私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「おいでませ!」宥「松実館」玄「GX!」
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―――【会場】
咲(ま、これしか選択肢……ないしね)タンッ
咲「……立直」
穏乃「……!」タンッ
淡「じゃあ、立直!」ニッ
ネリー「選択肢、ないも同然だ……立直!」タンッ
穏乃(三人まとめてっ……ああそうか“私に直撃させれば逆転できる”手ってことか……!)
咲(さぁ、ギャンブルだよ……正真正銘の運任せ!)
ネリー(運の波を、操れない……あとは願うだけ!)
淡(私は、高校100年生、大星淡!)
穏乃(っ……和了れば勝てる。でも!)
咲「セーフ」タンッ
穏乃「残念だなぁ」タンッ
ネリー「……なんとか」タンッ
淡「っ……あ~ドキドキする」タンッ
―――【阿知賀控室】
京太郎「……」
宥「京太郎くん、どうしたの?」
京太郎「……なんだか、感慨深いなって」
宥「え?」
京太郎「こうして咲を見てるってのもそうなんですけど……なによりも応援してるのが咲じゃないってのが」
宥「……仲良しっていうか、大好きだよね、京太郎くん」
京太郎「まぁ……好きですよ」
宥「……」
京太郎「ただその、もっと好きな人がいまはいますけど」ギュッ
宥「っ……うん」コクリ
玄「えへへ、私もお義兄ちゃんとお姉ちゃんが大好きだよ!」ギュッ
京太郎「あはは」
宥「もう、玄ちゃん」クスッ
晴絵「」
灼「ダメ、息してない」
憧「せっかくのラストなのにしっかり見なさいよ」
灼「それは酷ってもんじゃ……」
―――【会場】
ネリー(ここで、宮永ならツモ和了でも……)
淡(ごめんっ、みんな……もう私じゃっ)
咲「……」スッ
穏乃「……」ゴクリ
咲「勝ちだよ……」フッ
/:::::::::::/:::::/::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::::.
/::::::::::::::::::::::::::::::::|:::::::::|::::::::::::::::∧::::::::::::::::::::::::::_,ノi
/:::/:::::::::::::::|:::::::::ハ::::::::|:::::::::::::: | ',:::::|::::ハ:::::::::::|\|
〈/ |:::::::|::::::|:::∧| |::::::∧::::::::∧| \|∨И::::::::|:::::|
|:::::::|:::::从|ィ宏守ト \::::| |ィ宏守ミ. |:::::::::::::::|
|:::::人:::::|《 んJ::j゚} \〉 んJ::j゚} 》仏:::/::::::|
|:::::::::::\〉 ∨辷ン ∨辷ン 厶ィ::::::::リ
人::::::::::::| i ,,,, ,,,, j }:::::::/
\ト、:乂 ムイ:::/
⌒込 マ _フ /::::/レ′
>... <::/
/⌒''く ̄二=- _ `刈〕ト _, r≦〔 ⌒´
j `ー'⌒Vニ-ニ-ー=彡r┘ |_\_
/⌒| ム_/ ∨-ニ-ニ-ニ-| 〕二ニー _
/ / ⌒ / j -、 ∨ニ-ニ-ニ八ー _|ニ-ニ-ニ-ニー- _
/j 人_ノ / У ∨ニ-ニ-ニ∧ ´ ]ニ-ニ-ニ-ニ-ニ-//〕、
/ /⌒^「 ̄ ̄ ̄|〈 ⌒ ノ Vニ-ニ-ニ-∧/⌒\]ニ-ニ-ニ-ニ-ニ// ハ
/ 人__|_____」/¬く 辻ニ-ニ-ニ-∧ ]ニ-ニ-ニ-ニ-/} / .|
と"_/⌒\ 人  ̄ ̄ ̄\〉 /_ニ-ニ-ニ-/ / / |
タンッ
咲「……」
穏乃「ロンッ……!!」
咲(貴女の、ね)
ネリー「……」
淡「ごめんっ、みんなっ」グスッ
穏乃「タンヤオのみ! 1000です!」
∧/ : |: : : :|: : |: / |: j |: : :〕 : : |: : :|| |: |: : :ヽ `ヽ
,′ \:l: : :| |: : |_′ |斗:七´:ハ: :/|: : :ル': :|: : : ∧ .
i|/⌒八‐┼-: :| | リ |/ |/ :|: :/:': : :|: /: : '. ,
||: : : :' :| ヽ:|_|\| |/ 忻芋示ミ、|,イ: : : : |: : : : : :i ′
||: : : l: :|_iテ示ミ {r' ::i〕 ヽ' : : : , |: : : /: :| :,
: : : : |: 〃 {r'::i〕 乂z:ソ, / : /}:′/: : ′ :
. 八: : :ト、|i 乂:ソ / イ: |r= 、 : : : / !
