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    元スレ女教師「君を私の物にする為ならどんなことだってやるよ」

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    301 = 299 :

    ガチャ

    「…」

    「……兄さんの部屋…」ドサッ

    「…このベッドは………私の大好きな匂いでいっぱい…」ギュ

    「…」

    ガタッ

    「…?」

    「…なんだろう……この薬……睡眠薬…?」

    「………兄さん……睡眠薬飲んで寝てたんだ…」

    ガサガサッ

    「……結構いっぱいある」

    「…」

    「…これをたくさん飲めば………私もよく眠れるかな……」

    「…」

    「もういいよね……たぶん…もう…」




    「………お休み……兄さん…」


    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーーーーーーー

    302 = 299 :

    お休み
    また明日の昼頃にー

    303 :

    薄々気づいてたがやはり親がクズだった

    304 :

    すごい今更だけど分かりにくいからモブにも名前書こうと思う
    ごめんなー

    305 :

    無くても大丈夫な

    無ければ無いで主要人物が誰か際立って良い感じかなって

    306 :

    無くてもいいと言うか途中から名前付いたほうが混乱して違和感出てきそう

    307 :

    名前って言っても父とか母とか友とかだろ?
    つけなくても流れで誰が話してるかはわかるが好きにするといいさ

    308 :

    ごめん、やっぱりこのままの感じでいくね

    309 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    ーーー

    「…」パラッ

    「あら、妹ちゃんまたご本読んでるの?偉いわね~…」

    「…うん」パラパラ

    「この前買った本も、もう読んじゃったの?」

    「うん、読んだよ」パラッ

    「まだ小さいのに本当に偉いわ~……また新しい本買ってあげるからね」

    「…]

    「私はもういらないよ………お兄ちゃんにも何か買ってあげて」

    「男に?…あの子はいいのよ、毎日毎日…馬鹿みたいに外で遊んでばかりなんだから…」

    妹 ピタッ

    「いや、母さん…馬鹿みたいにって…それが普通だからな。子供は遊ぶのが仕事だから…」

    「ああ、うん…そうなんだけど………やっぱり勉強してる子と遊んでる方とじゃあ………」

    「いやわかるよ……言いたいことはわかるけども…」

    「…」

    310 = 308 :

    「お兄ちゃん」

    「あ!妹!さっきね、すっごいでかいカブトムシいたんだ!!」

    「…」ギュ

    「ん?どうかしたの?」

    「この本、私もう読んだからあげる……お兄ちゃんも読んで」

    「ええ~…やだよ…」

    「…」

    「だって妹が読んでる本……難しい字がいっぱい書いてるから僕読めないし…」

    「わからないところは私が教えてあげる」

    「ん~…でも…」

    「いいから読んで!!」グィ

    「!!わ、わかった…読むよ…」

    「…絶対読んでね!約束だよ!」

    「う、うん……全然わかんないけど…」パラパラパラッ

    「えへへっ…大丈夫だよ。私が全部教えてあげるから」

    「…」

    「…お兄ちゃんもを本読んでいっぱい勉強すれば……きっと……」

    311 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーー

    「お父さん!また妹ちゃんが一番いい賞もらってきたわよ!!」

    「本当か!いやー妹ちゃんは本当にすごいな…」

    「…大したことないよ…こんなの簡単だし…」

    「妹やったじゃん!すごいよ!」

    「…本当に…?お兄ちゃんもそう思ってくれる…?」

    「うん、もちろんだよ!」

    「えへへ…嬉しいありがとう…」

    「僕はそういうもらったことないから…貰ってみたいなー…」

    「大丈夫!お兄ちゃんならちょっと頑張れば…

    「男には無理よ。だっていっつも遊んでばっかりじゃない」

    「…」

    「男、お前も妹ちゃんのことを見習ってもう少し頑張らないとダメだぞ?」

    「わ、わかってるよ…」

    「…」

    妹 ギュ







    312 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーー
    ーーーーーーーー

    「…」スタスタ

    「確かにあの先生かっこいいよね!」

    「うんうん……でもさ、あんたは男くんのことが好きなんでしょ?」

    「…」ピタッ

    「男君?ええ~、別に好きじゃないよー」

    「え?だっていつも男君に好きだ好きだって言ってるじゃん」

    「嘘だよあんなのー…ただ男君って真面目だからさ、その気にさせとけば何だって言うこと聞いてくれるかなーって」

    「うわーひっどーい」

    「最近適当な嘘ついて宿題とか代わりにやってもらってるんだー」

    「よくないよ、そういうことするのって…ばれたらどうすんの…」

    「平気平気、男君は人が良すぎる馬鹿だから、ばれたとしても何も言ってこないよ」クスクス



    「…」

    313 = 308 :

