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    元スレ衣「できたぞ!牌に愛されし者に愛されるようになるクスリだっ!」咲「なにそれ!?」

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    251 = 208 :

    ゆみ「も、モモ!」ハァハァ

    桃子「わ、先輩!だいじょうぶっすか…?そんなに息切らして…」

    ゆみ「馬鹿っ!だいじょうぶなわけないだろう!」

    桃子「ご、ごめんなさい…っす」

    ゆみ「心配したんだからな…まったく…校舎を一周半もさせおって」

    桃子「ごめんなさい…ありがとっす」

    ゆみ「理由はあとで聞こう。みんな心配してるだろうし、戻ろうか」スッ

    桃子「…はい」ギュ

    「…」クスッ

    桃子「咲ちゃんもこっちこいっす!」バッ

    「ええっ!?」

    桃子「ふふ、両手に花っすー♪」

    ゆみ「どっちかっていうと、モモは花のほうだろ」

    「桃子ちゃんったら…」

    桃子「開き直ったステルスモモは手強いっすよ!」フンス

    254 :

    乙っした
    鶴賀良いわー

    255 :

    おつ!
    薬の効果絶大じゃのー

    256 :

    ワハハ咲は珍しかったが鶴賀と咲は合うね、そして咲とモモはなんかワクワクさせる
    俺女生徒ABになりたいわ乙

    257 :

    食べる(意味深)モモ咲良かったー乙乙!

    258 :

    俺も桃パイと咲パイを同時にいただき

    259 :

    薬の効果が切れた時、皆がどんな反応になるのかが気になる

    260 :

    なかったことになったら凹むけどね
    続きが待ち遠しい

    261 :

    続きが待ちきれない

    262 :

    製作者代表であるハギヨ氏によりますと、クスリの効果はあくまで好感度補正であって、好感度自体はクスリの効果に依るものではないとの見解です。

    263 = 262 :


     すこやん劇場

    「あ、電話。出ますね」

    健夜「うん、お願いします」

    「もしもし。あ、福与さん。小鍛治さんに御用ですか?」

    健夜「…」ジー

    「代わらなくてもいいんですか?はぁ…はい、そうです」

    健夜「…」

    「あー、あれ福与さんのせいだったんですね」

    健夜「…」サササ

    「いえ、せい、であってます。大変だったんですから…ひゃ!?」ビクッ

    健夜「…」サワサワ

    「え、いえっ…な、なんでもありません…から…ぁ」フルフル

    健夜「…」ツツー

    「フッ…ぁ…ん…っ!…い、いえ、だいじょ…ぶです…」

    健夜「…」スリスリスリ ススッ…

    「だめですっ!」バチン

    健夜「あうっ」

    「え?いえ、ちょっと悪い虫を叩いただけです。アハハ、すみません、いまちょっと…はい、あとでまた」ガチャ

    「…小鍛治さん?」ゴッ

    健夜「あの…ごめんね?ちょっと…ほら、電話してる時、咲ちゃん腰揺らしたり片足ぶらぶらさせたりしてるよね?見てたらなんだか辛抱たまらなくなっちゃってね…?」アセアセ

    「それで?だからってあんなべたべたと、いやらしい手つきで触っていいんですか?電話中に?」

    健夜「…だめ、かな?」

    「ちょっとそこに正座してください」ニコッ

    健夜「…はい」

     カン

    264 = 262 :


    先生「ここをそうだな、妹尾に解いてもらおう」

    佳織「……」ボー

    先生「妹尾?おーい」

    佳織「……」ボー

    先生「なんだ珍しいな、妹尾が授業を聞いてないとは」

    透華「代わりに私が解きましょう」ガタッ

    先生「じゃあ天江、お前解いてみろ」

    「えー」

    透華「おかしいですわ!」

    「…届かない」ググ

    先生「龍門渕、手伝ってやれ」

    透華「おかしいですわ…」

    佳織「……」ボー

    265 = 262 :


    佳織「こんにちは!」ガラッ

    睦月「やぁ」

    智美「よー」ワハハ

    佳織「あ、智美ちゃん。今日もきてたんだ」

    智美「ちょっと勉強の息抜きにな」

    ゆみ「毎日通っといてなにが息抜きだ…」

    智美「細かいことは言いっこなしだぞ。だいたいゆみちんだって毎回乗り気じゃないか」

    ゆみ「まぁ、後輩たちの様子も気になるからな」

    智美「へぇ」ニヤニヤ

    ゆみ「よし、ここは自力で解いてみろ」

    智美「うそだろ…」ワハハ

    266 = 262 :


