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    元スレ提督「おいクソレズ」 大井「なによ能無し」

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    101 = 92 :


    提督「しっかしなぁ、本当何で練度が下がったのか」

    「大淀さんは『頭を強く打ったせい』って言ってたのです」

    提督「それしか原因は見つからねえよな……」

    提督「……ひょっとしたらよ、頭叩いたら元に戻んじゃねえか」

    北上「テレビかよ」ペシッ

    提督「痛っ」

    北上「大井っち、カレー貰ってきたよー」コトッ

    大井「……ありがとう……」パタッ

    「あ、またテーブルに」

    北上「せめて一口だけでも食べないとダメだよ」

    大井「……そうね……がんばる……」スッ

    提督「……」

    提督「んじゃ、オレはそろそろ仕事に戻るかな」

    北上・電「え?」

    102 = 92 :

    ここまでで
    見てくださってありがとうございます

    103 :

    面白いよ

    104 :

    大井っちがかわいすぎて生きるのが辛い

    105 :

    わかり安くていいね、さて何が原因だってのか

    106 :

    提督の熱い心で犠牲になる潜水艦達に合掌

    107 :

    睦月型と天龍型の可能性

    109 :


    北上「提督、夕飯を食べに来たんじゃないの?」

    提督「そのつもりだったけど、なんか無性にやる気が出てきてな」

    提督「あとで鳳翔に握り飯でも作ってもらうかな」スタスタ

    「……行ってしまったのです」

    北上「一体どうしちゃったんだろうねー、あんなに仕事熱心な提督見たことないよ」

    大井「……」




    ――三日後・とある海域――


    ドーンッ ドーンッ

    大井「今よ!」


    北上「大井っちも、そろそろ改二が近づいてきたねぇ」

    「なのです! このままいけば、一週間後には練度最大なのです!」

    北上「だねー。でも……」


    大井「はぁ……はぁ……」ゼェ ゼェ


    北上「一つ心配なのが、今の練度に見合った動きじゃないんだよね」

    「なのです。少し鈍いのです」

    北上「間宮さん特製の甘味も食べてるんだけど、疲れが取れきってない感じだよね……」

    110 = 109 :


    長門「大丈夫か大井? もう一戦控えているが」

    大井「はい! 行けます!」

    長門「そうか……ならいいんだが。気を引き締めていけよ」

    大井「はい!」


    翔鶴「敵艦見ゆ!」

    瑞鶴「制空権確保しました!」

    長門「よし、行くぞ!」

    大井(大丈夫、いけるわ。あと一戦くらい余裕よ)


    ――数分後――


    大井「これで終わりよ!」

    ドーンッ ドーンッ


    北上「ふー、疲れたー」

    「攻略完了なのです!」

    長門「皆よく頑張ったな。帰投するぞ」

    111 = 109 :


    「でも……なんだか今回の敵艦は手強かったのです」

    北上「うん、前に来た時より手ごたえあったよねぇ」

    長門「そうだな」

    北上「あ、やっぱり長門さんもそう思います?」

    長門「間違いない。今日に限らず、以前出撃した時の敵戦力も……ん?」

    「どうしたのですか?」

    長門「あれは……!」



    大井「はぁー……つかれた……」ボソッ

    大井「いえ、そんなこと言ってられないわ……もう二回は出撃して……」


    長門「大井! 避けろ!」バッ

    大井「えっ?」


    ドゴーンッ!!


    大井「な、長門さん!?」

    長門「平気か……大井……」

    大井「長門さんこそ、直撃して……! 一体どこから……!!」

    112 = 109 :


    「大井さん! 敵航空機なのです!」

    大井「え?」

    瑞鶴「七時の方向に敵艦隊見ゆ!」

    長門「戦艦に空母まで……」

    北上「そんな、おかしいよ! この海域にまで進出してくるなんて」

    翔鶴「急いで撤退しましょう! 大井さんは長門さんをお願いします!」

    大井「は、はい!」



    ――数十分後・艦隊帰投――


    提督「長門!」

    長門「すまない。派手にやられてしまった」

    大井「……」

    提督「いや、無事で何よりだ」

    長門「ふふ、大破は無事に入るのか?」

    提督「沈んじまうよりずっといいだろうが」

    長門「それもそうだな」

    113 = 109 :


