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    元スレ吹雪「この鎮守府は何かがおかしい」空母棲姫「……」

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    251 = 237 :

    『そうですけど……いいんですか? 彼にあんなこと言って』

    元帥『嘘も方便の一つさ。その為にわざわざ支援を呼んだのだから』

    『……わかりました』

    「水上打撃部隊、旗艦大和、突撃します!」

    252 = 237 :

    初風「こんな所で黄昏て、どうしたのかしら?」

    提督「……初風か」

    初風「隣座るわよ」

    提督「……海を見ていた」

    初風「……」

    提督「自分が不甲斐ない。腹が立ったよ」

    初風「……?」

    253 = 237 :

    提督「姫を守る為に提督になったはずなのに、結局姫に守られて……」

    提督「結局今できることが此処で祈ることだけだ」

    初風「……」

    提督「それで、君はどうしてここにいるんだ?」

    初風「誰かさんがいじけるからって頼まれたのよ」

    提督「……そうか。それで、彼女はなんと?」

    初風「必ず帰ってくる、だそうよ」

    提督「そうか……」

    初風「大丈夫。貴方は強くなれる」

    初風「いつか彼女を守れる大艦隊を作りましょう」

    提督「……そうだな」

    254 = 237 :

    空母棲姫「182……181……キリがない」

    元帥『全くだ。もう一度支援頼めるか?』

    空母棲姫『……愚問ね』

    空母棲姫「全機発艦させる。防空は任せるわよ」

    ヲ級【輪形陣! 死ぬ気で落とせ!】

    吹雪「深雪ちゃん! 叢雲ちゃん! 輪形陣!」

    深雪「はいよ!」

    叢雲「……キリがないわね!」

    255 = 237 :

    利根「ほう。なかなかやるのぅ」

    金剛「利根、油断は大敵ネー」

    筑摩「そうですよ姉さん」

    筑摩「いくらあの人達が頑張っているとは言え――」スッ

    筑摩「――私達が被弾したら元の木阿弥ですよ?」

    利根「――言われなくても心得ておるわ」

    利根「じゃが……」

    地獄猫【――っ!】

    利根「わしと筑摩が航巡になれれば少しは手伝えるのにのぅ……」

    256 = 237 :

    筑摩「仕方ありませんよ。練度が足りないのですからっ!」

    「――っ!」

    金剛「Wao! なかなかやるネー」

    「あのクラスの戦艦なら利根さん達でも落とせますよ」

    利根「本当か!?」

    「ええ。ただ砲撃を連続で当てる必要があるので、もう少し練度を上げないとですけど」

    利根「やはり課題は練度かのぅ」

    「焦っては駄目ですよ? ゆっくりと精進して――!?」

    「第二警戒航行序列! 撃ち方用意!」

    神通「了解しました。対空砲撃、撃ち方始め!」

    257 = 237 :

    大淀「大和から入電!敵攻撃機が頭上を飛び越え、第三支援艦隊に接近中との事です!」

    大淀「続いて姫から入電!攻撃機が戦闘機を後方から迎撃中! 戦闘機は現状のまま第一艦隊を護衛するとのこと」

    大淀「続いて姫から入電! 爆撃機を10機失ったものの敵を多数撃沈!」

    元帥『支援爆撃はまだいけそうか?』

    空母棲姫『私のはもう無理ね』

    空母棲姫【――っ】

    空母棲姫『ヲ級のはまだ余裕があるみたい』

    元帥『……そっちが落ち着いたら入電してくれ』

    元帥「地獄猫か……なるほど。上が欲しがるわけだ」

    258 = 237 :

    戦艦棲姫【後方支援とは、堕ちたものだな】

    戦艦ル級【……】

    戦艦棲姫【どうだ? お前がかつて仕えた姫の姿は】

    戦艦ル級【……】

    戦艦棲姫【言葉も出ないか。さてどうしたものか】

    戦艦ル級【私が姫とやる】

    戦艦棲姫【……お前が彼女を撃つ、と?】

    戦艦ル級【……】

    戦艦棲姫【そう。好きにしなさい】

    戦艦棲姫【なら、手慰みに艦娘達で遊んでくるとするわ】

    259 = 237 :