\l:|:ヽ , ''" |: :| V: :/ |
|: , '" __ |: :| ./: /:. |
|: :. v´ | ,|: :|ー.:'/:: : . |
|: 圦 ノ ,イ |: :|i イ : : : : : |
|: : :| 〔,.l: :j |: : : : : : :. |
|: : :| > __,. |、|:/' |: : : : : : : : |
人 : | r‐┤ /〔 |: : : : : : : : :. |
ヽ| ∧ ! ,r‐=''" \ |: : : : : : : : : . |
〕 /⌒Ⅴ 〔 | \_: : : : : : : : : |
京太郎「……お」
宥「やっ……た?」
玄「か、勝った!」
憧「っし!」グッ
灼「!」
晴絵「う、お……お……」
京晴「おっしゃぁぁぁぁっっ!!!」
宥「!?」ビクッ
憧「どわっ! び、びっくりさせんじゃないわよ!」
京太郎「勝ったああああぁぁぁ! さすがタンヤオさんだぁぁぁっ!」
晴絵「優勝! 優勝……優勝ぉぉ!!?」
―――【観客席】
トシ「やはりタンヤオのみ」
塞「まぁ捨て牌見る限り」
トシ「そういうことじゃないのさ」
塞「?」
『き、決まったぁぁぁぁぁっ! 決まった決まった決まったぁぁぁぁぁぁっ!!!!』
『ちょっ、恒子ちゃんテンション上がりすぎ!』
『優勝は、阿知賀学院んんッッッ!!!』
咲「……何かが足りなかった、なにかが……」グッ
ネリー「強かった、自分の力を使いこなしてなおかつ、まともに強い」フゥ
淡「……負けちゃった」グスッ
穏乃「……」
咲「……ありがとうございました」ニコッ
ネリー「そうだね、ありがとう」フッ
淡「あ、ありっ……がとう、ございましたっ」グズッ
穏乃「うん! ありがとうございました……良い闘牌でした!」ニコッ
―――その後
恒子「お疲れ様でした! ではでは一位の阿知賀、二位の清澄高校、三位の白糸台、四位の臨海女子のみなさん!」
健夜「おめでとうございます」ペコリ
恒子「いやぁすこやんライバル登場かもしれないよ!」
健夜「楽しみだね……てか全国ネットですこやん呼びやめなよ!?」
恒子「いつも全力全開がモットーです!」
健夜「はやりちゃんに怒られろ、なんか知らないけどはやりちゃんに怒られろ!」
恒子「では二位の清澄高校から……部長の竹井さん!」
久「今年は最後の夏ということで、でも団体戦初出場でこうして三位と、いうっ……の、はっ……」グスッ
恒子「……泣き顔可愛いね」
健夜「あ?」
恒子「さすがにマジギレされそうなので大将の宮永咲さん、突如現れた大型ルーキー多めの今大会でも屈指のエース!」
咲「い、いやいや今回は負けしましたし……」
恒子「でも一度は一位浮上したり! 凄い!」
咲「親友の……」ボソッ
恒子「え?」
咲「親友の京ちゃん……そこにいる阿知賀の須賀京太郎」
京太郎「俺?」
恒子「ほうほう」ニヤッ
咲「京ちゃんに応援されたから、ここまでこれたんです。京ちゃんがいたから麻雀部に入って、京ちゃんがいたから……楽しめた」クスッ
京太郎「……おう」フッ
健夜(こ、これは私でもわかる……修羅場の予感!)
咲「ありがとう京ちゃん!」ニコッ
智葉「待て宮永妹」
照「私に妹はこわい」
智葉「ちょっと黙ってろ」
照「……」シュン
咲「うちのお姉ちゃん泣かさないでください」
照「咲……!」パァッ
智葉「いやそれは済まなかったが、京太郎は私に『阿知賀の次に応援してるから頑張ってください』と言って来たぞ……清澄とどっちが優先度高かったんだ!?」
京太郎「あ、いやそれは」
咲「あ、いやそれは私とは違うベクト……」
咲(いや、ここはおもしろさを優先して……)
咲「京ちゃん」
京太郎「おう咲さん! 誤解を解いてくれ」
咲「どっちを応援してたの?」ニコッ
京太郎(こ、こいつ……俺を追いつめて楽しんでやがる……!!?)
