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    元スレ提督「それでも艦娘とイチャイチャしたい!」

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    201 = 200 :

    摩耶「あー、まあ……なんつーか……」

    提督「兄弟艦に悩みがあるのか」

    摩耶「……」

    提督「高雄型つったら……」



    高雄「うふふ。馬鹿めと言って差し上げますわ」

    愛宕「ぱんぱかぱーん♂」

    鳥海「破ァ!」



    提督「……何かおかしいか?」

    摩耶「全部おかしいだろ! キャラ濃すぎだろ羨ましい!」

    202 = 200 :

    提督「羨ましいと来たか」

    摩耶「いやさ……俺、被ってんじゃん……不良キャラ」

    提督「誰と」

    摩耶「木曾とか……」

    提督「はぁ!? 木曾は不良じゃないし! イケメンだし!」

    摩耶「えぇ……」

    提督「すまん、取り乱した……」


    提督「いや、別に摩耶は摩耶でヤンキー系男子の地位を確立してるだろ」

    摩耶「いや、そうかもだけどよぉ」

    203 :

    やっぱとりあえず♂付くのな

    204 = 200 :

    摩耶「高雄兄ぃはなんかしんねーけど女装してんべ?」

    提督「してる」


    ♪ ♪ ♪

    高雄「て・い・と・く? 私のガーターベルトがそんなに気になりますか?」クスッ

    ♪ ♪ ♪


    提督「男と知っててもあのガーターベルトには目を奪われざるを得ない」

    摩耶「お前……」ササッ

    提督「引くなよぉ! 泣きたいのは俺も一緒だよ!!」

    提督「最近自分の中で性別があんまり大きな壁じゃなくなってる気がしてきて怖いんだよぉ!!」

    205 :

    木曾とかぶってるんじゃなくて天龍じゃね?

    206 = 200 :

    摩耶「まあいいや……愛宕兄ぃも、あれだ……」

    摩耶「……女装してんべ……?」

    提督「してる……」

    摩耶「胸パッド、いれてるだろ……まあ高雄兄ぃもだけど」

    提督「いれてる……」


    提督「……ぱんぱかぱーん♂の破壊力は結構でかかったぞ」

    提督「抱き付かれながらぱんぱかぱーん♂されたんだがな……」

    提督「なんかな、俺の腰にな、硬いものが……」

    摩耶「やめろ! 聞きたくねえ!」

    207 = 198 :

    愛宕「ぱんぱかぱーん♂」ニョキ

    208 = 200 :

    摩耶「兄の痴態は聞きたくねえ」

    提督「そうだろうな……」

    摩耶「んで、最後は鳥海だけどよ」

    提督「うん」

    摩耶「……流石は鳥海法師というべきか」

    提督「うん……」

    摩耶「なんかたまに「破ァ!」してね?」

    提督「……してる」

    摩耶「あと後光が眩しい……デコも」

    提督「うん、眩しい」

    209 = 200 :


    摩耶「みんな明らかにキャラ濃いよな!?」

    摩耶「なんか俺だけ負けてねーか!? 大丈夫か!?」

    提督「何を心配してるんですかね……」

    摩耶「……この摩耶様がこの先生きのこるためにはどうすりゃいいんだ」

    提督「天龍でも舎弟にすりゃいいんじゃね?」

    摩耶「んー……まあ、それも考えたけどよ……」

    ***

    天龍「今宵も我が剣は血に飢えている……」ギラリ

    天龍「フフフ……怖かろう。悔しかろう」ニヤッ

    ***

    摩耶「俺にはわからん世界なんだよな……」

    提督「ああ、まあ、そうね……」


    【摩耶様の悩み】

    210 = 200 :

    みじけえ! 風呂入ってきます

    211 :

    うほっ♂>>1のお背中流すのね♂

    212 = 203 :

    天龍のキャラが大変なことに

    213 = 198 :

    この先、生きのこるがこの先生、きのこると読めたせいで最初?だった

    214 = 200 :

    【瑞鶴、出張す!】

    《女提督の鎮守府》

    コンコン

    提督「どうぞー」

    加賀♀「失礼します」ガチャッ

    提督「あら、加賀。どうしたの?」

    加賀♀「……ひとつ、尋ねたいことがあるのだけれど」

    提督「いいわよ。私のスリーサイズ?」

    加賀♀「……」

    提督「ごめん。……で?」

    215 = 200 :

    加賀♀「あの放蕩娘が……」

    加賀♀「瑞鶴が戻ってくると聞いたのだけれど」

    提督「ああ、なるほどそのこと。ええ、『瑞鶴』なら戻ってくるわよ」

    提督(男の子な瑞鶴は、ね)