    大淀「これは!?」

    元帥「どうした?」

    大淀「敵が二手に分かれて進行を開始しました!」

    元帥「……戦艦棲姫はどちらに向かった?」

    大淀「水上打撃部隊に向かっているようです!」

    元帥『戦闘機の護衛はもういい。それよりも空母率いる機動部隊がそっちに向かっている。迎撃できそうか?』

    空母棲姫『私を含め弾薬の消費が激しい。戦闘可能時間はそう長くはないでしょうね』

    元帥『……うちの支援艦隊があと少しで到着する。なんとか持ちこたえてくれ』

    空母棲姫『わかったわ』

    260 = 237 :

    利根「ふむ。なかなかの戦果じゃな」

    筑摩「解っている思いますが――」

    利根「油断大敵、じゃろ?」

    「……」

    金剛「hey! 溜息ついてどうしましたかー?」

    「戦艦棲姫が接近しているそうです」

    金剛「戦艦……棲姫?」

    「……まぁ、そうなりますよね」

    「水上打撃部隊、砲撃戦用意! 急いで!」

    261 = 237 :

    吹雪「当たれ!当たれぇ!」

    叢雲「深雪! 後ろ!」

    深雪「おうよ!」

    ヲ級【……おかしい。なぜ攻撃してこない】

    空母棲姫【戦艦棲姫の横にいたル級とヲ級……なるほど、あの子達か】

    ヲ級【姫……?】

    262 = 237 :

    空母棲姫【ヲ級、貴女も攻撃しなくていい。でも念のために地獄猫は出しておきなさい】

    ヲ級【……わかりました――あれは、地獄猫!?】

    吹雪【!?】

    吹雪「敵の地獄猫が来てる!」

    叢雲「嘘!? 冗談じゃないわよ!」

    空母棲姫「対空砲撃を中止、別命があるまで待機」

    深雪「待機って、このままやられろって言うのか!?」

    263 = 237 :

    空母棲姫「いいからそこで見てなさい」

    空母棲姫「ヲ級、彼女達が邪魔するようなら遠慮しなくていいわ」

    深雪「……なっ!?」

    叢雲「……」
    深雪「……」

    吹雪「ちょっと二人とも!?」

    ヲ級【砲門を降ろせ、さもないと……】

    空母棲姫「……二人とも」

    深雪「……」
    叢雲「……」

    空母棲姫「私を信じてくれる?」

    264 = 237 :

    地獄猫【……】

    深雪「また旋回……」

    叢雲「地獄猫だけじゃない。よく見たら他の艦載機も攻撃してこない」

    空母棲姫「言っておくけど、油断はしないように」

    叢雲「ちょっと!? 攻撃してこないんじゃなかったの!?」

    空母棲姫「そんなこと一言も言っていない」

    空母棲姫「あれは別命があるまで、何が起きても対処できるように待機って意味よ」

    叢雲「……なるほどね」

    空母棲姫「まぁ、それも杞憂に終わったようだけど」

    265 = 237 :

    地獄猫【……】

    深雪「……結局、何もせず帰って行ったな」

    空母棲姫「要するに、私と接触したい地獄猫持ちが敵の中にいるわけね」

    空母棲姫「まぁ、そんな子は数人しか思い当たらないけど。ねぇ、ヲ級」

    ヲ級【……?】

    空母棲姫「――これより敵部隊と接触を試みる」

    空母棲姫「あの地獄猫を追いかけましょうか」

    266 = 237 :

    食休みにウォーキングしてくるでち
    帰ってきたら昼寝するか投下するかのどちらかかと

    268 :

