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    元スレ衣「できたぞ!牌に愛されし者に愛されるようになるクスリだっ!」咲「なにそれ!?」

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    51 = 50 :

    まこ「もしやコレでもできたんかいのう?」ニヤニヤ

    「ちっ、違いますって!」

    「……」スッ

    「え…あの、部長…?」

    「……っ!な、なに?」

    「あの…」

    「あ、ああ、ごめんなさいね。化粧でもしてるのかと思って、ちょっとね」

    「はぁ…ところで、お話があるんですが」

    まこ「ん?なんじゃなんじゃ」

    52 = 50 :

    「かくかくしかじかで」

    まこ「ほうほう…面倒なことに巻き込まれとるのう」

    「あはは…それじゃ私行きますね。衣ちゃんを探さなきゃいけないし」

    まこ「おう。気ぃーつけぇよー」

    「はい。あ、部長、ちゃんと副会長に謝らないとダメですよ?」

    「…え?あ、ああ、そうね」

    「それじゃ」タタタ

    53 = 50 :

    まこ「行ったか…んで?」

    「……」

    まこ「その右手を咲の頬にあてて、なにしようと思うたんじゃ?」

    「…言えない…というか自分自身考えたくもないわ…」

    「私って…私って…うあーーーーーーーーー」ブンブン

    まこ「そっちのケがあるんかいの?」ニヤニヤ

    「おいコラ!」

    一太「見つけましたよ会長!」

    「うわ見つかった!」

    54 = 50 :


    「……」キョロキョロ

    (衣ちゃん探してたら迷った…)ズーン

    (自分が通ってる学校の敷地内で迷うって…)

    透華「あ、見つけましたわ!」

    「サキー!」ピョンコ

    「あ」

    55 = 50 :

    透華「もう…世話が焼けますわね」

    「ごめんなさい…」

    透華「べ、べつにいいですけれど。また迷ったらこうやって見つけ出してさしあげますわ!」

    「…ありがとう、透華さん」フフッ

    透華「…れ、礼には及びませんワ」

    透華(キマシタワ)

    56 = 50 :

    「では改めていこう!トモダチ百人できるかなっ」

    透華「百人なんてけちくさいこといわず、どーんと百万人作りますわよ」

    「おー!」キラキラ

    「あはは」

    (…なにか忘れてるような)


    「まったく、急に友達の家に泊まるだなんて。帰ってきたらすこしお説教だな」

    57 = 50 :

    つづく
    壁ドンとかそんなオカルトありえません(ドン

    58 :

    乙 できれば脱衣麻雀のあたりもkwsk

    59 :

    何気に京太郎も反応したが、よく言われる潜在能力が反応したんだろうか
    はたまた、ただの?惚れ薬なのだろうか

    60 :

    素晴らしい

    61 :

    この状態で部長とロッカーに隠れたらどうなるんですか!?

    62 :

    お願いです池田も反応させてやってくださいかなり閾値低いみたいだし

    63 :

    すこやん荒川さんネキ淡にあったら即ハボされるに違いない、だがそれ以上に長野個人戦1位のキャップがどうなるか見ものだ

    64 :

    >>63
    年齢差がありすぎるのはNG

    65 :


     ー風越女子ー


    久保「はァ?なンだそりゃ」

    透華「ですから、風越の麻雀部に混じらせていただければこちらとしては大変ありがたいと言ったのですわ」

    久保「…お嬢様ってのはクルクルパーな生き物なのか?」

    透華「おっしゃる意味がわかりませんが」ニッコリ

    久保「だったらわかるように言ってやる。無理だ」

    透華「あら、どうしてですの?学校側の許可がすでに取ってありますのよ?」

    久保「はァ?」

    66 = 65 :


    「やはりトモダチを作るには共通の趣味がいちばんだな!衣の神算鬼謀を褒めてもいいぞサキ!」

    「さすがだね衣ちゃん」ナデナデ

    「えへへー」

    「でも…風越かぁ」

    「イケダから攻めよう!」

    「池田さんなら友達になってくれそうだね」


    透華「なにをくっちゃべってますの衣、宮永さん!あなたがたからもこの石頭になにか言ってやってくださいな!」

    67 = 65 :

