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    元スレリンク「でぇじょうぶだ、時のオカリナでみんな元に戻れる」

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    551 = 1 :


    ガロ「おりゃりゃりゃりゃ!! どうだーこの剣さばきを避けきれるかー!」ブオガガガ

    ガロ「たああああ!」ブオン ザシュッ

    ガロ「殺った!!」

    リンク「残像だ」

    ガロ「はい?」

    プス

    ガロ「えへ」ブッシャアアアア…… ドサ

    チャット「アンタ容赦ないわね……」

    リンク「コイツら幽霊だからな。それに、むこうが殺る気ならそれなりに対処すんのが筋ってもんだ」

    ガロ「あ、甘いぞ……そんなこと言いながら急所はしっかり外しやがって……」

    ガロ「我を倒せてもお館様は倒せまい、地獄で待ってるぞ……」ボンッ!

    チャット「わっ!? じ、自爆した……」

    552 = 1 :


    リンク「オヤカタ? そいつがコイツらの親玉なんかな。しっかし自爆までしちまうなんてたまげたなあ」

    チャット「こういうヤツって厄介なのよね、自爆覚悟で突っ込まれたらたまったもんじゃないわ!」

    リンク「そうだな。シャチクってのはつくづくたいへんだよな」

    チャット「そんな言葉どこで覚えたのよ……」


    --

    オルゴールハウス


    ギブド「アー」
    ギブド「ウアー」


    チャット「な、何よアイツら……家の前で群がってて……気味が悪いわ」

    リンク「ギブドって言ったらリーデッドの仲間じゃねえか? ここはいっちょ太陽拳でぱーっと……」

    チャット「……まって、家の中から声が聞こえるわ」


    家に近づかないで! お父さんはアンタたちの仲間なんかじゃないわ!

    553 = 1 :


    リンク「どうやら生きた人間が住んでるみてぇだ。でも、なんだってこんな所に住んでるんだ?」

    チャット「いいから早く助けなさいよ! ドアが壊されちゃうわ!」


    死者の住む地、イカーナになぜか聞こえた生者の声。一体誰が住んでいるのだろうか?


    554 = 1 :

    次回予告

    オッス! オラ リンク!

    オルゴールハウスの博士ってのはギブドの研究してたら自分もギブドになっちまったらしいぞ、呪いを解くにはオルゴールをならさなきゃならねえんだけど、どうやって鳴らせばいいんだ?

    次回、トライフォースZ Sparking!

    さらばギブドのテーマ、古城への道

    見てくれよな!

    555 = 1 :

    オッス オラ 作者

    随分時間がかかりましたがやっと次でイカーナ古城です。
    ゼノブレイドが楽しくてつい……
    ホムラちゃんのおっぱいがいい……

    556 :

    おつおつ

    557 = 1 :

    調子が良いので次の話を投下します

    558 = 1 :


    ノーテン ピーカン アタマ サエテ

    ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

    セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

    we gotta power!

    トライフォース……Z!!


    死者の住む地、イカーナにおいて、イカーナ軍の隊長スタルキータを倒したリンクはスタルキータからさ迷うイカーナの亡霊たちを鎮める事を約束する。
    そんな中、イカーナ渓谷に着いたリンクは謎のオルゴールハウスを発見する……。

    さらばギブドのテーマ、古城への道

    559 = 1 :


    リンク「とにかくこのギブドたちは邪魔だな、全部倒しとくか」スッ

    リンク「ハァッ!!」デュインッ!

    ギブド「ウアー」デデーン

    リンク「よし、この調子でいくぞ。チャット、おめぇも手伝え」

    チャット「え? わ、私も?」

    リンク「おめぇの気もずいぶんパワーアップしたからな! ギブド位だったら倒せるはずだ」

    チャット「そ、そう……? だったら、えい!」ズォアッ!!! ドゴォオオン!!!