    大淀「第三支援艦隊、敵部隊と――接触?」

    元帥「どうした?」

    大淀「いえ、それがその……交戦ではなく接触と……」

    元帥「接触? ……まさか」

    元帥「……ふふ、このタイミングでこうなるか」

    元帥「いや、これも流石と言うべきか……」

    大淀「……?」

    269 = 268 :

    元帥「私の艦隊から逃れ、生き延び」

    元帥「理解者と出会い、恋をして」

    元帥「危機的状況に陥っても、こうして切り抜けようとしている」

    元帥「流石の幸運――いや、悪運なのか」

    元帥「彼女もまた、自分だけは生き延びてしまうタイプなのかもしれん」

    元帥「――そうか。だからこそ彼を……」

    元帥「……いや、妄想が過ぎるか」

    元帥『――大和』

    270 = 268 :

    ごめんなさい
    今日は更新するとか、もうそんな気分じゃないです

    271 :


    そんな日もあるさ

    273 :

    空母棲姫【……久しぶりね。ル級】

    ル級【……貴女は本当に姫なのか?】

    ル級【何故此処にいる。何故人の味方をする】

    ヲ級【……】

    ヲ級F【……】

    空母棲姫【たった一つの命を想う。それはおかしいことなのかしら?】

    ル級【……】

    空母棲姫【私は変わらない。私は私のやりたいように動く】

    空母棲姫【立ちはだかるなら誰だろうと排除する。そうでしょう? 私達は】

    274 = 273 :

    空母棲姫【さて、これで満足かしら?】

    ル級【……ええ】

    空母棲姫【それで、貴女はどうするのかしら?】

    ル級【こうしている以上、答えは一つだと思いますが?】

    空母棲姫【……】
    ル級【……】
    ヲ級【……】
    ヲ級F【……】

    吹雪「二人とも」

    深雪「言われなくてもわかるぜ」

    叢雲「一触即発、ね」

    深雪「……叢雲、吹雪、始まったら突撃するぞ」

    吹雪「えっ?」

    深雪「この距離なら魚雷が届く。私達の距離だ」

    275 = 273 :

    ル級【――最後に一つだけ】

    空母棲姫【なにかしら?】

    ル級【もし私達が貴女の軍門に降ると言ったら?】

    空母棲姫【……そうね。再び私の下に着く事を許しましょう】

    ル級【……変わりましたね。姫は】

    空母棲姫【そうかしら?】

    ル級【随分優しくなられました】

    空母棲姫【……】

    276 = 273 :

    ル級【――先程の無礼をお許しください。これより我が部隊は再び貴女に隷属します】

    ル級【そこにいる方向音痴より役に立って見せましょう】

    空母棲姫【即戦力は歓迎するわ】

    ヲ級【……誰が方向音痴だ】

    ヲ級F【姫の捜索中に迷子になって、行方を眩ませたのは何処の誰ですか?】

    277 = 273 :

    ヲ級【……うっ。だがな、私は無事に姫の下に辿り着いていた】

    ヲ級【今更のこのこと来た無能には負けんよ】

    ル級【減らず口を……】

    ヲ級【あ?】

    ル級【お?】

    深雪「……なあ、吹雪。いきなりほんわかし始めたけどどうなったんだ?」

    吹雪「えっと……私達の仲間になった、みたいな?」

    空母棲姫【さて、反撃しましょうか】

    278 = 273 :

    「不知火! 金剛さんを撤退させて!」

    不知火「了解しました……ご武運を」

    戦艦棲姫「ふふふ。これで三体目……生き残れないわよ」

    筑摩「危ない! 姉さん!」

    利根「筑摩!?」

    戦艦棲姫「四体目」

    「……浜風」

    浜風「……任せてください」

    「この……っ!」

    イ級【――っ!!】

    戦艦棲姫「……ご苦労様」

    279 = 273 :

