元スレ悟空「聖杯戦争? なんだそりゃ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
751 :
悟空「へへっ、まさかおめえが太陽拳を使ってくるとはな。王のするポーズじゃないとか言ってたくせによ」
悟空は目を閉じながら、はっきりとギルガメッシュの方へと殺気を飛ばす。太陽拳をまともに直視すればしばらく目は使い物にならなくなる。それならば最初から目を閉じていればいい。
ギルガメッシュ「やはり太陽拳を食らわせることすらできんか。だがーー」
ーー貴様が目を閉じているその間に、我がエアの斬撃が八つ裂きにしてくれる!!
悟空「波ーーーーッ!!」
斬撃に向かって悟空は気功波を放つ。
ぶつかった二つのエネルギーは轟音と衝撃波を撒き散らしながら、やがて相殺されるようにかき消えた。
752 :
尊大な構えのまま鎧が光るとかじゃなくてあのポーズしてたのかwwwwwwww
753 :
あけおめ
754 :
斬撃技は格上にも通用するからな
755 :
鎧が輝いてるのにあのポーズとか逆効果な気が…
757 :
磨き上げた黄金の鎧よりも、鍛え抜いた己の肉体の方が輝きが勝っている事を悟った英雄王
「この鎧脱ぎ捨てたら、我はより輝くのでは?」
「A! U! O! CastOff!」
758 :
ギルガメッシュ「……認めてやろう。我の負けだ」
悟空「なんだ、もう諦めんのか?」
ギルガメッシュ「今のが我の全力だ。まさかセルが可愛く見えるほどの力を隠していたとはな。奴は貴様が倒せばいいだろう」
悟空「前にも言ったけどよ、この地球の奴らだけで倒せるようになっててほしいんだ。セルより強えやつだって宇宙にはたくさんいるからな」
ギルガメッシュ「宇宙……か。クックックッ、我が王道は所詮、狭い箱庭の中の出来事であったということよな」
ランサー「……おいおい、らしくねえな。テメエはいつでも王様気取ってふんぞり返ってたじゃねえか」
ギルガメッシュ「ランサー、生きていたのか」
ランサー「ああ、相当手加減されたらしい。ま、仙豆食ってやっと回復したんだけどな。なあギルガメッシュ、このままじゃ終われねえだろ」
ギルガメッシュ「……貴様、何が言いたい?」
ランサー「合体技だ! それなら勝てるかもしれねえ!」
ギルガメッシュ「フン、そんなものを当てる隙があると思うか?」
ランサー「おい悟空! 最後は必殺技のぶつけ合いでケリを着けようや。お互いに避けるのは無しだぜ?」
悟空「なんか面白くなってきたなー。よし、それで決着をつけるか!」
ランサー「ってわけだ。やるぞ、英雄王さんよ」
759 :
英雄王拗ねちゃったよ
760 :
ギルガメッシュ「……良いだろう。ランサーよ、勝算はあるのだな?」
ランサー「わからねえが、ゼロってことはねえだろ!」
ギルガメッシュ「ならば問題はない。英霊が二人も入れば、求める結果にたどり着くことも可能であろう」
悟空と二人の英霊は一定の距離を取ると、気を練り始めた。
悟空「かーーーーめーーー!!」
ランサー「ギルガメッシュ、さっきと同じように技を放て。後は俺が何とかしてやる!」
ギルガメッシュ「よかろう!」
悟空「はーーーーーめーーーーー!!」
ギルガメッシュは気を練りながら、違和感を感じていた。絶対の王であった自分の行動とはズレてきているような、そんな予感。本来の行いとは違う行為・思考をしているという確信があった。
ギルガメッシュ(サタンの拳、思った以上に効いていたか)
だが、悪い気分ではなかった。いっそこのままの思考に完全に身を委ねて見るのも面白いかもしれない。あくまで彼は彼なのだから。その根本、王であることに揺るぎはないはずだ。
ギルガメッシュ「鳴け、エアよ! 天地乖離す開闢の星ーー!! !!」
ランサー「ーー別ち穿つ創造の星《エヌマエリシュ》!!!」
悟空「波ーーーーーーーーーーーッッ!!!!」
761 :
地球が地球が大ピンチ
762 :
悟空の溜めが長いからな
地球にちょっと掠っただけでも終わる
763 :
ギルガメッシュ・ランサー「「やったか!?」」
764 :
精神と時の部屋「おいばかやめろ」
765 :
世界を斬る天地乖離す開闢の星に耐えた精神と時の部屋なら……!!
