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    元スレ衣「できたぞ!牌に愛されし者に愛されるようになるクスリだっ!」咲「なにそれ!?」

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    1 :

    「?その名の通りの代物だが」

    「いやいやそんな何言ってるのみたいに小首傾げないでよ。何言ってるのはこっちのセリフだよ」

    「おー!心配無用!牌に愛されし者と言っても、魔物クラスでなければ効果がないということはないぞ!そこそこの者でもめろめろというやつだ!」

    「そんな心配してないよ?なんでそんなアヤシイ物をとかどうやってそんなワケのわからない物をとかそれを一体何に使うつもりとかそういう心配だよ」

    「明明白白!サキに飲ませて、モテモテになったサキを通じてその者らとトモダチになる!その為に龍門渕の財力も人材も惜しみなく投じた!これでサキもしあわせ、衣もしあわせ、目出度し目出度し!」

    「おかしい。何もかもがおかしいよ衣ちゃん」

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1436287800

    2 = 1 :

    「衣は気付いてしまったのだ。周りを見遣れば誰も彼もが朋友や伴侶、或いは家族に囲まれている…だが、衣たちはどうだ?」

    「さらっと私も含めないでよ。というか、衣ちゃんには龍門渕さんたちがいるよね?あの人たちは衣ちゃんの家族で友達なんじゃないの?」

    「とーかたちは確かに家族でトモダチだ。でも、とーかたちだけだ。サキだって同じだろう?」

    「いや、そんなことは…」

    3 = 1 :

    「家族は?」

    「お父さんとか…お姉ちゃん、とか」

    「姉には避けられてると聞いたぞ」

    「う…べ、別にそこまでじゃないよ?ちょっと距離があるかなーってくらいだから」

    4 = 1 :

    「友人は?」

    「和ちゃんとか優希ちゃんとか京ちゃんとか…」

    「他は」

    「えっと…部長とか染谷先輩とか…」

    「他は?片手で足りるな」

    「う…そう言われると私って友達が少ないのかなぁ?」

    5 = 1 :

    「伴侶は?」

    「そっ、それはほら、私たちまだ学生だから、そういうのは早いんじゃないかな?」

    「衣と同類だな!」

    「そういう言い方やめようよ!べつにいいと思うよ、私も衣ちゃんも数より親密さなんだよ!」

    「親密さ…か。衣は確かにとーかたちとの親密さには覚えがある。だがサキの方はどうだ?」

    「え…それってどういう…?」

    6 = 1 :

    「聞いた話によるとサキとノノカは付き合い自体は日が浅いらしいじゃないか」

    「う…たしかに、麻雀部のみんなとはそうでもない…でも京ちゃんとはそれなりだし…」

    「一人だけ…独り…」

    「やめてよ!」

    7 = 1 :

    「とまぁ、理解しただろう。トモダチはいっぱいいた方がたのしいって歩も言ってたぞ!」

    「いきなり誰なの…」

    「本人に他意はなさそうだったが皮肉られたように感じたのでその後いっしょに卓を囲んでやったがな」

    (見知らぬ歩さんに合掌)

    8 = 1 :

    「とにかくそういうのはダメだよ。友達っていうのは、自分から歩み寄って作っていかなきゃ」

    「む。トモダチの少ないサキに知ったような口振りで説かれるとは」

    「あのね衣ちゃん。言っていいことと悪いことがあるんだよ?」

    「サキの分からず屋!もう知らないっ」ダッ

    「あっ」

    「…ここ衣ちゃんの部屋なのに、ここを飛び出してどこいくんだろ」

    9 = 1 :

    「…」ピョコン

    「あ、まだ部屋にすぐ外にいたんだ」

    「…」ジーッ

    「戻っておいでよー。謝るから、クスリとかそういう物に頼らずいっしょに頑張ってお友達増やしていこうよ」

    「サキ、なんともない?」

    「え?なにが?」

    「サキがさっき飲んだ紅茶に」

    「…あの、え?どういうアレからのその発言?いやいや、やめてよ、うそでしょ?」

    10 = 1 :

