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    元スレ京太郎「ホームレスになった……」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★
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    251 = 1 :

    ……

    明華「ここは……?」

    京太郎「カラオケです」

    京太郎「明華さん、インターハイの時以来、歌ってないんでしょう?」

    明華「はい……」

    京太郎「だから、今日はここで思いっきり歌いましょう。そうすればきっと、いつもの調子がでます。それに……」

    明華「それに?」

    京太郎「俺も久しぶりに、明華さんの歌を聞きたいですからね」

    明華「京太郎……わかりました。今日は思いっきり歌いますよ!」

    京太郎「はい、朝まで付き合いますよ!」


    ……

    明華「はー、沢山歌って、とても楽しかったです」

    京太郎「俺も、明華さんが元気になってよかったです」

    明華「……京太郎さん、少し屈んでください」

    京太郎「……?こうですか?」

    明華「はい。そのまま……」

    252 = 1 :







    チュッ






    京太郎「」

    明華「///」

    京太郎(や、柔らかい感触が唇に……///)

    京太郎「こ、これはあれですね。東欧人は挨拶がわりや感謝の印のスキンシップにキスという文化が……」

    明華「ち、違います……。これは、愛情の印です」

    明華「私、京太郎さんの事が、大好きですから///」

    京太郎「明華さん……」



    ギュッ



    明華「き、京太郎さん///」

    京太郎「俺、とても嬉しいです」

    京太郎「初めて明華さんを見て、とても綺麗な人だと思って……そんな素敵な人に優しくしてもらって、こうして……」

    京太郎「俺、今とても幸せです」

    明華「……はい。私も、です」

    明華「ずっとそばにいてください、京太郎さん」ニコッ

    253 = 1 :

    ……

    半年後

    明華「それにしても良かったですね」

    京太郎「はい。臨海女子の警備員に就職できたおかけで、寝るところも用意してもらえたし、まともに生きていけます」

    明華「それもですけど……」

    京太郎「?」

    明華「これで、京太郎さんが近くにいられますから///」

    京太郎「明華さん……///」

    明華「この冬休み、私はフランスに帰省するんです。ですから……」

    明華「京太郎さんも来てください。母に、あなたを紹介したいですから」ニコッ



    カン!

    254 = 1 :

    終わり。話がだんだん短くなってる気がする

    255 :

    乙~

    明華はかわいい

    256 :



    咲は過去話出たらその学校ってそこで負けるよね

    257 :



    情報ばらしてフェアプレイ崩すより本気で応援するって行くかと思ったけど清澄優先ってことになっちゃったか

    258 :



    >>256
    咲さんを死神か何かみたいにいうのは止めるんだ

    259 = 1 :

    >>257
    船Q「事前に情報<データ>を集めて対策して対抗策を練る事のどこがアンフェアや。むしろ勝つために来てるのに対抗策無しでいくのは怠慢や」

    260 :

    船Qが男釣って情報収集をしていた可能性……?

    261 :

    集める側とばらす側じゃまた違うけどな

    清澄の情報引き出そうと京太郎に近づくところから始まる船Qルートとな?

    262 :

    選択肢で情報を教えるを選んでた場合ストーリーにどんな変化があったんだろ?

    263 = 1 :

    書きかけてたんで西東京もやっちゃいます

    >>262
    そん時は京太郎のおかげで部長に勝つ
    その後、天空編に突入する

    264 :

    この際だから全部分岐解説すると

    >>82
    どのキャラ選んでも清澄のみんなに報告され、みんながやってきて清澄に帰ることになる
    それまでの会話が変化する

    >>95
    どれも同じ

    >>177
    長野→京太郎の母校に泊まりモモと遭遇。その後帰還
    鹿児島→ロリ女仙人達に力を貸してもらって帰るが、その為にはなんか試練の洞窟的なのに挑む。その後帰還
    北海道→成香、揺杏、爽達と天神小学校に迷い込み、その後帰還
    岩手→豊音村に迷い込み、廃病院でホラー体験、その後帰還
    その他→その県の代表校の誰かの幼い頃と遭遇し、その子の悩みを解決して帰還

    >>233
    部長の情報を教える→京太郎のおかげで明華が部長に勝利。その後即興でなんか考えた短いエピソード挟んで普通にハッピーエンド
    部長の情報を教えない→ショックで明華が引きこもり、京太郎が救い出す

    265 = 258 :

    天神小とかなにそれ見たい

    266 = 1 :

    前回までのあらすじ
    ゆみ「大それた真似……?卑怯な輩には私の槍槓をぶち込んでやるのが礼儀でな」

    267 = 1 :

