元スレリンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 :
201 :
別次元だし…
202 :
強さ引継ぎニューゲームか
203 :
投下します
ああ~ロマニーがかわええんじゃ~!(イベント終了後
204 = 202 :
毎日投下してほしいな
205 = 1 :
リンク「なあ、おめぇ何か困ってるなら手伝ってやろうか? オラこう見えても腕っぷしには自信あるんだ!」
チャット「またそんな事言って……。時間がないって言ったでしょ!」
アンジュ「え? あの……そんな、悪いですよ。お客さんにこんな事頼むなんて……」
おばちゃん「そうそう、こどもが口を出していい話じゃないさ。ごはん食べたら表で遊んでりゃいいのさ」
リンク「そっか? まあ、気が向いたら話してくれりゃいっか。あ、オラ一応こういうもんだぞ」つ手帳
アンジュ「それは……町の子の……」
おばちゃん「そういえばあのワルガキたちもあの甲斐性なしを探してくれてたっけかねぇ……」
アンジュ「……」
206 = 1 :
リンク「んじゃ、そろそろ行くか! ちょっと寄りてぇとこもあるしな」
チャット「どこよそこって……」
アンジュ「あの……」
リンク「ん?」
アンジュ「あなた……彼……カーフェイを探してくれるなら……私、心当たりがあるんです……」
リンク「カーフェイってのを探せばいいのか? どんなやつなんだ?」
アンジュ「こんな顔の人です……十日前くらいから行方がわからなくなって……」つカーフェイのお面
アンジュ「で、でも! 彼の手がかりが見つかったんです! お願いです、時間があれば今夜の0時……従業員の部屋で待ってます……」
リンク「夜か~。まあそれまでならなんとかなるな……」
207 = 1 :
チャット「ちょっと、いいの? あんな安請け合いしちゃって。どうなっても知らないわよ!」
リンク「ダイジョーブだって! あと半日もありゃなんとかなるさ。それに、あのアンジュって姉ちゃんなんかほっとけねえからさ」
チャット「まあ時の歌があればみんな元に戻れるからいいけど……。それより、さっさと沼に行かないの? 一番近いのに」
リンク「ああ、さっきも言ったけどちょっと寄りてぇとこがあるんだ。えーとアイツの気は……っと」
リンク「……あった! それじゃちょっくら飛ばすかな!」
フワッ
チャット「へ? あ、アンタ、浮いて……」
リンク「チャット、モタモタしてっとおいてっちまうぞ!」ボッ!!
ズヒューーーーン!!
チャット「と、飛んだ……!? って待ちなさいよ! 置いてかないでよ!?」
208 = 1 :
キーーーーン
リンク「いやーわりぃな! ついナビィの時と同じ感じで飛んじまった」
チャット「ア、ア、アンタ……飛べるなら飛べるって最初から言いなさいよ……。てかなんで飛べるのよ……」ゼェゼェ
リンク「そりゃたくさん修業したからな~。もっとスゲェ事もできるけどまた今度な!」
チャット「なによそれ。モンスターにでも変身するんじゃないでしょうね」
リンク「ははは、ひでぇなあ……。お、そろそろ着くぞ」
チャット「ここって……」
作業員「そ、空から人が飛んできた……?」
209 = 1 :
最初の頃チャットに飛んでるのを見られてたの忘れてた……
リンク「オッス、おっちゃん何やってるんだ?」
作業員「あ、ああ。この大岩を片付けてるのさ。この先の牧場に続く道がこれでふさがれちまってな……」
チャット「なんでこんな所に大岩が……?」
リンク「なんだ、それじゃオラが退かしてやるよ」
作業員「はい?」
チャット「へ?」
リンク「よっと」ヒョイ
ズズン……
リンク「こんなもんでいいか?」
作業員「」ポカーン
チャット「」ポカーン
210 = 1 :
リンク「なあ、もしかしてなんかまずかったか?」
作業員「あ? い、いや、ありがとよボーズ。それにしてもおまえスゴい力持ちだな……」
リンク「へへっ! まあな」
