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元スレ京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」
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乙です
イッチ、無理して体調を崩さないようにね~!
後、えりちゃん可愛い…!!
イッチ、無理して体調を崩さないようにね~!
後、えりちゃん可愛い…!!
そういや実写化した際に霊圧が消えたんだよな
ハギヨシさんは出てくるのに
ハギヨシさんは出てくるのに
真面目に現時点だと原作登場キャラの中で京ちゃん「だけいない」レベルだからなww
霊圧が消えたのはメイン購買層となるであろう萌え・百合オタに媚びたようとした結果ではあると思うが、
そもそもその層にアピールしたいなら普通にアニメにすればいいのであって実写化の意味は薄い。
実写が当たるのは腐女子層だしね。ミュージカルになるのは概ねそっちに強い作品ばかりだし。
そもそもその層にアピールしたいなら普通にアニメにすればいいのであって実写化の意味は薄い。
実写が当たるのは腐女子層だしね。ミュージカルになるのは概ねそっちに強い作品ばかりだし。
百合オタに媚びたっていうより尺と予算の不足に加えて若手俳優引っ張ってくる労力が馬鹿にならないから
製作サイド的にはそこまでして京太郎出すメリットを感じられなかったっていう話なんじゃないかな
第2話だと西田記者の出番までカット食らったみたいだし
製作サイド的にはそこまでして京太郎出すメリットを感じられなかったっていう話なんじゃないかな
第2話だと西田記者の出番までカット食らったみたいだし
>>57
そもそも若手俳優引っ張って「来れる魅力のある役か」って言われると完全にNOと断言出来るからなぁ。
真面目に「京ちゃん出るから個人戦対戦相手に必要な男子モブ」役の方が活躍描写あるだけ魅力あるレベルだし。
※原作描写内で京ちゃん1回も上がってない+アニメ個人戦でも1回も上がらず大火力で吹き飛びまくってるだけ(=吹き飛ばしてるモブの方が活躍してると言える)
もし「人気出ました! 続編で全国編やります!」にしても見せ場が洗濯機の所ぐらいで、
後は割と京ちゃんの服装着せたマネキン適当に顔映らない場所に立たせとけばどうにでもなるシーンばっかだし。
んで洗濯機の所はそのまま和に京ちゃんの位置渡せば何とかなりそうと言う。
そもそも若手俳優引っ張って「来れる魅力のある役か」って言われると完全にNOと断言出来るからなぁ。
真面目に「京ちゃん出るから個人戦対戦相手に必要な男子モブ」役の方が活躍描写あるだけ魅力あるレベルだし。
※原作描写内で京ちゃん1回も上がってない+アニメ個人戦でも1回も上がらず大火力で吹き飛びまくってるだけ(=吹き飛ばしてるモブの方が活躍してると言える)
もし「人気出ました! 続編で全国編やります!」にしても見せ場が洗濯機の所ぐらいで、
後は割と京ちゃんの服装着せたマネキン適当に顔映らない場所に立たせとけばどうにでもなるシーンばっかだし。
んで洗濯機の所はそのまま和に京ちゃんの位置渡せば何とかなりそうと言う。
必ずしも原作通りにやる必要はないし別メディアでやる以上は何らかの変化はあって然るべきだとは思うが、
その変更が商業的な理由によるものというのは悲しいことよね。
その変更が商業的な理由によるものというのは悲しいことよね。
―――【会場:観戦席】
京太郎(ということで見に来たわけだが……)
宥「凄いねぇ」
玄「Bブロックも魔境だねっ」
京太郎(松実姉妹の横ならまだしも、挟まれてるからちょくちょく視線を感じる……いや、気にしないようにしよう、うん)
京太郎「あ、エイスリンさんだ」
玄「まだ次鋒戦だからわからないね」
宥「うん……京太郎くんの、その」
京太郎「はい?」
宥「京太郎くんは、ウィッシュアートさんのこと……好き、なの?」
京太郎「ふぇっ!?」ビクッ
玄(お義兄ちゃん、どうなんだろう……)
京太郎「い、いやいや普通に好きですけど……そ、そういうわけじゃ」
宥「本当?」
京太郎「ほ、本当ですよ!」
玄「……これから好きになっちゃったり、しない?」
京太郎(今度は玄!?)