    ギブド「ウボァー」バタリ

    チャット「や、やったわ! よーし、いくわよー!」ギュオオオオ

    リンク「はは、その調子だぞ!」

    560 = 1 :


    リンク「これで全部倒したみてぇだ。けど、変だな……?」

    チャット「どうかしたの?」

    リンク「いや……これだけやったのに、まだずいぶんと気が残ってるからな。なんか変だぞ」

    ギブド「」ムクリ

    リンク「いいっ!?」

    チャット「うそ……生き返った」

    リンク「そ、そういやスタルキータが言ってたな。ここらの亡霊は一味違うって」

    チャット「これじゃキリがないわよ……どうすんの? 一気に消滅させちゃえば?」

    リンク「いや、家が近すぎる。あんまり無茶はできねえ。ここは一旦退却すっぞ」

    561 = 1 :


    チャット「で、なんかいい方法は思い付いた?」

    リンク「うーん、どうすっかな……ぶったおしても生き返っちまうなら力押しはムリだし、オラ魔法はニガテだし」

    チャット「太陽拳の効力もいつまでも長続きしないし、他の方法を考えなきゃ」

    ギブド「」カチーン

    リンク「とにかく周りを探ってみるか、なるべく怪しそうな気を見つけて……」

    リンク「……ん、この気……さっきのフラットってのと似てるな……もしかして兄貴のシャープってのの気か?」

    チャット「そいつならなにか知ってるかも知れないわね、行ってみましょう」

    562 = 1 :


    わき水のほこら


    シャープ「何者だ……ここは生者の来るところではないぞ……」

    リンク「オッス、おめぇがシャープか。ちょっと聞きてぇことがあんだけどさ」

    シャープ「問答など不要。キサマも死者の仲間に入れてやろう、この呪いのメロディーでな!」スッ

    ブゥゥウウウウウン!! ブゥゥウウウウウン!! ブゥゥウウウウウン!!

    リンク「ぎゃっ!? な、なんだこりゃ!? 力が抜けてく……」ガタガタ

    チャット「あわわ……!! きっと生命力を奪う魔法の曲よ! 早く何とかしないと死ぬわよ!」

    リンク「んなこと言っても……。……そうだ!」

    リンク「おい! おめぇこれでも聞いて落ち着け!」つオカリナ

    ♪♪♪~♪♪♪~

    『嵐の歌を吹いた!』

    563 = 1 :


    シャープ「……!!! お、おお……この歌は……」

    シャープ「紛れもなく我が弟、フラットの旋律」

    リンク「よ、よし、なんとか話が通じそうだな」

    チャット「今のはマジで焦ったわ……。下手したらほんとに死者の仲間入りよ」

    シャープ「そうか……これが弟の嘆きと怒り!! おお、私はなんと愚かな事をしてしまったのだ……!?」

    リンク「なんかスゲー後悔してねえか?」

    シャープ「謝らなくては……弟よ、兄が愚かだった。今そちらに行くぞ……」スゥウウウ

    チャット「き、消えた。これで良かったのかしら」

    リンク「わからねえ。結局ギブドをなんとかする方法はどうにもならなかったな」

    ゴボボボボボ

    リンク「ん? なんだ……水が吹き出したぞ?」

    564 = 1 :

    ザァアアアアアア……

    オルゴールハウス「……」

    オルゴールハウス「♪~♪♪~♪~♪~♪ ♪~♪~」

    リンク「な、なんだあ? 妙な音楽が聞こえっぞ」

    チャット「これって、オルゴールの音?」


    --


    ギブド「ウヴォ……ヴォ……」

    ギブド「ウヴォアアアアア……」ズゴゴゴゴゴゴ

    リンク「ギブドが全部地面に埋まっちまった……どうなってんだ?」

    ガチャ……

    リンク「お、鍵があいたみてぇだな」

    チャット「近づくとまた閉められちゃうわ。石ころのお面を使いなさい」

    リンク「へへ、これ、こういうときに便利だよなあ。」スチャ

    565 = 1 :

