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    元スレ八幡「一夜を過ごした」

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    101 = 48 :

    八幡「まあ、小町は可愛いからな。その遺伝子継いでるし」

    いろは「うっわ、すっごいシスコン…本気で引いちゃいます…」

    八幡「その本当に引いてるしぐさ、傷つくんで辞めてください…」

    いろは「ではでは、先輩、行きましょ~~!」グイ

    八幡「お、おい…引っ張るな…!」


    その頃

    ショッピングモール 喫茶店

    雪乃「…ふう」

    結衣「ゆきのん…ごめんね?呼び出しちゃって…」

    102 = 48 :

    雪乃「いえ…ありがたいわ。ここ数日あまり良くなかったから…」

    結衣「なにが?」

    雪乃「なにって…それは、その……」

    結衣「奉仕部…かな?」

    雪乃「…」

    結衣「また、年末の時みたいになっちゃうのかな……そんなの」

    雪乃「いえ、今回は原因がはっきりしてるもの…大丈夫よ。どうしていいかわからないってわけじゃないわ」

    103 = 48 :

    結衣「…あのね、今週何回かヒッキーの自転車に、いろはちゃんが乗ってるの見たんだ」

    雪乃「そう…そうなのね」

    結衣「うん……奉仕部に来た時も、いつもより仲良さげだったし…」

    雪乃「…」

    結衣「…」




    同じく ショッピングモール 服屋


    いろは「先輩、こんなのもいい感じじゃないですか~?」

    八幡「高い、高いっての。ていうか今日もまた買うのか?この前いっぱい買ったのに」

    いろは「こういうのは積み重ねなんですよ」

    八幡「積み重ね…ね」

    104 = 48 :

    いろは「葉山先輩もファッション雑誌などで勉強を重ねて、今の葉山先輩がいるんです」

    八幡「あいつのセンスも、努力の賜物ってことか…」

    いろは「そうです。先輩だって、今までの積み重ねがあるから、今の先輩がいるんじゃないですか?」

    八幡「…」

    いろは「意外と優しくて、面倒な裏方の作業引き受けちゃうところとか、けっこう器用でそつなく仕事こなすところとか。それを全然気取らないところとか…」



    八幡「なんかむずがゆいんですが…」

    105 = 48 :

    いろは「茶化さないでください。あと、目的の為に自分犠牲にしちゃってバカ見るところとか…文化祭ではそれで悪者にされたとか…本呼んでる時にたまににやけてて気持ち悪いとか…」

    八幡「待て、最後のは単なる悪口だから。ていうかいつ見たんだよ」

    いろは「奉仕部に居る時に、先輩が本読んでる時、横目で何回か」

    八幡「………」

    いろは「それで、葉山先輩に振られた私に優しくしてくれて、勢いで肉体関係になっちゃって、今に至るとか…」

    八幡(平塚先生の言葉がよぎるな…)

    (雪ノ下が好きなんじゃないのか?)

    いろは「……なんか話逸れちゃいましたね、買い物続けましょうか」

    106 = 48 :

    八幡「結局お前、何が言いたかったんだ?」

    いろは「ええっと…言いたいことは色々あるんですが…とりあえず…」

    いろは「自分を磨いてくださいね、先輩!ってことかな」

    八幡「へーへー」

    いろは「なんですか、その返事は~。先輩だけじゃなくて、私もちゃんと磨きますから!」

    八幡「一色がか?」

    いろは「はい!」


    八幡「そういや、こいつ今日デカい鞄持ってるな…それと関係あんのか?」

    107 = 48 :

    いろは「へへ~そうですね…」


    戸部「あっれ~~?いろはすじゃね?」


    隼人「…」

    いろは「あ…戸部先輩…葉山先輩も…」

    八幡(タイミング悪いな……)


    戸部「あんれ~デート中?」

    108 = 48 :

    いろは「そうですよ~邪魔しないでほしいです」

    隼人「そうか、デートか…」

    いろは「はい、葉山先輩!」

    隼人「そうか、少し安心したよ」

    八幡「な~にが安心しただ、お前は…」

    戸部「あっれ、もしかしてヒキタニ君じゃね?やっべ気づかんかったわ~、マジで!」

    八幡「名前違うけどな」

    隼人「比企谷…」

    109 = 48 :