766 :
ゴテンクスのだぁー!!レベルにすら達していないギルの切り札…
767 :
言うてブウ戦直後の悟空だとそのゴテンクスよりも弱いらしいですし
768 :
エアの斬撃は必中の効果を持って悟空へと迫っていく。
しかしその時、悟空より放たれたかめはめ波はあまりにも巨大だった。
斬撃が小隕石なら、アレはまさに惑星としか形容出来ない。少なくとも眼前の視界からはその全貌を見ることは不可能だった。
斬撃は衝突すると、水際の砂浜に描いた絵のように一瞬でかめはめ波に・まれてしまった。
僅かばかりの勢いを殺すことすら叶わず、ギルガメッシュとランサーに向かって真っ直ぐ進んできている。
ギルガメッシュ「……美しい。そうは思わんかランサー」
ランサー「わからないでもねえ。地球を外側から見るとこんな感じなのかもな」
ギルガメッシュ「この財宝とも呼べる光景の中に埋もれて消えるなら、それもまた一興か」
ランサー「完敗だな。けど、最高だった。こんな楽しい闘いは初めてだ」
クンッ
二人が死を覚悟したとき、いよいよ直撃しようとしていたかめはめ波は直角に曲がり、空へと進んでいった。
悟空「へへっ、オラの勝ちだな!」
769 :
流石だな
770 :
操気弾のひと涙目ww
771 :
なんという屈辱www
772 :
ギルガメッシュ「クッ、クックック、ハーッハッハッハッ。我をここまでコケにできるのは天上天下に貴様だけだろうな
」
ランサー「悟空の目を見ろよ。まだ俺たちにセルを倒させる気だぜ……」
悟空「にっしっしー。あたりめえだ。そのためにわざわざ本気出して闘ったんだからな。 おめえらももう文句ねえだろ」
ランサー「ああ、もう逆らう気力も起きねえよ」
ギルガメッシュ「うむ。この我をして認めてやらざるをえないようだ。それにしても此度の闘いは久方ぶりに心が躍ったぞ。悟空、ランサー、こっちへ来い」
ギルガメッシュは王の財宝からグラスを三つと酒の入った容器を取り出した。いずれも黄金の装飾が為されていてやんごとなき品物であることが伺えた。
ランサー「おっ、酒か!」
ギルガメッシュ「ああ、だがその前に心して聞くがよい。今日我は貴様らを友として認めることに決めた。今から交わすのは友の盃だ。この酒は我に相応しい至極の一品故、しかと堪能するが良い」
ランサー「おいおい、やけに偉そうな友達がいたもんだ。おめえの友なんざまっぴらごめんだが、そこの酒が呑まれたがっているから仕方ねえ。勘違いするんじゃねーぞ」
ギルガメッシュ「ふん、我も馴れ合うだけの関係なら要らぬわ! なに、親殺しの
狂犬に手も足も出ぬ化け物だ。退屈には困らぬだろうよ」
ランサー「……ま、とりあえず乾杯といこうや!」
カン!
悟空「うめえな! 何だこりゃ!?」
ランサー「っぷはぁー! もう一杯くれ!」
ギルガメッシュ「……エルキドゥよ。お前が今の光景を見たらどう思うだろうな」
773 :
ギルが悟空に勝てるところ: 戦闘に関連するもの以外
774 :
(悟空酒飲めたっけ?)
775 = 774 :
(悟空酒飲めたっけ?)
776 :
飯食ってるシーンでビール飲んでた事があったような
777 :
まぁ飲めないことはないだろ。飲み気より食い気だろうが。
778 :
苦笑いとほっこり顔が混ざった様な?>エルキさんの顔
779 :
なんとも言えない顔してそう
781 :
もう来ないのかな
782 :
小さな宴会が終わると、悟空は一足先に精神と時の部屋から出た。そのまま向かったのは士郎たちの所だ。
悟空「よっ。元気にしてっか?」
亀仙人「ほっほっほっ。昔のお前さん程じゃないがなかなかの速度で成長しておるぞ。天下一武道会でも良い線行きおるわい」
凛「ええ、今なら並のサーヴァントとなら結構闘える気がするわ」
悟空「そうか。じゃあちょっと早えけどカリン様のとこに行くか!」
士郎「カリン様?」
悟空「ああ、修行レベル2ってとこだな。ここの修行よりきついぞ」
凛「良いわ。やってやろうじゃない!」
783 = 782 :
一方その頃
イリヤ「ハァぁぁーッ!!」 ドンっ
パン「すごいすごーい!! イリヤお姉ちゃんもすーぱーさいや人だったんだ」
悟飯「おーーい、昼飯ができたぞって……ええ!?」
イリヤ「気で魔力を代用して私もスーパーサイヤ人になれないか試してみたんだけど……なれちゃった」
悟飯「すごい。戦闘力も本当に上がってるよ! これならなんとかすればセルも……。よし、僕が鍛えてあげよう」
パン「あ、ずるーい。私も修行する」
イリヤ「へへーん。お姉ちゃんの凄さを思い知ったか」
パン「私もなれるもんね!」シュインシュイン
784 :
わっしょい
785 :
凛も素手で畑耕したり命がけの牛乳配達したんかな