京太郎「い、いやそんなまさか、おそらく、きっと、メイビー」
玄「むぅ、ハッキリしてよお義兄ちゃんっ」ジトー
京太郎「え、ええ~」
宥(凄い、不安……)
京太郎「うぁ……」
宥「思ったより、全然強敵だね」
玄「清澄の……次鋒」
宥「……ちょっと、不安だなぁ」
京太郎(あの負け方、きついよなぁ……)
宥「京太郎くん?」
京太郎「エイスリンさん……」ボソッ
宥「え」
玄「お義兄ちゃん?」ユサユサ
京太郎「え、あ、ああ……まだ次鋒戦終了、わかりませんね」
宥「……勝てればいいね、宮守」
京太郎「ですね……」ジッ
玄(な、なんだか妙な感じ……)
京太郎「で、大将戦ですか……」
玄「す、スゴイ……!」
京太郎「んな馬鹿な……」
宥「え、まだ始まってないよ? 座ってるだけだよ?」
京太郎「座っている、いや、むしろ置いている」
玄「え、永水の対象は化け物だよっ!」
宥「え……あ」
京太郎「あ」
宥「……」ジトー
京太郎「あ、ああ~あれは大きすぎますよね、はい」
玄(お義兄ちゃん、言い訳の仕方がなんていうか、それっぽいよ!)
京太郎「俺はもうちょっとこう、小ぶりな方が、はい」
玄「接戦だね」
宥「誰が勝ってもおかしくないけど、宮守が勝ち上がれば良いね」
玄「真正面からライバルを倒すんだねっ」ニコッ
宥「そ、そういうのじゃないよぉ」カァッ
京太郎(ストレートに宥っぱいが一番だと言いたいけど言った瞬間、想像するだけで怖い)
宥「姉帯さん、スゴイね」
玄「一つだけ、じゃないよね……沢山ある?」
宥「私に近い感じも……」
京太郎(宥っぱい、てか宥っぱいってなんだ。玄っぱいもあるのか! いやしかし、二人共おっぱいだけなら凄い、さすが姉妹)
玄「あれ、お義兄ちゃん?」
宥「難しい顔してる……凄い、考えてるんだね」
玄「うん」
玄(真面目な顔してるお義兄ちゃん、カッコいい……かも)ポー
京太郎(いや、宥さんの魅力はそこだけじゃ……って俺はなにを、落ち着け、今は試合だ)ジッ
―――【試合終了】
京太郎「なっ……マジか、あいつ」
宥「あれが……」
玄「宮永、咲ちゃん……?」
京太郎(一瞬、アイツが和了る一瞬……背筋が凍るかと思った。禍々しいまでの感覚、マジか……オカルトすぎんだろ)
玄「し、穏乃ちゃん大丈夫かな……」
宥「寒い……」ギュッ ムニュっ
京太郎「だ、大丈夫っすか?」
京太郎(宥っぱいがぁ! 有っぱいが腕にぃ! このままじゃ俺の理性がもたん!)
京太郎「あ、え、エイスリンさんとこ行かなきゃ」パッ
宥(もう離れちゃった……嫌、だったかな?)
玄(お義兄ちゃんがおもちを相手にあんなに呆気なく!?)
―――【会場内】
京太郎(さっきの、慣れっていうか……今まで散々味わってきたからどうにかおさえられたぜ……)
宥(ウィッシュアートさんのとこ、だよね……)
京太郎「あ、いた」
玄「うわぁ、記者さんとか沢山いる」
宥「うん、これじゃ近づけ無さそう……」
京太郎「まぁ、悪い言い方になりますけど負けた高校への相手は少ないですからね」
玄「私たちも頑張って松実館の宣伝しないと!」
宥「お客さんが一杯きたら大変だねぇ」クスッ
京太郎「まぁそしたら俺がお手伝いに……泊まり込みでも良いですよ!」グッ
宥(京太郎くんがお泊り……)カァッ
玄(お義兄ちゃんと一晩中おもち談義!)