    東京

    京太郎「東京なら大都会だから、ホームレスでも暮らしていけるに違いない」

    京太郎「ほら、川の向こうを見ればホームレスハウス。公園のあっちもホームレスハウス」

    京太郎「よし……。なんか生きる自信が湧いてきたぞ!」


    「……」フラフラ


    京太郎「なんだあの人……?」


    「あかん……私病弱やから……」フラフラ

    268 = 1 :

    京太郎「あ、あの……大丈夫ですか?救急車呼びましょうか?」

    「大丈夫じゃない……。でも救急車はいらない。代わりに……」

    京太郎「代わりに?」

    「お菓子食べたい。お菓子成分が足りなくて倒れそう」

    京太郎「」


    ……

    「ありがとう」モグモグ

    京太郎「貴重な食料が……ていうかなんで公園でフラついてたんですか?」

    「お菓子買いに行こうと思って外に出たら道に迷った」モグモグ

    京太郎「地元で道に迷うんですか……まるであいつみたいだ……」

    京太郎「ん……?ていうかあなた、よく見たら宮永照さんじゃないですか?」

    「うん。なんで知ってるの?」モグモグ

    京太郎「そりゃインハイチャンプですからね。それにあいつも照さんの事よく話してたしなぁ」

    「あいつ……?ああ、そういうこと」モグモグゴックン

    「私についてきて」スクッ

    京太郎「へ?」

    「私の高校……白糸台に行く」トテトテ

    京太郎「えっ、なんで……ていうかそっちは逆方向ですよ!照さーん!」

    269 = 1 :

    白糸台部室

    「どうして照を一人で買い物に行かせたんだ!」

    誠子「すいません……一人で行くって聞かなくて……」

    尭深「後をつけたけど、見当違いの方向に行きまくるせいで見失った……」ズズ

    「まずいぞ……このまま放っておくと沖縄まで行ってしまうかもしれない……」

    「この前なんか青森で発見されたもんねー」

    「ただいま」ガチャ

    誠子「!?」

    「照が一人で帰ってきた!?」

    京太郎「し、失礼しまーす……」

    「ああ、その人に案内してもらったのか」

    尭深「その人誰ですか……?」

    「聞いて驚け。この人は淡の双子のお兄ちゃん」

    京太郎「……は!?」

    「……えええぇぇぇ!?」

    270 = 1 :

    「おい照、何をトチ狂った事言ってるんだ。大星に兄がいるなんて話聞いたこと無いぞ」

    「髪の毛が淡と同じ色だし、さっきあいつが私の事をよく話してたって言ってた」

    「つまり私の事をよく話せるような、私の身内で金髪と言えば淡だけ。だからこの人は淡の双子の兄弟に違いない」フンス

    尭深「お茶飲む……?」

    誠子「ありがとう」

    京太郎「この人、インハイチャンプの宮永照さんですよね……?同姓同名のそっくりさんとかじゃなくて」ヒソヒソ

    「あー、信じられない気持ちはわかるよ。私も最初はびっくりしたもん」ヒソヒソ

    「ほら、あんなに仲が良さそう」

    京太郎「ち、違います!俺があなたの事を聞いたのはさk……」

    京太郎(はっ……!咲は、お姉さんに嫌われてるって言ってた……。ここで咲の名前を出したら、気まずい空気になる……)

    「さ……?」

    京太郎「さ……察しの通り、妹の淡です。俺の名前は大星京太郎です」

    「えええぇぇぇ!?」

    尭深「」ブフゥッ

    誠子「うわ、汚な!」

    「ば、馬鹿な……」

    「やはり私の推理に間違いない……」フンス

    「ち、違うよ!こんな人、私の兄じゃ……」モガモガ

    京太郎「今だけでいいから話を合わせてくれ!」ヒソヒソ

    「んー!」モガモガ

    「淡、兄妹に対してそんな事言っちゃ駄目」

    「私のところは、もう関係がねじれ過ぎちゃってるから……せめて淡達には、仲の良い兄妹でいて欲しい」シュン

    「……」

    京太郎「……」

    271 = 1 :

