私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「俺が三年生?」淡「えへへ、だーい好き!」
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そんじゃ、大阪のおっさん女子高生で
ということで今日は失礼します
ということで今日は失礼します
そういえばEND確定キャラの話は全てやるって言ってましたけど
キャラ安価で取るのとこの安価終わってからENDじゃ違いあるの?
キャラ安価で取るのとこの安価終わってからENDじゃ違いあるの?
ようやっとFF15とダンロンV3をクリア!
どっちも面白いよ!
という宣伝は置いておいて
エンディングはどちらにしても変わりはないと思われます
安価は完全に先に見たい人向けです
それじゃ、相変わらず夜勤続きなんで今のうちにチカセンのエンディングだけでも
どっちも面白いよ!
という宣伝は置いておいて
エンディングはどちらにしても変わりはないと思われます
安価は完全に先に見たい人向けです
それじゃ、相変わらず夜勤続きなんで今のうちにチカセンのエンディングだけでも
誓子「うーん……」
成香「どうでした、爽さん?」
誓子「ほら、見ての通り」
爽「」チーン
由暉子「散ってしまいましたか……残念です」
揺杏「なんて声かけりゃいーんだかね」
成香「どうしましょう……」オロオロ
揺杏「とりあえず成香は落ち着けっての」
誓子「そうだね……でもあのまま放置しておくわけにもいかないし」
由暉子「じゃあどこか入りましょうか。私、呼んできますね」スタスタ
誓子「あ、ちょっと――」
成香「ユキちゃん、すごい行動力ですっ」
揺杏「だね、須賀のにーさんの影響だったりして」
誓子「うーん、須賀くんならしばらくそっとしておいて、いきなり後ろからホットドリンク渡してきそうだけど」
揺杏「……」
成香「……」
誓子「え、どうしたの?」
揺杏「こりゃあれだね」
成香「き、きっと経験談ですよっ」
誓子「ち、違うわよ」
誓子(そういえば、飲み物買ってくれたっけ)
誓子(機嫌悪いとこばっかり見せちゃってたけど……)
『俺はさ、桧森の笑ってるとこがさ……なんというか、すごく綺麗だなって思ってるんだよ』
誓子(……須賀くん、なにしてるんだろ)
爽「ふ、ふふ……チカよ、行ってしまうんだね」
揺杏「お、もう復活?」
由暉子「動かないのでほっぺたをツンツンしてたらいけました。ちなみに左手で」
成香「さすがユキちゃんの左手、素敵ですっ」
揺杏「やっべーな、なんだかよくわからないパワーがあるね。略してNYP」
由暉子「MPみたいなものでしょうか?」
爽「うぅ……置いていかれるこの悲しみ」
誓子「ご、ごめん。そういうつもりで言ったんじゃないんだけど」
爽「いいよいいよ、結局は実力が足りなかったってことだしね」
誓子「もうちょっとスパルタ気味にしたほうが良かったかなぁ?」
爽「ま、まあ……チカはよくやってくれたよ、うん」
爽「さ、気を取り直してこれからは三人で頑張ろう!」
揺杏「ニヤニヤしてどしたの?」
誓子「えっ、私ニヤニヤしてた?」
揺杏「してたっしょ。なぁ?」
成香「恋する乙女の顔でしたっ」
誓子「してませんっ。あれはそう……四月から大学生なんだなぁって思ってただけで」
爽「ふ、ふふ……チカよ、行ってしまうんだね」
揺杏「お、もう復活?」
由暉子「動かないのでほっぺたをツンツンしてたらいけました。ちなみに左手で」
成香「さすがユキちゃんの左手、素敵ですっ」