    久保「ガキンチョになに言われようが変わんねーよ!」

    「おい木端!黙って首を縦に振ればいいんだ!」

    久保「たかいたかーい」

    「やめろ!こら降ろせ!」

    68 = 65 :

    透華「宮永さんも!」

    「は、はいっ。あの…」オズ

    久保「あァ?」

    「無茶な話なのは承知でお願いします。なんとかなりませんか?」

    久保「……」

    「だめでしょうか…?」

    久保「……」スッ

    「っ」ビクッ

    69 = 65 :

    久保「……」ナデナデ

    「え」

    久保「…いじめられそうになったらすぐ言うんだぞ。池田とかは特にな」

    「はぁ…」

    透華「ということは?」

    久保「特例中の特例だッ!」フン

    透華「やりましたわ!」

    「うぅ~!衣はこいつキライだ!」

    久保「やんのかガキ。…お前ら、そのカッコじゃ悪目立ちするだろ、ちょっと待ってろ」

    透華「?」

    「なんでしょう?」

    70 = 65 :

    久保「待たせた、ウチにいる間はこいつでも着てろ」

    透華「風越の制服ですわね。存外気が利きますこと」

    「わぁ。かわいいね衣ちゃん」

    「動きづらそうだ」

    久保「ちょっと写真撮っていいか」

    透華「フフ、よろしくってよ」ヒラッ

    久保「お前じゃねえ。宮永ァ!はやく着替えろ!」

    「はいっ!?私ですかっ?」

    透華「…ぐぬぬ…でも私も一枚欲しいですわ…」

    71 = 65 :


     ―――
     ――
     ―


    華菜(…なんだしこの状況)

    「……」チラッ

    華菜(なぁんで清澄の大将がウチの制服着て部室にいるんだよぉ…)

    華菜(キャプテンはこれまたなぜかウチの制服着た龍門渕のお嬢様と話があるってどっか行っちゃうし…なんか天江衣もいるし…)

    72 = 65 :

    「……」チラッ

    華菜「…なんだし。さっきからチラチラと、なんか用か」

    「あっ、いえっ」ワタワタ

    「衣ちゃんっ、ここからどうするの?」コソコソ

    「皆目見当もつかん…」コソコソ

    華菜(…あ~~~…なんかもやもやする…なんだしこれ)ピョコン

    「あ

    73 = 65 :

    華菜「ぅ~~~~」ピョコピョコ

    「えい」ペタッ

    華菜「ふにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」ビックンビクビククン

    「!?!?!?」

    華菜「なっななななにするしぃ!?」ハァハァ

    「あ、いえごめんなさい…なんか気になっちゃって」

    華菜「ふふふふざけんな!じょーだんじゃ済まされないし!」フーッ

    「あの、本当にごめんなさい…大丈夫ですか?」

    華菜「っ!?」

    華菜(ちかっ…あれ、こいつこんな顔だったっけ?そういえばちゃんと真正面から向き合ってじっと見つめるのははじめて…)

    「?」

    74 = 65 :

    華菜「……」ポケー

    「池田さん…?」

    美穂子「ごめんなさいね、おまたせしちゃって」ガラッ

    華菜「っ!?」ビクッ

    華菜「ちっちがいますキャプテンこれはちがうんです!!」

    美穂子「?どうしたの華菜?なにがちがうの?」

    華菜「これは決して!浮ついたあれとかじゃないんですってば!」

    美穂子「???」

    75 = 65 :

    透華「邪魔ですわ」

    華菜「うげ」

    透華「それでは短い間ですが、お世話になりますわ」

    美穂子「はい。お互い実りのある交遊になるといいですね」

    華菜「ちょ…どういうことですかキャプテン…?」

    美穂子「龍門渕透華さんたちは今日から風越の麻雀部といっしょに活動することになったわ」

    華菜「んにゃ―――――――――!?」

    「よろしく!池田!」

    華菜「うっせえ!ちょっとキャプテンこっちに!」

    美穂子「あら?どうしたの?」

    76 = 65 :

