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元スレP「時子、おっぱい揉んでもいいか?」時子「ぶち殺すわよ」
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P「いいじゃないか、減るもんじゃあるまいし」
時子「減るわよ、命がね」
P「おっぱい揉まれただけで死ぬなんて、時子はデリケートだなぁ」
時子「減るのはあんたの命よ」
P「おっぱい揉んだら快楽で死ぬのか、それもありかな」
時子「ないわよ」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1410558272
時子「減るわよ、命がね」
P「おっぱい揉まれただけで死ぬなんて、時子はデリケートだなぁ」
時子「減るのはあんたの命よ」
P「おっぱい揉んだら快楽で死ぬのか、それもありかな」
時子「ないわよ」
SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1410558272
P「時子的には俺に死んでほしくないってことか」
時子「あんたが存在してほしくない的な感じよ」
P「時子は手厳しいなあ」
時子「豚が調子こくからよ。おとなしく従順になるんだったら可愛がってあげるわ、たっぷりとね」
P「いやー、もうお腹いっぱいです。あれで」
時子「まだまだ、あんなもんじゃないわよ。きっとあなたも気に入るわ、あの世界に。だから私に委ねなさい。そして、堕ちなさい」
P「時子は分かりやすいなあ。そんな言いまわししないではっきり言えばいいのに、よこせって」
時子「あんたが存在してほしくない的な感じよ」
P「時子は手厳しいなあ」
時子「豚が調子こくからよ。おとなしく従順になるんだったら可愛がってあげるわ、たっぷりとね」
P「いやー、もうお腹いっぱいです。あれで」
時子「まだまだ、あんなもんじゃないわよ。きっとあなたも気に入るわ、あの世界に。だから私に委ねなさい。そして、堕ちなさい」
P「時子は分かりやすいなあ。そんな言いまわししないではっきり言えばいいのに、よこせって」
時子「……」
P「ま、時子が俺を思い通りに操れるようなるか、時子が諦めて俺に従順になったら時子にあげることにするよ」
P「それはさておき今日も大きな仕事をとってきたんだ。時子の大好きな三浦あずささんと豊川風花さんと大沼くるみちゃんとの夢の共演だぞー」
時子「……」プルプル
P「ん?嬉しくないのか? まあ、いいか、さっさと向かおう」
時子(この男…いつか[ピーーー]…!)
P「ま、時子が俺を思い通りに操れるようなるか、時子が諦めて俺に従順になったら時子にあげることにするよ」
P「それはさておき今日も大きな仕事をとってきたんだ。時子の大好きな三浦あずささんと豊川風花さんと大沼くるみちゃんとの夢の共演だぞー」
時子「……」プルプル
P「ん?嬉しくないのか? まあ、いいか、さっさと向かおう」
時子(この男…いつか[ピーーー]…!)
~約1か月前~
時子「豚がぁ~、何度言ったらわかるの? このあたしをあんな馬鹿みたいな番組に出すなって言ってるでしょうが」
P「すいません、時子様。ですが、時子様があの手のバラエティに出た時の視聴率は大変良くてですね…」
時子「お黙りなさい!」ビシィ!
P「ぶひぃっ!」
時子「豚は豚らしく豚のように私の命令を忠実にこなしていればいいのよ。あんたの意見なんて求めてないわ。分かったら、さっさと私に相応しい仕事をとってきなさい」
P「……」
時子「豚がぁ~、何度言ったらわかるの? このあたしをあんな馬鹿みたいな番組に出すなって言ってるでしょうが」
P「すいません、時子様。ですが、時子様があの手のバラエティに出た時の視聴率は大変良くてですね…」
時子「お黙りなさい!」ビシィ!
P「ぶひぃっ!」
時子「豚は豚らしく豚のように私の命令を忠実にこなしていればいいのよ。あんたの意見なんて求めてないわ。分かったら、さっさと私に相応しい仕事をとってきなさい」
P「……」
時子「なあに?その目は? 私に不満があるの?」
時子「それなら…罰を与えなきゃ…ねえ!」ヒュン!
ガシッ
時子「なっ…!」
P「…ま、こんなところか。あー、痛かった」
時子「…何? どういうつもりよ?」
P「いや、痛かったから」
時子「まだ躾が足りなかったかしら」
P「いいや、もう十分だよ。俺にとっても時子にとってもな」
時子「それなら…罰を与えなきゃ…ねえ!」ヒュン!
ガシッ
時子「なっ…!」
P「…ま、こんなところか。あー、痛かった」
時子「…何? どういうつもりよ?」
P「いや、痛かったから」
時子「まだ躾が足りなかったかしら」
P「いいや、もう十分だよ。俺にとっても時子にとってもな」
時子「あんたにとって? それはつまり私への従順を誓う、という解釈でいいのかしら?」
P「いいや、材料は十分集めたって意味だよ」
時子「…材料? …くっくっく、あんたまさか」
P「ああ、そうだ。そのまさかだよ」
時子「アーッハッハッハ!! このあたしを脅そうっていうの? 全く傑作ね!」
P「そーだなー、でも、これからもっと面白い生活が始まるんだぞー」
時子「くっくっ、あんたの目論見なんて全てお見通しよ。どうせ、そのテレビの横にあるぬいぐるみの中にあるCCDカメラが頼りなんでしょう?」
時子「だけど残念。あたし見ちゃったのよね、あんたがぬいぐるみの中のカメラをいじって映像確認してるところを」
P「いいや、材料は十分集めたって意味だよ」
時子「…材料? …くっくっく、あんたまさか」
P「ああ、そうだ。そのまさかだよ」
時子「アーッハッハッハ!! このあたしを脅そうっていうの? 全く傑作ね!」
P「そーだなー、でも、これからもっと面白い生活が始まるんだぞー」
時子「くっくっ、あんたの目論見なんて全てお見通しよ。どうせ、そのテレビの横にあるぬいぐるみの中にあるCCDカメラが頼りなんでしょう?」
時子「だけど残念。あたし見ちゃったのよね、あんたがぬいぐるみの中のカメラをいじって映像確認してるところを」
P「さーて、今日も綺麗に取れてるかなー」
時子「豚が小さい脳みそを使って頑張ったみたいだけど、そのカメラのデータはあんたが帰る前に毎回消去し…ちょっと」
P「なんだ?」
時子「あんたが持ってるの何?」
P「何ってCCDカメラだけど?」
時子「豚が小さい脳みそを使って頑張ったみたいだけど、そのカメラのデータはあんたが帰る前に毎回消去し…ちょっと」
P「なんだ?」
時子「あんたが持ってるの何?」
P「何ってCCDカメラだけど?」
時子「どこから持ってきたの?」
P「社訓のポスターの裏から」
時子「ぬいぐるみの中にあるじゃない」
P「え、あれはダミーだけど」
時子「え」
P「え」
時子「……」
P「え、まさか時子様ともあろうものが、カメラがあれ一台だけだと思ってたんですか!?」
P「社訓のポスターの裏から」
時子「ぬいぐるみの中にあるじゃない」
P「え、あれはダミーだけど」
時子「え」
P「え」
時子「……」
P「え、まさか時子様ともあろうものが、カメラがあれ一台だけだと思ってたんですか!?」
時子「……」
P「そんでもって、あの時わざと時子様に気付かれるようにカメラを確認、というか取り出してただけですけど、それにも気づいてなかったんですか!?」
時子「……ふん!」ビシィ!!「ふん!」バキィ!