    「…気分はどう?」

    「どうって、いやいや。まさか、飲ませたりしてないよね?どんな副作用があるかも知れない怪しげな新薬を友達にさ」

    「…」プイッ

    「目を逸らさないでよっ!というかうそ、え本当に!?ちょっと衣ちゃん!」ダダダ ガシィ

    「あうっ」ビクン

    「うそでしょ!?ねえ!」

    「…」

    「…」

    「…///」プイッ

    「なにその反応!?」

    11 = 1 :

    透華「騒がしいですわよ衣。また宮永さんをお招きしてるんですの?」

    「あ、龍門渕さん…」

    (ま、マズイかも…もし本当に衣ちゃんの言うようなクスリを飲まされてたとしたら…)

    (龍門渕さんはどうだろう…素はデータ麻雀の打ち手だから愛されてるとまではいえないはずだけど…冷えたりするし…)チラッ

    透華「…」ジーッ

    「あ、あの…私の顔になにか…?」

    透華「あっ、いえ…なにかあるというわけでもないのですけれど…」プイッ

    12 = 1 :

    透華(おかしいですわ…最近はよく衣と遊んでくださるから見慣れてきたはずの宮永さんのお顔…なんだかいつもでも眺めていたいような…今日の宮永さんにはそんな引力がありますわ…)

    (なんかいやな予感のする反応だなぁ…)

    「こ、衣ちゃん…過ぎたことはこの際しょうがないとして、どうやったらそのクスリの効果がなくなるのかな?」ボソボソ

    「ひゃうっ」

    「」

    「そっ、そんな耳もとで囁くなぁっ!」

    「だめだこれ」

    13 = 1 :

    ハギヨシ「いかがなさいましたか、お嬢様?衣様のあられもない声が聞こえましたが」

    「あ、ハギヨシさん!」

    ハギヨシ「おや宮永様。どうなさいましたか?」

    「…もしかして、ハギヨシさんも関わってる?」

    ハギヨシ「なにがでございましょう?」

    「えっと…衣ちゃんが、ヘンなクスリを作ったみたいなんですが」

    ハギヨシ「ははあ。成程…つまりこれはそういう状況ですか」

    「えっと…?」

    14 = 1 :

    ハギヨシ「存じております。何故なら私もその開発に携わった者の一員でありますから。そういう意図での、先程の問いだったのでございましょう?」

    「やっぱりぃ…」

    ハギヨシ「ふむ…」ジッ…

    「え…あ、えっとハギヨシさん…?ちかっ、近いです…っ」カァ

    ハギヨシ「…残念ながら、といいましょうか、やはり、といいましょうか。私に麻雀の才はないようですね」

    「え?」

    ハギヨシ「宮永様は控えめな印象ながら大変麗しくありますが、しかしクスリによって期待される効果は私には影響していないようです」

    「あ、つまりハギヨシさんはいつも通りってことですか?」

    ハギヨシ「そのようで」

    16 = 1 :

    「そ、それじゃあどうにかしてください!この状況を!」

    ハギヨシ「さて…どういたしましょうか」

    「…ハギヨシさんって、意外といじわるなんですね」ジト

    ハギヨシ「いえいえ、滅相もございません。ただ、クスリの開発にあたって衣様からいわゆる解毒剤のようなものを作ることを禁じられていまして」

    「衣ちゃんの味方ってことですか」ジトッ

    ハギヨシ「そう言われますと返す言葉もないのですが…仮にご助力致しましても、現状では作っていないものですから、これから改めて解毒剤を作ることになります。そうしますと、やはり時間はかかってしまいますから。ゆえにどういたしましょう、と」

    「そっ…か。ううん…困ったなぁ」

    17 = 1 :

    透華「と、ところで宮永さんは、今日は泊まっていかれますのっ!?」

    「え、いや…遠慮しようかな、あはは」

    「どっちでもいいが、サキ!本来の目的を忘れるな!」

    「え?」

    「トモダチを作るんだ!」

    「ああ…でも友達っていったって…」

    「作るんだ!」

    透華「お泊まりで決まりですわね!」

    「え、えぇ…決まっちゃうんだ…」

    18 = 1 :

