!

    135 = 1 :


    ノーテン ピーカン アタマ サエテ

    ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

    セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

    we gotta power!

    トライフォース……Z!!


    新たな街クロックタウン スタルキッドを探せ!


    136 = 1 :


    ナゾの少年、スタルキッドによってリンクは魔物の姿にされてしまったぞ! 果たしてもとの姿に戻れるのだろうか?



    デクリンク「こいつがデク花か。空を飛べねぇんじゃこれを使うしかねぇか」ゴソゴソ

    チャット「ねーちょっと、待ちなさいよ! おいてかないでよ!」

    デクリンク「なんだ、おめぇついてきちまったんか? さっきまで怒ってたじゃねぇか」

    チャット「しょ、しょうがないでしょ! 私だけじゃトレイルたちを探せないし……」

    チャット「さっきのことは謝るから、お願いだから連れてきなさいよ!」

    デクリンク「なんだかエラソーだなおめぇ……。ま、いっか。別に構わねぇからついてこいよ」

    チャット「ほんと? じゃ、しばらくの間私がアンタの相棒になってあげるわ!」

    チャット「そうと決まればさっさとスタルキッドを探すわよ! ほら、ぐずぐずしない!」

    リンク「お、おう」

    137 = 1 :


    デクリンク「んじゃ、行くぞー」ギュルルルルル ボフッ

    デクリンク「ハァッ!」ボンッ

    バララララ……

    デクリンク「はー、おっせぇなー。もっとスピードでねぇのか?」

    チャット「そういえばアンタ、人間のくせに飛べたわよね? なんでそんなことできるのよ」

    デクリンク「オラうんと修業したからな。でもこの体じゃなぜか気が上手く使えねえんだ。あのスタルキッドってのはすげぇ力を持ってんだな?」

    チャット「うーん、確かに最近アイツ調子に乗ってたけど、姿を変える魔法なんて使えたかしら……?」

    138 = 1 :


    バララララ……バ、ララ……


    チャット「……ねぇ、なんか勢いが落ちてない?」

    デクリンク「あ、いけね! 時間切れかな? ふんっ! ふんっ!」ジタバタ

    バサッ!

    デクリンク「ふう、あぶねぇあぶねぇ! ……しっかしこんなんでこの先大丈夫かな……?」

    チャット「ねぇ、アンタってさ……」

    デクリンク「言おうと思ってたけどオラ、アンタって名前じゃねぇぞ? オラ リンクってんだ。おめぇはチャットでよかったか?」

    チャット「う……わ、悪かったわね。リ……リ……」

    チャット「……って、名前なんて今はどうでもいいでしょ!? アンタなんかアンタで十分よ!」

    リンク「うわっ! お、おめぇなんだかピリピリしてばっかだなぁ」

    139 = 1 :


    デクリンク「それにしても変な森だな。オラ、こんな不思議な気で満たされた森ははじめてだ」

    チャット「そう? あたしたちはよく通るから気にしてないけど」

    デクリンク「まるで別の世界に通じてるみてぇな……。ん? なんだありゃ?」


    ナゾの木?「」


    デクリンク「な、なんだこりゃ……えらいキモチ悪いデザインだな」

    チャット「なによコレ……こんなのあったかしら?」

    チャット「ね、ねぇ、気味が悪いから早く先へ行くわよ」

    リンク「うん……? なーんか他人の気がしねぇな……?」



    ナゾの木「……」






    タスケテ……

    140 = 1 :


    チャット「ほら、こっちよ! 早く!」

    デクリンク「ま、待てったら……! くそ、足が短くて走りずれぇ……!」チョコチョコ


    グニャアアア……


    リンク「!?」


    気が乱れる……


    リンク「何が起こったんだ……!?」

    チャット「着いたわよ!」

    リンク「へ!? こ、ここって……」

    141 = 1 :


    時計塔内部


    デクリンク「も、森の中にこんなとこがあったなんてな。オラ 少しびっくりしたぞ」

    チャット「? 何がそんなに不思議なのよ? ほら、さっさとスタルキッドを探しに――――」


    大変な目に逢いましたねぇ……


    チャット「ぎゃああああああああ!?」

    デクリンク「ピギャアアアアアア!?」

    お面屋「ホホホ……そんなに驚かなくても良いではないですか?」

    142 = 1 :


    お面屋「ワタクシはしあわせのお面屋。古今東西 しあわせのお面を求める行商人……」

    デクリンク「あれ、おっちゃんどっかで……」

    お面屋「ふふふ、どうかしましたか?」

    お面屋「旅の途中、奇妙な小鬼に大切な仮面を盗まれ、途方に暮れていたところ、アナタを見つけまして」

    お面屋「失礼と思いながらもずっと後をつけさせてもらいました……」

    デクリンク(んー、このおっちゃんどっかで見たことあるなー……ま、いっか)

    お面屋「……実はワタクシ、アナタを元の姿にもどす方法を知っているのです」

    デクリンク「え!? ほんとか!?」

    チャット「ね、ねぇ……早く先へ行こうよ」

    お面屋「アナタ、ちょっと黙っててくれませんかね?」キロリ

    チャット「ぴぃ!?」

    143 = 1 :