    佳織「あはは…えと、宮永さんは?」

    ゆみ「モモといっしょに購買部にいったぞ。あの様子だと長くなりそうだな」

    佳織「そっか…」

    智美「なんだなんだ、佳織も咲目当てか?」

    佳織「ふぇ!?」

    智美「そんな反応されるとこっちも困るぞ」

    ゆみ「妹尾のモチベーションは咲だったのか」

    智美「わかりやすいやっちゃ」ワハハ

    佳織(智美ちゃんも先輩も名前を…)

    佳織「…よしっ」

    267 = 262 :


    「この形でここを引き入れた場合は――」

    佳織「…」カチコチ

    佳織(がんばれ私…がんばれ私…)

    「――なんですけど、妹尾さんだったらどうしますか?」

    佳織「さっ」

    「はい?」

    佳織「さ…」

    「…?」

    佳織「さっ…さき…さk――先に、こっち…とか…」

    「へー、なるほど…そうですか」

    佳織(だ…だめ…むりだよぉ…)

    268 = 262 :


    桃子「さーきちゃん」

    「えっ?」

    桃子「ちょいちょい」

    「なに?」

    桃子「はい捕まえたっすー」

    「え、え?」

    桃子「今度は私の後ろっすよ」

    「もう…」

    佳織(すごいなぁ桃子さん…)ハァ

    智美「…」

    「智美、おそらく掴まされたぞ」

    智美「え、マジか」ワハハ

    269 = 262 :


    佳織「…」ハァ

    智美「よっ、佳織。おつかれ」ワハハ

    佳織「あ、智美ちゃん」

    智美「どうだ最近。麻雀は楽しいか?」

    佳織「うん、楽しいよ。…宮永さんのおかげでちょっとずつだけど覚えられてきたし」

    智美「咲なー」

    佳織「…うん」

    270 = 262 :


    智美「咲のことでなんか悩んでるだろ」ワハハ

    佳織「え!?な、なななんで!?」

    智美「佳織はわかりやすいからなー」

    佳織「どうしてなのかなぁ…智美ちゃんってすぐ気付くよね」

    智美「そりゃ付き合いが長いからな」

    佳織「ずるいなぁ」

    智美「ワハハ」

    271 = 262 :


    佳織「智美ちゃんはさ」

    智美「んー」

    佳織「宮永さんのことをどう思ってる?」

    智美「……」

    智美「ノーコメントで」ワハハ

    佳織「えぇ…」

    智美「ほら。いまは佳織の話だから」

    佳織「ずるすぎない?」

    智美「へーきへーき」

    佳織「なにがへーきなの…」

    272 = 262 :


    智美「で、佳織はどうなんだ?」

    佳織「…笑わない?」

    智美「ワハハ」

    佳織「智美ちゃんっ!」

    智美「なんだよう。わかってるって」

    佳織「ほんとに?…宮永さんに、最初に部室で会った時にね」

    智美「一目惚れか」

    佳織「ちょっとっ」

    智美「いまさらだろ。あんだけわかりやすい反応してたくせに」

    佳織「…たしかに、はじめはそうだったのかもしれないけど。でも、麻雀についていろいろ教えてもらううちに、もっと仲良くなりたいなぁって」

    佳織「だってはじめてだったんだもん…頭ごなしに否定しないで、私の手をとってくれた人は」

    273 = 262 :


    智美「それはつまり、私たちが頭ごなしに否定してたってことか?」ワハハ

    佳織「べ、べつにそうは言ってないけど…」

    智美「まぁ否定はしない」

    佳織「しないんだ…」

    智美「まぁなんにせよだ」

    佳織「?」

    智美「この智美ちゃんが佳織にいい言葉を教えてやろう」ワハハ

    274 = 262 :


     ――

    佳織「あの…宮永さん!」

    「はい?」

    佳織「あの…と、とも!」

    「とも?」

    佳織「友達に、なってくれませんか!?」

    「はい。いいですよ」

    275 = 262 :


