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    元スレ瑞鳳「ツンデレ提督」

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    1 :

    瑞鳳(私、瑞鳳は最近新しく建造された鎮守府に配属されることになりました。)

    瑞鳳(そこには優秀な提督が着任しているらしい、いい人だったらいいけどっと、そんなこと考えてたら、それっぽい建物発見!ここかな?)チラッ

    鳳翔「…あら、もしかしてあなたが新しく配属される瑞鳳さん?」

    瑞鳳(うわ、きれいな人?!)「あ、あの、はい!今日からここに配属します軽空母艦、瑞鳳です。よろしくお願いします!」

    鳳翔「ご丁寧にどうも、私はここで秘書艦をやっています、軽空母艦の鳳翔です。こちらこそよろしくお願いしますね、瑞鳳ちゃん」ニコッ

    瑞鳳(え、笑顔が素敵すぎる!これが大和撫子、同じ軽空母なのにこの差は…)「えっと、提督にも挨拶がしたいのですが、どちらにおられますか?」提督「ここにいるぞ。」

    瑞鳳「え?!」ビクッ

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1400327899

    2 = 1 :

    提督「よお。お前が今日配属の軽空母か。全体的にちっこいな」

    瑞鳳(え、え?この人が提督?いきなり後ろから話しかけられてびっくりした…なんか目つきというか眼力が強いなぁ。ちょっと怖い、かも)

    瑞鳳「って!ちっこいってなんですか!?全体的ってなんですか!?」

    提督「ちっこいからちっこいと言ったんだ。まあそんなことより前に言うことがあるんじゃないか?」

    瑞鳳「あっす、すみません。本日この鎮守府に配属します。軽空母艦、瑞鳳です。錬度が上がれば正規空母並みの活躍をお見せできます。よろしくお願いします!」

    提督「ああ、まあそんなにお前には期待していない。鳳翔、この新入りに鎮守府の中案内してやってくれ」

    瑞鳳「き、期待してないってどういうことで鳳翔「さあ瑞鳳ちゃん案内して上げるからこっちにきなさい」ガシッ

    瑞鳳「鳳翔さん!?ちょっとまって下さい提督に一言言わせてくださ、え、意外と力つよ…チョッ…」ズルズル

    提督「やっといったか。さて…」チッ

    3 = 1 :

    瑞鳳「ああもう!なんなんですかあの人は!?いきなり期待してない発言するなんて人としてどうかしてます!目つきも悪くて怖いし!」

    鳳翔「まあ落ち着いて瑞鳳ちゃん、提督目だけじゃなくて口も悪いけど、とってもいい人なの。照れ屋さんなだけなんだから」クスッ

    瑞鳳(まったく微塵もそんな風にみえなかったけど、鳳翔さんが嘘ついてるようには見えないし。でもあの目絶対人一人殺ってるよ怖いよ…。)

    鳳翔「さ、案内はじめるわよ。」
    。。。。

    鳳翔「…さて、最後は食堂ね」

    瑞鳳「食堂ですか」

    鳳翔「ええ、深夜にはお酒もだすのよ。瑞鳳ちゃんもお酒が飲めるようになったら来てくださいね」

    瑞鳳「一応お酒飲める年齢です…」

    鳳翔「あ、あらそうなのごめんなさい」

    瑞鳳「…いいんです私全体的にちっこいで」

    鳳翔「ほ、ほら食堂がみえてきたわ!さあいきましょいきましょ!」

    瑞鳳「わ、鳳翔さん引っ張らないで~!」

    4 = 1 :

    ???「いいかお前ら、さっきの打ち合わせ通りやれよ」

    ???「合点だ!???の本気みせたげる!」

    ???「大丈夫だよ。不死鳥の名は伊達じゃない」

    ???「不死鳥は関係ないんじゃないかしら」

    ???「大丈夫よ!私がいるじゃない!」

    ???「ひ、私?い、いけるけど…」

    ???(こいつら本当に大丈夫かよ)

    5 = 1 :

    鳳翔「さ、ここが食堂よ。瑞鳳ちゃん入って」

    瑞鳳「お、おじゃましまーす」キィ‥

    五十鈴「きたわ!全艦主砲用意!」

    涼風響雷電阿武隈「了解!!!」

    バンバンバンバン!!!!!!

