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    元スレ八幡「ずっと前から好きでした。俺と付き合ってください」海老名「…」

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    101 :

    日本語変だぞ

    102 :


    海老名さんが予想以上に計算高い女の子になってしまい
    葉山がものすごい不憫な感じにはなっていますが

    個人的には葉山は俺ガイルの中で嫌いなキャラ断トツで一位なので…

    あんまりそういった好き嫌いでキャラの不憫さとか出したくなったのですが

    海老名さんのあのエスパーっぷりであんな感じになってしまいました…

    葉山好きの方には申し訳ないです

    103 = 25 :


    もうさっさと本格的に付き合わしてイチャイチャさせるか

    奉仕部との一悶着いれるか悩み中です

    とりあえず八幡や海老名さんの心象や考えばかり全然話が進まず申し訳ないです

    また、投下していきますが
    懲りずに海老名さんの心象とかです

    104 :

    大丈夫、面白いぞ

    105 = 89 :

    >>103
    修羅場が3度の飯よりだいすきなので
    修羅場入れまくるの希望
    特にあねのんとか

    106 :

    ドロドロの修羅場希望

    107 = 25 :


    海老名(やってしまった、やってしまった、やってしまった…)


    海老名(唇にまだ彼の頬の感触がやんわりと残っている)


    海老名(いきなり積極的にいき過ぎたかもしれないが、彼の疑心という牙城を崩すにはこれくらいしないと効果はないと思った)


    海老名(…本当はちゃんとした恋人という関係になっていないなど分かってた)


    海老名(あの程度で彼が私を恋人だと思うはずもないし、彼にとっては所詮依頼での出来事)


    海老名(だけど…だからこそ私は彼に惹かれ彼が好きなのだ)


    海老名(あの状況でも自分のことよりも私の立ち位置に関しての心配をしてくれていた)


    海老名(…多分…というか確実にこの面倒なことをさっさと終わらしたいと思ってもいただろう)

    108 = 25 :


    海老名(でも、さっきの……思い出すだけでも恥ずかしいが彼は私を意識してくれる…と思いたい)


    海老名(私はやっとスタートラインに立てただけ。気がつくと彼はすぐにそこからいなくなってしまう)


    海老名(やっとのことで手繰りよせたこの機会を逃すことは出来ない)


    海老名(今の私の手の中にあるカードで攻め続けるしかない)


    海老名(昨日私は覚悟した…こんな計算高い自分を利用しようと…)


    海老名(こんな私の醜さを知ったら彼は離れるかもしれない…そうなったら私に居場所はもうない)


    海老名(後戻りの選択はもう出来ない…選ばないんじゃくて、選べないのだ)

    109 = 25 :


    ・・・・・・・・・・

    八幡(俺の心の中を荒らしに荒らした台風が上陸した昼休み。すでにそれは過ぎ、残りの授業も終わり放課後になった)


    八幡(昼休み明けは特に何もなく、いつもと同じように過ぎていった)


    八幡(奉仕部の部室に着き、扉を開けると雪ノ下が紅茶をそそいでいるとこだった)


    雪ノ下「こんにちは、比企谷君。由比ヶ浜さんはどうしたのかしら?」


    八幡「…うっす…あいつは三浦たちと何か話してたから。もうすぐ来るんじゃないか?」


    八幡(雪ノ下はそうとだけ言うとティーカップを机に置き、いつものように読書を始める)


    八幡(俺もいつものように本を取り出そうとカバンに手をつけるといきおいよく扉が開いた)


    由比ヶ浜「ヒッキー!!朝のあれはなんだし!!」


    八幡「…どうどう由比ヶ浜落ち着け…」


    由比ヶ浜「どうどうって私は犬じゃないし!!あっ、ゆきのん、やっはろ~♪」


    雪ノ下「こんにちは、由比ヶ浜さん。そんなに興奮してどうしたのかしら?」

    110 :


    由比ヶ浜「それは…姫菜がね。朝にヒッキーに昼休み一緒に過ごそうって…」


    八幡「おい、その言い方は語弊があるぞ。昼休み空けといてって言われただけだ」


    雪ノ下「あなたはいつまで海老名さんに対して脅迫をしているの?今度こそ本当に然るべきところに通して
    、あなたを暗いとこにいれた方が海老名さんにとってもいいのではないかしら?」