    戦艦棲姫「無様ね。でも、それも当然」

    戦艦棲姫「欠けているのよ。味方を犠牲にして、なお勝とうとする意志が」

    戦艦棲姫「例え残り70の同胞を犠牲にしてでも貴女達は必ず沈めてあげる」

    戦艦棲姫「……向こうも決着が着いたようね。これで約100」

    戦艦棲姫「それではさようなら。愚かな艦娘ども」

    戦艦棲姫「沈んで、堕ちて、飲み込まれたのなら、もう一度また会いましょう」

    280 = 273 :

    ル級【第四、五、六水上打撃部隊、支援砲撃、撃て!】

    ヲ級【地獄猫換装。第七空母機動部隊、航空支援用意!】

    ヲ級F【同じく第八空母機動部隊、航空支援用意】

    空母棲姫【……】

    ル級【……姫、行くつもりですか?】

    空母棲姫【ここの指揮は任せるわ】

    ル級【……わかりました。ご武運を】

    吹雪【あの! 私達も行きます!】

    ル級【!? お前、どうして――】

    ヲ級【――行ってこい、吹雪】

    吹雪【はい!】

    281 = 273 :

    大淀「空母棲姫と吹雪、深雪、叢雲が戦艦棲姫と交戦を開始しました」

    元帥『大和、再び戦闘出来そうか?』

    『大破している子もいますが、とりあえずは可能かと』

    元帥『……撤退だな』

    『ですね』

    『まぁ、あの支援砲撃で大破してましたから大丈夫だと思いますよ』

    元帥『そうか。とにかく、後は彼女達に任せようじゃないか』

    『色々と不満はありますけどね』

    元帥『そう言うな。今の君の最重要任務は』

    『みんなを鎮守府まで連れて帰ること』

    元帥『そう言うことだ。後は頼んだぞ』

    『……提督?』

    282 = 273 :

    元帥『いやはや、呼び出しを食らってしまってね。見届けたら直ぐに出るよ』

    元帥『ここの提督には私から言っておくから、君はゆっくり休んでから帰って来なさい』

    『ちょっと、提督!?』

    『……』

    「提督!?」

    283 = 273 :

    戦艦棲姫【……】

    空母棲姫【最期の言葉ぐらい聞いてあげる】

    戦艦棲姫【裏切り者どもが……何度でも繰り返す。次はお前達の――】

    空母棲姫【――沈め】

    戦艦棲姫【番……だ…………】

    284 = 273 :

    吹雪「大丈夫ですか?」

    空母棲姫「……満身創痍な子に心配されるとはね」

    吹雪「あはははは……」

    空母棲姫「さて、帰りましょうか」

    深雪「――っ!? 何か来てるぞ!」

    叢雲「あれは……あぁ、援軍の支援艦隊か」

    空母棲姫「彗星……かしら?」

    285 = 273 :

    翔鶴「少し遅かったようですね」

    加賀「……では帰りましょうか」

    翔鶴「いいのですか?」

    加賀「それが提督の指示よ」

    加賀「おっと、失礼しました。指示をどうぞ、曙」

    「えっ、そ、それでは帰りましょうか?」

    286 = 273 :

    翔鶴「どうして疑問系なんですか?」クスッ

    「ほら、ちゃんと指示出してぼのの」

    「うっ、うるさいわね」

    「いつものツッコミがこない……だと?」

    榛名「曙ちゃん、頑張ってください!」

    「……あぁもう! 本当、何考えてるのよクソ提督ぅ〜!」

    287 = 273 :

    とりあえずここまで
    ご飯食べてくる

    290 :


    艦娘勢のほうは複雑だな

    291 :

    「ええ、なんかもうこうなると思っていましたとも……」

    金剛「どうしましたか?」

    「あの、そろそろ私上が――」

    金剛「それにしてもいいお湯ですねー」

    「あの、ここの提督から修復剤も貰いましたし――」

    空母棲姫「あら、私達と一緒だと不満かしら?」

    「……自分が何をしたか忘れたと言わせませんよ」

    292 = 291 :

