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    元スレいろは「せーんぱいっ」八幡「」

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    401 = 400 :

    いやはや、まだ6.5巻途中ですがやっぱ渡航先生の書く文は面白いですねっ。
    素直な疑問として、正直皆さんアニメそんな面白かったですか?
    個人的には俺ガイルって先生の書く地の文がすごく面白いから好きなんでアニメとしては微妙な印象だったのですが…

    402 :

    八幡の声が違和感あったからみてないや

    403 :

    臭い

    404 :

    アニメは微妙だった

    405 :

    アニメは戸塚デートとゆきのんコースターをカットしたこと以外は概ね好きよ

    406 :

    最近「くぅ疲」みたいなの増えすぎだろ

    407 :

    まぁ割と悪くはなかったと思うよ
    2期が楽しみなくらいには良かった

    408 :

    >>406
    それも狙ってんのか狙ってないのかわからないレベルなのが多くて困るよな

    409 :

    一番好きなキャラが小町な俺としては、アニメは小町の出番やセリフがけっこうバッサリカットされてたのが残念だった
    12話で6巻までやったわけだからカットしまくりの駆け足展開だったのはしょうがないと思うけどね

    あ、OPEDやキャラソンは良かったと思います

    410 :

    別にそこまで変なあとがきじゃないだろ、
    あとくぅ疲とか言ってる奴は全員まとめ民な

    411 :

    書き込みしている人間をまとめ民と呼んでいいのだろうか?

    412 :

    アニメから入ったから違和感はない
    ただし原作の方が描写丁寧だし好き

    あとがき云々はわからんが、微妙に荒れそうな空気に>>1自ら燃料注いでる感じ

    413 :

    まとめ産の糞どもはまとめ民だろ

    415 :





    八幡「…おい、三浦。どこまで行くんだ?」

    優美子「人が居なさそうなトコ」



    うーむ、やはりボコられるのか?
    まぁいざという時は土下座するしかねぇ。
    と、冗談はさておき、実際この三浦優美子はそこまで野蛮ではない。
    見た目はまぁホント今時のJKって感じでカーストもトップ、その口調と態度、時折見せる鋭い眼光は女王様っぽいが別に悪逆非道ではない。
    今まで数度喋ったことがあるが、たまに女の子らしかったりもする。
    そう感じさせるのは雪ノ下に言い負かされて泣いた事があったからだろう。
    あぁ、俺もこの女王様の泣き顔見たかったなぁ…



    優美子「ここら辺でいっか…。ヒキオこっち」


    ふむ、確かに人がいない。
    あぁ、もうホントどうなっちゃうんだろうなぁ俺…


    八幡「…それで、何の用だ?早くしねぇと雪ノ下に殺されるんだが…」


    三浦は俺の言葉を無視して んー、と少し考え込んでから口を開く。



    優美子「あーし、やっぱこういうのあんま好きじゃないんだけど、最近結衣と何かあった?」

    八幡「……なんでそう思うんだよ」

    優美子「やっぱあーしと結衣っていつも一緒だし?だから、ちょっとした事でも結衣が変わったのが分かるんだよね。で大体結衣が変わるっていったらアンタ絡みじゃん?」

    八幡「………」



    まぁもう思い当たる事は一つしかない。
    だがどんな風に変わったのだろう?
    あの日から見ていて、由比ヶ浜は別段そんな変わった様には見えない。
    少なくとも悪い変化は見られない気がするが…



    八幡「…どんな風に変わったんだ?」

    優美子「は?今聞いてんのあーしなんだけど?まぁ良いや、何かすごい女の子らしくなったていうか、可愛くなったっていうか、まぁそんな感じ」



    とりあえず一安心。
    悪い変化だったらどうしようかと思った。
    ん?ならなんでこいつは…



    八幡「それって良い事なんじゃないのか?可愛くなって損はねーだろ」

    優美子「………」




    416 = 415 :

    答えて下さった方、ありがとうございます!
    でもこういう話は荒れる可能性もあったのでNGでしたね、不注意でしたすいません…


    あーしさん、口調むずい…
    出すんじゃなかった…と後悔中……

    417 = 415 :




    俺の素直な意見を返すと三浦は少し黙り、そして俺を睨み返す。
    え?いま何かダメなこと言ったか?