786 = 782 :
各々が修行をして過ごしながら、いよいよセルゲームまで残り二日となった。
修行のため同行を拒否したイリヤ以外のメンバーは一度、界王星に集まった。
悟空「みんな短期間でグッと腕を上げたな! こっからは二人一組になってもらって連携を強化していってくれ。いくら強くなったとはいえ、協力しねえとセルには勝てねえからな」
ギルガメッシュ「我は無論、ランサーと
組ませてもらう」
セイバー「じゃあ私はシーー」
アーチャー「ーー私は衛宮士郎と組ませてもらおう」
士郎・セイバー「は!?」
アーチャー「……フン」
凛「じゃ、私はセイバーかな?」
セイバー「……わかりました。凛、よろしくお願いします」
アサシン「では僕はバーサーカーですね」
バーサーカー「ああ」
悟空「そうだ、精神と時の部屋っちゅう一日で一年分の修行ができる場所があるんだ。いっぺんに二人までしか入れねえから使いたいヤツがいたらオラに言ってくれ」
凛「ほんとなんでもありね……。質問だけどそこで一年分の修行をすれば歳をとるのかしら?」
悟空「ああ、そんときは一年分歳をとるぞ」
凛「それなら私はパスかな? セイバーも良いかしら」
セイバー「ええ、構いません」
787 :
>>783
魔翌力で気を代用じゃないだろうか
>>785
亀仙人のスケベを撃退するだけでそこそこの修行になりそうww
788 = 782 :
精神と時の部屋
アーチャー「……では始めるか」
士郎「その前に、俺をペアに選んだ理由を聞かせてくれ。二人きりになれば教えるってさっき言ってたじゃないか」
アーチャー「良いだろう。まず私の正体だが、貴様もうすうす感じているだろう? 私はお前であり、お前ではない」
士郎「……やっぱり、俺が英霊になったってことなのか?」
アーチャー「そうだ。人々を救う力のなかった衛宮士郎がそれでも救いたいと、英霊になることを代価に叶えた願いの成れの果てだ。結局救った数は百人にも満たないだろう。そしてそんな男自身の最期は実に救いようがないものだった」
そう。こいつが時々言ってくる忠告めいた言葉はどれも俺の心臓を抉るかのように胸に刺さっていた。それもそのはず。こいつの忠告はすべて過去に経験したことだったのだ。つまりは俺がこれから経験していくこと。心に響かないはずがなかったんだ。
アーチャー「最初はお前を殺すつもりだった。それで私がどうなるという訳でもないが、これ以上バカな男が増えずに済むとな」
アーチャー「私は絶望した気でいた。どれだけ鍛錬をしても救えない人間が出てくる。そして人の身の限界を超えるため英霊となったところで結果は変わらない。ーーだが、甘かった。悟空を見てわかった。修行が足りなかったとな」
アーチャー「片方を救えばもう片方を救えないのならもっと早く動けばいい。悟空なら救えた。そんな場面なら無数にある。結局私は少し力を付けたくらいで自分で限界を決めていたのだ」
789 = 782 :
>>787イリヤはサタンにDBで普通の人間にされたため魔術回路がかなり減ってます。なので気で代用しています
790 = 782 :
士郎「俺もあんたと同じ運命を辿るのか?」
アーチャー「私の時は悟空はいなかった。結果は変わるさ。あくまで私はお前の可能性の一つに過ぎない」
士郎「そうか。俺はあんたとは違う道を行く。たとえ未来の自分に否定されても全てを救おうともがくよ」
アーチャー「その道には地獄しか待っていないぞ? それでもその理想を絶対曲げないと誓えるか?」
士郎「ああ、曲げない」
アーチャー「フッ、そうか。今のお前ならば、少なくとも『オレ』よりはマシな未来に辿り着けるだろう。これから俺の経験の全てを教える。覚悟はいいな!」
士郎「上等だ!」
791 :
既に散々ツッコまれてるがあえてツッコもう
>悟空「そうだ、精神と時の部屋っちゅう一日で一年分の修行ができる場所があるんだ。いっぺんに二人までしか入れねえから使いたいヤツがいたらオラに言ってくれ」
つい数日前三人で入ったろうが!
792 :
オーバーしたら普通に出れないってことにしておけばヘーキヘーキ
超3状態なら気合いで空間割れるから正攻法で脱出するみたいな
793 = 785 :
空間裂くのが正攻法なのか(困惑)
794 :
力技は正攻法
795 :
ドラゴンボールはレベルを上げて物理が正攻法
796 :
天地乖離す開闢の星も世界を破壊できるのになんだろうこの劣等感
797 :
世界ってのがどの範囲を示しているかの問題かもしれん
798 :
引きこもりにとっては6畳一間が世界だからなあ
みんなの評価 : ☆
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