    京太郎「な、照さんはちょっと兄弟姉妹に関して、ややこしい事情があるんだよ……今だけでいいから」ヒソヒソ

    「うん……わかった」ヒソヒソ

    「お兄ちゃん!」ガバァ

    京太郎「妹よ!」ダキッ

    「うん。やっぱり兄妹は仲がいいのが一番」

    尭深「淡ちゃんに兄妹いるって話聞いたことある?」

    誠子「さあ?」

    「……」


    ……

    「というわけで今日の部活は終わりだ。大星兄、倉庫の片付けありがとう」

    京太郎「いえ、これくらいなら慣れてますから」

    「菫、私はガンダム見ないといけないから先に帰る。それじゃ」バタン

    「……で、本当のところ、君は誰なんだ?」

    京太郎「あ、やっぱりバレてましたか」

    「照の家庭の事情はあらかた聞いているからな。おそらく君もあいつに気を使ったんだろう」

    「そして照は君のことを知らないようだし、恐らく照と照の事情の事を聞いたのは、妹の宮永咲。違うか?」

    京太郎「はい、その通りです。咲と俺は幼馴染なんです」

    「スミレすっごーい!」

    尭深「宮永先輩とは大違い……」ズズ

    272 = 1 :

    誠子「でも宮永咲は長野の清澄なのに、なんで京太郎君がここにいるの?」

    京太郎「それは……その、一家離散してホームレスになって、とりあえずなんとかなりそうな東京に来たんです」

    誠子「ご、ごめんなさい……」

    京太郎「いえ、いいんですよ……。社会のしがらみから離れれるのもいいですし、ダンボールハウスも寝心地は悪くないですから……はは……」

    尭深「無理してる……」ズズ

    「うーむ、だがそれは困るな」

    「どうしてー?」

    「照は京太郎を、大星……淡のお兄さんだと完全に誤解している。そしてその誤解も正そうとしても、自分と重ね合わせて、京太郎を淡が毛嫌いしてるだけだと思ってしまう」

    「スミレが私を名前で呼んでくれた!」ワーイ

    「……話を続けるぞ。とにかく誤解は解けない。そしてホームレス生活してる京太郎を照がみたら……」

    尭深「兄妹不仲と思う……」ズズ

    「そう。そうなったらまた七面倒臭いことになるし、最悪、照の方も落ち込むかもしれない」

    京太郎「そんな……じゃあどうすればいいんですか俺は」

    273 = 1 :

    「うーん、君には悪いがここから遠く離れたところで生活して貰って、照には大星兄は火星にコロニー建造のアルバイトに行ってるとでも言えばいいんだが……」

    京太郎「そんな嘘に騙されるんですか……」

    「騙される」

    「騙されるよ」

    誠子「騙されるね」

    尭深「騙される……」ズズ

    「だがこれはある種チャンスだ」

    「どういうこと?」

    「このまま京太郎にはチーム虎姫の助っ人として居座ってもらって、部室内で淡と仲のいい兄妹を演じてもらう」

    「それを見ることで、照の中で何かが変わり、妹とさんとの不仲が直るかもしれない」

    誠子「おお……」

    尭深「なるほど……」

    「さっすがスミレ!」

    「君には申し訳ないが、この作戦に協力してもらえないか?」

    京太郎「悩むまでもありませんよ。それで咲がお姉さんと仲直りできるなら……喜んで協力させてもらいます」

    誠子「即決か」

    尭深「男前」ズズ

    「ありがとう、京太郎」

    誠子「じゃあ京太郎はどこに住むんですか?」

    「それが問題だな……。私と亦野は寮だし、淡と尭深のどちらかか」

    尭深「私の家は広いから、問題ない……」ズズ

    「私も一人暮らしだから大丈夫だよー」

    「すまないな二人とも。京太郎、どっちにする?個人的には兄妹で住む設定の方が都合がいいから、淡の家の方がいいが……」

    京太郎「うーん、俺は……>>276


    大星淡の家に住む
    渋谷尭深の家に住む

    274 = 258 :

    淡の家に住む

    275 :

    あわあわ

    276 :

    大星家

    277 = 1 :

    あわあわルートか……

    さて、本気入れて書くかな

    278 = 256 :

    しまった出遅れた

    279 = 261 :

    菫も言ってるけどこの流れなら淡だよな

    280 :

    >>264
    今さらだが北海道だけガチで ヤバイところに行かされるんですがそれは

    281 = 261 :

    天神小は見てみたかったな、岩手のホラー体験も面白そうだけど

    282 :

    ホームレスの美少年を一人暮らしの女子高生が拾う。
    少女マンガってかレディコミみたいな展開に

    283 = 1 :

    そいやタイトルも入れ忘れてた

    第一話:ホームレス姫
    第二話:時をかける男女
    第三話:風神の公園のミョンファン

    284 = 258 :

    一話のタイトル見て段ボールプリンセス思い出した

    285 = 1 :

    京太郎(流石に年上の人といると委縮するしな……)

