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    元スレ男「デレツンはひどいや・・・」

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    201 = 175 :

    「あれはごめんって。もうしないよ」

    TD「私のから離れていく様な事は、もうしないわよね」

    「それは分からないよ。進路だってあるし」

    TD「なんで?私は男とただ一緒に居たいって言ってるだけなのよ?」ガシ

    「ちょ、ちょっと待ってよ。痛いよ」

    TD「そう言えば企画サークルには、活動内容は無いって言ってたわよね」

    「そうだね。恥ずかしながら、のんびり過ごしてるだけなんだよね」

    TD「じゃあ、デレツンって子と何してるの?」

    「え?どういう事?」

    TD「何もする事がないのに、あれだけの時間何してるのよ!」

    「ちょ、ちょっと!別にやましい事なんて無いから。普通におしゃべりとかしてるだけだから」

    TD「本当?信じて良いのよね」

    TD「あ、そうだ。男はこの後の用事って何時に終わるのかしら」

    「えっと、結構夜遅くなると思うけど」

    TD「じゃあ夜に会いましょうよ」

    「待って、夜遅くに会ってもやる事ないよ」

    TD「いいえ、夜遅くの方がやる事があると思うわ」

    (夜遅くにする事って・・・)

    「と、とにかく今日は駄目だから!」

    「あ、用事に遅れちゃう。じゃあね!また明日」タッタッタッタ

    TD「・・・そうやって、また私から離れて行こうとするのね」

    202 :

    クラスチェンジか…

    203 :

    どう考えても優しくしてくれてるのはツンデレなのに何故男はデレツンに行くのか

    204 :

    ここに来て急激に男への殺意が芽生えてきた。

    205 :

    まぁ落ち着け…>>1の頭がおかしいのさ

    206 :




    ー男の部屋ー

    「どうしよう」

    「僕はどうしたらいいんだろう」

    (TDちゃんと事はとっても好きだけど、デレツンちゃんの気持ちも知ってるし)

    (僕がTDちゃんと付き合う事になったら、あのサークルはどうなるのかな)

    (女友さんが家族って言ってくれた、あの場所は)

    (でもこのままだと、TDちゃんをどんどん傷つけちゃう)

    「・・・どうしようかな」

    207 = 206 :




    ー部室ー

    デレツン「男くん。英語のここ分かんないんだけど」

    女友「ああ、そこなら私分かるぞ」

    デレツン「えー、私男くんから教えてもらいたい」

    女友「なんだこいつ。意地でも私が教えてやる」

    「じゃあ僕はお茶いれるよ」

    デレツン「うん。ありがとう」

    「・・・よいしょ」ジョボジョボ

    「はい、入ったよ」

    デレツン「なんかこうやってお茶とか注いでもらってると、私達夫婦みたいだね」

    「えぇ、そうかなぁ」

    女友「いやじゃあここに居る私はなんなんだよ」

    デレツン「うーん。マーティー?」

    女友「マーティー私の事だったのかよ。男くんの妄想の人物だろ」

    デレツン「ねぇ、あなた大変。愛犬のマーティーが粗相をしてるわ」

    女友「お前マジで殺すぞ」

    デレツン「あ、男くん。口元にお茶がついてるよ。私が舐め取ってあげる!」

    「え?お茶はどうしても付いちゃうよ。や、やめて!こないで!」

    女友「こらやめろ変態」

    「あ、そうだ。じゃあデレツンさんの口のお茶を僕が舐めてあげるよ」

    デレツン「え///」

    デレツン「やめろよこの変態!キモいからもう近づくなよ?」

    「あははは。ほらね。駄目でしょ?」

    デレツン「こ、これは違うの。・・・もう、分かってるくせに!いじわる」

    女友「男くんもデレツンの扱いが分かって来たな」フフッ

    女友(あーあ、楽しいな。・・・でも、この関係はもう駄目なんだろうな)

    208 = 206 :




