のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,062,863人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    元スレ京太郎「俺が三年生?」恒子「ねぇねぇ、お姉さんの相方やってみない?」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 京太郎 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    351 = 1 :




    「さて、今日も始まったわね」

    京太郎「そうだな」

    「というわけでよろしく頼むわ」

    京太郎「久ちゃん、俺は思うんだ」

    「なによいきなり」

    京太郎「準備で散々頑張ったから自由があってもいいんじゃないかってな」

    「内木くん、捕まえて!」

    一太「えっ?」

    京太郎「おさらばっ!」ガラッ

    「くっ、逃げられた……!」

    一太「あー、これはぼくのせいか?」

    「そんなわけないわよ。七割ぐらいじゃない?」

    一太「それ大半だよね!」


    「会長どうします? 須賀くんのお茶がないと何人かのモチベーションが……」

    「で、でも私たちで先輩捕まえるのはちょっと難しいと思うんですけど……」

    「うーん、なにか餌でも用意しとけばよかったかな」


    美穂子「すみません、竹井さんは――」


    「餌、来た!」

    美穂子「え?」


    352 = 1 :




    京太郎「追手は……来ないみたいだな」

    京太郎「ふぅ……手伝いだけで学祭潰すのはさすがにな」

    京太郎「さて、どこ行こうかなー」

    京太郎「まこっちゃんのとこでも冷やかしに行くか、咲とか和のとこに顔出すか……」


    「い、いきなり会いに行って迷惑やないかな?」

    「せやからここまで来といてなに言うとんねんて」


    京太郎「なーんか見覚えある声と後ろ姿」

    京太郎「声かけてみるか? でも人違いだったらただのナンパだよな……」

    京太郎「今の俺の身の上でそれはちょっと……いや、かなりまずい」

    京太郎「とりあえずもうちょっと近づいて確認しよう、そうしよう」


    「君たち、なんか予定とかある?」

    「えっと……」

    「なんやお兄さん、ナンパ?」

    「ナンパじゃなくて客引き。うちの店の売上に貢献してくれよー」

    353 = 1 :



    京太郎「あ、キャッチに捕まった」

    京太郎「でもこれではっきりしたな。遊びに来てたのか、あの二人」

    京太郎「とりあえず助け出すか」


    「ねぇねぇ、行こうよー。いっぱいサービスするからさー」

    京太郎「おいこら、いかがわしい店の客引きに聞こえんぞ」

    「あ、須賀くん」

    竜華「え、須賀くん!?」

    「あ、あんたがあの伝説の……」

    京太郎「伝説?」

    「すいませんっした! 先輩の彼女さんたちでしたか」

    竜華「か、彼女……」

    「その言い方やと複数人と付き合うとるみたいやな」

    「それはもう――」

    京太郎「おいお前、ちょっと顔貸せ」グイッ

    354 = 1 :



    京太郎「名前は?」

    「一年の高久田誠っす。できればもてる秘訣なんかを教えてもらえると……」

    京太郎「高久田な。よし、あとで覚えとけ」

    「マジっすか……」


    京太郎「お待たせ。とりあえず移動しようぜ」

    竜華「う、うん」

    「オーケーやで」


    「早速両手に花……くぅ~、俺もあやかりたい!」


    355 = 1 :




    「久しぶりー」

    竜華「うん、インハイのとき以来」

    京太郎「遊びに来るなら言えよ。そしたら色々用意したのに」

    竜華「そんな、気にせんでもええよ」

    「そうそう、竜華はもう目的の一つ達したようなもんだしー」

    竜華「こ、こらっ」

    京太郎「まぁいいや、久ちゃんたちのところは……ほとぼりが冷めるまでダメだな」

    竜華「喧嘩でもした?」

    京太郎「いや、自由への脱走」

    「なんや、サボりかいな」

    京太郎「ちげーよ、俺はあくまで手伝いだから。散々準備手伝ったんだからもういいんだよ」

    「とにもかくにも今はフリーなんやな。良かったやん、竜華」ポン

    竜華「だ、だからっ」

    京太郎「よし、せっかくだし俺が案内しよう。前に案内してもらったしな」


    356 = 1 :