    「…」カキカキ

    「お兄ちゃんちょっといい?」

    「う、うん…何?」

    「今何してるの?」

    「…学校の宿題だよ…」

    「…」

    「これお兄ちゃんのノートじゃないよね?なんで人のノート持ってるの?」

    「あ、い、いや…頼まれて…」

    「頼まれたからって人の宿題はやったらダメなんだよ?わかってるの?」

    「…なんか…風邪引いてるみたいだから…」

    バンッ

    「」ビクッ

    「それでもやったら駄目!!」

    「…」

    「わかったの!?」

    「わ、わかったから……大きな声出さないでよぉ…」

    314 = 308 :

    「…もうこの人に近づいたら駄目だからね。私からもこの人に言っておくから…」

    「え……や、やだよ…友達だから…そんなこと…」

    「うるさい!!私の言うことに逆らわないで!!」

    「い、妹…どうしちゃったの…?最近…その…いっつも怒ってる…」

    「それはお兄ちゃんが私の言うことwpちゃんと聞いてくれないからでしょ!!」

    「…だ、だって…妹がよくわからないことばかり言うから…」

    「お兄ちゃんは頭悪いんだから黙って私の言うこと聞いていればいいの!!」

    「っ…」

    「あ…ご、ごめん」

    「ただ…私はお兄ちゃんのこと……」

    「…」

    「ううん、何でもない……とにかく私の言うことは聞いて…」

    バッ

    「これは私がしっかりと本人に返しておくから…」

    「あ…」

    「…何?」

    「…な、なんでもないよ……ごめんなさい…」

    「…」

    315 = 308 :

    お休みまた起きてから

    317 :

    起きて

    319 :

    言葉が足りん

    320 :

    純粋に兄を想ってか…

    321 :

    女教師と妹は和解して欲しい

    322 :

    結局のところ妹も兄の何でも受け入れてくれるって性質を利用したかっただっけやん

    323 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーー

    ーーーーーー

    バタンッ!!

    男 ビクッ

    「…」

    「きゅ、急にどうしたの…?何か用…?」

    「お兄ちゃん、今日テスト返ってきたんだよね?どうだったの?」

    「え、…い、いや…学校に忘れて……」

    「…」

    ガサガサッ

    「あ…」

    「嘘つき…ちゃんと持ってる…」

    「…」

    「…」ジィ

    バチンッ

    「っ!い、いたいよ……」

    324 = 308 :

    「…この点数は何?……満点取るって約束した……」

    「ご、ごめん…頑張ったんだけど……僕は妹みたい頭よくないから…」

    「言い訳しないで!!ちゃんと勉強していれば毎回100点取るなんて普通に出来るでしょ!!」

    「む、無茶言わないで……僕には無理だよ…」

    バシッ!ゲシッ!