    瑞鳳「え!?!?」ビクッ

    「さあ、瑞鳳さん。こちらへ」サッ

    「瑞鳳さんの席はこちらなのです。」サッ

    瑞鳳「え?え?あ、ありがとう」

    涼風「さあ主役のご登場だよ!何やってんだいはやく飯をだしな!」

    阿武隈「ちょっと!涼風ちゃんも手伝ってよー!」

    「大丈夫よ阿武隈さん。私が涼風の分も働くわ!」

    「ここでダメ艦娘製造機モードになるべきじゃないよ雷」

    6 = 1 :

    瑞鳳「」ポカーン

    鳳翔「さてそれじゃみんな、行きますよ。せーの」

    全員「「「「「「ようこそ鎮守府へ!」」」」」」

    瑞鳳「えっと、これ提督「お前の歓迎会だとよ」

    瑞鳳「きゃっ!また後ろからいきなり!止めてくださいよ!」

    提督「お前が配属すると聞いてこいつらが準備したんだよ。まったく金と資材と時間の無駄だ」

    瑞鳳(む、無視ですか…)「そ、そうなんですか。で、でもすごいですね!飾り付けとか、豪勢な料理もたくさんありますし…」

    鳳翔「この料理ほとんど提督が作られたんですよ~。」

    瑞鳳「へー提督が~、…って!?この料理提督が作ったんですか?!」

    五十鈴「それだけじゃないわ。ここの飾り付けやさっきの出迎えも提督がプロデュースしたものなんだから」

    瑞鳳「え、ってことはこれ全部提督が?」

    「その通りだよ。」

    7 = 1 :

    提督「勘違いするなよ、こいつらがどうしてもやりたいといったから付き合ってやっただけだ。こんなでもうちの主力だからな。やらせないでこいつらの志気が下がったら勝てる戦いにも勝てなくなるからな。」

    瑞鳳「の割には豪華すぎるような…」

    提督「どんなちっこいことでもやると決めたら全力でやると決めている。どんなちっこいことでちっこい奴相手でもな」

    瑞鳳「ちっこい何度もいうな!」

    提督「…ほら早く食え。料理が冷めて不味くなる」

    涼風「そうそう早く食おうぜー私腹減っちまったよ!」

    阿武隈「結局涼風ちゃん手伝わなかったわね…。まあいいわ五十鈴ちゃん食べよう。私も提督の料理早く食べたいわ」

    五十鈴「そうね、じゃあみんな手を合わせて、せーの!」

    「「「「「「「いただきます!!!」」」」」」」

    8 = 1 :

    瑞鳳「い、いただきます」パクッ

    瑞鳳(あ、美味しい…っていうかよく見たら私の好物ばっかりだ。偶然?)

    ( 照れ屋さんなだけなんだから )

    瑞鳳「あ…」

    「これすごく美味しいわ!提督にもよそってあげるわね!」

    提督「俺のことはいいから瑞鳳の世話してろ」

    涼風「いただき!」

    阿武隈「ああこれ私の海老フライー!もー!」

    提督「…涼風、海老フライなら追加でいくらでも作ってやるから阿武隈の皿からとるな。阿武隈も許してやれ」

    涼風阿武隈「ハーイ」

    9 = 1 :

    瑞鳳(うん…すごく優しい人が私の提督でよかった)

    提督「瑞鳳お前も食え、そうすればそのちっこいのが少しはましになるかもしれんぞ。」

    瑞鳳「」

    瑞鳳「う、うるさーい!!!やっぱり意地悪だこの人はー!」

    10 = 1 :

    展開思いついたらまた書く。

    じゃあの

    11 :

    すでのな乙

    12 :

    ほっこりした。

    というか、にやけてる俺提督がきもい。

    13 :