    華菜「なにを考えてるんですか!?龍門渕は全員二年生、来年もまた戦うことになるんですよ!?それに清澄の…だって!そんなのに手の内を見せちゃ…」

    美穂子「ふふ…逆よ、華菜」

    華菜「ぎゃ、ぎゃく?」

    美穂子「手の内に誘い込んで、こちらの手元でいいように踊ってもらうの」

    華菜「はぁ…」

    美穂子「うまくやれれば、風越としても得る物は大きいはずよ。…それに、この話、もう学校とコーチが承諾しちゃっててどうしようもないみたいだしね」

    華菜「あのコーチがですか…?ちょっと信じらんないんですけど…」

    美穂子「まぁとにかく様子を見てみましょう。ね?」

    華菜「…まぁ、キャプテンがそういうなら」

    77 = 65 :


    華菜「――とは言ったものの…」ヒクッ


    「…この本、おすすめ」

    「あ、知ってます!読んだことありますよ!起承転結の流れが巧妙なんですよね」

    「そう。この作者は本当に巧い。じゃあこっちは」

    「見たことないタイトルですね…ちょっと借りてもいいですか?」

    「貸す。ゆっくり読んであとで感想を聞かせて」

    「はい」ニコッ

    「……」ホッコリ

    78 = 65 :

    文堂「あのっ!宮永さんってプロ麻雀せんべいはご存知ですか!?」

    「えっと…あんまり…」

    文堂「あっ…そうですか…」

    「おせんべいにカードが入ってるんですか?」

    文堂「そっ、そうなんです!プロのカードなんですけど、最初はおまけ程度に思ってたものがいつの間にかそれ目当てで集めちゃってるんですよね!」

    「へー、おもしろそうですね。おせんべいかぁ…ちょっと買ってみようかなぁ」

    文堂「よかったらこれ、まだ開けてないんで差し上げます!」

    「えっ、いいんですか?」

    文堂「はい!プロ麻雀せんべい仲間が増えるのは喜ばしいことですから!」

    「プロ麻雀せんべい仲間…じゃあ、えっと、これで私と文堂さんはお友達ですね。えへへ」バリッ

    文堂「と、ともだち…!」

    79 = 65 :

    「…えっと、あっ、カードはどんなのだろっ?」ソソクサ

    文堂「そ、そうですね!えっと…あ!これすごいレアなやつですよ!」

    「あ、この人雑誌で見たことある」

    文堂「いいなぁ…」

    「えっと…いります?」

    文堂「いえいえ!それは宮永さんのです!」

    「そ、そっか…うん、じゃあ貰っておこっかな」


    華菜「馴染みすぎだしィ…!!」

    80 = 65 :

    久保「おらお前ら!」

    華菜「ほらな、当然コーチだって怒ってるし」

    久保「宮永が困ってるだろうが!あまり忙しなく集るな!」

    華菜「ちげぇーーーーーーよ!」

    美穂子「ふふ、華菜、楽しそう」

    華菜「違いますよぉ!」

    81 = 65 :

    未春「宮永さん…」ジッ

    「?」

    未春「私たち、いい友達になれそうだねっ!」グッ

    「どこを見ながら…?」

    華菜「みはるん、お前もか…」

    82 = 65 :

    美穂子「華菜も行ったら?」グイグイ

    華菜「ちょ…!お、押さないでください!」

    「あっ、池田さん!」

    華菜「うえっ!?え、あー」

    「池田さん?」

    華菜「う…うぅー…………………華菜!」

    「?」

    華菜「華菜でいいし!そんかし、こっちも咲って呼ぶからな!」プイッ

    「あ…うん!」

    83 = 65 :

    美穂子「ふふ…そうだわ!華菜だけじゃなく、みんな下の名前で呼び合うようにしましょう!」

    「えっと…ちょっと恥ずかしいかも…」

    文堂(かわいい)

    未春「かわいい」

    「……」ウンウン

    美穂子「華菜ったら、耳まで真っ赤よ?」

    華菜「きゃ、キャプテン!なんか今日のキャプテン、いじわるです…」

    美穂子「ふふ」

    84 = 65 :