    お面屋「アナタが盗まれた大切な物。それがあれば元の姿に戻してあげますよ」

    デクリンク「大切な物って……」

    お面屋「そうです! 大切な物です」

    デクリンク「エポナか?」


    ズルッ


    お面屋「い、いえ、ウマではなくてですね……。……オカリナはウマ以下ですかそうですか」ボソッ

    お面屋「……そのかわり、ついでにあの小鬼からワタクシの大切な仮面を取り返してもらえませんか?」

    お面屋「なーに、カンタンなことじゃないですか。アナタにとって決して悪い話ではないはず」

    デクリンク「まあそりゃあそうだけどさ……なんかおっちゃん胡散臭いんだよな」

    お面屋「ホホホ……よく言われます」

    144 :

    細目薄笑いキャラの胡散臭さは異常

    145 = 1 :


    お面屋「ただ……ワタクシも忙しい身でして。あと3日でここを去らねばならないのです」

    お面屋「できればそれまでに取り返していただけるとありがたいのですが……」ペラペラ

    お面屋「大丈夫、アナタはお若いのにたいそう勇気のあるお方だ。きっとすぐに見つかりますよ」ペラペラ

    お面屋「では よろしく……」ホッホッホ


    --


    チャット「……なんだか一気に話を進まされた気がする」

    デクリンク「どっちみちオラも元の姿に戻んなきゃならねぇし、まあちょうどいいんじゃねぇか?」

    チャット「アンタ、軽いわね……」

    デクリンク「んじゃ、その仮面っちゅうのをとっとと手にいれるか! 行くぞチャット!」チョコチョコチョコ

    チャット「あ、待ちなさいよ!」

    146 :

    最初の朝 デンッデン……
    -あと72時間-


    クロックタウン 


    デクリンク「へー、オラの知らねぇ町だな……」

    チャット「クロックタウンよ! ……それにしても、アイツあのときのお面屋だったんだ……」ブツブツ

    デクリンク「?」

    チャット「いや、こっちの話よ。……さあ、ボサーっとしてないで大妖精さまに会いに行くわよ!」

    デクリンク「へ? この街にも大妖精様がいるのか? ひゃー久しぶりだなー!」

    チャット「大妖精さまはスタルキッドの行動くらいすべてお見通しだから、アイツの居場所も知ってる筈よ!」

    チャット「確か町のどこかに大妖精さまのほこらがあるはずだけど……」

    デクリンク「どこにあるんだ?」

    チャット「どこかって……どこかよ! 私に細かく聞かないでよ。町なんてめったに来ないんだから」

    デクリンク「なんだ、役にたたねぇなあ」

    チャット「なんですってぇええええ!?」キシャー

    147 :

    お面屋はウイスの声で再生されるな…

    148 = 1 :


    チャット「だったら町の中にいる子どもでもつかまえてほこらの場所を聞き出せばいいじゃない!」

    デクリンク「いや、その必要はねぇ。大妖精様の気はでかいからな、探ればすぐに見つかるはずだ」

    チャット「なによ、気とかなんとかヘンなこと言って」

    デクリンク「まぁちょっと待ってろ。えーと大妖精様はっと……あれ?」

    デクリンク(気は感じるけどやたら小せぇな? これは……弱ってんのか?)

    チャット「どうしたのよ! ボーッとしちゃって」

    デクリンク「んー、なんだか大妖精様が大変な目にあってるみてぇだ。ちょっと急いだ方がいいかもな」

    チャット「え!? そ、それ本当なの?」

    デクリンク「ああ、気は使えねぇけど探る位ならバッチリだからな」


    149 = 1 :

    チャット「まさかスタルキッドが……。で、でも、たかがスタルキッドに大妖精さまがどうこうできるなんて……」

    デクリンク「まぁ行ってみりゃわかるさ。んじゃ、そろそろ会いに行くぞ」

    イッヌ「ウー……ワンワン!!」

    デクリンク「ん? なんだおめぇ?」

    イッヌ「ウー……」

    デクリンク「ハハハ、かわいいな。ほら、こっちこい」

    イッヌ「ワン!!」バッ

    ガブ! ……バキン!

    イッヌ「!?」

    デクリンク「あ、こら。オラこんななりでも体がゴロンよりかてぇから……」

    イッヌ「あがが……」

    デクリンク「あーあ、歯が折れちまったじゃねぇか」

    チャット「何やってんのよ! 早く行くわよ!」

    デクリンク「おう、今行くぞー」

    イッヌ「キャインキャイン!!」

    150 = 1 :


    チャット「アンタ、不思議な力を持ってるのね。大妖精さまの場所がわかるなんて」

    デクリンク「おめぇも修業すればできるようになるぞ。ナビィって妖精もオラと一緒に修業して強くなったんだ」

    チャット「ふーん……。ねえ、ナビィってどんな妖精?」

    デクリンク「どんなって……青いぞ?」

    チャット「そ、それだけ……」

    デクリンク「……ん?」

    デクリンク(さっきよりさらにちいせぇけど、これも大妖精様の気だ……どうなってんだ?)

    デクリンク「チャット、少し寄り道するぞ」

    チャット「えっ!? ま、待ってよ、どこ行くの!?」


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