作業員「これでミルクロードも無事開通か。今夜はシャトーロマーニでもひっかけよ……」スタスタ
リンク「んじゃオラたちも行こっか。……んー? どしたチャット?」
チャット「……何からツッコンでいいかわからないわ」
211 = 1 :
ロマニー牧場
リンク「ロンロン牧場に比べるとずいぶん広いな」
チャット「ただの牧場じゃないの。一体なんの用があるのよ?」
リンク「まあ慌てんなって……お、いたいた!」
エポナ「ブルルッ! ヒヒーン!」
チャット「あ! あれって……あのときのバカ馬」
エポナ「ブヒンッ!!#」
ベシッ
チャット「へぷっ」
キーン……ドォオン……
リンク「はは、エポナを怒らせっと怖いぞ」
ロマニー「あれ、お客さん?」
212 = 1 :
ロマニー「お客さんが来たってことは……」
ロマニー「岩が無くなったのね! やった、これでミルクが配達できるわ!」
リンク「あれ? マロンじゃねえか。おめぇ何やってんだこんな所で」
ロマニー「マロン? 誰それ……あたしはロマニーよ。あなたは誰?」
リンク「あれ、人違いか? うわーおめぇほんとマロンにソックリだなー。見間違えちまったぞ!」
ロマニー「??? へんな子……。ま、いっか! ロマニー牧場にようこそバッタくん!」
リンク「へ? バッタ? それオラのことか?」
ロマニー「だってあなた、緑色でピョコピョコしてそうなんだもの。だからバッタくんよ! いいと思うでしょ?」
リンク「いいのか?」
チャット「なんで私に聞くのよ!」
213 = 1 :
--
リンク「そっか、おめぇがエポナの世話をしてくれたんだな。助かったぜ」
ロマニー「あの子ったらすっごい暴れん坊だったのよ! ほんとにあの子に乗って旅をしてたの?」
リンク「まあな。一緒に修業したり遊んだりして強くなったんだ。多分アイツに勝てるウマなんてそうそういねえと思うぞ」
ロマニー「へー……。ねぇねぇ、ちょっとあの子と走って見せてよ!」
リンク「いいぞー。おう、エポナ、ちょっと走るぞ」ボッ!
エポナ「ブルルッ」ボッ!
チャット「!?」
ロマニー「!?」
ズヒューーーーン!!
リンク「ははは! エポナおめぇちょっと運動不足じゃねぇか!?」キーーーーン
エポナ「ヒヒーーーーン!!」ズォアッ!!
リンク「おっおっ!? やるじゃねーかこのー!」
ロマニー「……わ、わー! はやーい! ねぇスゴいね、人と馬が空を飛んでる……あれ、あたし夢でも見てるのかな?」
チャット「残念だけど現実よ……」
214 :
ユニコーンかな?
215 = 1 :
リンク「いやー久しぶりに熱くなったなー! やっぱこうじゃなきゃ張り合いがねぇからな」
ロマニー「ねぇ、なんでバッタくんって空を飛べるの!? もしかして魔法?」
リンク「ん? まあ魔法みてぇなもんか。おめぇも修業次第でできるかもな」
ロマニー「ほんとに!? ねぇねぇ、あたしにも空の飛びかた教えてよ! 馬にできるんだからあたしにもできるでしょ?」
リンク「んー別に構わねぇけどさ……ちょっと時間がねぇかな」
ロマニー「えー……」
クリミア「あれ……ロマニー、その子お客さん?」
ロマニー「あ、お姉さま! ねぇスゴいのよ! バッタくんって魔法使いなの!」
クリミア「バ、バッタ……? 魔法……?」
リンク「はー、今度はでっけえマロンが来た。それにしてもよく似てるなー?」
216 = 1 :
クリミア「あんた、ミルクロードを通って来たんでしょ? よかった、これで明日は配達できるわ!」
クリミア「一応ここはタルミナ一の牧場を自負してるから、好きなだけ見学してっていいよ。ミルクも飲んでってね♪」
リンク「ほんとか! サンキュー姉ちゃん!」
チャット「だからー! そんな暇ないって言ってるでしょ!?」
--
リンク「……ぷはぁっ! うめーなこれ! ロンロン牛乳にも負けてねぇ」
ロマニー「ふふん、とうぜんよ! なんたってうちの牛は伝統あるロマーニ種だもの。そんじょそこらの牛とは格がちがうの!」
リンク「ああ、スゴく濃厚だけど後味はスッキリしてて飲みやすいぞ!」