    空母棲姫「私達と交流する気はないと?」

    「……」

    空母棲姫「そう。ならば今日の晩御飯もキャンセルかしらね」

    「……?」

    空母棲姫「せっかく提督が感謝と交流を兼ねて自腹を切ってまでご馳走を用意していると言うのに」

    「……!?」

    空母棲姫「仕方ないから中止して、お礼とお詫びの品に色を付けるべきかしら」

    「……」

    空母棲姫「……私達からすれば参加してくれると助かるのだけど、仕方ないわね」

    「そ、そこまで言うのでしたら……その…………」

    金剛「と言うわけでもう少しゆったりするネ!」

    「仕方ないですね」

    293 = 291 :

    「それにしても吹雪さん人気ですね。囲まれて殆ど見えない」

    金剛「まぁ吹雪は仕方ないネー」

    「?」

    294 = 291 :

    ル級【それで、私の部下にならないか?】

    吹雪【えっとその……】

    ヲ級【ふざけるな。誰がお前に渡すものか】

    吹雪【ええっ!?】

    ル級【そうはいかん。今後を考えれば私と組んだ方がためになる】

    ル級【私と組めば色々と教えてやろう。艦娘(お前達)が知らない深海棲艦(私達)の秘密を】

    295 = 291 :

    吹雪【えっと、あの……】

    ヲ級【吹雪、私と組めば……その】

    ル級【すぐ迷子になる。無愛想で愛想もない】

    吹雪【そ、そんなことないですよ!?】

    ル級【ほう……】

    吹雪【あっ、いえ、その……】

    ル級【まぁ、確かにアイツと比べれば色々とマシな方か】

    ヲ級【……比べないでくれ】

    吹雪【アイツ……?】

    深雪「顔赤いけど大丈夫か?」

    叢雲「えっ!? 大丈夫よ!?」

    深雪「そうか? それじゃ先に上がるけど、叢雲ものぼせる前に上がれよ?」

    叢雲「う、ん! わかったから!」

    深雪「……?」

    296 = 291 :

    吹雪「叢雲ちゃん顔赤いけど大丈夫かな?」

    ル級【マズイ。離れるぞ】

    吹雪「え?」

    ヲ級【こっち】

    吹雪【えっ、あの?】

    ル級【お前も巻き込まれたくないだろ?】

    吹雪【巻き込まれる?】

    ヲ級F【ヌフフフフ】

    叢雲「お願い……やめ――んっ!?」

    吹雪「……?」

    297 = 291 :

    「あの、叢雲ちゃんの様子が――」

    空母棲姫「今は見て見ぬ振りをしなさい」

    空母棲姫「それに、私に砲門を向けたのだから、助ける義理もないわ」

    「あの――」

    空母棲姫「なに? 貴女も触手で犯されたいの? ちなみにあの子、前より後ろの方が――」

    金剛「――入渠用のお風呂(ドッグ)から出なくて良かったデース」

    「……いい湯ですねぇ」

    298 = 291 :

    「……美味しい」

    提督「口に合いましたか? 大和さん」

    「はい! すごく美味しいです!」

    提督「それは良かった」

    提督「……」

    「あの……」

    提督「この度は、申し訳ありませんでした」

    299 = 291 :

    「言う相手を間違えていますよ」

    提督「元帥殿には日を改めて正式に謝罪を……」

    「……そうですか」

    「……」

    「……あの頭を上げてください」

    提督「……」

    「土下座を続けられてもこちらが困ります」

    300 = 291 :

    「貴方の誠意は伝わりました。ですが、まだ不十分です」

    提督「不十分……ですか」

    「食事に謝罪の言葉」

    「それだけで貴方の何を知り、何を許せというのでしょうか」

    提督「……」

    「ですので、貴方の秘めてる事柄を一つだけ教えてくれませんか?」

    提督「腹を割って話せ、と」

    「はい。具体的に言うと、貴方と彼女との馴れ初めなどどうでしょう?」

    提督「……場所を変えてよろしいですか?」


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