揺杏「やっべーな、なんだかよくわからないパワーがあるね。略してNYP」
由暉子「MPみたいなものでしょうか?」
爽「うぅ……置いていかれるこの悲しみ」
誓子「ご、ごめん。そういうつもりで言ったんじゃないんだけど」
爽「いいよいいよ、結局は実力が足りなかったってことだしね」
誓子「もうちょっとスパルタ気味にしたほうが良かったかなぁ?」
爽「ま、まあ……チカはよくやってくれたよ、うん」
爽「さ、気を取り直してこれからは三人で頑張ろう!」
誓子「三人?」
爽「私と彼と、お腹の子供で……」ポッ
成香「そんなっ、いつの間に!?」
揺杏「ちなみに名付け親は私ね」
由暉子「ズバリ、出会いは?」
爽「えっとー、彼とはインハイ途中に出会って――いたっ」
誓子「はいはい、二人共騙されないの。揺杏は悪乗りしない」
揺杏「チカセン、ネタばらし早すぎっしょ」
成香「えっ」
由暉子「中々にロマンチックだと思ったんですけど……」
爽「ちょっとは乗ってくれたっていいのにさー」
誓子「揺杏と成香と三人で頑張ってね、受験勉強」
揺杏「うわー……そっか、もう受験生じゃん」
成香「あ、三人ってそういうことだったんですね」
由暉子「困りました……私だけ仲間外れじゃないですか?」
爽「じゃ、受験生予備軍ということで。三人改め四人だね」
爽「力を合わせてチカを倒そう!」
誓子「わたしを打倒してどうするのよ……」ハァ
誓子(でも、落ち込んでるのよりはいいよね)
爽「それより卒業旅行のことなんだけど」
誓子「そんな計画してたっけ?」
揺杏「さぁ、聞いてないよ?」
由暉子「今からだと予約を取るのも大変じゃないですか?」
成香「泊まる場所を選ばなければ大丈夫だと思いますけど……ほら、去年みたいに」
爽「そこらへんは問題ないよ。だいぶ前から予約しといたからね!」
誓子「へぇ、受験勉強の最中に?」
爽「た、楽しみがあった方がいいかなってさ。それに、試験終わってからじゃ遅いしね」
誓子「ん、たしかに」
爽「さて、チカを論破したとこで」
揺杏「今度どこ行くわけ? 勝手に決めたんだろ?」
爽「んー、去年のリベンジかな?」
誓子「というと?」
爽「長野に行こう!」
誓子(幸いみんなこれといった予定もなく、長野に行くことになった)
誓子(多分、爽は気を使ってくれたんだと思う)
誓子(須賀くんに会えば、答えを聞けるから)
誓子(……それは私が欲しい答えじゃないかもしれないけど)
誓子(それで、それなりに覚悟を決めて赴いたわけなんだけど――)
久「あら、久しぶり」
誓子「うん……須賀くん、いる?」
久「あー、あいつね。なんとも間の悪い……」
誓子「え、いないの?」
久「ちょっと前にさ、一人旅だって」
誓子「そう、なんだ」
誓子(盛大に空振り)
誓子(結局会えないまま、私は大学生になっちゃいました)
誓子「なによ、一人旅って」
誓子「大学も蹴って就職もいないで、なにしてるのよ……」
誓子「バカみたい……むー」
誓子「あーあ、会いたかったんだけどなぁ」
誓子「もう四月も終わっちゃうよ……ホント、なにしてるんだろ」
誓子(でも、あれはなんだったんだろう?)
誓子(あの時の、竹井さんの……)
久『ちょっと顔見せて』
誓子『え?』
久『いいからいいから』
誓子『えっと、どうぞ?』
久『……えいっ』ゴツッ
誓子『いったぁ……え、頭突き? なんで?』
久『まぁ、色々言いたいことあるけど、これでチャラにしとく』
誓子(結局、理由も聞けずじまいだったけど……何かしたっけ、私?)