穏乃(胃が痛くなってきた)
憧(私も)
玄「ええ!? お義兄ちゃん、お姉ちゃんはどうするの!?」
宥「く、玄ちゃぁんっ」カァッ
京太郎「余計なこと言うな愚妹!」
咲「先輩と兄妹プレイなんてさすが京ちゃん」
京太郎「おおい!?」
恒子「ありゃ、ありゃりゃ……?」
淡(なんだろう、この疎外感)
京太郎「なんとか言ってください晴絵さん!」
晴絵「え、私?」
和「晴絵さん?」
京太郎「う゛っ」メソラシ
咲「間抜けは見つかったようだね」
智葉「友達として応援してるって言っただろう京太郎!」
京太郎「落ち着いて智葉さん!」
ハオ(いつの間に二人して名前呼びに……ちょいと早すぎませんか智葉)
まこ「おい須賀、なんとかせぇ」
京太郎「んな無茶な!?」
宥「きょ、京太郎くん……はっきり言わないきゃ」
玄「おお、なんか今の正妻って感じだったよお姉ちゃん!」
宥「あぅっ」カァッ
京太郎「待って! とりあえずインタビュー! インタビュー受けよ!」
恒子「で、誰が本命なの?」
京太郎「インタビューも脱線してる!?」
健夜「……以上現場からでした! スタジオにお返しするから収集してねはやりちゃん!」
淡「な、仲間はずれいくない! 私も混ぜろー!」
京太郎「収集つかなくなるぅ!」
―――【会場:メインホール】
京太郎(なんとか抜け出してきた、まぁ俺は関係ないからな……みんなはインタビューとか取材受けてるのかぁ)
「あれ、そこにいるのは確か……須賀さん?」
京太郎「え……ああ、確か東横さん」
桃子「こんにちはっす、あの日以来っすね」
京太郎「と言ってもお互い顔あわせたぐらいですけどね……ああ、穏乃たちが世話になりました」
桃子「いえいえ、ちょっと気になったんっすけど」
京太郎「はい?」
桃子「……昔からこう、視えないものが視えたりしたんっすか?」
京太郎「ああいや、東横さんが見えにくいって話は聞いたけど……別にそんなことは」
桃子「う~ん、でも普通は私のこと一瞬で見えるって無いんっすけど」
京太郎「ま、たまたまですよ」
桃子「ふぅ~む」
京太郎「それよりホント、福路さんたちにも伝えといてください……みなさんのおかげですって」
桃子「了解っす」フッ
京太郎(昔から視えないものが視える、か……いや、霊感とかないよなぁ)
京太郎「ふむ……」
トシ「京ちゃん、お疲れさん」
京太郎「あ、トシさん……俺は疲れてませんけどね」
トシ「一応ね、あんたも頑張ったみたいだし」
京太郎「?」
トシ「まぁどうでも良いけど……悪いね、エイスリンたちはいないよ」
京太郎「別に悪いってほどじゃ、どうしたんです?」
トシ「インタビュー見るって言ってたよ。どーせ京ちゃんの名前は出てんだ、諦めな」
京太郎「なにをっすか、ていうか……さっきから視線を感じる」
トシ「有名人だね」フッ
京太郎「ええ~てかこれ個人戦初戦敗退とか許されない雰囲気」
トシ「だね、まぁそっちに関しちゃあまり心配してないけど」
京太郎「え、そんな実力あります?」
トシ「微妙、あとはこなすことがいくつか」
京太郎「?」
トシ「まぁなんでも良いけど……とりあえず取材とかありそうだし、これから頑張りなー」
京太郎「適当!?」
トシ「またね~」フリフリ
京太郎「……また」フリフリ
??「ちょっといい?」
京太郎「へ、はい?」
??「須賀京太郎くん、よね」
京太郎(まさかさっそく?)
??「WEEKLY麻雀TODAYの……西田順子です」ニコッ
京太郎(こいつは来たな……俺の時代!)
トシ「調子乗るとろくなことにならないんだけどねー」
塞「あ、どうしたんですか?」
トシ「なんでもないよ」ククッ
今回はここまでー
次回、京ちゃん有名人になるの巻
それから個人戦も、まぁそんな濃い描写しないと思うけど
もっとイチャつかせなきゃいけないのに……
そんじゃまたー
次回の時間だ!
< __,,.. --、 /
/ /´,, ==〃 \从ハ >
⌒7∠ィ/ 〃fニミ ヽ \
/ | }/ ム ニ ノ ‘, /
∠ | ____,,.. -‐=ニ、 } \
}/| |─‐- 、 -=≦__ `ヽ }_ /
| |.r==ミ 〉 '´ ̄`^゙ } .} ヽ >
| | / ,′ :}ヽ } >
| | { 、 __/ }// 〈
/{ / | |/ / /_/ \/(/(__/(_ノ! もう真面目パートなんて必要ねぇ!
∧ /(/ V | | <ニ二二フ { / /⌒
ト、/ ` | |、 `¨¨¨ ´ .{ / }\{: : : : :/(ノ 、 : : : : :´(
} V:ハ ./ {____/ i / /\!: : /(/ : : : : : : : : \
\ ‐-y : : : :ヾ-ゝ {{_____,.. イ .!V ∨:/(/ : : : : : : : : : : :/
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<⌒´ : : : : : : :}二二二二二二ニニ/(/ : : : : : : : : : : : /
. > : : : : : : /二二二二二二二/ : : : : : : : : : :/
晴絵「お待たせ京太郎ー」
宥「お待たせぇ」ギュッ
京太郎「はい」ニコッ
玄「お義兄ちゃん私もっ!」ギュッ
京太郎(おもちとおもち、おもちぃぃぃぃ!)
憧「こいつナチュラルにイチャイチャと」
京太郎「あ、晴絵さん」
晴絵「……え、なに?」
灼(一瞬意識飛んでた?)