P「ああっ! カメラが!」
時子「豚が、立場をわきまえなさい。この私はあんたごときが図に乗っていい相手じゃ」
P「しゃーねえ、もう一つのよく取れてる方を取ってくるか」
時子「」
P「そんでもって、あの時わざと時子様に気付かれるようにカメラを確認、というか取り出してただけですけど、それにも気づいてなかったんですか!?」
時子「……ふん!」ビシィ!!「ふん!」バキィ!
P「ああっ! カメラが!」
時子「豚が、立場をわきまえなさい。この私はあんたごときが図に乗っていい相手じゃ」
P「しゃーねえ、もう一つのよく取れてる方を取ってくるか」
時子「」
あずさ「私はですね~、お散歩するのが好きでして」
くるみ「ふぇぇっ…一人でお散歩なんてしたらくるみ…」
風花「いいですねえ、私もお散歩はよくしますよ~」
時子「……」イライラ
時子(ほんっっっっっっといらいらするわ、この会話! さっきから似たような会話をいつまで続けてんのよ! これだから、脳に行く栄養が胸に行ってる馬鹿どもは…!)
くるみ「あ、あの…と、時子しゃんは…」
くるみ「ふぇぇっ…一人でお散歩なんてしたらくるみ…」
風花「いいですねえ、私もお散歩はよくしますよ~」
時子「……」イライラ
時子(ほんっっっっっっといらいらするわ、この会話! さっきから似たような会話をいつまで続けてんのよ! これだから、脳に行く栄養が胸に行ってる馬鹿どもは…!)
くるみ「あ、あの…と、時子しゃんは…」
時子「ああん!?」
くるみ「ふぇぇぇぇっ!!! な、なんで怒ってるんでしゅか!」
時子「別に怒ってないけどぉ…?」ニヤリ
くるみ「ひぃぃぃん! やっぱり、おこってましゅ!」
くるみ「ふぇぇぇぇっ!!! な、なんで怒ってるんでしゅか!」
時子「別に怒ってないけどぉ…?」ニヤリ
くるみ「ひぃぃぃん! やっぱり、おこってましゅ!」
P「さすがにくるみが可哀想だったから謝ってきた」
時子「あっそ」
P「まあ、CuPのやつも、こうなることを想定して取ってきた仕事だし、くるみもそこまでダメージを負ってないからいいって言ってたよ」
P「まあ、番組のディレクターさんがかなり喜んでたからそれもあるんだろうけど」
時子「だからなに?」
P「なーに、怒ってるんだよう時子。今回もかなり評判良かったってのに」
時子「別に怒ってないわよ」
P「ならもう一仕事いけるな、さぁグラビア撮影の時間だぞー」
時子「あっそ」
P「まあ、CuPのやつも、こうなることを想定して取ってきた仕事だし、くるみもそこまでダメージを負ってないからいいって言ってたよ」
P「まあ、番組のディレクターさんがかなり喜んでたからそれもあるんだろうけど」
時子「だからなに?」
P「なーに、怒ってるんだよう時子。今回もかなり評判良かったってのに」
時子「別に怒ってないわよ」
P「ならもう一仕事いけるな、さぁグラビア撮影の時間だぞー」
~~~
P「お、良く撮れてるなー。うわ、俺こんなん喰らってたのか、痛そー」
時子「…豚、その映像をどうするつもりよ」
P「んー、豚って誰のことだ? ちゃんと、名前で呼んでくれないと」
時子「ふん、そんなもの一つで舞い上がるような豚だったとわね。あんたには豚なりに光るものがあったから可愛がってきたのに」
時子「私を訴えるならお好きにどうぞ。でも脅されながらアイドルを続けるつもりはないわ。今日でこの事務所からいなくなることにするから」
時子「短い間だったけど、それなりに退屈はしなかったわ。じゃあね、哀れな豚君」
P「なにを言ってるんだ? 俺が時子を辞めさせるわけがないだろう」
P「お、良く撮れてるなー。うわ、俺こんなん喰らってたのか、痛そー」
時子「…豚、その映像をどうするつもりよ」
P「んー、豚って誰のことだ? ちゃんと、名前で呼んでくれないと」
時子「ふん、そんなもの一つで舞い上がるような豚だったとわね。あんたには豚なりに光るものがあったから可愛がってきたのに」
時子「私を訴えるならお好きにどうぞ。でも脅されながらアイドルを続けるつもりはないわ。今日でこの事務所からいなくなることにするから」
時子「短い間だったけど、それなりに退屈はしなかったわ。じゃあね、哀れな豚君」
P「なにを言ってるんだ? 俺が時子を辞めさせるわけがないだろう」
時子「豚が何を一丁前のことをほざいてるのかしら。そんなのあたしの自由であって、あんたに決められることじゃないわ」
P「まあ、その通りだが、俺は時子を辞めさせるわけにはいかないんだ。トップアイドルにするまではな」
時子「あっそ、だからなに? それはあんたの勝手な妄想であって、私が一個人の考えで事務所を辞めることに何の関係もないはずよ」
P「誰も関係があるとは言ってないだろう。ただ、時子を辞めさせる気は無いってだけで」
時子「そ、なら、せいぜいそう思ってなさい。じゃ、社長に話をしてくるから」
P「……二日前の10時頃」
時子「……ああ?」
P「まあ、その通りだが、俺は時子を辞めさせるわけにはいかないんだ。トップアイドルにするまではな」
時子「あっそ、だからなに? それはあんたの勝手な妄想であって、私が一個人の考えで事務所を辞めることに何の関係もないはずよ」
P「誰も関係があるとは言ってないだろう。ただ、時子を辞めさせる気は無いってだけで」
時子「そ、なら、せいぜいそう思ってなさい。じゃ、社長に話をしてくるから」
P「……二日前の10時頃」
時子「……ああ?」
P「ちょうど一週間前の16時半、その二日前の正午過ぎもそうだったかな?」
時子「…何のことよ?」
P「またまた、頭の回転が早い時子様なら分かってるくせに」
時子「……」
P「この事務所に誰もいなかった時間だ。時子なら分かるだろう?」
P「だって、なあ、丁寧に記録まで…」ヒュン!