ロマニー「……でもね、最近その牛にイタズラをするやつがいて困ってるの。それにもうすぐカーニバルでしょ? また牛が持ってかれたらお姉さまが悲しむわ……」
リンク「なんか色々あるみてぇだな」
ロマニー「うん、毎年カーニバルが近くなるとね、夜中にあいつらがやって来て……私は見たことないんだけど、いつのまにか牛を持ってっちゃうの」
チャット「牛を持ってくって……結構大がかりよね」
ロマニー「でしょ? お姉さまは近くのゴーマンの仕業だって思ってるけど……あたしは違うと思うの」
217 = 1 :
ロマニー「多分、今夜あいつらは来ると思う……。ねえ、バッタくんって魔法が使えるのよね? よかったら今夜、あたしと一緒に牛を守ってくれない?」
リンク「へ? オラが?」
ロマニー「おねがい……。お姉さま、いつも優しくて明るいけど、ほんとは今すっごく辛いことを我慢してるの。あたし、これ以上お姉さまを悲しませたくないの……」
チャット「なんか話が重くなってきたわね……」コソコソ
リンク「んー、でも断るのもなんか悪いな」コソコソ
ロマニー「ダメ……かな?」じわっ
チャット「ちょっと、泣きそうじゃないの。なんとかしなさいよ!」
リンク「へ? わ、わかったわかった! 今夜でいいんだな? オラがおめぇも牛も守ってやるよ」
ロマニー「ほんと!?」パアア
リンク「ああ、ほんとだからさ。だから泣くなよおめぇ」
ロマニー「うん、ありがとうバッタくん!」
ロマニー「作戦は今夜の0時だから、遅れないようにね♪」
リンク「おう、わかった。0時だな」
チャット「……ん?」
218 = 1 :
リンク「じゃ、オラたちそろそろ行くからさ。また今夜な」
ロマニー「うん、約束よ!」
リンク「そんじゃそろそろ沼地ってのに行くか……行くぞエポナ!」
エポナ「ブルルッ!」
チャット「やっとか……ずいぶん遠回りした気がするわね」
チャット「それにしてもなんか忘れてるような……?」
--
沼地入口
リンク「ここか……確かに嫌な気が吹き出てるな。ここに何かがあるってのは間違いねぇみたいだ」
チャット「やっぱりスタルキッドのせいなのかしら……?」
タックリー「グエー!!」
リンク「お、鶏肉がきたぞ!」
タックリー「グエ!?」
219 = 1 :
パチパチ……
タックリーチキン「」パチパチ
リンク「んー、筋張ってるけど悪くねぇなこりゃ」モシャモシャ
チャット「あわれね……」
相変わらず食べてばかりの勇者リンク。本当にこいつに任せて大丈夫なのだろうか?
220 = 1 :
次回予告
オッス! オラ リンク!
沼地に着いたのはいいけどやたら臭くってかなわねえぞ! それになんだか気分も悪くなってきた……。
どうやらウッドフォールってとこの神殿に原因があるみてぇだ。なんとかしなくっちゃな!
次回、トライフォースZ Sparking!
毒々沼!? 密林仮面戦士オドルワ!!
見てくれよな!
221 = 1 :
今日はここまで
次は明日の予定です
223 :
乙
早速約束がバッティングしとるww
ゲームだとこの二つはバッティングしないんだよな
224 :
四身の拳使って増えればいいだろその気になれば使えるだろうし…
225 :
その気になればこっちをエポナに任せればいい
226 :
投下します
ムジュラ終わったけど達成感がすごい
鬼神は使わない派
227 = 1 :
ノーテン ピーカン アタマ サエテ
ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ
セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール
we gotta power!
トライフォース……Z!!
時の歌によって3日前の世界に戻ったリンクとチャット。
謎のお面屋からムジュラの仮面を取り返すことを頼まれた一人と一匹は繰り返す3日間の世界、タルミナに飛び出したのだった
毒々沼!? 密林仮面戦士オドルワ!!
