元スレ提督「おいクソレズ」 大井「なによ能無し」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
351 :
>>348
レス速すぎて草
SS速報を警備してる方かな
352 = 346 :
勘違いで粘着されるし半芝使われまくるし専ブラで上がるのもわからない奴らに絡まれて怖いから寝る
353 :
俺含めてガイジしかいねえスレだな
354 :
なによ種無しに見えてちょっと興奮しつつスレ開いたらこれだよ
355 :
日を跨いで一時くらいの更新になるかもです
356 :
>>354
なにそれ興奮する
357 :
長門「私たちではなく、敵を攻撃している?」
大井「もしかして……」
電「味方なのです! 向こうに支援艦隊が見えるのです!」
金剛「みなサーン! 助けに来まシタ!」
陸奥「すごい数ね」
長門「金剛と陸奥が率いる、第二、第三艦隊!」
電「妙高さんもいるのです!」
赤城「そして、大和さんと武蔵さん率いる第四艦隊まで!」
北上「た……助かった……」
加賀「気を抜いてはダメよ」
長門「そうだ。最後まで何が起きるか分からん」
長門「今が好機だ! 第一艦隊、このまま押し切るぞ!」
358 = 357 :
――――
――そして――
赤城「――敵艦隊、撤退して行きます」
加賀「諦めたようね」
長門「敵側が戦力の半分以上を失って、こちらが有利になりつつあったからな」
北上「今度こそ、助かったね」
電「切り抜けられたのです!」
大井「……よかった……」
電「ホントによかったのです! 金剛さんたちが助けに来てくれなかったら」
電「電たちは危うく沈んでいたのです」
長門「しかし、なぜ支援が?」
赤城「救援は出しましたけど、いくらなんでも到着が早すぎでは」
359 = 357 :
金剛「ああ、それは……提督と大淀の考えデス」
金剛「第一艦隊が出撃して間もなく、念には念を押して支援を出そうという話になって」
北上「にしたって大和さんと武蔵さんまで……念を押しすぎじゃない?」
陸奥「初めは第二艦隊だけの予定だったんだけど」
陸奥「提督が『念を押しまくった方がいい』って、私たちにまで出撃命令を出してね」
北上「なるほど……まあ、結果的にちょうどいいくらいだったけどさ」
大井「……資源もバカにならないのに、全く……」
電「司令官さんらしいのです」
妙高「ふふふ、そうね」
長門「奴の予感が的中したな」
長門「さて、それじゃあ帰投するか」
360 = 357 :
――鎮守府――
提督「無事だったか……」
長門「ああ、おかげさまでな」
提督「大破した艦娘は?」
北上「大井っちだけだよ。あとはみんな中破、小破で済んでる」
提督「!」
大井「……」
提督「……そうか。よかった」
提督「皆、よくやってくれたな。当初の作戦は成功だ。各自ドックでじっくり休んでくれ」
提督「あとで執務室に来てくれ」ボソッ
大井「! わ、分かった」
361 = 357 :
――入渠ドック――
大井(いよいよね)ドキドキ
大井(長かったレべリングも今日で一区切り)
大井(ジュウコンだけど、この指に指輪を嵌められる……)
大井(よし!)ザバー
北上「大井っち、やっと上がるんだね」
大井「ひゃっ!?」ビクッ
大井「きき、北上さん!? いつからそこに……!」
北上「三十分くらいかなぁ」
大井「もうとっくに回復してるじゃないですか!」
北上「お互い様だよー、提督が修復材使ってくれたしねぇ」
北上「なのに、大井っちはなかなか出ようとしないから」
362 = 357 :
大井「な、なんで私を観察して……」
北上「のぼせちゃわないか心配だったからね」
北上「でも踏ん切りついて、今から提督のとこ行くんでしょ?」
大井「……はい」
北上「じゃ、一緒に行こ。大井っちを祝福したいからさ」ザバー
大井「北上さん……」
北上「あっ。でもさ、体を念入りに洗っといた方がいいかもね」
大井「何でですか?」
北上「だってさ、何が起こるか分かんないじゃん?」