時子「それ以上喋ったら[ピーーー]わよ?」
時子「…何のことよ?」
P「またまた、頭の回転が早い時子様なら分かってるくせに」
時子「……」
P「この事務所に誰もいなかった時間だ。時子なら分かるだろう?」
P「だって、なあ、丁寧に記録まで…」ヒュン!
時子「それ以上喋ったら[ピーーー]わよ?」
P「ウェイウェイ、俺も怪我は作りたくない。ギブアンドテイクといこうじゃないか」
P「ま、内容は言わなくてもわかるだろ?」
時子(それからというもの、この豚は調子に乗って私を小馬鹿にしたような仕事ばかりを取ってきた)
時子(財前時子、一生の不覚ね。こんな豚になめられるなんて…まあ、いつか殺してやるわけだけど)
時子「それはそうと…」
P「ん?どうかしたか?」
P「ま、内容は言わなくてもわかるだろ?」
時子(それからというもの、この豚は調子に乗って私を小馬鹿にしたような仕事ばかりを取ってきた)
時子(財前時子、一生の不覚ね。こんな豚になめられるなんて…まあ、いつか殺してやるわけだけど)
時子「それはそうと…」
P「ん?どうかしたか?」
時子「何で衣装が全部きぐるみなのよ!」
P「いや、その方が可愛いだろうなーって。わざわざ仁菜に時子に似合うきぐるみをリストアップしてもらったんだぞ? 今度お礼言っておけよ?」
時子「そう、じゃあ、あんたにも今度お礼参りしなきゃねえ」ギリギリ
P「よせやい、照れるぜ」
時子「場所はどこがいい? 薄暗いコンクリート打ちっぱなしの地下室とかどうかしら?」
P「できれば事務所がいいかな。人目につかないとはいえ、勘違いされるのは困る」
時子「あんた…まじで○すからね…?」
P「はいはい、そう言ってるけど、お前が俺をどうにかできた試しがあるか?」
P「いや、その方が可愛いだろうなーって。わざわざ仁菜に時子に似合うきぐるみをリストアップしてもらったんだぞ? 今度お礼言っておけよ?」
時子「そう、じゃあ、あんたにも今度お礼参りしなきゃねえ」ギリギリ
P「よせやい、照れるぜ」
時子「場所はどこがいい? 薄暗いコンクリート打ちっぱなしの地下室とかどうかしら?」
P「できれば事務所がいいかな。人目につかないとはいえ、勘違いされるのは困る」
時子「あんた…まじで○すからね…?」
P「はいはい、そう言ってるけど、お前が俺をどうにかできた試しがあるか?」
P「それにな、俺は何も時子のことを面白がってこんな仕事を取ってきたわけじゃないんだ」
P「この仕事が時子にとって必ず良い方向に転がるはずだ! そう直感してこの仕事を選んだんだ」
時子「……」
P「だから、な? 安心して俺を楽しませてくれ(ゲス顔)」
時子「本音が口と顔からダダ漏れなんだよぉ!」ブチィ!
P「きゃー、時子さん怖い。あ、俺撮影者の方とかに挨拶してくるから、時間になったら着替えて来いよー」スタコラサッサ
P「この仕事が時子にとって必ず良い方向に転がるはずだ! そう直感してこの仕事を選んだんだ」
時子「……」
P「だから、な? 安心して俺を楽しませてくれ(ゲス顔)」
時子「本音が口と顔からダダ漏れなんだよぉ!」ブチィ!