    パメラ「誰もいない……ギブドも……」

    パメラ「向こうの様子も見に行こう」タタッ

    チャット「行ったみたいね、これで中に入れるわ」

    リンク「お邪魔しまーす」


    ハウス内


    リンク「なんだこりゃ、ギブドに……さっき戦ったガロってのの絵があるぞ」

    チャット「記録があるわ。何々……イカーナの亡霊の研究録……? 物好きなヤツもいたもんねえ」

    リンク「あのさっき出てったちっこいのがか?」

    チャット「ううん、あの子はこの研究録を書いた人のこどもだと思う。書き方が男の人の口調だし……」

    リンク「それじゃそいつはどこにいるんだ?」

    チャット「それは……。……そういやアンタ、この家からギブドに似た気を感じたって言ったわよね……」

    リンク「へ? そういや今も気を感じるなあ。一体どこに……」

    ギブド?「ウヴォアアアアア」

    チャット「ぎゃあああああ!?」

    566 = 1 :

    リンク「あ、一匹残ってやがったな! さっさとブッ飛ばして……ってあれ?」

    チャット「な、なによー! 早くやっちゃってよ!」

    リンク「コイツ、人間だぞ。なんかモンスターと人間の気がごちゃ混ぜになってら」

    チャット「え、に、人間……? コイツが」

    ギブド?「ウヴォヴォヴォヴォヴォ……」

    チャット「苦しがってる……もしかしてギブドになりかけてる人なのかしら?」

    リンク「だとしたらコイツも呪われてるってことか。どいつもこいつも呪われてんなあ」

    チャット「もしかしたら……ねえ、いやしの歌で呪いを解けるんじゃないの? 試してみなさいよ」

    リンク「おう」

    ♪~♪~♪~ ♪~♪~♪~

    『いやしの歌を吹いた!』

    ギブド?「ウヴォ!!」ガクガク パァアアアア

    チャット「良かった、うまくいきそうね!」

    567 = 1 :

    カラン……

    パメラの父「あれ、私は一体何を……」

    リンク「やっぱり人間だったか、あぶなかったなー。知らねえでブッ飛ばしちまうとこだったぞ」

    パメラ「お父さん!!」ダキッ

    パメラの父「おお、パメラ……心配かけたな。なんだかずっと悪い夢を見ていたみたいだよ」

    パメラ「そう、夢よ……悪い夢……」

    チャット「私たちは邪魔みたいね。ほら、さっさと出てく!」

    リンク「お、おう、わかったぞ」

    リンク「……」ヒョイ

    『ギブドのお面を手にいれた!』きんのごまだれー!

    568 = 1 :


    イカーナ古城正門


    チャット「さてと、あの研究録よると枯れた井戸の底がイカーナ古城に通じてるって書いてあったけど……」

    リンク「ここから入っても問題ねえな。この扉なら普通に開けられるし」ゴゴゴゴゴゴ

    チャット「アンタのパワーなら当然と言えば当然よね……」

    チャット「でも、ここからが問題よ! お城の中にもイカーナの亡霊がうじゃうじゃいるんだからね! きっと一筋縄じゃいかないわ」

    リンク「だいじょうぶだ。そんときの為にこれがあるぞ」つ隊長のボウシ

    569 = 1 :

    チャット「……あのねえ、脳みそスカスカの下級兵士の目は誤魔化せても、敵の本拠地にいるやつらにそんなのが通じるわけ」


    リンク「オッス! おつかれさん!」

    リーデッド「コレハキータタイチョウ、オシロニゴヨウデスカ?」ニコニコ
    リーデッド「アタラシイ ダンスデモ イッショニイカガカナ」ニコニコ
    リーデッド「オヤ,スコシセガチヂミマシタカ?」ニコニコ