    「お兄ちゃんのバカ!!なんでこんな簡単なことも出来ないの!!」

    「や、やめっ…い、痛いから殴らないでよ…」ビクビク

    「じゃあもう少し頑張ってよ!!私に出来てお兄ちゃんに出来ないわけないんだから!!」

    「わ、わかったから…暴力はやめて………妹、やっぱり最近おかしいよ…」

    「別におかしくない!」

    「…」

    「私はただ…お兄ちゃんにちゃんとしてもらいたいだけ」

    「う、うん…頑張るから…」

    325 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーー

    「父さん母さん見て見て!!ほら!」

    「ん、どうした?」

    「今日漢字のテストでね!100点取ったんだ!」

    「!」パァ

    「ほ~、めずらしいな…お前が満点取るなんて」

    「頑張ったわね~」

    「や、やったね!!さすがだよお兄ちゃん!!」

    「ところで妹ちゃんも塾のテストでまた一番だったんだって?」

    「え……わ、私は……何も言ってないけど…何で…」

    「先生から電話もらったの!また満点だったって!!」

    「おお!またか!すごいなー!」

    「妹ちゃん今日は何が食べたい?何でも作るから好きな物言ってね」

    「ええ~…僕すき焼きが食べたい!」

    「あんたはまた今度ね~」

    「…」

    「…なんで……お兄ちゃんは頑張ったのに……」ボソボソッ

    「……私の…せい……私が……もっとちゃんと…お兄ちゃんのことを…」

    「…?」

    326 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーー

    「行くぞ男!!ちゃんと取れよ!」バッ

    「ちょ、ちょっとどこに投げてるの…」

    「おお、悪い悪い…あ」

    「…」

    「おーい妹、ちょっとそれこっちに投げてくれよ!」

    「…」ポイッ

    「ばかやろおおどこ投げてんだよ!!ってお前肩強すぎたろ!」

    「男!取ってくるから待ってろ」タッタッタ

    「あ…」

    「…兄さん、遊ぶのもいいですけど、今年受験ですよね?」

    「…うん」

    「勉強はしなくていいのですか?」

    「わ、わかってるよ…一応頑張ってるから…」

    「一応では駄目なんですよ兄さん、あなたは要領がとても悪いから人よりも頑張らないと」

    「っ…何もそんな言い方しなくても…」

    ガシッ

    「私の言っていることに何か間違いでもありましたか?」

    「ご、ごめんなさい……痛いから離してよ…」ビクビク

    327 = 308 :

    「…いいですか兄さん?最低限、あの学校には行ってくださいね?」

    「…さ、最低限って……この辺りじゃ良い方だし…僕は別にどこでも…」

    「私に逆らわないでと何度言えばわかるのですか?またひどいことしますよ」

    「…」

    「兄さんは私の言うことを黙って聞いていればいいんです。それがあなたの為なんですから」

    「おーいお前らなにやってんの?取ってきたらはよ続きやろうぜ」

    「…では兄さん、私は帰りますから」

    「…あ、…えーっと…」

    「…どうするかは自分で決めてくださいね」スタスタ

    「…」

    「よっしゃ!いくぜ男!!」

    「あ、ご、ごめん!今日はもう帰るね!」タッタッタ

    「ええー……」

    328 = 308 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーー

    「母さん」

    「ん?なにー」

    「兄さんは……その……どうでしたか…?」

    「ああ、うん大丈夫。合格したって」

    「…」

    「そうですか」

    「ふふっ、どうしたの?顔すっごいにやけてるわよ」

    「…いえ、別に…」

    「…まああの子、最近かなり頑張ってたからね」

    「そうですね。兄さんはとても頑張っていました」

    「お父さんに連絡したら帰りにケーキでも買ってきてくれるってさー」

    「兄さんは甘い物が好きですからね…」

    「いやーでもまさか受かるとは……結構良いとこだったから……」

    「あの子もやれば出来る子だったのね。見直したわ」

    「…」




    「兄さん…本当に……よく頑張りましたね…」ギュ

    329 :

    兄に宿題やらせてた女の子はどうなったのやら…

    330 :

    暴力振るわずデレを見せてれば完璧だったろうに

    331 = 308 :

    コンコン

    「兄さん、入りますね」

    ガチャ

    「」スゥスゥ

    「…もう寝てる…疲れてるのかな…」

    ガサゴサッ

    「…よいしょ…っと…」

    「……やっぱり…二人入ると少し狭いですね…」ギュ

    「しっかり引っ付いておかないと……落ちちゃいます…」

    「…」スゥスゥ

    「ふふっ…可愛い寝顔…」

    「…」

    「兄さん……絶対に後悔はさせないから……」

    「…大好きだよ兄さん…愛しています………だから…」

    「……これからもずっと………ずーっと一緒にいようね…」ギュ





    「………お休み……兄さん…」





    332 = 308 :

    また明日つづき書くねー

    333 :

    親がゴミなだけやな

    334 :

    乙。
    妹よ。人をいつか至るかもしれない期待値だけで評価することも酷なことなんやぞ。

    335 :

    あと手振るっちゃあかんよ

    336 :

    3人とも幸せになってほしいけど・・・

    337 :

    おつ
    なんか切ないな…

    338 :

    こう、親二人をミンチにね、したいよね

    339 :

    ネグレクトしてるわけでもないけどな

    340 :

    今日書けそうにないからまた明日
    ごめんね

    341 :

    (完結してくれたら)ええんやで

    342 :

    まあ普通にダメ親って感じ

    343 :

    この親そこまでひどいか?

