元スレ提督「姉上はもういない」
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101 = 97 :
提督(始めて抱いた日から、それほど経っていないが――)
提督(深海棲艦はみんな、性に対して積極的だ)
提督(好色なのだろうか?)
提督(それとも、よほど姉上が怖いのだろうか?)
提督(早く強くなろうと、それで――)
提督(――いや)
提督(どうも――)
提督(それだけではない気がする――)
102 = 97 :
~またある日 廊下~
提督(深海棲艦はみんな、『濡れる』ということに無頓着だ)
提督(海に出たと思ったら、ずぶ濡れのまま、部屋に戻ってきたりする)
提督(注意はしているのだが――)
提督(しばらくは、私がこうして、水を掃き散らさないとな)ザッザッ
港湾「あっ……」サッ
提督「……ん?」
103 = 97 :
提督(今のは……港湾棲姫?)
提督(私の姿を見て、逃げるように隠れたが――)
提督(一体、どうしたというのだろうか?)スタスタ
港湾「はっ、はっ、はっ……」
港湾「びっくり、した……」
提督「どうかしたのか?」ヒョコ
港湾「わあっ!?」ドキーン!
104 = 97 :
港湾「や、止めろ……来るな……」オドオド
提督「本当にどうしたのだ?」
提督「そのように顔を真っ赤にして……」
港湾「み、見るな……!」アセアセ
提督「……」
提督「……ほう」ムラッ
105 = 97 :
提督「一体、何を隠しているのだ?」
提督「怪しいな……少し検分させてもらおうか」
港湾「な、何でもない……!」
提督「――我々は協力関係にある」
提督「その相手にならば――」
提督「包み隠さず、全てを見せるべきだ」
提督「そう思わないか――港湾棲姫!」グイッ
港湾「あぅぅ……」カァァ
106 = 97 :
港湾「何もない……何も……!」
提督「――いや、どうかな?」
提督「この不自然なまでに増設されたバルジをなんとする?」モミィ
提督「何もないはずがない」
提督「そうだな?」ギラッ
港湾「ひぅ……」ドキン ドキン
107 = 97 :
提督「さあ、両手を上げるんだ」
提督「壁に背をつけて――違う、もっと上げて!」
提督「そうだ――」
提督「くくく、よく手入れされたわきじゃないか」
提督「だが、いつも閉じているせいか――」
提督「匂い立つようだぞ――!」クンクーン
港湾「クルナト……イッテルノニ……!」
108 = 97 :
提督「カタコトに戻っているぞ、港湾棲姫!」
提督「ますます怪しい――」
提督「これではすぐに帰すことは――」
提督「難しそうだな?」ニヤリ
港湾「ア、アアッ……!」ブルルッ
港湾「アアアアア……!」ビクンビクン
アアア~……
109 = 97 :
~またまたある日 浴室~
チャポーン
提督「ふう……いい湯だ」
提督「日本の基地跡でよかった……」
提督「シャワーでは味気ないものな……」ハフゥー
提督(……しかし)
提督(昨日は港湾棲姫にひどいことをしてしまったな)
提督(どうもあの子を見ていると、自分の中のサディストな部分が――)
提督(いかんいかん。また謝っておかないとな)
110 = 97 :
提督(……いや、でも)
提督(あの後から、チラホラと視界の端に港湾棲姫が映るような――)
提督(私の後をついてきているのか?)
提督(まさか、な――)
チャポン
提督「……ん?」
ヌウー
提督「なんだ? 湯船の底から、何かが――」
111 = 97 :
ザバァッ!!
怪物『ギシャアアアアアアアアアア!!!!』
提督「う、うわああああああああっ!?」ビクゥッ!!