    まこ「で、うちに来たと」

    京太郎「グッドなアイディアだろ?」

    まこ「まぁ、構わんがの」


    「竜華、このチャイナドレス着てみーひん?」

    竜華「ちょっとこれはスリットが深すぎるような……」

    「そこがええんやん。すぐに太ももすりすりーってできるで」スリスリ

    竜華「ちょっ、くすぐったいっ」


    京太郎「……いいなー」

    まこ「こら、本音本音」

    京太郎「おっと」

    まこ「それにしてもあの二人、たしか千里山の」

    京太郎「遊びに来たらしくてさ。せっかくだし案内してる」

    まこ「まーたあんたは他校の女子に粉かけて」

    京太郎「かけてないかけてない」

    357 = 1 :



    「店員さーん、注文ええかな」

    まこ「はいはい、なんでしょうか」


    竜華「ふぅ……」

    京太郎「お疲れだな」

    竜華「あはは、怜に振り回されてる気がするわぁ」

    京太郎「それで今日はこっちにか」

    竜華「まぁ、それだけやないけどね」

    京太郎「なんでもいいよ。ついででも会いに来てくれたんだったら嬉しいしさ」

    竜華「え……う、嬉しかった?」

    京太郎「メールとか電話もいいけど、やっぱり顔合わせたいじゃん」

    竜華「うん、うちもそう思う」

    358 = 1 :



    「お二人さんは何頼む?」


    竜華「えっと……」

    京太郎「あー、俺は……」


    美穂子「京太郎さん?」


    京太郎「あれ、みほっちゃん?」

    「……ふむ」

    竜華「……」


    竜華(みほっちゃん?)

    竜華(たしか風越の福路美穂子……いかにも仲良さげやん)


    京太郎「来てたのか。今日は久ちゃんに?」

    美穂子「はい、それと京太郎さんにも……」

    京太郎「そ、そっか」

    359 = 1 :



    (……あかんなぁ、これ)

    (むこうが意識しとるのは見え見え、しかも須賀くんの方もちょっと……)

    (まさかの強敵出現やん……どないしよ)


    美穂子「あの、もしよかったらなんですけど……」


    「須賀先輩、発見しました!」

    「捕まえろ!」


    京太郎「げっ」

    美穂子「あら?」

    京太郎「あのさ、もしかして久ちゃんと話した?」

    美穂子「はい、京太郎さんを探してるなら人を貸すって……私は遠慮したんですけど」

    京太郎「くそっ、そういうことか!」

    360 = 1 :



    京太郎(俺がみほっちゃんに会えば油断することを見越して……!)


    京太郎「悪い、また今度な!」ダッ


    「逃がすなっ!」


    美穂子「あっ」

    竜華「……」


    「竜華、行ったれ!」


    竜華「え、怜?」

    「いいからはよっ」ゲシッ

    竜華「わっ……っとと」

    「うちはこの店でダラダラしとるから気にせんでなー」

    竜華「……うん、ありがと」


    361 = 1 :




    竜華「はぁ、はぁ……追って来てない?」

    京太郎「そうだな……てか、一緒になって逃げることなかったのに」

    竜華「もう、案内してくれるって言ったやん」

    京太郎「まぁ、そうだけどさ。園城寺、置いてきちゃったな」

    竜華「うん……ちょっと心配かな」

    京太郎「しかし、マークされてそうだから戻るのは危険か」


    京太郎(まこっちゃんがいるから大丈夫だろうけどさ)


    竜華「……」

    京太郎「やっぱ戻るか?」

    竜華「ううん……怜の好意に甘える」

    京太郎「好意?」

    竜華「な、なんでもない……行こ」ギュッ

    京太郎「あ、ああ」


    362 = 1 :




    京太郎「ここならいいんじゃないか? 屋上」

    竜華「休憩スペースと……ステージ?」

    京太郎「なんかライブとかやるらしいな」

    竜華「へぇ、演劇とかは?」

    京太郎「うっ、頭が……」

    竜華「え、大丈夫?」

    京太郎「ただの黒歴史だから気にしないでくれ……いや、本当に」

    竜華「そう?」


    京太郎(まさかここで公演したりはしないよな?)