京太郎「取材申し込まれた」
晴絵「WEEKLY麻雀TODAYかぁ、良いんじゃない?」
京太郎「おっす」
穏乃「おお、京太郎が全国デビュー」
灼「もうしてると思」
晴絵「ホントだよ、このタラシ」ジトー
京太郎「誰がタラシですか!」
宥「えへへ、あったかぁい」
玄「お義兄ちゃん~♪」
憧「あんたどのツラさげて言ってんの?」
―――【ホテル】
晴絵「え~では……阿知賀学院の優勝を祝して!」
「かんぱ~い!!」
晴絵「え、今日はお酒飲んでも良いの?」
京太郎「おかわりもいいぞ!」
晴絵「……」ゴクッ
京太郎「遠慮するな、今までの分、沢山飲め!」
晴絵「うめ、うめ、うめ」ゴクゴク ウルウル
京太郎「これより!」
憧「おいやめろ」
穏乃「楽しそうだね」
灼「でもお酒飲ませるのは良くない気が……いや、幸せそうだし良いか」
宥「えへへ、ニュースでもやってるよぉ」
玄「あ、お兄ちゃんの話出てる、解説もついてるよ!」
京太郎「奈良のイケメン雀士って?」
憧「いや、ろくなこと書かれないと思うわよ経緯からして」
晴絵「うめ、うめ……」ゴクゴクッ
京太郎「ああ~今日は、俺この部屋で寝る」
憧「ちょっと京太郎!」
京太郎「誰か運んで~」
憧「ハギヨシさん呼んできてー!」
灼「いや、あっちはあっちで打ち上げしてると思」
憧「最近ほんとあれねあんた!」
穏乃「憧の頭もあれだよね」
憧「!!?」
京太郎「寝る~」
晴絵「私も~」
宥「あっ、だ、だめっ!」ギュゥッ
京太郎「宥さんだ~」ギュゥッ
宥「ひゃぁっ!?」カァッ
玄「お、おお~! お義兄ちゃん大胆!? じゃ私お義兄ちゃんの背中側から!」ギュッ
京太郎「おお~ここが天国、逝きま~す!」
憧「ダメね、寝ぼけてるわ」
晴絵「」
灼「ダメだ、寝てる……」
穏乃「ていうか気絶」
―――ド深夜
京太郎「んぅ……ぁ~」
京太郎(眠気にやられて寝てたんだった……そういや勢いあまって宥さん抱きしめ……!!?)ハッ
京太郎「!」
宥「んぅ……」zzz
京太郎(薄着の宥さん抱きしめて寝ちゃってる! てか後ろのこの感じ……玄か!)
玄「んぅ~このぷれっしゃー、おに~ちゃん……」zzz
京太郎(ええい、なぜこんなことに……!)
宥「……」zzz
京太郎「でも、やっぱかわいいな……」フッ
笑うと、手をそっとほどいて立ち上がる京太郎
手の行き場をなくしている宥と玄の手を繋がせると、ソファに座った
そうしてお茶を一口飲んでテレビをつける
京太郎「通販ぐらいやってない、か」フッ
灼「ま、そりゃね」
京太郎「あれ、灼さん起きてたんですか?」
灼「たまたまね……」
京太郎「そうですか」フッ
灼「……京太郎」
京太郎「はい?」
灼「ありがとう」
京太郎「……お礼、言われますね今日は、頑張ったのはみんななのに」
灼「京太郎も頑張ってくれた。戦ってた私たちにはよくわかる」
京太郎「そういうもんですか?」
灼「うん……だけどこれだけ言わせて」
京太郎「はい?」
灼「ハルちゃんのこと、ちゃんと振ってあげて?」
京太郎「……晴絵さん……振る……え、なにが?」
灼「え?」
京太郎「え?」
灼「……え、頭おかしいの?」
京太郎「辛辣……!!?」
灼「そりゃまあ」
京太郎「な、なんで!?」
灼「だって……ああもう、いっか」
京太郎「?」
灼「ただね、京太郎」
京太郎「はい?」
灼「……宥のこと、好き?」
京太郎「……はい、きっと」フッ
灼「なら良い。ちゃんと見えてるなら……」
京太郎「?」
灼「個人戦、頑張って」
京太郎「はい、もちろん……今度は俺の番ですから!」ニッ
灼「……そ」フッ
―――翌朝
京太郎「んぅ……」zzz
灼「ん、寝てた……っ」
灼(いつの間に、京太郎と一緒に一つの毛布にくるまって寝てた……!?)
灼「……はっ!」バッ
晴絵「」
憧「灼、あんた……」
穏乃「胃薬タベヨ」
宥「良いなぁ」
玄「お義兄ちゃん……」レイプメ
灼「こ、これはちが」
京太郎「あ、おはようあらたさん」ニコッ
灼「説明しろ」
京太郎「あ、はい」
―――さらに時は跳んで昼【喫茶店】
京太郎「えっと……」
??「あ、須賀君こっち……って松実さんも一緒なのね、歓迎するわ」
京太郎「ああ、よろしくお願いします西田さん」フッ
宥「よろしくお願いしますっ」ニコッ
京太郎「えっと、それと……」
??「WEEKLY麻雀TODAYのカメラマン……山口大介です」
京太郎「山口さん」
大介「あはは、気軽に大介さんで良いよ」
京太郎「それじゃあ大介さん、今日はお願いします」ペコ
―――【ホテル】
憧「言葉が走った」キュピーン
穏乃「ニュータイプ?」
灼「もっと速めに覚醒しといて」
晴絵「腐ってる暇があったら打って」
憧「ひどっ! てかインターハイ終わったのに麻雀しかやることないの!?」
玄「出かける?」
憧「どこに?」
灼「だれと?」
穏乃「この話はやめよう」
晴絵「賛成」
―――【喫茶店】
順子「で、色々と教えてもらうんだけど」
京太郎「あ、戦術とか能力はダメですよ?」
順子「うん、わかってるわよ」クスッ
大介(能力ってなんだ、麻雀ってなんだ……)
京太郎「あ、でもそこらへん外すと聞くことないですか?」
順子「大丈夫大丈夫、こっちはプロだし言っちゃうと会話に困るほどページ数は割けないから」
京太郎「ああ、逆に安心しました。質問も少なくなるってことですね」
順子「そういうこと」
宥(京太郎くんのページ少ないんだ……)シュン
京太郎「それじゃその数少ない質問にはしっかり答えないとですね!」
順子「ええ、お願い」
大介「……」パシャッ
順子「それじゃまず」
京太郎「……」ゴクリ
順子「……松実さんとの関係についてなんだけど」
京太郎「さっそく麻雀関係ねぇっ!?」
順子「ああ、ごめんなさい松実姉妹との関係でも良いんだけど」
京太郎「まだ関係ねぇ!?」
順子「あと、清澄の宮永さんとの関係も深く」
京太郎「ダメだこれ!? おい麻雀関係の質問は!? ちょっと答えにくくても答えるから麻雀関係の質問!!」
順子「……」メソラシ
,...-―-ヾヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:,: ----、ヽ
/:./::::::::::::`|):::::::::::::., -‐ ´゛゛``´´ ヽ:.i
i:.// .::::::::::/':::::::::::/ i:.i
レ i:::::::::::::.:./:::.:.::::::/ i:.|
. /:::::::.:,.:.:.:|:::::::::::::| ,、/ ヽー-‐'´ |:!