P「きゃー、時子さん怖い。あ、俺撮影者の方とかに挨拶してくるから、時間になったら着替えて来いよー」スタコラサッサ
時子「」ゲッソリ
P「さて、俺はそろそろ帰ろうかな。じゃー、お疲れっす、ちひろさん。自分、今日は早めに上がりたいんで」
ちひろ「はい、お疲れさまでした。事務処理はやっておくので、気をつけて帰ってくださいね」
P「ヒャッホウ!今日のちひろさんはまるで天使だ!サンキューチッヒ!」
ちひろ「何がチッヒよ…」
P「じゃーな、時子! また明日!」
時子「……」
P「さて、俺はそろそろ帰ろうかな。じゃー、お疲れっす、ちひろさん。自分、今日は早めに上がりたいんで」
ちひろ「はい、お疲れさまでした。事務処理はやっておくので、気をつけて帰ってくださいね」
P「ヒャッホウ!今日のちひろさんはまるで天使だ!サンキューチッヒ!」
ちひろ「何がチッヒよ…」
P「じゃーな、時子! また明日!」
時子「……」
時子「……」
ちひろ「さーて、Pさんが置いていったこの手土産片づけなきゃ」
時子「…ねえ」
ちひろ「なに? 時子ちゃん」
時子「ちゃんづけはやめてよ」
ちひろ「なら、Pさんの情報はあげられないわねー」
時子「! し、知ってるの?」
ちひろ「いつものキャラがぶれてるわよ。そんなに慌てなくても」
ちひろ「さーて、Pさんが置いていったこの手土産片づけなきゃ」
時子「…ねえ」
ちひろ「なに? 時子ちゃん」
時子「ちゃんづけはやめてよ」
ちひろ「なら、Pさんの情報はあげられないわねー」
時子「! し、知ってるの?」
ちひろ「いつものキャラがぶれてるわよ。そんなに慌てなくても」
時子「はっ…、コホン、失礼。で、どこまで知ってるの?」
ちひろ「時子ちゃんがPさんをいじめていて、その様子をビデオカメラで撮ってたら偶然時子ちゃんの弱みを握って、Pさんが時子ちゃんを馬車馬のように働かせてるってとこまでは」
時子「…さてはあの豚」
ちひろ「あー、大丈夫よ。時子ちゃんの弱みを握ったのは知ってるけど、それが何なのかは知らないから」
時子「そう、ならいいわ」
ちひろ「そもそも、これはPさんに教えてもらったんじゃなく私が勝手に調べたことだからね」
時子「何で知ってるのよ…というか、所属アイドルが馬車馬のように働かされてるのを知ってるならどうにかしなさいよ」
ちひろ「時子ちゃんがPさんをいじめていて、その様子をビデオカメラで撮ってたら偶然時子ちゃんの弱みを握って、Pさんが時子ちゃんを馬車馬のように働かせてるってとこまでは」
時子「…さてはあの豚」
ちひろ「あー、大丈夫よ。時子ちゃんの弱みを握ったのは知ってるけど、それが何なのかは知らないから」
時子「そう、ならいいわ」
ちひろ「そもそも、これはPさんに教えてもらったんじゃなく私が勝手に調べたことだからね」
時子「何で知ってるのよ…というか、所属アイドルが馬車馬のように働かされてるのを知ってるならどうにかしなさいよ」
ちひろ「あらあら、またも時子ちゃんらしからぬ発言。よっぽど弱ってるのね~」
時子「あなたに頼ってる時点で察しなさい。あなたはこの事務所で二番目に頼りたくない人物なんだから」
ちひろ「えー、ひどいなー。そんなこと言うとぷんぷん、ですよ」
時子「…あんたからはあいつと同じ匂いがするのよね」
ちひろ「私、匂いには気を使ってるんだけどなぁ」
時子「それは本性を現さない、って意味合いの解釈でいいのよね?」
ちひろ「うふふー、なんのことかしらー」
時子「あなたに頼ってる時点で察しなさい。あなたはこの事務所で二番目に頼りたくない人物なんだから」
ちひろ「えー、ひどいなー。そんなこと言うとぷんぷん、ですよ」
時子「…あんたからはあいつと同じ匂いがするのよね」
ちひろ「私、匂いには気を使ってるんだけどなぁ」
時子「それは本性を現さない、って意味合いの解釈でいいのよね?」
ちひろ「うふふー、なんのことかしらー」
時子「…まあ、いいわ。とにかく、あいつのこと教えてよ。タダでとは言わないわ」
ちひろ「ん~、そうねえ、教えたら…」
時子「ドリンク1000本」
ちひろ「えー、私、別にそんなこと時子ちゃんに望ん…」
時子「毎月あいつに買わせる。誓約書を書かせるわ」
ちひろ「…うーん、そおねえ、ちょーっと弱いけど…」
ちひろ「まあいっか、妥協してあげましょう。もちろん、色をつけてもらうけど」
時子「色?」
ちひろ「ん~、そうねえ、教えたら…」
時子「ドリンク1000本」
ちひろ「えー、私、別にそんなこと時子ちゃんに望ん…」
時子「毎月あいつに買わせる。誓約書を書かせるわ」
ちひろ「…うーん、そおねえ、ちょーっと弱いけど…」
ちひろ「まあいっか、妥協してあげましょう。もちろん、色をつけてもらうけど」
時子「色?」
ちひろ「簡単なオプションよお、さっき言ってた対価を私に与えられなかった場合のペナルティを私が決めさせてもらう。それが条件」
時子「内容を聞かせてもらおうかしら。まあ、しくじることは無いだろうけど」
ちひろ「それはね、『時子ちゃんの一番大事なものを私にくれる』でいいかしら?」
時子「いいわよ、別に」
ちひろ「あら、割とすんなり受け入れるのね」
時子「現時点で今一番大事にしてるものは、また手に入れることが出来るからね。むしろ、あなたにプレゼントするようなものよ」
ちひろ「契約成立、ではPさんのことを少しお話させていただきましょうか」
時子「内容を聞かせてもらおうかしら。まあ、しくじることは無いだろうけど」
ちひろ「それはね、『時子ちゃんの一番大事なものを私にくれる』でいいかしら?」
時子「いいわよ、別に」
ちひろ「あら、割とすんなり受け入れるのね」
時子「現時点で今一番大事にしてるものは、また手に入れることが出来るからね。むしろ、あなたにプレゼントするようなものよ」
