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元スレ提督「姉上はもういない」

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151 = 97 :

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

提督「――よしっ!!」グッ

提督「姉上、降伏してください」

提督「これほどの戦力――」

提督「いかな姉上といえ、抗えないはず!」

「……」

「……そう、思うか?」ニッコリ

提督「っ!?」

152 = 97 :

「はあっ!!」

ゴッ!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

ヲ級「ヲッ!?」

戦艦「何という気迫……!」

空母「どういうこと!?」

泊地「明らかに強さのレベルが上がっている……!」

提督「……っ!」

提督「そ、そうかっ!!」

153 :

あの母提督の子だ、容易に乗り切れそう

154 = 97 :

提督「私が破った、あの鋼鉄の処女膜は――」

提督「拘束具の役割を果たしていたのだ!!」

提督「それがなくなった今――」

提督「姉上の動きを損なうものは――」

提督「何も、ない――」

港湾「そ、そんな……!?」ガタガタ

155 = 97 :

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!

ザッ、ザッ

レ級「ひっ!?」

「どうした? 相談は終わりか?」

「少しは楽しめると思ったのだがな――」

「ならば、この姉に逆らった罪」

「姉を落胆させた罪」

「その身であがなってもらうぞ――!」ギラッ!!

提督「あ、あ、ああ……!?」ガタガタ

156 :

ひどい拘束もあったもんだ

157 = 97 :

??「……」

??「マッタク、ミテイラレナイワネ……」

「――むっ!?」

「何奴ッ! 姿を見せいッッッッ!!!」

??「……」スッ

提督「なっ!?」

提督「お、お前は……!」

提督「南方棲戦姫!!」

南方「……」

158 = 97 :

提督「まさか、共に戦ってくれるのか――?」

南方「……チガウワ」

南方「アナタヲ、コロスノハ、ワタシ」

南方「ダレカニコロサセルワケニハイカナイ……」

南方「タダ、ソレダケノコトヨ」

提督「そうか……! そうか!」パァァ

159 = 97 :

「――貴様、私と弟の間に割って入るとはな」

「この身の程知らずが……!!」ゴゴゴゴ

南方「……」

南方「コノオトコは――」

南方「アナタには、ワタさないわ――!」カッ!!

提督「おお……!?」

南方棲戦姫→南方棲戦姫(本気モード)

160 = 97 :

南方「何をしているの?」

南方「さあ、行くわよ」

提督「――ああっ!」

提督「行くぞ! 今こそ戦いの時っ!!」

提督「総員、突撃ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

深海棲艦「おおおおおおおおお!!!!」

ドドドドドド……!!

「くっ……!?」

「なにっ! こ、この力は……!」

「ぐああああぁぁぁぁ……!!」

161 = 97 :

~五分後~

提督「はぁ! はぁ! はぁ!」

提督「やった……! 姉上を拘束したぞ……!」

提督「これで私たちは自由だーっ!!」

深海棲艦「おおおおおおおーっ!!!」

「……」

162 = 97 :

提督「さあ、姉上。観念してもらいましょうか」

提督「このまま姉上を本土へ――母上の下へ送ります」

提督「尻叩きの罰を受けてもらいましょう」

「あ、うむ……」

提督「……ん?」

提督「姉上……?」

提督「どうか、なさったのですか……?」

163 :

>>142
どちらかと云うとエリートヤンキー三郎タイプじゃないかと
意識ある内は俺は母上や姉や妹みたいに強くないって思い込んでてヘタレだけど、
キレると本当の力が解放されるみたいな

164 = 97 :

「いや……」

「こ、このように、力ずくで組み伏せられたのは始めてでな」

「どんな態度を取ればいいのかも、分からない……」

提督「……!」キュン

「敗者は勝者のモノとなるのが世の常」

「私もその摂理に従うが――」

「その、なんだ」

「優しくしてくれると、うれしい……」オドオド

深海棲艦「…………っ!!」ドキーン!!

165 = 97 :

「……」

「……?」

「ど、どうした、お前たち」

「息が荒いぞ……?」オドッ

提督「あ、姉上っ!」ガバッ

「あっ、何をっ!?」

提督「姉上っ! 姉上ぇぇぇ~~~~っ!!」ビンビンッ!!