    いろは「そうです、先輩ですよ~気づかないとかないですよ」

    戸部「いっや~ごめんマジで!イメチェン?なんか全然違うからさ~」

    いろは「そうなんですよ~こうして見ると格好よくないですか~?」

    戸部「おお~マジマジ、イケてるわ~!」

    八幡「葉山…」

    隼人「すまん、少し向こうでいいかな?」

    110 :

    ハヤハチキター

    111 = 48 :

    少し離れた場所



    隼人「この辺りで」

    八幡「安心したってのはなんだよ?」

    隼人「いや、言葉のままだよ。バレンタイン以降彼女とは話してなかったから…」

    八幡「お前が2回も振るから、今の事態になってるんだけどな……」

    隼人「じゃあ、二人はやっぱり付き合ってるのかい?」

    八幡「望まない形でな…」

    隼人「…?どういうことだい?」


    八幡「お前が振ったあと、俺が…その慰めてだな…それでそのまま…」

    隼人「……それは意外だな…。君がそんな大胆だったとは…」

    隼人「それに…悪いことをした。本当にすまない」ペコ

    112 = 48 :

    八幡「いや、別に謝れとはいわねぇけどよ…」



    隼人「俺じゃ駄目なんだ」

    八幡「…」

    隼人「俺じゃいろはを楽しくしてやれない。仮に付き合ってもすぐに終わりがくる…」

    八幡「他に好きな奴がいんのか?」

    隼人「それもある…」


    八幡「そうかよ…」

    隼人「君が羨ましく思うよ。君は手が届きそうだものな」

    113 = 48 :

    八幡「はあ?」

    隼人「できればいろはの気持ちに答えてやってほしい。彼女は本当に楽しそうにしてるから…」

    八幡「…………」



    戸部「あ、隼人く~ん」

    いろは「先輩、葉山先輩。遅いです」

    隼人「ああ、すまないねいろは」

    いろは「あ、全然いいですよ~じゃ、先輩、そろそろ行きましょうか」グイ

    114 = 48 :

    八幡「お、おい……」


    隼人「邪魔したね、二人共。じゃあ行こうか戸部」

    戸部「んじゃ、またね~いろはす~ヒキタニ君~」





    いろは「何の話してたんですか~?」

    八幡「ま、まあ…世間話…」

    いろは「ま、予想はつきますけど」

    八幡「と、とにかく行こうぜ…」


    いろは「いいですよ、そういう態度なら。今夜身体に聞きますから」

    115 = 48 :

    八幡「……!な、なに言って…!」

    いろは「プッ、先輩、顔真っ赤ですよ~?」

    八幡「くく……!」



    ………


    いろは「先輩、先輩!このサングラスつけてください!腐った目が隠れて良さげですよ」

    八幡「すげー失礼だからね、その発言」


    いろは「いいじゃないですか~!」

    116 = 48 :

    ……


    いろは「先輩、プリクラ撮りましょ!」

    八幡「お、おう…」

    いろは「今さらこんなことくらいで恥ずかしがることないでしょ~」

    八幡「それとこれとは、話が別でだな…」

    いろは「ほら、行きますよ!チーズ」

    パシャ



    ……



    いろは「とりあえず先輩、昼食奢ってください!」

    八幡「服やらなんやら買って、キツイのに…」

    いろは「大丈夫ですよ、今日は部屋代は私が出しますから…」

    八幡「そんな恥ずかしがって言わないでくれる?こっちもきつくなるし…!」

    117 = 48 :

    ………………



    フードコート


    いろは「けっこう回りましたね~~疲れた~!」

    八幡「荷物が重い…はあ」

    いろは「でも楽しかったですよね?」

    八幡「ん?まあ、もちろん…」


    いろは「本当ですか!?よかった~」


    八幡(こいつは最初、素を見せてたんだよな俺に)

    八幡(あん時は好かれる気がなかったからそうしてたんだろうが…)