ちひろ「契約成立、ではPさんのことを少しお話させていただきましょうか」
ちひろ「あの人はね、人の弱みは喜んで探す癖に自分の弱みはとことん見せない人なのよ」
ちひろ「ここに来る前は探偵やってたって言ってたわ。あまり良い思い出じゃないらしいけど」
ちひろ「ま、そこらへんの事情は私も詳しくは知らない。でも、探偵なんて名ばかりのハイエナに過ぎないとも言ってたわ」
ちひろ「依頼されるのは大体浮気調査か身辺調査。人それぞれの大義名分はあるのだけれど、Pさんはそんなことに興味無かった」
ちひろ「だから、依頼者がどうなろうが調査の対象がどうなろうが知ったことではない、と」
ちひろ「依頼された相手の弱みをネタに新しい仕事をとる、そんな日々を過ごしていた、って言ってたわ」
時子「それって…」
ちひろ「ここに来る前は探偵やってたって言ってたわ。あまり良い思い出じゃないらしいけど」
ちひろ「ま、そこらへんの事情は私も詳しくは知らない。でも、探偵なんて名ばかりのハイエナに過ぎないとも言ってたわ」
ちひろ「依頼されるのは大体浮気調査か身辺調査。人それぞれの大義名分はあるのだけれど、Pさんはそんなことに興味無かった」
ちひろ「だから、依頼者がどうなろうが調査の対象がどうなろうが知ったことではない、と」
ちひろ「依頼された相手の弱みをネタに新しい仕事をとる、そんな日々を過ごしていた、って言ってたわ」
時子「それって…」
ちひろ「あ、もちろん法に触れるような真似はしてないって言ってた。あくまで次の商売を打診する、ビジネスしかしてないって」
ちひろ「まあ、でも、人の道からは大きく外れていたらしいわね。弱った相手につけこんだペテン師だった、と」
ちひろ「事務所に入りたての頃はその雰囲気を隠してはいたけど、完全に消し去れてはいなかったわ。まあ、気付いてたのは私だけだけど」
時子「類は友を呼ぶってやつね」
ちひろ「残念、私は人の道からは外れたことは一度もありませんから」
時子「あいつにあんな商売をしておいてよく言うわ」
ちひろ「Pさんは人間じゃなくて獣なのよ。隙を見せたらこちらがやられるわ」
時子「あんたは一体何と戦ってるのよ…」
ちひろ「まあ、でも、人の道からは大きく外れていたらしいわね。弱った相手につけこんだペテン師だった、と」
ちひろ「事務所に入りたての頃はその雰囲気を隠してはいたけど、完全に消し去れてはいなかったわ。まあ、気付いてたのは私だけだけど」
時子「類は友を呼ぶってやつね」
ちひろ「残念、私は人の道からは外れたことは一度もありませんから」
時子「あいつにあんな商売をしておいてよく言うわ」
ちひろ「Pさんは人間じゃなくて獣なのよ。隙を見せたらこちらがやられるわ」
時子「あんたは一体何と戦ってるのよ…」
ちひろ「そんなPさんも今やすっかり丸くなっちゃって、あの頃からは考えられないわ~」
時子「……」
ちひろ「本当よ。今のPさんはあの頃に比べたら、比較にならないほど澄んだ眼をしてる」
ちひろ「昔のあの人は猜疑心の塊みたいな人だったから」
ちひろ「表面では取り繕っていても、考えてることは想像もつかない。何か心の奥に悪しきものを秘めている、そんな印象を受けてたわ」
ちひろ「…きっと今も、少しは残ってるのかもね。たまに冷たい目をしてることがあるもの」
時子「…そんなこと気付きもしなかったわ」
ちひろ「そりゃそうよ、だって時子ちゃんの前ではPさんは本当に楽しんでるもの」
時子「……」
ちひろ「本当よ。今のPさんはあの頃に比べたら、比較にならないほど澄んだ眼をしてる」
ちひろ「昔のあの人は猜疑心の塊みたいな人だったから」
ちひろ「表面では取り繕っていても、考えてることは想像もつかない。何か心の奥に悪しきものを秘めている、そんな印象を受けてたわ」
ちひろ「…きっと今も、少しは残ってるのかもね。たまに冷たい目をしてることがあるもの」
時子「…そんなこと気付きもしなかったわ」
ちひろ「そりゃそうよ、だって時子ちゃんの前ではPさんは本当に楽しんでるもの」
時子「そうね、死ぬほど楽しんでるわ」
ちひろ「そういう意味合いじゃないわよ。Pさんの目、時子ちゃんの話する時すっごく輝いているんだから」
ちひろ「他のアイドルでもそう。今のPさんは人生を楽しんでいるわ、きっと」
時子「…あんたには随分気を許してるのね、あいつは」
ちひろ「最初からそうだったわけではないわ。むしろ、警戒されていると言っていいほどにね」
時子「そりゃあ、あなただもの。あの手の人間が警戒しない方がおかしいわ」
ちひろ「そんなひどいこと言うんだったら、情報提供はこれで打ち止めかなー」
時子「悪かったわ、続けて」
ちひろ「そういう意味合いじゃないわよ。Pさんの目、時子ちゃんの話する時すっごく輝いているんだから」
ちひろ「他のアイドルでもそう。今のPさんは人生を楽しんでいるわ、きっと」
時子「…あんたには随分気を許してるのね、あいつは」
ちひろ「最初からそうだったわけではないわ。むしろ、警戒されていると言っていいほどにね」
時子「そりゃあ、あなただもの。あの手の人間が警戒しない方がおかしいわ」
ちひろ「そんなひどいこと言うんだったら、情報提供はこれで打ち止めかなー」
時子「悪かったわ、続けて」
ちひろ「まあ、Pさんのことを知るために払った代償も大きかったわ。相手の領域に踏み込もうとするんだから、私もデリケートなことを話したし」
時子「なんでそこまでするの? あなたは事務員であいつは同僚、それだけの関係じゃない」
ちひろ「Pさんがアイドルのメンタルケアをするのと同じよ。私も事務員なりに、あの人に気持ちよく働いてもらいたいだけです」
時子「…そう、とんだおせっかいなのね、あなたは」
ちひろ「Pさんにも言われたわ、その言葉。私は効率性を求めてるだけなのに」