    佳織「ほ、ほんとですか?」

    「ほんとです。それじゃ、佳織さんって呼んでいいですか?」

    佳織「は、はひ…っ!あの…さ、さき…」

    「はい」ニコッ

    佳織「咲…さん…」カァ

    「はい!」


    智美「妬けるなー」ワハハ

    ゆみ「どっちに、だ?」

    智美「んー?そりゃ…どっちも、かな」

    ゆみ「おまえも混ざってくればいい」

    智美「いまは佳織に花を持たせてやるさ」

    ゆみ「本当のところは?」

    智美「…もちっとだけ心の準備がしたい」

    ゆみ「時間はあまりないぞ」

    智美「くっそう…なんであの時あんなことしちゃったんだ…」

     鶴賀編カン

    276 = 262 :


     白糸台

    「照」

    「なに?」

    「おまえ、妹さんと喧嘩してるんだってな」

    「…菫には関係ないでしょ?」

    「聞かせてみろよ」

    「やだ」

    「おまえな」

    「断る」

    「…ハァ」

    「……」ツーン

    277 = 262 :


    (咲との喧嘩…それは、もはやただの意地の張り合い…いや、私の独り相撲か)

    「なぁ、照」

    「…咲が」

    「おっ」

    「有名店に並んで買ったプリンを勝手に食べてた」

    「………………そ、そうか。それはなんというか、うん、なかなかに許しがたいな…?うん…」

    (想像以上にくだらない理由だった)

    「いっしょに食べようねって言ったのに、先に食べちゃったって…独りで食べるプリンは涙の味がしたよ」

    (しかも自分の分を先に食べたってだけか…喧嘩っていうか、これただ照が拗ねてるパターンだろ)

    278 = 262 :


    「あの味は裏切られた者にしかわからないよ。だから私は」

    「あー、悪いが照。そんなお前に朗報?がある」

    「…なに?」

    「待ってろ。…入っていいぞ」

    「おじゃまします」

    透華「失礼いたしますわ」

    「邪魔する」

    「!!!!!」

     つづく

    279 :


    「タカミーに無理矢理お茶飲まされてお漏らしする一巡咲まで見えたで!」

    280 :

    あら、次は2回戦組かと思った

    281 :

    おつ
    かおりんの世話焼くワハハが朝倉さんに見えた

    282 :


    すこやん自重w

    283 :

    りゅーもん、キャップ、かおりん、の次は誰になるだろうか。雀力でいえば淡なんだろうが、亦野やたかみーにも期待したい。いや、アレクサンドラさんがいるか

    284 :

    乙乙
    白糸台とは楽しみだ

    285 :

    白糸以上にあのガイトさんがどう咲狂いになるか気になる件

    286 :

    白糸台の部室に行ったら淡ちゃんはいきなり唇を奪おうとしてくるかもしれない

    287 :

    その前に白糸監督がお持ち帰りするかもしれない。

    289 :


     白糸台

    透華「さすがに断られるかと思いましたけれど、案外すんなり話がまとまりましたわね」

    「王者の風格、といったところか」

    (いつかいつか、と思ってたけど、ついに白糸台にきちゃった…)

    透華「ちょっと、そこのあなた!」

     「ん?」

    透華「ちょっとお尋ねしたいことが…」

    「すまない。生憎と暇ではないのでな。他の者をあたってくれないか…」

    透華「ムッ」

    「ぬ」

    290 = 289 :


    透華(弘世菫…白糸台の要、ですわね…都合よく現れてくれるとは)

    (こんな目立つ風貌のやつ、うちにいたかな。でもなんか見覚えがあるような)

    「お?照…?」

    「あ、いえ」

    「…じゃないな。妹のほうか」

    「はい。宮永咲です」ペッコリン

    「かわいいな」

    「…」

    「おっと。すまん…いまのは、なんだ。…忘れてくれ」

    (正気か弘世菫…知り合いの妹に劣情を催すなど)

    (強豪校だもんね…何事も無く過ごせればいいけど…)

    291 = 289 :


    「どうしたんだ、うちの制服なんか着て…まさか、照に会うために?」

    「いえ、今回は違うんですけど…」

    「ほう?」

    透華「かくかくしかじかという事情でして、しばらく厄介になりますわ」

    「ああ。お前、龍門渕のやつか。なるほど、どうりで見覚えがあるわけだ」

    透華「んな…まさか気付いてらっしゃいませんでしたの!?」

    「すまないな」

    透華「く…屈辱ですわ…」

    「とーかだいじょーぶか?」

    透華「フッ、この程度で挫けるほど龍門渕の血はヤワではありませんことよ」

    292 = 289 :