    ワイワイガヤガヤ

    オハヨー
    オハヨウゴザイマスナノデス
    テイトクモオハヨー

    提督「全員集まったか?朝礼始めるぞ」

    北上「せんせー阿武隈っちがきてませーん」

    提督「誰が先生だアホ。しかし阿武隈が遅刻か、珍しいな…」

    北上「なんかに頭から激突してぶっ倒れてるんじゃない?」ケラケラ

    提督「だったら犯人はお前だな。後で司令室にこい。」

    北上「じょ、冗談だよ提督~」

    14 = 13 :

    ガラッ

    阿武隈「あ、あのすみません遅れました…」カミボサボサ

    提督「やっときたか遅刻…」

    全員「…」

    北上「ぷっ」

    北上「あっはははははははwwwwすごい髪ぼっさぼさwwwスーパーサイヤ人みたいwww」

    阿武隈「うぅ///し、仕方ないじゃないどれだけ寝癖直しつけてブラシかけても直らないんだもの!」

    北上「wwww伝説の超寝癖wwww奴を倒せる寝癖直しをくれぇwwwwwwアッヒョアッヒョwwwww」

    阿武隈「うぅ…」ジワッ

    北上「報告しますwww鎮守府にスーパー寝癖が現れましたwwww提督「笑いすぎたアホ」ドカ

    北上「痛い!痛いよ提督!」

    提督「さすがにやりすぎたといってんだアホ。阿武隈も席に着け、これ以上朝礼を遅らせたくなかったらな」

    阿武隈「す、すみません…うぅ最悪だよ…」

    15 = 13 :

    。。。。

    提督「…以上で朝礼を終了する。解散後各自任務に着くように。後阿武隈はこの後司令室にこい」

    阿武隈「は、はい…」

    提督「以上、解散!」

    瑞鳳「あの、阿武隈ちゃんも悪気はなかったんだしなにもそこまで…」

    提督「…」

    提督「お前今日は阿武隈と一緒に遠征だったな…」

    。。。。

    16 = 13 :

    。。。。

    阿武隈(はぁ最悪…髪はぼさぼさ朝礼は遅刻。髪直してたから朝ご飯も食べてないし…さらに提督に呼び出されるとか…)

    阿武隈「はぁ…仕方ないよ。腹をくくりなさい阿武隈」

    _司令室前

    阿武隈(うう、腹をくくれとは言ったものの、やっぱり怖いよぉ…)

    阿武隈「すぅー、はぁー…落ち着いて私。せーのでノックするのよ…よし!せー提督「いい加減入らんのかお前は」ガチャ

    阿武隈「キャアアアアアアアアアアアア!」

    提督「いきなりでかい声だすな」ビシッ

    阿武隈「いたっ、あう、す、すみませんつい…」

    提督「あと部屋の前で独り言ぶつぶつ呟くな。気味悪いから」

    阿武隈(き、聞こえてたの///うわもうどんどん嫌なことが積み重なってくるよ…)カァ

    提督「…まあ入れ」

    阿武隈「はい…失礼します…」

    17 = 13 :

    提督「そこ座れ」

    阿武隈「はい…」(う~慣れてきたとは思ってたけど、やっぱり提督の目怖いよ~…)

    提督「ほら」ポン

    阿武隈「…?え、なんですかこれ?」

    提督「みてわからんか、弁当だ」

    阿武隈「え?なんで弁当を?」

    提督「お前がその髪のままで人が大勢いる食堂にいける訳ないからな、あと朝礼中腹さすってたのが見えた。朝飯食ってないんだろ?」

    阿武隈「確かに食べてないですけど…でもこれ提督のお弁当なんじゃ」

    提督「昼食うつもりだったんだか、まあ今日は食堂で食うからいい。それにもう昼まで食堂閉まってるだろ、お前昼までもつのか?」

    阿武隈「だ、大丈夫です!も、もちますよ!」グゥー

    18 = 13 :