228 = 1 :
沼地
リンク「ここが沼地ってとこか……森と違ってジメジメしてて変な気分だな。それに見たことねえ木がいっぱい生えてら」
チャット「密林ってヤツよ! 高温多湿の秘境……よく三人で遊びにきたっけ……」
リンク「おめぇここら辺に詳しいならどこに行けばいいかわかるか?」
チャット「そうね……ここの知恵袋の魔女姉妹なら仮面のことを何か知ってるかもしれないわ!」
リンク「んじゃ、そいつらに会いに行くか。……それにしてもなんか臭いな……」
チャット「そういえば……何かが腐ったようなイヤな臭いがするわね……」
229 = 1 :
沼の観光ガイド
リンク「ここが魔女の家ってやつか?」
チャット「違うわ、ここはガイドの家よ。アンタってなんだか危なっかしいからここでマップを買うわよ!」
リンク「えー、そんなのオラいらねぇぞ……。どうせならなんかうめえモン買いてぇんだけどな……」
チャット「はいはい文句言わないでさっさと入る!」
--
オヤジ「いらっしゃーい……。こんなご時世に観光かい? おたくら物好きだね」
リンク「オッス、いきなりだけどマップを売ってくれねぇか?」
オヤジ「あー、マップはうちのバカ息子が売ってるんだ。倅はそこら辺にいるよ。……働いてくれてるのは助かるんだけどな……」
オヤジ「あの趣味さえなければ……いや、35にもなって妖精とかないわ……」
リンク「?」
オヤジ「あー、悪いね独り言言って……。それよりお客さん、この先には行かない方がいいよ。最近沼の水が毒に侵されるようになっちまってね……迂闊に入ったらお陀仏さ」
リンク「毒? もしかして外の変な臭いはその毒のせいか?」
オヤジ「ああ、毒沼のせいで近隣のデクナッツ族やサルは今大変なことになってるんだ」
チャット「おかしいわね、今までそんなことなかったのに……やっぱりスタルキッドのせいかな」
230 = 1 :
オヤジ「まあどっちみちボートクルーズができない以上この先には行けないからまず心配はないと思うけどな」
リンク「ボートクルーズ?」
オヤジ「魔女のコウメばあさんがやってる名物さ。だけどその肝心のコウメばあさんが今行方がわからないんだよ」
リンク「コウメ……あれ、なーんかどっかで聞いたような……?」
オヤジ「もしかしてポックリ逝っちまったんじゃねーかな。コタケばあさんなら何か知ってるかも」
チャット「そうね、それじゃとにかく魔女のクスリ屋に行くわよ!」
リンク「コウメ……コタケ……んんー?」
231 = 1 :
魔法オババのクスリ屋
コタケ「いらっしゃーい……ヒッヒッヒ……。生憎だけど今は休業中だよ」
リンク「……あれ? おめぇ……」
コタケ「んん? どうかしたかいボウヤ」
チャット「なによ、ぽけーっとしちゃって」
リンク「……ま、いっか! なあ、いきなりで悪いけどスタルキッドってヤツがなんか悪さしてるか知らねぇか?」
コタケ「スタルキッド? あんな小鬼がする悪さなんて大したことないと思うけどねえ。……そういやコウメさんが魔法の森でイタズラしてたって言ってたような……」
チャット「魔法の森……確かにあそこはよく遊びに行ってたわ」
リンク「それじゃそこに行けば何か手がかりがあるってことか。よし、それならとっととその魔法の森ってのに行くぞ」
コタケ「ああ、森でコウメさんに会ったら早く戻ってこいって伝えとくれないかい?」
リンク「おう、ばあちゃんみてぇな顔なら早く見つかりそうだから楽だな!」
コタケ「どういう意味だいそれは……」
232 = 1 :
魔法の森
リンク「へー、ここだけなんだか不思議な気を感じるな。まるで迷いの森みてぇだ」
チャット「気を付けなさいよ! ぼーっとしてたら迷っちゃうんだからね!」
リンク「大丈夫だって、オラ一応森育ちだからこういう場所は慣れて……」
リンク「……ん!?」
チャット「どうしたの?」
リンク「奥の方からでかい気が一つ感じるな。でも……なんだか弱ってるみてぇだ。誰かにやられたか?」
チャット「それってもしかして……」
リンク「ちょっと急いで行ってみるか。なんだかイヤな気がしてきた」ボッ!
ズヒューーーーン!!