時子「あいつに商売をけしかけるための?」
ちひろ「そ♪ よくわかってるじゃない」
時子「なんでそこまでするの? あなたは事務員であいつは同僚、それだけの関係じゃない」
ちひろ「Pさんがアイドルのメンタルケアをするのと同じよ。私も事務員なりに、あの人に気持ちよく働いてもらいたいだけです」
時子「…そう、とんだおせっかいなのね、あなたは」
ちひろ「Pさんにも言われたわ、その言葉。私は効率性を求めてるだけなのに」
時子「あいつに商売をけしかけるための?」
ちひろ「そ♪ よくわかってるじゃない」
時子「あほらし、聞いて損したわ。今の会話に得るものなんて何もないじゃない」
ちひろ「そうかしら? 私は大サービスしてあげたつもりなんだけど」
時子「……」
ちひろ「じゃあ、もう一言だけ。あのね、あの人はペテン師で悪知恵が働いてて性格はお世辞にも良いとは言えないけど」
ちひろ「人の弱みを見つけるのと同じくらい、人の良いところを見つけるのが上手なのよ」
ちひろ「そうかしら? 私は大サービスしてあげたつもりなんだけど」
時子「……」
ちひろ「じゃあ、もう一言だけ。あのね、あの人はペテン師で悪知恵が働いてて性格はお世辞にも良いとは言えないけど」
ちひろ「人の弱みを見つけるのと同じくらい、人の良いところを見つけるのが上手なのよ」
P「みくー、頼むよー」
みく「い・や・にゃ! みくはCuPちゃんの管轄にゃ! これ以上みくのキャラをぶれさせるような仕事はきついのにゃ!」
P「もういいじゃん、みくのキャラはどう考えてもパッションだろ」
みく「だから、そういうこと言うからみくのキャラがぶれるのにゃー! そんなに言われてもみくは自分を曲げ…」
P「前川ぁ!」
みく「い・や・にゃ! みくはCuPちゃんの管轄にゃ! これ以上みくのキャラをぶれさせるような仕事はきついのにゃ!」
P「もういいじゃん、みくのキャラはどう考えてもパッションだろ」
みく「だから、そういうこと言うからみくのキャラがぶれるのにゃー! そんなに言われてもみくは自分を曲げ…」
P「前川ぁ!」
みく「にゃにゃぁ! にゃ、にゃに…?」
P「…よしわかった、みくがそういう態度を取るんだっていうなら…」
みく「な、何をするというのにゃ…?」
P「みくが学校で標準語ぺらぺらどころか、こってこての関西弁で友達との会話にノリノリでツッコミ入れてることをカミングアウトする」
みく「」
みく「すいませんでした、ごめんなさい。どんな仕事でも受けますから許して下さい」
P「僕はみくにゃんを信じてました、だからみくにゃんのファンを辞めます」
みく「何で辞めるのにゃあ! それにそのことを誰から聞いたのにゃあ!」
P「…よしわかった、みくがそういう態度を取るんだっていうなら…」
みく「な、何をするというのにゃ…?」
P「みくが学校で標準語ぺらぺらどころか、こってこての関西弁で友達との会話にノリノリでツッコミ入れてることをカミングアウトする」
みく「」
みく「すいませんでした、ごめんなさい。どんな仕事でも受けますから許して下さい」
P「僕はみくにゃんを信じてました、だからみくにゃんのファンを辞めます」
みく「何で辞めるのにゃあ! それにそのことを誰から聞いたのにゃあ!」
P「さあ! 楽しい楽しい日本全国津々浦々七泊八日新鮮魚介類食べ放題のツアー番組の打ち合わせに向かうぞー!」ズルズル
みく「いやにゃあー!! CuPちゃん、助けてにゃあー!!!」バタン
時子「…あれ見逃がしていいの? 担当アイドルでしょ?」
CuP「大丈夫だよ、俺の了承は得てる。あんなこと言ってるけど、あいつはみくのことをしっかり考えた仕事しかとってきてないからな」
CuP「少なくとも、担当アイドル…ではないが、所属アイドルを泣かすような真似はする奴じゃない」
時子「割と号泣してたけど…」
CuP「それにしても時子ちゃんは雰囲気が変わったね。あいつのおかげかな?」
みく「いやにゃあー!! CuPちゃん、助けてにゃあー!!!」バタン
時子「…あれ見逃がしていいの? 担当アイドルでしょ?」
CuP「大丈夫だよ、俺の了承は得てる。あんなこと言ってるけど、あいつはみくのことをしっかり考えた仕事しかとってきてないからな」
CuP「少なくとも、担当アイドル…ではないが、所属アイドルを泣かすような真似はする奴じゃない」
時子「割と号泣してたけど…」
CuP「それにしても時子ちゃんは雰囲気が変わったね。あいつのおかげかな?」
時子「…嫌でも変わるわよ、あんなやつと一緒にいれば」
CuP「そうやって、すぐ認めるところも。前だったら鞭が飛んできてたよ」
時子「お望みであれば飛ばしていいのよ?」
CuP「遠慮しておこう。それにしてもあいつの扱いに困ってるようだね。何か弱みを握られたのかい?」
時子「……」
CuP「あれれ、図星か。まあ、しょうがない、あいつに弱みを見せてないのは今のところいないだろうからな」
CuP「そうやって、すぐ認めるところも。前だったら鞭が飛んできてたよ」
時子「お望みであれば飛ばしていいのよ?」
CuP「遠慮しておこう。それにしてもあいつの扱いに困ってるようだね。何か弱みを握られたのかい?」
時子「……」
CuP「あれれ、図星か。まあ、しょうがない、あいつに弱みを見せてないのは今のところいないだろうからな」
CuP「いや、ちひろさんは無事か」
時子「あんたも弱みを握られてるの?」
CuP「握られてるというのかは分からんがな。だが、あいつにその気があるなら俺を恐喝する武器にはなるよ」
時子「あいつがその気にならないだけ、ってわけね」
CuP「曲がりなりにも旧友だからな、あいつとは」
時子「そうなの?」
CuP「ああ、この世界に入ったのもあいつに誘われたのが理由さ」
時子「付き合いはいつから?」