北上「提督と大井っちにとって特別な日なんだし、夜に何かあっても……」ニヤニヤ
大井「なっ!? からかわないでください!!」カァァ
北上「あはは、じゃあ外で待ってるね」スタスタ
363 = 357 :
大井「ま、全くもう……」
大井「……」
大井「……ボディソープ、ボディソープ……」シュコシュコ
――執務室前――
北上「あれ、大井っち良い匂いする」
大井「気のせいです!」
北上「そっか」クスクス
コンコン
大井「失礼します」
提督「どうぞ」
ガチャ
大井「……!」
364 = 357 :
提督「……」
電「お待ちかねなのです!」
金剛「やっと来まシタ!」
長門「長い入浴だったな」
赤城「そりゃあ色々準備はありますし」
陸奥「身だしなみはしっかりしなきゃね」ニコニコ
妙高「ですね」ニコニコ
大井「み、皆さん……」
大淀「さあ大井さん、早く提督の前へ」
大井「えっ、は、はい」スタスタ
365 = 357 :
大井「というか、どうして皆さんが……」
北上「大井っちをお祝いしたいからだよ」
電「なのです!」
大井「あ、ありがとうございます」ペコリ
大淀「ふふ、それでは始めましょうか」
大淀「提督、お願いします」
提督「ああ」
大井「……」
提督「……大井」
提督「お前の練度が下がっちまった時」
提督「『いつまでも待つ』って言ったけど、結局待ってやれなかったな」
提督「仕方ないとはいえ、本当にすまなかった」
大井「……」
366 = 357 :
提督「でもお前はジュウコンでいいからって。一生懸命になって練度を上げて」
提督「その間、オレは裏方に回ることしかできなくて」
提督「他に何かしてやれないかって考えすぎて、お前のことを気にかけてるつもりが疎かにしてて」
提督「おかげで途中、行き違いで揉めちまったりしたけど」
提督「こうして言葉通り、練度を元通りにしてくれた」
大井「……」
提督「改めて言う」
提督「普段はいろいろキツイこと言ったり、おちょくったりするけど」
提督「お前を一番信頼してるし……それに」
提督「色々あって自覚できた。オレはお前のことが好きなんだ」
大井「!」
提督「艦娘に頼らねえとやっていけないような、どうしようもない提督だけど」
提督「頼む。この指輪……受け取ってくれ」
367 = 357 :
大井「……はい」ニコッ
大井「お受けします、提督」
スッ
――パァァァァ――
電「指輪が光ったのです!」
北上「おめでとう大井っち!」
大井「ありがとうございますっ……本当にありがとう!」
長門「……で」
長門「まだあるんだろう、提督」
陸奥「まさか忘れてないわよね」
大井「えっ?」
368 = 357 :
ここまでで。見てくださってありがとうございます
369 :
乙
この大井普段はボディソープ使わないんだな…と変な所で幻滅した
370 = 357 :
>>369
そういう設定ではないんですけど…書き方悪かったですね;
371 :
乙っぽい
念入りに洗い直したんだって分かる
372 :
>>369
香水いろんなトコにつけたんだろww
373 :
>>370
乙
>>369の読解力が無いだけだから気にしなくていいよ
374 = 369 :
ネタで書いたんだけど 読解力言いたいだけのアホは困る
普段から使ってたらいちいちいい匂いだとは言わない
とっておきのボディソープとか別に書いてるわけでもなし
香水かけた描写も無い
それは行間を読むとは言わないんやで
ネタで書いたのは事実だがそう突っ込まれても仕方ない文章やで て言いたいだけの話
375 :
ネタで書いたと2度も前置きする癖に、その責は自分にないと言い訳するあたり面倒くさい奴だな。
懇切丁寧に描写書かれてもクドイだけ。
376 :
ネタとあとで言っとけば大丈夫だろとか自分の理解が足りないのを誤魔化した買ったんだろ
仮に本当にネタのつもりで言ったなら「まあネタなんですけどね」的に付け加えとけばこうはならなかったのに
ジュウコン指輪以外にあるならマジのかな?