京太郎「まぁ家近いんでそんなことないでしょうけど」アハハ
トシ「案外、運に愛されてるからねぇあんた」
京太郎「え?」
トシ「ん?」
京太郎「……いいい、いつからここに!?」
トシ「今きたとこだよ、ほらエイスリンにあらあそこだよ」
宥(確かこの人、宮守の?)
玄(確か先生の……)
京太郎「あ、ほんとだ、エイスリンさーん」フリフリ
エイスリン「っ」ビクッ
京太郎「あれ?」
エイスリン「……」バッ
京太郎「ん?」
宥「あ」
玄「え」
ガバッ
エイスリン「っ~……」ギュゥッ
京太郎「え、え?」
トシ「やれやれだね」
京太郎「え、その、あれ?」
エイスリン「っ~」グスッ
京太郎(な、なんでエイスリンさんが俺に抱き着いて……あれ? あれ?)チラッ
塞「……」ゴゴゴゴ
胡桃「……」ゴゴゴゴ
白望「……」ダル~ン
豊音「わわっ、大人だよっ」カァッ
京太郎「え、エイスリン、さん?」
エイスリン「ッ……イ、イッショニ、ケッショウマデッテ……」
京太郎「な、どうしたんですか」
エイスリン「ワタシノ、セイデっ……」
京太郎「エイスリンさんのせいじゃないでしょ、エイスリンさんのチームメイトだって誰もそんなこと思ってませんよ」ポンポン
エイスリン「デモッ……」
京太郎「デモもストもないでしょ……」
エイスリン「っ」
京太郎「大丈夫ですから、ね? 見てても誰もあなたのせいなんて思いませんから」ナデナデ
エイスリン「……ホント?」グスッ
京太郎「はい」ニコッ
エイスリン「……ッ」ギュゥッ
京太郎「どうしたんですか、ほらもう」ナデナデ
エイスリン「ゴメンネ……」
京太郎「良いですよこのぐらい」アハハッ
宥(なんだか、優しい顔……)グッ
玄(お義兄ちゃん……)ギュゥッ
京太郎(少しして、エイスリンさんが泣きやんだわけだけど)
エイスリン「ソ、ソノ、ゴ、ゴメンネッ」カァッ
京太郎「いや、まぁ良いんですけどね」
エイスリン「……ア、アリガト」ニコッ
京太郎「まぁエイスリンさんみたいに可愛い子に胸を貸すならいつでもですよ」ニッ
エイスリン「ウ、ウン……キョウタロゥ」エヘヘ
京太郎(かわいい)
宥(京太郎くん、やっぱりああいうかわいい子が好きなんだ……)
玄(お義兄ちゃん……なんで、胸、ギュウって……)
トシ「ほら、うちのエイスリンを骨抜きにすんのいいから」
京太郎「なっ!」
エイスリン「ッ!!?」カァッ
京太郎「そ、そういうのじゃないですから、友達ですからっ!」
エイスリン「ソ、ソウ!」
トシ「はいはい」ケラケラ
京太郎「こ、このババア」
トシ「ん、なんて?」ニコッ
京太郎「あ、いやなんでもないです」メソラシ
トシ「よろしい」ウム
塞(なんか仲良いなぁ)
―――【ホテル:女子部屋】
京太郎「ただいまー」
宥「ただいまぁ」
玄「ただいま戻りました!」
憧「京太郎ぉ、金髪外人とイチャイチャするとは良い身分ね」
京太郎「え、なんで?」
憧「ネットに乗ってるわよ!」
京太郎「……うそん!?」
灼「本当」
京太郎「……ご、ご迷惑かけました?」
灼「いや、私は良いけど」チラッ
晴絵「……」グテ~
京太郎「寝てる……」
灼「ふて寝だよ、起きてるし」
京太郎「晴絵さん? どうしたんですか~?」
晴絵「……しんない」
京太郎「え~」
憧「本当よ、良い歳してなに嫉妬して拗ねてんだか」
晴絵「歳は関係ないでしょうがぁ!」クワッ
憧「そ、そうよね、関係ないわよね」
晴絵「ないわよ!」
京太郎「なんていうか、どういうことですか?」
宥「……知らない」フイッ
京太郎「え」ガーン
灼(自業自得)
穏乃「相変わらずだなぁ」
京太郎「く、玄……」
玄「お義兄ちゃんのばか」フイッ
京太郎「!!?」ガーン
―――翌日【会場:控室】
憧「……どうしたのあんた」
京太郎「昨日から宥さんと玄が冷たい……死にたい」ズーン
憧「宥は?」
灼「先鋒戦の前に玄に一声かけるって」
憧「……二人がいなくて良かったわね、とりあえず一言言わせてもらうわ」
京太郎「なんだ、助言か!?」
憧「結局、宥と玄どっちが好きなの?」