チャット「あっ!? ちょ、ちょっと待ちなさいよ!!」
233 = 1 :
リンク「たしかここら辺から気が出てたはずだ……」
コウメ「アイタタ……だ、誰か助けておくれ……」
リンク「いた! ばあちゃん大丈夫か?」
コウメ「ア、アンタは……」
リンク「待ってろ、ちょっとオラの気を分けてやるからな」
ボッ
コウメ「ふわっ!? こ、これは……体にパワーがみなぎる!!」
カッ!!
コウメ「コウメふっか~つ!!」ズォアアアッッ!!
チャット「アンタ、今なにしたの?」
リンク「オラの気をちょっとだけ分けてやったんだ。光の矢を作るのとは逆の要領だな」
チャット「へー、アンタ意外と器用なのね」
234 = 1 :
コウメ「助かったよボウヤ。あのまま森で骨になっちまうところだった」
リンク「ああ、よかったなばあちゃん。でも、なんであんな所で倒れてたんだ?」
コウメ「それが少し油断してね……。まさかスタルキッドごときに一杯食わされるなんて思わなかったよ」
チャット「スタルキッドが!? ……やっぱりなんかやらかしてたのね……」
コウメ「あの妙な仮面を被った小鬼の魔力は尋常じゃなかった。何かイヤな予感がするねえ……」
リンク「そのスタルキッドが何かやらかしたみてぇなんだ。何か詳しいことでも知らねぇか?」
コウメ「そういえば……最近ウッドフォールから強い邪気が溢れ出てたね。もしかしたらそこで何か異変が起こっているのかもしれないねえ」
リンク「ウッドフォールか。よし、なら次はそこに行ってみるか」
コウメ「ああ、あそこに行くならデク王の許可が必要だよ。もっとも今はそれどころじゃなさそうだけどねえ」
チャット「なによ、何かあったの?」
コウメ「なんでも王の娘が行方不明になったとか……詳しくは知らないね。あそこは閉鎖的な場所だからね」
リンク「ふーん、何処も大変なんだな……」
235 = 1 :
コウメ「とにかくこれでボートクルーズが再開でくるよ。ボウヤ、よかったら遊びにきな」
リンク「ああ、また今度な!」
フワッ
コウメ「!?」
リンク「じゃ、オラたち急いでるから先に帰ってるぞ。ばあちゃんも気をつけろよ!」
チャット「わわっ、ま、待ってってば!」
ズヒューーーーン!!
コウメ「飛んだ……さ、最近の若者は飛ぶのが流行ってるのかねえ……?」
--
ダイオクタ「」プスプス
リンク「まったく、どけっつってるのにどかねぇからだぞ」
チャット「こんな大きなオクタがいるなんて……。でも、これで先に進めるわ!」
236 = 1 :
キーン……
リンク「さーて、ウッドフォールってのはどこに……!?」
リンク「うぷっ、な、なんだぁ!? すげえクサイぞ!!」
チャット「ヒドイ臭い……水が完璧に腐ってるわ……」
リンク「ひえぇ……こりゃたまんねえや! 早くなんとかしねぇとまいっちまうぞ」
--
ウッドフォール
リンク「ここがウッドフォールか……なにもねぇな、ほんとにここが原因なのか?」
チャット「うーん、言い伝えだとウッドフォールに秘密の神殿があるって話だけど……神殿なんて影も形もないじゃないの」
チャット「やっぱりデクナッツ族しか知らない秘密があるのかも……でも、あそこってデクナッツしか入れないし……」
チャット「……あ」
リンク「どした?」
チャット「そうよ! アンタデクナッツになれるじゃないの!」
リンク「あー、そういやこれでなれたっけか。でもオラあのちっこい姿になるのはイヤなんだけどな……」つデクナッツの仮面
チャット「文句言わないの! 使えるものはなんでも使わなきゃ、これでウッドフォールの秘密を聞き出すわよ!」
237 = 1 :
デクナッツの城
デンデデデンデン デンデンデン
デンデデデンデン デンデンデン
門番デク1「こっからさきは王の間だっピー!」
門番デク2「勝手に入っちゃダメだっピー!」
門番デク1「……でも、今は姫様をタブらかしたアホザルを処刑するから特別公開中だっピ!」
門番デク2「クソザルはかまゆでだっピー!」
リンク「だってよ、なんだか物騒だな」
チャット「おかしいわ……サルとデクナッツは仲がよかったハズなのに……」
238 = 1 :
門番デク1「だけどデクナッツ限定だっピ! あんたは入れないっピ!」
チャット「それじゃ特別公開の意味ないじゃない……」
チャット「まあいいわ! ほら、さっさと変身しなさいよ」
リンク「わかったって……はぁ、またアレになるんか……」
カチャ
リンク「ずあっ!!」カッ!