    京太郎(あの脚本家が諦めたとは思えないんだよなぁ)


    京太郎「まぁ、ちょっと休憩しようぜ。飲み物買ってくるよ。なにがいい?」

    竜華「あ、それならうちも一緒に行く」

    京太郎「わかった」

    竜華「……」

    363 = 1 :



    『竜華のふとももはもちろん、胸も武器になるんやで?』

    竜華『いきなりどしたん?』

    『たとえばやけど、こうやってムギュって押し付けたら大抵はイチコロやねん』


    竜華(前もしたことがあるって言うても、足痺れてたからやし)

    竜華(でも、男の人は喜ぶって怜も……)


    竜華「――えいっ」ムギュッ


    京太郎「……清水谷?」

    竜華「な、なぁに?」

    京太郎「えっと、また足痺れたのか?」

    竜華「そ、それは……ちょっと疲れたというか」

    京太郎「なら休んでた方がいいと思うけど」

    竜華「とにかく行こか。ほら、ジュースなくなるでっ」

    京太郎「そ、そうか……」


    竜華(うちの意気地なしぃ!)


    364 = 1 :




    竜華「……はぁ」

    京太郎「幸せゲット」

    竜華「ふふ、怜と同じこと言っとる」

    京太郎「ネタ被りかよ……地味にショックだ」

    竜華「そない気になるん?」

    京太郎「それよりそっちのため息だ。退屈させてるのかって思っちゃっただろ」

    竜華「あ……そ、そんなことない!」

    京太郎「なら悩み事とか……そうだな、恋愛に関してとか?」

    竜華「――っ」ギクッ

    京太郎「なんてな。そんなことまでわかったらエスパーだよ、俺」

    竜華「あ、あはは……」

    京太郎「ま、話したくなったら話してくれよ。聞くだけなら俺でもできるからな」

    竜華「じゃあ――」

    365 = 1 :

    唐突にコンマ判定

    高ければ高いほどいい感じです


    直下

    366 :

    367 = 1 :



    コンマ81以上 竜華、結構勇気出す


    竜華「す、須賀くんて、好きな娘はおらへんの?」


    京太郎「好きな娘……」

    竜華「も、もしだれもおらんかったら、その――」


    「その機材、こっちに運んでー!」


    竜華「あ、なんか始まるみたいやな」

    京太郎「ふむ、あれは……げっ」


    「彼を主役に迎えられなかったのは残念だったけど……気合入れていくわよ!」


    竜華「あのセット……演劇」

    京太郎「あわわわ……やばいってこれ」

    竜華「え、どしたん?」

    京太郎「俺の天敵の登場だ……」

    368 = 1 :



    京太郎(屋上のドアから逃げようとしたら確実に見つかる)

    京太郎(かといってステージの方からは屋上のどこにでも目が届く)

    京太郎(どうする……いや、待てよ?)


    京太郎「こっちだ!」グイッ

    竜華「ど、どこ行くん?」

    京太郎「あそこ、登るぞ」


    369 = 1 :

    すまぬ、猛烈に眠いので寝落ちする前に落ちます……

    376 :

    スレタイどおりこーこちゃんとか出して欲しい

    377 = 1 :

    福与アナが出るかどうかは安価とコンマしだい……
    他にも出る可能性があるとしたらすこやんか他のプロ、アナウンサーが選ばれた場合ですかね
    こっちの方は絶対とは言い切れませんけど

    それじゃ、もうちょっとしたら昨日の続きから始めます

    378 = 366 :

    待ってる

    379 = 1 :

    そんじゃあ、始めます

    380 = 1 :




    京太郎「ん、ここなら大丈夫そうだな」

    竜華「たしかにここならむこうから見えへんな」

    京太郎「貯水槽がこんなところで役に立つなんて……」

    竜華「でもここって普通に立ち入り禁止やない?」

    京太郎「非常事態だからいいんだ。悪いけどしばらく待機な」

    竜華「ううん、ここも案外悪うないし」


    竜華(他の誰もいない二人きりなとことか)


    京太郎「ひやひやしたぜ……ふぅ」

    竜華「ふふ、幸せもらい」

    京太郎「あ、パクんな」

    竜華「怜とネタ被りやん」

    京太郎「ぐふっ」

    381 = 1 :



    竜華「じゃあ……はい、どうぞ」ポンポン


    京太郎「えっと……膝枕?」

    竜華「幸せもろたから、そのお返しってことで。他にすることもあらへんしな」

    京太郎「……だな、じゃあ失礼して」

    竜華「んっ……」


    京太郎「やっぱいいな、これ」

    竜華「そう?」

    京太郎「園城寺がご執心なのもなんとなくわかる」

    竜華「怜はなぁ……怠けとるだけだったりして」

    京太郎「はは、そうかもな」


    竜華「……」

    京太郎「……」

    382 = 1 :