!:::::::.:/.//:::::::::::::.:!、 ´ ̄ ̄ ヽ '´_,.:--!、
/ノ:::::://イ:::::::.__:.:.ミ ___,..:- 、 /'´ (ソ`'|.|/
/:.:./ |::::::i ,ヘヾ ェi´<´(.::ノ` ノ ̄ヽ__,..--|ィ
´ ̄ !::::::.! `ー--‐‐' |:.!
/!|::::::\ ヽ |:.:!゙、
/ハ|、:::::::.`ー-、 _, /:.:.:i:.:゙、
ハ|__!,..---――>、 ー=-‐' /:::::::.:.i:.:.\
/:..:..:..:..:..:..:..:./ ゙、丶、 /i.|.:::::::::::::i゙、:.ヾ:、
. /i:..:..:..:..:/:../:..:..:.i.:..〉 ` ー--' |ノ/:::::::::::::.|.|:.:\:.ヾ、、
/..|..:..:i.:./..:/:..:..:..:..:/ | //:::::::::::::.:.:|:|.\:.ヽ:゙、ヾ.、
/..:..゙、..:|//:..:..:..:..:..ト、 //:::::::::::::::::::.|:|..:..:.\.:.:ヽ:.:.ヽ
京太郎「こいつこれだけできやがった!?」
順子「えっと、好きな役とかはなんですかー」
京太郎「適当になった!?」
順子「好きな役といえば、いま誰が好きかどうかなんだけど!」
京太郎「くっ、まるで麻雀のことを聞く気がない!」
順子「多数の高校からあなたの名前があがってるわよ! 観念なさい!」
京太郎「くっ、司法国家でこんな横暴な取り調べ!」
順子「ネタはあがってんのよ!」
順子「辻垣内さん!? 宮永さん!? それとも大星さん!?」
京太郎「なんで大星の話!」
順子「仲良くなったんでしょ?」
京太郎「い、いやメアド交換しただけで」
大介(昨日の一瞬で? すげぇ奴だ……)
_........_,,,
/:::;;;;;;;;;;::::::::`\、
/::r-―‐ュ::::::::::::::|::\
|:;;|_ ,.-┴-、__::::|:::::::|
|!  ̄!-、_|
{ー-、 <_, -―' ;;;;,,,,>、
| -‐〕〉 _‐--. レィヽ::ヽ
| ノ ' }‐'
!. 〈 ... υ 、_/
! ,〃"゛ヾ、 ト,|_
゙、 ー / レ\
>、___, ' / 〉
r< | r-、 /\
/ ) 〉 ゙、 | !. // / \
_ , -r‐‐//| / | >'´/ / /\
/ n__゙、__/ ̄>、__| < / r‐イ / / / / /\
二゙、_,!___rn__`ーヾ、 / / / / / / / \
Y r‐‐‐┐i i\_ \ | V ./ / / / / / !
_\| |_ |// 〕 \ |o | | / /_ // , /|
`iヽト、二二ノ , -' |o | ノ / | | / / / |
順子「さぁ、どの学校の誰が本命なの!」
京太郎「そ、そういうのは本人たちに任せて他人は口出しするもんじゃあねーぜ!」
順子「有名人なんだから我慢しなさい!」
京太郎「手厳しい!」
グイッ
京太郎「っとお?」
宥「……」ギュゥッ
京太郎(な、なぜ腕に抱き着かれてるんでしょうか?)
宥「きょ、京太郎くんは私……の」ボソボソ
順子(これは!?)
大介(いいなぁ、かわいい彼女)
宥「きょ、京太郎くんはわたし……たち、阿知賀学院の、仲間、ですっ」ウツムキ
京太郎「……そ、そうそうだから俺は阿知賀のみんなが好き!」
順子「チッ、上手く逃げられた……いや、ヘタレた」
京太郎「へたれ?」
宥「うぅっ」カァッ
ここまで、寝る!