    チャット「……」

    チャット「……ま、まあ、コイツらは所詮リーデッドだし! 脳みそ腐ってるし!」

    チャット「そう、アイツら! あの覆面集団ならこんな子供だまし簡単にみやぶって」

    ガロ「おや、キータ隊長ではありませぬか。何か御用で?」ニコニコ
    ガロ「お館様ならロックビルに赴いておりますぞ」ニコニコ
    ガロ「最近来るようになった緑色のチビには気を付けなされ」ニコニコ

    チャット「おまえらもかあああああああ!!! 揃いも揃って脳みそすっからかんじゃないの! 王国一同バカばっかりだよ!!」

    リンク「いや~ここまで上手くいくなんて思ってなかったぞ!」

    570 = 1 :

    玉座の間


    リンク「思ったよりも簡単に来れたな! ここにヘイカってのがいるんかな?」

    チャット「なんでよ……なんでアッサリダマされてんのよ……」

    リンク「オーイ! ヘイカってのがいるんなら返事してくんねえかー?」

    ずいぶんと無礼なヤツがきたようだな……

    リンク「!」

    チャット「あれは……!」

    571 = 1 :

    イゴース・ド・イカーナ「よもやここまでアッサリと侵入されるとは思わなかったぞ」ドドドドドドドドド……!!!!

    チャット(こ、コイツがイカーナ古城の王!? な、なんて威圧感なの。ただ者じゃないわ!)

    リンク「オッス! おめぇがヘイカってヤツか?」

    イゴース「おお、キータ隊長ではないか! ずいぶんと久しいな!」ガタッ

    チャット「だあああああああ!?」ステーン

    572 = 1 :

    イゴース「む、なんだこの黄色妖精は? 隊長のペットか?」

    チャット「おまえも部下と同レベルかああああああ!!!!! どうみても小さいでしょうが! なんでわからないのよー!?」

    イゴース「なに、小さい……?」ジーーーー

    イゴース「……確かに前見た時より遥かに小さく見えるぞ。ま、まさか!?」ハッ

    イゴース「キサマ、隊長ではないな!?」

    リンク「ありゃ、バレたか。チャット、コイツけっこう頭回るみてぇだぞ」

    チャット「コイツらが滅んだ理由がよーくわかったわ……」



    イカーナ王、イゴース・ド・イカーナの前ではさすがに変装はばれてしまった。果たして王の実力の程とは……!?

    573 = 1 :

    次回予告

    オッス! オラ リンク!

    スゴーイ・ドイナーカ?っちゅうヤツがどうやらこの城の王様みてぇなんだけど、これがなかなかおもしれぇ攻撃してくるんだ。コイツらが大昔に攻めたっていうロックビルにも神殿があるらしいぞ。もしかしてそこが呪いの中心なんか?

    次回、トライフォースZ Sparking!

    最後の神殿、ロックビル!

    見てくれよな!

    574 = 1 :

    オッス オラ 作者

    今回はここまでです。
    今回からテキストエディタを使用した書き溜めの後に投下するのでだいぶスムーズになりました。
    なんで最初からやらなかったし……もったいねえ

    575 :


    イカーナってそういう意味だったのか…

    576 :



    自分も知らなかったわ…
    普通にありそうだもんな

    577 :

    投下します
    なんとか今年中には完結したい……

    578 = 1 :


    ノーテン ピーカン アタマ サエテ

    ラーメン ロッパイ ハハ ノンキ

    セイキマツ ハシャゲ オチャメ ガール

    we gotta power!

    トライフォース……Z!!


    イカーナ古城に侵入したリンクは古代の王、イゴース・ド・イカーナと対面する。隊長のボウシも見破られ……!?