    「しかしあれか。そうなると、姉妹揃って白糸台に立つわけか」

    「…そう、ですね」

    「どうした?」

    「いえ…実はいまちょっと、お姉ちゃんと…」

    「照と?」

    「喧嘩、といいますか…ちょっとお姉ちゃんを怒らせちゃいまして」

    「キミたちは飽きないな…」

    「情けないですよね…」

    「まぁ、喧嘩するほど仲が良いとも言うしな」

    「でしょうか」

    293 = 289 :


    「それとなく窺ってみようか?仲直りの手伝いにでもなればいいが」

    「ほんとうですか?すみません、ありがとうございます!」

    「いやなに。気にしないで」

    (照と違ってかわいげがあるなぁ)

    「それじゃ…お願いします、弘世先輩…」

    「」キュンキュン

    「あ、ああ。まかせてくれ」

    (しゅごい…これはしゅごいぞ)

    294 = 289 :


    「それじゃ、私がいつものように世間話を振る体でそれとなく窺ってみる。ちょっとどうしようもなかったら時間を置いて出直したほうがいいだろう。大丈夫そうならこちらから呼ぶ」

    「お願いします」

    透華「まどろっこしいですわね」

    「血を分けたが故に、ならばこそ許し難いこともあるんだろう」

    (お姉ちゃん…)


     ガチャ

    「照」

    「なに?」

    「おまえ、妹さんと喧嘩してるんだってな」


    (あ、あれぇ?そんな突飛な感じでいくんだ…?)

    295 = 289 :


    「…菫には関係ないでしょ?」

    「聞かせてみろよ」

    「やだ」

    「おまえな」

    「断る」

    「…ハァ」

    「……」ツーン


    (お姉ちゃん…やっぱりすごい怒ってる…)

    296 = 289 :


    「なぁ、照」

    「…咲が」

    「おっ」

    「有名店に並んで買ったプリンを勝手に食べてた」

    「………………そ、そうか。それはなんというか、うん、なかなかに許しがたいな…?うん…」


    (やっぱり…っ)

    297 = 289 :


    「いっしょに食べようねって言ったのに、先に食べちゃったって…独りで食べるプリンは涙の味がしたよ」

    (しかも自分の分を食べたってだけかよ…喧嘩っていうか、これただ照が拗ねてるパターンだろ)

    「あの味は裏切られた者にしかわからないよ。だから私は」

    「あー、悪いが照。そんなお前に朗報?がある」

    「…なに?」

    「待ってろ。…入っていいぞ」

    (うぅ…ドキドキするよう…)

    「…おじゃまします」

    透華「失礼いたしますわ」

    「邪魔する」

    「!!!!!」

    298 = 289 :


    (はわぁー!?)無表情

    (なんで咲が白糸台に!制服はどうして、学校は!?)無表情

    (どうしよどうしよ…きまずい…いや、そうじゃなくて)無表情

    (な…なんか今日の咲はすごい…すごい。すごいとしか言いようがない)無表情

    (それだけにこっちが怒ってる感じで猛烈に罪悪感を掻き立てられる…ツライ)無表情

    299 = 289 :


    「お姉ちゃん…あ、あのね」

    「…なに?」

    「ごめんなさいっ」ペッッッッコリン

    「!」

    「ひとりで先にプリン食べちゃったの、謝るから…ゆるして!」

    「…」

    「…お姉ちゃん」オズ

    (すごい緊迫感だが内容が小学生並だな)

    「…」フイ

    「あ…」

    300 = 289 :


    「咲」

    「え?」

    「ひとりで先に食べてしまったことは簡単には許せない」

    「…ご、ごめんなさ…」

    「だから、今度は咲の分、ひとくちあーんしてもらう」

    「そ、それって…!」

    「それで、ゆるしてあげる」

    「お姉ちゃん!」

    「今度はいっしょに、約束ね」

    「うん!」

    透華「イイ話ですわ…」ホロリ

    「涙がちょちょぎれるな…」グズ

    「そうか…?」

    (大勝利)

    (よかったぁ…お姉ちゃんと仲直りできたよ…!)


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