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    元スレ照「咲が泊まりにくる」淡「毎日サキと話してるよっ」

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    みんなの評価 : ★★★
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    301 = 1 :




    私のペースで、もっと咲と距離を縮められたら…って思いながら…

    姉妹っていう…どうすることもできない関係にも悩んできた

    でも、咲を諦めることなんてできなくて…



    堂々巡りでこのまま悩んでたら、咲はきっと淡のもとに行っちゃう

    そんなのっ、絶対に嫌だ……!



    …それじゃあいっそ、私の気持ちを伝えたら…?

    そんなことしたら、咲を苦しめることになるのは目に見えてる…

    嫌だ…したくない…





    でも、それでも


    ……やっぱり、私は咲を……!





    「………ね、ねえ…、咲……」

    「…気持ちがまだ落ち着いてない中で…悪いんだけど……お姉ちゃんの話、聞いてくれる…?」

    302 = 1 :


    「お姉ちゃんの話?うんっ、もちろんだよ!」

    「…あのね、咲が今、淡のことで頭がいっぱいになってるのはよく分かるよ…。」

    「そんな中だから、余計に混乱するかもしれない。」

    「え?」

    「……こんなことになるなら、もっと早く言っておくべきだった…。」

    「な、なに…?」

    (お姉ちゃん辛そう…。すごく、悩んでたことがあったのかな…。)

    「………。」

    「わ、私にできることがあれば遠慮なく言って…?お姉ちゃんのためなら、何でも…!」

    「………何でも…?」

    「うんっ!何でもするよ!」

    「…そう。ありがとう。」

    「ううん。…それで、お姉ちゃんの話って…?」

    「…うん、簡潔に言うと…私の好きな人について。」

    303 :

    待ってました!

    304 = 1 :


    「えっ…!?」

    (お姉ちゃんの…好きな人っ…?)ボーゼン

    「その、年下なんだけど………って、咲?」

    「…お、お姉ちゃんに、好きな人……!?」

    「うん。…何か、変?」

    「うっ、ううん!変じゃないよ!ただ…びっくりしたというか、予想外で…。」アセアセ

    「そう?」

    「お姉ちゃん…恋愛とかそういうの全然興味なさそうな感じしてたから…。」

    「そうなんだ。自分じゃよく分からないから…。」

    「あっ、いや、単に私がそう思ってただけで…。あ、ご…ごめんお姉ちゃん、話の腰を折っちゃったね。」

    「ううん、平気。それで、相手は年下なんだけど、私に対して同じように思ってはいないみたいで…」

    「と、年下さん…!?えっ、えっ?お、お姉ちゃんの片想い…ってこと?」

    「うん。」

    「……!!」

    (次から次へと予想外過ぎて、理解が追い付かないよお…!!)

    305 = 1 :

    今日はここまでです


    【MEMO】 175まで

    306 = 1 :

    待っててくれた方ありがとうございます

    307 :

    乙です
    続き来てくれて嬉しい

    308 = 303 :

    てるてる頑張れ!

    310 :

    待ってたのよー

    312 :

    続き楽しみにしてる

    313 :

    期待してます。

    314 :

    咲さん鈍感かわいい

    315 :

    今はいいのさすべてを忘れて

    318 :

    生存報告だけでも…

    319 :

    2ヶ月経ったか
    まあこうなるだろうなと思ってたよ途中から

    320 :

    ギリギリまで待つ

    321 :

    お久しぶりですみません。深夜あたりに投下予定です。
    そろそろ区切りをつけようと思っています。

    322 :

    了解

    323 :

    おお、待ってるよ

    324 = 320 :

    待ってた甲斐があった

    325 :


    「…咲、その…大丈夫?」

    「う、うん…大丈、夫…。」

    (お姉ちゃんに好きな人がいるなんて全然気づかなかったよ…。)

    「そ、そう…?」

    「そっ、それよりお姉ちゃん!だれなのっ?好きな人って…!」

    「えっ!…それは、…その……」ドキドキ

    「…。」ウンウン

    「………あの…」ドキドキ

    「……。」ウンウン!