提督「な、なんだ!? 深海棲艦か!?」
提督「うわああ! た、食べられるっ!!」
怪物『……』
怪物『ぷっ』
怪物『くすくす……』
提督「……?」
112 = 97 :
クルンッ
ザパッ
レ級「ばあっ♪」
提督「レ、レ級?」
提督「なんだ、今のはお前の尻尾だったのか……」ハァー
レ級「驚いた? 驚いた?」ワクワク
提督「寿命が縮んだぞ……」
レ級「ぎひひっ♪」ケラケラ
113 = 97 :
提督「それにしても、今、私が入浴中だぞ?」
提督「かけ札は見なかったのか?」
レ級「あれって何の意味があんの?」
提督「そういったところは、本当にうちの艦娘と同じだな……」ハァー
レ級「まあ、いいじゃん」
レ級「いっしょに温まろうよ」ギュッ
提督「まあ、それもありか」
114 = 97 :
チャポーン
提督「ふう……いい湯だな」ハフゥー
レ級「そだねー」ハフゥー
提督「気持ちいいな……」ハァー
レ級「だねー」ハァー
レ級「でも、こうなると――」
提督「――ん?」
レ級「もっと気持ちいいこと、したいねー」ザパッ
提督「なっ――!?」
115 = 97 :
レ級「ほら、あたしの見えるだろ?」ハァハァ
レ級「これが、テートクのを――」グイッ
レ級「たーべーちゃーうーぞー……♪」クスクス
提督「くっ、ああっ……!」
提督「きつっ……ううっ!」
レ級「――ほら、全部入った」
レ級「ぎひっ♪」ケラケラ
提督「くうう……!」
116 = 97 :
レ級「ああっ! アアーッ!!」グイグイ
レ級「テートク! テートク!」
レ級「もっとギュッとして! ギュッて!!」ギュウウウ
提督「――ああ」
提督「こうだな?」ギュウウ
レ級「アアッ!」ビクビク
117 = 97 :
~事後~
レ級「テートクゥ……」トローン
提督「……」ナデナデ
提督(……深海棲艦は)
提督(みんな、人肌の温もりを求めるように)
提督(事の終わりに、こうして、私に体を預けてくる)
118 = 97 :
提督(戦場では悪鬼と恐れられたレ級でさえ)
提督(私の胸に頬をこすりつけ、子猫のように甘えてくる)
提督(その姿は、艦娘となんら変わらないもので――)
提督(…………)
提督(もう二年も戦っている私たちだが)
提督(戦わずに済む道はないものか。分かり合うことができるのではないか)
提督(ここに来てから、私は、そのことばかり考えている――)
チャポーン……
119 :
賢者ですわ
120 = 97 :
~またまたまたある日 倉庫~
提督(……)
提督(……私は、決めた)
提督(この基地跡にいる深海棲艦を――)
提督(トラック泊地に迎え入れよう!!)
提督(彼女らは理解不能の悪鬼ではない)
提督(ましてや、対話不能の侵略者でもないのだ)
提督(相互理解はできる。共存の道を探れる)
提督(それが、行く先の見えないこの戦争を――)
提督(終わらせる一手となる)
提督(……なぜか、そんな気がする)
121 = 97 :
提督(よし! そうと決まれば――)
提督(親睦を深めるために、今夜は美味しいカレーを作ろう!)
提督(倉庫にカレー粉が残されていてよかった)ウンウン
提督(これで得意のシーフードカレーを……)
ドンッ
提督「あっ、すまない」
提督「前を見て……なかった……」
南方「……」
提督「――お前、は」
122 = 97 :
南方「ヒサシブリダナ」
南方「テイトク――」
提督「生きて、いたのか……!?」
提督「それとも、お前も姉上に鹵獲され――」
南方「ヤツラトイッショニスルナッ!!」
南方「ワタシハ、ココニナガレツイタダケダ」
南方「ニンゲンニ、コビル――」
南方「ハジサラシドモトハ、チガウ」ギリッ
123 :
漂うくっ殺臭
124 = 97 :
南方「――ダガ、ココデオマエニアエタノハ、ギョウコウダッタ」
南方「カクゴシロ、テイトク」
南方「セキネンノウラミ、イマ、ココデ」
南方「ハラシテヤルゾ――」ギラッ!
提督(しまった――っ!)
提督(誰かを呼ぼうにも、もう、間に合わない――!!)
南方「 シ ネ 」
提督(――無念っ!!)
125 = 97 :
ザクッ!
