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    元スレ瑞鳳「あすなろ抱き?」

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    151 = 146 :

    提督「なんてこった北上の奴…ていうかなぜ言いふらす!意味が分からん!」

    鈴谷「そういう鈍感なとこ治さない限り、一生わからないことだと思うよ?」

    提督「鈍感?俺が?まさか」

    鈴谷「…まあ自覚あるわけないよね」

    提督「?まあいい、しかしどうするか…今後熊野みたいにからかいにくるやつが増えるのは勘弁だぞ」

    鈴谷「…熊野がここにいなくてよかったね」

    提督「?さっきからお前言ってる意味が分からんぞ」

    鈴谷「鈍感クソ提督」

    提督「曙以外にそれ言われた!?以外にショックだぞ!」

    152 = 146 :

    鈴谷「まあさ、まず根本原因の北上さんについて質問あるんだけどさ」

    提督「なんだ」

    鈴谷「なんで北上さんにあすなろ抱きしたの?好きなの?」

    提督「ちゃうわい!…いや仲間として好きではあるが、男女の関係としては違うって言う意味の否定だからな」

    鈴谷「…うわっ、かわいそー」

    提督「え、俺なんかミスった?」

    鈴谷「アウトかセーフかって言ったら、ギリギリアウト」

    提督「…理由はわからんが言動には気を付けるよ」

    鈴谷「その理由が一番大事なんだよ、それで?鈴谷の質問に答えてよ」

    153 = 146 :

    提督「あ、ああ…まあ北上にあすなろ抱きしたのは、なんというか、そうせざる負えなかったというべきか…」

    鈴谷「なんか弱み握られてたとか?」

    提督「うんまあ…そうなんだけど…」

    鈴谷「どんな?」

    提督「いわねえよ!」

    鈴谷「ちっ、けち~」

    提督「なんとでも言え」

    154 = 146 :

    鈴谷「…じゃあさ、裏を返せば提督の弱み握ってればシてくれるってことだよね」

    提督「…程度による。あすなろ抱きしてまで黙っていてほしい弱みならな」

    鈴谷「なるほどね…ねえ提督」

    提督「なんだ?」

    鈴谷「阿武隈さんとあすなろ抱きしたでしょ?」

    155 = 146 :

    提督「」ビクッ

    鈴谷「提督~?」ニヤニヤ

    提督「…阿武隈ももしかしていいふらしてるのか?」

    鈴谷「それ聞いちゃうってことは、シたこと認めたってことでいいんだよね?」

    提督「…認める、だから答えろ」

    鈴谷「…阿武隈さんは言いふらしたりしてないよ、むしろ一言『提督にあすなろ抱きしてもらいました』なんて言ってない」

    提督「?じゃあなんでお前知ってるんだよ」

    鈴谷「知ってるっていうか、なんとなくだよ」

    156 = 146 :

    提督「なんとなく?」

    鈴谷「うん、最近阿武隈さん笑顔が増えたんだよ、とっても可愛い、素敵な笑顔」

    鈴谷「その笑顔がね…」

    鈴谷「まるで、あの新聞にのってた瑞鳳さんみたいな、幸せそうな笑顔だったの」

    提督「…」

    鈴谷「だから、なんとなく、ね?」

    提督「…最低な男と、罵ってくれよ」

    157 = 146 :

    鈴谷「その様子だと、阿武隈さんの気持ちには気づいてるってことだよね」

    提督「まあな、言葉にはださなかったが、あそこまでまっすぐに気持ちを伝えられるとな」

    鈴谷「鈍感な提督でも、気づいちゃうってわけね」

    提督「鈍感やめろ、…はあ、自己嫌悪で死にたくなる」

    鈴谷「まあ、気づけただけでも及第点じゃない?そんだけ想われてるってことだよ、いいことじゃん」

    提督「そうなのかね…」

    158 = 146 :