    八幡「だから…なんで俺が海老名さんを脅してる前提なんですかね?」


    雪ノ下「あら?そんなこともこの能無し谷君は分からないのかしら?あなたを何かしていなければ、修学旅行の時に彼女があんなことを言うはずがないでしょうし、由比ヶ浜さんがいったようなことが起こるわけないでしょう」


    八幡「だから何もしてねぇよ…そんなに言うなら海老名さん本人にでも直接訊いてくれ」

    111 :


    由比ヶ浜「うぅ~…ゆきのんもヒッキーも二人だけでお話ししないでよ!!私も混ぜて!!」


    雪ノ下「由比ヶ浜さんこれは会話ではなく事実確認よ。あなたの友人である海老名さんが、そこにいる産業廃棄物に何かされているのではないかというね」


    由比ヶ浜「えっ、ヒッキー、姫菜に何かしたの!?ちょっとマジキモい!!今すぐやめてよ!!」


    八幡「…いやですね…俺に発言権はないんですかね?だから何もしてないって何回言えば…」


    八幡(その時ガラッと奉仕部の扉が開いた。依頼人かと思ったがそういうわけではなく。この部活の顧問である平塚先生だった)


    雪ノ下「…平塚先生…何度も言っていますがノックをして下さい」


    平塚「おおこれはすまないな。それよりも随分と盛り上がっていたが何かあったのかね?」

    112 = 25 :


    八幡「…いや、何でもないですよ…ところでどうかしたんすか?また誰かの依頼ですか?」


    平塚「……そういうわけではないんだがな…まぁ、いい入ってきなさい」


    八幡(平塚先生が誰かに向かって部室に入ってくるように促す)


    八幡(依頼人でなければ一体なんなのだろうか?それに平塚先生の個人的なことなら一人でもいいはずだ)


    八幡(いや、決して、平塚先生が独りの方がいいっていってるわけではないですよ?だからその拳をおろしてくれませんかね…俺の周りにはエスパーしかいないの?)


    八幡(そんなことを考えていると、平塚先生が連れてきた人物が部室に入ってきた)










    八幡(……マジか…それはちょっと神様運命の悪戯すぎやしませんね?)















    海老名「はろはろ~奉仕部のみなさん♪」


    八幡(ついさっきまでの渦中の人物がそこにはいた)

    113 = 25 :


    明日も仕事なのて本日はここまでです

    軽く一悶着は起きるかもです
    はるのんは出せたらいいんですが
    すごいややこしいことになりそうで…

    ではまた明日投下していきたいと思います

    116 :


    八幡(俺たち三人は訪れた人物を見て固まっていた。まぁ、さっきまで話題に上がっていた人が来たらこうなるわな…色んな意味で)


    平塚「ん?どうかしたのかお前たち?急に静かになって?」


    雪ノ下「…っ!…いえ、大丈夫です。それより何故彼女が?依頼人ではないのなら連れてきた意味がわかりませんが」


    平塚「あぁ、それはだな…」


    海老名「先生。ここは自分で言いますよ。というか言わせて下さい」


    八幡(平塚先生はそうかとだけ言うと一歩下がった。依頼人でもなくここに来た意味…俺はおおよその察しがついた)


    海老名「本日をもちまして私、海老名姫菜は奉仕部に入部することになりました。よろしくお願いいたします♪」


    八幡(由比ヶ浜はぽかんと間抜け面をさらし、雪ノ下はふぅ…とため息をついた)


    八幡(…はぁ…やっぱりそうですか…こういうときには予測が当たるのは人生上手く出来てるわ)

    117 :


    平塚「と、そういうことだ。じゃあ、あとはお前たちで何とかしてくれ」


    雪ノ下「待って下さい」


    八幡(立ち去ろうとする平塚先生を雪ノ下が呼び止める)


    平塚「ん、どうかしたか雪ノ下?」


    雪ノ下「…何故、彼女が入部しなければならないのでしょうか?そこにいるひき…ひき…ヒキガエル君のように更正ということでは?確かに…彼女は…私たちの考えつかない言動をするときはありますが、それだけでは理由としては弱い気がしますが?」


    八幡(…まぁ…確かにな。BLや腐女子的な発言はともかく俺みたいに捻くれてるわけでも、ぼっちというわけでもない)