    提督「……教えてくれ、一体何があった」

    大井「私を、庇ってくれたのよ」

    提督「庇った……?」

    「出撃した海域に、普段とは違う強力な敵艦隊が現れたのです!」

    提督「……!」

    北上「ホントにビックリしたよ……」

    翔鶴「完全に隙を突かれました。私の慢心が招いた結果です」

    瑞鶴「翔鶴姉は悪くないよ! 悪いのは、攻略後も注意深く索敵をしなかった私で……」

    提督「……」


    提督「皆、すまなかった」スッ


    全員「!?」

    北上「な、なんで提督が謝るのさ?」

    「なのです! これはイレギュラーな事態だったのです」

    114 = 109 :


    提督「いや、実はな……」

    提督「敵の力が強まっていることは……知ってたんだよ」

    北上「えっ!?」

    提督「と言っても、オレが知ったのもつい最近なんだけどよ」

    提督「まさか練度最大の長門を大破に持ち込むようなのが」

    提督「比較的に難易度の低い海域に出るなんて、思いもしなかった」

    提督「……なんか言い訳にしか聞こえねえな。本当にすまん」スッ


    大淀「私にも謝らせてください」スタスタ


    長門「大淀?」

    大淀「敵戦力増大の情報を初めに入手したのは私です」

    大淀「提督だけでなく、あなた方艦娘にも注意を促すべきでした」

    大淀「申し訳ありません」スッ

    長門「……」

    115 = 109 :


    長門「気にするな二人とも」

    長門「こうして帰投できたんだ、それで良しとしようじゃないか」

    「そ、そうなのです! みんな帰って来れたのです!」

    提督「そう言ってくれると助かる」

    長門「……しかしあれだな。ここまで腰が低いお前は、らしくなくて気味が悪いな」

    提督「……、あ?」

    長門「そうだ。そうやってガン飛ばししている方が似合っているぞ」

    提督「……」

    長門「さて、そろそろ入渠するとしよう」

    翔鶴「あ、私もお供します」

    瑞鶴「私たちも中破しちゃったしね」

    スタスタスタ

    116 = 109 :


    北上「んじゃ、あたしたちも行こっか」

    「お風呂でさっぱりしたいのです!」

    大井「……そう、ね」

    北上「提督、覗かないでよー?」

    提督「んな危険なことしねえよ」

    スタスタスタ

    提督「……」

    大淀「大井さん、元気がありませんでしたね」

    提督「そりゃそうだろ。危うく轟沈しそうになったんだ」

    大淀「それもあると思いますけど」

    提督「?」

    大淀「長門さんに庇われたこと、気にしてるんじゃないですか」

    117 = 109 :


    大淀「『私がしっかり動けていればこんなことにはならなかった』と」

    提督「……そんな女々しい奴じゃねえだろ」

    大淀「女々しいって、女性ですけどね」

    大淀「悩んでる可能性はあります。あの中で唯一練度が低いですから、それがネックになって……」

    提督「分かった。フォローしとくよ」

    大淀「はい、お願いしますね」

    大淀「それと、話は変わりますが」

    大淀「……いえ、繋がっていますね」

    提督「何だよ」

    大淀「真面目な話です」

    118 :

    京豚の僕が書いたオナニーSS、読んでくれよな!!!





    京豚の僕が書いたオナニーSS、読んでくれよな!!!


    【咲-Saki-】京太郎「俺が種牡馬に……??」【安価SS】
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458065884/






































    【咲-Saki-】京太郎「俺が種牡馬に……??」【安価SS】
    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1458065884/

    119 = 109 :

    ここまでで
    見てくださってありがとうございます、明日更新できると思います

    120 = 118 :

    >>119
    おつ!
    俺のオナニーSSも見てくれよな!