京太郎「……へ?」
穏乃「あ、私もそれ気になる。宥さんっぽかったけど最近は玄さんとも仲良いし」
京太郎「え、あ、玄はその……別に、なんつーか、妹っぽいっていうか」
憧「へぇ、なら宥のことが好きなのね」
京太郎「は、はぁっ!? な、なんでそういうことになるんだよ!?」カァッ
憧「いや、そういうのいらないから」
灼「うん」
京太郎「いや、そういうのともかく、二人に嫌われてるかもしれないってのはショックだろ!?」
憧「あ~まぁそれでも良いけど、うん。とりあえず嫌われてるわけじゃないと思うわよ?」
京太郎「いいや、昨日なんかしちまったんだ……知らない間に」
穏乃「それは正解なんだけど」
京太郎「お前ら予想ついてんのか!?」
憧「大体ね」
京太郎「教えてくれぇ! なんとかして二人の好感度を取り戻させてくれぇ!」
憧「え~っと……どうする?」
灼「む、難しいね」
穏乃「えっと……応援するとか?」
京太郎「先鋒戦始まりそうだよ」
憧「それじゃあ試合終わったら迎えに行ってあげなさい」
京太郎「ええ、そんなんで良いのか?」
穏乃「良いの良いの」バシッ
京太郎「背中叩くなよ」
晴絵「……誰か私の味方はいないの!?」
灼「……ほ、他の世界線に期待しよう?」
晴絵「ファンタジー!」
ガチャッ
宥「ただいま~」
憧「あ、玄の様子どうだった?」
宥「緊張してたけど大丈夫そう」
穏乃「良かったぁ」ホッ
灼「でも心配だね」
京太郎「相手が……ヤバいですね」
晴絵「新道寺の先鋒が強いって話はないけど、千里山と白糸台だけで十分ヤバいしね」チッ
京太郎「チャンプですか……」
京太郎(それでいて咲の姉貴……昨日のこともあったからな、咲の姉貴が化け物って言われても納得せざるをえないな)
晴絵「玄、耐えてくれればいいけどね」
憧「それに関しては新道寺もでしょ」
晴絵「ま、そうだけどね……」
京太郎「……」ゴクリ
宥「玄ちゃん……」
―――【控室】
京太郎「……ま、じか」
晴絵「さすがに、これは……」
穏乃「これが、チャンプ」
憧「荒川憩の上を行くだけあるわね、本当に……」
京太郎「魔物……」
宥「玄ちゃんっ……」
京太郎「ま、まだ前半も終わってないのに」
晴絵「玄……」
穏乃「いや、でもこれで……」
憧「もう少しよ」
京太郎「お、俺行ってきます!」
宥「あ、京太郎くん」
京太郎「いきますか?」
宥「……ううん、あとで交代の時に会うから、行ってあげて?」
京太郎「はいっ!」ダッ
ガチャッ バタンッ
穏乃「……良かったんですか?」
宥「うん、玄ちゃん……大好きだから、京太郎くんのこと」クスッ
晴絵「……それは、宥も同じでしょ」
宥「あぅっ……」カァッ
憧「ホントシスコンよね」
宥「そ、そういうのなしに……玄ちゃん、きっと京太郎くんに応援してもらったら、力出ると思う、から」
晴絵「大人だなぁ、昨日から今まで嫉妬で拗ねてたみたいだけど」
宥「あぅ」カァッ
灼「それはハルちゃんも一緒だと」
晴絵「気のせいよ」
灼「……」
―――【休憩所】
玄「……」トボトボ
京太郎「玄!」
玄「え、お、お義兄ちゃん……」ビクッ
京太郎「……えっと、なんつーか」
京太郎(やべぇ、なんて声かければ良いかわかんねぇ)
玄「お義兄ちゃんっ、私っ……私ねっ」グスッ
京太郎「え、く、玄?」
玄「沢山、点棒取られちゃった……このままじゃ、2位抜けもできないかもっ」
京太郎「玄……」
:::|:::::/〃 斗-- 、 ヾメ、ヽ /::::/.: :/:::::/::::::::::::::::::::/::::::::::/}::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
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眠い、今日はここまでー
久々の投下ですまぬ、ここからもそこそこあるのに……
もしかしたら明日もやるかも
そんじゃまたー
乙です
かわ゛い゛い゛な゛あ゛クロチャーは!