次は個人戦とか始まったり始まらなかったり
ハルちゃんは基本息してない……いつか書こう、ハルちゃんルート
そんじゃまたー
―――【ホテル:女子部屋】
ガチャッ
京太郎「ただいまー」
宥「ただいまぁ」
晴絵「ん、早いね。デートぐらいしてくると思ってたけど」
__ィヽ__,,,ィ: : : : : : : :>- 、
i: : : : : : : :ヽ: : : : : : : : : : : : : : \
i〉: : : : : : : : \: : : : : : : : : : : : : : :ヽ
レ\: : : : : : : : : \: : : : : : : : : : : : : :ヽ
/: : : : ス: : : : : : : : : \: : : : : : : 、: : : : `,
/: : : : /: : : \__: : : : : : : :` - 、: : : : : : :!
/: : : : :イ}: : : : :}` ー7:>-、: : : : : :` - 、: :i
i: : : : : :! ヽ: : :リ >、: : : : : :ヽj、
!: : : : : !ヽ ミ三ニ i: `-ト: : : : :ヽ
!: : : : :j: : ', ミ三 }: :/ ゝ: :!ヾ}!
!: : : : :!: : :`, ' "r-イ: !ヾ)
ヾ: : : ハ: ヾ`, r "`, /: : : リ リ
ヾ: :! ヾ{! ト、 v ノ /i: : : リ
ヾ! \ / .|イ
ヾ-t- " i/
`, ゝ、
ノ', >彡ニ>、
__,,,,<_ rー<三彡''"" >、
<三ミ、_`__,,,",ィf彡" / ヽ
rt" `マニ三三ニ彡" / /:::! i}
京太郎「まぁそれはまた今度ってことで」
宥「だねぇ」ニコッ
晴絵「あ、デートすることは否定しないのね」
京太郎「まぁその……宥さんが、良ければ?」
宥「う、うん……こちら、こそ?」
晴絵「あ~終わり終わり! やめやめ!」
京太郎「?」
宥「あ、そういえばみんなは?」
晴絵「買物行ったよ……てか二人帰ってきたし昼御飯買ってきてもらお」
―――少しして
ガチャッ
憧「ただいま~あつぅ~」
穏乃「うわぁ天国だ」
灼「散々、山登ってるとは思えない発言」
穏乃「暑いものは暑いです」
灼「あ、うん、普通だね」
玄「あ、お義兄ちゃんとお姉ちゃん~」
京太郎「おう、おかえり~てかお前ら脱ぐな脱ぐな!」
憧「あ~はいはい、顔そらしといて」
穏乃「ん~そうして」
灼「あつ……」
玄「汗でべとべと~」ヌギッ
京太郎「お前ら適当か! ってぬおっ!」
宥「めっ」メカクシ
京太郎「あ、ありがとうございます」
京太郎(背中におっぱいが、宥っぱいが!)
京太郎「お前らなぁ、ほんとそういうとこ良くないぞ!」
晴絵(宥に目隠しされながら言うのシュールだな)
憧「あ~確かにね、ごめんごめん」
灼「別に京太郎なら変な目で見ないかと思って」
京太郎「みんな普通に可愛いからそういう目で見るでしょ!」
穏乃「おお~良いこと言うなぁ京太郎」
京太郎「自信もて!」グッ
晴絵(シュール)
玄「大丈夫だよ、お義兄ちゃんなら妹の裸見ても全然平気だよ!」
京太郎(義理は別だろ)
宥「そういう問題じゃないと思うけど……」
晴絵「その通り」
玄「え~?」
京太郎「玄は普通に可愛いしスタイル良いから」
玄「そ、そうかな?」カァッ
京太郎「おう……って宥さん、ちょっと手が目にくいこみはじめてる」
宥「うん……」グリグリ
京太郎「ちょ、それ以上いけない!」
宥「耳かきしない」
京太郎「えっ!」
晴絵(あれ付き合ってるでしょ?)
憧(絶対付き合ってるでしょ)
穏乃(はやく付き合え)
京太郎「あ~やっぱ良いなぁ」
宥「そう?」
京太郎「はい、こう……あ~」
晴絵(耳かきしてる……)
灼(気絶しなくなった……耐性がついた?)
憧(新手のショック療法みたいなもんね)
宥「……はい、おわり」フッ
京太郎「んぐっ」ビクッ
宥(かわいい)クスッ
京太郎(はずい……)
玄(良いなぁ、私もお義兄ちゃんにしてあげたいなぁ~)
宥「はい、反対向いて」
京太郎「うっす」ゴロッ
京太郎(これよこれ! 宥さんのお腹に顔が密着というわけじゃないがつく……そしておっぱいと太股、このジェットストリームアタック)
宥「……京太郎くんって、おなかすき?」
京太郎「へっ!? す、好きっていうかなんつーか、宥さんのおなかやらかいなって思ってはいますけど!」
京太郎(しまったぁ! 動揺してありのまま喋ってしまった!!)
宥「もう」クスッ
京太郎(あれ、許された?)
宥「……女の子にお腹がとか、デリカシー無いよ?」
京太郎「はい、すみません、それに関してはホント」
玄(もうちょっとお肉つけた方がいいかなぁ?)プニプニ
憧(くぅ、歯がゆい!)