    優美子「あーしが聞きたい事分かってる?」

    八幡「由比ヶ浜が女の子らしくなった理由だろ?メイクでもしてんじゃねぇのか?」

    優美子「あぁもうっ!あーしが聞きたいのはそういう事じゃないからっ!」

    八幡「わ、悪い。え、ええっと、それで三浦さんは何が聞きたいのはでしょうか…?」


    は?こいつバカ?喧嘩売ってんの?と言いたげな目で俺を睨むと、はぁ、と大きく溜め息を吐きジト目で俺を見てくる。





    優美子「結衣と、付き合ってんの?」


    八幡「…………は?」





    すると数メートル先の廊下の突き当たりの方からドサッと物の落ちる音が聞こえた。
    俺も三浦もそちらに注意が向く。
    何やら慌ただしく動いている。
    スカートを履いているので女子。どうやら荷物を落とした様だ。
    せわしなく揺れるシュシュで結わえられた髪。
    あぁ、もう誰か分かっちゃったよ…
    川なんとかさんだ。それ分かってんのか?
    三浦がそちらへツカツカと歩いていく。
    盗み聞きしてんじゃねぇぞコラァッ!とでも言うのだろうか?と思っていたが、三浦は川なんとかさんの所まで行くと、一緒に落ちた物を拾い集める。
    うわぁ、やべぇ、あーしさんマジ超良い人…




    418 = 415 :





    俺もそちらへと向かう。
    俺が着く頃には落ちた物は拾い終えた様で二人ともパタパタとスカートをはたいていた。
    川なんとか沙希、あっ、川崎だ(まぁ最初からry)。川崎は少し伏し目がちに頬を赤らめると三浦に身体を向ける。



    沙希「あ、ありがと…」

    優美子「は?普通っしょ」


    マジかっけぇ…


    八幡「…んで、何してたんだ?」

    沙希「い、いやっ、別に何もっ!た、ただ通りかかっただけで、別にアンタが由比ヶ浜と付き合ってるとか、ホント全然聞く気なかったし聞きたくなかったけどたまたま聞こえちゃっただけだからっ!」


    八幡「……つまり聞いてたんだな」

    沙希「……………ごめん…」


    八幡「まぁ別に聞かれて困る様な事でもねぇしな。つうかただ通りかかっただけって、この辺、授業以外で滅多に使わねぇだろ。お前って放課後一人でこんなトコ来てんのか?」


    沙希「な、なわけないでしょっ!ホントは職員室行く時アンタがこっち歩いてくの見えたから何してるのか気になって…」

    八幡「お、おぉ、そうか…」

    沙希「う、うん…」



    何だか気まずい空気になったのも束の間、三浦が話に割り込んでくる。



    優美子「あんさー、なんで2人だけで話ししてんの?あーしもいるんだけど?つか前から思ってたけどアンタら仲良いよね?」


    沙希「はっ、はぁ?!こ、ここ、コイツとなんて全然仲良くないからっ!アンタこそこんなトコでコイツと2人っきりとかどうなわけっ?!」


    優美子「は?あーしとヒキオが?どう考えてもありえないから。ちょっと目ぇ大丈夫?ヒキオ並みに腐ってんじゃないの?眼科行ってきたら?」

    沙希「は?」

    優美子「は?」



    いつの間にここリング出来上がってんだよ…地球がリングなの?つかなんでお前らすでに戦闘態勢なの?DG細胞に侵されてんの?



    419 = 415 :





    つかお前らが争うのにいちいち俺をディスる必要なくなくない?
    俺フィールドに立ってねぇのにHP尽きかけてんだけど?やっぱ地球全てがリングってそういうことなのかい?
    いや、ていうかその辺はどうでも良いとしてーーいや全然良くないがーー、さっきお前ら落ちた物拾って上げてありがとうまで言ってたじゃん…。
    それがなんで一瞬でこうなるんだよ…



    八幡「……お前らちょっと落ち着いて話をだな…」

    優美子・沙希「は?」


    おぉっとまさかの合体攻撃ィ!きっと魂も使ってるから攻撃翌力は2.5倍だな。
    俺、装甲も運動性もHPも壊滅的でボスボロットよりも弱いけど修理費は高いからやめろよな。
    これじゃ完全オーバーキルだぞ…