ビリッ、ビリビリッ
――ボロンッ
提督「~~~~~~っ!!」
提督「……って、あれ?」
提督「下半身がスースーする……」
提督「……なっ!?」
南方「……」ジー
126 :
>>124
むしろ即墜ち2コマ臭
127 = 97 :
提督「な、何のつもりだ、南方棲戦姫」
提督「殺すなら――一思いに殺せっ!!」
南方「……」
南方「キガ、カワッタ」
提督「――なにぃ?」
南方「ミテイタゾ」
南方「アノヒ、オマエガ、ナキサケブスガタヲ」
南方「オマエハ、ココガ、ジャクテンナノダロウ?」
南方「ナラバ、コロスマエニ――」
南方「ココヲ、セメヌイテ――ゴウモンニカケテカラ、コロシテヤル」ギュッ
提督「ふおっ!?」ビクッ
128 = 97 :
南方「ク、ククク」
南方「ソウダ。ソノカオガ、ミタイノダ」
南方「クモンニミチタ、ソノヒョウジョウ――」
南方「モットモット、ワタシニ、ミセテミロ!」ギュッギュッ
提督「くうう……っ! なんて拙い手つき……!」
提督「も、もどかしい……!」
提督「止めるんだ、南方棲戦姫!」
提督「今ならまだ間に合う――」
提督「だから、それをしごくようなことは、絶対にするな――!」
南方「――ホウ?」ニヤリ
129 :
まんじゅうこわいですね、わかります
130 = 97 :
シュッシュッ!
提督「ああああっ!?」ビクンビクン
南方「ククク、バカメ」シュッシュッ
南方「ミズカラ、ジャクテンヲ、アカストハ――」シュッシュッ
南方「ボケツヲホッタナ、テイトク――!」シュッシュッ!
提督「ぐあああっ!?」
提督「だ、駄目だ、もう――!」
提督「射精(で)るっ!!」ドピュッ
南方「――フッ」ニヤリ
131 = 97 :
提督「はぁ、はぁ、はぁ……!」
提督「くっ……こ、これで気は済んだか!」キッ
南方「クッ、ククク……」
南方「コノテイドデ、ワタシノウラミガ、ハレルハズガナイダロウ」
南方「サア、ツヅキダ」
南方「コンドハ、アノオンナトオナジコトヲ、シテヤル!」バサッ
提督「や、止めろぉ!」
南方「クァ、ハハハッ!」ガバッ
132 = 97 :
南方「ナケ! ワメケ!」グイグイ
南方「ダラシナイカオデ、サケビゴエヲアゲロッ!」グイグイ
提督「くそぉ、くそぉ……!」
提督「止めるんだ、南方棲戦姫!」
提督「もう腰を振るのは止めるんだぁ!!」
南方「ヤメロトイワレテ――」グイッ
南方「ヤメルモノハイナイッ!!」グチュンッ!
提督「くあああぁぁぁっ!!」ドピュッ
133 = 97 :
提督(和睦を信じた日に、深海棲艦に強姦される――)
提督(私は心を折られたような想いがした)
提督(だが、陵辱はこれで終わらない)
提督(南方棲戦姫の恨みはこの程度では晴れることなく――)
提督(翌日からも、私は彼女の責めを味わうことになった)
134 = 97 :
~倉庫で~
南方「ドウダッ! クルシイカッ!」グイグイ
提督「くそぉ、顔面騎乗など、どこで覚えたのだぁ……!」ドピュッ
~海岸で~
南方「ヒメイヲアゲロッ!」グリグリ
提督「立ちバックで逆レイプなど……くそぉ!」ドピュッ
~客室で~
南方「ナキワメケッ!」クイクイ
提督「何たる甘やかな腰つきなのだ……!」ドピュッ
135 = 97 :
提督(私は、犯され続けた)
提督(南方棲戦姫は、悶える私を見て悦んだ)
提督(歪んだ逢瀬。憎悪に染まった情交)
提督(まるで恨みが恨みを呼ぶように、それは際限なく繰り返されたが――)
提督(だが、私は――)
提督(なぜか――)
提督(段々と、彼女の憎しみがなくなっていくように)
提督(そう、感じた――)
136 = 97 :
~夜 客室のベッドにて~
南方「ハァ、フゥ……」
南方「ツヅキハ、アシタダ」
南方「カクゴシテオケ……」ドサッ
南方「フゥ……」
提督「……」
提督「なぁ、南方棲戦姫」
南方「――ナンダ」
提督「もう止めないか」
提督「こんなことは――」