    八幡(変に勘違いせずに済んでたから、楽に付き合えたなそういえば…)

    八幡(今もそれは変わらず…か)

    八幡(楽しい…か。確かに一色といるのは楽しいな)

    118 = 48 :

    いろは「あの…先輩…」

    八幡「ん?なに?」

    いろは「動き回って、疲れましたよね…そろそろ休憩します…?」


    八幡「……本当に今日も行くのかよ…?」

    いろは「でも、先輩どうせゴム持ってきてるんでしょ?」

    八幡「……」

    いろは「変態…」

    八幡「…うっせーよ…」


    いろは「でも、本当は他にしてもらいたいことあるんですよね」

    八幡「なに?その鞄と関係あるとか言ってたな」

    いろは「はい、実はですね…」

    119 = 48 :

    結衣「ヒッキー……」

    いろは「あ…」

    八幡「由比ヶ浜……」

    雪乃「比企谷君……」

    八幡「雪ノ下……」




    雪乃「……」

    結衣「…」

    いろは「……」

    八幡「……」

    120 = 48 :

    結衣「あ、あのさ…ヒッキーといろはちゃんはここで…えと…」

    雪乃「何をしていたのかしら?」

    結衣「あ……えと…」


    いろは「わかりませんか?」

    八幡「おい、一色…あのな…」

    いろは「なんですか~?」


    八幡「……」

    いろは「先輩が何を怖がってるのかはわかります」

    雪乃「…」



    いろは「せっかく戻った雰囲気壊したくないんですよね?」

    八幡「お前、それわかってんなら…」


    いろは「だから、学校でも黙っててくれって言ったんですよね」

    八幡「…」

    121 = 48 :

    いろは「でも、もうこの状況じゃ無理ですよ?」

    雪乃「……」

    結衣「……」

    いろは「二人ともわかってますし、納得してくれないです」

    八幡「…そうだな…」

    いろは「それに、これで壊れるなら、そんなの本物の関係じゃないです…」

    雪乃「そう…ね」

    結衣「じゃあ、二人はやっぱり…」

    いろは「付き合ってます、先輩と」

    122 = 48 :

    雪乃「そう…わかってはいたけれど…」

    結衣「そうなんだ…」

    いろは「大丈夫ですよね?奉仕部が雰囲気悪くなることとか、特にないですよね?」

    雪乃「それは…」

    結衣「いろはちゃん…」


    八幡「待てよ、一色…俺たちの関係だって歪なもんだろ?」

    いろは「それを、今言いますか?」


    八幡「……」


    雪乃「…駄目ね」

    結衣「ゆきのん?」

    123 = 48 :

    雪乃「本当はわかってるわ…こんなこと言うのは間違ってるってわかってる…」

    雪乃「本当なら、お付き合いおめでとうと言うべきかしら…?」

    いろは「雪ノ下先輩…?」


    八幡「雪ノ下…?」


    雪乃「何時の頃からかしらね、去年のクリスマス辺りが妖しいのだけれど…」


    雪乃「いえ、あのころはもう既に惹かれていたわね…あなたが本物が欲しいと言った頃ね…もしかしたら、さらに前かもしれないけれど…」


    八幡「何の話だよ……?」(なんかこれ以上聞いてはいけないんじゃないか?嫌な予感が…)

    124 = 48 :

    雪乃「…比企谷君」


    八幡「なんだ……?」


    雪乃「本当にごめんなさい」

    八幡「待て、謝るくらいならそれ以上何も言うな……」

    雪乃「駄目…できないわ…」

    八幡(駄目だ…言うな…でも聞きたい…)


    八幡(平塚先生の言葉が頭をよぎるな…多分俺は、かなり前からその言葉を待ってた気がする……)

    125 = 48 :

    雪乃「あなたが好きよ、比企谷君…」

    結衣「あ…!」

    いろは「……!」

    八幡「……!」


    雪乃「………」


    八幡「なんで…」

    雪乃「比企谷君…?」

    八幡「なんで今なんだよ……なんで、このタイミングなんだよ…」

    126 = 48 :