377 = 376 :
誤変換
買ったをかったに訂正
378 :
乙
雑談は他所でお願い
379 :
お人形劇でこの台詞は説明なかったからこういう意味だ!うーわ幻滅だわー!と野次を飛ばしているのと同じやで
380 :
今日の昼頃に更新します、すみません
381 = 380 :
赤城「こそこそ隠れて、私たちに相談して」
妙高「おかげで大井さんとの仲がこじれそうになった原因を」
金剛「早く渡すんデス!」
提督「分かってるよ」
提督「大井、これ」スッ
大井「?」
提督「開けてみてくれ」
大井「うん」パカッ
大井「……ネックレス?」
提督「その……ケッコン指輪の代わりじゃねえけど」
提督「ホントは指輪にしたかったんだけどよ。手が届かなくてな」
提督「いつか必ず本物を贈るから」
大井「……も、もしかして、他の方と話をしていたのって…」
北上「その通りだよ大井っち」
北上「提督はサプライズで大井っちを驚かせたかったから、影でいろいろ聞いてたんだよ」
382 = 380 :
金剛「何を贈ったらいいのカ、とか」
陸奥「どこで買えばいいのか、とか」
妙高「どのタイミングで渡せばいいのか、とか」
大井「……」
提督「……ま、まあそんな感じの内容だったんだよ」
提督「ただ北上にも言われたけど、相談するにしてもやりようがあったかもな」
北上「だねぇ。おかげで不安が募って、あたしとのアクシデントで爆発しちゃったし」
長門「その件に関しては、私たちも考えるべきだった」
大淀「そうですね。せめて大井さんがいないことを確認してから行うべきでしたね」
大井「……」
383 = 380 :
大井「じゃあ妙高さんと赤城さんが」
大井「好きとか愛してるとか言ってたのも、全部?」
提督「あれは……説明するとだな……」
――――
妙高『どのタイミングで渡すか?』
提督『ああ。一応、ジュウコン指輪を渡す時に一緒に、って考えてるんだけどよ』
妙高『いいじゃないですか! サプライズで喜ばれると思いますよ』
提督『サプライズか。やっぱ女ってそういうの好きなのか?』
妙高『そうですね……好きですよ』
提督『言い切るなおい』
妙高『私の主観が入ってますけどね』
――――
大井「……」
提督「それと、赤城の場合は……」
384 = 380 :
――――
提督『しかし、指輪とは違うもん渡していいのか?』
赤城『急に弱気ですね』
提督『だって完全に自己満足だろこれ』
赤城『自己満足だろうと何だろうと、提督のお気持ちが大切なんですよ』
赤城『プレゼントすることが大事なんです。何をプレゼントされても、大井さんは嬉しいと思います』
提督『そ、そうか?』
赤城『そうですよ!』
赤城『だって、提督のことを愛していますから』
赤城『愛してる人からの贈り物なら、どんなものでも幸せになりますよ』
提督『愛してるってお前……』
――――
提督「……」
大井「……」
385 = 380 :
赤城「まさかその場に大井さんがいたとは知らず……」
妙高「てっきり聞かれてはいないものだと……ごめんなさい」
大井「いえ」
大井「……本当に、全部私のために……」
大井「ありがとう」
提督「お、おう」
大井「……」
提督「……」
北上「……ところでさ」
北上「キスはいつするの?」
大井・提督「っ!?」
大井「北上さん何言って……!」カァァ
電「大胆発言なのです! でも、もっともなのです」
大井「電まで!?」
386 = 380 :
金剛「ですネ。これは提督と大井の結婚式と言っても過言ではありまセンし!」
長門「うむ、一思いにやってしまえ」
大井「そそそそんな……人前でキスだなんて……」アタフタ
提督「よしやるぞ大井」
大井「ふぇっ?!」
提督「嫌か?」
大井「い、嫌では……ないけど……っ」
提督「んじゃ、目を瞑ってくれ」
大井「! ……分かった……」スッ
大井(き、緊張する……まさかキスするなんて……)
大井(恥ずかしい! ……でも嬉しい……やっぱ恥ずかしい!)
大井(は、早く済ませて!)
大井(……)
大井(……?)