    鈴谷「まあそれで、その、シ、シてくれるの?」

    提督「…阿武隈の事、そしてこれからお前にすること、口外しないっていうことが前提条件だ」

    鈴谷「それなら大丈夫、鈴谷口固いから」

    提督「それなら、まあ…」

    鈴谷「ふふん、それじゃあ提督」

    鈴谷「どうする?ナニする…?」

    159 = 146 :

    。。。。。。。。。。。。。。。

    提督「…」ギュッ

    鈴谷「…」ドキドキ

    鈴谷(あ、やばい。いざやられるとこれすっごい緊張する)

    鈴谷(提督の息が耳元に触れる…強すぎず、弱すぎず…)

    鈴谷(その息が耳を通じて、私の体の中に伝わっていく)

    鈴谷(私の中に、少しずつ、浸食していくように)

    鈴谷(このまま続けたら、私、どうなっちゃうのかな…ちょっと怖い)

    鈴谷(でも…)

    鈴谷(もう少しだけ、続けてほしい…)

    160 = 146 :

    提督「…」

    提督(ほのかに香る香水の匂い、鈴谷にぴったりの柑橘系の、すっきりした香り)

    提督(その奥から、少しだけ感じる、鈴谷の匂い…)

    提督(やばいなこれ、ずっと、嗅いでいたい…)

    鈴谷「…」

    鈴谷「ねえ、提督」

    161 = 146 :

    提督「なんだ?」

    鈴谷「提督はさ、やっぱり優しいね」

    提督「優しい?」

    鈴谷「抱きしめる力、優しく包み込むように抱きしめてくれてる」

    鈴谷「私を守ってくれるように、傷つけないように」

    鈴谷「優しく、そっと、抱きしめてくれてる」

    提督「…そうなのか?あまり自覚はないんだが…」

    鈴谷「そうなの!…でも、あれは違った」

    提督「あれ?」

    162 = 146 :

    鈴谷「新聞の写真、瑞鳳さんへのあすなろ抱き」

    鈴谷「あの写真の提督は、もっともっと、力強く抱きしめてた」

    鈴谷「まるで、自分が欲しいものを決して、離さないように、ギュッ~っと、抱きしめてた」

    提督「…」

    鈴谷「それってつまり、そういうことだよね。瑞鳳さんと、私との違いなんだよね」

    鈴谷「提督の、想いの、違いなんだよね」

    提督「鈴谷…」

    163 = 146 :

    鈴谷「…とぉ!」クルッ

    提督「うお、なにこっち向いてるんだ、これじゃあすなろ抱きじゃなくなるだろ」

    鈴谷「えいっ!」ギュー!!!

    提督「鈴谷?お前が抱きしめてどうする…っていてててて!!痛い痛い!!おいj離せ!!」

    鈴谷「これが、鈴谷の気持ちだよ」

    提督「?」

    鈴谷「鈴谷もさ、自分が欲しいと思ったものは、決して離さないように、ぎゅ~っと、強く、つかんでおきたいんだ」

    鈴谷「だから、今、こうやって必死に抱きしめてる」

    提督「鈴谷…お前…」

    鈴谷「提督もさ、絶対に離さないようにね、瑞鳳さんのこと、必死に、ずっと、力強く…」

    鈴谷「それでも、もし離しちゃうようなことがあったら、鈴谷怒るからね」

    鈴谷「怒った後、今度は鈴谷が、提督の事強く抱きしめてあげるから…」

    提督「鈴谷…」

    164 = 146 :

    鈴谷「はい、終了ー」サッ

    鈴谷「ありがとね提督、優しくても、あすなろ抱きしてくれて」

    鈴谷「今回の事、そして阿武隈さんのことはしっかり胸の奥に鍵して閉めておいたから、大丈夫だよ」

    提督「鈴谷…すまない、ありがとう」

    鈴谷「謝罪の言葉はいらない!それよりも鈴谷のこと褒めてよね!鈴谷褒められて伸びるタイプなんです」

    165 = 146 :






    鈴谷「うーんと、褒めてね♪」ニコッ




    166 = 146 :

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします

    じゃあの

    167 :

    なんでですか!熊野にもしてあげてください!

    あけましておめでとう!