    阿武隈「うぅ///」カァー

    提督「いいからさっさと食え、食ったら呼べ、いいな」

    阿武隈「うぅ…いただきます…。」

    パカ

    阿武隈(あ、美味しそう、提督本当に料理上手だよね。)パクッ

    阿武隈(あれ、いつもより味が薄いような?…あ、もしかして私たちの好みにあうように味付けしてくれてるのかな)

    阿武隈(ってことはこの味が提督の好みなんだ…。ああこれ知ってる娘他にいるのかな?私だけなのかな)

    阿武隈(ああなんだろう変な気持ち。なんだかすごく、嬉しい…)

    19 = 13 :

    。。。。

    阿武隈「ふぅ、御馳走様でした」

    阿武隈(全部美味しくいただきました。量は提督に合わせてあるから普段私が食べてる量より多いはずなのに…)

    提督「全部食ったか、意外と大飯くらいなんだなお前」

    阿武隈「あ、いやそれはその…あまりに美味しかったので、そのつい、何時もよりですね…。」

    提督「まあいい、それよりほらこっちこい」

    阿武隈「へ、次は何を?」

    提督「いいから、その髪のまま遠征いくのか?いいならそのままいくがいい」

    阿武隈「へ?あ、ああ忘れてた!」

    提督(忘れんなよ)

    阿武隈(提督の弁当に夢中で忘れていた…そういえば今の私スーパーサイヤ人だった…)

    提督「こっちだ、座れ」

    阿武隈「は、はい!」スッ

    20 = 13 :

    シュッシュッ

    阿武隈「きゃ、冷た!」

    提督「男に髪触られるのは嫌だとは思う、すまんが我慢しろ」サッサッ

    阿武隈(え、もしかして提督が髪といてくれてる?)

    提督「…」サッサッ

    阿武隈(もしかしなくてもないよ!あの提督が私の髪といてるよ!)

    提督「…」シュッシュッ

    阿武隈(あれ、あんなに髪絡まってたのに全然クシが髪に引っかかってない。スーッてクシが通ってる。ああなんか気持ちいいな…)

    提督「…身嗜みを整えることそのものは女性らしくていいと俺は思う。お前等は艦娘だがその前に立派な女性なんだ、女性であることを捨ててまで、俺はここで戦っていてほしくない」ムスビムスビ

    阿武隈「…」

    提督「ほら、終わったぞ」

    阿武隈「え、あ、いつもの髪型!これ結ぶの結構難しいのに。」

    提督「いいか、もし今日みたいなことがあったら俺のとこに来い。髪直してやるから」

    阿武隈「え!あ///あの、本当にいいの?」

    提督「いいと言っている」

    21 = 13 :

    阿武隈「あ、ありがとうございます提督///」カァ

    提督「勘違いするなよ、今日みたいに朝礼が遅れたら迷惑だからだ。それにさっき弁当をやったのも腹が減ったという理由で任務に支障がでては困るからだ」

    阿武隈「うん…うん!わかってます提督」ニコッ

    提督「本当にわかってんのかこいつ…まあいい、早く遠征いってこい、瑞鳳に遠征いくの待ってもらってるから」

    阿武隈「え、そうなの!?分かりました、軽巡阿武隈、遠征任務いって参ります!」

    提督「おうさっさといってこい、仕事の邪魔だ」

    阿武隈「提督、ありがとうございますね!」バタン!!

    タッタッタ…

    提督「ったく、勘違いするなってんだろ」

    22 = 13 :

    阿武隈(今日は最悪な日だと思ってたけど違った。ううん、この鎮守府にいるかぎり、提督と一緒にいるかぎり、最悪な日なんてありえないんだ。きっと、ずっと…)タッタッタ

    阿武隈(…どんな日でも)マガリカドクルッ

    北上「え?」

    阿武隈「あ」

    ドカン!

    北上「ぎゃあ!」

    阿武隈「あうぅ!」

    阿武隈(や、やっぱり、き、北上さんと一緒だと、さい…あく、かも)ガクッ

    23 = 13 :

    阿武隈可愛いやろ?阿武隈ss増やそ?な?