穏乃「あ~山登りたい」トオイメ
灼「ダメだ現実逃避をはじめた」
晴絵「あ、このあたりめ美味しい」
―――しばらくして夕方
憧「あれ、京太郎はもう良いの~?」
京太郎「おう、ちょっと休憩」
穏乃「あれからずっと打ってたしね」
晴絵「まぁ詰め込みすぎても良くないし、テレビでも見てな」
京太郎「そうさせてもらってます」
灼「でもインハイ終わっても麻雀やるんだ」
穏乃「まぁ楽しいですから」
灼「否定はしないけど」タンッ
『個人戦で注目してるのはどなたなんですか?』
『ん~やっぱり宮永姉妹や辻垣内さんかな~☆』
『団体で優勝した阿知賀は出てないそうです』
『だね、残念だけど阿知賀は例の男子、須賀京太郎くんも注目だね☆』
京太郎「あ、瑞原さん俺の名前出してくれた」
宥「麻雀したことあるんだっけ?」
京太郎「はい……あ、メールだ。辻垣内さんか」
宥「仲良しになったの?」
京太郎「ただのメル友ですよ」アハハ
宥「心配だなぁ、京太郎くんモテるから」ムゥ
京太郎「モテないですって」
宥「え~」
玄「お義兄ちゃんは素敵ですのだ!」
京太郎「嬉しいけどほら……無い無い」
宥「本当?」
京太郎「本当ですって」
玄「お義兄ちゃん、浮気はダメだからねっ」
京太郎「浮気って……」
宥「それじゃ玄ちゃんと京太郎くんが付き合ってるみたいだね」クスッ
京太郎「あはは、お義兄ちゃんって呼ばれながら付き合うとかあれっすね……」
宥「……不健全だね」カァッ
京太郎「ですね」
玄(お、お義兄ちゃんとお付き合いかぁ……)
,.': :/:/: : /!|: : ;' |: :__: : :.|: : : :|: :l: . . .ヽ
. /:, :,': :!:,': ! ||i: : | !l_、:ヽ ̄:ト: : : |.: :l: . : . .゙、
/:,1:,'.: :|:レ|´l|ヽ: ゙、 ヽ_\l\!: : : :!.: :|: : : . |. l
,':/ !:l: : :!:| リニ、 \!イ斥"寸、!: : : :!:ヽ!: : : . !. .!
{:| |:l: : :|:i:斥寸 弋しソノ|: : : :|:ヽ|: : : : |:. .|
ヾ !:|: : :抖乂ソ `"" !: : : :!=、l.: : : :.|. . !
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|λ: :l:l |: : : :| ,ィ.: : : : :|: . .!
jt |: : |l _ っ !: : : j´:|: : : : : |: . .!
/ :| ゙: : |:ヽ/ノ .ィ.: : :,': :,'.:/: : : :|: . .|
,'/l | ゙: :y' ,ィl>... _ .. ´ l: : /: :/:/: : : : :!: : ハ
lj ヾ、 ∨/>!: : |: : :} //|: /´: : : : : ノ: : : .ヽ
,' ´-ヽ:.:|: : :| " У: :_ - "´ `ヽ: . .゙、
l -テ!:,': _ノ /: / \ ハ
/| l´/ニ__ /: : ,' ヽ∧
,' ! !' ` ,.': : : : :| ,'. . ヘ
l. ノ ∧ァ__r‐-/: : : : ;ィ /: . . . \
灼「どう思う?」
憧「修羅場に1000円かける」
穏乃「私は宥さんと穏便にくっつくで……願望入ってるけど、胃に良くないから」
晴絵「なら私は姉妹丼ハーレムに私と灼の魂を賭ける!」
穏憧「グッド!」
灼「勝手に賭けないで」
宥「でも……私と玄ちゃん、どっちを選んでも松実館って京太郎くんが継ぐのかな?」
玄「あ、でもお姉ちゃんがお義兄ちゃん以外と付き合えばその人が継ぐのかなぁ?」
宥「玄ちゃんが京太郎くんと結婚したら私が誰と結婚しても京太郎くんな気がするなぁ」アハハ
玄「そうだね……お義兄ちゃんが私と結婚って想像できないけど」アハハ
京太郎「え、俺どっちかと結婚する前提の話なんですか?」
宥「あ……た、たとえ話だよっ!」カァッ
玄「でもお姉ちゃんと結婚しなきゃお義兄ちゃんにならないよ?」
京太郎「ごめん、ちょっと頭混乱してきた」
京太郎「てかなんつーか、お、俺と宥さん……別に付き合ってるわけじゃないし結婚とか、ねぇ?」
宥「そ、そうだよねっ」カァッ
玄「もしもの話だよ?」
京太郎「もしもでも気恥ずかしいだろ」
玄「そうなの?」
宥「そうだよぉ、ほら玄ちゃんと京太郎くんが結婚してるとこ想像してみてよぉ」
京太郎(玄と俺が……)
宥(玄ちゃんと京太郎くんが……)
玄(お義兄ちゃんと私が……)
ポワポワポワ
京太郎「玄……」
玄「お義兄ちゃんっ……もう、我慢できないっ」
京太郎「俺も……お前が」
玄「でも、お姉ちゃんがっ」
京太郎「二人共、好きだぞ俺は」
玄「お義兄ちゃんっ」カァッ
京太郎(って!)カァッ
宥(な、なんで……)カァッ
玄(不倫風っ!?)カァッ
京太郎(ていうかなぜ平然と俺は宥さんと付き合った上で、しかも二人共好きってなんだよ……)ハァ
宥(あ、でも……)