    168 :

    乙でしておめでとうございます。
    鈴谷ええこや……思わずほろりと……いやーここの提督は、本当に好かれてますなぁ。

    169 = 168 :

    sage忘れすまん、最近書いてる時のままsagaにしてるの多すぎるな俺。

    170 :

    >熊野「本来なら提督のほうから、『あすなろ抱きしてください、熊野様』とくるところを、わたくし自らが直々にするように頼んでいるのです」

    当ててんのよになるだけじゃん…

    171 = 146 :

    >>147
    誤:熊野「本来なら提督のほうから、『あすなろ抱きしてください、熊野様』とくるところを、わたくし自らが直々にするように頼んでいるのです」
    正:熊野「本来なら提督のほうから、『あすなろ抱きさせてください、熊野様』とくるところを、わたくし自らが直々にするように頼んでいるのです」

    >>155
    誤:鈴谷「…阿武隈さんは言いふらしたりしてないよ、むしろ一言『提督にあすなろ抱きしてもらいました』なんて言ってない」
    正:鈴谷「…阿武隈さんは言いふらしたりしてないよ、むしろ一言も『提督にあすなろ抱きしてもらいました』なんて言ってない」

    >>163
    誤:提督「鈴谷?お前が抱きしめてどうする…っていてててて!!痛い痛い!!おいj離せ!!」
    正:提督「鈴谷?お前が抱きしめてどうする…っていてててて!!痛い痛い!!おい離せ!!」

    ちょっと誤字脱字多すぎんよ~すまんの

    172 :

    乙です
    この後嬉しそうな顔の鈴谷を見て「どうして自分にはやらないで鈴谷にはやったの?」って熊野が提督に詰め寄りそうだな

    173 :

    あすなろ抱きしたいorしてほしい艦娘はだれ?

    174 :

    お前だよ

    175 :

    提督「鳳翔」

    鳳翔「はいなんでしょうか、お酒、おかわりですか?」

    提督「お前も一杯どうだ?」

    鳳翔「え?私ですか?」

    提督「ああ、お前は宴会や飲み会ではいつも準備をする側で、一緒に酒を飲んだことがないと思ってな」

    提督「今日は一緒に飲まないか?もう俺以外に客は来ないさ」

    鳳翔「お気持ちは嬉しいですが、私お酒はあまり得意では…」

    提督「む、そうか…まあ苦手なら仕方ない、強制はしないさ」

    提督「…」シュン

    鳳翔「っ」キュン

    鳳翔「あ、あの!」

    提督「どうした?」

    鳳翔「いっ一杯だけなら…」

    176 = 146 :

    。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    鳳翔「ですから!なんでそう思われてるんでしょうか!」

    提督「…」

    鳳翔「皆からお艦お艦と…私はあなたたちのお母さんじゃありません!」

    鳳翔「私だってまだうら若き乙女なのです!なのにみんな…みんなあ!」

    提督(ま、まさか日本酒2、3杯だけ飲んでこうなるとは…本当に酒弱かったんだな)

    177 = 146 :

    提督「ほ、鳳翔ちょっとおちつ」鳳翔「ん!」

    提督「な、なんだ鳳翔?」

    鳳翔「お酒」

    提督「さ、酒がどうした?」

    鳳翔「注いでください!お酒!」

    提督「飲み過ぎだ!これ以上は」

    鳳翔「…付き合ってくれるんじゃなかったんですか~提督は嘘をついたんですか~」ジーッ

    提督「うっ」

    178 = 146 :

    鳳翔「はあ、私だってまだ若いのに…瑞鳳ちゃんとそこまで年変わらないのに…」

    提督「いや、瑞鳳は見た目と雰囲気が幼いからな…比較にはならんと思うぞ」

    鳳翔「ん~本当ですか~?」

    提督「瑞鳳が駆逐の奴らの服きてるとこ想像してみろ」

    鳳翔「ん~…」

    鳳翔「違和感ありませんね」

    提督「だろ?」

    鳳翔「ん~ですけど~ですけど~」バタバタ

    提督(鳳翔酔うとこうなるのか…)