嫉妬する松実姉妹とヒロインレースで追い上げるエイちゃん良いね
かわ゛い゛い゛な゛あ゛クロチャーは!
嫉妬する松実姉妹とヒロインレースで追い上げるエイちゃん良いね
玄「どうしよう、おにーちゃん……」ポロポロ
京太郎「……」
玄「やだよぉ……」グスッ
京太郎「玄……」
玄「お義兄ちゃんっ……」
京太郎「捨てよう、ドラ」
玄「え……だ、ダメだよ。だってお母さんが」
京太郎「それでも、勝つために」
玄「や、やだよ、それにほらっ私は阿知賀のドラゴンロードって」
京太郎「そんなドラ、捨てちまえ」キッパリ
玄「な、なんで……」
京太郎「この際、邪魔です」
玄「ど、ドラがそのあと何ゲームもこなくなっちゃうんだよ!?」
京太郎「くるようになるまで付き合うよ」
玄「っ」
京太郎「だからドラを捨てろ……言い訳なら俺を使っても良い」
玄「え?」
京太郎「俺が殺すんだ。玄の手を使って、玄の大事なドラを」
玄「お義兄ちゃん……」
京太郎「こんな麻雀ほぼ素人の俺を受け入れてくれたみんなだからさ、みんなのために、なんかしてやりたいんだよ」
玄「お、お義兄ちゃんはもうみんなのために沢山っ」
京太郎「それでも、まだ足りない……だから、俺を使え玄」ナデナデ
玄「っ」グスッ
京太郎「それで、勝てなんて言わない……仲間に繋げれば良い。それがこの大会の、闘牌のしかただ」
玄「……うんっ」コクリ
―――【控室】
ガチャッ
京太郎「ただいまー」
穏乃「どうだった?」
京太郎「ちょっと違った闘牌が見れる……かも?」
晴絵「またなんか言ったんでしょ」
京太郎「そりゃ言いますよ、応援しに行ったんですよ?」
晴絵「そうじゃなくてその……く、口説くみたいなこと」
京太郎「ないですよ、俺どんなイメージなんですか」
灼「たらし」
穏乃「鈍感」
憧「総受け」
京太郎「おい最後の」
宥「……玄ちゃん」グッ
京太郎「きっと、大丈夫ですよ」フッ
宥「……うん」コクリ
晴絵「お、終わった……にしても玄が、ドラを捨てるなんて」
宥「お母さんに言われたことを、玄ちゃんが……?」
京太郎(まぁ、殺したのは俺だけど……裏で操った感じで)
憧「……なるほどね」フッ
京太郎「なんだよ」
憧「別に、あんたも難儀な正確してるわね」クスッ
京太郎「なんで御見通しなんだよ」
憧「ファンだからよ」
京太郎「どういう意味で?」
憧「そういう意味で」
京太郎「……え~」
穏乃「え、どういうこと?」
京太郎「あ~なんていうか俺が」
灼「唆したってこと?」
京太郎「その言い方はやめて!」
宥「玄ちゃんと、なにかあったの?」
京太郎「い、いやそういうことじゃ……あ、ああ~玄さんが帰ってきますよ! 行きましょう!」
宥「え、う、うん」コクリ
晴絵「優しいなぁ京太郎は」
京太郎「や、やめてくださいよ」カァッ
灼(顔赤くして照れてる京太郎ってかわ……新鮮)
―――【会場:廊下】
京太郎「玄さん!」
玄「あ……」トボトボ
宥「玄ちゃん……」
玄「ダメだった、私……」
宥「ダメじゃない、ダメじゃないよ……玄ちゃんは頑張った。点数は取れた。十分だよ」
玄「それでも、点差は開いたままだしっ……」
宥「ドラを捨ててまで、掴んだ点……ううん、繋げた点だよ」