387 = 380 :
大井(なかなか来ないわね)
大井(……ええい、まどろっこしいわ)
大井(私から行っちゃえ!)グイッ
ゴンッ!
提督「がふっ」
大井「え?」
バタンッ
提督「」ピクピク
金剛「What!? 大井の頭突きが提督の顔面に!」
陸奥「あらら、完全にのびてるわ」
電「鼻血が溢れだしてるのです!」
大淀「きゅ、救護班呼びます!」
大井「……こ、こんなはずじゃ……」
388 = 380 :
北上「んー……仕方ないね。主役の片方がこんなんじゃ、式はここまでかな」
北上「まあ、大井っち」ポンッ
大井「?」
北上「今夜は眠れないと思うけど、がんばれ」グッ
大井「……?」
長門「なんだ、何か予定があるのか?」
長門「鎮守府全体でパーティーを開く予定だったんだが」
赤城「長門さん」ゴニョゴニョ
大井「???」
長門「……! ああ、そういうことか」
妙高「パーティーなら日を跨ぐまでには終わりますし」
長門「そうだな、うん」
389 = 380 :
長門「ファイトだ大井」
大井「えっ?」
長門「男女の交わりに関してはアドバイスできんが、応援しているぞ」
大井「……!!」カァァ
妙高「い、言ってしまいましたね」
北上「てか大井っちも、今気づいたっぽいね」
大井「男女の……交わり……」
大井「夜に……夜戦……魚雷……雷撃……」プシュー
バタンッ
金剛「大井まで倒れまシタ!?」
陸奥「何があったの!?」
電「こっちも鼻血なのです!」
大淀「担架2人分用意します!」
北上「あはは、ウブだなぁ」
――
――――
――――――
390 = 380 :
――一か月後――
提督「おい大井」
大井「なによ」
提督「この書類、大淀に渡しといてくれ」
大井「は? そのくらい自分でやりなさいよ」
ワーワー ギャーギャー
北上「まーたやってるよ」
電「いつも通りなのです」
北上「結婚して、何だかんだ上手くいってる夫婦だね」
電「なのです!」
391 = 380 :
大井「――はぁ……全く」
北上「大井っち」
電「お疲れさまなのです!」
大井「二人とも……」
北上「いつにも増して、旦那と仲良いねぇ」
大井「や、やめてください」
大井「それより、次の出撃は高難易度の海域ですから」
電「分かってるのです!」
北上「集中していかないとね……っていうか」
北上「やっぱりネックレスは外してるんだね」
大井「はい。戦闘の邪魔になりますから」
電「……でも」
392 = 380 :
電「指輪は外さないのです?」
北上「なに言ってんの、外せないようになってるでしょ」
電「いえ、ジュウコン指輪じゃなくて、もう一つの……」
大井「……これは」
大井「戦闘の邪魔にはならないから」キラッ
電「でも、せっかく司令官さんが決意して、ローンを組んで買ったのに」
北上「まあまあ。理屈じゃないんだよね?」
大井「……はい」
北上「っと、そろそろ準備しないとね」
電「ホントなのです! また長門さんに注意されるのです!」
スタタッ
大井(……これだけは)
大井(この指輪だけは、肌身離さず持っていたい)
大井(また練度が下がるようなヘンテコなことが起きても……)
北上「何してるの大井っち!」
電「はやくしないと大変なのです!」
大井「……はい!」
大井「すぐに行きます!」スタタッ
END
393 = 380 :
予定より少し長くなってしまいましたが、最後まで見てくださってありがとうございました
指輪の設定に関して突っ込まれるとは思ってもみなかったので、今後また書くようなことがあれば余計な設定は作らないようにしたいと思います;
明日までにはHTML化の依頼を出します
394 :
おつおつ
397 :
乙でした。
幸せになれよ!(柳沢慎吾調)
398 :
乙でした
結局大井っちの錬度が下がったのはなんでだったん?
399 :
乙なのです
400 = 380 :
>>398
一応、記憶喪失の一種みたいな設定です
普段やってたことができなくなるケースがあるらしいので
みんなの評価 : ○
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