CuP「おいおい、どうして俺があいつとの昔話を話さなきゃいけないんだ?」
時子「あんたも弱みを握られてるの?」
CuP「握られてるというのかは分からんがな。だが、あいつにその気があるなら俺を恐喝する武器にはなるよ」
時子「あいつがその気にならないだけ、ってわけね」
CuP「曲がりなりにも旧友だからな、あいつとは」
時子「そうなの?」
CuP「ああ、この世界に入ったのもあいつに誘われたのが理由さ」
時子「付き合いはいつから?」
CuP「おいおい、どうして俺があいつとの昔話を話さなきゃいけないんだ?」
時子「あんたが始めたからよ」
CuP「恥ずかしいから勘弁してくれ。それに俺にだって話したくないことの一つや二つはある」
時子「…じゃあ、どうしてあいつの誘いに乗ったのかを教えて」
CuP「んー…まあ、それぐらいならいいか。時子ちゃんはあいつの性格の悪さを知っているだろう?」
時子「ええ、存分に心得ているわ」
CuP「あいつは今まで人に嫌われることを生業にしてきた部分があるからな。憎まれることを屁とも思っちゃいない」
CuP「だから、あいつはどんなやつにどんな意見でもぶつけることが出来る。顔色をうかがう必要が無いからな。もちろん、時と場合にもよるが」
CuP「正直、その話を切り出された時、事情もあってかなり取り乱したよ。罵声もたくさん浴びせた」
CuP「恥ずかしいから勘弁してくれ。それに俺にだって話したくないことの一つや二つはある」
時子「…じゃあ、どうしてあいつの誘いに乗ったのかを教えて」
CuP「んー…まあ、それぐらいならいいか。時子ちゃんはあいつの性格の悪さを知っているだろう?」
時子「ええ、存分に心得ているわ」
CuP「あいつは今まで人に嫌われることを生業にしてきた部分があるからな。憎まれることを屁とも思っちゃいない」
CuP「だから、あいつはどんなやつにどんな意見でもぶつけることが出来る。顔色をうかがう必要が無いからな。もちろん、時と場合にもよるが」
CuP「正直、その話を切り出された時、事情もあってかなり取り乱したよ。罵声もたくさん浴びせた」
CuP「でもな、あいつはそんな俺を見て大笑いしながら言ってきたんだよ」
CuP「『絶対、お前に向いてる仕事だから』って」
CuP「なんかもうな、その笑顔を見たら力が抜けちまって。こいつはただ単純に俺に儲け話をしに来たように感じてさ」
CuP「あいつは自分が良いと思うことは必ず万人にとっても良いことだと思ってる節がある。まあ、一般的にはこの考え方をしている人は地雷が多いけど」
CuP「あいつが言うことはいつも正しいんだ。というか正しいことしか口に出すことは無い」
CuP「時子ちゃんも身に覚えが無いか? あいつが提案してきてことに納得は出来ないけど正論だなって思ったことは」
時子「…ノーコメントよ」
CuP「『絶対、お前に向いてる仕事だから』って」
CuP「なんかもうな、その笑顔を見たら力が抜けちまって。こいつはただ単純に俺に儲け話をしに来たように感じてさ」
CuP「あいつは自分が良いと思うことは必ず万人にとっても良いことだと思ってる節がある。まあ、一般的にはこの考え方をしている人は地雷が多いけど」
CuP「あいつが言うことはいつも正しいんだ。というか正しいことしか口に出すことは無い」
CuP「時子ちゃんも身に覚えが無いか? あいつが提案してきてことに納得は出来ないけど正論だなって思ったことは」
時子「…ノーコメントよ」
CuP「つまりイエスだな。なあ、時子ちゃん、確かにあいつは性格が悪くて人が弱ってるところを見るのが大好きなクソ野郎だが」
CuP「それはあいつが不器用なだけなんだ、だから大目に見てやってほしい」
CuP「何より、今回の件に関しては時子ちゃんにも比はあるだろ? 俺から見てもあれはキツいぞ。あいつはその後が楽しみすぎてそこまで苦にしてなかったが」
時子「そんなことあんたに言われる筋合いないわ」
CuP「とにかく今回は引いておけ。あいつは時子ちゃんの手に負える相手じゃない」
時子「うるっさいわね! そんなのあたしの勝手でしょ!」
CuP「あっ、おい…ったく」
CuP「それはあいつが不器用なだけなんだ、だから大目に見てやってほしい」
CuP「何より、今回の件に関しては時子ちゃんにも比はあるだろ? 俺から見てもあれはキツいぞ。あいつはその後が楽しみすぎてそこまで苦にしてなかったが」
時子「そんなことあんたに言われる筋合いないわ」
CuP「とにかく今回は引いておけ。あいつは時子ちゃんの手に負える相手じゃない」
時子「うるっさいわね! そんなのあたしの勝手でしょ!」
CuP「あっ、おい…ったく」
時子「……」
時子(何よ、どいつもこいつも! あんなにあのクソ野郎が好きなわけ!?)
時子(気に入らない…ますますあいつを堕としたくなったわ)
時子(壊し、治してまた壊す…そうしてあいつを私なしでは生きられない体に…)
P「おーう、時子。ここにいたか。この後のスケジュール分かってるよな?」
時子「……」
P「…おい、時子、何シカトしてんだよ」
時子(何よ、どいつもこいつも! あんなにあのクソ野郎が好きなわけ!?)
時子(気に入らない…ますますあいつを堕としたくなったわ)
時子(壊し、治してまた壊す…そうしてあいつを私なしでは生きられない体に…)
P「おーう、時子。ここにいたか。この後のスケジュール分かってるよな?」
時子「……」
P「…おい、時子、何シカトしてんだよ」
時子「……」
P「おい」
時子「…うるさ」バァン!!
時子「!…」
P「どうしてイラついてるかは知らないが、いい加減にしておけよ」
P「これから仕事だ。お前が裏でどんな態度してようが知らないがな」
P「お前はアイドルだ。それを肝に銘じとけよ」
時子「っ……」
P「おい」
時子「…うるさ」バァン!!