「あれ、桧森さんもこれから帰り?」
誓子「あ、うん。そっちも?」
「いや、これからみんなで遊びに行くんだ。桧森さんもどう?」
誓子「ごめん、明日実家の方に帰るから用意しないといけないの」
「黄金週間だもんね。そういうことなら邪魔しちゃ悪いか」
誓子「うん、また誘ってね」
「でもまいったなぁ、桧森さん来ないんだ」
誓子「もしかしてまずいことしちゃった?」
「そういうわけじゃないけど、男子数人は桧森さん目当てだったからさ」
誓子「あはは……そ、そうなんだ」
「けっこう人気あるからね。さっきも知らない奴にどこいるかって聞かれたし」
誓子「知らない人に? やだ、なんか怖いな……」
「ストーカーだったりして……あれ、でもどこかで見たことあるような」
誓子「あ、もうこんな時間」
「悪いね、引き止めちゃって」
誓子「ううん、いいよ別に。それじゃ、連休明けにね」
誓子「今日のごはんどうしよ」
誓子「忙しいから買って済ませようかなぁ」
「あーくそっ、どこいるんだよ」
誓子「うーん、あんまり楽しちゃったら後が辛いし……」
誓子「……なんだろ、もう一人暮らしに慣れてきたのかな?」
「こりゃ適当なこと言われたな……つっても携帯にかけたら意味ないし」
誓子「爽が頑張ってれば……って、これは言ってもしかたないか」
誓子「でもちょっと……寂しいかも」
「どっかそのへん歩いてりゃ話は早い……あん?」
誓子「こっちで新しい友達だってできたけど……」
誓子「これもそのうち慣れちゃうのかな?」
「おーい! ……こりゃ聞こえてないな」
誓子「あーあ、どこでなにしてるんだか」
誓子「……須賀くん」
京太郎「呼んだか?」
誓子「え……」
京太郎「固まっちまったか……キスしたら動くかな」ガシッ
誓子「ちょ、ちょっと待って!」グイッ
京太郎「おっと」
誓子「須賀くん? 須賀くんだよね? どうしてここに……」
京太郎「気ままに一人旅。北海道に来てみましたってね」
誓子「あ、そっか……」
京太郎「ちょうど俺が出てったあとに長野に来るなんてな……なんとも間の悪い」
誓子「竹井さんから聞いたんだ」
京太郎「まぁな……お前らが帰ったあとに知らされたよ。まったく……ま、そんぐらいならまだいいか」
誓子「そういえば、会うなり頭突きされたんだけど、そっちに心当たり無い?」
京太郎「頭突きか……きっとそれで済ませたんだな。俺が言うのもアレだけどさ」
誓子「何か知ってるの?」
京太郎「推測だけどな。でも、これ言う前に一つ言っておくことがあるんだよな」
誓子「むー、なんかさっきからはっきりしないね」
京太郎「……初めてなんだからしかたないだろ」
誓子「だから、何の話なのよっ」
京太郎「……怒ってる?」
誓子「怒ってません。人がどんな思いしてたかもわからない須賀くんだけど怒ってないんだから」
京太郎「つまり怒ってると……とりあえず場所変えてなんか飲もうか」
京太郎「悪いな、飲み物どころかご飯までいただいちゃって」
誓子「別にいいけど……出来合いのものだし。それよりなんで家知ってたの? 明らかに須賀くんが先導してたよね?」
京太郎「獅子原から教えられてたからな。先にこっち来たんだけど、その時はいなかったし」
誓子「今日は休みじゃなかったからね」
京太郎「はは、俺は毎日が日曜みたいなもんだからな」
誓子「お気楽なんだから」
誓子「それで、私に話があるんだっけ?」
京太郎「つーか、こっちにはそのために来たようなもんだし」
誓子「私に、会いに?」
京太郎「そうなるな」
誓子「……」
誓子(言いたいことがあるって言ってたっけ)
誓子(それって多分……)
誓子(どうしよう、なんの準備もしてないのに)
誓子(二つに一つ。ただそれだけなのに、すごく、怖い……)ブルッ
京太郎「俺は、桧森と色々したいことがある」
京太郎「一緒に出かけたり、料理したり、二人乗りしてどこか行ったりさ」
京太郎「傍にいてほしいし、なるべくなら笑っててほしい」
京太郎「だからもし、おまえもそう思ってくれてるなら……」
誓子「……須賀くん」
京太郎「……なんだよ」
誓子「私の、パクった?」
京太郎「さ、参考にしただけだから」