    加賀♀「……そう」

    提督「どうしたの? 何だかんだで、瑞鶴がいないと寂しかった?」

    加賀♀「別にそういうわけではありません」

    提督「そういうことにしておくわ」

    加賀♀「だから……」

    216 = 200 :

    コンコン

    提督「あらあら、今日はお客様が一杯ね。どうぞ」

    ガチャッ

    葛城♀「失礼します!」

    提督「話は読めたわ」

    葛城♀「えっ、すごい!」

    提督「『瑞鶴』なら、今日戻ってくる予定よ」

    葛城♀「本当!? やったわ!」

    加賀♀「まったく……後輩まで放っておいて、あの娘は……」

    提督(まあ、娘じゃないけどね……)

    217 :

    ニヤニヤしてしまう

    218 = 200 :

    ***
    **


    瑞鶴「ここが俺の着任先か」

    瑞鶴「女の自分の尻拭いってのも複雑だけど、まあ……」

    瑞鶴(……加賀さんが幸せそうだったし、それはそれで)

    瑞鶴「……何考えてんだ俺は。アホくさい」

    瑞鶴「あー、いこいこ」

    スタスタ

    219 = 200 :

    アレ オトコノヒトダ
    ダレカナー イケメンジャナイノ!
    センジョウガ! イケメンガ! ワタシヲ  ハーイ アシガラチャンハダマッテテネー


    瑞鶴「…………」

    瑞鶴「…………」

    瑞鶴(やべえ、既にもう安請け合いしたのを後悔してきた)

    瑞鶴(当たり前だけどここ艦娘しかいねえ……)

    瑞鶴(四方八方からの好奇の視線が……)

    瑞鶴(はやいとこ執務室に行こ……)

    220 :

    >>213
    もう若いのはきのこる先生を知らないのか…

    221 = 198 :

    >>220
    今年で30突入するオッサンでゴメンよ。

    222 = 200 :

    《執務室》

    加賀♀「あの放蕩バカ娘にはどのような灸を据えてあげようかしらね」

    葛城♀「だ、ダメですよ加賀さん、瑞鶴先輩が折角戻ってきてくださるんですから!」

    加賀♀「そうやってあなたが甘やかすからつけあがるのよ」

    葛城♀「で、でもぉ……」

    提督「ふふふ、悩め悩め乙女たち」

    加賀♀「……なんですかその含みのある笑いは」

    提督「なんでもなーい」

    葛城♀「あなた……なんか腹立たしいわよその笑顔」

    提督「酷くない!?」


    コンコンッ

    加賀♀「!」

    葛城♀「!」

    223 = 200 :

    提督「どうぞ、入ってらっしゃい、瑞鶴」

    加賀♀「……」

    葛城♀「……」

    ガチャッ


    瑞鶴「……あー、えと、失礼します」

    瑞鶴「翔鶴型航空母艦、二番艦、瑞鶴……です」ペコッ


    提督「ようこそ、瑞鶴『くん』」ニコッ

    加賀♀「」

    葛城♀「」

    224 :

    個人的には、磯波や鳳翔さんがどんなふうになっているのかきになるな。

    225 = 200 :

    瑞鶴「本日ヒトフタマルマルをもって」

    提督「あー、いいからいいからそういう堅苦しいの」

    瑞鶴「あ、はい」

    提督「歓迎しちゃうよ、瑞鶴くん」

    瑞鶴「ど、どうも……」


    加賀♀「」

    葛城♀「」


    瑞鶴「……?」チラッ

    226 = 200 :

    瑞鶴「あの、そこの人たちは」

    提督「まあ、いずれわかるよ、いずれね!」

    瑞鶴「はあ……」

    瑞鶴(……この人、結構適当だな!)

    提督「おっと……自己紹介が遅れちゃったわね。私は女提督、ここの司令官よ」

    瑞鶴「よろしくお願いします」

    提督「うんうん、期待してるわ!」

    提督「移動で結構疲れただろうし、何よりまずは荷物を置いてもらわなきゃね」

    提督「そこの二人に案内させたい……とは思ってたけど、まだフリーズしてるから別の子呼ぶね」

    瑞鶴「あ、どうも」

    227 = 200 :

    ガチャッ

    龍♀「提督、呼んだ?」

    提督「いらっしゃい蒼龍。今日も良い乳してるわね」

    瑞鶴「…………」

    龍♀「またセクハラだよ……って、うわあ!? だ、誰、この人!?」

    提督「瑞鶴、って言ったら信じる?」

    龍♀「え、瑞鶴?」

    瑞鶴「どうも、蒼龍先輩。瑞鶴です」

    龍♀「……え、ちょ、瑞鶴って男だっけ?」アタフタ

    提督「艦息って聞いたことない?」

    龍♀「……えっ、彼が!?」

    瑞鶴(俺たちってそんなに珍しいのか)