デクリンク「ふー、待たせちまったな。これでいいかっピ?」
門番デク1「おまえデクナッツだったっピ?」
門番デク2「どうする? なんかあやしいっピ……」
門番デク1「まあいいんじゃないかっピ、でも、城内には入っちゃダメだっピ!」
デクリンク「おう、サンキュー!」
239 = 1 :
国王の間
デク王「いいか皆のもの~! こやつがわが姫をタブらかし、神殿に置き去りにした不届きもののアホザルだ!」
サル「だ、だからオイラじゃないって言ってるだろー! 早くしないと姫様がバケモノに食われちまうんだよー!」ジタバタ
デク王「見よ、このようなザレゴトをまだのたまうこのクソザルを皆はどうすべきだと思う?」
デクナッツ「死刑ー! 死刑だっピー!」
デクナッツ「クソザルは処刑だっピ!!」
デクナッツ「汚物は消毒だっピ~!」
死刑! 死刑!! 死刑!!!
デク王「そうだ、死刑だ!! 娘を失ったわしの怒りのカマユデによってこのサルを煮殺し……」
デク王「今夜はサル鍋だーーーーーーーっっっ!!」
ウオオオオオオオオオ!!
チャット「くるってるわ」
リンク「アイツらアタマおかしいんじゃねえのか?」
240 = 1 :
サル「ま、まずい。このままだとオイラは確実に殺される」
サル「で、でもそうなったらもう姫様を助ける手だてが……ああ、誰でもいいからなんとかしてくれ~!」
デクリンク「よっ!」
サル「あっ!? あ、あんたいつのまに……」
デク王「むむっ、こらそこの者、勝手に登るな!!」
執事「あっ………!?」
デクリンク「おっちゃん、悪いけどこいつ連れてくぞ。ちょっと聞きてぇことがあるんだ」
デク王「何をバカなことを……」
デクリンク「太陽拳!!!!!」カッ!
カァアアアアアッッ!!
デク王「ぐわあっっ!? め、目があああ!!」
ピー!!
ギャピー!!!
デク王「……はっ!? アホザルがいない! お、おのれあのガキ、サルを逃がしおったな!!」
執事「今の子は……ま、まさか……」
241 = 1 :
デクリンク「よう、危なかったなおめぇ。もう少しで殺されるところだったぞ」
サル「あ、ありがとう、助かったよ……で、でも早くしなきゃ! 姫様が危ないんだ!」
チャット「さっきウッドフォールの神殿がどうたら言ってたわね? 何があったの?」
サル「ああ、最近ウッドフォールから毒沼が涌き出るようになっちまってさ、オイラと姫様はその原因を調べに神殿に向かったんだ」
チャット「ちょっと、ウソ言うんじゃないわよ! 神殿なんてなかったわよ」
サル「神殿は王家の者が目覚めさせることで姿を現すんだよ……聖なる楽器で吹くこの、目覚めのソナタを!!」
♪♪ ♪♪ ♪~♪~♪~
サル「これをウッドフォールで奏でれば神殿は現れるんだけど……遠くまで響く楽器じゃないとダメなんだ」
デクリンク「もしかしてこれのことか?」つデクラッパ
サル「あ、あんた用意がいいね! それならいけるよ!」
『目覚めのソナタを覚えた!!』
242 = 1 :
サル「これでどうか姫様を助けてくれ……頼むよ!!」
デクリンク「おめぇ逃げねえのか?」
サル「……うん、だってオイラ、逃げるわけにはいかないよ。なんとか王様に説明するからそっちは任せるよ」
チャット「いいの? 殺されるかもしれないわよ」
サル「勝手に神殿に入って姫様を置いて逃げたのは事実だし、ケジメはつけたいんだ……王様も悪い人じゃないから……」
デクリンク「わかった。おめぇにそれだけの覚悟があるならオラもできるだけ早く姫様を助けてやるよ。あとはオラに任せろ!」
サル「頼んだよ!!」
243 = 1 :
ウッドフォール