    じゃあの

    24 :

    かわいい

    25 :

    あぶくまーはちぃーとばかし声が高いのがねェ…
    キンキンすぎるんよー。

    26 :

    >>25
    わかる。
    秘書艦にしておくと慣れる。

    慣れるというか、聴けないと物足りなくなるようになる

    27 :

    それがいいんですよ

    28 :

    づほスレじゃないのかここ?

    29 :

    鎮守府の日常スレだよ

    30 :

    ザー…

    瑞鳳「…はぁ、まさかこんな大雨になるなんて…鎮守府でたときは晴れてたじゃない…」

    瑞鳳「結構買い物しちゃったから荷物も多い上傘もない…はぁ~…」

    瑞鳳「…こんなことなら意地なんか張らずに誰かと一緒に行けばよかったな…」

    31 = 30 :

    2時間前。。。

    鳳翔「瑞鳳ちゃん、ちょっといいかしら?」

    瑞鳳「はい鳳翔さん、なんですか?」

    鳳翔「最近出撃や遠征続きでろくに買い物が出来なかったでしょ?だからそろそろいろいろと物が無くなって来ちゃって、悪いんだけど買い物に行ってきてほしいの」

    瑞鳳「調度任務も終わりましたし買い物くらいいいですよ。何を買えばいいですか?」

    鳳翔「それが結構量があるの。瑞鳳ちゃん一人じゃちょっと大変かも。これが買ってきてほしい物をまとめたメモよ」

    瑞鳳「うわメモが裏までびっしりなのが3枚も…結構ありますね確かに」

    鳳翔「そうよねぇ、瑞鳳ちゃん一人で大丈夫かしら?」

    提督「瑞鳳だと無理だろこれは」

    瑞鳳「そうですよねぇちょっと自分でも厳しいと思い…ってうわっ!提督いきなり会話に入ってこないでください!」

    32 = 30 :

    提督「この量はこのちっさいのには無理だな。荷物が重すぎて足下覚束なくなってこけて買い物袋の中身がが道に散乱する未来が鮮明に浮かぶ」

    瑞鳳「むっ!腹が立つ言い方しますね!大丈夫です私一人でこれくらい簡単に出来ます余裕です朝飯前です!それじゃあ鳳翔さん行ってきます!」ガダ!ダッダッダ‥

    鳳翔「ちょっ、瑞鳳ちゃん!」

    提督「…」ヤッチマッタ

    鳳翔「提督~…」ジーッ

    33 = 30 :

    。。。。

    瑞鳳(提督に馬鹿にされたからって、意地になって、周りに迷惑かけようとしてるよね…って現在進行形でかけてるのか、ははは、はぁ…)

    瑞鳳(ため息しかでないや…雨、何時止むかな)

    …ホウ

    瑞鳳(あー暖かくなったと思ってたけど、雨が降るとさすがに寒いなー。海にでてるときは気にしないのに)

    ズ…ホウ…

    瑞鳳(もう濡れて帰ろうかな。でも買い物が塗れちゃうからだめか。)

    ズイホウ‥

    瑞鳳(ほんと、私のばーか…)

    ズイホウ!

    瑞鳳「…提督のばーか」

    提督「誰が馬鹿だこの馬鹿」

    34 = 30 :

    瑞鳳「ひゃっ!!!え、提督?!なんで?!」

    提督「何でもクソもあるか馬鹿、雨が降ってくるわ帰るの遅いわ、なんかあったかと思うのが普通だろこの馬鹿」

    瑞鳳「ば、馬鹿馬鹿いわな、いで…」

    瑞鳳「…」

    提督「ん?どうした急に黙って、いつものお前ならここは言い返してくる所だろ」

    瑞鳳「ごめんなさい…」

    提督「は?」

    瑞鳳「提督、まだ仕事終わってないんでしょ?それなのに私のためにこんなとこまで来させちゃって…ごめんなさい…」

    提督「…ほら傘だ、荷物を渡せ、帰るぞ」

    瑞鳳「…」コクッ

    35 = 30 :

    。。。。

    提督「…」スタスタ

    瑞鳳「…」スタスタ

    瑞鳳(提督、ずっと黙ってる…怒ってるのかな?)