    344 :

    ネグレクト。虐待の一種です

    345 :

    ハッピーエンドで頼む

    346 :

    ーーーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーー

    ーーーー

    ーー



    「…」

    「…ん…」パチッ

    「…」

    「…はぁ……また生きてる……今日も駄目…」

    「……もっと量を増やせば…いや…それとも薬を変えてみるか……」

    「…」

    「…それか…もういっそのこと……海にでも飛び込みでもして…」

    「…ゲホッ、ゴホッ…うぅ…気持ち悪い……」ハァハァ

    347 = 346 :

    ガチャ

    「…い、妹ちゃん…起きてる?…そろそろ起きないと遅刻す…」

    「ハァハァ…ゲホッ…」

    「大丈夫!?一体どうし……た……って…この容器…」

    「ま、また薬飲んだの!!?辞めなさいって言ってるでしょ!!」

    「ハァハァ…ゲホッ…う、うるさい…放っておい……ゴホッゴホッ…」

    「…一昨日病院に行ったばかりなのに…ど、どうしよう……また病院に……」

    「だから放っておいてって言ってるでしょ!!!」

    「…い、妹ちゃん……」

    「……邪魔……どいてください…」

    「あ…」

    「早く仕度しないと…遅刻してしまいますから……」

    「う、うん……む、無理したらだめだからね……しんどかったら今日は休んでも……」

    「…」スタスタ

    「…」

    348 = 346 :

    「…」

    「あ、妹さん…おはよう…」

    「…」

    「だ、大丈夫?顔色悪いけど…もしかして体調悪い?」

    「…うるさい…話しかけないで…」

    「…ごめんね…少し心配だったから……じゃあ行くね…」タッタッタ


    「だから話しかけるのはやめとけって言ったでしょ…」

    「うん…最近ちょっと変だから……心配で………それに…」チラッ



    「妹ちゃーん,元気ー?」

    「…」

    「何々?無視しちゃうの?」

    「返事くらいしてよ~、ほら…私たち友達でしょー?」

    「…」

    「だから無視すんなっての」ガシッ

    「っ…」

    「ちょっと付いてきて、今日も一緒に遊ぼうよ」

    「あはは、あんまり引っ張ると髪の毛千切れちゃうよ」

    「だってこの子自分じゃ歩けないんだもん。連れて行ってあげないと…」クスクス

    チョットダレカトメナヨ…カワイソウ…
    イヤムリ…カカワリタクナイ…

    「あんたも余計な事しないで……私たちには関係ないし……それにあんな態度取ってるんだから自業自得だって…」

    「…」

    349 = 346 :

    ーーーーーーーーーーーーーーー

    「はいバシャーンっと!!」

    バシャッ!!

    「…」ビシャビシャ

    「あははは!いいね!涼しそう!」

    「最近暑くなってきたからさ…水かけて冷やしてあげた…」クスクス

    「…」

    「…チッ…妹ちゃんさー…この前の威勢の良さは一体どうしちゃったの?」

    「そうそう、私の喉にガラスの破片刺そうとしたんだよ…ほんと怖かった…」

    「せっかく仲良くしてあげてたのにあんなことするなんて…妹ちゃんってひっどいよねー…」

    「…」

    「まあでも、私たちはとっても優しいからこれからも仲良くしてあげるね!…どう?嬉しいでしょ?」

    「…」

    「嬉しいかって聞いてるんだから答えろよ…クズ…」ゲシッ

    「…っ」

    「…あーあ…こんな奴ににビビっちゃったなんて…なんか自分が情けない…」

    「ほんとにねー…あ、そろそろ戻らないと授業始まっちゃうよー」

    「もうそんな時間かー………」

    「さてと……じゃあ妹ちゃん!また放課後遊ぼうね!」クスクス

    「…」

    350 = 346 :

    「…」

    「…妹さん……だ、大丈夫……じゃないよね…」

    「ご、ごめんね……助けてあげれなくて……」

    「…いいから…放っておいて…」

    「よ、よくないよ……これに着替えて…たぶん妹さんと私、サイズ同じくらいだから…貸してあげる」

    「…」

    「妹さん…最近ご飯とかちゃんと食べてる?なんか…すごい痩せてきてる…」

    「あなたに余計な心配される筋合いはない…」

    「……私も昔、虐められてたことあるから……妹さんの今の気持ち…わかるよ…」

    「人に相談とか出来ないから…辛いよね……でも…も、もしよかったら…私に…」

    「別にあんな奴らに何されようと、辛いだなんて思ってないから…勘違いしないでくれる?」

    「え…そ、そうなんだ…」

    「と、と、とにかくこれに着替えてね!早くしないと授業始まるから……」

    「だから…余計な事…」

    「じゃあね…!その服は好きな時に返してくれればいいから…!」タッタッタ

    「…」


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