    「…なんだか衣が蚊帳の外だぞ」

    透華「しかたがありませんわ。宮永さんがあまりに魅力的すぎるんですもの。とはいえ、独占するのはいただけませんわ」

    「池田ー!衣も衣も!」

    華菜「は!?なにがだし!」

    透華「負けませんわ!」ギロッ

    美穂子「?」

    「あはは…にぎやかだなぁ」

    85 = 65 :

    個別パートに続く

    86 :

    おつ
    思ってたよりずっとハードル低かった

    …京太郎に才能があるわけじゃない可能性も高まった

    87 :

    乙 なごむなぁ

    88 :

    お姉ちゃんとの再会が楽しみ

    89 :

    乙です
    完全?にただの?惚れ薬だな

    90 :

    ホッコリ、乙です。

    91 :

    牌に愛されし者が愛されるようになるクスリだった可能性もあるな

    92 :

    これってハギヨシ解毒済みなんじゃ

    93 = 92 :

    これってハギヨシ解毒済みなんじゃ

    94 :

    京太郎に効いたことハギヨシに効かなかったことよりキャップに効いてないような雰囲気が気になるね。とりあえず乙

    95 :

    ガバガバなのは否めない
    有無よりも効果の程度に雀力が影響するって感じで
    深堀さんクラスだと友達になりたいレベル、池田クラスだとちょっと気になるアイツレベル、すこやんクラスだと性的な目で見始めるレベルみたいな
    ハギヨシはまぁ単純にクスリに影響されるイメージがなかったからしょうがないね
    ってことでひとつお願いしゃす

    96 = 95 :


     池田編

    「え、華菜ちゃんって四姉妹のお姉ちゃんなんだ」

    華菜「そうだけど。つーかちゃんやめろし、先輩だぞこれでも」

    美穂子「みんな華菜そっくりなのよ。かわいいの」

    華菜「そんなかわいいだなんて恥ずかしいですよキャプテン…」デレ

    97 = 95 :

    「へー…そっかぁ」

    華菜「なんだし」ジロ

    「や、お姉ちゃんなんだあって思って」

    華菜「おまえがあたしをどう見てたのかは知らんけど、こう見えてしっかり者なんだぞ華菜ちゃんは」エッヘン

    美穂子「咲ちゃんもお姉さんがいるのよね?ほら、インハイチャンプの」

    華菜「宮永照!」

    「……」ズーン

    華菜「あ、アレっ?」

    98 = 95 :

    「まぁ…ハイ。お姉ちゃんはお姉ちゃんなんですけど…」

    美穂子「…いろいろあるみたいね」ボソ

    華菜「そうですね…」ボソ

    (…お姉ちゃん…まだ怒ってるんだよね、あのこと…)

    99 = 95 :

    華菜「…おい!」バシン

    「いたっ!えっ?」

    華菜「そんな辛気臭いカオすんな!アレだ、なんなら華菜ちゃんのことをお姉ちゃんだと思ってもいいぞ?」

    「あはは…それは遠慮しておくね」

    華菜「いやなんでだし」

    「…ありがと華菜ちゃん」

    華菜「…べつに?感謝されるほどのことでもないし?つかちゃんやめろし」

    「華菜ちゃん」

    華菜「こら」

    「ふふ」

    華菜「まったく…」フゥ

    美穂子(華菜…たのしそう)クスッ

    100 = 95 :

    「サキ!」

    「あ、衣ちゃん!どこいってたの?」

    「すこしな。それよりサキ、これから泊まるところだが」

    「あ、そういえばそうだね。どうす」

    「衣たちは龍門渕系列のホテルに泊まる。咲は池田たちの家に泊まるといい」

    「………ん?」

    「容赦なく風越の麻雀部員共の心を蹂躙してくるのだ!」

    「いやいやいや。ちょっと待ってよ衣ちゃん」

    透華「いじめられたりしたらすぐに私を呼ぶんですのよ?」

    「あれ?もう決まってるのこれ?」

    華菜「どした?」

    「サキをまかせたぞ池田!」

    華菜「はァ?」

    「……」ハァ


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