    竜華「ため息で幸せが逃げて、それをもらえば幸せが増える」

    竜華「なら、もし……もしやけどね? キスしたらどないなるんかなーって」


    京太郎「……清水谷、なんか発想がエロい」

    竜華「え!?」

    京太郎「だってそれ、ため息通り越して唾液の交換だろ。うん、エロい」

    竜華「ちっ、ちがうからっ」カァァ

    京太郎「一瞬だけ誘われてるかと思ったぞ、マジで」

    竜華「それは、なんというか……」モジモジ


    京太郎(え、なにその反応)

    京太郎(これじゃまるで――)

    383 = 1 :



    竜華「もっかい聞くけど、須賀くんて好きな娘……恋人、おらへんの?」

    京太郎「恋人ならいない、てかいたこともないけど――」

    竜華「ならその……うちじゃダメ?」

    京太郎「ちょっと待て、いきなりすぎて戸惑うから待ってくれ!」ガバッ

    竜華「わっ」

    京太郎「それはつまりあれか、俺のことが……」

    竜華「うん……好き」

    京太郎「マジか……」

    竜華「やっぱ迷惑やった? それとも他に気になる子が……」

    京太郎「ごめん、正直言うといっぱいいる」

    竜華「むぅ、浮気者やん」

    京太郎「それに関しては返す言葉もないけどさ……」

    竜華「でも……んっ――」


    竜華「これでうちのことも見てくれる?」

    384 = 1 :



    京太郎「……やりすぎだ」ギュッ

    竜華「あんっ」

    京太郎「そこまでされると抑え、きかなくなるだろ」

    竜華「ふふ、怜が言ってたとおり。押せばいけるって……ね、もっかいキスせぇへん?」

    京太郎「清水谷……」

    竜華「ダメ、竜華って呼んで」

    京太郎「りゅう、か……」


    「そこでなにをしている!」


    京太郎「――っ」ビクッ

    竜華「――っ」ビクッ

    385 = 1 :



    「もう逃がさないぞ、覚悟しろ!」

    「くっ、見つかったか……!」


    京太郎「びっくりした……劇のセリフか」

    竜華「あ、あぁ……」カァァ

    京太郎「……大丈夫か?」

    竜華「う、うちなにしとったんやろ……」

    京太郎「あー、正気に戻ったみたいな?」

    竜華「あれじゃ痴女やん……ごめん」

    京太郎「まぁ、忘れた方がいいなら忘れとくけど」


    京太郎(俺も思いっきり流されそうになったしな)

    京太郎(いや、ホント危なかった)


    竜華「……でも、嘘は言うとらんというか……」モジモジ

    京太郎「そっか、わかったよ……なんつーか、ありがとう」


    386 :

    京太郎は簡単に流されるからなー

    387 = 1 :




    京太郎「お、もうすぐ演劇の方は終わりそうだな」

    竜華「戻る?」

    京太郎「時間も経ったし、もう大丈夫かもな」

    竜華「怜、大丈夫かな?」

    京太郎「俺の後輩を信じろ」

    竜華「うん、そやな」


    京太郎「ところでどうだった?」

    竜華「なんの話?」

    京太郎「キスしたらどうなるかって言ってたろ」

    竜華「あ……あ、アホっ」カァァ


    388 = 1 :




    「うぅーん、これもなかなか……」スリスリ

    美穂子「あ、あの、そろそろ開放してくれると……」

    「ごほっ、ごほっ……」

    美穂子「だ、大丈夫ですか?」

    「すいません、こうしてると楽なんやけど、やっぱ迷惑ですよね……ごほっ」

    美穂子「……わかりました、それであなたが楽になるなら」


    まこ「どうみても演技……風越の元主将はどこまでお人好しなんじゃ……」


    「竜華は不動の一位やけど、福路さんのも悪うないで」

    美穂子「えっと、ありがとうございます?」


    まこ「やれやれ、この茶番はいつまで続くんだかの」



    389 = 1 :

    というわけで終了

    安価取りたいけど人いますかね?

    392 = 386 :

    はいよー

    393 :

    はい

    394 = 334 :

    いますぞー

    397 = 375 :

    はい

    398 :

    はい

    399 :

    いる


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - 京太郎 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について