    雪乃「…そうね、最低の行為ね…」

    八幡「奉仕部で長机の端と端で座ってた時に、いくらでもこの話する機会あっただろ…」

    雪乃「ごめんなさい…あなたは私をそういう眼では見てないと思ってたから…」

    八幡「お互い様だ…」

    雪乃「そうね…」クス

    結衣「……」

    いろは「………!!……!」

    八幡「でもな…」

    127 = 48 :

    いろは「先輩…」

    八幡「ん?一色?」

    いろは「どうして……そんなに嬉しそうなんですか…?」

    八幡「一色…?」

    いろは「なんで、私の前で雪ノ下先輩にそんなこと言えるんですか?」

    雪乃「一色さん…」

    八幡「待てよ、まだ何も…」

    いろは「先輩は、ずっと雪ノ下先輩のことが好きだったんですよね?」

    128 = 48 :

    八幡「それは…」


    結衣「ヒッキー…」

    いろは「もっと早く告白されてたら、付き合ってたんですよね?」

    八幡「……」

    いろは「別れませんから…」

    八幡「お前…あんな、歪な付き合いで……」


    いろは「歪でもなんでも!もうエッチだってしてるんですから、一緒にいて楽しいって言ってくれたんですから…!私と先輩の気持ちの方が強いはずです!」

    八幡「一色…あのな…」


    いろは「嫌です!」ダッ タタタタ

    129 = 48 :

    八幡「おい!一色!」


    雪乃「…」

    結衣「いろはちゃん…」

    雪乃「比企谷君…」

    八幡「え?」

    雪乃「追いかけないの?」

    八幡「行くけどよ…荷物見ててくれな」

    雪乃「ええ、大丈夫よ」

    タタタ

    130 = 48 :

    結衣「…ゆきのん…」

    雪乃「なに?」

    結衣「ずるいよ、先に告白しちゃうなんて…」

    雪乃「じゃあ……あなたも…?」

    結衣「でも私だと、ヒッキーあんなに嬉しそうにしてくれなかったと思うけどね」

    雪乃「……」

    131 = 69 :

    エッチだってしたのにふざけんな!

    132 :

    ほほう

    133 :

    ずるい、って発想がでるのが凄いよね
    将来セコケチになる半島気質の持ち主だ

    134 :

    俺は好きだから頑張ってくれ

    135 = 48 :

    いろは「……」

    いろは「あ~あ、荷物置いてきちゃったな…」

    いろは「戸部先輩近くにまだいないかな…取ってきてもらおうかな~」



    いろは「ついでに、カラオケでも連れて行ってもらおうかな…」

    いろは「先輩、嫉妬してくれるかな……はあ…」

    136 = 48 :

    ピロロロロロ ピロロロロロ


    いろは「着信……先輩からだ……」

    いろは「…」


    ピロロロロ ピロロロロ ピロロロロロ ピロロロロロロロ……



    ピッ

    いろは「しつこい男は嫌われますよ……」

    八幡「お前がさっさと出ねぇからだろ…」

    いろは「なにか用ですか?」

    八幡「なにか用ですかってお前ね…まず、荷物どうすんだよ…?」

    いろは「そこに置いといてください…後で戸部先輩に回収してもらいます」

    八幡「ひでぇ…」

    いろは「歪な恋愛の私より、真実の愛の雪ノ下先輩を気にかけなくていいんですか~?」

    137 = 48 :

    八幡「なんだよ、その捻くれた言い方は……」

    いろは「先輩に言われたくないです…」


    八幡「とにかく何処にいるんだよ…?」

    いろは「教えたくないです…」

    八幡「なんでだよ…?」

    いろは「だって……」

    八幡「だって?」

    138 = 48 :

    いろは「先輩に振られたら、私……」

    八幡「……」

    いろは「どうして…葉山先輩に振られて、その上先輩にまで…」

    いろは「好きな人にこれ以上振られたら…私、もう…」グスグス

    八幡「…あのな、一色…」

    いろは「…なんですか…?」

    八幡「電話口で言うことじゃないけど……俺、別れるとか考えてないぞ…」

    いろは「え?」


    八幡「だ、だから…その…だな…」

    いろは「へたれてますよ、先輩。ちゃんと言ってください」

    139 = 48 :