「あっ、ああっ! あああ……!?」



アア~……

166 :

やだ、可愛い…

167 = 97 :

~翌日 トラック泊地 軍港~

「さあ、皆さん、出撃しますよ!」

長門「お、落ち着け……」

「落ち着いていられますか! 兄上を浚ったのは姉上なんですよ!?」

「今ごろ、どのように玩ばれているか……!」ゾーッ

「尻の腫れが引いた今、躊躇う理由はどこにもありません!」

「兄上! 兄上! 妹が今、参ります!!」ダッ!

金剛「ノォー! 生身で海上に出ちゃ、ノォー!?」グイッ

168 = 89 :

海上を疾走しながら何重もの防衛線を突破して来た生身の人間の血族に何を言っているんだ金剛は(白目

169 = 97 :

「どうしましょう……」

武蔵「義母上が大丈夫と言うからには、大丈夫なんじゃないか?」

赤城「仮にも提督の肉親ですし、酷い事には――」

~フラッシュバック~

『ワハハハハハハハッ!!』ザバババババババ

赤城『な、なんなの、あの深海棲艦!?』

加賀『ものすごい速さ……! 爆撃が間に合わない!!』

『ワハハハハハハハハ!!』ザバババババババババ

『ワハハハハハハハハハハハハハッ!!』ザバババババ……

~フラッシュバック終了~

加賀(駄目かも知れません)ガタガタ

170 = 126 :

>>145
親父編だけであと3回できるっていう

171 = 97 :

大淀「でも、そろそろ提督には帰ってきていただかないと……」

香取「いけませんね。業務が溜まりに溜まっています」

明石「提督が、まさかあんなに仕事をこなしてたなんて~!」ヒー!

吹雪「みんなで分担するのも、もう限界です!」

「そうだ! 貴女の主砲で私を飛ばしてください!」

「そうすれば、すぐにも兄上の下へ――!!」

長門「お、落ち着け……落ち着くんだ……!」オロオロ

172 :

親父とか誰得

173 = 97 :

ワイワイ ガヤガヤ

??「……」

??「はぁ」

??「お前たち、何をやっているんだ?」

島風「えっ!?」

ビスマルク「この声……提督!?」

??「ああ、そうだ。お前たちの提督だ」

??「長いこと留守にして悪かったな」

??「みんな――」

提督「ただいま!」ニコッ

174 = 97 :

「ここに来るのは二度目だな」ゾロゾロ

レ級「ぎひっ♪ いいところじゃん」ゾロゾロ

ヲ級「ヲッヲキュ~」ゾロゾロ

戦艦「そうね。悪くないわね」ゾロゾロ

空母「海は青いし、空は広い……」ゾロゾロ

泊地「泊地だからか? 馴染む」ゾロゾロ

港湾「それを言ったら……私も……」ゾロゾロ

南方「ふん」ゾロゾロ





艦娘(―――――っ!?)ビクッ

艦娘(なんかいっぱい……ついてきたぁーっ!?)ビクーン!!

175 :

これならお母様にも勝てるかも!

176 = 97 :

まるゆ「ひっ!? し、深海棲艦!!」ガタガタ

「ひいっ!? あ、姉上ぇぇ!!」ガタガタ

赤城「貴女たち、提督から離れなさいっ!!」

加賀「人質のつもり? それならこちらにも考えが――!」

提督「ま、待った待った! 違うんだ!!」

提督「この人は私の姉で――」

提督「この子たちは、トラック泊地の新しい仲間だ!」

提督「敵じゃない。みんな、仲良くしてやってくれ」

艦娘「……」

艦娘「…………は?」

177 = 97 :

「貴様ぁ!! 迷い出たばかりか――!!」

「兄上を誑かしたかぁぁぁぁ!!」ワナワナ

「違うぞ、我が妹よ」

「逆だ。私は弟に陥落されたのだ」

「ん、ちゅ……このように、な」フフッ

「んなぁぁぁ……!!」

提督「相変わらず仲が悪い……」

提督「二人とも、喧嘩だけはしないでくれ」フゥ

178 = 97 :

比叡「ひぇぇぇ!? レ級が! レ級がっ!!」

霧島「トラウマがぁぁぁぁ!?」ビクンビクン

レ級「おっ、戦艦じゃーん」

レ級「よろしくなっ♪」ポン

榛名「はい」マッサオ

鳳翔「ヲ級がなぜここに……?」

ヲ級「ヲッ!」ヨロシク

飛鷹「え、ええっ。よろしく……?」

179 = 97 :

大淀「提督、どういうつもりですか?」

大淀「深海棲艦の、それも水鬼クラスを泊地に引き入れるなど――」

提督「いや、彼女らとは和解したのだ」

提督「意思疎通もできる。仲良くもできるのだ」

青葉「なるほど! ベッドの中で仲良くして、それで――という流れですね?」ズバリ!