玄(悪く、ない……かも)
京太郎「……なんつーか」
玄「や、やっぱりお義兄ちゃんはお義兄ちゃんだねっ!」
京太郎「そ、そうか?」
玄「うんっ! お姉ちゃんとがお似合いですのだ!」
宥「そ、そうかなぁ?」
玄「うんうん!」
京太郎「……だ、そうです」コクリ
宥「う、うん……」コクリ
晴絵「ていうかさ……」
灼「ん?」
晴絵「なんで京太郎、ずっと宥に膝枕されたまま話してんの?」
憧「放っておきましょう、シズを見て見なさい」
穏乃「ん、なにが?」
晴絵「凄い、もう見てない」
おつー
山に登りたい(意味深)にしか見えなくて辛い
だいたい別アニメのせい
山に登りたい(意味深)にしか見えなくて辛い
だいたい別アニメのせい
乙
おんなのこのおなか
モデル並みに引き締まっいるでもなく
ビルダー並みに硬いでもなく
だらしがないわけでもない
女子高生のおなか
おんなのこのおなか
モデル並みに引き締まっいるでもなく
ビルダー並みに硬いでもなく
だらしがないわけでもない
女子高生のおなか
―――翌日【会場】
京太郎「……」
宥「えっと、京太郎くん……大丈夫?」
京太郎「う、うっす」
晴絵「緊張しすぎ!」ププッ
京太郎「う、うっさい!」
穏乃「女子個人戦の時もほとんど心ここに非ずだったもんね」
京太郎「お、おう、結局なにがなんだか」
灼「小走さんは勝ってたよ」
京太郎「そ、そっか」
玄「大丈夫……?」
京太郎「お、おう」グッ
憧「……どうする?」
灼「どうするもなにも」
穏乃「こればっかはなぁ」
憧「そもそもなんで今になって、県予選と違ってテレビだから?」
灼「って言ってもまだ中継されないよ?」
宥「……たぶん、プレッシャーだよ」
憧「中継もされないのに?」
宥「私たちが優勝したのにって、思ってるんだと思う」
憧「……なるほどねぇ」
灼「阿知賀の名前が重いって」
晴絵「難儀な性格だなぁ」
玄「お義兄ちゃん、リラックスリラックス!」
京太郎「お、おう」
京太郎(阿知賀なのに初戦敗退とかシャレにならんぞ……)
玄「……お義兄ちゃん」ギュッ
京太郎「へ?」
玄「お義兄ちゃんの手、固い」
京太郎「そ、そりゃ男だし」
玄「そうじゃなくて……もっとリラックスしなきゃ」
京太郎「で、できたら」
玄「う~ん……お姉ちゃんも!」
宥「……うん」ギュッ
京太郎「二人共……」
玄「大丈夫だよ、お義兄ちゃん」
宥「うん、いつも通りやればきっと……」
京太郎「いつも通り……」
玄「うん! だって私の頼りになるお義兄ちゃんだから!」ニコッ
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|′.′::l .:|.ト:. .::| ヽ 气{\:.:{ \ ヽ. \} :. : |: :{
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○: :′.:.:.ト. . , 八:.:..:}:. l:.‘
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. / . :′ 八_{ ̄≧ V__/イ´ {'リ:.:.:.:′ / }
/ . . {⌒ヽ 八 z__{ }___, {.':.:.:./ / |
.′. .:| \ 《 ハ下 . /.:.:.:.′ , 小
/ . . .:.{ ヽ } ∧__/ }ハ ≧7.:.:.:./ / {:∧
. / . ./..:.:} . | く / } ;:.:.:.:.:′ .′/ {:. .‘.
/ . ./..:.:.:.i ∨ } `≧-ヘ ∧ノ}:.:.:.:.{ . { .′ }:. . ‘.
/ . :/′:.:.:.} ‘. V| ∨ |:ノ}:.:} j / / {:.:. . ‘.
京太郎「……なにがお義兄ちゃんだよ、すっかり慣れちまったなぁ」ハハッ
玄「今更でしょー?」クスッ
京太郎「だな……ありがとう、玄、それに宥さん」
宥「うん」ニコッ
玄「頑張ってね、きっと勝ったらお姉ちゃんがご褒美くれるよ!」
京太郎「マジで!?」
宥「……で、できることならっ」カァッ
京太郎「しゃぁっ!」
憧「……結局おっぱいじゃない!」ガーン
灼「知ってた」ガクッ
穏乃「おっぱいとかどうでも良いから身長伸びないかなー」
―――【会場:廊下】
京太郎(落ち着いてきた……この先、か)
智葉「京太郎、応援してる」フッ
京太郎「あ、ありがとうございます智葉さん」ニッ
エイスリン「ガンバッテ!」
京太郎「ありがとうエイスリンさん」ニッ
トシ「……ま、応援はしてるよ」
京太郎「なにその意味深な言い方」
トシ「そういう性分なのさ」
京太郎「優勝して度胆抜いてやる」
トシ「期待して待ってるよ」フッ
咲「……ん」フリフリ
京太郎「……ん」スッ
咲「初戦は寝てるから」
京太郎「はいはい」
咲「もう胸はかしてあげないよ?」
京太郎「誰が泣くか」ハッ
咲「そっ」クスッ
バンッ
京太郎「……さて、いつも通り!」
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