    八幡(てか雪ノ下さん?さりげなく俺のことヒキガエルって言いましたよね?ちょっと傷口に塩塗るのはやめて頂きたいんですが…)

    118 = 25 :



    平塚「あぁ、そういうことか。簡単なことだよ。彼女が自分から入部を希望してきた」


    平塚「初めは私も渋ったがな。実際君たちだけでも充分な働きをしてくれているしな」


    雪ノ下「それなら入部を認める意味がないとは思いますが」


    平塚「…雪ノ下…君は海老名になにか恨みでもあるのか?」


    雪ノ下「……いえ、そういうことはありませんが…」


    八幡(珍しく雪ノ下がいい淀む。海老名さんが入部することにここまでつっかかる意味もないからな。先生からしたら不思議なことだろう)


    八幡(まぁ…俺からしたらゴリゴリと精神を磨り減らす日々がこれから訪れる予感しかないが…)

    119 = 25 :


    平塚「なら何も問題はないだろう。彼女の入部を決めた理由は…まぁ、有り体に言えば私が根負けしたというところかな。それに…」


    八幡(平塚先生は一度言葉を止め一瞬だけ俺に目配せをする)


    平塚「彼女が入ることでいい結果が起きるかもしれない。それに賭けてみたくなった私の願望かな」


    平塚「異論がこれ以上なければ私自身はすでに海老名の入部を認めている」


    平塚「色々と分からないこともあるだろうから、そこは奉仕部の先輩して教えてやってくれ」


    八幡(平塚先生はもう一度俺に目配せをして奉仕部から出ていった)


    八幡(そこまで露骨に…いやわざと分かるようにしたんだろうな。これから俺がどうしていくか…そして奉仕部がどう変わっていくか俺に見届ける役目を与えたのだろう)

    120 = 115 :

    まさか奉仕部まで攻めてくるとは…

    121 :

    ゆきのんとガハマさんにダイレクトアタック
    やめて! もう彼女たちのライフはゼロよ!

    122 :

    これはないわ

    123 :

    >>122
    どんまい戸部

    124 :

    サークルクラッシャーかな?

    125 :


    八幡(平塚先生が出ていってから重苦しい沈黙が奉仕部を包んでいる)


    八幡(そんな空気を読んだのか、はたまた痺れを切らしたのは破ったのは由比ヶ浜だ)


    由比ヶ浜「…と、とりあえず姫菜座ったら?」


    海老名「おっ、ありがとうね結衣。ところで座る場所は何か決まりがあるのかな?」


    由比ヶ浜「?特にないけどそれがどうかしたの?」


    八幡(そうなんだぁ…と海老名は答えイスを持つと、少し動けば肩が触れる距離で俺の隣に座ってきた)


    由比ヶ浜「えっ、姫菜!?」
    雪ノ下「…!?」


    海老名「どこでもいいんだったらここでも全然大丈夫だよね♪」

    126 = 25 :


    雪ノ下「…海老名さん…入部のことは平塚先生が決めたから私も納得したのだけれど、一体何をしているのかしら?」


    八幡(……ヤバい雪ノ下の辺りから何か冷気が漂ってくるんですけど、何あいついつの間に過負荷に目覚めたの?凍る氷柱なの?だったら俺はラフレシアかな腐ってるし)


    海老名「何って、ただ座っただけだよ。どこでもいいならここでもいいよね」


    八幡(海老名さんはけろっとした軽い感じで答える。いや、あの雪ノ下の漂ってる冷気感じないの?)


    八幡(早くも事態は急展開ですよ。こんなの読者はついてけねぇよ…インフレ起こすには早すぎませんかね?神判手にいれた魔導かよ…だれか征龍呼んでこい…あっ、今は両方禁止だわ)

    127 :

    親征竜はほら・・・転生したから

    128 :


    雪ノ下「私はあなたの心配をしているのよ。そんなによってしまったら比企谷菌が移ってしまって取り返しがつかなくなるわ」


    八幡(…いつの間に俺の比企谷菌もそこまでインフレしてたの?スタンで石鍛冶から殴打頭蓋サーチしてくるくらい強くない?)


    八幡(てか雪ノ下さん今日はちょっと俺に対する当たりがキツすぎませんかね?)