137 = 97 :
南方「ナニヲイウ」
南方「ワタシノウラミハハレナイ」
南方「オマエヘノセメクモヤメナイ」
南方「オマエハコノジゴクカラ、ヌケダセナイノダ」
提督「……だが」
提督「私を責めるだけなら、同じベッドで寝る必要はないはずだ」
提督「拷問にかけるように、心が壊れるまで責め抜いて――」
提督「その後、臓腑を抉り出して殺せばいい」
提督「なぜ、そうしないのだ――?」
南方「……ソレハ」
138 = 97 :
提督「本当はお前も気づいているのではないか」
提督「恨みつらみが段々と晴れていることを」
提督「体を重ねることで――お互いのことが、理解できていくのを」
南方「――ッ!!」ガバッ
南方「チガウッ! ソノヨウナコトハナイッ!」
南方「ワタシハ、シンカイセイカンダッ!」
南方「ゾウオトオンネンノカタマリダッ!」
南方「ウラミガハレルコトハナイ! ニンゲントリカイシアウコトナドナイノダ!!」
139 :
何気に、この提督は相手が女性だから手をあげないだけで、実は一人で何とか出来るんじゃないかと思ってる
140 = 97 :
提督「いや、違う。私たちは分かり合える」
提督「お前さえよければ、私の泊地で、共に暮らすことだって――」
バシンッ!!
南方「――ソコマデダ」
南方「マタ、オナジコトヲイッタラ」
南方「ツギハコロス――」バッ
提督「あっ、南方棲戦姫!」
提督「……」
141 = 97 :
提督「……なあ、南方棲戦姫」
提督「情交は、時に犯す、時に嬲ると呼ばれるが――」
提督「互いに求め合えば」
提督「愛し合うとも言うのだぞ――」
提督「それを……」
提督「……」ハァ
ザザァ……ザザァ……
142 :
>>139
それな。お母さんレベルとまでは無理だけど、本気出せば妹と姉なら互角かそれ以上の力がある感じ
143 = 97 :
~翌日~
提督「ヲ級の偵察機から連絡が入った」
提督「――姉上が帰ってくる」
提督「我々の戦いの時が来たのだ」
深海棲艦「――っ!」ゴクリ
提督(できれば、南方棲戦姫の力も借りたかったが)
提督(――いや、事ここに至っては詮無きことか)
144 = 97 :
提督「いいか! お前たちは格段に強くなった!」
提督「私との情交を通じ――それぞれ、何かをつかんだようだ!」
提督「その一助となれたことで、私も嬉しい」
提督「だが! ここでそれを発揮できなければ、全ては無意味だ!」
提督「力を振り絞れ! ここは我らの正念場!」
提督「姉上という鎖を――今こそ振り払うのだ!!」
深海棲艦「――はいっ!」
145 :
姉上編かと思ったら、深海棲艦編だった
三人兄妹で終わるのだろうか…弟とか親父が出てきてもおかしくない
146 = 97 :
ザザザザザザザ……
ザンッ!!!!
姉上「――うむ」
姉上「出迎え、ご苦労」
提督「来たか……!」
姉上「……うん? なんだ?」
姉上「なぜ、そのように身構えているのだ?」
姉上「まさか、私に――歯向かおうと?」ギンッ!!
深海棲艦「っ!!」ビクッ
147 = 97 :
提督「怯むなっ! 今こそ進化の時!!」
提督「総員――気力を振り絞れっ!!!!」
深海棲艦「――はっ!」
姉上「――ほう」
姉上「く、くくく……面白い」
姉上「なんて姉孝行な弟なんだ……!」ニィ
148 :
膣が収縮する音かな?(錯乱)
149 :
背景がぐにゃ~~ってなってるな絶対
150 = 97 :
ヲ級「ヲッ!!」カッ!!
空母ヲ級→空母ヲ級改flagship
レ級「ぎひっ♪」カッ!!
戦艦レ級→戦艦レ級elite
泊地「はっ!!」カッ!!
泊地棲姫→泊地水鬼
港湾「やっ!!」カッ!!
港湾棲姫→港湾水鬼
空母「はあっ!!」カッ!!
空母棲姫→空母水鬼
戦艦「はあああっ!!」カッ!!
戦艦棲姫→戦艦水鬼
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