    579 = 1 :


    イゴース「我が臣下の目を掻い潜り、よくぞここまでたどり着いたな。素直に誉めてやりたいところだ」

    リンク「なあガイコツの王様、ちょっと聞きてえことがあんだけどさ」

    イゴース「なんだ?」

    リンク「おめえんとこにトゲトゲの変な仮面をかぶった小鬼が来なかったか? オラ、そいつをさがしてんだけどよ……」

    イゴース「トゲトゲの変な仮面……そういえばはるか太古にそのような者が来たような……?」

    580 = 1 :


    チャット「えっ、はるか太古にって……。おかしいわ、スタルキッドがこんなところに来てたなんて……」

    イゴース「もう記憶が霞むほどの前だ……。邪悪な仮面をかぶりし者にそそのかされ、我がイカーナはいにしえのロックビルに挑んだ。結果は言うまでも無いが……」

    イゴース「そこまではよい、問題はその後……我らはつまらぬことで争いを繰り返し、滅んだ」

    チャット「……」

    リンク「どうして大変だったのにケンカしてたんだ? ふつうやられっちまったら休まねえとダメだぞ」

    イゴース「こどもにはわかるまい、人の持つ邪悪な我欲がもたらす争いの末路などはな! ましてや癒されぬまま永劫この地に縛り付けられる苦しみなど、わかってたまるか!」

    イゴース「前にでよ、我が精鋭よ……」バッ

    581 = 1 :


    ガシャ……ガシャ……

    チャット「なんか来るわよ!」

    部下1「……」ガシャ……
    部下2「……」ガシャ……

    リンク「コイツらも亡霊ってやつか」

    イゴース「おまえにも見せてやろう、光の届かぬ真の暗黒の世界というものをな!」

    部下1「イカーナ王国一の剣士と謳われた私が相手だ!」カシャカシャ

    リンク「へえ! そりゃー楽しみだな。んじゃ、オラも剣で戦ってみっか」つコキリの剣

    582 = 1 :



    部下1「ブハハハハ! そのようなオモチャで相手が務まるものk」

    部下2「誰がイカーナ王国一の剣士だヘボ! それは私の名だ!」ガンッ

    部下1「あだっ!? な、なにしやがるキサマ!!」

    部下2「キサマのようなヘボでは力不足だ。私にやらせろ」

    部下1「へ、へ、へ、ヘボだと!? キサマ~~~~!! オモテヘ出ろ!」

    583 = 1 :


    部下2「バカめ、オモテヘ出たら死んでしまうではないか。考えてモノを言えこのノータリン!」

    部下1「キサマもノータリンだろうがボケ、そっちこそ考えてモノを言え!」ウガー

    部下2「なんだと!」

    部下1「なんだ!」

    リンク「あのさ、もうはじめてもいっか?」ピシュン

    部下1&2「へ?」クルリ

    584 = 1 :


    リンク「おりゃっ!!」バッキィイイン

    部下1「ほげぇええええ……!?」キーン……ドォオン

    部下2「キサマッッ!?」

    リンク「どうでもいいけどおたくら、油断しすぎじゃないの?」

    部下2「……ふ、ふふふ……やるな小僧。だが、さっきのヘボを倒したからっていい気になるなよ。私はヤツよりもはるかに強い!!」

    リンク「わかったから早くかかってこいって」クイクイ

    部下2「その減らず口がいつまで利けるかーーーーッッ!? 覚悟しろ小僧ーーーーッッ!!」グワオッ

    585 = 1 :


    ガキィイイイイン!!


    部下2「ぬぐがぎぎぎぎ……!!」プルプル

    リンク「鍔迫り合いか。わりぃけど、オラ パワーにはちっと自信があるぞ」ググ

    リンクは舞空術を使い、強引に頭の部分まで飛び上がり剣を押し込む

    リンク「フン!!」グググググ……

    部下2「ヌオオ!? お、押され……!?」プルプル

    チャット「アイツの鍔迫り……考えたくないわね」ブルブル

    586 = 1 :


    部下2「ま、参っ……!?」ゴボッ

    押された剣が喉元に迫り、声を出すことを妨げる

    部下2(参ったが言えぬ!? なんという膂力……!!)プルプル

    イゴース「なんとあの小僧、身の丈に合わぬ力よ」

    チャット「あれは辛い。参ったを言わせない気かしら」

    部下2「ごばぁああああ!?」バキッ

    リンク「よし、これでおとなしくなったろ」シュタッ パッパッ

    チャット「ア、アンタ、もう少しこうなんというか、手心というか……」ガタガタ

    リンク「いたくねぇと参らねぇだろ。亡霊だし」

    587 = 1 :