    京太郎「すいません、大星さん。お願いできますか?」

    「同い年だから敬語じゃなくていいよー。あと兄妹って設定だし、淡って呼んでね」

    京太郎「わかった。頼む、淡」

    「うん、よろしくねキョータロー。それともお兄ちゃんの方がいいかな?」

    「照の前で名前で呼んでも困るし、お兄ちゃん呼びの方がいいだろう」

    誠子「ごめん、京太郎君。宮永先輩が妹さんと仲直りできるまででいいんだ。迷惑かけるね」

    京太郎「いえ。俺の方こそ寝床が用意されますから、願ったり叶ったりです」

    尭深「お礼にこれあげる……」つお茶

    京太郎「ありがとうございます渋谷さん……うわ、すごく美味しい」

    尭深「それが自慢……」ニコッ

    京太郎「キャラ違いますよ……」

    「とにかく、京太郎。しばらく手間をかける……いや本当に」

    京太郎「……?別に構いませんよ。部内の雑用は慣れてますから」

    「それだけではないんだが……(ボソッ」

    京太郎「???」



    京太郎「ホームレスになった……」
    SEQUENCE 04 淡とあわあわと照隠し


    286 = 1 :

    あわあわのおうち

    「ただいまー!」

    京太郎「おかえりー……って家に誰もいないだろ」

    「えっ?たまに壁の中から女の子の声で『お帰り』って答えてくれてるよ?」

    京太郎「……なあ淡。ここ家賃いくらだ?」

    「五千円」

    京太郎(渋谷さんの家にすればよかった……)

    京太郎「おじゃましまーす」

    京太郎(そういえば咲以外の女の子の部屋に入った事ってないな……)

    京太郎(なんか少しワクワクする……)

    京太郎「汚!」

    京太郎(服は脱ぎ散らかしてあるしゴミ袋は溜まっるし、お菓子やジュースのゴミが散乱してるし……ベッドから風呂、トイレ、玄関までの道筋しか物が無いところが無い……)

    「うーん、どうしても一人だと、整理整頓とか片付けとかゴミ出しとか億劫なんだよねー」

    京太郎「……とにかく、まずは部屋を片付けるぞ」

    「ラジャー!……あ、お兄ちゃん。言い忘れてた事があるんだけど」

    京太郎「?」

    「お兄ちゃんがウチに住むんなら、守って欲しいルールが幾つかあるんだ」

    京太郎「まあ、それくらいは当然だよな。なんだ?」

    「まず、午前零時と午前二時から三分間は絶対にトイレに行かない事、誰もいないのにトイレやお風呂の電気が点いてても絶対消したり中に入ったりしない事」

    「押入れの天井は開けれるけど絶対に開けない事、寝てる時に目が覚めても天井を十秒以上見つめないこと、押入れは絶対に隙間を開けずにぴっちり閉めること、夜中に壁を叩く音が聞こえても絶対に声を出したりしない事」

    「これだけ守ってくれればいいよ」

    京太郎「」

    287 = 1 :

    ……

    京太郎「ふー、なんとか片付いた」

    京太郎(下着とかも片付けたが、途中に見かけた人型のシミとか御札とかでなんかもうそれどころじゃなかったな……)

    「ありがとう、お兄ちゃん。ご飯できてるよ」

    京太郎「おっ、早いな。何を作ったんだ?」

    「はいこれ」つピリ辛宥ヌードル

    京太郎「……晩ご飯ってこのカップ麺か?」

    「そうだよー」ズルズル

    「もしかしておもち入り玄ヌードルか、唐翌揚げ絹ードルの方がよかった?」チュルン

    京太郎「……お前の晩飯って毎晩カップ麺なのか?」

    「うん。安いし早く作れるもん」

    京太郎「お前そんなのばっか食べてるから髪の毛がラーメンみたいになってるんだぞ」

    「ひどい!ラーメンが髪の毛みたいってラーメンに謝って!」

    京太郎「怒るとこそこなのか……。とりあえず明日は食材買いにいくぞ」ズルズル

    「はーい」ズルズル


    ……

    「お湯張ったよー。先に入る?後に入る?」

    京太郎「後でいいよ。家主の淡が先に入れよ」

    「うん!」

    ……

    「でたよー」

    288 = 1 :