    123 :

    おつおつ

    124 :


    大淀「上から通達が来ました」

    大淀「『艦娘の練度が最大の場合、即刻契約を交わして艦隊の強化に努めよ』」

    大淀「『もしこれを無視するようであれば、新たな人材を用意して貴鎮守府に着任させることとする』」

    提督「は? 何だその無茶苦茶な話は?」

    大淀「私もそう思います」

    提督「そうだよな。無視しちまおうぜ」

    大淀「それはできないんです」

    大淀「明日、大元帥の鎮守府から艦娘が見回りに来ることになってます」

    大淀「その場で練度最大の艦娘全員と契約を交わしていなければ……」

    提督「……。オレはクビってか」

    大淀「……」

    提督「そんなのありかよ」

    大淀「……ですが提督」

    125 = 124 :


    大淀「長門さんが大破してしまった事実があります」

    大淀「難易度の低い海域にそんな強敵が出たとするなら、高レベルの海域だと」

    提督「頭にその可能性がなかっただけだろ……事前に準備さえしていれば…」

    大淀「指揮だけじゃどうにもならないことだってあります。それに艦娘の命にも関わるんですよ」

    提督「……」

    大淀「もう決まってしまったことなんです……ここでどうこう言っても、何も変わらないんです」

    大淀「提督の大井さんに対するお気持ちは分かりますが、どうか覚悟を決めてください」

    提督「……」

    大淀「……また後で、練度が最大の艦娘を招集しましょう」

    大淀「その時に、大井さんも一緒に」

    提督「……」

    126 = 124 :



    ――執務室――


    大淀「――ということです」

    提督「……」

    大井「……」

    金剛「Oh、一体何かと思ったら、ケッコンの話だったんですネ」

    北上「そ、そんな……」

    「でも、大井さんが……!」

    大淀「仕方のないことです」

    陸奥「本当に、なんとかならないの?」

    赤城「私なら今のままでも……」

    大淀「決定してしまったことなんです。明日までに契約を交わさなければ……」

    妙高「提督は退任してしまう、と?」

    大淀「はい」

    長門「……」

    127 = 124 :


    長門「こういうのはどうだ?」

    長門「明日、高難易度の海域へ出撃して戦果をあげれば…」

    大淀「おそらく聞く耳持たずでしょう」

    長門「……そうか」

    大淀「なので、皆さんには今日中に……」


    提督「ダメだ」

    大淀「え?」


    提督「やっぱり納得いかねえ」スタスタ

    金剛「提督! どこへ行くんデス?」

    提督「大元帥のとこだよ。直接話をつけてくる」ガチャ

    大淀「そ、そんな無茶な!」

    提督「だってよ、身勝手過ぎんだろ! 自分とこのルールを押しつけやがって……!」

    提督「今から行けば夕方には…」


    大井「身勝手はどっちよ」

    提督「!!」

    128 :

    まぁ傲慢な自己満以外の何物でもないわな

    129 = 124 :


    北上「大井っち?」

    大井「身勝手は、あんたの方でしょ」

    大井「敵の状況を見て対策しようとしてるのに、あんたはそれを個人の都合で拒否しようとしてるのよ」

    提督「んだと……?」

    「け、喧嘩はやめるのです!」

    提督「大井、オレはな。お前との約束を……!」

    大井「私なら大丈夫よ」

    大井「みんなの身を考えたら、どっちが大切か一目瞭然でしょ? それに」

    大井「あんたがここからいなくなるよりは、ずっとマシだから」

    提督「!」

    大井「……っていうか」

    130 :

    >>57みると
    ケッコン用とジュウコン用で指輪のデザインとかが違っているようにも読めるんだが、はてさて

    131 = 124 :


    大井「ケッコン用じゃなくて、ジュウコン用の指輪も用意されてるんでしょ?」

    大井「別にこだわらなくてもいいじゃない! 私、ジュウコン用の指輪でいいわ」

    提督「……」

    大井「あ、待って……唯一望めるのなら」

    大井「ケッコン指輪は、北上さんが嵌めてて欲しいかも」

    北上「えっ?」

    大井「もちろん、皆さんがよければの話ですけど……」

    金剛「うーん……そうデスね!」

    金剛「提督が惚れ込んでいる大井の頼みデスし、受け入れないわけにはいきまセン!」

    長門「私は別に構わないが」

    陸奥「私もよ」

    赤城「こだわりはありません」

    妙高「同じく」

    金剛「ワオ……みんな躊躇なしデスね」

    132 = 124 :


    「でも、ホントにいいのです? あんなに頑張ったのに」

    大井「大淀さんも言ったでしょ? 仕方ないことなのよ」

    大井「あとは北上さんが受け入れてくれれば……」

    北上「あたしはいいんだけど……さ」

    大井「……ありがとうございます。私のワガママで」ペコリ

    提督「おい、勝手にいろいろと決めるなって」

    大井「こうでもしないと、あんたいつまでもグダグダ引きずるでしょ?」

    提督「なっ……!?」

    大井「さて、それじゃさっそく契約を結びましょう!」

    大井「早くケッコン指輪を北上さんに嵌めて」

    提督「……」

    大井「早く」

    提督「……」スッ

    133 :


    提督「北上、指出せ」

    北上「う、うん」スッ

    提督「……大井」

    提督「本当に……いいんだな?」

    大井「ええ」

    提督「……そうか……」スッ


    パァァァ!