    チャット「そ、そりゃそうだけど……」

    イゴース「甘いぞ小僧、イカーナの亡霊を嘗めるな!」

    イゴース「甦れ戦士たち!」ズモモモモ

    カチャカチャ……

    リンク「なにっ!? 生き返りやがった!」

    チャット「こ、コイツらもギブドと同じってわけね……! でも、どうすんの? これじゃ埒が開かないわよ!」

    リンク「んー、カッコは要するにスタルフォスとそう変わんねえからな……となると……」ブツブツ

    588 = 1 :


    部下1「何をブツブツ言ってる!?」ブオンッ

    部下2「くたばりやがれ~~~~!!」ブンッ

    パシッパシッ

    部下1&2「ぬぐぎぃいいいいいい……!!」プルプル

    リンク「倒しちまうと生き返るんなら、倒さなきゃいいってことだろ」

    イゴース「なにっ!?」


    超リンク「ハッッッ!!」ボウッッッ

    589 = 1 :


    イゴース「な、なんだ!? ヤツの変わりようは……」

    チャット「通常のままでスーパーサイヤ人になった……。ち、チビのクセになんて迫力……」ガタガタ

    パパパパン!!!!!

    イゴース「ん? なんの音……」

    部下1&2「ぐはぁああっっっ!?」パーン

    チャット「あ、頭を残して胴体が消えた!? まさか、一瞬で胴体だけを粉微塵にしたの?」

    超リンク「どんなナリになってもアタマが生きてりゃ再生しねえのがおめぇらの弱点だ。ま、しばらく大人しくしてろ」

    イゴース「……どうやら私の出番が回ってきたようだな」

    590 = 1 :


    リンク「いや、おめぇとは戦わねぇ」フッ……

    イゴース「何? キサマ、それはどういうことだ? まさか私を侮っているのではないだろうな」

    リンク「おめぇからはあんまし邪気が感じられねぇ。今の手下との戦いもずっとオラのやり方を観察してたみてぇだったしな」

    チャット「そ、そうだったの……?」

    イゴース「……」

    リンク「なんか理由があるんなら、オラ聞いてやるぞ」

    591 = 1 :


    イゴース「……姿は小さくても、戦闘に関しては熟練の老兵並の洞察力よの。確かにそなたの力は見届けた。その十分な力ならば、あのロックビルに通用するかもしれぬ」

    リンク「やっぱそうだったか。で、そのロックビルってのが原因なのか?」

    イゴース「左様、我らイカーナ軍が総出で挑んでも攻略できなかった天空の城よ」

    イゴース「あの地の封印が解かれてから、我らの滅亡は始まったのだ。そなたにはロックビルに挑めるかどうか見極めるつもりだったが、想像以上だったぞ」

    チャット「ま、待ちなさいよ! なんで最初からそんな回りくどいことをしたのよ!」

    592 = 1 :


    イゴース「……力だけでは、ロックビルの闇に囚われてしまうからだ。あの城を攻略するには、闇を恐れぬ強い力と心が備わっていなければならん」

    イゴース「そなたも先程見たであろう、仲間同士で醜く罵り合い、足を引っ張る。他人を想う気持ちをいつのまにか忘れた者たちが、勝てるはずもない。だから我らは滅びてしまったのだ……」

    イゴース「そなたには我らに無い光の心がある。どうかその力でロックビルの呪いを解き、我らを解放してはくれんか?」

    リンク「へへ、そこまで誉められるとなんだかくすぐってぇな。いいぜ、オラたちも神殿に行くつもりだったしちょうどいいや」

    イゴース「おお、頼まれてくれるか!」

    リンク「そうと分かったらとっとと行かねぇとな。チャット、行くぞ!」

    チャット「う、うん」

    593 = 1 :