    「でたよー」

    京太郎「おーう……って、全然髪の毛乾かしてないじゃないか」

    「だって面倒くさいんだもん」

    京太郎「ほら、そこに座れ。俺が乾かしてやる」ドライヤーブイーン

    「はーい」

    ワッシャワッシャ

    「……本当にお兄ちゃんがいたら、こんな感じなのかな?」

    京太郎「さあな。俺は妹がいたことがないからわからん」

    「私もお兄ちゃんがいたこと無いからわかんないや」

    京太郎「……ほら、乾かせたぞ」

    「ありがとう、お兄ちゃん」

    京太郎「それじゃあ、俺は風呂入ってくる」

    「言ってらっしゃーい」


    ……

    京太郎「出たぞー……って、テレビ見たまま座椅子で寝てやがる」

    京太郎「仕方ない。ベッドに運んでやるか」

    「ZZZ……」

    京太郎「 お腹出して……寝相悪いなこいつ」

    「むにゃむにゃ……もう食べられないよ……ZZZ」

    京太郎「ベタな寝言を……。さて、俺も寝るか」

    京太郎「電気を消して、ベッドの横の床に布団をしいて……」

    京太郎「……そういえばベッドの下っていう都市伝説があったな……なんかよくないものを見てしまうかもしれん……」

    京太郎「……淡のベッドって結構大きいな」

    「ZZZ……」


    >>291
    淡といベッドで寝る
    床で寝る

    289 = 261 :

    290 = 275 :

    291 :

    油化

    292 :

    淡をヌルヌルでもするのか

    293 :

    幽霊ルートワンチャンあるか

    294 = 261 :

    床で寝ようとしたらなんかべとべとしてたんじゃね?(適当)

    295 = 258 :

    なんかガチで見てはいけないものを見そうで怖い

    296 :

    なんでホラーになってるんですか(震え声)

    297 :

    前回までのあらすじ

    仁美「いけ、銀河眼の光子竜!」

    「すばら!」

    298 = 1 :

    京太郎(流石に女の子と同じベッドで寝るのはマズイな。床で寝るか)

    京太郎(……天井やベッドの下から物凄く視線を感じるが、絶対に目を開けないぞ)


    ……

    ゴソゴソ

    京太郎(ZZZ……ん……?淡……?)

    トテトテ

    京太郎(台所に行った……。喉でも渇いたのか?)

    ピチャ…ピチャ…

    京太郎(……何かを舐める音がする……。何してるんだ?)

    京太郎(ちょっと覗いてみるか)ソーッ

    ピチャ…ピチャ…

    京太郎(あれは……油?)

    京太郎「おい淡……なんでそんなもな舐めてるんだよ……」

    「……」クルッ

    京太郎「!?」

    京太郎(な、なんだ……淡いの頭に猫の耳が……それにあの目、どうみても人間の目じゃない……!)

    淡?「み~た~な~」

    京太郎「……!」

    299 = 1 :

    京太郎(俺の本能が言ってる……。逃げないと!)

    京太郎(けどこんな状態の淡を放って置いていく事は……)

    淡?「フカーッ!」バッ

    京太郎(マズイ!)

    ガブッ

    京太郎「ぐっ……うあああぁぁぁ!!」

    京太郎(腕を噛まれた!痛い痛い痛い……!なんて顎の力だ!人間の力じゃない!)

    淡?「フーッ!」

    京太郎(そうだ、確か夕方に片付けをした時、ここに包丁が!)

    京太郎(あった!)ガシッ

    京太郎「この……!」ブンッ

    淡?「……!!」

    京太郎「……!」ギリッ

    京太郎(駄目だ……様子がおかしくても淡の身体を傷つけるなんて事、できない……)ポトッ

    淡?「……」

    京太郎「頼む……淡に身体を、返してやってくれ……」

    淡?「……」

    京太郎(ぐっ……聞く耳無しか……)

    京太郎(あまりの痛みに、意識が朦朧としてきた……)

    京太郎「……」ドサリ

    300 = 1 :

    ……

    「お兄ちゃん!朝だよ、起きて!」

    京太郎「うっ……朝か……ここは、布団……?」

    京太郎(俺は台所で倒れたハズ……。昨日の出来事は夢だったのか?)

    京太郎「ぐぅっ……!!」

    「どうしたのお兄ちゃん?」

    京太郎「俺の右腕が……」

    京太郎(痛い……!やっぱり昨日の出来事は夢じゃなかったんだ!)

    「それちゅーにびょーってやつ?タカミーが言ってたよ。包帯まで巻いちゃってさ」

    京太郎「包帯……?」

    京太郎(昨日の噛まれた痕の手当てがしてある……。一体どういうことだ?)

    「それより朝ご飯だよ!」

    トマト、ハム一切れ、ミネラルウォーター、砂糖と塩ひとつまみ

    京太郎「……お前こんな食事だから大きくならないんだぞ」

    「ひっどーい!そのうちスミレよりおっきくなって、タカミーよりもおっきくなるもん!」

    京太郎「期待せずに待ってるよ」


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