    優美子「ヒキオあんたどっちの味方なわけ?」

    八幡「え、は?味方?」

    沙希「良いからどっち?」

    八幡「い、いや俺は常に中立でだな、いやむしろ中立というか何にも含まれない空気の様な存在であって…」



    もぅやめてぇぇえええっ!!!
    そんな何言ってんだよ?顔面潰すぞ?みたいな目で見てこないでくれ。
    まだガンダムファイトォ、レディ、ゴー!言ってないからさぁっ!
    そんな時、俺に天使が舞い降りた。
    遠くからヒッキー!と呼んでくる生徒がいる。
    間違いなく由比ヶ浜だ。
    そのまま小走りで由比ヶ浜は俺たちの元へ来ると俺たち3人の顔をキョロキョロ見渡す。
    そして はて?といって感じで小首を傾げると不思議そうに口を開く。




    結衣「こんなトコで3人で何してんの?」



    421 :

    おいおい、川崎もガハマも泣く展開じゃねえか。あーしキレるじゃねえか。

    422 :

    がはまは泣かねぇよ

    423 :

    ガハマは今泣いているんだ!

    424 :





    いや、俺がお前と付き合ってるかどうかを三浦に尋ねられてた。……なんて言えない。
    それはあまりにも無神経だろう。
    だがそんな俺の思考を差し置いて三浦が由比ヶ浜の前に踏み出る。
    おい、まさかとは思うがやめろ。
    いかに三浦が真実を知らないとしても由比ヶ浜がもしそれで傷付いたらどうするんだ…!



    優美子「やっぱあーし、コソコソすんの嫌いだわ。結衣、ヒキオと付き合ってんの?」

    結衣「……へ?」



    まさか由比ヶ浜もそんな事を聞かれるとは思ってなかったようで目を丸くしている。
    あー、言っちまったよ三浦さん…。
    だが俺の心配も杞憂に終わった様で、由比ヶ浜はクスッと笑みを浮かべた。



    結衣「付き合ってないよ。だってアタシ、ヒッキーにフラれちゃったんだもん」

    沙希「え?」



    なんでそこでお前が反応すんだよ…。
    つか由比ヶ浜、それ言っちゃうの?言っちゃって良かったの?まぁ俺言う友達いねーけど。
    由比ヶ浜はえへへーと照れた様に笑うと続ける。



    結衣「この前の月曜の帰りにね、ヒッキーに告白したんだっ。でもアタシ、フラれちゃった。だってヒッキー、他にもっと大切で好きな人ができたんだもん」

    沙希「えっ?」



    だからなんでお前が反応すんだよ…。
    つか由比ヶ浜、それ言っちゃうの?言っちゃって良いものなの?俺許可してねーぞ。
    由比ヶ浜の言葉を三浦は目をそらすことなく、ジッと睨めつける様に黙って聞いていた。
    由比ヶ浜の言葉の裏に隠された想いさえも見逃さない様に。


    425 :

    強うなったな……

    426 :

    あかんこれ川なんとかさんがかわいそうなことになる流れや

    427 :

    川嶋さんェ・・・

    428 :

    >>1頼むから川なんとかさんメインのss書いてくれ(懇願)

    429 :

    そんな川なんとかさんがメインにフラれるSSなんて見たくねぇよ……

    430 :

    kwskさんなら今俺の隣で寝息立ててるよ

    431 :

    アニメいろはすの声優あやねるに決まったな
    折本は戸松

    432 :

    やっぱあやねるか
    あぁ~^心がぴょんぴょんするんじゃ~^

    433 :

    いろはすは予想できたがまさか折本に戸松起用するとは思わなんだ

    434 :

    ヘイトキャラはスフィアなんやで

    435 :

    まだかなー

    436 :

    3時間に一回は更新ないか確認してるわ

    437 :





    結衣「だからね、優美子の言う様な関係じゃないよっ」



    由比ヶ浜は笑顔でそう言い放った。
    フった本人の前でそこまで爽やかに笑われると流石にクるものがあるが、でもその笑顔がまだ本心から出たモノじゃないことを知っている。
    なぜならフった次の日、由比ヶ浜は普段通り登校して、普段通りに過ごしてはいたが、その目元は少し紅く腫れていたからだ。
    その言葉を受けた三浦は少しの間、由比ヶ浜を見つめていたが、その後、身体を少し傾けて俺に視線を移した。
    三浦の眼光は鋭く、親友をフった男がどれほどのモノか見極める様に全身を睨め付けてくる。
    うぅ…怖いよぉ……。