    ハギヨシ「諦めましょう、宮永様。大丈夫です、人とは好意を寄せられて悪い気はしないものです」

    「ハギヨシさんの言葉に含蓄があるよぅ…でも、さすがにこんな作り物めいた好意はどうかと思うんですけど」

    ハギヨシ「…」スッ

    「目を逸らさないでくださいっ」


    (私はこの時、どこかで思っていたのです。――まぁ、そこまでおおげさなことにはならないだろう、と)

    (だって、あの衣ちゃんの思い付きで作られたクスリであんなことになるなんて、普通思いませんから…)

    20 = 1 :

    つづく

    21 = 19 :

    おつ
    ハギヨシさんも割りと強そうだけどな

    22 :

    愛され咲ちゃんと聞いて

    24 :

    副作用で麻雀の才能がない人からは蛇蝎のごとく嫌われるとかなくて安心したよ。

    多分そうなった場合、国民の90%くらいから命を狙われることになるだろうから

    25 :

    ころたんの生意気なころまんをころころしたい

    26 :

    咲さんと他校が絡むの久しぶりでオラわくわくしてきたぞ!
    ぜひ色んなキャラに手を出して欲しい!
    存分に頼む!

    27 :

    言い忘れてたけどこれ全年齢対象SSね

    28 = 27 :

    (龍門渕さん――透華さんちでのお泊り会はそれはもう凄まじい経験でした…)

    (学校も龍門渕、苗字も龍門渕で紛らわしいからという理由で下の名前で呼ぶようにと言ってきた透華さんを皮切りに、みなさんが名前で呼ばないと反応してくれなくなったり)

    (純さんには遭遇二秒で壁ドンされたり…)

    (智紀さんや一ちゃんがノリノリでメイド服を着せてきたり…)

    (透華さんに作法がどーのと小一時間手取り足取り教え込まれたり…)

    (極めつけは…なぜか流れで脱衣麻雀をするはめになって、くつしたどころか…うう、思い出したくない…)

    29 = 27 :

    「――サキ!おきろサキ!」

    「…ころもちゃん」

    「早旦だ!朝餉を済ませたらすぐに出かけるぞ!」

    「そーたん…?あさげ…でかけるの?どこに?」

    「トモダチを作りに、だ!津々浦々を網羅するつもりだから、払暁のうちに出立するんだ!はーやーくーっ!」

    「……えぇっ!?」

    30 = 27 :

    透華「衣!まだなん…です…の…」

    「とーか!」

    「あ、とーかさん…」デローン

    透華「み、宮永さん!?そんな、はしたないですわ!はやく寝間着を直しなさって!」

    「あ…えへへ、すみません」ゴソゴソ

    透華「それとよだれも拭いて、ああっ、髪もこんなボサボサで!もうっ、歩!」

    「はい、なんでしょうか?」

    透華「宮永さんの身支度をお願いいたしますわ!」

    「かしこまりました。宮永さん、失礼しますね」

    「あ、はい。えっと、お願いします」

    31 = 27 :

    「あの…トモダチを作りにいくってさっき衣ちゃんが言ってましたけど…」

    「如何にも!」

    透華「衣が自分からそういったことに動くとあれば、私としても協力を惜しみませんわ」

    「津々浦々って聞こえた気がしたんですけど…冗談ですよね?」

    透華「?冗談でしたの、衣?」

    「衣はそんなつまらない冗談言わないぞ」

    32 = 27 :

    「ええ…じゃあ具体的にはどのあたりまでいくの…?」

    透華「どこまでもですわ」

    「ええ…じゃあ学校はどうするんですか?」

    透華「学校なんてどうとでもなりますわよ。たぶん」

    「たぶんってそんな…私の都合は」

    「いやなのか?サキぃ…」ウルッ

    (う…ず、ずるい…)

    33 = 27 :