    瑞鳳(そりゃそうだよね、迷惑かけちゃったもん、怒らない方が)提督「すまなかった」

    瑞鳳「って、え?」

    提督「すまなかったと言ってるんだ」

    瑞鳳「え、な、なんで?」

    提督「元はといえば俺がいらんこと言ったせいで、お前をこんな雨の中一人きりにさせてしまった。寒くはないか?」

    瑞鳳「えっと、あの、うん大丈夫…」

    提督「ならいい…本当にすまなかった…」

    瑞鳳「…!提督が謝らなくても、元はといえば私が!」

    提督「今回お前に非はない、全部俺のせいだ」

    36 = 30 :

    瑞鳳「だから私のせいだって!」 

    提督「いや俺のせいだ」

    瑞鳳「もうっ!私のせいだって!」

    提督「ええい!何度言えばわかる!俺のせいだ!」

    瑞鳳「私!」

    提督「俺だ!」

    瑞鳳「わーたーしー!」

    提督「俺だっての!」

    オレダ!ワタシ!オレ!ワタシ!
    リカイシナイヤツダナ!テイトクコソコドモデスカ!
    チッコイノニコドモトイワレタクナイワ!

    ギャーギャー‥

    37 = 30 :

    。。。。


    瑞鳳「はぁはぁ…」

    提督「はぁはぁ…ああアホらし」

    瑞鳳「うん…今回のことはさ、お互い悪かったってことにしない?」

    提督「そうだな、埒があかんわこのままじゃ」

    瑞鳳「…ふふ」

    提督「?なにがおかしい」

    瑞鳳「だって、さっきの提督本当に子供っぽかったから、つい」

    提督「お前に言われたくは…いや、本当ガキだったな俺」

    瑞鳳「提督、はい」スッ

    提督「なんだその手?」

    瑞鳳「仲直りの握手、ほら!」

    提督「なんで握手なんだよ」

    瑞鳳「いいじゃない、こういうのは言葉より行動で示した方がすっきりするもんなの」

    提督「ったく」スッ

    ギュ

    瑞鳳「…ふふ」

    提督「‥ふん」

    38 = 30 :

    ブワッ!

    瑞鳳「きゃ!凄い風!」バキッ

    瑞鳳「ああ傘が!」

    提督「瑞鳳!大丈夫か!?」

    瑞鳳「私は大丈夫だけど、傘はね…これもう使えないね流石に」ハハ

    提督「…ほらこっち入れ、濡れるぞ馬鹿」

    瑞鳳「いいの?…ありがとう…」

    提督「…勘違いするなよ、風邪引かれたら戦力が減って迷惑だからだ」

    瑞鳳「ふふ、なんか久しぶりに聞いた気がするそれ」

    提督「は?」

    瑞鳳「『勘違いするなよ』ってやつ、今日は聞いてなかったから」

    提督「そんな頻繁にいってねえよ」

    瑞鳳「いってるよ、毎日」

    提督「あっそうですか…」

    瑞鳳「はいそうなんです~」フフ

    提督「ふん…」

    瑞鳳「…」

    瑞鳳「…」ギュ

    39 = 30 :

    提督「何でひっつく?」

    瑞鳳「提督の肩濡れてるよ、こうすれば詰められるから濡れないでしょ?」

    提督「濡れてないし濡れても大丈夫だ」

    瑞鳳「私が大丈夫じゃありませんので、無理やりにでもひっつきます」ギュ

    提督「…はぁ、好きにしろ」

    瑞鳳「はい…」

    40 = 30 :

    。。。。。

    瑞鳳「ただいまー!」

    提督「戻ったぞ」

    鳳翔「瑞鳳ちゃん!大丈夫濡れなかった?風邪引いてない?どこか怪我してない?」

    瑞鳳「ほ、鳳翔さん大丈夫ですよ…はは」

    「凄い雨だったから心配したわ!提督も大丈夫だったかしら?!」

    提督「俺は大丈夫だ」

    「心配したのです。でも二人とも大丈夫みたいでよかったのです」

    阿武隈「よかった…二人ともなんともなくて…」

    瑞鳳「も、もうみんな大袈裟だよー。これくらいでなんとかなってたら戦場になんか出られないって!」

    鳳翔「それだけみんな瑞鳳ちゃんが好きってことよ、もちろん提督もね」

    瑞鳳「うぇ!ちょ鳳翔さんなにいって…///」

    提督「…」ハァ

    阿武隈「む…」

    41 = 30 :