時子「!…」
P「どうしてイラついてるかは知らないが、いい加減にしておけよ」
P「これから仕事だ。お前が裏でどんな態度してようが知らないがな」
P「お前はアイドルだ。それを肝に銘じとけよ」
時子「っ……」
ちひろ『表面では取り繕っていても、考えてることは想像もつかない。何か心の奥に悪しきものを秘めている、そんな印象を受けてたわ』
ちひろ『…きっと今も、少しは残ってるのかもね。たまに冷たい目をしてることがあるもの』
P「……」
時子「…っは、どの口が言ってるのよ」
P「…だな、俺も人のこと言えねえわ。担当アイドルにこんな面見せておいて」
時子「まったくよ。他のアイドルが今のあんたの目を見たら人間不信になるレベルよ」
P「どうにかしたいんだけどな」
時子「でも、今のあんたの方があたしは好きよ?」
ちひろ『…きっと今も、少しは残ってるのかもね。たまに冷たい目をしてることがあるもの』
P「……」
時子「…っは、どの口が言ってるのよ」
P「…だな、俺も人のこと言えねえわ。担当アイドルにこんな面見せておいて」
時子「まったくよ。他のアイドルが今のあんたの目を見たら人間不信になるレベルよ」
P「どうにかしたいんだけどな」
時子「でも、今のあんたの方があたしは好きよ?」
P「お、愛の告白か? 残念だが俺は担当アイド」
時子「それでこそ、堕としがいがあるってもんでしょ」
P「……」
時子「…なによ、急に黙り込んで」
P「いや、時子は俺と似てるなと思ってな」
時子「いまさら何よ、あんたも私も他人の苦しむ姿を見て喜ぶサド野郎でしょ?」
P「俺はサドじゃないよ」
時子「頭沸いてるの? 誰がどう見たってあんたはサドよ」
P「…俺はな、時子」
時子「それでこそ、堕としがいがあるってもんでしょ」
P「……」
時子「…なによ、急に黙り込んで」
P「いや、時子は俺と似てるなと思ってな」
時子「いまさら何よ、あんたも私も他人の苦しむ姿を見て喜ぶサド野郎でしょ?」
P「俺はサドじゃないよ」
時子「頭沸いてるの? 誰がどう見たってあんたはサドよ」
P「…俺はな、時子」
~~~
スタッフ「もうすぐ撮影始まりますんで、今しばらくお待ちください」
時子「のろい豚どもね。このあたしが足を運んであげてるんだから、ぐずってんじゃないわよ」
スタッフ「ああ…時子様の罵倒…」ハァハァ
時子「……」
時子(何よあの沈黙は…黙ってどっか行ったかと思うと、道中の車の中ではいつもの調子に戻るし)
番組P「いやー、時子ちゃん、よく来てくれたねー」
時子「…!」
時子(こいつか…あいつが言ってたセクハラ野郎は)
スタッフ「もうすぐ撮影始まりますんで、今しばらくお待ちください」
時子「のろい豚どもね。このあたしが足を運んであげてるんだから、ぐずってんじゃないわよ」
スタッフ「ああ…時子様の罵倒…」ハァハァ
時子「……」
時子(何よあの沈黙は…黙ってどっか行ったかと思うと、道中の車の中ではいつもの調子に戻るし)
番組P「いやー、時子ちゃん、よく来てくれたねー」
時子「…!」
時子(こいつか…あいつが言ってたセクハラ野郎は)
~~~
P「時子、この後の仕事だけどな、俺はあまり取ってきたくなかった仕事だ」
時子「ああん? 何よ、だったら取ってこなければいいでしょうが」
P「でも、あそこの局の仕事は今取っておきたい。それが多少リスクを背負っていてもな」
時子「で、何が問題なのよ」
P「番組のプロデューサーがセクハラおやじだ」
時子「そんな男、私が玉を握りつぶしてやるわ」
P「できればそうしてもらいたい。なにより俺も二度と顔を合わせたくないからな。一生ベッドから起きられなくなる程度のコースで頼みたいところだが」
P「残念ながら、こいつのご機嫌はとっておかないと、後々面倒くさいことになる」
P「時子、この後の仕事だけどな、俺はあまり取ってきたくなかった仕事だ」
時子「ああん? 何よ、だったら取ってこなければいいでしょうが」
P「でも、あそこの局の仕事は今取っておきたい。それが多少リスクを背負っていてもな」
時子「で、何が問題なのよ」
P「番組のプロデューサーがセクハラおやじだ」
時子「そんな男、私が玉を握りつぶしてやるわ」
P「できればそうしてもらいたい。なにより俺も二度と顔を合わせたくないからな。一生ベッドから起きられなくなる程度のコースで頼みたいところだが」
P「残念ながら、こいつのご機嫌はとっておかないと、後々面倒くさいことになる」
時子「何が起こるのよ?」
P「まず主要テレビ局のほとんどには出禁喰らうだろうな」
時子「まあ、とんでもないエロ親父だこと」
P「現にあいつの夜の誘いを断った女子アナはことごとく依願退職してるからな。文字通り穴としてしか見てないってわけだ」
時子「ドヤ顔で言ってんじゃねーよ、うまくねーわよ」
P「まず主要テレビ局のほとんどには出禁喰らうだろうな」
時子「まあ、とんでもないエロ親父だこと」
P「現にあいつの夜の誘いを断った女子アナはことごとく依願退職してるからな。文字通り穴としてしか見てないってわけだ」
時子「ドヤ顔で言ってんじゃねーよ、うまくねーわよ」
番組P「どうやらドSキャラで売ってるみたいなんだが、それは素なのかね?」
時子「…ええ、そうよ。キャラを作ってまでやるほどのものではありませんから」
番組P「やるほどのものではない、とは何のことかね?」
時子「アイドルに決まっているでしょう」
番組P「…ほうほう、なるほどねえ。アイドルにそこまで思い入れは無いと」
時子「ええ、そうです。単なる暇つぶしにすぎません」
番組P「暇つぶし…か、くっくっく」
時子「…ええ、そうよ。キャラを作ってまでやるほどのものではありませんから」
番組P「やるほどのものではない、とは何のことかね?」
時子「アイドルに決まっているでしょう」
番組P「…ほうほう、なるほどねえ。アイドルにそこまで思い入れは無いと」
時子「ええ、そうです。単なる暇つぶしにすぎません」
番組P「暇つぶし…か、くっくっく」
時子「お話はそれだけでしょうか? でしたら、私スタッフと打ち合わせが」
番組P「私はね、強い女性が大好きなんだよ。何故だかわかるかい?」
時子「…見当もつきません」
番組P「馬鹿みたいな女の鼻っ柱を折る瞬間が爽快でね。やめられないんだ」
時子「……」
番組P「私はね、強い女性が大好きなんだよ。何故だかわかるかい?」
時子「…見当もつきません」
番組P「馬鹿みたいな女の鼻っ柱を折る瞬間が爽快でね。やめられないんだ」
時子「……」
何故か分からないがちひろさんとの約束が悪魔の取引にしか聞こえない…
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