    結衣「ゆ、優美子…?」


    そんな三浦を見兼ねて由比ヶ浜が声をかけてくる。
    それを合図にしたのか三浦は視線を再び由比ヶ浜に戻した。



    優美子「……そっ。ま、結衣が気にしてないってんならそれで良いし、ヒキオの言う様に別に悪い変化じゃないし、付き合っててもそうじゃなくても、あーしらとの関係が壊れないならそれで良いわ。つか、結衣がそうやって笑えてるなら、別に良いし…」


    結衣「優美子…」

    優美子「…あー、なんか疲れたー。隼人の部活終わるの待って一緒にカラオケでも行こっと。結衣はどする?」

    結衣「んー、アタシは今日はパスかな」

    優美子「そっ。んじゃあーし、行くわ。またね結衣」

    結衣「うんっ!」



    そう言って歩き出した三浦だったが、キュッと踵を返すと俺の目の前まで来て、耳元に顔を寄せてくる。
    おいやめろよ、キスしちゃうぞっ。



    優美子「これ以上結衣泣かしたら許さないから」

    八幡「…………おぉ」



    俺の返事を聞くと、三浦はスッと離れてクスリと口元に笑みを浮かべるとその場を去っていった。
    カッコよすぎやしませんかね、あーしさん…
    俺の方が惚れそうです…



    438 = 437 :

    お待たせしました皆さん。
    また今日から投稿します。
    てか今日は新刊発売日ですね!
    先ほど書店に行って買ってきました。
    あぁ、早く家帰って読みたい…

    439 :

    おかえりんこ

    440 :

    俺はAmazonで頼んでるから仕事終わってから今晩読む
    何より>>1

    441 = 437 :





    おそらく三浦も由比ヶ浜の目元が腫れていたのは気付いていたのだろう。
    まぁ女って、他人の変化に敏感だからな。
    髪の毛ロングの女の子が2.3cm切ったくらいでも見抜いちゃうその観察眼…。
    もはやエリート工作員とか、スナイパーに任命されるんじゃねぇのそれ…。
    まぁ、だからこそのこれ以上泣かせるな命令だ。
    あの三浦に言われた以上、絶対にこの命令は守らなくては。…でなければ俺が死ぬ。



    結衣「今、優美子と何話したの?」

    八幡「……別に」

    結衣「えーっ!超気になるじゃんっ!教えてよーヒッキー!」

    八幡「おい、ひっつくな。ほれ部活行くぞ」



    もーっ!!と横からポカポカ叩いてくる由比ヶ浜をよそに、部室へと歩き出そうとすると反対側からがしっと肩を掴まれる。



    八幡「なんだよ…」

    沙希「なんだよじゃない。ちょっと待って。アンタ、その、す、すす、好きな人、いるわけ…?」

    八幡「…………まぁ」

    沙希「そ、そそそっか、分かった。き、きっと相手もアンタに告白されたがってると思うからっ。は、早めが良いと思うよ。………ま、待ってるから…」

    八幡「お?おぅ……」

    沙希「そ、それじゃ、また…」

    八幡「あ、あぁ」



    それだけ言うと川崎はニヤけながら、軽快に廊下を歩いていった。
    ………なんだアイツ、壊れたのか?
    そんな川崎を俺と由比ヶ浜は不思議そうに見送ると、部室へと向かった。

    ………いやホントに川崎、どうしちゃったんだ…?



    442 :

    さきさき……

    443 = 437 :






    雪乃「あら、遅かったじゃない」


    部室の扉を開けると例の如く、雪ノ下雪乃は椅子に座り片手に本を持ちながらそう言った。


    結衣「えへへー、ゆきのんお待たせっ!」

    雪乃「い、いえ、別に待ってはいなかったのだけれど…」


    中に入るなり、寒かったよー!と言いながら由比ヶ浜は雪ノ下に飛びつく。
    雪ノ下はそれを鬱陶し気に顔をしかめている。
    ……俺はゆるゆりは良いが、ガチのゆりはちょっとなぁ…
    だけどこの二人なら何か目に良さそう…