誓子「もう……でも――」
誓子「すごく、嬉しいかな……」ギュッ
京太郎「……泣くなよ、大げさだな」
誓子「誰のせいだと思ってるのよ……バカ」
京太郎「わかってるよ……だからさ、埋め合わせさせてくれ」
誓子「……じゃあ、私に貸しあるの、覚えてる?」
京太郎「ああ」
誓子「それ、今ここで使ってくれる?」
京太郎「つってもな、いきなりじゃなんも思いつかないぞ?」
誓子「……」ギュウウ
京太郎「痛い痛いっ、つねるな――んむっ」
誓子「――んっ、ここまでしたら、わかるよね?」
京太郎「……いやだって言ってもやめないからな」
誓子「いいよ、私、逆らえないし」
誓子「んん……」
誓子「あれ……もう、朝?」
京太郎「おはよう」
誓子「須賀くん……? あ、そっか」
京太郎「まぁ、そういうことだな」
誓子「なんか、恥ずかしいね」
京太郎「んー、お互い裸だからかもな」
誓子「え、あ……見ないでよ」サッ
京太郎「なにを今更。とりあえずなんか着ようぜ」
誓子「ごちそうさま。朝ごはんありがとね」
京太郎「朝って時間でもないけどな。まぁ、寝床の礼ってとこだ」
誓子「そんなの気にしなくてもいいのに」
京太郎「したいからしてるんだよ」
誓子「そっか……ね、これからどうするの?」
京太郎「桧森に会うって目的は果たしたし……そうだな、一回長野に帰ろうかな」
誓子「そうなんだ、実家に……あー!」
京太郎「うお、いきなり大声出すなよ」
誓子「今何時っ?」
京太郎「そうねだいたいね」
誓子「もう、ふざけないで!」
京太郎「悪かったって……十時半だな」
誓子「十時半……どうしよ、寝過ごしちゃった」
京太郎「なんかあったのか?」
誓子「向こうに帰るからバスの予約してたんだけど……」
京太郎「ああ、なるほど」
誓子「須賀くんが来たから全然用意してないし」
京太郎「うーん……よし、わかった」
京太郎「俺が送ってってやるよ」
誓子「わ、バイク。もしかしてこれで旅してたの?」
京太郎「徒歩じゃさすがに時間かかるからな」
誓子「だから荷物はコンパクトにしろって言ったんだ……」
京太郎「そういうこと。さ、乗れよ」
誓子「う、うん……」オズオズ
京太郎「自転車より危ないから、しっかりつかまってろよ」
誓子「……」ギュッ
誓子(やっぱり、背中広いなぁ)
京太郎「そうだ、向こう着いたら両親に挨拶しに行くかな」
誓子「もしかして、私の家に?」
京太郎「他に誰がいるんだよ」
誓子「そうなんだ、そういうのめんどくさがりそうだと思ってた」
京太郎「待たせた分、ちゃんとしときたいしな」
誓子「あ、めんどくさがってることは否定しないんだ」
京太郎「そりゃあな、だって緊張するし」
誓子「なんか新鮮」
京太郎「カッコ悪いとこ見せるかもしれないけど、大目に見てくれ」
誓子「うん、いいよ。なんか楽しみだし」
京太郎「……面白がってるだろ」
誓子「だって、それも須賀くんなんでしょ?」
京太郎「ま、そうだな」
誓子「じゃあ問題なしだね」
京太郎「じゃ、行くか」
誓子「どのくらいかかりそう?」
京太郎「んー、二時間三時間ってとこじゃないか?」
誓子「じゃあお昼は向こう着いてからかな?」
京太郎「そうなりそうだな」
誓子「ね、須賀くん」
京太郎「ん?」
誓子「ずっとこうしていられたらな……」
京太郎「さすがに腰が痛くなるだろ」
誓子「むー……えいっ」ギュウウ
京太郎「いって! つねんなって」
誓子「後で飲み物奢ってくれないと許さないんだから」
京太郎「つまり怒ってんのな……ま、サービスエリアに着いたらだな」
誓子「うん……」クスッ
京太郎「なんだよ、怒るのか笑うのかどっちかにしてくれ」
誓子「……笑ってないよ?」
京太郎「いいや、笑ってた。わからないわけないだろ」
誓子「もう、だから――」
『エンディング――二人乗り』
というわけでチカセンのエンディングでした
なんだろう、想定より四割増しになった……
んじゃ、もうすぐ出勤なんで失礼します
なんだろう、想定より四割増しになった……
んじゃ、もうすぐ出勤なんで失礼します
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