    提督(…いいな)

    179 = 146 :

    鳳翔「どうせ提督も私の事お艦お艦と思ってるのでしょう?」

    提督「思ってない、思ってないから」

    鳳翔「証拠を見せてください~」

    提督「そんなのどうやって見せればいいんだよ」ハァ

    鳳翔「ん~…」

    鳳翔「じゃあ…」

    180 = 146 :



    鳳翔「抱いてください」

    181 = 146 :

    提督「あ~わかったわかった抱けばいいのね抱けば…」

    提督「…ん?」

    提督「…」

    提督「…」

    提督「何言ってんのお前!?」

    鳳翔「だ~か~ら~抱いてくださいって言ってるんですよ~」

    提督「だからじゃない!お前何言ってんのかわかってんのか!?」

    鳳翔「わかってますよ~私だって子供じゃありませんので~」フフ

    提督「わかってんのならそんな簡単にいうんじゃありません!」

    182 = 146 :

    鳳翔「…抱いてくれないのなら」

    提督「あ?」

    鳳翔「…泣いちゃいます」

    提督「へ?」

    鳳翔「鎮守府内に響き渡るくらい大声で号泣しちゃいます~!」

    提督「はあ!?」

    鳳翔「その声を聴いてかけつけてきた娘たちに『提督に無理やり…』といって泣きつきます!」

    提督「お前どんだけ悪質な脅迫してんだよ!!」

    183 = 146 :

    鳳翔「…駄目ですか?」

    提督「っ」

    鳳翔「駄目、ですか?」ウルッ

    提督「っ!」ドキッ

    提督「あ、いや…」

    提督(いやいやいや待て俺落ち着け!ここで手をだしたらそれこそお前最低の男そのものじゃねえか!)

    提督(ここは冷静に、大人の男の対応を…)

    184 = 146 :

    鳳翔「…」クルッ

    提督「…鳳翔、なんでお前後ろ向いてるんだ?」

    鳳翔「なんでって…してくださらないのですか?あすなろ抱き…」

    提督「…」

    提督「あ~そっちね、そっちか~」

    鳳翔「?」

    提督「いやなんでもないただ俺の浅はかで下種な考えはすべて勘違いだったというだけさ。何も気にすることはない」

    鳳翔「はあ…それは、よかったです、ね?」

    185 = 146 :

    提督「…んで、なんであすなろ抱きなんだよ」

    鳳翔「ん~理由ですか…」

    鳳翔「ん~」

    鳳翔「そうですね、私もうら若き乙女ということです」

    提督「うら若き乙女だから?」

    鳳翔「私も、殿方にああいう抱き方をされるということに、強い憧れを抱いているんです」

    鳳翔「ああ、あすなろ抱きとはどんなものなのでしょうか」

    鳳翔「それも好きな人にされたら、どれだけ幸せになるでしょうか…」

    鳳翔「想像しただけでも、気分が高翌揚してしまいます」

    提督「…」

    186 = 146 :

    鳳翔「提督、お願いします。一度だけ、一度だけでいいのです」

    鳳翔「私の憧れを、現実のものにしてください」

    鳳翔「例えそれが酔いで忘れてしまう、消えゆく夜だとしても」

    提督「…」

    鳳翔「お願い、します」

    提督「…」ギュッ

    鳳翔「!」ドキッ

    187 = 146 :

    提督「そうだな、どうせ消えゆく夜なんだ。想いの赴くままに過ごすのも、いいさ」

    提督「ただ、例えそんな夜でも、俺はお前を優しくでしか抱きしめることは出来ない」

    鳳翔「…構いません、あなたはあなたの想いの赴くまま…」

    鳳翔「抱きしめてくださったことだけでも、私は嬉しいのです」

    提督「鳳翔…」

    188 = 146 :

    そうです、どうせ消えゆく夜なのです

    例え想いが届かなくても、例え心が傷ついても

    忘却が全てを癒してくれる、そんな、魔性の夜

    鳳翔「提督、わたしは…」

    それならば、存分に傷ついてしまいましょう

    鳳翔「あなたの事を、愛しています」

    189 = 146 :






    今宵のお酒は、ほろ苦い





    190 = 146 :

    節分も瑞鳳の卵焼きたべりゅううううううううううううううううう!!!