    「…」ウルウル

    「せ、せめていったん家に…あと学校と」

    透華「まず清澄に話をつけに行く予定でしたからちょうどいいですわ。ついでに宮永さんのおうちにも寄りましょう」

    「あ、そう…ですか」

    「まだるっこしいな」

    透華「清澄には原村和もいますわよ。そう、あのにっくき…!」

    「ノノカ!ノノカも連れて行こう!」

    透華「さすがにそれは無理がありますわよ」

    「えー」

    「和ちゃんついてきてくれないかなぁ…お父さんが厳しいらしいし無理かなぁ」

    34 = 27 :

    「終わりました」

    「あ、ありがとうございます」

    透華「ばっちりですわね。…こほん。なかなか、そう、私ほどではないにしろ…美しいですわ」

    「え、美しい、ですか?」

    透華「に、二度は言え…でなくて、言いませんわ!」

    「え、えと…そんなこと、言われたことないから…なんだか気恥ずかしいです」テレテレ

    透華「~~~~~~~」

    透華(あ、愛らしすぎですわ…っ!だ、抱きすくめたいぃ…!)グヌヌ

    (…最近お嬢様の様子がおかしいんですが…いったい何が)

    35 = 27 :

    「準備はできたな!それでは出立だ!」ギュッ タタタ

    「あ、ちょっと衣ちゃん!」タタタ

    透華「お待ちなさい!私を置いていかないでくださいまし!」

    「……」ソソクサ

    「~♪」テクテク

    智紀「……」スタスタ

    透華「…ちょっとあなたたち。何をついてきていますの?」

    「ン!?あーいや、なんつぅの?」

    「透華お嬢様の御側にいることは仕事ですし」

    智紀「右に同じ」

    36 = 27 :

    透華「大所帯では動きづらいだけですわ。それにハギヨシの不在は誰が埋めるんですの?」

    「それは…」

    智紀「……」ジッ

    「わっ、私ですかぁ!?ムリムリ、ムリですよ!」

    透華「一、智紀。留守を頼みますわ」

    「…ちぇっ」

    智紀「寂しい」

    「んじゃ、留守は頼んだぞーぅ」

    透華「あなたがいては騒がしくなりますわ。論外です」

    「ハァ!?」

    37 = 27 :

    透華「さぁ、いきましょう。衣、楽しみですわね」

    「うんっ」

    「えっと…いいんですか?純さん、怒ってますけど…」

    透華「放っておきなさいな」

    「はぁ」

    ハギヨシ「それでは参りましょうか」

    透華「まずが清澄からですわね。それから、宮永さんのお家にも寄ってくださるかしら?」

    「あ、うちの場所は」

    ハギヨシ「存じ上げております」

    (…ハギヨシさんって何者?)

    「しゅっぱーつ!しんこー!」

    38 = 27 :


     ―清澄高校―

    透華「それでは話をつけてきますので」

    「…は、はぁ(龍門渕って…透華さんってもしかしなくてもすごい人なのかな…)」

    透華「お友達としばらく会えなくなりますから、積もる話もあるでしょう?こちらはゆっくり話を進めておきますから」

    「サキ、ノノカのところにいこう!」

    「ありがとうございます透華さん。それじゃいこっか衣ちゃん」

    39 = 27 :


    「和ちゃーん!」

    「あ、咲さ――!?」ビクーン

    「ノノカー!」ピョン

    「―――」

    「はぁっ、はぁっ…衣ちゃん、走るの速すぎだよぉ…」

    40 = 27 :

    優希「お、咲ちゃん!今日はなんだかいつもよりキラキラしてるじぇ!」

    「汗じゃないかなぁ」

    優希「なんかのどちゃんに用か?てかなにゆえ天江衣が?」

    「えっと…なにから話したらいいのか…和ちゃん?大丈夫…?」

    「――こんにちは天江さん。大丈夫とは、なにがですか?」

    「え、いや、なんだかぎこちなく見えたから」

    「なんともありませんよ?」

    「そ、そっか。あの、かくかくしかじかなんだけど」

    41 = 27 :