    ーある日の朝の教室ー

    「おはよー。皆愛してるよ」

    モブ達「俺も愛してるよー えー、男子が返事するとリアルなんだけど キモいキモい そんな事ねーよ」

    デレツン「男くん、すっかりクラスに打ち解けてるね」

    女友「そうだな」

    「あはは、蝶蝶さんだー」

    モブ「いや、そんなのどこにも居ないから。どうしたの?」

    モブ「あ、またTDさんが男の事見てる。あの人美人だけど、ドアの向こうからじっと見てるのはちょっと怖いよね」

    「・・・」

    デレツン「なんかまた男くんの発言がおかしくなってない?」

    女友「・・・私のせいだよな」ボソ

    デレツン「え?」

    女友「いや、なんでもない」

    209 = 206 :




    ー休み時間ー

    女友「ちょっと男くん。来てくれ」

    「え?うん分かった」

    女友「最近男くん何かに悩んでるだろ」

    「そんな事・・・」

    女友「いいから言え!」カベドン

    「・・・」

    「結構前に・・・TDちゃんに告白されてるんだ」

    女友「・・・そう言う事か」

    女友(私が家族なんて言ったから、男を縛り付けてしまったんだな・・・)

    女友「男くん、私は前に君やデレツンみたいな家族なら嬉しいって言ったな」

    女友「あれは嘘だ。忘れてくれ。君は赤の他人だよ」

    「で、でも」

    女友「証拠を見せてやるよ」

    チュ

    「!?」

    女友「私はな。男くんの事が好きなんだよ。だから家族だなんて思ってない」

    「そ、そんな事言われたら、ますます僕はどうしたら」

    女友「勘違いするなよ。私は男くんと付き合いたいだなんて思ってないんだ」

    「・・・」

    女友「デレツンの気持ちも知っているし、今TDの気持ちも男くんから聞いた」

    女友「2人の気持ちに向き合って欲しいんだ。デレツンは私の友達なんだよ・・・私の気持ちなんてどうでもいいんだ」

    女友「サークルの事も気にするな。男くんのしたいように、素直になってくれ」

    「・・・」

    「わかったよ。女友さん、ありがとう」

    「それとごめんなさい」

    女友「こら謝るな。さっさと行け」

    「うん」

    女友(どこまでも続くような真っ白な廊下に、男君は消えてゆく)

    女友(デレツンと男と私。3人で過ごした日々も一緒に去ってゆく)

    女友「男からもらったチョーカー・・・くそっ!こんなのどうしたらいいんだよ」

    210 = 206 :




    ー部室ー

    デレツン「2人っきりでお話ってなんだろう」ドキドキ

    「うん。少しお話がしたくて」

    デレツン「ま、まって!こ、心の準備が・・・///」

    「聞いて、デレツンちゃん」

    デレツン「はい!」

    「前に僕に告白してくれた事があったよね。あの気持ちはまだ変わってないの?」

    デレツン「うん。私は男くんの事がずっと好きだよ」

    「そっか。じゃあ改めてその答えを言うね」

    「ごめんなさい!僕は君とは付き合えない」

    デレツン「・・・え?な、なんで!?」

    「他にね、好きな人がいるんだ」

    デレツン「う、嘘!嘘よ!わ、私が告白した時はいいよって言ってくれたじゃない」

    「うん。でも今は違うんだ」

    デレツン「い、嫌ぁ・・・そんなの・・・」ボロボロ

    「本当にごめんね。これで涙を拭いてよ」

    デレツン「触るな!お前なんか嫌いだ!どっか行け!」

    「・・・」

    「デレツンさんはひどいや・・・」

    デレツン「え」

    「デレツンさんの言う通り、僕はどっか行くよ。じゃあ、元気でね」

    デレツン「え・・・うそ・・・い、嫌!」

    デレツン「うあああああああああっ!なんでぇ!?なんでよぉ!!」ボロボロ

    211 = 206 :

    デレツン「行かないで!行かないでよぉ!!」

    お母さん、何で死んじゃったの!私を置いて行かないでよ!嫌だよ!一人は嫌だよ!