    イゴース「ああ、まだ話が残っておる。あの地には我がイカーナ一の使い手と言われたガロの長がさ迷っておる。念のため気を付けてくれ」

    リンク「へえ、そんなヤツがいるんか」

    イゴース「ヤツは強かった。しかし心に隙があったために、ロックビルの闇に囚われてしまったのだ……」

    イゴース「ヤツに会うことがあれば、その闇を取り払ってほしい」

    リンク「わかった。出来るんだったらやってみる」フワッ

    リンク「行くぞ!」ズヒューーーーン!!!!

    チャット「わわわ、いきなり飛ぶんじゃないわよ!」ズヒューーーーン

    594 = 1 :


    イゴース「……フフフ、なんとも不思議なこどもだ。アイツならば本当にロックビルを攻略してしまうかしれんな」

    リンク「なーちょっと聞きたいんだけどさ」

    イゴース「」ガクッ

    イゴース「お、おまえ、ロックビルに行ったのではなかったのか?」

    リンク「いやー、行き先もわからねぇのに飛び出しちまってな! オラうっかりしてたぞ」ハハハ

    チャット「う、うっかり過ぎよまったく……。急に反転するんだから……!!!」ゼェゼェ

    イゴース「……」

    595 = 1 :


    リンク「で、ロックビルってのはどっちにあんだ?」

    イゴース「……あ、あっちだ」ユビサシ

    リンク「おう! あっちにあんだな。よーし待ってろよ、すぐに呪いを解いてやっからよ」ボウッッッ

    リンク「じゃ、またな!!」ズヒューーーーン

    イゴース「……」

    イゴース「ア、アイツに任せて大丈夫かな……? なんか不安になってきたぞ……」

    596 = 1 :


    前半終わり
    次からロックビルです

    597 :

    続きを投下します

    598 = 1 :

    ロックビル

    ゴゴゴゴゴゴ……

    リンク「はー……こりゃまたでっけぇ建物だなあ。天空の城っつうのも間違いじゃねえな」

    チャット「あのてっぺんが神殿の入口よね……」

    リンク「そうみてぇだな、んじゃさっさと攻略しちまうか!」フワッ

    チャット「……改めて空を飛べるって反則よね。あちこちにスイッチがあるけど押さなくて済みそう……」

    ヒューン……

    リンク「うん? なんだ……!?!? っと!?」ガシッ

    チャット「そ、空から岩が降ってきた!? なんで!?」

    リンク「わ、わかんねえ……!? い、いきなりびっくりさせんなぁ……?」グググ

    リンク「ほいっと」ポイ ヒューン……

    599 = 1 :


    チャット「危なかったわね……並の人間だったら今のでペシャンコよ。今度は気を付けなさいよね!」

    リンク「はは、わりぃわりぃ!!」

    ロックビルの神殿


    チャット「ついにたどり着いたわね……! こ、ここが最後の神殿……!」

    リンク「さーてどっから行きゃいいのかな……!?」

    ドラゴンフライ「ギチギチギチッッ」

    600 = 1 :


    リンク「わっ、でっけぇトンボだなおい、噛まれたら痛そうだな」ガジガジ

    チャット「もう噛まれてるじゃない……」

    リンク「あっコラ! オラかなりかてぇからあんま噛んでっと……」

    ドラゴンフライ「ゲギャッ!?」バキャッ!!

    リンク「ああほら、言わんこっちゃねえ」

    チャット「一体どう鍛えたらそんな頑丈になるのかしら?」


    --


    リンク「邪悪な気を感じるな……。ユーレイの中でもタチのわりぃヤツがいるみてぇだな」

    チャット「そ、それって強いの?」

    リンク「いや、やってみねぇとはっきりとはわかんねぇ。けど、魔法を使うヤツが相手だと力押しがききづれぇからやりにくいぞ」


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