    海老名「ふふふ、雪ノ下さんありがとう。でも、大丈夫だよ私はすでに感染してて取り返しがつかないまでいってるからね♪」


    八幡「…はっ!?」
    雪ノ下「…」キッ
    由比ヶ浜「…えっ?えっ?」


    八幡(一体何言ってるんですかねこの人は?見てから回避余裕でしたとかいうレベルの返しなんですけど!?)

    129 = 25 :


    征竜の漢字間違えてた…orz

    雪ノ下「…遠回しの言い方ではあなたとは言葉遊びにしかならないようね。何故、比企谷君にそんなにくっついてるのかしら?」


    海老名「えっ、好きな人のそばにいたいと思うのは普通じゃないかな?」


    八幡(………なんでこの人はいきなり核弾頭落下させるだよ!?)


    八幡(一瞬で部室が暴力だけが支配する殺伐とした世界みたいになっちまったよ!!)


    由比ヶ浜「ひ、姫菜…好きな人って…」


    海老名「もちろん、ひ…八幡くんのことだよ♪」

    130 :

    これ、あーしさんが男をしつこく紹介したらあーしさんを切ろうとした人だよね

    131 :

    続きが楽しみすぎる

    132 = 25 :


    八幡(雪ノ下は俺をにらみてけてくる。やめてくれ…お前のにらみつけるは防御だけじゃなくて命まで削られるんだよ…初代ファイヤーにそのにらみつけるをくれてやれ)


    海老名「そもそも…そのことは修学旅行の時に分かってたはずだよね。雪ノ下さん?」


    海老名「あの時に結衣も雪ノ下さんも隼人くんたちもいたことは知ってるしね。もちろんとべっちからの依頼のことも…」


    八幡(戸部の依頼のことが出たことで緊張が走る。俺は修学旅行の帰りに聞かされていたから分かってたが…)


    雪ノ下「そう、知っていたのね」


    海老名「隼人くんにも相談はしてたしね。なんかとべっちと一緒にさそうって空気もあったし、あれは少し嫌だったかなぁ」


    由比ヶ浜「…そうだったんだ……ごめんね姫菜…」


    海老名「結衣は悪くないから気にしないでいいよ♪依頼だったら奉仕部としては仕方ないだろうからね」

    133 = 25 :


    雪ノ下「あなたに不快な思いをさせてしまったことには謝罪するわ」


    雪ノ下「でも、比企谷君からあなたの依頼の真意について聞いているし、本来の目的ならもうすでに達成していると思うのだけれど?」


    海老名「とべっちからの告白を未然に防いでもらう依頼は確かに終わってるよ」


    海老名「でもね雪ノ下さん。それで彼のことが好きなことは全く違うことなの」


    海老名「あなたの中ではとべっちを避けるために八幡くんを盾にしてると思ってるんでしょ?」


    雪ノ下「…ええ、その通りよ」


    海老名「それがそもそもの間違いなんだよ」


    海老名「私はね…本気で八幡くんのことが好きなの」

    134 = 25 :


    雪ノ下「あなたに不快な思いをさせてしまったことには謝罪するわ」


    雪ノ下「でも、比企谷君からあなたの依頼の真意について聞いているし、本来の目的ならもうすでに達成していると思うのだけれど?」


    海老名「とべっちからの告白を未然に防いでもらう依頼は確かに終わってるよ」


    海老名「でもね雪ノ下さん。それで彼のことが好きなことは全く違うことなの」


    海老名「あなたの中ではとべっちを避けるために八幡くんを盾にしてると思ってるんでしょ?」


    雪ノ下「…ええ、その通りよ」


    海老名「それがそもそもの間違いなんだよ」


    海老名「私はね…本気で八幡くんのことが好きなの」

    135 :


    すみません連投してしまいました…


    八幡(二人の顔からはっきりと驚愕の顔が読み取れる。由比ヶ浜はともかく、こういったことで雪ノ下のこの表情はレアだ)


    八幡(…てかそんなにはっきりと好きとか言わないで下さい。心臓に多大なダメージがきますので…)


    由比ヶ浜「姫菜…本当にヒッキーのこと…」


    海老名「うん…気づいたらね。結衣には悪いとは思ってるよ…」


    八幡(さっきの沈黙よりもさらに重苦しい雰囲気が辺りを覆う)


    八幡(次にそれを破ったのは雪ノ下だった)