    八幡「さっき言っただろ?もう言わん…!」

    いろは「あ、ずるい!!」


    いろは「でも……どうして…?だって両想いってわかったのに…」

    八幡「まあ……一言で言えば…お前が好きだからかな……」

    いろは「…もう一回言ってください」

    八幡「…やだ」

    いろは「…へたれ」

    八幡「うるせい…」

    いろは「なんでなんですか、意味わかんないです…」

    八幡「…お前と一緒に居るの楽しいしな…きっかけがあれでも…もっといたい…って感じだ…」


    いろは「…先輩…」



    ………

    140 = 48 :

    いろは「先輩、こっちです」

    八幡「なんだよ…すぐ近くにいたんだな」

    いろは「あんまり長く走っても疲れますし」

    八幡「とりあえず、戻るか」

    いろは「はい」

    ギュウ

    八幡「…何これ?」


    いろは「私を心配させた罰です」

    八幡「…このまま戻るの…?」

    いろは「はい。雪ノ下先輩にもバッチリ見せますよ!」

    八幡「………」

    141 = 48 :

    いろは「せんぱい」

    八幡「ん?」



    いろは「私も…きっかけは歪でしたけど…やっぱり、私は先輩と思い出作っていきたいです」

    八幡「ああ…えっと…なんていうか……ありがと…?」

    いろは「そこ、言葉に迷うとか格好悪すぎです…」

    八幡「慣れてないんだよ…」


    いろは「教育しないと駄目ですね」

    八幡「どっちが先輩なんだ…これ…」

    142 = 48 :

    それから、学校にて…


    いろは「せ~んぱい!」

    八幡「一色か…おう」

    いろは「リアクション薄くないですか?」

    八幡「だってお前のそれ……て、なんかこのやり取り懐かしいな」

    いろは「そういえば、生徒会の合同会議の時でしたっけ?ずいぶん前に感じますね」

    八幡「…だな」


    いろは「本物がほしいもあの頃なんですね~」


    八幡「やめろ…いや、やめてください…」

    143 = 48 :

    いろは「あの時に雪ノ下先輩から、既に好かれてたんですね」

    八幡「……」

    いろは「思い返せば、思い当たるふしはあるんじゃないですか~?」

    八幡「まあな…」

    いろは「なに浸ってるんですか、気持ち悪いですよ」



    八幡「…ところで、奉仕部の雰囲気作り手伝ってもらうからな」

    いろは「わかってますよ、生徒会のお礼もありますし」

    八幡「あれから、気まずくてな…」

    いろは「先輩が、雪ノ下先輩を意識し過ぎてるだけで、なにも悪い雰囲気じゃないと思うんですが…」

    144 = 48 :

    八幡「……」

    いろは「ていうか、彼女いるのに雪ノ下先輩意識するって、ひどくないですか?



    八幡「いや…意識すんのと、浮気とかとは結びつかんだろ……」


    いろは「いえ、普通に結びつきますから」


    八幡「トーン、メッチャ下げて言うのやめてくれる?恐いから…」


    いろは「あ、ところで先輩、今日時間あります?ありますよね?」

    八幡「なんだよ?もう俺の意見聞く気ないよね」

    いろは「はい、そうですね。部活終わったら、時間いただきたいんですが」

    145 = 48 :

    八幡「ん?あれ、その鞄…」


    いろは「この鞄はどうでもいいんです。中は参考書とかですから」


    八幡「てことは、前のデートの時は…」

    いろは「はい、勉強教えてもらおうかと…」

    八幡「はあ…でもなんでだ…?」


    いろは「それはですね~先輩と同じ大学に行きたいので!」

    八幡「はあ…そういうことかよ…」


    いろは「えへへ、一年間待っててくださいね、八幡先輩!」


    おわり

    146 = 48 :

    これで終わりです。
    ども、ありがとうございました

    148 = 61 :

    乙です

    149 = 83 :

    やるじゃん

    150 :

    おつです
    やっぱり


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