    八幡「……うす」


    それを傍目に俺も自分の定位置にカバンを置く。
    すると先ほどまでゆりゆりしてた雪ノ下がふむ、と顎に指を立てて首を傾げる。



    雪乃「おかしいわね、どこかから声がするのだけれど…」

    八幡「……それ幻聴だぞ。病院行く事勧めるわ」

    雪乃「……また…。それに比企谷君の様な声だわ。確か彼は3年前に…」

    八幡「おいやめろ、勝手に俺を故人にするな」



    どうやら今日の雪ノ下さんは絶好調らしい。
    便秘でも治ったのかしら?
    雪ノ下はふふん、と口元に笑みを浮かべる。



    雪乃「それにしても今日は随分と遅かったのね。まさかここの場所を忘れてしまったのかしら?」

    八幡「ちげーから。ちゃんと覚えてるから」

    雪乃「比企谷君。良いことを教えてあげるわ。犬などの動物には帰巣本能というものがあるのよ。でもあなたにはそれがない。つまりあなたは犬以下なのよ駄犬企谷君っ」

    八幡「……全然良いことじゃねーよそれ…」



    ホントひどいと思いませんか?


    444 = 437 :




    それでも雪ノ下はまだ言い足りない様である。



    雪乃「いえ、あなたにとっては良いことだと思うのだけれど」

    八幡「どこがだよ…。危うくそこの窓から飛び降りかけたぞ」

    雪乃「だってあなたには存在を証明できるものがないでしょう?だからあなたに称号を与えたのよ。駄犬、というね」



    やべぇよ、今日のコイツ本当にやべぇ。
    だけどすげー楽しそうだ。
    人を言葉で追い詰めて楽しくなっちゃうって性根歪み過ぎじゃないですかねー。
    それに由比ヶ浜も由比ヶ浜だ。
    このやり取りを見てニコニコしてやがる。
    人が追い詰められてるとこ見て嬉しくなっちゃうとか性根歪み(ry。



    結衣「はいっ、そこまでー!今日はゆきのんの勝ちぃー!」

    八幡「これ勝負だったのかよ…。俺、この先もずっと負けるだろ絶対…」

    雪乃「由比ヶ浜さん、『今日は』なんて言ったら昨日は私が負けたみたいじゃない。まぁ、勝ちならそれはそれで良いのだけれど…」



    勝負事になると燃えちゃう娘なんですよね分かります。
    それからは雪ノ下のいれた紅茶を三人でずずっと啜り、何度か談笑しながら部活を終えた。
    冬の寒さでも、今のこの空間だけは冷やせない様だった。



    445 = 437 :





    部活終了後。
    外はすでに闇に飲まれ、空には月が浮かび、その下を歩く者の白い息を風がさらっていく。
    そんな寒々とした外を玄関から見つめていた。
    これからこんな寒そうな中を自転車で帰らなくてはならないという数分後の未来を思うと、覚悟を決めないではいられない。
    カバンから手袋をキュッと装着し、マフラーを巻く。
    冬の寒さよ、いざ、尋常に勝負っ!!
    と心の中で叫び外に出ようとした所で後方からマフラーを引っ張られた。
    ……誰だよ、今から俺は目に見えない敵と戦うところだったんだぞ。
    後ろを振り返ると、そこには満面の笑みが出迎えてくれた。



    いろは「せーんぱいっ」


    えへへー、と笑っている一色の顔を見るとつい口元が緩みそうになる。
    そのため、筋肉の緩みそうな顔に力を込め、至極平静を保って一色を見た。



    八幡「……なんだ一色か」

    いろは「なんだってそれ酷いですっ!せっかく先輩の可愛い可愛い彼女が話しかけてるのにっ」

    八幡「仮だけどな」

    いろは「…可愛いのは否定しないんですか?」

    八幡「あ?あっ、いや、それは、まぁ、うん、まぁ…」

    いろは「……」



    つい互いに顔が紅くなる。
    くっ、俺としたことがっ!
    だが一色は実際可愛い。言動はあざといが顔が可愛いのは確かだ。
    大体、ブサイクだとしても本人にそんな事を言えるわけなかろうっ!
    まぁ、俺は紳士だからな。
    紳士的に振る舞う様な相手がいないんだけど…



    八幡「……そ、それで、どうしたんだよ。今日も一緒帰る、か?」

    いろは「……はは、はいっ!もちろんっ!」



    446 :

    第二第三の平塚静を量産してるな

    447 :

    おー、待ってたよー
    おつー

    448 :

    最新刊読んだみんな可愛かった
    いろはすも最高にかわいかった

    449 :

    さきさきはいいこだからそういう勘違いさせるのはやめてあげて……

    450 :

    良いなぁこちとらまだ入荷してないド田舎だよ…
    >>1が可愛いいろはす書いてくれるから我慢できるけど


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