    雪ノ下「……あなたの想いは分かったわ。奉仕部の入部のことも先程言ったように、平塚先生が認めているのだから私はもう何も言えない」


    雪ノ下「…今日はもう解散しましょう。この状態では依頼が来ても手につかないでしょうし」


    八幡(雪ノ下は由比ヶ浜を見ながらそう言った…この雰囲気から開放されるなら俺に異論はない)


    海老名「うん、分かったんだよ。これからは放課後にここに来ればいいのかな?」


    雪ノ下「ええ、それで問題ないわ。あなたのことだから説明しなくても何をするかは分かってるみたいだしね」

    136 :

    雪ノ下は真っ直ぐ好意を伝えられる相手に対しては勝てないな
    しかも相手を睨まず八幡に八つ当たりするというおまけ付き

    137 :


    話が思い浮かばないので
    この話のキャラの立ち位置などを
    基本的には原作の性格などはほぼ変わりないです

    ヒロイン 海老名姫菜

    この話のメインヒロイン
    二年になったときからいつも一人で行動する八幡のことは気にはなっていた

    本格的に興味をもち始めるのは千葉村からで、小学生たちの関係を壊すための作戦や八幡が言った『本物』という言葉がきっかけ

    文化祭でサキサキからも助けられた話を聞き、相模の時の自分を犠牲にしてまで何かする八幡を見て、興味から恋へと自分の気持ちが変化していくことに気付く

    由比ヶ浜のサブレを助けた話も僅かながら知ってはいるが詳しくは知らない

    戸部が自分への明確な好意を持っていることに気付き、葉山と、奉仕部(八幡)に告白を未然に防いでほしいと依頼する

    実際はその依頼は戸部の告白を防ぐためではなく、八幡から自分に向かって告白をさせるために行ったことであり、その思惑通り八幡から嘘と分かってはいるが告白をされ、それを受ける

    そんな計算高い自分と、今まで仲良くしていた友人を利用してまで、八幡に近づいた自分の醜さを嫌っている

    最初は告白を受けて、何故好きになったのかそういう理由だけでくっつけようと思っていたのに…
    何故かこんな計算高い女の子に…

    138 :

    乙です
    この海老名さん嫌いじゃない

    140 :


    おはようございます
    原作の流れで行くと生徒会選挙がくるんですが
    いつになったらそこまでいけるのか…

    次から投下していきます

    141 = 25 :


    雪ノ下「じゃあ、私は鍵を返しにいくから」


    由比ヶ浜「あっ、まってゆきの~ん。私も一緒に行く」チョットユイガハマサンダキツカナイデホシイノダケレド
    エヘヘ…


    八幡(あいつら一瞬で百合百合した空間作りやがったよ。…雪ノ下さんその由比ヶ浜に対する甘さを少しでも俺に分けてはくれませんかね?)


    八幡(それよりも…なんで海老名さんと二人にするんですかね?さっきまで散々敵意剥き出しだったのに)


    八幡「…あぁ、なんだ…じゃあ俺も帰るから…」


    八幡(さっさとこの場から立ち去ろうとすると、急に腕を捕まれた。あれぇ前にもこんなことありましたよね?)


    八幡「…えっと…なんすかね…」


    海老名「せっかく彼女と二人なんだから一緒に帰りたいなぁとか思ったりして…」

    142 = 138 :

    いろはまで…

    143 = 25 :


    八幡「…彼女って…言っただろ俺とあんたはそんなんじゃないって…あんたも分かってるはずだろ」


    海老名「それはね…でも言ったよね。全力で落としにかかるから覚悟してねって」


    八幡「それこそ冗談ですましてほしいんだけどな…俺は日々を平穏に過ごしたいんだが?」


    海老名「えっ、なんだって?」


    八幡(海老名さんは俺の腕を引っ張りながら難聴を発動させる。あれ?難聴ってなれるものなの?海老名さんは小さな鷹さんだったの?)