玄「お姉ちゃん……」
京太郎「繋いだ。あとはみんなに、お姉ちゃんに任せろよ玄」ポン
玄「お義兄ちゃん……」
宥「私が、必ず点を取り返すから」
京太郎「宥さんを、信じよう」フッ
玄「うんっ……うんっ」グスッ
玄「あ、その……先に戻ってるね!」ダッ
宥「え、く、玄ちゃ」
京太郎「行っちまいましたね」
宥「だね……」
京太郎「宥さん、その」
宥「うん、大丈夫。京太郎くんが言ってくれたように、私は取り返すよ」
京太郎「……」
宥「それにその、京太郎くんも応援して、くれるでしょ?」カァッ
京太郎「もちろんですよ! 宥さんが勝つためなら俺なんだってしますよ!」
宥「え」
京太郎「い、いやルール違反とかは無しとしても」
宥「う、ううん、そうじゃなくて……」
京太郎「?」
宥「そ、それじゃあ私がその……点稼げたら」
京太郎「はい」
宥「い、一緒にその、お出掛け……して?」カァッ
京太郎「え、あ……お、俺で良ければ」
宥「ううん、京太郎くんが、良い」ニコッ
京太郎「は、はい! 応援してます!」
宥「うん、ありがとう、頑張るよ……」ゴッ
京太郎(この熱気……!)
宥「絶対、勝つ……!」
―――【会場】
宥(確かに白糸台は強い。けど……先方のチャンプと違って他の強さは、他の人たちの追従を許さない……ってほどじゃない)
菫(なぜだ、なぜ私の攻撃(ロン)が当たらない!)
菫「くっ!」
泉(ハッ、なにが三年や……大したこと)
菫「ロン!」シュバッ
泉「ぐはっ!?」ザクッ
菫「ロン!」
宥「……」サッ
泉「げはっ!?」
菫「ロォンッ!」
宥(当たらなければどういということはないって、赤い人が言ってた)
泉「またかっ!?」グホッ
美子(空気だけど、堅実に和了がっておこう)
美子「ロン」
泉「げぼぁっ!?」グハッ
―――【控室】
京太郎「宥さんスゲー!」
晴絵「だって全部回避してるもん」
憧「なんで千里山の一年はふらついてるの?」
穏乃「えっと、精神的ショック?」
憧「てか血反吐を吐いてるように見えるんだけど」
灼「気のせい」
憧「え、ええ……」
晴絵「にしてもホント、宥凄いね」
玄「きっとお義兄ちゃんとの愛の力だよ!」
京太郎「ブフォッゲホッ!」
晴絵「え、そ……そうなの?」
京太郎「あ、愛って……ゆ、友情パワーでしょ、たぶん」カァッ
玄「そうかなぁ?」
京太郎「そ、そうだよ」
玄「えへへ、お義兄ちゃんにだったら安心してお姉ちゃんを任せられるねっ」ニコッ
京太郎(ああ~泣き顔から笑顔への相転移! そしてまた泣き顔が見たくなるぅ!)
灼「禍々しい気配がする」
穏乃「憧の事?」
憧「おい」
灼「それとはちょっと違うっていうか」
憧「それってなにそれって!」
ここまで!
ギャグメインでいくはずが最近シリアスっぽいことやりすぎた
これ以上いけないと路線を戻す
そんじゃまたー
乙
千里山次鋒の子が大変なことになってるww
だけどまだ宥の攻撃が残っているのである
千里山次鋒の子が大変なことになってるww
だけどまだ宥の攻撃が残っているのである
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