    優希「なんと!全国のタコスを食べ歩く旅に!」

    「違うでしょう優希。友達を作りにだなんて、素敵ですね」

    「素敵に不敵な発想だろう!」

    「だからね…って、私たち注目されてるような…?」

    優希「そりゃー他校のロリがいたら注目もされるじぇ」

    「あ!こ、衣ちゃん、いったん退散しよう!」

    「こんな有象無象、畏るるに足りず!」

    「とりあえずっ!こんなバタバタしちゃってごめんね!もっとゆっくり話したかったけど…あとでまた!」ダッ

    「おっ…ノノカー!また会おうー!」

    「また」フリフリ

    42 = 27 :

    優希「嵐みたいだったじょ。とゆーか、すごい話だったな」

    「……」

    優希「……?」

    「……」

    優希「のどちゃん?」

    「……」

    優希「……!」

    優希「た…立ったまま死んでるじょ…!」

    43 = 27 :

    「…勝手に殺さないでください…」フラッ

    優希「おうおう!ダイジョーブか!?タコス食うか?」

    「遠慮しておきます…くっ…今日の咲さんはなんだか凄まじい破壊力でした…」

    優希「あー。なんかわかるじぇ」

    「なんとか会話中だけでも持ち直した自分を褒めたいくらいです…!」

    優希「そこまでか」

    「というか、冷静に考えたらさっきの話おかしくないですか!?」

    優希「遅いじぇ」

    44 = 27 :


    「あ!京ちゃん!」

    京太郎「お、咲。なんだお前、遅刻か…よ…」

    (京ちゃんなら…ハギヨシさんみたいに大丈夫かな?)

    京太郎「」

    「京ちゃん?」

    京太郎「」

    「えっと…かくかくしかじかで当分会えないけど…心配しないでね。お土産とかはあまり期待しないで、あとそれからそれから」

    京太郎「」

    45 = 27 :

    京太郎(な、なんだ…!?なんか咲がすげぇかわいく見える!つかかわいい!今まで高嶺の花ばっかに目が行ってたけど、近くにこんな花があったなんて…!)

    「…京ちゃん?」

    京太郎「おっ!?おう!?べ、べつにお前のことなんか全然これっぽっちも思ってないんだからな!?」

    「あ…そ、そう」

    京太郎「」

    京太郎(え、今のセリフ俺が言ったの!?ツンデレ幼馴染みかよっ!もっといつも通りに…あ、ちょっとしょんぼりしてる咲かわいい)

    「じゃ、じゃあ部長たちに挨拶してくるね…またね」

    京太郎「あ…行っちまった…くおおおっ…アホかよ俺は…!」

    46 = 27 :


    (京ちゃんもおかしかったなぁ…あのクスリ、京ちゃんにも影響あったのかな)

    (いつの間にか衣ちゃんともはぐれちゃったし…部長と染谷先輩を探すより先に衣ちゃんを…)

     グイッ

    「え――」グラッ

     バサッガサガサ

    「きゃっ!?え、なに――」

    「しー…静かに」ボソ

    「ぶ、部長っ…!?」

    47 = 27 :

    「今ちょっと追われてるのよ」

    「どうして私も巻き込まれてるんですかぁ…」

    「そこにいたんだもの、仕方ないでしょ」

    一太「会長ー!隠れたって無駄ですよー!」

    「…何したんですか?」

    「ちょっと悪戯しただけよ?ほんとほんと」

    「もう…」

    48 :

    純くんに壁ドンされる咲さんのくだりをkwsk!!

    49 = 27 :

    「…行ったかしら?それじゃ行きましょ」

    「どこにですか」

    「んー…私が行きそうなところは当然抑えられてそうだし…まこのとこにでもいきましょ」

    「あ、ちょうどいいですね」

    「ちょうどいい?」


    まこ「まーたそんなあほなことやらかしたんかい」

    「てへ」

    50 :

    まこ「てへじゃないわまったく…ところで咲」

    「はい?」

    まこ「なんか…今日は雰囲気が違うのう」

    「そういえば」

    「え!?そ、そうですか…?」

    まこ「なんちゅーか…色気みたいなもんを感じるわ」

    「……」ジッ

    「か、勘違いじゃないです?」アセアセ


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