    144 = 25 :


    八幡(海老名さんに引っ張られながら俺たちは靴箱まで来るとそこには予想してなかった……いや、ある意味予想通りのやつがそこにはいた)


    戸部「……………」


    葉山「…やぁ、姫菜。それにヒキタニ君も」


    八幡(修羅場る展開は望んでなかったんだがな…まぁ、こうなるか)


    八幡(俺は海老名さんの手を振りほどき彼女の前に立つ。葉山はともかく今の戸部は少し変だしな)


    八幡「…何か用か?何もないならそこに入られると邪魔なんだが」


    葉山「……二人とも…すまないが少し時間をくれないか?」

    145 = 25 :


    八幡「…面倒な話は嫌なんでは悪いが…海老名『いいよ』」


    八幡(…彼女は諦めと何かを覚悟した面持ちでそう言った)


    海老名「…いいよ…君もいいかな?」


    八幡「……あぁ…分かったよ。葉山手短に頼むぞ…」


    葉山「…すまない二人とも…」


    八幡(葉山は苦悶の表情を浮かべながらぼそりと言った…相変わらず厄介事しか持ってこないやつだ)

    146 :


    八幡(人に見られたくないということで、部活で残っている人もそういないし、俺たちはベストプレイスにやってきた)


    葉山「………」
    戸部「………」
    海老名「………」


    八幡(今日は重苦しい雰囲気と沈黙がよく流れる日だな…俺はさっさとこんな状況を終らしたいので口を開く)


    八幡「で、なんで呼び出したんだよ。わざわざ待ったりしてまでな…」


    葉山「…それは…」


    戸部「そんなのヒキタニ君が一番分かってるっしょ!!」


    八幡(戸部が葉山の言葉を遮り叫ぶ…まぁ、お前たちが来た時点で分かっていたさ。俺も…そして海老名さんもな)

    147 = 25 :


    戸部「なんでお前と海老名さんが付き合うことになってんだよ!?ちゃんと依頼したよな俺のサポートしてほしいって!!」


    戸部「なのになんでヒキタニが告白してんだよ!?意味わかんないっしょ!!俺が頼みはどうなったんだよ!?」


    葉山「…っちょっと落ち着け戸部!!」


    八幡(葉山が感情的になった戸部をなだめるがあまり効果はない)


    八幡(分からなくもないがな…自分が告白しようとしたら別の人が先に告白をして、しかもそれがいい結果になるなんて予想なんてしてないだろう)

    148 = 25 :


    八幡(だがこれは…俺にとっては最高の舞台だ)


    八幡(少し観客は少ないが…それでもこの戸部なら充分に俺の考え通りに働いてくれるはずだ)


    八幡「そんなの決まってるただこの女の…海老名『私が依頼したの』」


    八幡(…!?)


    海老名「私が奉仕部に依頼したのとべっちの告白を防いでほしいって」


    葉山「…姫菜」


    戸部「…えっ?どういうことだよ海老名さん!?」


    海老名「とべっちが私に好意を持っていることを私は気付いてた。でも、今の私はそういったことには関心はなかったから」


    海老名「だから告白自体をしてほしくなかった。それで奉仕部に依頼してたの…私はとべっちのことは好きじゃなかったから」


    八幡(戸部は今まさに本当の意味で振られたのだ。淡い希望なんて抱かせないように想い人によって)

    149 = 25 :


    戸部「……海老名さんが俺のこと好きでもないから振られたのは仕方ないっしょ…」


    戸部「でも、じゃあなんでヒキタニの告白は受けたんだよ!!さっきそういうの関心ないって言ってたけどそれじゃあわけわかんないっしょ!?」


    戸部「ヒキタニの告白も振ったなら分かるけどなんで…」



    戸部「なんでそんな最低野郎のは受けたんだよ!!」


    葉山「やめろ戸部!!」


    八幡(戸部は俺に向かってつっかかって来そうになるが、すんでのところで葉山が抑える。だが、俺に対する言葉は投げ続ける)


    戸部「お前みたいな最低な屑がなんでだよ!!千葉村の時もそうだったよな、小学生脅すようなことしてさ俺たちを悪者にして」


    戸部「文化祭も相模さんに向かって酷いこと言ったんだろ!?さらに俺の気持ち知ってるくせにこんなことしてまじで最低だな!!」


    葉山「…戸部、それ以上は!」

    150 = 25 :


    パシンッ!!

    八幡(乾いた何かを叩いたような音が戸部の言葉をかき消した)


    八幡(俺は葉山が力づくで戸部を止めたのかと思ったがそうではなかった)


    八幡(そこには腕を振り上げた海老名さんが戸部の頬を思い切り叩いた後だった)


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