提督「ああ、そうだ」ニコッ

提督「……」

提督「……はっ!?」

艦娘「………………へぇ~」

180 = 97 :

飛龍「私たちが心配していた時、ナニをしていたんですかねぇ……」

提督「い、いや、その、だな」

「新婚なのに……お嫁さんをほったらかして……」

提督「う、ち、違うんだ」

初雪「……」ゲシゲシ

提督「いたっ! や、やめ、止めて……」

綾波「……」ゲシゲシ

提督「右足もっ!? うっ、ううう……!」

181 = 97 :

提督(南方棲戦姫とも和解でき)

提督(トラック泊地に帰ってくるまでは)

提督(万事解決と思っていたが――!!)

金剛「提督は渡さないんだからネー!?」ガゥゥ

南方「あの男は私の獲物よ。誰にも渡さないわ」フンッ

「死ねっ! 黄泉へと還れっ!!」ブンブン

「ははは、お前は相変わらず可愛いなあ」ハハハ

提督(……うう)

提督(私はただ――)

提督(火種を持ち帰っただけなのかもしれない――!)

182 = 97 :

~同時刻 監視塔先端~

ヒュゥゥゥゥ……

母上「……」

母上「く、くくく……」

母上「いいぞ。もっとだ。もっと集めろ!」

母上「力を集め――そして――!」

183 = 97 :

母上(世界は広く――海は深い――)

母上(深海には、更なる強者が潜んでいる)

母上(奴らを倒すには――個の力では足りぬっ!)

母上(集めろ。集めろ。力を集めろ!)

母上(そして統率し、偉大なる軍団を形成しろ!!)

184 = 97 :

母上(人の強さは、この母で極まった)

母上(そして、この力は余人では代えがたい――)

母上「ならば、小さな灯火を集め、巨大な大火と成せっ!」

母上「最強の闘技者(グラップラー)ではなく――」

母上「最強の統率者(大元帥)を目指せっ!!」

185 = 97 :

母上「母はその時を待っているぞ――」ニィ

母上「こうして我が子の成長を見守る時間」

母上「――悪くないッッッッ!!」バッ!!



提督「……?」ゾクッ

提督「今、寒気が……?」

提督「いや、そんな場合じゃない!」

提督「みんな、落ち着けー! 落ち着くんだー!!」バタバタ

186 :

>>185
>母上「――悪くないッッッッ!!」バッ!!


極上品にまで育て上げ、最後に至高の餌として喰らうのか… 恐ろしや…

187 :

次は従姉妹かなあ

188 = 97 :

若さと荒さが残る青年提督。

彼はこの先、母が期待するような大元帥となり――。

この戦争の黒幕との、最終決戦に挑むことになるのだが――。

提督「話を……話を聞いてくれー!」

今はまだ、嫁の喧嘩を収めることもできないようだ。

道のりは遠く、終戦は未だ見えない。

彼らの戦いは、これから先も、まだまだ続いていく――。

~END~

189 :

乙乙
正直>>3でビビってたけど読んでみたらいつも通りだったわ

190 :


黒幕もこいつらの親族なんだろうな、うん

191 :

???「それも私だ」

192 = 97 :

おしまい
親父編も従姉妹編も出ないよ
これにておしまい。さらば!

193 = 187 :

面白かったのに残念だ

おつおつ

194 = 166 :

そろそろお淑やかな大和撫子のような子がでてもいいんじゃないかなあ(すっとぼけ

195 :

>>192
なるほど母編くるのかたのしみだな!(無理やりの解釈
このスレの続き楽しみにしてるの俺だけじゃないと思う…つづき…書いてくれてもいいのよ?

196 :

無駄に引き伸ばさないでこのまま終わりもありだな
乙でした

197 = 129 :

>>191
サルファって何年前だっけな

198 :

母上が未だに千人の男達に求愛されてるのも見てみたい

199 :

吸い取られて死んでんじゃね?

200 :

娘編はいつですか?


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