    金剛「Oh! 嵌めた途端、指輪が光りました!」

    大淀「これで仮契約です。あとはこの書類にサインしていただければ」スッ

    北上「あたしだけでいいの?」

    大淀「いえ、提督と北上さん両方です」

    提督「めんどくせえな」

    北上「だね」

    大淀「な、名前だけですよ?」


    大井「……」スタスタ

    ガチャ

    「!」

    (……大井さん……)

    134 = 133 :

    ここまでで
    見てくださってありがとうございます

    135 :

    乙です

    ここからどうなるのかなあ・・・

    136 :

    性能に違いが無いならジュウコン用の指輪だけ使えばいいんじゃないの?
    そもそもケッコン用とジュウコン用の何が違うか説明無いから分からないけど

    137 :

    なにいってんのさ、ケッコンしないでジュウコンなんてできるわけないだろ?

    138 :

    超納得

    139 :

    大本営の言ってることは当然だが、なぜデザインが違うのか
    まだ違うかどうかはわからないけど

    140 :

    デザイン違うってだけで特に意味が無いなら別にケッコンできなくても大井にケッコン指輪を渡すだけ渡せばよくね?

    141 :

    ケッコンしないとジュウコン指輪使えない設定です
    話の中でうまく説明できるか分からないので、一応…

    142 :

    何で使えないんだ?ケッコン指輪が使われてなきゃジュウコン指輪は効力を発揮しないとか?

    じゃあ仮にケッコン艦が沈んだりして指輪が失われたらどうなんの?

    143 = 141 :


    大井「……仕方ないわよね」ボソッ

    大井「できれば一番になりたかったけど……うん、仕方ない……」


    「やっぱり無理してたのです」

    大井「!?」


    大井「い、電……いたの?」

    「ケッコン指輪が欲しかったなら、素直にそう言えばよかったのです」

    大井「……言えるわけないじゃない」

    大井「私のワガママで、指令に背くようなこと」

    「何か方法を考えればよかったのです……きっと何か……」

    「そうなのです! ケッコン指輪だけは大井さんが持ってて」

    「他のジュウコン指輪を電たちに渡せばいいのです!」

    大井「……」

    「そうすれば大井さんが練度最大になった時に、司令官さんとケッコンでき…」

    大井「それは無理よ」

    144 = 141 :

    >>142
    ケッコン艦が沈んでも他のジュウコン艦には影響ないです

    指輪を分けたのは、単にケッコンの特別感を出すためです…紛らわしくてすみません

    145 = 141 :


    大井「最初にケッコン指輪を使わないと、他のジュウコン指輪は使えないの」

    「そ、そうなのです?」

    「じゃあ他に何か手は……」

    大井「……ありがとう電」

    「?」

    大井「気を使ってくれたのよね。でも、もうホントに大丈夫だから」

    大井「例えケッコンできなくてもジュウコンはできるでしょ?」

    「でも!」

    大井「ふふ、これ以上はお節介よ。ほら、早くジュウコンしてきなさい!」グイッ

    「わわ! 押さないでください!」

    ガチャ

    大井「ふぅ……さて」

    大井「がんばろっと」スタタッ

    146 = 141 :

    ageミス
    少し中断します、0時頃にまた再開

    147 = 142 :

    特別感ってだけなら尚更取っておけない理由が分からん……
    ケッコン渋るくらいならそんなもん余裕で通ると思うんだが

    148 :

    >>147
    ちょっとお前投下終わるまで黙っててくれないか?

    149 :

    SSにそんな細かい設定求めるなよ

    150 = 140 :

    でも実際これって話の根っこの部分だし突っ込まれても仕方なくね?
    これと言った理由も無いと提督って現時点だと只の我儘な無能だぜ?


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