    デレツン(居なくなってから素直になってもしょうがないのに!行かないでってさっき言えばよかったのに!)

    デレツン「・・・」ボロボロ

    ドアガラガラァ

    女友「・・・デレツン」

    デレツン「私・・・またやっちゃったよ。お母さんの時と一緒だよ」ボロボロ

    女友「その性格のせいで、大切な人を2回も失ってしまったな」

    女友(母親の方はデレツンのせいじゃないけど、デレツンの想いは伝えられなかった)

    女友「私達は男くんを傷つけすぎてしまったよ」

    デレツン「私のせいだ!また私のせいなんだ!うわああああん!」

    女友「ごめんな」ギュ

    女友(私がメールで言ったんだ。もしデレツンをふるなら、こっぴどくふってくれって)

    女友(じゃないとまた同じ事を繰り返してしまう)

    女友「私もお前のその性格から、思って目をそらしていた。分かってくれる人がどこかに居るかもしれないって」

    女友「これからは一緒に治していこうな」

    デレツン「うぅぅ・・・うん、治したいよぉ」

    女友「ここもあの施設と一緒で、悲しい場所になっちゃったな」ウル

    デレツン「ぁう、うああああぁ!」ボロボロ

    女友「今日は・・・泣けよ。私の胸なら・・・貸してやるから・・・うぅ」ボロボロ

    212 :

    あ〜^モヤモヤが浄化されるんじゃ〜^

    213 = 212 :

    と思ったら胸がズキズキするじゃねぇか!

    214 = 206 :




    ー屋上ー

    TD「・・・男」

    「やぁ、またせたね」

    TD「本当よ・・・こんな寒い所で待たせて」

    「ごめんね。少し用事があったんだ」

    TD「男から話があるって聞いて・・・私怖くって・・・」ガタガタ

    「TDちゃんからの告白の返事がしたくって」

    TD「ま、待って。私は男が居なくなるなんて嫌・・・」

    「ちゃんと聞いて」ガシ

    TD「ぅ!」

    「僕は!TDちゃんの事が好きだ!」ギュ

    「付き合おう」

    TD「お、男・・・!う、うん!」

    TD「私も好き・・・好き!」ギュー

    「よかったぁ」

    TD「何よ。待たせ過ぎなのよ」

    「うん。これからは気をつけるよ」

    TD「デレツンには・・・言ったの?」

    「言ったよ。他に好きな子が居るって」

    TD「・・・そう。少し可愛そうね。素直になれない気持ちは、私にも分かるから」

    「TDちゃんは本当に優しいね」

    TD「ち、違うわよ。おだてたって何も出ないんだから・・・チュ」

    「出てる出てる」

    TD「あの子の悲しみが無駄にならない為にも、私達で幸せになりましょうね」

    「うん。これからもよろしくね」

    おしまい

    215 = 206 :

    終わりです。今までありがとうございました。
    2度目ですが転載禁止です。こんなSSまとめちゃいけません。

    217 = 212 :

    乙でした

    218 = 204 :

    ぉっ

    220 :

    女友ルートはよ

    221 = 206 :

    なんでツンデレや女友ばっかり売れるんですか
    誰かうちのデレツンをもらって下さいよ

    222 :

    >>221
    ツンじゃなくて口が壊滅的に悪い

    223 = 220 :

    >>221
    デレツンルートはよ

    224 = 203 :

    ツンデレ書くの上手いんだからそれをそのままひっくり返したらいいんじゃね?
    デレツンのツンの部分がキツすぎていじめてるように聞こえる

    225 :

    まあ、乙
    ここの女友の良い意味で空気を読まない大松のような突っ込み好きだったよ
    デレツンは正直新規のキャラだし難しいだろうに良くかいた方だと思うよ


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