    228 = 198 :

    ニヤニヤが止まらない

    229 = 200 :

    提督「いろいろあって、艦娘の瑞鶴の代わりに、彼があなたたちの後輩になるから」

    龍♀「い、いきなりだなあ」

    提督「まあね。で、とりあえず空母寮に案内してあげてくれる?」

    提督「荷物とかいろいろ置かないといけないし」

    龍♀「あ、はい、わかった」

    瑞鶴「よろしくお願いします」ペコリ

    龍♀「あ、うん、いいよ、大丈夫! あはは!」


    龍♀(うわあ……艦息って噂には聞いてたけどいざ目にするとやっぱり違うなあ)

    龍♀(この青年があの瑞鶴なのかぁ……すごいなあ、性別の差って……)

    瑞鶴「……あの、蒼龍先輩?」

    龍♀「――あ、ごめんごめん! それじゃ、いこっか!」

    瑞鶴「よろしくお願いします」

    龍♀(……ヤバい。男の子に先輩って呼ばれるとなんかクるものがあるわ)

    230 = 200 :

    瑞鶴「では……いったん失礼します」

    提督「うん、それじゃあね。蒼龍、後よろしく」

    龍♀「はーい。……じゃ、着いてきてくれる? 瑞鶴くん……で、いいのかな」

    瑞鶴「先輩の呼びやすい方でいいですよ」

    龍♀「……じゃ、じゃあ、瑞鶴って呼ばせてもらうよ、うん……」

    ガチャッ


    葛城♀「」

    加賀♀「」

    提督「…………」

    提督「あんたたちはいつまで呆けてんのよ」パシッ

    葛城♀「!」

    加賀♀「!」

    231 = 194 :

    性差か
    女装艦息は個体差だよなあれ

    232 = 200 :

    提督「……さあて、どうだったかしら、私のサプライズは?」

    葛城♀「あ、な……あの、あなたねぇ……!」

    葛城♀「お、男の! 瑞鶴先輩が来るなんて! 聞いてないわよ!?」

    提督「言ってないしね」

    加賀♀「瑞鶴が戻ってくると言ったじゃない!」

    提督「『瑞鶴』が着任したわよ? 誓って嘘は言ってないけど?」

    加賀♀「う、ぐ……」

    提督「まあまあ、いいじゃない。案外うまくいくかもよ?」

    加賀♀「そんなわけないでしょう……」

    葛城♀「そうですよ!」

    233 :

    これなんてエロゲ?
    DMMは全力をあげるべき案件

    234 :

    女提督だから許されてることだから

    235 = 198 :

    艦息とかできたら腐女子ホイホイにしか…

    236 = 200 :

    ***

    ヒソヒソ ジロジロ

    瑞鶴「……うーん」

    龍♀「ああ……ごめんね、居心地悪い思いさせちゃって」

    瑞鶴「いえ……俺たち艦息と艦娘は、あまり関わり合うことがありませんから」

    瑞鶴「仕方ないことだとは思いますよ」

    瑞鶴「女の俺が……ああ、元々ここ所属の瑞鶴がウチに来た時もそうでしたしね」

    龍♀「え? 瑞鶴、そっちに行ったの?」

    瑞鶴「艦息の加賀さんとケッコンしました」

    龍♀「ま、マジかー……ていうか艦息と艦娘ってケッコンできるんだ……」

    瑞鶴「指輪があればできるらしいです」

    龍♀「恐るべし、指輪……だね」

    237 = 200 :

    《空母寮》

    龍♀「はい、ここが我らが空母寮」

    龍♀「部屋は……多分瑞鶴♀の部屋が空き部屋になってるから、そこを使えって事だと思う」

    瑞鶴「まあ、俺も瑞鶴ですしね」

    龍♀「そういうことだね。……それじゃ、私の案内はここまで、かな」

    瑞鶴「あ。……ありがとうございました、蒼龍先輩」

    龍♀「ううん、気にしないでよ。……でも、あ、あー、その、あれだ」

    龍♀「なんか困ったことあったら、なんでも言ってね。力になるからさ」

    瑞鶴「はい。……ありがとうございます」ニコッ

    龍♀「っ、う、うん、そ、それじゃねー!」ビューン

    瑞鶴「うお、早っ」

    238 = 200 :

    ***

    龍♀「や、やばい、あのままずっと傍にいたら惚れてた気がする……」

    龍♀「それじゃ惚れっぽすぎるだろ私ぃ~!」ポカポカ

    ***


    瑞鶴「さて……」

    瑞鶴「流石に好奇の視線に晒され続けるのも疲れたし……」

    瑞鶴「部屋でゆっくりさせてもらうとしよう……」

    《――鶴の部屋》

    瑞鶴「ああ、ここか」

    ガラッ

    239 = 200 :




    翔鶴「――え?」ヌギッ


    瑞鶴「――は?」



    ――目に映ったのは、純白。


    .