    鳳翔「あら、傘一つしかないわね?提督に二つ渡しましませんでしたか?」

    提督「ああいや、強い風が吹いてな、壊れてしまったんだ」

    「ふーんそれは大変だったわね…って!それつまり帰りは相合い傘?!」

    阿武隈「?!」

    「はわわわわ///相合い傘なのです///」

    瑞鳳「ちょ、あのねそういうのじゃないよ!?あくまで二人とも濡れないようにするために仕方なかったって言うか、ね?」

    提督「そうだぞ、こんなちっこいのとしてもなんもときめきもないからな、相合い傘とは言えないな」

    瑞鳳「そうそうだから相合い傘じゃ…ってそれどういう意味提督!?」

    提督「さて仕事に戻るかね」タッタッタ

    瑞鳳「待ってよ提督!説明しなさいよー!」

    鳳翔「あらあら」

    「本当に」

    「仲良しさん、なのです」ニコッ

    阿武隈「…」

    阿武隈「…いいな」ボソッ

    42 :

    阿武隈いいよね
    阿武隈可愛い

    43 = 30 :

    スレタイ通りづほと提督の絡みが多くなるけど他の艦娘の絡みもあるんよ。

    皆可愛いからね、仕方ないね。

    じゃあの

    44 :

    阿武隈可愛い

    末娘で武勲艦なんだよね

    45 :

    おつー。
    もっといろんな艦娘と絡んでもいいのよ?


    今日出撃以外はアブクマー秘書にしてみた。
    ゃべーわ。髪の毛ぐしゃぐしゃってしたくなるわ

    46 :

    買い物袋持って雨を見つめていれば、俺も可愛い子と相合い傘のチャンス有か

    47 :

    ただしイケメンに限る

    48 :

    「ふぅやっと帰ってきたわ、お疲れ潮」

    「うん、ありがとう曙ちゃん。いつも助けてくれて」

    「馬鹿もう、勘違いしないでよ。妹を守るのは姉の当然の役目なんだから、それにあの海域の敵くらいどうということないわよ」

    「ふふ、ありがとうね曙ちゃん」

    「だから勘違い…もういいわよ」フン

    「♪」ニコニコ

    提督「おう戻ったかお前等」スッ

    「きゃあ!?」

    「おらぁ!」ドゴッ
    提督「おっと」ヒラリ

    49 = 48 :

    提督「お前上官に向かってなにしてんだこの餓鬼」

    「いつも言ってんでしょいきなり現れんなって!潮が怖がるでしょうが!」

    提督「あ?びっくりするならまだしも怖がるはねぇだろ。なあ潮?」ギロリ

    「ひぃ!?」

    提督「…」ジーッ

    「あぅ、あの…その…」

    提督「…その?」ジーッ

    「うぅ」ナミダメ

    提督「!?」

    「ううぅ…」グスッ

    提督「お、おい」

    「おらぁ!」ドゴ
    提督「おっとお前いきなり殴りに来るな!」

    50 = 48 :

    「なぁに潮泣かせてんだよあぁんこの糞提督!!」

    提督「あんだとこらぁなんもしてねぇよこの餓鬼ぃ!!」

    「あんたの目は睨むだけで人殺せるくらい目つき悪いんだよ!整形してその目つき直して来いやこの糞提督が!」

    提督「目つきに関してはお前に言われたくないんだよ今のお前の目も十分人殺せるぞ糞餓鬼が!」

    「あんだとこらぁ!?」

    提督「文句あんのかこらぁ!?」

    鳳翔「なに喧嘩してるの二人とも?」

    曙提督「ビクッ」


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