    じゃあの

    191 :

    もっと頑張れるだろ!!(本音)乙です!ゆっくりして下さい!(建前)

    192 :

    乙です。
    提督も段々と色んな事が分かってきたね、やっぱり色々言われたのがきいたかな?

    193 :

    乙です
    来月発売されるづほとのラブコメ“瑞の海、鳳の空”(スニーカー文庫)でもあすなろ抱きはあるのやら


    194 :

    放置すると駄目だから支援すりゅぅぅぅぅ!!

    195 :

    提督(ふぅ、デスクワークもこれで一段落だな…)

    ガチャ

    夕立「帰ってきたっぽい!」

    時雨「ただいま提督」

    提督「おかえり、遠征はどうだった?」

    夕立「ぶいっぽい!」ピース

    時雨「無事成功だよ」

    提督「お、さすがだな」

    夕立「というわけで夕立を褒めて褒めてー!ご褒美っぽい!」ギュッ

    196 = 146 :

    提督「お~よしよし、安心しろたくさん褒めてやる。ほれほれ~」ナデナデ

    夕立「んふふ~」

    時雨「夕立、提督は執務中なんだから、邪魔しちゃ悪いよ」

    提督「大丈夫だぞ時雨、よくできた愛娘にはちゃんと褒めてやるのが俺の教育方針だ」

    時雨「ま、愛娘?」

    提督「そうだ、俺はお前らの事を自分の娘のように思っているからな!」グッ

    提督「お前らも俺の事を父親のように思ってもいいんだぞ!」

    197 = 146 :

    夕立「…父親」

    夕立「…パパ!」

    提督「っ」ドキッ

    提督「そうだ、そうだぞ夕立!パパだぞ!」

    夕立「パパ♪」ダキッ

    提督「娘よ!」ダキッ

    時雨「子供のように、か…ふふ、素敵だね」ズキッ

    時雨「…あれ?」

    時雨「…」ズキッ

    夕立「パッパア♪」ダキッ

    提督「むっすめぇ♪」ダキッ

    時雨(…なんだろう、この、もやもや…)

    198 = 146 :

    。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

    <甘味処間宮>

    時雨「…」ボーッ

    間宮「はい、特製あんみつ」

    時雨「あ、ああ…ありがとう、間宮さん」

    間宮「どうしたの時雨さん、なんだかボーッとして」

    時雨「いや、なんでもないよ、気にしないでくれ」

    間宮「そう言われると、なんだか気になっちゃうな」

    時雨「本当に気にしないでよ、僕だって、なにがなんだかよくわかっていないんだ」

    間宮「よくわからない?」

    199 = 146 :

    時雨「…うん、さっきから心の中に変な、なんだろう…もやもやしたものが出てくるんだ」

    時雨「そのもやもやが、少しだけ僕の心をズキズキとさせる…」

    時雨「気にしない程度の痛みなんだけど、気になってしまう。そんな、変な、よくわからない感情が僕の心に纏わりついてる」

    時雨「だから、よくわからないんだ」

    間宮「なるほどね…」

    間宮「だったら、まずそのもやもやの正体を一緒に考えましょ」

    時雨「え、でもどうやって…」

    間宮「そうね、まずそのもやもやがどういうときに出てきたのかを思い出して」

    時雨「どういうときに?」

    200 = 146 :

    間宮「ええ、そのもやもやが出てきたときに聞いた言葉や、見たもの、触れたもの…」

    間宮「その時のなにかがきっかけになって、そのもやもやが出てきたんだわ、きっと」

    時雨「その時、聞いた言葉…」

    提督『そうだ、俺はお前らの事を自分の娘のように思っているからな!』グッ

    提督『お前らも俺の事を父親のように思ってもいいんだぞ!』

    時雨(そうだ、あの時に言った提督の言葉…あれを聞いてからだ)


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