デクリンク「ここでラッパを吹けばいいんだな? ほんとに神殿なんてあるのか……?」
チャット「やってみないとわからないわね。早く吹いて!」
リンク「おう」
♪♪ ♪♪ ♪~♪~♪
『目覚めのソナタを吹いた!』
ゴゴゴゴゴゴゴ……
デクリンク「うお……!?」
デーデーデーデーデーーーー
チャット「こ、これがウッドフォールの神殿」
244 = 1 :
ウッドフォールの神殿
チャット「うっ、クサイ!! ……やっぱりここから毒沼がでてるんだわ……」
デクリンク「えらく入り組んだ造りだな……オラ結構な数の神殿を見てきたけどここまでごちゃごちゃしてるのははじめてだ」
チャット「なに? アンタ神殿に入ったことあるの?」
デクリンク「おう、時の神殿や光の神殿……そういや光の神殿の反省室とか懐かしいな、またあそこで修業してぇぞ」
チャット「へー、意外……アンタ寺社巡りが趣味なんだ……似合わないわね」
デクリンク「ハハハ、そっか? けっこう楽しいとこばっかだったぞ!」
デクリンク「……ん?」
チャット「どうしたの?」
デクリンク「あぶねぇっ!!」バッ
チャット「きゃあっ!?」
ブオンッッ!!
245 = 1 :
デクリンク「チャット、大丈夫か?」
チャット「あ、ありがとう……でも、一体何が……」
デクリンク「どうやらお出ましみてぇだ」
ジャンジャンジャンジャンジャンジャン……
ズシン……
ビュン!! ビュン!!ビュン!!
密林仮面戦士 オドルワ
デンッデン デンデンデンデン デーン
デンッ デッデッデデン
デンッ デッデッデデン
246 = 1 :
デクリンク「こいつがあのサルが言ってたバケモノか」
チャット「で、でかい……こんなの、どうやって倒すのよ……」
デクリンク「よう、おめぇ話が通じるなら姫様を返してくれねぇか?」
チャット「は!? ア、アンタ何いってんの!?」
デクリンク「オラ無駄な戦いはしたくねぇ、姫様を返してくれたらさっさと出ていくぞ」
オドルワ「……」
オドルワ「ホラーコイ!!!!」ギラリ
デクリンク「ちぇっ、ダメか!!」ババッ
247 = 1 :
チャット「アンタねぇ! あんなバケモノ相手に話が通じるワケないでしょ!?」
デクリンク「そうかあ? オラ結構自信あったんだけどな……」
チャット「何ノンキなこと言ってるのよ! 来るわよ!!」
オドルワ「ホラーコイ!! ホラーコイ!!」
デクリンク「しょうがねぇな……わりぃけど恨むんじゃねぇぞっ!!」ズォアアアッッ!!!!!
バッキィイイイイン!
オドルワ「ホラーコブフォオオオエエエエ!?」
チャット「う、うそ……?」
248 = 1 :
オドルワ「ホ,ホラーコイ……!?」
デクリンク「今ので分かったろ、おめぇじゃオラの相手にならねぇ。早く降参して姫様を返せよ」
チャット「こ、こいつ……やっぱり……」
ものすごく強い!?
オドルワ「モ,モットコーイ!! モットコーイ!!」
ヒューンヒューン……
デクリンク「ん? なんだこりゃ、虫か?」
チャット「気をつけなさい! それは毒虫よ!」
オドルワ「シャーコイ!!! シャーコイ!!!」
バササササ……
デクリンク「蛾の大群か……おもしれぇ技使うなおめぇ。けどな……」キッ
デクリンク「わりぃがオラに小細工は通用しねぇぞ!」
ズォアアアアアアアッッッッッ!!
チャット「えっ!?」
オドルワ「!!!!!?????」
249 :
ムジュラだと苦戦ナシならテンポ良いな
250 :
まあ星の命運争った後だし仕方ないか
こりゃサクサク行きそうだな
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