    「………ちょ、ちょっと今は言えない…。」フイッ

    「ええー!?」

    「な、なんでっ?」

    「今は…ちょっと…。」

    「そんなあ…!」ショボン

    326 = 1 :


    (ま、まさかいきなりそんなストレートなことを聞かれるなんて思わなかった…。だって…)

    「…私の相手とか、気になるの?」

    「気になるよっ!」

    「お姉ちゃんが好きになるくらいだから、きっとすごく優秀な人だよね…!綺麗なんだろうし、素敵な人なんだろうな。」キラキラ

    「………。」

    「……あれ?ち、違うの…?」

    「いや…、私はそう思うけど……本人は全否定するだろうから…。」

    「謙虚な人なんだ。いい人だねっ。」ニコ

    「うん…。」

    (全部自分のことを指してるなんて…、思わないよね。) …クスッ

    「…ん?なんで笑ってるの?」

    「なんでもないよ。」ニコ

    「そう…?」

    「…それじゃあさ、だれなのかはもう聞かないから、なんで好きになったのか教えてよ。」

    「…うん、いいよ。ただ…」

    「好きになった理由は数え切れないくらいあるから…、それでもいいなら。」

    (…お姉ちゃん、本当にその人のことが好きなんだ…。)

    「うん…!ぜひ聞かせてほしいな。」

    「そう…、覚悟してね。」

    「え?う……うん。」

    (もちろん全部聞きたいけど…、一体どのくらいなんだろう…?)

    327 = 1 :

    今日はここまでです


    【MEMO】 177まで

    328 :

    乙 待ってたよー

    329 = 1 :

    少ないですが、この後はなるべく短いスパンで投下していく予定ですので、どうぞお付き合い下さい。

    330 :

    おつ
    楽しみにしてるよ

    332 :

    てるてる頑張れ

    333 :

    待ってて良かった

    335 :

    戻ってきてくれて嬉しい

    338 :

    おつおつ

    339 :

    待ってます

    340 :

    短いスパンで投稿(エタ)

    悲しいなぁ・・・(諸行無常)

    341 :

    待ってるよ!頑張って~!

    342 :

    作者以外があげんなよ
    それとも荒らしたいのか?

    343 :

    344 :

    お久しぶりです
    有言実行できず、申し訳ありません

    ようやく帰ってこれましたので、日曜日辺りに投下しようと思います
    無責任なこと言わないでマイペースにやっていきます

    よかったらどうぞお付き合いください

    345 :

    おお!待ってました!

    347 :

    戻ってきてくれて嬉しい

    348 :


    「見た目も性格も、形容できないくらい魅力的。」

    「そうなんだ…!すごく美形で、すごく優しい人ってこと?」

    「うん…。でも、それじゃ言い表せない。」

    「自分のことより人のことを優先して考えたり、そのせいで自分の足元がお留守になったり、そんな中でも内心では自分の思いを一途に持ってたりする……そんな人。見てて、放っとけないの。」

    「………。」

    (すごい……。お姉ちゃん、その人のことをそこまで見つめてるんだ…。その人のことが、好き…だから。)

    「でも、多分こんなに惹かれたのはそこだけじゃない。」

    「え…?」

    「性格や考え方も勿論あるけど、他にもある。…例えば、仕草。」

    「しぐさ…?」

    349 = 1 :


    「普段の何気ない仕草。歩いてるときとか、不意に振り返ったときとか。私に話し掛けるときの目とか。」

    「え?えと…目、っていうのは…?」

    「少し上目遣いになるの。多分本人は気づいてないみたいだから、あれは表情というより無意識の仕草なんだと思う。」

    「へえーっ。すごい、そこまで分かるんだね!」

    「もちろん表情もあるよ。すぐ赤くなって戸惑うところとか、のんびりしてて全く緊張感のないようなときとか。…でも結構表情豊かっていうのは、一部の人しか知らないかもしれない。」

    「人見知りさん?」

    「そうだね。内気で、お世辞にも社交的ではないと思う。大人しく本を読んでるのが、普段の外での姿。」

    「そうなんだっ。お姉ちゃんと一緒で読書家さんなんだね。私、何だか親近感湧いちゃうなあ…!」キラキラ

    「……そう、だね。」フフ

    「咲に結構似てる、かも。」

    「えっ?そうなの?」キョト

    「っ!」ビクッ

    (その仕草が……!)

    (……不意打ちでくるから、あんまり咲の方を見ないようにしてたのに。)ドキドキ

    350 = 1 :


    「えー、尚更どんな人か気になっちゃうよ。もっと具体的にその人のこと、教えて…?」グッ

    「!!」

    (腕を掴まれて…!そんな顔されたら……!)ドクン!

    (ごまかして今話してることが全部、無意味になるのに…!

    触れたい…。触って、押し倒して、咲を私の…私だけのものにしたい…!)ドキドキドキ


    (もう、押さえきれない……)



    スッ

    「……こう…やって…」

    サラッ…

    「ひゃっ!?」ピクッ

    「髪の中に手を入れて梳かしてあげると、可愛い反応をするの。」

    「お、お姉ちゃん…!?」

    「そのままこうやって…」

    スス……フニッ

    「ひやぁんっ!」ビクンッ!


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