    240 = 194 :

    なんだかドキドキしますね

    241 = 200 :

    翔鶴「えっ、あっ、その……」

    瑞鶴「しょ、翔鶴姉ぇ……」


    純白の髪と、慈愛に溢れたその顔立ちから、彼女が『自分の姉』だということにはすぐに思い当った。

    そして、目の前の彼女が『姉』であり、『女性』であり、そして今まさに『着替え中』だと知った瑞鶴は――。


    瑞鶴「――っ、ご、ごめんなさいっ!」バシッ


    すぐに謝って全力で戸を閉めた。


    瑞鶴(い、いや、それしかないだろ! だって、いや、着替え中で……)

    瑞鶴(つ、つーか、そうか、ここだと翔鶴兄ぃは翔鶴姉ぇで……)

    瑞鶴(ま、まじか……)

    242 = 200 :

    《翔鶴の部屋》

    瑞鶴(しかも部屋まちがってるし……瑞鶴の部屋は隣か)

    瑞鶴(うわぁ……着任早々やっちまった……)

    瑞鶴(しかも自分の……姉の着替えを……)

    瑞鶴(うう、罪悪感が半端じゃねえ……)

    瑞鶴(ど、どうすっかな、謝るにしたって……うげ、胃がキリキリする……)


    ガラッ


    翔鶴♀「あの……瑞鶴、でいいのかしら?」

    瑞鶴「……あ、はい」

    243 = 200 :

    翔鶴♀「話は聞いています。ようこそ、この鎮守府へ」

    瑞鶴「あ、ありがとう、ございます……」

    瑞鶴「それと……さっきはすいませんでした……」

    翔鶴♀「あら……。ふふ。もう……いいのよ、瑞鶴」

    瑞鶴「え?」

    翔鶴♀「私たちは姉弟なのよ? 気にするほどの事ではないわ」

    瑞鶴「い、いやいやいや、気にすべきですよ!?」

    翔鶴♀「それに、そちらの赤城さんにはもっと過激な……ふふっ」

    瑞鶴「えっ……なに、ウチの赤城さん……あの腹黒なにしてんの翔鶴姉ぇに……」

    245 :

    赤城♂は意外とプレイボーイ?

    246 = 200 :

    翔鶴♀「妹の代わりに来てくれたと聞いたわ」

    瑞鶴「あ、ええ……まあ……」

    翔鶴♀「これからよろしくね?」

    瑞鶴「はい、よろしくお願いします……」

    翔鶴♀「こら、瑞鶴」ペシッ

    瑞鶴「あてっ……な、なんすか?」

    翔鶴♀「姉弟なのに敬語はどうかと思うわ?」

    瑞鶴「……え、いや、あの」

    翔鶴♀「お姉ちゃん、寂しいなぁ」ウワメヅカイ

    瑞鶴(おい……反則だろ……)



    瑞鶴「わ、わかった翔鶴姉ぇ……敬語は使わない、よ……」

    翔鶴♀「うん、それでよし♪」

    瑞鶴(ヤバい無理もう多分俺は色々と燃え尽きる)

    247 :

    そういや赤城♂といい仲だったな
    ずいずいハーレムには入らないか?

    248 = 200 :

    ***
    **


    《瑞鶴の部屋》

    瑞鶴「…………」

    瑞鶴(艦娘だらけの場所で生活できるなんて羨ましいと)

    瑞鶴(足柄が血涙を流してたけど……)

    瑞鶴(俺はとてもそうは思えないな……)

    瑞鶴(男だけは気安いぜ、やっぱ……)

    ガチャッ

    飛龍♀「やっほー、遊びにこさしてもらったよ瑞鶴!」

    龍♀「ひ、飛龍、いきなりはまずいって!」

    瑞鶴「!?」

    249 = 203 :

    おちおち♂弄りも出きんな

    250 = 200 :

    瑞鶴「……ひ、飛龍先輩?」

    飛龍♀「ほう、噂の艦息くんか。なるほどね」

    龍♀「ああもう飛龍ってば……ごめん瑞鶴、飛龍が話聞かなくて……」

    瑞鶴「あ、いえ……。よろしくお願いします」

    飛龍♀「うん、よろしく!」

    飛龍♀「よし、撤収! 行くよ蒼龍!」

    龍♀「ええ!? 思いつきだけで動きすぎでしょ飛龍!」

    飛龍♀「じゃあね瑞鶴! また明日!」

    瑞鶴「あ、はい」

    龍♀「ごめんね、瑞鶴!」

    瑞鶴「いえ……」


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